JP2000258280A - 水道管の漏水検知方法および装置 - Google Patents
水道管の漏水検知方法および装置Info
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Abstract
水検知方法および装置を提供する。 【解決手段】大地3に接触する電極3と水道管1内の水
との間に一定の交流電圧が印加され、この交流電圧によ
って流れる地中電流が計測され、この地中電流が所定の
値を越えたときに水道管1が漏水しているものと判定す
る。
Description
ている水道管の漏水を検知する方法および装置に関し、
特に、漏水時に地中のキャパシタンス成分が変化するこ
とをとらえて漏水を検知する方法および装置に関する。
切にする上から重要な技術である。しかし、水道管は地
中に埋設されているために目視することができず、その
漏水検知は非常に困難であった。従来から実施されてい
る水道管の漏水検知方法としては、漏水時に水道管から
水が吹き出す音を聞く方法が取られている。すなわち、
水道管内の水は高圧でもって送られるので、漏水する
と、その場所での水流によって水道管が振動し異常音が
発生する。この異常音を点検者が聞き分けて漏水個所を
発見していた。
たような従来の方法は、検知感度が非常に悪いという問
題があった。すなわち、漏水による異常音は、点検者が
かなり熟練していないと聞き分けることができず、ま
た、熟練者であっても異常音を聞き逃すことがあった。
さらに、漏水時の異常音が小さい場合は、全く検知する
ことができなかった。異常音の検知は、騒音の激しい昼
間は全く不可能であり、夜間に実施されていた。また、
夜間でも一晩中、騒音が絶えないところでは漏水検知作
業を実施することができなかった。そのために、従来
は、水道水の10ないし20%が漏水したままであり、
水が無駄に捨てられていた。
的に検知する方法が記載されている。この公報に記述さ
れている漏水の検知方法は、地表面に設けられた電極と
水道管との間に直流の地中電流を流し、この地中電流が
漏水していないときの値より増加した場合に漏水したも
のと判定する方法である。しかし、この方法では、流さ
れる地中電流が直流であるために、水道管の周辺だけが
部分的に吸水し、そこから電極までの部分が乾燥してい
ると、その乾燥した部分の抵抗が桁違いに高いので地中
電流は殆ど流れない状態となり、電極と水道管との間が
全面的に吸水しないと地中電流の増加が認められない。
特に、舗装道路におけるコンクリート層は、他の土壌と
比べて吸水し難いのでその抵抗が高い。また、舗装道路
におけるアスファルト層は、コンクリート層と比べてさ
らに吸水し難いのでその抵抗はさらに高い。そのため
に、この方法は、適用範囲が限られるとともに漏水の検
知感度も非常に悪かった。この発明の目的は、舗装道路
でも漏水の検知感度が高い水道管の漏水検知方法および
装置を提供することにある。
に、この発明によれば、地中に埋設されている水道管の
漏水を地上から検知する方法であって、大地に接触する
電極と前記水道管内の水との間に一定の交流電圧が印加
され、この交流電圧によって流れる地中電流が計測さ
れ、前記地中電流が所定の値を越えたときに水道管が漏
水しているものと判定するようにするとよい。土壌やコ
ンクリート層はそれ自体がキャパシタンス成分を備えて
いるので、電極と水道管内の水との間が全面的に乾燥し
抵抗が高い状態であっても、地中電流が交流なので必ず
流れる。一方、土壌が吸水すれば、そのキャパシタンス
が大きくなるので、電極と水道管内の水との間が部分的
に漏水しただけでも、その間を流れる地中電流が増加す
る。したがって、舗装道路であっても、水道管の漏水を
感度よく検知することができる。
道管の真上から外れた位置に配されるようにしてもよ
い。それによって、漏水時に水道管の真下だけが吸水し
ても、地中電流が増加するようになり、水道管の漏水を
検知することができる。また、かかる方法において、前
記電極を水道管の長さ方向にそって移動させながら前記
地中電流が順次計測され、前記地中電流が最も大きい位
