JPH0370313B2 - - Google Patents

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JPH0370313B2
JPH0370313B2 JP60011178A JP1117885A JPH0370313B2 JP H0370313 B2 JPH0370313 B2 JP H0370313B2 JP 60011178 A JP60011178 A JP 60011178A JP 1117885 A JP1117885 A JP 1117885A JP H0370313 B2 JPH0370313 B2 JP H0370313B2
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JP
Japan
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thin film
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rotary
center
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JP60011178A
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JPS61170970A (ja
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Toshio Kaneshiro
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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Priority to US06/821,704 priority patent/US4661875A/en
Priority to DE8686300492T priority patent/DE3680001D1/de
Priority to EP86300492A priority patent/EP0191567B1/en
Priority to DE198686300492T priority patent/DE191567T1/de
Publication of JPS61170970A publication Critical patent/JPS61170970A/ja
Publication of JPH0370313B2 publication Critical patent/JPH0370313B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、情報信号を高い記録密度で記録再生
できるようにした回転型記録媒体に関する。
(従来技術) 近年、色々な技術分野において情報信号の高密
度記録再生が必要とされるようになり、例えば、
磁気記録再生方式、光学的記録再生方式、光磁気
記録再生方式、その他の従来から良く知られてい
る各種の記録再生方式によつてそれの実現が図か
られているのは勿論のこと、最近では電磁波や電
界、電流の印加、加熱などによつて非晶質状態か
ら結晶状態への相変化、または結晶状態から非晶
質状態への相変化が生じるような材料によつて記
録層が構成されている記録媒体が書換えの可能性
もある、ということで注目されており、このよう
な記録媒体を用いた情報信号の高密度記録再生方
式についての実用化研究も盛んに実施されて来て
いる。
さて、採用されている記録再生方式がどうであ
つても、情報信号の記録再生に際して使用されて
いる情報記録媒体と記録再生素子との相互の関係
は、所定の関係になされていなければならないこ
とはいうまでもないのであり、例えば、採用され
ている記録再生方式が磁気記録再生方式の場合の
ように、情報信号の記録再生時に使用されるべき
記録再生素子が、記録媒体に良好な接触状態で接
触していることが必要とされる場合には、記録媒
体として用いられる磁気記録媒体と記録再生素子
として使用される磁気ヘツドとが良好な接触状態
となされていなければならない。
ところで、従来、磁気記録再生方式において使
用されている磁気記録媒体としては、テープ状の
もの、シート状のもの、円盤状のものなど各種の
構成形態のものが知られており、また、前記した
円盤状の磁気記録媒体としても、剛体製の円盤の
表面に磁性材料による記録層を構成させた回転型
磁気記録媒体円盤(例えば、剛体型の一般的な磁
気デイスク)や、可撓性を有する薄膜に磁性材料
による記録層を構成させた回転型磁気記録媒体円
盤(例えば、フロツピーデイスク)が広く知られ
ている。
(発明が解決しようとする問題点) 前記した回転型磁気記録媒体円盤の内で剛体型
の一般的な磁気デイスクは、例えば、合成樹脂製
の円盤の表面に極めて高い精度で研磨加工を施こ
した後に、メツキまたは蒸着などの手段の適用に
よつて磁性材料による記録層を付着させて作られ
るものであるから、当然のことながら高価なもの
になることは勿論のこと、高速回転される磁気デ
イスクに対する情報信号の記録と、高速回転され
る磁気デイスクからの情報信号の再生に使用され
る浮上式の磁気ヘツドが損傷し易いという点が問
題になり、また、可撓性を有する薄膜に磁性材料
による記録層を構成させた回転型磁気記録媒体円
盤は、それが例えばフロツピーデイスクのように
容器内で低速回転されるようにして使用される場
合には、記録面と磁気ヘツドとの接触状態は比較
的に良い状態になされうるが、それが高速回転さ
れて使用される場合には、可撓性を有する薄膜に
