JP2000258564A - 方位計付電子腕時計 - Google Patents
方位計付電子腕時計Info
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- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04G—ELECTRONIC TIME-PIECES
- G04G21/00—Input or output devices integrated in time-pieces
- G04G21/02—Detectors of external physical values, e.g. temperature
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B47/00—Time-pieces combined with other articles which do not interfere with the running or the time-keeping of the time-piece
- G04B47/06—Time-pieces combined with other articles which do not interfere with the running or the time-keeping of the time-piece with attached measuring instruments, e.g. pedometer, barometer, thermometer or compass
- G04B47/065—Time-pieces combined with other articles which do not interfere with the running or the time-keeping of the time-piece with attached measuring instruments, e.g. pedometer, barometer, thermometer or compass with a compass
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 方位計付電子腕時計が水平状態になったとき
に自動的に方位計測を開始させ、方位計測の精度を向上
させること。 【解決手段】方位計付電子腕時計をＣＰＵ１０、処理プ
ログラム等が格納されたＲＯＭ１１、処理データ等が格
納されたＲＡＭ１２、ＣＰＵ１０にクロック信号を与え
る発振回路１３、時刻表示や方位計測値表示等を行う表
示回路１４、方位計測を行う方位検出回路１５、タイミ
ング信号を発生する分周回路１６、割込回路１８、及び
前記水平検出信号を発生する水平検出回路１９とで構成
した。割込回路１８は、分周回路１６からのタイミング
信号、押ボタン１７からの方位計測の停止信号、水平検
出回路１９からの水平検出信号をＣＰＵ１０に夫々入力
する。なお、計測はタイマーにより所定時間経過後に自
動的に、又は押ボタン１７により手動的に終了する。
に自動的に方位計測を開始させ、方位計測の精度を向上
させること。 【解決手段】方位計付電子腕時計をＣＰＵ１０、処理プ
ログラム等が格納されたＲＯＭ１１、処理データ等が格
納されたＲＡＭ１２、ＣＰＵ１０にクロック信号を与え
る発振回路１３、時刻表示や方位計測値表示等を行う表
示回路１４、方位計測を行う方位検出回路１５、タイミ
ング信号を発生する分周回路１６、割込回路１８、及び
前記水平検出信号を発生する水平検出回路１９とで構成
した。割込回路１８は、分周回路１６からのタイミング
信号、押ボタン１７からの方位計測の停止信号、水平検
出回路１９からの水平検出信号をＣＰＵ１０に夫々入力
する。なお、計測はタイマーにより所定時間経過後に自
動的に、又は押ボタン１７により手動的に終了する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は方位計付電子腕時計
に関し、特に方位計付電子腕時計の方位計測の開始並び
に終了に関する。
に関し、特に方位計付電子腕時計の方位計測の開始並び
に終了に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の方位計付電子腕時計は、例えば図
７にブロック図で示す如く、マイクロプロセッサ（ＣＰ
Ｕ）１０、ＣＰＵ１０のシステムプログラムや処理プロ
グラム等が格納されたメモリ（ＲＯＭ）１１、処理デー