置で水道管が漏水しているものと判定するようにしても
よい。それによって、水道管の漏水位置を標定すること
ができる。
て、大地の表面に載置された板状の電極と、一方端が水
道管内の水と導電接触し他方端がマンホールを介して地
上に引き出されたリード線と、前記電極と前記リード線
の他方端との間に交流電圧を印加する交流電源と、この
交流電源の出力する地中電流を計測するとともに地中電
流が所定の値を越えたときに前記水道管が漏水している
ものと判定する漏水検知器とにより構成されるようにし
てもよい。それによって、大口径の水道管の漏水を検知
することができる。
て、大地の表面に載置された板状の電極と、水道管の金
属蛇口あるいは金属性の止水栓に一方端が導電接触する
リード線と、前記電極と前記リード線の他方端との間に
交流電圧を印加する交流電源と、この交流電源の出力す
る地中電流を計測するとともに地中電流が所定の値を越
えたときに前記水道管が漏水しているものと判定する漏
水検知器とにより構成されるようにしてもよい。それに
よって、家庭用に給水する小口径の水道管の漏水を検知
することができる。
と前記漏水検知器とが自動車に積載されるようにしても
よい。それによって、水道管の長さ方向にそって移動し
ながら漏水を検知する作業が容易になる。また、かかる
構成において、前記自動車のタイヤを前記電極上に乗り
上げさせるようにしてもよい。それによって、電極を大
地の表面に一定の加重をかけて押し付けることができ、
地中電流の計測値が安定する。
て説明する。図1は、この発明の実施例にかかる水道管
の漏水検知装置の構成を示す断面図である。大地3の内
部に金属製の水道管1が埋設され、大地3の表面はコン
クリート層4で覆われている。このコンクリート層4に
板状の電極2が載置され、この電極2には自動車5のタ
イヤ5Aが乗っかり、電極2が大地3側へ押圧されてい
る。一方、水道管1にリード線10が接続点10Aでも
って導電接続され、マンホール11を介して大地3の表
面側に引き出されている。自動車5には、交流電源6と
漏水検知器7とが積載されている。交流電源6は、1k
Hzないし1MHzの高周波の交流電圧を発生し、交流
電源6の一方の出力端は電極2に接続され、他方は漏水
検知器7内の変流器8を介してリード線10に接続され
ている。漏水検知器7は、変流器8の2次側出力を判定
器9が受け、リード線10に流れる地中電流Iを計測す
るとともに地中電流Iが所定の値を越えたときに水道管
1が漏水しているものと判定して、報知信号を出すよう
になっている。
極2と水道管1との間に地中電流Iが流れる。その場
合、地中電流Iは高周波電流なので、コンクリート層4
と大地3とのキャパシタンスC1,C2,C3などによ
って決まる値の地中電流Iが流れる。したがって、この
地中電流Iは、水道管1が漏水していなくても流れる。
一方、水道管1が漏水し、例えば、点々の領域12が吸
水していれば、キャパシタンスC2が大きくなるので、
地中電流Iが増し、漏水検知器7が漏水しているものと
判定して報知信号を出す。漏水があってもコンクリート
層4は吸水し難いが、地中電流Iがそのキャパシタンス
成分でもって通過するので、この装置は、大地3の舗装
の有無に関係なく適用することができる。
の埋設深さや電極2の広さ、交流電圧の大きさVと周波
数fによって異なるが、例えば、水道管1の埋設深さを
1m、電極2の広さを1m2 とした場合、漏水のない状
態において、 V=1kV,f=1kHzで、Iが約1mA V=1kV,f=1MHzで、Iが約1A V=1V,f=1MHzで、Iが約1mA となり、地中電流Iの値は屋外で雑音電圧が発生してい
ても充分に計測可能なレベルにある。この状態で、漏水
が発生すれば、地中電流Iの値が漏水のない場合に対し
て数倍になるとか、桁違いに大きくなり、漏水の有無を
検知することができる。
ール製などの絶縁管であってもよい。その場合は、リー
ド線10を接続点10Aでもって水道管1内の水と導電
接触するように工夫すればよい。例えば、マンホール1
1が設けられている個所では大抵、水道管1に流速計や
開閉バルブなどが介装されている。この流速計や開閉バ