磁性材料による記録層を構成させた回転型磁気記
録媒体円盤の表面に複雑な振動、あるいは波動が
生じるために、回転型磁気記録媒体円盤の記録面
と磁気ヘツドとの接触状態は全く不良なものにな
つてしまい良好な記録再生動作が行なわれないと
いうことになる。
そして、可撓性を有する薄膜に記録層を構成さ
せた回転型記録媒体円盤を高速回転させた場合に
記録媒体円盤面に生じる振動あるいは波動によつ
て記録再生動作が不可能になるという上記の問題
点を解決するのに、可撓性を有する薄膜からなる
記録済記録媒体円盤とともに高速回転されるター
ンテーブル上にエアクツシヨンを発生させ、可撓
性を有する薄膜からなる記録済記録媒体円盤から
の光学的記録再生方式による情報信号の再生が前
記のエアクツシヨン上におかれている可撓性を有
する薄膜からなる記録済記録媒体円盤から行なわ
れるようにする、ということが特公昭53−40522
号公報によつて開示されている。
前記の特許公報に記載の公知の技術手段によれ
ば、可撓性を有する薄膜からなる記録済記録媒体
円盤を高速に回転させても、記録面には振動ある
いは波動が生じることはなく、また、記録済記録
媒体中には再生素子に対するトラツキング制御情
報も記録されているから、記録済記録媒体からの
情報信号の再生は、トラツキング制御動作の下に
良好に行なわれ得る。
しかし、前記した特許公報に記載の公知の技術
手段では、再生の対象にされている可撓性を有す
る薄膜からなる記録済記録媒体円盤をターンテー
ブルに一々取付け固着することが必要とされる
が、その際に取扱われる記録済記録媒体円盤は可
撓性を有する薄膜からなるものであるために取扱
いが困難であるという欠点があり、また、可撓性
を有する薄膜からなる記録済記録媒体円盤は、そ
れが常に正しい取付け位置となるようにターンテ
ーブル上に固着させることはできないため、この
公知技術は記録済記録媒体円盤のように、それに
トラツキング制御情報も既に記録されている状態
の記録媒体円盤の場合にしか実用され難いという
問題点がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、表面に記録層が構成されており可撓
性を有している如き薄膜状の記録媒体と、前記の
薄膜状の記録媒体と略々類以の外形状を有してお
り、高速回転時にも変形することなく表面の平面
性が保持されるようなものとして構成されている
支持基板とを、前記した薄膜状の記録媒体の裏面
の中心部付近と前記の支持基板における表面の対
応部分とを固着させるとともに、前記した薄膜状
の記録媒体における中心部分付近に、薄膜状の記
録媒体と支持基板との間隙に通じるような通気手
段を設けてなる回転型記録媒体、及び、表面に記
録層が構成されており可撓性を有している如き二
枚の薄膜状の記録媒体と、前記の薄膜状の記録媒
体と略々類以の外形状を有しており、高速回転時
にも変形することなく表面の平面性が保持される
ようなものとして構成されているとともに、それ
の中心部分に強磁性体製の結合部が設けられてい
る如き支持基板とを、前記した二枚の薄膜状の記
録媒体における一方の薄膜状の記録媒体の裏面の
中心部付近と前記の支持基板における表面の対応
部分とを固着させ、また、前記した二枚の薄膜状
の記録媒体における他方の薄膜状の記録媒体の裏
面の中心部付近と前記の支持基板における裏面の
対応部分とを固着させ、さらに、前記した各薄膜
状の記録媒体における中心部分付近に、薄膜状の
記録媒体と支持基板との間隙に通じるような通気
手段を設けてなる回転型記録媒体、ならびに、前
記した回転型記録媒体を、回転型記録媒体に対す
る駆動手段を通過させ得る如き窓部と、記録再生
手段を通過させ得る如き窓部とが設けられている
ような容器中に収納してカートリツジ化してなる
回転型記録媒体を提供するものである。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本発明の回転型記録
媒体の具体的な内容について詳細に説明する。第
1図は本発明の回転型記録媒体の一実施例の分解
斜視図であり、この第1図においてAは表面に記
録層が構成されている可撓性を有している如き環
状の外形状の薄膜状の記録媒体、また、Bは前記
の薄膜状の記録媒体Aと略々類以の環状外形状を
有しており、高速回転時にも変形することなく表
面の平面性が保持されるようなものとして構成さ
れている支持基板である。
記録媒体Aは、例えば厚さが数十ミクロンの合
成樹脂製の可撓製を有する薄膜1の表面に、適当
な記録材料による記録層1rを形成させてなるも
のであつて、それの中心部には中心孔2が穿設さ
れており、全体として環状の外形状のものとなさ
れている。また、第1図に示されている記録媒体
Aにおいて、それの中心部付近には通気孔3,3
……が穿設されている。
第1図示の実施例の記録媒体Aのように、それ
の中心部付近に通気孔3が穿設される場合には、
記録媒体Aの中心部付近に設けられるべき前記の
通気孔3は、実施に当つて1個だけ設けられるよ
うにしてもよいが、複数個の通気孔3が記録媒体
Aの中心に対して対称的に設けられるようになさ
れることは望ましい実施の態様である。
前記した記録媒体Aが磁気記録媒体として構成
される場合には、例えば、ポリエステルテレフタ
レート樹脂の薄膜1の表面に、磁気記録層1rと
してコバルト添加のガンマヘマタイトによる磁性
層、あるいは強磁性体合金の薄膜などが周知の手
段によつて付着形成されたものが用いられてよ
い。また、実施に当つて、記録層1rが垂直磁気
記録用の垂直磁化膜となされてもよいし、あるい
は、記録層1rをいわゆるキユーリ点温度記録や
保償温度記録のような熱磁気記録が行なわれるべ
