JP2000254218A - 消臭剤 - Google Patents

消臭剤

Info

Publication number
JP2000254218A
JP2000254218A JP11061964A JP6196499A JP2000254218A JP 2000254218 A JP2000254218 A JP 2000254218A JP 11061964 A JP11061964 A JP 11061964A JP 6196499 A JP6196499 A JP 6196499A JP 2000254218 A JP2000254218 A JP 2000254218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deodorant
sheet
present
component
binder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11061964A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4097348B2 (ja
Inventor
Riyuuichi Noushiro
隆一 納城
Harumi Nakano
はるみ 仲野
Tetsuya Masuki
哲也 舛木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP06196499A priority Critical patent/JP4097348B2/ja
Publication of JP2000254218A publication Critical patent/JP2000254218A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4097348B2 publication Critical patent/JP4097348B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート等に固定した際に脱落しない粒子状の
消臭剤及びその製造方法を提供すること、及び消臭剤の
脱落のない消臭シートを提供すること。 【解決手段】 粒子状の消臭成分2と、該消臭成分2を
少なくともその一部が露出するように被覆してなる結合
剤3とからなる消臭剤、消臭成分の粒子と結合剤とを加
熱混合し、固化させた後、固化された混合物を細分化す
る消臭剤の製造方法、及び前記消臭剤をシートに固定し
てなる消臭シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート等に固定し
た際に脱落がない消臭剤及びその製造方法、並びに該消
臭剤を有し、消臭剤粒子の脱落がない消臭シートに関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】消臭剤
としては、粒子状のものが提案されており、この粒子状
の消臭剤は、使い捨ておむつの吸収体に含有させる等種
々の分野において応用されている。
【0003】しかし、従来の粒子状の消臭剤を吸収体に
固定する際には、接着剤を散布し、消臭剤を固着させて
いたが、このように固着した場合には、吸収体から消臭
剤が脱落することがあり、これにより使い捨ておむつの
使用感が低下する等の問題を生じていた。
【0004】従って、本発明の目的は、シート等に固定
した際に脱落しない粒子状の消臭剤及びその製造方法を
提供することにある。また、本発明の他の目的は、消臭
剤の脱落のない消臭シートを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、粒子状の消臭
成分と、該消臭成分を少なくともその一部が露出するよ
うに被覆してなる結合剤とからなる消臭剤により、前記
目的を達成したものである。本発明は、前記消臭剤の製
造方法であって、消臭成分の粒子と結合剤とを加熱混合
し、固化させた後、固化された混合物を細分化する消臭
剤の製造方法により、前記目的を達成したものである。
本発明は、前記消臭剤をシートに固定してなる消臭シー
トにより、前記目的を達成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の消臭剤の好ましい