ルブは、その金属部分が大抵、水道管1内の水に触れて
いるとともに、水道管1の外部へ露出している。この露
出した金属部分を接続点10Aとすればよい。絶縁性の
水道管1は内部に水が流れている限り、電気的には金属
製の水道管1と全く同等になる。したがって、この装置
は、水道管1の構成材料には全く関係なく適用すること
ができる。
5Aを電極2の上に乗り上げさせることによって、電極
2を大地3の表面に一定の加重をかけて押し付けること
ができる。電極2と大地3の表面との間に隙間が発生す
ると、その隙間がキャパシタンスを有する。この隙間が
測定の度に変化すると、計測される地中電流Iが安定し
なくなる。これに対して、図1の装置では、自動車5の
重さによって電極2に一定の加重がかかるので、地中電
流Iが安定するようになる。なお、自動車5は、電極2
の位置を水道管1の長さ方向(図1の左右方向)に移動
させるのに便利であり、地中電流Iの測定作業が楽にな
る。
3に表面に一定の加重をかけて押し付けるために自動車
5のタイヤ5Aを電極2の上に乗り上げさせる構成とな
っているが、電極2と大地3の表面との間の隙間を極力
小さくすることを目的として電極2を大地3の表面に一
定の加重をかけて押し付けるための構成は、図1の装置
の構成に限定されるものではなく、例えば図2のような
構成とすることもできる。
水道管の漏水検知装置の構成を示す図であり、(A)は
漏水検知装置全体の構成を示す断面図、(B)は電極昇
降部の構成を示す側面図である。図2の(B)では、自
動車5の底面部に電極2を昇降させる電極昇降部20が
設けられている。図2の漏水検知装置のその他は、図1
の構成と同じである。電極昇降部20には、自動車5側
に固定されたガイド21、このガイド21に設けられた
貫通穴の中で上下方向に摺動可能に支持されたシャフト
22、このシャフト22を上下方向に昇降駆動させる駆
動部23、およびこの駆動部23との一体形あるいは別
置形として設けられる操作部24からなり、シャフト2
2の下端には電気絶縁部材25を介して電極2が取り付
けられている。なお、この電極昇降部20は、電極2を
上下方向に昇降させる機能を有するものであれば良く、
その構成は図2の(B)に示される構成に限定されるも
のではない。また、この電極昇降部20を自動車5の側
面部に設けるようにしても良い。
指令信号および電極上昇指令信号を受けてシャフト22
の下降および上昇駆動を行う。なお、駆動部23には図
示しないがシャフト22がその上限位置から下方に一定
距離下降したことを検知するセンサ、あるいはシャフト
22に一定以上の加重がかかったことを検知するセンサ
を備え、これらのセンサからの検出信号により下降駆動
を止めてシャフト22を地中電流計測状態の位置に停止
させる機構を設けるとともに、シャフト22が上昇して
上限位置に達したことを検知するセンサを備え、シャフ
ト22を上限位置で停止させる機構を設けるようにす
る。
員による地中電流計測指令を受けて、駆動部23に対す
る電極下降指令信号の出力・漏水検知器7に対する地中
電流計測指令信号の出力・駆動部23に対する電極上昇
指令信号の出力という3工程の操作を自動的に行う制御
回路を備えるようにすると操作員の作業がより容易にな
る。
0を備えた漏水検知装置による地中電流計測の作業手順
は次の通りである。地中電流の各測定点において、自動
車5を一旦停止させ、その後、電極昇降部20により電
極2を下降させて大地3の表面に押し付け、電極2に一
定の加重をかけるようにする。この測定点での地中電流
計測が終了した後、電極昇降部20により電極2を上昇
させて大地3の表面から離れた状態とし、次の測定点ま
で自動車5を移動させる。
を下降させて大地3の表面に押し付け、電極2に一定の
加重をかける工程において、自動車5の一端が大地3の
表面から持ち上がる状態まで電極2を押し下げることに
より、自動車5が重さ自体が加重として電極2にかかる
ようにすることができる。
漏水検知の作業における自動車5の操作としては、各測
定点で自動車5を停止させるだけでよくなり、図1の装