き磁性薄膜、例えば、MnBi、MnCuBi、GdCo
のような物質の薄膜により構成し、回転型記録媒
体で熱磁気記録再生が行なわれるようにしてもよ
い。
前記した記録媒体Aの記録層1rが、電磁波や
電界、電流の印加、加熱などによつて非晶質状態
から結晶状態への相変化、または結晶状態から非
晶質状態への相変化が生じるような材料による記
録層となされる場合に、記録層1rの形成に用い
られる材料としては、例えばTeOx、あるいは例
えば、TeOx、Sn、Geのようなものが使用され
てもよい。
支持基板Bは、前記の薄膜状の記録媒体Aと
略々類以の外形状を有し、かつ、高速回転時にも
変形することなく表面の平面性が保持されるよう
なものとして構成されるのであり、それは、例え
ば、アルミニウム板、あるいは硬い合成樹脂製の
板などのような非磁性体製の板体によつて構成さ
れる。
この支持基板Bは、高速回転時にも変形するこ
とがないように剛性の大きなものとして作られる
ことが必要であるが、それの厚さは薄い方が望ま
しいことは勿論である。また、それは表面が中心
から周辺にかけての全面が同一平面内に含まれる
ような形態の面となされていても、あるいは、頂
角の極めて大きな直円錐台の周面と同等な状態の
面となされていてもよいのであり、さらに、表面
に対しての厳密な表面粗度は要求されない。ま
た、それの平面形状の大きさは、前記した薄膜状
の記録媒体Aと略々同じ大きさか、それ以上の大
きさとされることが望ましい。
第1図示の実施例中に示されている支持基板B
では、非磁性体製の板体による主体部4の中心部
分に、強磁性体材料製の結合部5が嵌合固着され
ている構成となされているが、このように、非磁
性体製の板体による主体部4の中心部分に、強磁
性体材料製の結合部5が嵌合固着されている構成
の回転型記録媒体では、回転型記録媒体とそれの
回転駆動部との間の機械的な結合動作と離脱動作
とが、回転駆動部に設けられている永久磁石と、
それに対して磁気的に吸着される支持基板Bにお
ける強磁性体製の結合部5との間で簡単かつ容易
に行なわれうるから、後述のように回転型記録媒
体を容器中に収納して、回転型記録媒体をカート
リツジ化する場合には好適な構成態様といえる。
前記したように、表面に記録層1rが構成され
ており可撓性を有している如き薄膜状の記録媒体
Aと、前記の薄膜状の記録媒体Aと略々類以の外
形状を有し、かつ、高速回転時にも変形すること
なく表面の平面性が保持されるようなものとして
構成されている支持基板Bとは、薄膜状の記録媒
体Aにおける通気孔3,3……の穿設位置よりも
内周寄りの裏面と支持基板Bにおける対応する部
分とが互に固着されることによつて第2図示の縦
断側面図に示されているように一体化されること
によつて回転型記録媒体となされる。
第2図において丸印の部分は薄膜状の記録媒体
Aと支持基板Bとの固着部分の詳細を示すために
一部を拡大して図示したものであり、6は薄膜状
の記録媒体Aと支持基板Bとの固着に用いられた
接着剤の層であり、この接着剤の層6の厚さは例
えば300ミクロン以下となるようにされている。
第2図に例示されている実施例は、薄膜状の記
録媒体Aと支持基板Bとが、薄膜状の記録媒体A
における裏面1bの最内周の部分がある巾にわた
つて環状に支持基板Bと接着剤の層6につて接着
されている場合を示している。
前記のように薄膜状の記録媒体Aにおける通気
孔3,3……の穿設位置よりも内周寄り中心部分
と支持基板Bの中心部分との互に対応している中
心部分が固着された状態のものとして構成されて
いる回転型記録媒体は、それの中心孔2によつて
回転型記録媒体と回転駆動機構との相対的な取付
位置の規制を行なつた後に、回転型記録媒体を回
転駆動機構に固着し、回転駆動機構によつて回転
型記録媒体を、例えば毎分1000回転以上で高速回
転させると、薄膜状の記録媒体Aと支持基板Bと
の間隙に空気の薄層によるエアクツシヨンが生じ
て、薄膜状の記録媒体Aはそれの表面が平坦な状
態で高速回転を行なうことができる。
すなわち、薄膜状の記録媒体Aにおける通気孔
3,3……の穿設位置よりも内周寄り中心部分と
支持基板Bの中心部分との互に対応している中心
部分が固着された状態のものとして構成されてい
る回転型記録媒体は、それが回転駆動機構によつ
て一体的に高速回転されると、薄膜状の記録媒体
Aと支持基板Bとの間隙に存在している空気も、
それの粘性によつて薄膜状の記録媒体A及び支持
基板Bの回転につれて高速な回転運動を行ない、
それにより薄膜状の記録媒体Aと支持基板Bとの
間隙に存在している空気が遠心力によつて回転型
記録媒体の外周へと排出されて、薄膜状の記録媒
体Aと支持基板Bとの間隙の気圧が回転型記録媒
体の外部の気圧よりも低下し、それにより薄膜状
の記録媒体Aの内周部に設けられている通気孔
3,3……から、薄膜状の記録媒体Aと支持基板
Bとの間隙内に空気が流入し、薄膜状の記録媒体
Aと支持基板Bとの間隙には、常に一様な厚さの
空気流の薄層が形成されて、それが薄膜状の記録
媒体Aに対してエアクツシヨンとして動作し、薄
膜状の記録媒体Aの振動や波動を良好に抑圧し
て、薄膜状の記録媒体Aをそれの表面が平坦な状
態で高速回転させることができるのである。
因みに、薄膜状の記録媒体Aに穿設させるべき
通気孔3は、直径が130mmの回転記録媒体の場合
に、径が2〜3mmのもので良好な結果が得られて
いる、前記のように、薄膜状の記録媒体Aに穿設
させるべき通気孔3の個数は1個以上であればよ
い。すなわち、薄膜状の記録媒体Aと支持基板B
との間隙に存在している空気は、それの粘性によ
つて薄膜状の記録媒体A及び支持基板Bの回転に
