JP2000255842A - 画像形成装置の給紙制御方法及び同給紙制御装置 - Google Patents

画像形成装置の給紙制御方法及び同給紙制御装置

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JP2000255842A
JP2000255842A JP6176699A JP6176699A JP2000255842A JP 2000255842 A JP2000255842 A JP 2000255842A JP 6176699 A JP6176699 A JP 6176699A JP 6176699 A JP6176699 A JP 6176699A JP 2000255842 A JP2000255842 A JP 2000255842A
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JP
Japan
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paper
image forming
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time
length
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JP6176699A
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Inventor
Toshiyuki Kikuchi
俊幸 菊地
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複写機等の画像形成装置で、給紙時にジャム
を検知した際に、ジャム紙が画像形成装置外へ除去でき
る最小長さを残して停止するようにして、ジャム時にサ
ービスマンを呼ばなくても確実にユーザーが用紙を装置
外へ取り出せるようにする。 【解決手段】 紙検知センサ10が用紙6の先端を検知
しないことで用紙ジャムと判断し、給紙ローラ対9の駆
動等を停止させるまでのタイムアウト時間Tを、給紙開
始から紙検知センサ10までの計算上の到達時間t1に
余裕分を加えた値、すなわち、 【数1】T=(a/v)+α とする。aは給紙ローラ対9のニップから紙検知センサ
10の検知位置までの距離、vは用紙6の搬送速度、α
は余裕時間である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写装置、ファク
シミリ、プリンタ等の画像形成装置における用紙のジャ
ムに対して好適な給紙制御を行える給紙制御方法と装置
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】図1
は、複写機等の画像形成装置で用いられている手差し給
紙用のトレイと、手差し給紙しようとする用紙のサイズ
検知機構を示す斜視図である。この手差しトレイ1は、
上面に一対のサイドガイド2、3を設け、裏面にはラッ
ク・アンド・ピニオン4を配し、これに手差しサイズ検
知板(スライドVR)5を取り付けてある。そして、手
差し給紙しようとする用紙をセットする際、可動側のサ
イドガイド2を用紙の幅寸法に合わせて移動させる(図
中矢印A方向)と、手差しサイズ検知板5がサイドガイ
ド2と連動してスライドし、この移動量を抵抗値の変化
で読み込み、用紙のサイズを検知するようになってい
る。
【0003】図2は、図1に示すような手差しトレイ1
等を用いて給紙している際に用紙のジャムが生じた状態
を示す断面図である。この装置では、手差しトレイ1上
にセットしてある用紙6の先端を上ガイド板7と下ガイ
ド板8間を通し、給紙ローラ対9のニップに挿入して挟
み、図中矢印B方向に送って給紙する。このとき用紙6
のカール、耳オレ、吸湿による剛性低下等によって、図
示のようにジャムが発生することがある。その場合、給
紙開始から予め決められた時間内に画像形成装置内に設
けた紙検知センサ10が用紙6の先端を検知しなければ
用紙ジャムとして給紙ローラ対9の回転駆動を止め、装
置の所要部分の動作を停止させる。
【0004】ところでジャムした用紙6は何らかの手段
で取り除かなければならないが、従来の画像形成装置に
おいては、手差し給紙機構が画像形成装置本体の外側に
突出して設けられていることから、ユーザーがその指1
1を用いて用紙6を装置外へ引き出すようにしている。
そのため、給紙ローラ対9の回転駆動を止めて用紙6の
送りが停止した状態で、用紙6の後端側のある程度の長
さx以上の部分が装置外に残っていなければならない。
残っている用紙の長さがあまり短い場合、すなわち用紙
の後端が画像形成装置本体の内部まで入ってしまってい
る場合、ユーザーでは除去できず、サービスマンを呼ん
で処理してもらうほかなくなってしまう。
【0005】しかしながら本願発明者等が知るところで
