JP2000256828A - ガスデポジション装置および方法 - Google Patents

ガスデポジション装置および方法

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JP2000256828A
JP2000256828A JP11062538A JP6253899A JP2000256828A JP 2000256828 A JP2000256828 A JP 2000256828A JP 11062538 A JP11062538 A JP 11062538A JP 6253899 A JP6253899 A JP 6253899A JP 2000256828 A JP2000256828 A JP 2000256828A
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Nobuyuki Nakahara
伸之 中原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超微粒子の吸い込み状態を任意に停止もしく
は開始することが出来、それにより、任意に超微粒子の
堆積膜の形成を任意に開始もしくは停止を行うことが出
来るガスデポジション装置および方法を提供する。 【解決手段】 ガスデポジション装置の蒸発源の開口部
に開閉機構を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は基板上に超微粒子の
厚膜あるいは圧粉体を形成するガスデポジション装置お
よびそれを用いたガスデポジション方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】粒径が0.1μm以下の超微粒子は、一
度ガス中に浮遊すると、エアロゾル状となり、重力によ
る自由落下速度が極めて小さく、ガスの流れに乗って容
易に搬送される。これらの現象は超微粒子の材質が金属
や化合物のように密度が異なってもほとんど影響を受け
ない。この性質を利用し、超微粒子の膜を形成できるこ
とが報告されている(第90回ニューセラミックス懇話
会研究会資料)。具体的には、超微粒子生成室で物質蒸
気を発生させ、搬送管を通してHeガスと共に膜形成室
へ送り、空中で凝集した超微粒子を膜形成室において搬
送管のノズルから基体の表面へ超高速で噴射させ、超微
粒子を基体の表面に密着させて超微粒子膜を形成するも
のである。
【0003】膜形成方法として一般的な印刷ペーストを
焼成する厚膜法、あるいは真空蒸着やスパッタリング等
の薄膜法では、基体に成膜できる膜質が金属酸化物等に
限られているのに対して、このようなガスデポジション
法は、基体に成膜できる膜質に特に制限はなく、金属や
無機物、有機化合物などでも超微粒子膜を形成できると
いう特長を有する。
【0004】図5は、従来例のガスデポジション装置を
示した図である。膜形成室102がバルブ115を介し
て接続される真空ポンプ114によって真空引きされて
いるので、超微粒子生成室101と膜形成室102との
間には差圧が生じている。蒸発源(るつぼ)103は電
源112に接続され、るつぼ103内には蒸発されるべ
き物質104が収容されている。超微粒子生成室101
において、バルブ113を介して導入される不活性ガス
の雰囲気中で、抵抗加熱法により生成されたエアロゾル
状の金属超微粒子は上述の差圧により膜形成室102内
に搬送され、ノズル108より高速噴射される。ガスデ
ポジション装置は、これによって基板107上に超微粒
子膜及び小塊状の圧粉体を形成する。また、バルブ11
0を閉めることにより超微粒子の搬送を停止する。
【0005】従来のガスデポジション装置では、超微粒
子の供給部から膜形成室への搬送開始或いは搬送停止
は、ガス導入管に接続したバルブ、または搬送管の途中
に配置したシャッターの開閉操作で行う。そのため、バ
ルブまたはシャッターを閉鎖すると搬送管内の圧力差が
なくなり、その結果、搬送途中の粒子は搬送管内に沈降
物として沈降する。その後、バルブまたはシャッターを
開いて搬送を再開すると、搬送管内の沈降物は凝集体と
なって搬送管或いは搬送管にシャッターが設けられてい