置におけるような、各測定点毎に自動車5のタイヤ5A
を電極2の上に乗り上させるという操作が不要となる。
極2と大地3の表面との間の隙間が変化することにより
計測される地中電流Iが安定しなくなることを防ぐため
に、電極2と大地3の表面との間の隙間を極力小さくす
ることを目的として電極2を大地3の表面に一定の加重
をかけて押し付ける構成であるが、このような構成でな
くても、例えば図3のような構成として、電極2と大地
3の表面との間の隙間寸法が測定の度に変化しなくなる
ようにすれば、計測される地中電流Iを安定化すること
が可能である。
かかる水道管の漏水検知装置における電極昇降部の構成
を示す側面図である。この図3では、図2と同様に、自
動車5の底面部に電極2Aを昇降させる電極昇降部20
Aが設けられるとともに、この電極昇降部20Aに取り
付けられた電極2Aにはその3箇所以上にそれぞれ車輪
27が備えられ、この電極2Aを電極昇降部20Aによ
り大地3の表面上まで下降させた状態でこの電極2Aを
自動車5により牽引する構成としている。図3の漏水検
知装置のその他は、図3に図示されていない部分を含め
て図2の構成と同じである。
面との隙間寸法は車輪27により一定に維持されるの
で、測定の度に前記隙間寸法が変化することがなくな
り、計測される地中電流Iを安定化させることができ
る。
示すように、自動車5側に固定されたガイド21A、こ
のガイド21Aに設けられた貫通穴の中で上下方向に摺
動可能に支持されたシャフト22A、このシャフト22
Aを上下方向に昇降駆動させる駆動部23A、およびこ
の駆動部23Aとの一体形あるいは別置形として設けら
れる操作部24Aからなり、シャフト22Aの下端には
電気絶縁部材25Aを介して電極2Aが取り付けられて
いる。この電極昇降部20Aは電極昇降させる機能とい
う点では図2の装置の電極昇降部20と同じでよいが、
図3の装置では、電極2Aを大地3の表面まで下降させ
た状態で電極2Aがその車輪27を回転させながら自動
車5により牽引させる構成となるので、電極2Aが下降
した状態では電極2Aを支持するシャフト22Aと駆動
部23Aとの機械的結合が解かれてシャフト22Aがガ
イド21Aにより上下方向に摺動自在に支持され、電極
2Aが常にその自重でもって車輪27を介して大地3の
表面上に載置された状態となるようにする。
は漏水検知を行う現地において各測定点毎に地中電流計
測を行っていく間は昇降操作をすることはなく、常に大
地3の表面上まで下降した状態で自動車5により牽引さ
れる。したがって、図3における駆動部23Aおよび操
作部24Aを設ける代わりに、操作員が漏水検知を行う
現地に到着した時点でシャフト22Aを手作業により押
し下げて電極2Aを大地3の表面上まで下降させ、その
現地での漏水検知作業が終了した時点でシャフト22A
を手作業により押し上げて、図示しない固定用部材を用
いてガイド21Aに固定する構成としてもよい。
引によって電極2Aを連続的に移動させながら地中電流
を連続的に計測するようにすることも可能であり、この
ような地中電流計測方式とすれば、各測定点毎に自動車
5を停止させる必要がないので漏水検知の作業時間をよ
り短縮することが可能であるとともに漏水位置標定にお
ける位置精度を向上させることもできる。しかしなが
ら、電極2Aが車輪27を回転させながら移動している
最中には、大地3の表面の状態によってその程度は異な
るが電極2Aが振動するので、この電極2Aの振動によ
る変位電流のため、計測される地中電流Iにノイズが重
畳する。したがって、地中電流の計測を安定化しその精
度を高くするためには、図1および図2の装置と同様
に、各測定点で自動車5を停止させて地中電流を計測す
るようにした方がよい。この場合、図3の装置でも各測
定点での自動車5の停止操作が必要となるが、図1の装
置におけるような自動車5のタイヤ5Aを電極2の上に
乗り上させる操作、あるいは図2の装置における電極2
の昇降操作が不要となるため、操作員の漏水検知作業が
容易になる。
において電極2Aと大地3の表面との間に車輪27によ
って形成される隙間があるために、空気の比誘電率が大