は、このような問題について着目して給紙制御を行う方
法、装置は存在しておらず、解決が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置の
給紙制御方法のうち請求項1に係るものは、上記目的を
達成するために、通紙する際にジャムした用紙を、画像
形成装置外へ除去できるように最小長さを残して通紙駆
動手段の通紙動作を停止するように、上記ジャム検知後
の上記通紙駆動手段の動作停止までの時間を設定するこ
とを特徴とする。
【0007】同請求項2に係る方法は、上記最小長さ
を、紙幅同一紙の中で通紙方向に沿う長さが最小の紙が
除去できる長さとすることを特徴とする。
【0008】同請求項3に係る方法は、上記最小長さ
を、通紙する紙幅同一紙の種類ごとに設定することを特
徴とする。
【0009】本発明の請求項4に係る画像形成装置の給
紙制御装置は、上記目的を達成するために、用紙の通紙
長さを検出する検知手段と、通紙する際にジャムした用
紙を、画像形成装置外へ除去できるように最小長さを残
して通紙駆動手段の通紙動作を停止するように、上記ジ
ャム検知後の上記通紙駆動手段の動作停止までの時間を
設定する手段を有し、該設定手段が、上記最小長さを、
通紙する紙幅同一紙の種類ごとに、各紙幅同一紙の中で
通紙方向に沿う長さが最小の紙が除去できる長さに設定
することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図3は本発明に係る画像形成装置の
給紙制御方法、装置の一実施形態の構成を示すための概
念図である。なお以下の説明においては、用紙のジャム
状態を示した上述の図2をも参照する。図3(A)に示
す給紙開始から、図3(B)に示すように用紙ジャムが
発生せずに紙検知センサ10が用紙6の先端を検知する
までの時間t1は、用紙6の搬送速度をv、給紙ローラ
対9のニップから紙検知センサ10の検知位置までの距
離をaとすると、
【数1】t1=a/v となる。この状態で用紙6の搬送が停止したとすれば、
給紙ローラ対9のニップから画像形成装置本体の外側に
残る用紙長さbは指11で除去できる長さx以上の値と
なる。
【0011】ところが、用紙ジャム時には用紙6の先端
側は図2に示すような曲折した状態等になる。このジャ
ムした用紙6の先端を紙検知センサ10が検知したとす
ると、図3(C)に示すように、給紙開始から先端検知
までの時間t2は、用紙6の全長をl、画像形成装置本
体の外側に残る用紙長さcとして、
【数2】t2=(l−c)/v となる。ここで、画像形成装置本体内に入っている用紙
長さ(l−c)は、用紙6がジャムのために曲折した部
分の長さであるから当然に給紙ローラ対9のニップから
紙検知センサ10の検知位置までの距離aよりも長く、
したがって
【数3】t1<t2 となる。残存用紙長さcが、ジャム停止時に指11で除
去できる長さx以上であれば問題はないが、当然ながら
一般的には除去可能な長さxよりずっと短くなる。
【0012】そこで本発明の実施形態としては、紙検知
センサ10が用紙6の先端を検知しないことによって用
紙ジャムであると判断し、給紙ローラ対9の駆動等を停
止させるまでの時間(以下、タイムアウト時間)Tを、
給紙開始から紙検知センサ10までの計算上の到達時間
t1に余裕分(例えば500ミリ秒)を加えた値とす
る。すなわちタイムアウト時間Tを、
【数4】T=(a/v)+α とする。余裕時間αは、ジャムが生じていない状態で画
像形成装置本体の外側に残る用紙6の長さbが、それよ
りも短い指11で除去できる長さxになるまでの時間以
下となる。
【0013】なお手差し給紙の場合、例えばはがき〜A
3という大きさの極端に違う紙を給紙するので、タイム
アウト時間Tは、最小長さの紙(はがき)の給紙方向の
長さで設定する。最小長さの用紙を対象にしてタイムア
ウト時間Tを設定すれば、どのサイズの用紙に対しても
対応可能、すなわちジャム紙が除去可能になる。
【0014】ただし、長さが最小の紙を基準にすると、
余裕時間αの値が小さくなりすぎ、本当はジャムが生じ
ていないのに、紙検知センサ10の検知が遅れた場合に
はジャムと誤認識する場合が出てくる。その確率を低減
するためには、通紙する複数種類の用紙のうち同一紙幅
の用紙を一つのグループとしてとらえ、各グループ毎に
最小長さの用紙を対象にしてタイムアウト時間Tを設定
すればよい。すると、適正な時間的余裕が設定でき、誤
認識の確率が減る。
【0015】図4は、上述した本発明の一実施形態の動
作を示すフローチャートである。給紙信号の到来(ステ
ップ1)によって給紙ローラ対9の回転駆動を行う給紙
モータ(図示せず)の回転をオンとし(ステップ2)、
次いで給紙クラッチ(図示せず)をオンとして給紙を開
始し(ステップ3)、ここでジャム検知タイマーをスタ
ートさせ、タイムアウト時間Tの経過とともに紙検知セ
ンサ10の状態を判断し(ステップ4)、紙検知センサ