つれて高速な回転速度を行なうから、通気孔3が
1個の場合でもその通気孔3から薄膜状の記録媒
体Aと支持基板Bとの間隙内に流入した空気は、
それの粘性によつて薄膜状の記録媒体Aと支持基
板Bとの間隙内に良好に拡散するから、通気孔3
が1個の場合でも回転型記録媒体の全面には良好
なエアクツシヨンが形成されるのであるが、回転
型記録媒体の中心に対して対称的な位置に複数個
の通気孔3,3……を設けることは、薄膜状の記
録媒体Aと支持基板Bとの間隙内に一様な空気流
の層を容易に形成させうる上で良好な実施態様で
あることが実験の結果として確められている。
第3図は薄膜状の記録媒体Aの中心部分と支持
基板Bの中心部分との互に対応している中心部分
とを固着するとともに、前記した固着部分の近傍
で薄膜状の記録媒体Aと支持基板Bとの間隙内に
面する部分における支持基板Bに対して通気孔
8,8……を穿設して構成した回転型記録媒体の
実施例を示したものであり、また、第4図は薄膜
状の記録媒体Aにおける回転型記録媒体の中心に
対して対称的な位置に1個以上の通気孔3,3…
…を設けるとともに、薄膜状の記録媒体Aに設け
た通気孔3,3……の位置に対向している支持基
板Bの表面の部分に環状溝8を設けた実施例であ
り、第4図のaは支持基板Bの中心部付近の斜視
図、第4図のbは回転型記録媒体の中央部付近の
縦断側面図である。なお、第4図示の実施例にお
いては第4図のbに示されているところから明ら
かなように、薄膜状の記録媒体Aと支持基板Bと
の固着手段が、接着剤を用いない方法によつて行
なわれている。すなわち、第4図示の実施例にお
いては、薄膜状の記録媒体Aの裏面1bと支持基
板Bの表面とを密着させ、薄膜状の記録媒体Aの
中心部に環状の抑え板9をおき、前記した環状の
抑え板9から支持基板Bに対して複数のねじ1
0,10を螺入することによつて、薄膜状の記録
媒体Aと支持基板Bとの固着を行なつているので
ある。
薄膜状の記録媒体Aと支持基板Bとの両者の中
心部における固着の手段は任意であつてもよいの
であり、また、薄膜状の記録媒体Aと支持基板B
との固着部分において、両者間が密着状態になさ
れても、あるいは両者間に例えば300ミクロン以
下の寸法の間隙を故意に生じさせるような態様
で、両者間の固着が行なわれてもよいのである。
第5図は、薄膜状の記録媒体Aと支持基板Bと
における中心部の固着部分と対応している支持基
板Bの部分に、複数個の突起11,11,11…
…を突設し、前記した突起11,11,11……
の上面の部分で薄膜状の記録媒体Aの裏面と固着
させることにより、支持基板Bの表面と薄膜状の
記録媒体Aの裏面1bとの間に前記した突起11
の高さに対応する寸法の間隙が構成されるように
するとともに、前記したそれぞれの突起11,1
1,11……の相互間に構成されている間隔1
2,12,12……の部分が、薄膜状の記録媒体
Aと支持基板Bとの間隙の部分と、外部の大気と
の間に設けるべき通気孔の機能を果たすようにし
てなる実施例を示しているもので、第5図のaは
支持基板Bの中心部付近の斜視図であり、また、
第5図のbは薄膜状の記録媒体Aと支持基板Bと
が、支持基板Bにおける中心部付近に突設された
突起11,11,11……の上面で固着されてい
る状態を示している縦断側面図である。なお、薄
膜状の記録媒体Aと支持基板Bとの固着手段とし
て、接着剤による接着手段が使用される場合に
は、突起11の高さと接着剤層の厚さとの和が、
支持基板Bの表面と薄膜状の記録媒体Aの裏面1
bとの間に形成させるべき間隙寸法となされるよ
うに、前記した突起11の高さが選定されるべき
ことはいうまでもない。
第6図は、薄膜状の記録媒体Aと支持基板Bと
における中心部の固着部分と対応している支持基
板Bの部分の表面に、複数個の突起13a,13
a……が突起されている環状形態の両面粘着テー
プの裏面を貼着し、また、前記の両面粘着テープ
13における突起13a,13a……の表面の一
部分に薄膜状の記録媒体Aの裏面が粘着されるよ
うにして薄膜状の記録媒体Aと支持基板Bとを固
着することにより、支持基板Bの表面と薄膜状の
記録媒体Aの裏面1bとの間に前記した両面粘着
テープ13の突起13の高さに対応する寸法の間
隙が構成されるようにするとともに、前記したそ
れぞれの突起13a,13a……の相互間に達成
されている間隔13b,13b……の部分中で、
薄膜状の記録媒体Aによつて塞がれていない部分
が、薄膜状の記録媒体Aと支持基板Bとの間隙の
部分と、外部の大気との間に設けるべき通気孔の
機能を果たすようにしてなる実施例を示している
もので、第6図のaは両面粘着テープ13の斜視
図であり、また、第6図のbは薄膜状の記録媒体
Aと支持基板Bとが、支持基板Bにおける中心部
付近に粘着した両面粘着テープ13によつて固着
されている状態を示している縦断側面図であり、
さらに、第6図のcは薄膜状の記録媒体Aと支持
基板Bとが、支持基板Bにおける中心部付近に貼
着された両面粘着テープ13によつて固着されて
構成された回転型記録媒体の斜視図である。
これまでに説明して来た各実施例は、支持基板
Bの片面だけに薄膜状の記録媒体Aの中心部を固
着した構成形態の回転型記録媒体であつたが、第
7図は支持基板Bの両面にそれぞれ各別の薄膜状
の記録媒体Aa,Abの中心部を固着した構成形態
となされた回転型記録媒体、すなわち両面型式の
回転型記録媒体の実施例を示している。
第7図のaは支持基板Bとしてそれの表裏両面
が平行な平板型のものを用いて構成した両面型式
の回転型記録媒体の縦断側面図であり、また、第
7図のbは支持基板Bとして、それの表裏両面が
それぞれ頂角の極めて大きな直円錐台の周面であ