地3のそれに対して約1/5になることにより、前記の
ような隙間がない場合に比べて検出感度が低下する。こ
の点を考慮して、電極2Aの底面と大地3の表面との間
の隙間寸法が極力小さくなるように電極2Aにおける車
輪27の取り付け位置および車輪27の外径を設定する
とよい。しかしながら、図3の装置では、前記隙間寸法
を小さくするには限界があり、大地3の表面上の小石等
の種々の障害物の存在を考慮した寸法とする必要があ
る。一方、上述の図1および図2の装置では、地中電流
計測状態において電極2を大地3の表面に一定の加重を
かけて押し付けて電極2と大地3の表面との間の隙間が
極力小さくなるようにする構成であるので、図3の装置
に比して検出感度を高くすることが可能である。
道管1の漏水位置を標定した場合の特性線図である。縦
軸が地中電流I、横軸が水道管1の長さ方向の位置であ
る。特性曲線15は、地中電流Iが計測された1例であ
り、地中電流Iが増大する位置Xでもって漏水が発生し
ていることが分かる。ただし、漏水位置Xの標定精度は
図4の幅△Xの程度あり、その△Xの値は約十mであ
る。幅△Xが大きいようであるが、実際にはその周辺で
漏水が発生していることが分かれば充分であり、後は、
給水を止めて掘り返せばよい。すなわち、おおよその範
囲内で確実に漏水が発生していることを把握できればよ
い。
管1の漏水位置を標定する場合、漏水検知の作業者が自
動車5で移動しながら各測定点での地中電流Iを計測す
る際に、その計測値が極大となる位置を特定するために
は、その極大点前後のそれぞれ数箇所の位置で地中電流
Iの計測を行う必要がある。したがって、実際には、地
中電流Iの計測値の極大点を通り過ぎてから、極大点が
途中にあったことが判明する。したがって、地中電流I
の各計測点毎に大地3の表面に目印を付けておくことに
より、その地中電流Iの計測値の極大点の位置を正確に
特定することが可能となる。この目印としては、例え
ば、図1の装置の場合には各測定点において自動車5の
重さによって電極2に一定の加重をかけた際に大地3の
表面に形成される電極2の形状に対応した窪みを利用す
ることができる。
3の表面に目印を付けておくという作業を不要にするた
めに、例えば、図5のような構成とすることができる。
図5は、この発明のさらに異なる実施例にかかる水道管
の漏水検知装置における自動車に搭載される部分の構成
を示すブロック図である。この図5の装置では、電極の
位置と地中電流計測値とが1対1に対応した特性データ
を作成する信号処理部31と、この特性データを表示す
る表示部32とが設けられる。図5の漏水検知装置のそ
の他の部分は、図5に示されない部分を含めて図1の構
成と同じである。
距離計33などから取り出した自動車5の速度信号等を
漏水検知器7Aに入力して、漏水検知器7A内に設けら
れた信号処理部31で電極2の水道管長さ方向の位置情
報に変換し、この電極2の水道管長さ方向の位置と地中
電流計測値とが1対1に対応した特性データを信号処理
部31にて作成・記憶しておき、この特性データを図4
のような特性線図として漏水検知器7Aとの一体形ある
いは別置形として設けたCRTディスプレイ等の表示部
32あるいはプリンタで表示あるいは印刷出力させて、
漏水検知の作業者が地中電流Iの計測値の極大点の位置
を特性線図の形態で確認できるようにする。
測値の極大点の位置を表示あるいは印刷出力された特性
線図により読み取ることができるので、地中電流Iの各
測定点に大地3の表面に目印を付けておくという作業が
不要になり、漏水位置標定の作業効率の向上および漏水
位置標定に要する時間の短縮化が可能となる。
かかる水道管の漏水検知装置の構成を示す断面図であ
る。大地3の表面が舗装道路のコンクリート層13で覆
われている。舗装道路のコンクリート層13の片側に金
属製の水道管1が埋設され、コンクリート層13のもう
一方の片側に板状の電極2が載置されている。この電極
2は交流電源6の一方の出力端に接続され、交流電源6
の他方の出力端は漏水検知器7内の変流器8を介してリ
ード線10に接続されている。リード線10は図示され