る場合はシャッター内に付着して、これらを閉塞した
り、或いはノズルより噴射されて基板上に堆積して不均
一な厚さの膜が形成されたり、基板上に不要な膜の形
成、或いは膜に裾引きが生じる等の問題がある。
【0006】また、電磁バルブを閉めることにより、超
微粒子生成室とバルブの上流側の間には差圧がなくなる
ため、その間に存在する超微粒子は自然落下し、搬送管
の内壁に沈着する。この沈着した超微粒子は、再度バル
ブを開いた時には凝集体となって搬送され、付着力等の
膜質を低下させるという問題がある。さらに、バルブを
閉めることにより、膜形成室とバルブの下流側の間にも
差圧が徐々になくなるため、ノズルからの噴射エネルギ
ーが徐々に低下し、付着力や密度の低下を引き起こす問
題があった。
【0007】これらの問題を解決する手段として特開平
5−2995525号で開示されている方法は、搬送管
の開口部及び蒸発源のいずれか一方を、他方に対し遠ざ
かる方向に相対的に所定距離又は所定距離以上へ迅速に
移動する。そして、搬送管より上方で、搬送管と同心円
で、これより大径の吹込管を配設し、吹込管と搬送管と
の間の環状空間を排気装置に接続し余分な超微粒子を排
出し、ノズルからの超微粒子の噴射を停止させることを
特徴としている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法で
は、発生した超微粒子が超微粒子生成室内で対流するこ
とにより搬送管の開口部に吸い込まれてしまい、粒子の
供給部から膜形成室へ搬送を完全に停止することはでき
ないといった問題がある。
【0009】本発明は、上記の問題点である粒子の供給
部から膜形成室への搬送停止問題を解決するため、蒸発
源と対向する搬送管の開口部に超微粒子が吸い込まれな
いようにすることにより、ノズルからの超微粒子の噴射
を任意に停止もしくは噴射させることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意研究した
結果、蒸発源と対向する搬送管の開口部に超微粒子が吸
い込まれないように、蒸発源の開口部に開閉機構を備え
ることによって、上記課題が解決されることを見出し本
発明に至った。
【0011】すなわち、本発明は、蒸発源および該蒸発
源の上方に搬送管の開口部を設けた超微粒子生成室と、
該搬送管の他開口部に結合されたノズル及びこれに対向
して配設される基板を固定するステージを設けた膜形成
室とから成り、該蒸発源より蒸発する超微粒子を該超微
粒子生成室内に導入されるガスと共に該搬送管中を搬送
し、該ノズルから噴射する超微粒子を該基板上に堆積さ
せることにより膜形成するガスデポジション装置におい
て、該蒸発源の開口部に開閉機構を備えたことを特徴と
する。
【0012】例えば、前記開閉機構が少なくとも一つの
スライド可能な蓋である場合や、少なくとも一つの、あ
る一点を支点として可動することが可能な蓋である場合
が挙げられる。
【0013】また、本発明は、これらのガスデポジショ
ン装置を用い、ノズルから噴射する超微粒子を基板上に
堆積させることにより膜形成するガスデポジション方法
である。
【0014】ここで、前記超微粒子搬送管への前記微粒
子の吸込みを停止した際に、前記超微粒子搬送管内の前
記超微粒子が前記超微粒子搬送管内から完全に噴射さ
れ、前記基板上に堆積されるまでの時間を考慮すること
が好ましく、また前記超微粒子搬送管への微粒子の吸込
みを開始した際に、超微粒子が前記超微粒子搬送管内か
ら噴射され、前記基板上への堆積が開始されるまでの時
間を考慮することが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に図を用いて本発明の実施の
形態を詳細に説明する。図1は、発明の1実施形態を示
す蓋1が設置された蒸発源(るつぼ)3部の拡大図であ
る。蓋1が設置された蒸発源(るつぼ)3は、不図示の
超微粒子生成室内に配置されている。超微粒子搬送管1
の開口2が蒸発源(るつぼ)3と対向して配置されてい
る。蒸発源(るつぼ)3には電源7により電極8が取り
付けられている。蒸発源(るつぼ)3内には超微粒子原
材料4が収容されている。蒸発源(るつぼ)3の上面に
はスライド移動6が可能な蓋5が設置されている。