1実施形態について説明する。本実施形態の消臭剤1
は、図1に示すように、粒子状の消臭成分2と、該消臭
成分2を少なくともその一部が露出するように被覆して
なる結合剤3とからなる。即ち、本実施形態の消臭剤1
は、消臭成分2の一部が結合剤3で被覆されて、一部に
消臭成分が露出された1又は複数の露出部21が形成さ
れている。
【0007】本発明の消臭剤の粒径は、150μm〜5
00μmであるのが好ましい。150μm以上とするこ
とにより、各種のシートに用いた場合に消臭剤の抜け落
ちを防止でき、500μm以下とすることにより、本品
を吸収性物品に適用した時の風合いが損なわれることが
少なくなる。
【0008】本発明の消臭剤の接着強度は、消臭剤を2
枚のシート材料にはさんで加熱接着し、この2枚のシー
ト材料を剥離させることにより測定され、テンシロン剥
離試験機における180°剥離試験において、シート側
の材料の構造が一部破壊されることが確認できる程度、
即ち、通常の不織布材料であれば材料破壊される程度で
あることが望ましい。ここで、接着強度は、下記の測定
法により測定される。測定法;幅25mm、長さ70m
mでサイド部分に約20mmの非接着部分を設け、残り
の部分は前記消臭剤で接着した測定試料を作成し、該測
定試料の非接着部分をテンシロン剥離試験機のチャック
にはさみ、300mm/minの速度で剥離試験を行
う。
【0009】また、本発明の消臭剤の消臭性能は、速効
性のある消臭粒子として使用する場合は、原料消臭剤の
におい物質吸収速度の50%以上を有するようにするこ
とが好ましい。ただし、持続性を求める消臭粒子として
利用する場合は、50%以下としても差し支えない。こ
こで、消臭性能は、下記の測定法により測定される。5
00mlの3角フラスコに消臭粒子成分が0.1gとな
る様に消臭剤を投入し、におい物質0.4μlを注入し
た時のにおい物質濃度をガス検知管(ガステック社、商
品名「GV−100S」)にて経時的に測定し、におい
物質の減少速度を求める。但し、測定試料は経過時間毎
に用意し、一度測定した試料は連続して測定しない。
【0010】本発明の消臭剤において、消臭成分の露出
される割合は、上述の消臭性能を満たす程度であれば特
に制限されず、また、結合剤の被覆厚さや被覆割合は、
上述の接着強度を満たせば特に制限されない。
【0011】本発明において用いられる消臭成分として
は、下記するもの等が用いられる。椰子殻活性炭、木質
活性炭等の一般的な活性炭;ジビニルベンゼン−スチレ
ン共重合体に代表される多孔質ポリマー;シリカゲル、
ゼオライトに代表される無機多孔質、多孔性消臭材料
等。
【0012】本発明の消臭剤に用いられる消臭成分の粒
径(後述する消臭成分の粒子の粒径)は、150〜70
0μmとするのが好ましく、150〜500μmとする
のが更に好ましく、150〜350μmとするのが最も
好ましい。150μm以上とすることにより、消臭剤の
粒径が150μm未満とならず、粒径が細かくなること
による上述の弊害が生じず、700μm以下とすること
により、消臭性能が低下することがなくなる。即ち、本
発明の消臭剤は、後述するように消臭成分の粒子と結合
剤とを混合した後粉砕して得られるものが好ましく、こ
の場合、消臭成分自体が粉砕されて、原料である消臭成
分の粒子の粒径よりも消臭剤における消臭成分の粒径が
小さくなる。このため、消臭剤の所望の粒径(即ち、1
50μm)以上の粒径を、原料としての消臭成分の粒子
が有するのが好ましい。なお、本明細書において「粒
径」は、各粒子の粒径を意味し、標準ふるいにより測定
される値である。
【0013】また、本発明において用いられる結合剤と
しては、ガラス転移点温度が室温以上の熱溶融樹脂が好
ましく用いられ、具体的には下記するもの等が用いられ
る。ポリスチレン類、ポリエステル類、ポリカーボネー
ト類、ポリアセタール類、セルロースアセテート類、ポ
リアミド類、ポリウレタン類、ポリビニルエステル類、
ポリアクリル酸エステル類、ポリメタクリル酸エステル
類、ポリオキシド類、ポリフェニレン類等、ポリアルケ
ン類または前記ポリマー類の混合物。
【0014】消臭成分と結合剤との配合割合は、平均体
積比で、消臭成分を10〜65体積%とし、結合剤を9