10がオンしていればジャムなしで用紙が通紙されてい
ると判断してその後の動作を続行させる。一方、ステッ
プ4において紙検知センサ10がオンしていなければ、
ジャム検知のためのタイムアウト時間Tが経過したか否
かを判断し(ステップ5)、タイムアウト時間Tが経過
していなければジャムなしで用紙が通紙されていると判
断してその後の動作を続行させ、経過していれば用紙ジ
ャムと判断して、給紙モータオフ、給紙クラッチオフ等
の機械を停止させるための処理を行う(ステップ6)。
【0016】
【発明の効果】請求項1に係る画像形成装置の給紙制御
方法は、以上説明してきたように、ジャム検知後の通紙
駆動手段の動作停止までの時間を、ジャム紙を画像形成
装置外へ除去できる最小長さを残して通紙駆動手段の通
紙動作を停止するように設定するので、ジャム時にサー
ビスマンを呼ばなくても確実にユーザーが用紙を装置外
へ取り出すことができるようになるという効果がある。
【0017】請求項2に係る画像形成装置の給紙制御方
法は、以上説明してきたように、通紙する複数サイズの
用紙のうちで紙幅同一紙の中で通紙方向に沿う長さが最
小の紙が除去できる最小長さを設定するようにしたの
で、サイズの異なる用紙を通紙する手差し給紙のような
場合でも、ジャム時に確実にユーザーが用紙を装置外へ
取り出すことができるようになるという効果がある。
【0018】請求項3に係る画像形成装置の給紙制御方
法及び請求項4に係る画像形成装置の給紙制御装置は、
以上説明してきたように、通紙する紙幅同一紙の種類ご
とに、各紙幅同一紙の中で通紙方向に沿う長さが最小の
紙が除去できるように最小長さを設定するようにしたの
で、上記共通の効果に加え、はがきからA3サイズのよ
うに非常にサイズの異なる多種類の用紙を通紙するよう
な場合でも、時間的な余裕が小さすぎることがなくな
り、これに起因するジャム誤検知をなくせるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写機等で用いられている手差し給紙トレイ
と、手差し給紙しようとする用紙のサイズ検知機構を示
す斜視図である。
【図2】図1に示す手差し給紙トレイを用いた給紙の際
に用紙のジャムが生じた状態を示す断面図である。
【図3】本発明に係る画像形成装置の給紙制御方法、装
置の一実施形態を示す概念図である。
【図4】本発明の一実施形態の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 手差しトレイ 2、3 サイドガイド 4 ラック・アンド・ピニオン 5 手差しサイズ検知板(スライドVR) 6 用紙 7 上ガイド板 8 下ガイド板 9 給紙ローラ対 10 紙検知センサ 11 ユーザーの指

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通紙する際にジャムした用紙を、画像形
    成装置外へ除去できるように最小長さを残して通紙駆動
    手段の通紙動作を停止するように、上記ジャム検知後の
    上記通紙駆動手段の動作停止までの時間を設定すること
    を特徴とする画像形成装置の給紙制御方法。
  2. 【請求項2】 上記最小長さを、紙幅同一紙の中で通紙
    方向に沿う長さが最小の紙が除去できる長さとすること
    を特徴とする請求項1の画像形成装置の給紙制御方法。
  3. 【請求項3】 上記最小長さを、通紙する紙幅同一紙の
    種類ごとに設定することを特徴とする請求項2の画像形
    成装置の給紙制御方法。
  4. 【請求項4】 用紙の通紙長さを検出する検知手段と、
    通紙する際にジャムした用紙を、画像形成装置外へ除去
    できるように最小長さを残して通紙駆動手段の通紙動作
    を停止するように、上記ジャム検知後の上記通紙駆動手
    段の動作停止までの時間を設定する手段を有し、該設定
    手段が、上記最小長さを、通紙する紙幅同一紙の種類ご
    とに、各紙幅同一紙の中で通紙方向に沿う長さが最小の
    紙が除去できる長さに設定することを特徴とする画像形
    成装置の給紙制御装置。
JP6176699A 1999-03-09 1999-03-09 画像形成装置の給紙制御方法及び同給紙制御装置 Pending JP2000255842A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2036843B1 (en) * 2007-09-12 2014-06-25 Hitachi-Omron Terminal Solutions, Corp. Paper sheet storage device and control method and control program for paper sheet storage device

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