【0016】図2(a)、(b)は、図1の実施形態の
蓋5による微粒子搬送管1の開口2への超微粒子吸い込
みの停止および開始を任意に行う行程を示した図であ
る。図2(a)に示されるように、膜形成開始におい
て、蓋5は移動10し、蒸発源(るつぼ)3の上面が開
放された状態にある。超微粒子搬送管1が蒸発源るつ3
と対向した位置にあり、蒸発源(るつぼ)3は、電源7
より電極8を介して電力を加え、その抵抗加熱により加
熱する。加熱により蒸発源(るつぼ)3内に収容されて
いる超微粒子原材料4が蒸発し、超微粒子生成室内圧よ
り膜形成室内圧を低くすることにより生じる超微粒子流
れ9により、超微粒子搬送管1の開口2から膜形成室へ
と搬送し、ノズルより高速噴射されて基板上面に超微粒
子膜を形成する。
【0017】膜形成を停止するには、図2(b)に示さ
れるように、蒸発源(るつぼ)3上面に設置されている
蓋5を移動11し、蒸発源(るつぼ)3内の蒸発した超
微粒子材料4を蒸発源(るつぼ)3内に閉じこめること
で、超微粒子搬送管1への超微粒子搬送管の開口2への
超微粒子の吸込みを停止する。再度、膜形成を開始する
には、蓋5を移動10し、蒸発源(るつぼ)3の上面が
開放された状態にすればよい。
【0018】図3は、本発明の他の実施形態を示す蓋1
3が設置された蒸発源(るつぼ)部3の拡大図である。
不図示の超微粒子生成室内に、超微粒子搬送管1の開口
2が蒸発源(るつぼ)3と対向して配置されている。蒸
発源(るつぼ)3には電源7により電極8が取り付けら
れている。蒸発源(るつぼ)3内には超微粒子原材料4
が収容されている。蒸発源(るつぼ)3の上面には取付
部材12により開閉移動14が可能な蓋13が取り付け
られている。
【0019】図4(a)、(b)は、図3に示される蓋
13による微粒子搬送管1の開口2への超微粒子吸い込
みの停止および開始を任意に行う行程を示した図であ
る。図4(a)に示されるように、膜形成開始におい
て、蓋13は移動15し、蒸発源(るつぼ)3の上面が
開放された状態にある。超微粒子搬送管1が蒸発源(る
つぼ)3と対向した位置にあり、蒸発源(るつぼ)3は
電源7より電極8を介して電力を加え、その抵抗加熱に
より加熱する。加熱により蒸発源(るつぼ)3内に収容
されている超微粒子原材料4が蒸発し、超微粒子生成室
内圧より膜形成室内圧を低くすることにより生じる超微
粒子流れ16により、超微粒子搬送管1の開口2から膜
形成室へと搬送し、ノズルより高速噴射されて基板上面
に超微粒子膜を形成する。
【0020】膜形成を停止するには、図4(b)に示さ
れるように、蒸発源(るつぼ)3上面に設置されている
蓋13を移動17し、蒸発源(るつぼ)3内の蒸発した
超微粒子材料4を蒸発源(るつぼ)3内に閉じこめるこ
とで、超微粒子搬送管1への超微粒子搬送管の開口2へ
の超微粒子の吸込みを停止する。再度、膜形成を開始す
るには、蓋13を移動15させ、蒸発源(るつぼ)3の
上面を開放された状態にすればよい。
【0021】
【実施例】以下、本発明について実施例を用いて具体的
に説明する。 [実施例1]図1および2において、超微粒子配送管は
内径1.5mmのステンレス製のものを用いた。蒸発源
(るつぼ)蓋は半径8mmで厚さ3mmのステンレス製の半
円盤を2つ用いた。蓋が閉じた状態の際は半円盤の直線
部分が密着した状態になるようにした。蓋の開閉にはサ
ーボモータを用い電気信号を送ることにより任意に行え
るようにした。蒸発源(るつぼ)には内径13mmのアル
ミナコートタングステンバスケットを用いた。超微粒子
搬送管の開口と蒸発源(るつぼ)の距離は45mmとし
た。
【0022】また、不図示の超微粒子生成室、膜形成室
および超微粒子排出室にはヘリウムガスを導入した。超
微粒子生成室内の気圧を1600Torrとし、膜形成室内
を真空ポンプで減圧し、蒸発源(るつぼ)上面の蓋を開
いた状態とし、蒸発源(るつぼ)内に30gの銅を設置
し抵抗加熱により約1500℃に加熱し銅を蒸発させ
た。膜形成室内のステージ上面にはガラス基板を設置し
6mm/minで一方向に10sec 移動し膜形成を行った。
【0023】その後、サーボモータにより500mm/sec