0〜35体積%とするのが好ましく、更に好ましくは消
臭成分15〜50体積%、結合剤85〜50%体積であ
る。消臭成分の配合割合が、10体積%以上とすること
により、消臭性能の低下がなく、65体積%以下とする
ことにより、固着性能が低下してシート等に用いた場合
に抜け落ちが生じる場合ことが生じない。なお、前記
「平均体積比」は、消臭成分の体積が充填密度から求め
られる見かけの体積と結合剤の体積が比重により求めら
れる体積との比率とし、それぞれ充填密度は、JIS
K1474の5.7に記載される測定法により測定され
るものとし、比重は、JIS K0061の4.2もし
くは4.3記載の測定法により測定される。
【0015】本発明の消臭剤は、上述の如く構成された
粒子状のものであるので、使い捨ておむつの吸収体等の
各種のシート材等に好適に適用できる。そして、本発明
の消臭剤は、使い捨ておむつの吸収体等のシート材に用
いた場合に、強固に接着されるため抜け落ちがなく、消
臭剤の粒子が抜け落ちることにより生じる例えば使い捨
ておむつにおける使用感の低下等の各種の問題が生じな
いものである。
【0016】次に、本発明の消臭剤の好ましい製造方法
について説明する。本発明の消臭剤の製造方法は、消臭
成分の粒子と結合剤とを加熱混合し、固化させた後、固
化された混合物を粉砕することにより実施できる。即
ち、消臭成分の粒子と結合剤とを加熱混合し、固化させ
た後、固化された混合物を細分化してなるものであるの
が好ましい。
【0017】更に詳細には、前記消臭剤は、好ましく
は、消臭成分の粒子と結合剤とを加熱混合した後、板状
又はブロック状等の形状に押し出し成形し、固化させた
後、粉砕し、分級することにより製造される。
【0018】加熱混合する際の、加熱温度は、熱融着樹
脂の軟化点+0〜20℃とするのが好ましい。混合時間
及び撹拌速度は、特に規定しないが、消臭剤粒子と結合
剤がほぼ均一になるまで加熱混合する。目安は遊離して
いる消臭剤がなくなってさらに5〜30分さらに撹拌す
るのが好ましい。
【0019】押し出し成形の条件は、通常公知の条件を
適宜採用することができ、押し出し成形する際の形状
も、通常の板状やブロック状等特に制限されない。
【0020】固化させるには、押し出し成形された混合
物を、ガラス転移点以下の温度になるまで冷却するのが
好ましい。
【0021】細分化するには、ハンマーミル、カッター
ミル、ロールミル等を用いて、段階的に粉砕し、微粉
(150μm以下)の発生をできるだけ抑える様に粉砕
するのが好ましい。
【0022】分級するには、粒径150μm以上を分別
できるふるいを用いる等して分級するのが好ましい。な
お、150μm未満は再成形するのが好ましい。
【0023】次に、本発明の消臭シートについて説明す
る。本発明の消臭シートは、前記の本発明の消臭剤をシ
ートに溶融固定してなる。ここで用いられるシートとし
ては、各種の紙、不織布シート等が挙げられ、これらの
原料は特に制限されない。また、溶融固定する際の溶融
温度は、結合剤の樹脂軟化点温度以上の温度であれば特
に制限されない。また、溶融固定手段は、特に制限され
ないが、ヒートロールにより加熱圧着する方法等が好適
に用いられる。本発明の消臭シートにおける消臭剤の使
用量は、消臭シートの用途等により任意であるが、坪量
で、1〜100g/m2 とするのが好ましい。
【0024】本発明の消臭シートの実施形態(消臭剤を
シートに溶融固定する形態)としては、図2(a)〜
(d)の形態等が挙げられる。図2(a)の実施形態の
消臭シート100は、シート101上に消臭剤1を散布
した後、溶融固定してなる。図2(b)の実施形態の消
臭シート100は、繊維シート102中に消臭剤1を分
散して、溶融固定してなる。図2(c)の実施形態の消
臭シート100は、2枚のシート101で消臭剤1を狭
持して、溶融固定してなる。図2(d)の実施形態の消
臭シート100は、3枚のシート101で消臭剤1を狭
持して、溶融固定してなり、消臭剤1の層110が2層
形成されている。
【0025】上述の各実施形態におけるシート101及
び繊維シート102としては、それぞれ通常のものを特
に制限なく用いることができるし、厚さ等も消臭シート
の用途等に応じて任意である。