るような構成形態のものを使用して構成した両面
型式の回転型記録媒体の縦断側面図である。
この第7図に示されている両面型式の回転型記
録媒体においては、薄膜状の記録媒体Aa,Abと
支持基板Bとの固着手段として、第2図について
既述した薄膜状の記録媒体Aと支持基板Bとの固
着手段と同様な固着手段が採用されているが、薄
膜状の記録媒体A1,A2と支持基板Bとの固着
手段としては、第3図乃至第6図の各図について
既述した薄膜状の記録媒体Aと支持基板Bとの固
着手段と同様な固着手段が適用されてもよいこと
は勿論である。
第7図のa,bにおいて1aは薄膜状の記録媒
体Aaにおける可撓性を有する薄膜、1arは薄膜
状の記録媒体Aaにおける記録層、1abは薄膜状
の記録媒体Aaにおける裏面、3aは通気孔であ
り、また、1bは薄膜状の記録媒体Abにおける
可撓性を有する薄膜、1brは薄膜状の記録媒体
Abにおける記録層、1bbは薄膜状の記録媒体Ab
における裏面、3bは通気孔であり、さらに6は
接着剤の層である。
両面型式の回転型記録媒体が、回転駆動機構に
接着されて高速に駆動回転されると、両面型式の
回転型記録媒体における支持基板Bと薄膜状の記
録媒体Aaとの間隙内の空気及び支持基板Bと薄
膜状の記録媒体Abとの間隙内の空気は、第1図
及び第2図を参照して既述したように遠心力によ
つて排出されるが、前記した間隙内には通気孔を
介して外部空間から空気が供給されるから、両面
型式の回転型記録媒体における支持基板Bと薄膜
状の記録媒体Aaとの間隙内、及び、支持基板B
と薄膜状の記録媒体Abとの間隙内には連続して
空気が供給され、薄膜状の記録媒体Aaと薄膜状
の記録媒体Abとは、それぞれのものと支持基板
Bとの間隙内の薄い空気流によるエアクツシヨン
の作用によつて、振動や波動を生じることなく良
好な表面状態を保持しながら高速に回転すること
ができるのである。
第8図は回転型記録媒体と回転駆動機構との結
合の態様が、例えば第8図のcに示されているよ
うに、回転型記録媒体の中心部付近がそれの両面
から回転駆動機構によつて包囲されるような状態
になされているとともに、前記の包囲部分の内で
回転型記録媒体における一方側のものしか大気と
連絡していないような構成になされている場合に
好適に使用されるようにした両面型式の回転型記
録媒体の構成例であり、第8図のaは支持基板B
の中心部の斜視図、第8図のbは両面型式の回転
型記録媒体の縦断側面図である。
第8図のa,bにおいて、14,14,14…
…は支持基板Bに穿設された透孔であり、その他
の構成部分は既述した第5図について述べた構成
と同一であつて、11,11……は支持基板Bに
突設された複数個の突起である。
第8図のcにおいて、15は両面型式の回転型
記録媒体を駆動回転させる回転駆動機構の回転
軸、17は両面型式の回転型記録媒体における中
心孔に係合する係合支持部、16は両面型式の回
転型記録媒体を下側から支える下方支持部、18
は前記した係合支持部17と下方支持部16と、
両面型式の回転型記録媒体の中心部の下面とによ
つて包囲されて構成された空間部であり、また、
19は両面型式の回転型記録媒体の上面側から抑
さえるクランパであつて、このクランパ19は、
例えば、ねじ20が係合支持部17に螺入される
ことによつて、両面型式の回転型記録媒体を前記
した下方支持部16とともに確実に回転駆動機構
に対して固着される。22は前記したクランパ1
9と両面型式の回転型記録媒体の中心部の上面と
によつて包囲されて構成された空間部であり、2
1はクランパ19に穿設されている通気孔であ
る。前記した空間部21と空間部18とは支持基
板Bに穿設されている透孔14,14によつて連
通している。
第8図のbに示されているような構成を備えて
いる両面型式の回転型記録媒体が、回転駆動機構
に対して第8図のcに示されているような状態に
装着されて高速に駆動回転されると、両面型式の
回転型記録媒体における支持機板Bと薄膜状の記
録媒体Aaとの間隙内の空気及び支持基板Bと薄
膜状の記録媒体Abとの間隙内の空気は、第1図
及び第2図を参照して既述したように遠心力によ
つて排出されるが、前記した空間部22,18に
はクランパ19に穿設されている通気孔21を介
して外部空間から空気が供給されているから、第
8図のcに示されているように密閉形式の構成形
態となされている回転駆動機構によつて両面型式
の回転型記録媒体が駆動回転されるようになされ
ている場合にも、両面型式の回転型記録媒体にお
ける支持基板Bと薄膜状の記録媒体Aaとの間隙
内及び支持基板Bと薄膜状の記録媒体Abとの間
隙内には、前記した空間部22,18から連続し
て空気が供給され、薄膜状の記録媒体Aaと薄膜
状の記録媒体Abとは、それぞれのものと支持基
板Bとの間隙内の薄い空気流によるエアクツシヨ
ンの作用によつて、振動や波動を生じることなく
良好な表面状態を保持しながら高速に回転するこ
とができるのである。なお、前記したクランパ1
9に穿設させるべき通気孔21,21として、ク
ランパ19の高速回転時に多量の空気を空間部2
2に送風できるような立体的な形状のものにされ
ていてもよい。
第9図は、前記のように構成されている回転型
記録媒体を容器中に収納して、回転型記録媒体を
カートリツジ化したものの一例構成を示している
ものであつて、第9図において、23は回転型記
録媒体を内部に収納する容器であつて、この容器
23としては例えば合成樹脂製の成形品が用いら
れる。24は容器23中に収納されている回転型
記録媒体を回転駆動するための回転駆動機構にお
ける結合部分が挿入されるべき窓部であり、ま
た、26は容器23中に収納されている回転型記