タ等が格納されたメモリ（ＲＡＭ）１２、ＣＰＵ１０に
クロック信号を与える発振回路１３、ＣＰＵ１０で駆動
されて時刻表示や方位計測値表示等を行う表示回路１
４、ＣＰＵ１０で制御されて方位計測を行う方位検出回
路１５、発振回路１３の発振周波数を分周して１Ｈｚの
タイミング信号を発生する分周回路１６、方位計測を開
始するための押ボタン１７、及び割込回路１８から構成
されている。
７にブロック図で示す如く、マイクロプロセッサ（ＣＰ
Ｕ）１０、ＣＰＵ１０のシステムプログラムや処理プロ
グラム等が格納されたメモリ（ＲＯＭ）１１、処理デー
タ等が格納されたメモリ（ＲＡＭ）１２、ＣＰＵ１０に
クロック信号を与える発振回路１３、ＣＰＵ１０で駆動
されて時刻表示や方位計測値表示等を行う表示回路１
４、ＣＰＵ１０で制御されて方位計測を行う方位検出回
路１５、発振回路１３の発振周波数を分周して１Ｈｚの
タイミング信号を発生する分周回路１６、方位計測を開
始するための押ボタン１７、及び割込回路１８から構成
されている。
【０００３】方位計付電子腕時計は通常は腕に装着して
利用されるものであるが、携帯者は方位計測を開始する
場合、計測用押ボタン１７を押す必要があった。方位計
付電子腕時計を水平状態にして計測することが方位計測
に適していることは携帯者もよく理解している。しかし
ながら、方位計付電子腕時計が水平状態でなく傾いた状
態のときに押ボタン１７が押されることが現実にしばし
ば起きている。このような傾いた状態で方位計付電子腕
時計により方位計測を行えば、計測精度が当然低下する
という問題がある。
利用されるものであるが、携帯者は方位計測を開始する
場合、計測用押ボタン１７を押す必要があった。方位計
付電子腕時計を水平状態にして計測することが方位計測
に適していることは携帯者もよく理解している。しかし
ながら、方位計付電子腕時計が水平状態でなく傾いた状
態のときに押ボタン１７が押されることが現実にしばし
ば起きている。このような傾いた状態で方位計付電子腕
時計により方位計測を行えば、計測精度が当然低下する
という問題がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、方位計付電子腕時計が水平状態になったと
きに自動的に方位計測を開始させることにより、方位計
測の精度を向上させることである。
する課題は、方位計付電子腕時計が水平状態になったと
きに自動的に方位計測を開始させることにより、方位計
測の精度を向上させることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、マイクロプロセッサ、前記マイクロプロセッサの処
理プログラムや処理データ等が格納されたメモリ、前記
マイクロプロセッサにクロック信号を与える発振回路、
前記マイクロプロセッサで駆動されて時刻表示や方位計
測値表示等を行う表示回路、前記マイクロプロセッサで
制御されて方位計測を行う方位検出回路を具備する方位
計付電子腕時計に水平検出回路を更に具備させ、前記水
平検出回路が前記方位計付電子腕時計の水平状態を検出
したときに方位計測と方位計測値表示を行わせるように
した。
に、マイクロプロセッサ、前記マイクロプロセッサの処
理プログラムや処理データ等が格納されたメモリ、前記
マイクロプロセッサにクロック信号を与える発振回路、
前記マイクロプロセッサで駆動されて時刻表示や方位計
測値表示等を行う表示回路、前記マイクロプロセッサで
制御されて方位計測を行う方位検出回路を具備する方位
計付電子腕時計に水平検出回路を更に具備させ、前記水
平検出回路が前記方位計付電子腕時計の水平状態を検出
したときに方位計測と方位計測値表示を行わせるように
した。
【０００６】また、前記水平検出回路が前記方位計付電
子腕時計の水平状態を検出することによって開始させら
れた方位計測は、計測停止信号が入力されるまで継続す
るようにした。そして、前記計測停止信号は押ボタンに
より手動で与えられるもの、又は所定時間経過後にタイ
マーにより与えられるものとした。
子腕時計の水平状態を検出することによって開始させら
れた方位計測は、計測停止信号が入力されるまで継続す
るようにした。そして、前記計測停止信号は押ボタンに
より手動で与えられるもの、又は所定時間経過後にタイ
マーにより与えられるものとした。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の方位計付電子腕時計の一
実施例は、基本的には図７に示す従来装置に、方位計付