【0026】本発明の消臭シートは、使い捨ておむつの
吸収体、生理用ナプキンの吸収体、及び使い捨てシーツ
等に好適に用いられる。本発明の消臭シートは、前記の
本発明の消臭剤を溶融固定されているので、消臭剤の抜
け落ちがなく、使い捨ておむつの吸収体等に適用した場
合に、使用感の低下等の弊害が生じない。
【0027】なお、消臭シートの実施形態は上述の例に
制限されず、例えば、図2(c)に示す実施形態におい
て、上層又は下層のいずれか一方の層の厚さ、繊維密度
や親水性を他方の層と異なるものとしたり、他の粒子、
例えば吸水ポリマーを含む形態とすることができる。
【0028】
【実施例】〔実施例1〜3及び比較例1〜4〕〔表1〕
に示す上層シート及び下層シートを用いて、図2(c)
に示す形態の消臭シートをそれぞれ作成した。なお、比
較例1は、消臭剤を用いていないシートのみの例であ
る。また、実施例1〜3の消臭シートは、下記する本発
明の消臭剤を用いて、該消臭剤を坪量20g/m2 で散
布し、通常のヒートロールを用いて、200℃で上下層
を圧着すると共に消臭剤を溶融固定してなるものであ
る。比較例2及び3の消臭シートは、吸水ポリマーとし
てポリアクリル酸Na架橋物を、シート上に坪量20g
/m2 で散布し、その後粒径150〜350μmの椰子
殻活性炭を坪量20g/m2 で散布して、水を散布して
上下層を接着してなるものであり、比較例4の消臭シー
トは、シート上に坪量10g/m2 で粘着剤(具体的に
はポリエステル系熱融着樹脂)を散布し、その後粒径2
50μmの椰子殻活性炭を坪量20g/m2 で散布し、
通常のヒートロールを用いて、200℃で上下層を圧着
すると共に消臭剤を溶融固定してなるものである。 消臭剤:粒径180μm以上の椰子殻活性炭49.3体
積%とポリエステル系熱溶融樹脂、50.7体積%とを
加熱混合した後、板状に押し出し成形した後、ハンマー
ミルを用い、ガラス転移点以下の温度での条件で粉砕
し、更にメッシュ30及び100のふるいを用いて粒径
150μm以上500μm以下に分級してなる消臭剤。
また、NBKP製紙としては、化学パルプ100wt%
の湿式抄紙シートを用い、拡散紙としては、マーセル化
パルプ95wt%、化学パルプ5wt%の湿式抄紙シー
トを用いた。
【0029】表中、各測定は、下記のようにして行っ
た。 消臭性能;500ml3角フラスコに50×50mmに
調整したシートを入れ、におい物質0.4μlを注入し
た時のにおい物質濃度をガス検知管(ガステック社製、
「GV−100S」)にて経時的に測定し、におい物質
の減少速度を求めた。そして、比較として、シート中に
含まれる消臭原料粒子と同量の消臭原料粒子を3角フラ
スコに入れ同様に、消臭原料粒子のにおい物質の減少速
度を求め、両者を比較して、特に良好なものを◎、良好
なものを○、ほとんどないものを×とした。シート接着
力は、上述の接着強度と同様にして行った。
【0030】切断試験;得られた消臭シートを10cm×
10cmに切り出してこれをサンプルとした。得られたサ
ンプルについて、押し切りカッター(商品名「A4ペー
パーカッター」内田洋行株式会社製)で切断した際の消
臭剤の脱落量を測定した。150μ以上の粒子が脱落し
た場合は×、150μm以下の粒子の脱落が確認できた
場合を○、視覚的に脱落を確認できない場合を◎とし
た。 振動試験;切断試験で使用した同じサイズに消臭シート
を切り出し、これをサンプルとした。得られたサンプル
を16mesh(目開き1mm)の金網に挟み、30秒間バイ
ブレーター(商品名「パナブレーターEV255」松下
電工株式会社製)で振動させた際の脱落量を測定し、切
断試験と同様に評価した。 吸水速度;パルプ9g(坪量300g/m2 )、吸水ポ
リマー3g(坪量100g/m2 )を含む20cm×1
5cmの吸収体上に20×15cmに切り出した消臭シ
ートを載せ、さらに20×15cmに切り出した坪量2
5g/m2 の不織布材料からなるトップシートを載せた
構成物をサンプルとした。得られたサンプルに100m
lの人工尿をシャーレ(開孔杯φ3mm×5)で注入した
際の吸水時間を測定し、これを吸水速度とした。 液戻り量;吸水速度の測定において人工尿を吸水させた
サンプルに、3分間45g/cm 2の荷重をかけた後、サン