録媒体の記録面に記録再生手段を挿入するために
容器23の側壁に設けられた窓部であり、25は
カートリツジCの不使用時に前記の窓部26を自
動的の閉塞状態にするためのシヤツタ板である。
なお、容器23中に収納されている回転型記録媒
体が両面形式の回転型記録媒体の場合には、容器
23の表裏両面の側壁に対して前記の窓部24,
26が設けられるものであることはいうまでもな
い。
第10図乃至第12図は容器23に収納される
ことによつてカートリツジ化されている本発明の
回転型記録媒体が磁気記録媒体として実施されて
いる場合を例にして、回転型記録媒体に対する情
報信号の記録動作、及び回転記録媒体からの情報
信号の再生動作を図示説明している図であつて、
各図において、Cは容器23中に回転型記録媒体
が収納されてなるカートリツジ、Mdは回転駆動
用モータ、Mfは移送用モータ、Dは移送機構で
ある。
第10図は支持基板Bの片側だけに可撓性を有
している如き薄膜状の記録媒体が設けられている
如き回転記録媒体が容器23中に収納されている
ようなカートリツジCが用いられている場合の磁
気記録再生装置における記録再生動作の説明図、
第11図及び第12図は支持基板Bの両側にそれ
ぞれ可撓性を有している如き薄膜状の記録媒体が
設けられている如き回転記録媒体が容器23中に
収納されているようなカートリツジCが用いられ
ている場合の磁気記録再生装置における記録再生
動作の説明図である。
そして、前記した第11図に示されている磁気
記録再生装置では、回転型記録媒体の両面に対し
て個別の記録再生素子が設けられている場合の例
であり、また、第12図に示されている磁気記録
再生装置では、一個の記録再生素子だけが設けら
れていて、カートリツジCを裏返しにすることに
よつて、一個の記録再生素子による回転型記録媒
体の両面に対する情報信号の記録動作と回転型記
録媒体の両面からの情報信号の再生動作とが行な
われるようにされている場合の例である。
前記した各図において、27は回転駆動機構の
回転軸15に固着されている永久磁石であつて、
カートリツジCが磁気記録再生装置に所要のよう
に装着されると、カートリツジCの容器23は図
示されていない係止機構によつて装置中で固定さ
れるとともに、カートリツジCの容器23に設け
られている窓部24から挿入された回転駆動機構
の回転軸15に固着されている永久磁石27と回
転型記録媒体における強磁性体材料製の結合部5
とが磁気的に吸着して、回転型記録媒体は回転駆
動機構によつて所定の回転数で高速回転される。
一方、移送機構Dにおける移送用モータMfの
駆動回転によつて駆動変位される磁気ヘツド28
は、カートリツジCにおける窓部26を通して回
転型記録媒体における記録層の表面に対して良好
な接触状態で接触して情報信号の記録再生動作を
行なう。
なお、図示の例において移送機構Dは、移送用
モータMfと、減速機構29と、送りねじ30と、
図示されていない案内棒と、送りねじ30に噛合
つているとともに案内棒に案内される移送体31
とによつて構成されており、磁気ヘツド28は前
記した移送体31に固着されているアクチユエー
タ32に対してカンチレバー33を介して設けら
れていて、磁気ヘツド28は図示されていない制
御回路による制御の下に、良好なトラツキング状
態で記録再生動作を行なうことができる。
(効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなよう
に、本発明は表面に記録層が構成されており可撓
性を有している如き薄膜状の記録媒体と、前記の
薄膜状の記録媒体と略々類以の外形状を有してお
り、高速回転時にも変形することなく表面の平面
性が保持されるようなものとして構成されている
支持基板とを、前記した薄膜状の記録媒体の裏面
の中心部付近と前記の支持基板における表面の対
応部分とを固着させるとともに、前記した薄膜状
の記録媒体における中心部分付近に、薄膜状の記
録媒体と支持基板との間隙に通じるような通気手
段を設けてなる回転型記録媒体、及び表面に記録
層が構成されており可撓性を有している如き薄膜
状の記録媒体と、前記の薄膜状の記録媒体と略々
類以の外形状を有しており、高速回転時にも変形
することなく表面の平面性が保持されるようなも
のとして構成されているとともに、それの中心部
分に強磁性体製の結合部が設けられている如き支
持基板とを、前記した薄膜状の記録媒体の裏面の
中心部付近と前記の支持基板における表面の対応
部分とを固着させるとともに、前記した薄膜状の
記録媒体における中心部分付近に、薄膜状の記録
媒体と支持基板との間隙に通じるような通気手段
を設けて構成した回転型記録媒体構体を、側壁に
回転型記録媒体構体に対する駆動手段を通過させ
得る如き窓部を設けるとともに、前記した薄膜状
の記録媒体における記録層に面する側壁の一部に
記録再生手段を通過させ得る如き窓部が設けられ
ている如き容器中に収納してカートリツジ化して
なる回転型記録媒体、ならびに、表面に記録層が
構成されており可撓性を有している如き二枚の薄
膜状の記録媒体と、前記の薄膜状の記録媒体と
略々類以の外形状を有しており、高速回転時にも
変形することなく表面の平面性が保持されるよう
なものとして構成されているとともに、それの中
心部分に強磁性体製の結合部が設けられている如
き支持基板とを、前記した二枚の薄膜状の記録媒
体における一方の薄膜状の記録媒体の裏面の中心
部付近と前記の支持基板における表面の対応部分
とを固着させ、また、前記した二枚の薄膜状の記
録媒体における他方の薄膜状の記録媒体の裏面の
中心部付近と前記の支持基板における裏面の対応
部分とを固着させ、さらに、前記した各薄膜状の