電子腕時計の水平状態を検出したときに方位計測と方位
計測値表示を行わせるための手段を付加して構成された
ものである。
実施例は、基本的には図７に示す従来装置に、方位計付
電子腕時計の水平状態を検出したときに方位計測と方位
計測値表示を行わせるための手段を付加して構成された
ものである。
【０００８】即ち図１のブロック図に示す如く、本発明
の方位計付電子腕時計の一実施例はマイクロプロセッサ
（ＣＰＵ）１０、ＣＰＵ１０のシステムプログラムや処
理プログラム等が格納されたメモリ（ＲＯＭ）１１、処
理データ等が格納されたメモリ（ＲＡＭ）１２、ＣＰＵ
１０にクロック信号を与える発振回路１３、ＣＰＵ１０
で駆動されて時刻表示や方位計測値表示等を行う表示回
路１４、ＣＰＵ１０で制御されて方位計測を行う方位検
出回路１５、発振回路１３の発振周波数を分周して１Ｈ
ｚのタイミング信号を発生する分周回路１６、押ボタン
１７、割込回路１８、及び水平検出信号を発生させる水
平検出回路１９とで構成したものである。割込回路１８
は、分周回路１６からのタイミング信号、押ボタン１７
からの方位計測の停止信号、水平検出回路１９からの水
平検出信号をＣＰＵ１０に夫々入力する。方位計測の停
止信号は、後述する如く、タイマーによって発生させる
ことも可能である。
の方位計付電子腕時計の一実施例はマイクロプロセッサ
（ＣＰＵ）１０、ＣＰＵ１０のシステムプログラムや処
理プログラム等が格納されたメモリ（ＲＯＭ）１１、処
理データ等が格納されたメモリ（ＲＡＭ）１２、ＣＰＵ
１０にクロック信号を与える発振回路１３、ＣＰＵ１０
で駆動されて時刻表示や方位計測値表示等を行う表示回
路１４、ＣＰＵ１０で制御されて方位計測を行う方位検
出回路１５、発振回路１３の発振周波数を分周して１Ｈ
ｚのタイミング信号を発生する分周回路１６、押ボタン
１７、割込回路１８、及び水平検出信号を発生させる水
平検出回路１９とで構成したものである。割込回路１８
は、分周回路１６からのタイミング信号、押ボタン１７
からの方位計測の停止信号、水平検出回路１９からの水
平検出信号をＣＰＵ１０に夫々入力する。方位計測の停
止信号は、後述する如く、タイマーによって発生させる
ことも可能である。
【０００９】水平検出回路１９は、方位計付電子腕時計
のケース内に又はケースに付属させて配置される。従っ
て水平検出回路１９は、方位計付電子腕時計が水平状態
になったときに水平検出信号を発生し、これを割込回路
１８に与える。割込回路１８は、この水平検出信号をＣ
ＰＵ１０に入力させる。水平検出回路１９は以下に述べ
る如き水平センサ２０を具備する。
のケース内に又はケースに付属させて配置される。従っ
て水平検出回路１９は、方位計付電子腕時計が水平状態
になったときに水平検出信号を発生し、これを割込回路
１８に与える。割込回路１８は、この水平検出信号をＣ
ＰＵ１０に入力させる。水平検出回路１９は以下に述べ
る如き水平センサ２０を具備する。
【００１０】水平センサ２０は、例えば図５の斜視図
（Ａ）、縦断面図（Ｂ）と（Ｃ）、蓋を外した平面図
（Ｄ）に示す如く、略円筒内室２１ａを有する絶縁材の
円形容器２１、円形容器２１内に一対の固定接点として
機能するように配置された２本の導電性線条部材２４ａ
と２４ｂ、及び円形容器２１内に封入され可動接点とし
て機能する導電性球部材２５とからなるものである。
（Ａ）、縦断面図（Ｂ）と（Ｃ）、蓋を外した平面図
（Ｄ）に示す如く、略円筒内室２１ａを有する絶縁材の
円形容器２１、円形容器２１内に一対の固定接点として
機能するように配置された２本の導電性線条部材２４ａ
と２４ｂ、及び円形容器２１内に封入され可動接点とし
て機能する導電性球部材２５とからなるものである。
【００１１】円形容器２１はカップ状の蓋部材２２と皿
状の底部材２３とから形成されている。皿状の底部材２
３は、中央に小穴２３ｃが穿たれた円錐面２３ａとその
外側に設けられた水平面２３ｂとから形成されている。
２本の導電性線条部材２４ａと２４ｂの夫々の外側端部
は容器２１の外に突出し一対の端子として機能し、且つ
その夫々の内側端部は底部材２３の小穴２３ｃの端まで
延伸し一対の固定接点として機能する。２本の導電性線
条部材２４ａと２４ｂは、略円筒内室２１ａ内では表面
を露出して底部材２３に埋設されている。可動接点とし
て機能する導電性球部材２５は、重力に従って自由に回
転移動できるようにして、容器２１の略円筒内室２１ａ
内に封入されている。
状の底部材２３とから形成されている。皿状の底部材２