ていないマンホールを介して水道管1に導電接続されて
いる。交流電源6は、1kHzないし1MHzの高周波
の交流電圧を発生し、漏水検知器7は変流器8の2次側
出力を判定器9が受け、リード線10に流れる地中電流
Iを計測するとともに地中電流Iが所定の値を越えたと
きに水道管1が漏水しているものと判定して、報知信号
を出すようになっている。
極2と水道管1との間に地中電流Iが流れる。その場
合、地中電流Iは高周波電流なので、コンクリート層1
3と大地3とのキャパシタンスC4,C5,C6などに
よって決まる値の地中電流Iが流れる。したがって、こ
の地中電流Iは、水道管1が漏水していなくても流れ
る。一方、水道管1が漏水し、例えば、点々の領域12
が吸水していれば、キャパシタンスC6が大きくなるの
で、地中電流Iが増し、漏水検知器7が漏水しているも
のと判定して報知信号を出す。
知器7とは、図1のように自動車に積載し、その自動車
のタイヤ5Aでもって電極2を押圧してもよい。図6の
構成では、電極2が水道管1の真上から外れた位置に配
されている。万一、漏水の領域12が図3のように水道
管1の下方だけに限られた場合、電極2が水道管1の真
上に配されていると、地中電流Iが殆ど増さず漏水の検
知感度が悪くなる可能性がある。水道管1の真上から外
れた位置に電極2が配されてあれば、キャパシタンスC
6が大きくなるので漏水の検知感度が悪くなることはな
い。また、水道管1の真上が漏水しても、キャパシタン
スC4が大きくなるので漏水の検知感度が悪くなること
はない。なお、図6の水道管1は金属管であっても、絶
縁管であってもかまわない。
かかる水道管の漏水検知装置の構成を示す断面図であ
る。大地3に水道管1が埋設され、この水道管1の分岐
管1Aが大地3の表面のコンクリート層4から露出して
いる。この分岐管1Aに終端部の金属蛇口14が取り付
けられている。この金属蛇口14にリード線10の一方
端が接続されている。また、板状の電極2がコンクリー
ト層4に載置され、この電極2に交流電源6の一方の出
力端が接続され、交流電源6の他方の出力端に漏水検知
器7の変流器8を介してリード線10の他方端が接続さ
れている。図7のその他は、図1の構成と同じである。
図1の場合と同様に電極2の位置を順次ずらすことによ
って、水道管1の漏水の有無およびその漏水位置を検知
することができる。
する小口径の水道管1に適用され、図1,図2,図3,
図5または図6の実施例は、大口径の水道管1の場合に
適用される。図7の水道管1は金属管であっても絶縁管
であってもかまわない。また、金属蛇口14は、大地3
表面に配された金属製の止水栓であってもかまわない。
金属蛇口14あるいは止水栓にリード線10の一方端を
接続することによって、水道管1内の水に給電すること
ができる。
と接触する電極と水道管内の水との間に一定の交流電圧
が印加されるとともに、この交流電圧によって流れる地
中電流が計測され、前記地中電流が所定の値を越えたと
きに水道管が漏水しているものと判定することによっ
て、舗装道路の場合でも漏水を感度よく検知することが
でき、漏水による水道水の無駄を省くことができる。
道管の真上から外れた位置に配されることによって、漏
水時に水道管の真下だけが吸水しても、水道管の漏水を
検知することができ、漏水をより確実に検知することが
できる。また、かかる方法において、前記電極を水道管
の長さ方向にそって移動させながら前記地中電流が順次
計測され、前記地中電流が最も大きい位置で水道管が漏
水しているものと判定することによって、水道管の漏水
位置を標定することができ、漏水防止処置をより速くす
ることができる。
て、大地の表面に載置された板状の電極と、一方端が水
道管内の水と導電接触し他方端がマンホールを介して地
上に引き出されたリード線と、前記電極と前記リード線
の他方端との間に交流電圧を印加する交流電源と、この
交流電源の出力する地中電流を計測するとともに地中電
流が所定の値を越えたときに前記水道管が漏水している
ものと判定する漏水検知器とにより構成されることによ
って、大口径の水道管の漏水を検知することができる。