記録媒体における中心部分付近に、薄膜状の記録
媒体と支持基板との間隙に通じるような通気手段
を設けてなる回転型記録媒体と、表面に記録層が
構成されており可撓性を有している如き二枚の薄
膜状の記録媒体と、前記の薄膜状の記録媒体と
略々類以の外形状を有しており、高速回転時にも
変形することなく表面の平面性が保持されるよう
なものとして構成されているとともに、それの中
心部分に強磁性体製の結合部が設けられている如
き支持基板とを、前記した二枚の薄膜状の記録媒
体における一方の薄膜状の記録媒体の裏面の中心
部付近と前記の支持基板における表面の対応部分
とを固着させ、また、前記した二枚の薄膜状の記
録媒体における他方の薄膜状の記録媒体の裏面の
中心部付近と前記の支持基板における裏面の対応
部分とを固着させ、さらに、前記した各薄膜状の
記録媒体における中心部分付近に、薄膜状の記録
媒体と支持基板との間隙に通じるような通気手段
を設けて構成した回転型記録媒体構体を、側壁に
回転型記録媒体構体に対する駆動手段を通過させ
得る如き窓部を設けるとともに、前記した薄膜状
の記録媒体における記録層に面する側壁の一部に
記録再生手段を通過させ得る如き窓部が設けられ
ている如き容器中に収納してカートリツジ化して
なる回転型記録媒体であつて、本発明の回転型記
録媒体は可撓性を有している如き薄膜状の記録媒
体が支持基板と一体的に構成されているものであ
るから、薄膜の記録媒体だけの回転記録媒体に比
べて取扱いが極めて容易になり、また、可撓性を
有している如き薄膜状の記録媒体を、支持基板上
のエアクツシヨンによつて、常に、安定な回転状
態で高速回転させることができるとともに、支持
基板上の塵埃が支持基板と可撓性を有している如
き薄膜状の記録媒体との間の空気流によつて自動
的に排出され、さらに、それぞれの対応している
中心部で固着されて一体化されている可撓性を有
している如き薄膜状の記録媒体と支持基板とを、
容器中に収納してカートリツジ化することによつ
て、一層取扱いが容易になされるのであり、さら
にまた、支持基板の両面にそれぞれ可撓性を有し
ている如き薄膜状の記録媒体を設ければ、記録容
量が倍加されるとともに、支持基板の両面から同
時的、あるいは順次的に記録再生動作を行なうこ
ともできる如き取扱いの容易な回転型記録媒体を
得ることができる。
なお、本発明の回転型記録媒体が容器に収納さ
れた状態のものとして構成されている場合に、回
転型記録媒体が容器中に収納されている状態のカ
ートリツジとして回転記録媒体に対する記録再生
が行なわれるようにされても、あるいは、回転型
記録媒体が収納された状態の収納容器を記録再生
装置に装着した状態において、収納容器中の回転
型記録媒体だけが自動的に収納容器中から取出さ
れて記録再生装置における回転駆動機構に結合さ
れるようにして回転記録媒体に対する記録再生が
行なわれるようにされてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明の回転型記録媒体の
各異なる実施例の説明図、第9図はカートリツジ
化された回転型記録媒体の斜視図、第10図乃至
第12図は磁気記録再生装置の記録再生動作の説
明用図である。 A,Aa,Ab……可撓性を有する薄膜状の記録
媒体、B……支持基板、C……カートリツジ、D
……移送機構、1,1a,1b……可撓性を有す
る薄膜、1r,1ar,1br……記録層、1b,1
ab,1bb……裏面、2……中心孔、3,3a,
3b,8,21……通気孔、4……主体部、5…
…強磁性体材料製の結合部、6……接着剤の層、
8……環状の溝、9……環状の抑え板、10……
ねじ、11,13a……突起、13……両面粘着
テープ、14……透孔、15……回転軸、16…
…下方支持部、17……係合支持部、18,22
……空間部、23……容器、24,26……窓
部、25……シヤツタ板、27……永久磁石、2
8……磁気ヘツド、29……減速機構、30……
送りねじ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表面に記録層が構成されており可撓性を有し
    ている如き薄膜状の記録媒体と、前記の薄膜状の
    記録媒体と略々類以の外形状を有しており、高速
    回転時にも変形することなく表面の平面性が保持
    されるようなものとして構成されている支持基板
    とを、前記した薄膜状の記録媒体の裏面の中心部
    付近と前記の支持基板における表面の対応部分と
    を固着させるとともに、前記した薄膜状の記録媒
    体における中心部分付近に、薄膜状の記録媒体と
    支持基板との間隙に通じるような通気手段を設け
    てなる回転型記録媒体。 2 薄膜状の記録媒体の記録層が磁性材料によつ
    て構成されている特許請求の範囲第1項に記載の
    回転型記録媒体。 3 薄膜状の記録媒体の記録層が、電磁波や電
    界、電流の印加、加熱などによつて非晶質状態か
    ら結晶状態への相変化、または結晶状態から非晶
    質状態への相変化が生じるような材料によつて構
    成されている特許請求の範囲第1項に記載の回転
    型記録媒体。 4 表面に記録層が構成されており可撓性を有し
    ている如き薄膜状の記録媒体と、前記の薄膜状の
    記録媒体と略々類以の外形状を有しており、高速
    回転時にも変形することなく表面の平面性が保持
    されるようなものとして構成されているととも
    に、それの中心部分に強磁性体製の結合部が設け
    られている如き支持基板とを、前記した薄膜状の
    記録媒体の裏面の中心部付近と前記の支持基板に