３は、中央に小穴２３ｃが穿たれた円錐面２３ａとその
外側に設けられた水平面２３ｂとから形成されている。
２本の導電性線条部材２４ａと２４ｂの夫々の外側端部
は容器２１の外に突出し一対の端子として機能し、且つ
その夫々の内側端部は底部材２３の小穴２３ｃの端まで
延伸し一対の固定接点として機能する。２本の導電性線
条部材２４ａと２４ｂは、略円筒内室２１ａ内では表面
を露出して底部材２３に埋設されている。可動接点とし
て機能する導電性球部材２５は、重力に従って自由に回
転移動できるようにして、容器２１の略円筒内室２１ａ
内に封入されている。
【００１２】水平センサ２０は水平状態に置かれると、
図５（Ｂ）に示す如く、導電性球部材２５が底部材２３
の中央の小穴２３ｃに移動して着座し、２本の導電性線
条部材２４ａと２４ｂの一対の内側端部を電気的に接続
する。水平センサ２０を水平状態から傾けると、例えば
左方に傾けると図５（Ｃ）及び（Ｄ）に示す如く、導電
性球部材２５が底部材２３の中央の小穴２３ｃから離間
し、容器２１の略円筒内室２１ａの端に移動して、２本
の導電性線条部材２４ａと２４ｂの一対の内側端部を電
気的に切断する。このようにして、水平センサ２０は水
平状態を電気的に検出する。
図５（Ｂ）に示す如く、導電性球部材２５が底部材２３
の中央の小穴２３ｃに移動して着座し、２本の導電性線
条部材２４ａと２４ｂの一対の内側端部を電気的に接続
する。水平センサ２０を水平状態から傾けると、例えば
左方に傾けると図５（Ｃ）及び（Ｄ）に示す如く、導電
性球部材２５が底部材２３の中央の小穴２３ｃから離間
し、容器２１の略円筒内室２１ａの端に移動して、２本
の導電性線条部材２４ａと２４ｂの一対の内側端部を電
気的に切断する。このようにして、水平センサ２０は水
平状態を電気的に検出する。
【００１３】以上説明した如く構成された本発明の一実
施例装置において、方位計測の開始から終了までの動作
を図２ないし図４を参照して説明する。図２は方位計測
の開始から終了までの基本的なフローチャート、図３は
所定時間経過後に自動的に終了するまでのフローチャー
ト、そして図４は押ボタンにより強制的に終了するまで
のフローチャートである。
施例装置において、方位計測の開始から終了までの動作
を図２ないし図４を参照して説明する。図２は方位計測
の開始から終了までの基本的なフローチャート、図３は
所定時間経過後に自動的に終了するまでのフローチャー
ト、そして図４は押ボタンにより強制的に終了するまで
のフローチャートである。
【００１４】図２において、方位計付電子腕時計を方位
計測モードにすると、水平検出回路１９は動作を開始す
る（１０１）。水平検出回路１９は水平状態を検出する
と水平検出信号を割込回路１８に与える。割込回路１８
は、前記水平検出信号をＣＰＵ１０に入力する。する
と、ＣＰＵ１０は方位計付電子腕時計が水平状態になっ
たと判断し（１０２）、表示回路１４を駆動して水平状
態表示を行わせる（１０３）。次にＣＰＵ１０は、方位
検出回路１５を駆動して方位計測を行わせ（１０４）、
更に表示回路１４を駆動して方位計測値表示を行わせる
（１０５）。方位計測値表示が完了すると、ＣＰＵ１０
は水平検出及び方位計測並びに計測値表示を終了させる
（１０６）。これら一連の動作は、ＲＯＭ１１に記憶さ
れているプログラムの内容に従って実行される。このよ
うにして本発明に係る方位計付電子腕時計は、方位計測
モードにおいては、水平状態にするだけで方位計測が自
動的に開始される。
計測モードにすると、水平検出回路１９は動作を開始す
る（１０１）。水平検出回路１９は水平状態を検出する
と水平検出信号を割込回路１８に与える。割込回路１８
は、前記水平検出信号をＣＰＵ１０に入力する。する
と、ＣＰＵ１０は方位計付電子腕時計が水平状態になっ
たと判断し（１０２）、表示回路１４を駆動して水平状
態表示を行わせる（１０３）。次にＣＰＵ１０は、方位
検出回路１５を駆動して方位計測を行わせ（１０４）、
更に表示回路１４を駆動して方位計測値表示を行わせる
（１０５）。方位計測値表示が完了すると、ＣＰＵ１０
は水平検出及び方位計測並びに計測値表示を終了させる
（１０６）。これら一連の動作は、ＲＯＭ１１に記憶さ
れているプログラムの内容に従って実行される。このよ
うにして本発明に係る方位計付電子腕時計は、方位計測
モードにおいては、水平状態にするだけで方位計測が自
動的に開始される。
【００１５】図３において、方位計付電子腕時計を方位
計測モードにすると、水平検出回路１９は動作を開始す