の速度で蓋を閉じ、超微粒子搬送管内に含まれる超微粒
子が完全にガラス基板上に体積される時間を考慮して基
板を約2sec 停止した。
【0024】再びガラス基板を設置したステージを6mm
/minで一方向に10sec 移動した後、サーボモータによ
り500mm/secの速度で蓋を開き、蒸発源(るつぼ)よ
り発生した超微粒子が超微粒子搬送管に吸い込まれガラ
ス基板上に堆積を介しする時間を考慮し約2sec停止し
た。その後、再びガラス基板を設置したステージを6mm
/minで一方向に10sec 移動し、膜形成を行った。その
後、ガラス基板を取り出し膜厚を測定した結果、超微粒
子搬送停止前後の膜質および膜厚に変化はなかった。
【0025】[実施例2]図3および4において、超微
粒子配送管は内径1.5mmのステンレス製のものを用い
た。蒸発源(るつぼ)蓋は直径8mmで厚さ3mmのステン
レス製の円盤を用いた。蓋の開閉にはサーボモータを用
い電気信号を送ることにより任意に行えるようにした。
蒸発源(るつぼ)には内径13mmのアルミナコートタン
グステンバスケットを用いた。超微粒子搬送管の開口と
蒸発源(るつぼ)の距離は45mmとした。また、不図示
の超微粒子生成室、膜形成室および超微粒子排出室には
ヘリウムガスを導入した。
【0026】超微粒子生成室内の気圧を1600Torrと
し、膜形成室内を真空ポンプで減圧し、蒸発源(るつ
ぼ)上面の蓋を開いた状態とし、蒸発源(るつぼ)内に
30gの銅を設置し、抵抗加熱により約1500℃に加
熱し、銅を蒸発させた。膜形成室内のステージ上面には
ガラス基板を設置し6mm/minで一方向に10sec 移動し
膜形成を行った。
【0027】その後、サーボモータにより500mm/sec
の速度で蓋を閉じ、超微粒子搬送管内に含まれる超微粒
子が完全にガラス基板上に体積される時間を考慮して、
基板を約2.5sec停止した。
【0028】再びガラス基板を設置したステージを6mm
/minで一方向に10sec 移動した後、サーボモータによ
り500mm/secの速度で蓋を開き、蒸発源(るつぼ)よ
り発生した超微粒子が超微粒子搬送管に吸い込まれガラ
ス基板上に堆積を介しする時間を考慮し約2.5sec 停
止した。その後、再びガラス基板を設置したステージを
6mm/minで一方向に10sec 移動し、膜形成を行った。
【0029】その後、ガラス基板を取り出し膜厚を測定
した結果、超微粒子搬送停止前後の膜質および膜厚に変
化はなかった。
【0030】[比較例]図5において、超微粒子配送管
および超微粒子排出管はともに内径1.5mmのステンレ
ス製のものを用い、超微粒子配送管を移動する駆動源に
はサーボモータを使用した。蒸発源(るつぼ)には内径
13mmのアルミナコートタングステンバスケットを用い
た。超微粒子搬送管の開口と蒸発源(るつぼ)の距離は
45mmとした。また、超微粒子生成室、膜形成室および
超微粒子排出室はヘリウムガスを導入した。余分な微粒
子を排出する吹込口の内径を30mmとし、超微粒子配送
管より50mm上方に設置されている。
【0031】超微粒子生成室内の気圧を1600Torrと
し、膜形成室内および超微粒子排出室内は真空ポンプに
より減圧した。蒸発源(るつぼ)内に30gの銅を設置
し、抵抗加熱により約1500℃に加熱し、銅を蒸発さ
せた。膜形成室内のステージ上面にはガラス基板を設置
し、6mm/minで一方向に10sec 移動し、膜形成を行っ
た。
【0032】その後、超微粒子搬送管のバルブをしめ1
0sec 放置した。その後、超微粒子搬送管のバルブを開
き膜形成を10sec 行った。
【0033】ガラス基板を取り出し膜厚を測定した結
果、バルブを閉じた後に行った堆積膜中には凝集体が存
在し膜の吸着力が低下するなどバルブを閉じる前の比
べ、膜質が変化していた。
【0034】
【発明の効果】本発明のガスデポジション装置および方
法によれば、ノズルからの超微粒子の噴射を任意に停止
もしくは開始することにより、任意に超微粒子の堆積膜
を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1のガスデポジション装置の
超微粒子吸込み部の拡大図である。
【図2】 本発明の実施例1の超微粒子の吸込み停止お