    おける表面の対応部分とを固着させるとともに、
    前記した薄膜状の記録媒体における中心部分付近
    に、薄膜状の記録媒体と支持基板との間隙に通じ
    るような通気手段を設けて構成した回転型記録媒
    体構体を、側壁に回転型記録媒体構体に対する駆
    動手段を通過させ得る如き窓部を設けるととも
    に、前記した薄膜状の記録媒体における記録層に
    面する側壁の一部に記録再生手段を通過させ得る
    如き窓部が設けられている如き容器中に収納して
    カートリツジ化してなる回転型記録媒体。 5 薄膜状の記録媒体の記録層が磁性材料によつ
    て構成されている特許請求の範囲第4項に記載の
    回転型記録媒体。 6 薄膜状の記録媒体の記録層が、電磁波や電
    界、電流の印加、加熱などによつて非晶質状態か
    ら結晶状態への相変化、または結晶状態から非晶
    質状態への相変化が生じるような材料によつて構
    成されている特許請求の範囲第4項に記載の回転
    型記録媒体。 7 表面に記録相が構成されており可撓性を有し
    ている如き二枚の薄膜状の記録媒体と、前記の薄
    膜状の記録媒体と略々類以の外形状を有してお
    り、高速回転時にも変形することなく表面の平面
    性が保持されるようなものとして構成されている
    とともに、それの中心部分に強磁性体製の結合部
    が設けられている如き支持基板とを、前記した二
    枚の薄膜状の記録媒体における一方の薄膜状の記
    録媒体の裏面の中心部付近と前記の支持基板にお
    ける表面の対応部分とを固着させ、また、前記し
    た二枚の薄膜状の記録媒体における他方の薄膜状
    の記録媒体の裏面の中心部付近と前記の支持基板
    における裏面の対応部分とを固着させ、さらに、
    前記した各薄膜状の記録媒体における中心部分付
    近に、薄膜状の記録媒体と支持基板との間隙に通
    じるような通気手段を設けてなる回転型記録媒
    体。 8 薄膜状の記録媒体の記録層が磁性材料によつ
    て構成されている特許請求の範囲第7項に記載の
    回転型記録媒体。 9 薄膜状の記録媒体の記録層が、電磁波や電
    界、電流の印加、加熱などによつて非晶質状態か
    ら結晶状態への相変化、または結晶状態から非晶
    質状態への相変化が生じるような材料によつて構
    成されている特許請求の範囲第7項に記載の回転
    型記録媒体。 10 表面に記録層が構成されており可撓性を有
    している如き二枚の薄膜状の記録媒体と、前記の
    薄膜状の記録媒体と略々類似の外形状を有してお
    り、高速回転時にも変形することなく表面の平面
    性が保持されるようなものとして構成されている
    とともに、それの中心部分に強磁性体製の結合部
    が設けられている如き支持基板とを、前記した二
    枚の薄膜状の記録媒体における一方の薄膜状の記
    録媒体の裏面の中心部付近と前記の支持基板にお
    ける表面の対応部分とを固着させ、また、前記し
    た二枚の薄膜状の記録媒体における他方の薄膜状
    の記録媒体の裏面の中心部付近と前記の支持基板
    における裏面の対応部分とを固着させ、さらに、
    前記した各薄膜状の記録媒体における中心部分付
    近に、薄膜状の記録媒体と支持基板との間隙に通
    じるような通気手段を設けて構成した回転型記録
    媒体構体を、側壁に回転型記録媒体構体に対する
    駆動手段を通過させ得る如き窓部を設けるととも
    に、前記した薄膜状の記録媒体における記録層に
    面する側壁の一部に記録再生手段を通過させ得る
    如き窓部が設けられている如き容器中に収納して
    カートリツジ化してなる回転型記録媒体。 11 薄膜状の記録媒体の記録層が磁性材料によ
    つて構成されている特許請求の範囲第10項に記
    載の回転型記録媒体。 12 薄膜状の記録媒体の記録層が、電磁波や電
    界、電流の印加、加熱などによつて非晶質状態か
    ら結晶状態への相変化、または結晶状態から非晶
    質状態への相変化が生じるような材料によつて構
    成されている特許請求の範囲第10項に記載の回
    転型記録媒体。
JP60011178A 1985-01-24 1985-01-24 回転型記録媒体 Granted JPS61170970A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60011178A JPS61170970A (ja) 1985-01-24 1985-01-24 回転型記録媒体
US06/821,704 US4661875A (en) 1985-01-24 1986-01-23 Information storage disc assembly
DE8686300492T DE3680001D1 (de) 1985-01-24 1986-01-24 Informationsspeicherplattenzusammenstellung.
EP86300492A EP0191567B1 (en) 1985-01-24 1986-01-24 Information storage disc assembly
DE198686300492T DE191567T1 (de) 1985-01-24 1986-01-24 Informationsspeicherplattenzusammenstellung.

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