る（２０１）。水平検出回路１９は水平状態を検出する
と水平検出信号を割込回路１８に与える。割込回路１８
は、前記水平検出信号をＣＰＵ１０に入力する。する
と、ＣＰＵ１０は方位計付電子腕時計が水平状態になっ
たと判断し（２０２）、表示回路１４を駆動して水平状
態表示を行わせる（２０３）。次にＣＰＵ１０は方位検
出回路１５を駆動して方位計測を行わせ（２０４）、更
に表示回路１４を駆動して方位計測値表示を行わせる
（２０５）。続いてＣＰＵ１０は方位計測開始から３０
秒経過したか否かを判断し（２０６）、３０秒経過して
いなければ方位計測並びに計測値表示を継続する。３０
秒経過したと判断した場合には、ＣＰＵ１０は水平検出
及び方位計測並びに計測値表示を終了させる（２０
７）。これらＣＰＵ１０の一連の動作は、ＲＯＭ１１に
記憶されているプログラムの内容に従って実行される。
計測モードにすると、水平検出回路１９は動作を開始す
る（２０１）。水平検出回路１９は水平状態を検出する
と水平検出信号を割込回路１８に与える。割込回路１８
は、前記水平検出信号をＣＰＵ１０に入力する。する
と、ＣＰＵ１０は方位計付電子腕時計が水平状態になっ
たと判断し（２０２）、表示回路１４を駆動して水平状
態表示を行わせる（２０３）。次にＣＰＵ１０は方位検
出回路１５を駆動して方位計測を行わせ（２０４）、更
に表示回路１４を駆動して方位計測値表示を行わせる
（２０５）。続いてＣＰＵ１０は方位計測開始から３０
秒経過したか否かを判断し（２０６）、３０秒経過して
いなければ方位計測並びに計測値表示を継続する。３０
秒経過したと判断した場合には、ＣＰＵ１０は水平検出
及び方位計測並びに計測値表示を終了させる（２０
７）。これらＣＰＵ１０の一連の動作は、ＲＯＭ１１に
記憶されているプログラムの内容に従って実行される。
【００１６】このようにして本発明に係る方位計付電子
腕時計は、方位計測モードにおいては、水平状態にする
だけで方位計測が自動的に開始させられ、且つ所定時間
経過後には方位計測が自動的に終了させられる。この所
定時間は図３のフローチャートにおいては３０秒とした
が、任意に設定変更することも可能である。また所定時
間の計測は、例えば内蔵タイマーを用いて行われる。即
ち、このタイマーに所定時間を設定し、水平検出回路１
９からの水平検出信号が割込回路１８を経てＣＰＵ１０
に入力された時点でカウントを開始させ、カウント値が
設定した所定時間に達したときに一致信号を発生させ且
つカウントを終了させる。そして、前記一致信号が計測
終了信号として利用される。
腕時計は、方位計測モードにおいては、水平状態にする
だけで方位計測が自動的に開始させられ、且つ所定時間
経過後には方位計測が自動的に終了させられる。この所
定時間は図３のフローチャートにおいては３０秒とした
が、任意に設定変更することも可能である。また所定時
間の計測は、例えば内蔵タイマーを用いて行われる。即
ち、このタイマーに所定時間を設定し、水平検出回路１
９からの水平検出信号が割込回路１８を経てＣＰＵ１０
に入力された時点でカウントを開始させ、カウント値が
設定した所定時間に達したときに一致信号を発生させ且
つカウントを終了させる。そして、前記一致信号が計測
終了信号として利用される。
【００１７】図４において、方位計付電子腕時計を方位
計測モードにすると、水平検出回路１９は動作を開始す
る（３０１）。水平検出回路１９は水平状態を検出する
と水平検出信号を割込回路１８に与える。割込回路１８
は、前記水平検出信号をＣＰＵ１０に入力する。する
と、ＣＰＵ１０は方位計付電子腕時計が水平状態になっ
たと判断し（３０２）、表示回路１４を駆動して水平状
態表示を行わせる（３０３）。次にＣＰＵ１０は方位検
出回路１５を駆動して方位計測を行わせ（３０４）、更
に表示回路１４を駆動して方位計測値表示を行わせる
（３０５）。続いてＣＰＵ１０は押ボタン１７によって
計測停止入力がなされたか否かを判断し（３０６）、計
測停止入力がなければ方位計測並びに計測値表示を継続
する。押ボタン１７による計測停止入力がなされたと判
断した場合には、ＣＰＵ１０は水平検出及び方位計測並
びに計測値表示を終了させる（３０７）。これらＣＰＵ
１０の一連の動作は、ＲＯＭ１１に記憶されているプロ
グラムの内容に従って実行される。
計測モードにすると、水平検出回路１９は動作を開始す
る（３０１）。水平検出回路１９は水平状態を検出する
と水平検出信号を割込回路１８に与える。割込回路１８
は、前記水平検出信号をＣＰＵ１０に入力する。する