よび開始工程を示す側面図である。
【図3】 本発明の実施例2のガスデポジション装置の
超微粒子吸込み部の拡大図である。
【図4】 本発明の実施例2の超微粒子吸込み停止およ
び開始工程を示す側面図である。
【図5】 従来のガスデポジション装置を示す図であ
る。
【符号の説明】
1:超微粒子排出管、2:開口、3:超微粒子搬送管、
4:開口、5:蒸発源(るつぼ)、6:電源、7:電
極、8:超微粒子原材料、9:取付部材、10:駆動
軸、11:移動方向、12:超微粒子ながれ、13:移
動方向、14:超微粒子排出蓋、15:開口、16:取
付部材、17:駆動軸、18,19:移動方向、20:
超微粒子生成室、21:膜形成室、22:バルブ、2
3:真空ポンプ、24:るつぼ、25:電源、26:物
質、27:バルブ、28:ノズル、29:基板、30:
超微粒子搬送管、31:バルブ、32:超微粒子排出
管、33,34:バルブ、35:超微粒子排出室、3
6:バルブ、37:真空ポンプ、38:超微粒子、3
9:搬送方向、40排出方向、41:搬送方向、42:
圧力計、43:バルブ、44,45,46,47:開
口、48:電極、101:超微粒子生成室、102:膜
形成室、103:蒸発源(るつぼ)、104:物質、1
05:超微粒子搬送管、106:超微粒子流れ、10
7:基板、108:ノズル、109:超微粒子、11
0:バルブ、111:電極、112:電源、113:バ
ルブ、114:真空ポンプ、115:バルブ、116:
圧力計。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸発源および該蒸発源の上方に搬送管の
    開口部を設けた超微粒子生成室と、該搬送管の他開口部
    に結合されたノズル及びこれに対向して配設される基板
    を固定するステージを設けた膜形成室とから成り、該蒸
    発源より蒸発する超微粒子を該超微粒子生成室内に導入
    されるガスと共に該搬送管中を搬送し、該ノズルから噴
    射する超微粒子を該基板上に堆積させることにより膜形
    成するガスデポジション装置において、 該蒸発源の開口部に開閉機構を備えたことを特徴とする
    ガスデポジション装置。
  2. 【請求項2】 前記開閉機構が少なくとも一つのスライ
    ド可能な蓋であることを特徴とする請求項1に記載のガ
    スデポジション装置。
  3. 【請求項3】 前記開閉機構が少なくとも一つの、ある
    一点を支点として可動することが可能な蓋であることを
    特徴とする請求項1に記載のガスデポジション装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のガスデ
    ポジション装置を用い、ノズルから噴射する超微粒子を
    基板上に堆積させることにより膜形成するガスデポジシ
    ョン方法。
  5. 【請求項5】 前記超微粒子搬送管への前記微粒子の吸
    込みを停止した際に、前記超微粒子搬送管内の前記超微
    粒子が前記超微粒子搬送管内から完全に噴射され、前記
    基板上に堆積されるまでの時間を考慮することを特徴と
    する請求項4に記載のガスデポジション方法。
  6. 【請求項6】 前記超微粒子搬送管への微粒子の吸込み
    を開始した際に、超微粒子が前記超微粒子搬送管内から
    噴射され、前記基板上への堆積が開始されるまでの時間
    を考慮することを特徴とする請求項4または5に記載の
    ガスデポジション方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106947945A (zh) * 2017-05-11 2017-07-14 成都西沃克真空科技有限公司 一种阻蒸器用防震式多位阻蒸台

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CN106947945A (zh) * 2017-05-11 2017-07-14 成都西沃克真空科技有限公司 一种阻蒸器用防震式多位阻蒸台

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