て、大地の表面に載置された板状の電極と、水道管の金
属蛇口あるいは金属性の止水栓に一方端が導電接触する
リード線と、前記電極と前記リード線の他方端との間に
交流電圧を印加する交流電源と、この交流電源の出力す
る地中電流を計測するとともに地中電流が所定の値を越
えたときに前記水道管が漏水しているものと判定する漏
水検知器とにより構成されるようにしてもよい。それに
よって、家庭用に給水する小口径の水道管の漏水を検知
することができる。
と前記漏水検知器とが自動車に積載されることによっ
て、漏水位置を検知する作業が容易になる。また、かか
る構成において、自動車のタイヤを前記電極上に乗り上
げさせることによって、地中電流の計測値が安定し、計
測精度が向上する。
置の構成を示す断面図
検知装置の構成を示す図であり、(A)は漏水検知装置
全体の構成を示す断面図、(B)は電極昇降部の構成を
示す側面図
の漏水検知装置における電極昇降部の構成を示す側面図
置を標定した場合の特性線図
の漏水検知装置における自動車に搭載される部分の構成
を示すブロック図
の漏水検知装置の構成を示す断面図
の漏水検知装置の構成を示す断面図
5A:タイヤ、6:交流電源、7,7A:漏水検知器、
10:リード線、11:マンホール、14:金属蛇口、
20,20A:電極昇降部、21,21A:ガイド、2
2,22A:シャフト、23,23A:駆動部、24,
22A:操作部、27:車輪、31:信号処理部、3
2:表示部
Claims (7)
- 【請求項1】地中に埋設されている水道管の漏水を地上
から検知する方法であって、大地に接触する電極と前記
水道管内の水との間に一定の交流電圧が印加され、この
交流電圧によって流れる地中電流が計測され、前記地中
電流が所定の値を越えたときに水道管が漏水しているも
のと判定することを特徴とする水道管の漏水検知方法。 - 【請求項2】請求項1に記載の水道管の漏水検知方法に
おいて、前記電極が水道管の真上から外れた位置に配さ
れることを特徴とする水道管の漏水検知方法。 - 【請求項3】請求項1または2に記載の水道管の漏水検
知方法において、前記電極を水道管の長さ方向にそって
移動させながら前記地中電流が順次計測され、前記地中
電流が最も大きい位置で水道管が漏水しているものと判
定することを特徴とする水道管の漏水検知方法。 - 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載の水道
管の漏水検知方法を実施する装置であって、大地の表面
に載置された板状の電極と、一方端が水道管内の水と導
電接触し他方端がマンホールを介して地上に引き出され
たリード線と、前記電極と前記リード線の他方端との間
に交流電圧を印加する交流電源と、この交流電源の出力
する地中電流を計測するとともに地中電流が所定の値を
越えたときに前記水道管が漏水しているものと判定する
漏水検知器とにより構成されたことを特徴とする水道管
の漏水検知装置。 - 【請求項5】請求項1ないし3のいずれかに記載の水道
管の漏水検知方法を実施する装置であって、大地の表面
に載置された板状の電極と、水道管の金属蛇口あるいは
金属性の止水栓に一方端が導電接触するリード線と、前
記電極と前記リード線の他方端との間に交流電圧を印加
する交流電源と、この交流電源の出力する地中電流を計
測するとともに地中電流が所定の値を越えたときに前記
水道管が漏水しているものと判定する漏水検知器とによ
り構成されたことを特徴とする水道管の漏水検知装置。 - 【請求項6】請求項4または5に記載の水道管の漏水検
知装置において、前記交流電源と前記漏水検知器とが自
動車に積載されたことを特徴とする水道管の漏水検知装
置。 - 【請求項7】請求項6に記載の水道管の漏水検知装置に
おいて、前記自動車のタイヤを前記電極上に乗り上げさ
せたことを特徴とする水道管の漏水検知装置。
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-
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