と、ＣＰＵ１０は方位計付電子腕時計が水平状態になっ
たと判断し（３０２）、表示回路１４を駆動して水平状
態表示を行わせる（３０３）。次にＣＰＵ１０は方位検
出回路１５を駆動して方位計測を行わせ（３０４）、更
に表示回路１４を駆動して方位計測値表示を行わせる
（３０５）。続いてＣＰＵ１０は押ボタン１７によって
計測停止入力がなされたか否かを判断し（３０６）、計
測停止入力がなければ方位計測並びに計測値表示を継続
する。押ボタン１７による計測停止入力がなされたと判
断した場合には、ＣＰＵ１０は水平検出及び方位計測並
びに計測値表示を終了させる（３０７）。これらＣＰＵ
１０の一連の動作は、ＲＯＭ１１に記憶されているプロ
グラムの内容に従って実行される。
【００１８】このようにして本発明に係る方位計付電子
腕時計は、方位計測モードにおいては、水平状態にする
だけで方位計測が自動的に開始させられ、且つ押ボタン
１７を手動で押して計測停止信号を発生させることによ
っても方位計測は終了させられる。
腕時計は、方位計測モードにおいては、水平状態にする
だけで方位計測が自動的に開始させられ、且つ押ボタン
１７を手動で押して計測停止信号を発生させることによ
っても方位計測は終了させられる。
【００１９】図６は本発明に係る方位計付電子腕時計の
表示回路１４に用いられている表示パネルの一例を示す
図である。表示パネルは、例えばＬＣＤパネルである。
図６の表示パネルは大小２つの円で区分された内外２つ
の表示領域を有する。内側の表示領域は中央に時刻表示
を、且つその下に水平状態表示を夫々有する。図６にお
いて、時刻表示は１０時８分５９秒を示しており、また
水平状態表示はＢＥＡＲＩＮＧの囲い文字で表されてい
る。水平状態表示は、ＢＥＡＲＩＮＧでなく他の表示で
もよい。外側の表示領域即ち大小２つの円に囲まれたド
ーナツ状の領域には北を現わす三角マーク及び東と西と
南を現わす３つの四角マークの４つの方位マークが円周
上に等間隔に表示されるようになっている。勿論、方位
マークは他のマークを用いることは可能である。
表示回路１４に用いられている表示パネルの一例を示す
図である。表示パネルは、例えばＬＣＤパネルである。
図６の表示パネルは大小２つの円で区分された内外２つ
の表示領域を有する。内側の表示領域は中央に時刻表示
を、且つその下に水平状態表示を夫々有する。図６にお
いて、時刻表示は１０時８分５９秒を示しており、また
水平状態表示はＢＥＡＲＩＮＧの囲い文字で表されてい
る。水平状態表示は、ＢＥＡＲＩＮＧでなく他の表示で
もよい。外側の表示領域即ち大小２つの円に囲まれたド
ーナツ状の領域には北を現わす三角マーク及び東と西と
南を現わす３つの四角マークの４つの方位マークが円周
上に等間隔に表示されるようになっている。勿論、方位
マークは他のマークを用いることは可能である。
【００２０】
【発明の効果】本発明により、方位計付電子腕時計を水
平にするだけで方位計測が自動的に開始できるようにな
った。従って、方位計測は水平状態で、即ち地面に平行
な状態で行われるから、方位計付電子腕時計を用いる方
位計測の精度を向上させることができた。また、計測を
開始するにあたって方位計測用押ボタンを手動で押す必
要がなくなったので、携帯者にとって方位計付電子腕時
計が利用し易くなった。
平にするだけで方位計測が自動的に開始できるようにな
った。従って、方位計測は水平状態で、即ち地面に平行
な状態で行われるから、方位計付電子腕時計を用いる方
位計測の精度を向上させることができた。また、計測を
開始するにあたって方位計測用押ボタンを手動で押す必
要がなくなったので、携帯者にとって方位計付電子腕時
計が利用し易くなった。
【図１】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図２】本発明における方位計測の基本的なフローチャ
ートである。
ートである。
【図３】本発明における方位計測の開始から所定時間経
過による終了までのフローチャートである。
過による終了までのフローチャートである。
【図４】本発明における方位計測の開始から押ボタンに
よる終了までのフローチャートである。
よる終了までのフローチャートである。
【図５】水平検出回路に用いられる水平センサの一例を
示す図で、（Ａ）は斜視図、（Ｂ）は水平状態における
縦断面図、（Ｃ）は傾斜状態における縦断面図、（Ｄ）
は蓋を取り外して示した傾斜状態における平面図であ
る。
示す図で、（Ａ）は斜視図、（Ｂ）は水平状態における
縦断面図、（Ｃ）は傾斜状態における縦断面図、（Ｄ）
は蓋を取り外して示した傾斜状態における平面図であ
る。
【図６】方位計付電子腕時計の表示パネルの一例を示す
図である。
図である。
【図７】従来の方位計付電子腕時計の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
１０ ＣＰＵ １１ ＲＯＭ １２ ＲＡＭ １３ 発振回路 １４ 表示回路 １５ 方位検出回路 １６ 分周回路 １７ 押ボタン １８ 割込回路 １９ 水平検出回路 ２０ 水平センサ ２１ 円形容器 ２１ａ 略円筒内室 ２２ カップ状の蓋部材 ２３ 皿状の底部材 ２３ａ 円錐面 ２３ｂ 水平面 ２３ｃ 小穴 ２４ａ、２４ｂ 導電性線条部材 ２５ 導電性球部材
Claims (4)
- 【請求項１】マイクロプロセッサ、前記マイクロプロセ
ッサの処理プログラムや処理データ等が格納されたメモ
リ、前記マイクロプロセッサにクロック信号を与える発
振回路、前記マイクロプロセッサで駆動されて時刻表示
や方位計測値表示等を行う表示回路、前記マイクロプロ
セッサで制御されて方位計測を行う方位検出回路を具備
する方位計付電子腕時計に水平検出回路を更に具備さ
せ、前記水平検出回路が前記方位計付電子腕時計の水平
状態を検出したときに方位計測と方位計測値表示を行わ
せるようにしたことを特徴とする方位計付電子腕時計。 - 【請求項２】前記水平検出回路が前記方位計付電子腕時
計の水平状態を検出することによって開始させられた方
位計測は、計測停止信号が入力されるまで継続すること
を特徴とする請求項１の方位計付電子腕時計。 - 【請求項３】前記計測停止信号は押ボタンにより手動で
与えられるものであることを特徴とする請求項２の方位
計付電子腕時計。 - 【請求項４】前記計測停止信号は所定時間経過後にタイ
マーにより与えられるものであることを特徴とする請求
項２の方位計付電子腕時計。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11066469A JP2000258564A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 方位計付電子腕時計 |
| US09/516,992 US6252824B1 (en) | 1999-03-12 | 2000-03-01 | Electronic time piece with a bearing detector |
| EP00301835A EP1041466A3 (en) | 1999-03-12 | 2000-03-07 | Electronic wrist watch with an bearing detector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11066469A JP2000258564A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 方位計付電子腕時計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000258564A true JP2000258564A (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=13316687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11066469A Pending JP2000258564A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 方位計付電子腕時計 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6252824B1 (ja) |
| EP (1) | EP1041466A3 (ja) |
| JP (1) | JP2000258564A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008534931A (ja) * | 2005-03-25 | 2008-08-28 | スイス アーミー ブランズ インク | コンパス機能付き時計 |
| RU2805638C1 (ru) * | 2023-02-20 | 2023-10-23 | Общество с ограниченной ответственностью "Константин Чайкин" | Часы с индикатором азимута восхода и захода Солнца |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20050073911A (ko) * | 2004-01-12 | 2005-07-18 | 삼성전자주식회사 | 아날로그 시계 장착형 단말기의 아날로그 시계 시각 자동조정 장치 및 방법 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5268464A (en) * | 1975-12-04 | 1977-06-07 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Switch of electronic watches |
| US4117602A (en) * | 1977-04-04 | 1978-10-03 | The Laitram Corporation | Electromagnetic compass |
| US4337530A (en) * | 1980-05-27 | 1982-06-29 | Toft Jr Leonard L | Universal time-keeping system and apparatus |
| FR2515838A1 (fr) * | 1981-10-30 | 1983-05-06 | Omega Brandt & Freres Sa Louis | Piece d'horlogerie comportant un dispositif d'orientation |
| JP2935047B2 (ja) * | 1990-03-13 | 1999-08-16 | カシオ計算機株式会社 | 電子コンパス |
| US5216816A (en) * | 1990-03-20 | 1993-06-08 | Casio Computer Co., Ltd. | Compass |
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| CH691089A5 (fr) * | 1997-05-14 | 2001-04-12 | Asulab Sa | Pièce d'horlogerie associée à une boussole et à un viseur. |
-
1999
- 1999-03-12 JP JP11066469A patent/JP2000258564A/ja active Pending
-
2000
- 2000-03-01 US US09/516,992 patent/US6252824B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-03-07 EP EP00301835A patent/EP1041466A3/en not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008534931A (ja) * | 2005-03-25 | 2008-08-28 | スイス アーミー ブランズ インク | コンパス機能付き時計 |
| RU2805638C1 (ru) * | 2023-02-20 | 2023-10-23 | Общество с ограниченной ответственностью "Константин Чайкин" | Часы с индикатором азимута восхода и захода Солнца |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP1041466A3 (en) | 2002-04-17 |
| EP1041466A2 (en) | 2000-10-04 |
| US6252824B1 (en) | 2001-06-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040726 |
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041001 |
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041019 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050712 |