プル上に濾紙を載せ、濾紙の上から再度同じ荷重を2分
間かけた後、濾紙の重量を測定し、初期の重量からの増
加分を液戻り量とした。
【0031】
【表1】
【0032】〔表1〕に示す結果から明らかなように、
本発明の消臭剤を用いてなる本発明の消臭シート(実施
例1〜3)は、いずれも、十分な接着力を有すると共
に、切断や振動により脱落の生じないものであり、本発
明の消臭剤が各種シート材に用いた際に脱落を生じない
ものであることが判る。また、実施例1〜3及び比較例
1〜4に係る消臭シートは、何れも吸収体として用い得
るものであるが、〔表1〕に示す結果から明らかなよう
に、本発明の消臭剤を用いてなる本発明の消臭シート
(実施例1〜3)は、いずれも、吸水ポリマーを用いて
いないにも拘わらず、消臭剤を用いていない単層の吸水
紙(比較例1)よりも高い吸水性能を示し、従来の粘着
剤樹脂を散布した後従来の消臭剤を散布してなる消臭シ
ートよりも高い吸水性能を示している。このことから、
本発明の消臭剤は、特に吸収体に用いた際に吸収体の吸
収性能をも向上させる効果があることが判る。
【0033】
【発明の効果】本発明の消臭剤は、シート等に固定した
際に脱落しないものである。また、本発明の消臭剤の製
造方法によれば、前記消臭剤を簡便に製造できる。ま
た、本発明の消臭シートは、消臭剤の脱落のないもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の消臭剤の1実施形態に係る粒
子の任意の断面を模式的に示す断面図である。
【図2】図2(a)〜(d)は、それぞれ、本発明の消
臭シートの実施形態を模式的に示すシートの幅方向断面
図である。
【符号の説明】
1 消臭剤 2 消臭成分 3 結合剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 舛木 哲也 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内 Fターム(参考) 4C003 AA06 AA29 GA02 HA01 4C080 AA05 BB02 CC13 HH05 JJ04 JJ06 KK08 LL03 MM04 MM05 MM06 MM22 NN26 NN27 QQ03 4C098 AA09 CC02 CC14 DD10 DD13 DD19 DD23 DD26 DD28

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒子状の消臭成分と、該消臭成分を少な
    くともその一部が露出するように被覆してなる結合剤と
    からなる消臭剤。
  2. 【請求項2】 消臭成分の粒子と結合剤とを加熱混合
    し、固化させた後、固化された混合物を粉砕してなる請
    求項1記載の消臭剤。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の消臭剤の製造方法であっ
    て、 消臭成分の粒子と結合剤とを加熱混合し、固化させた
    後、固化された混合物を細分化することを特徴とする消
    臭剤の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の消臭剤をシートに固定し
    てなる消臭シート。
  5. 【請求項5】 前記消臭剤を前記シートに溶融固定して
    なる請求項4記載の消臭シート。
JP06196499A 1999-03-09 1999-03-09 消臭剤 Expired - Fee Related JP4097348B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06196499A JP4097348B2 (ja) 1999-03-09 1999-03-09 消臭剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06196499A JP4097348B2 (ja) 1999-03-09 1999-03-09 消臭剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000254218A true JP2000254218A (ja) 2000-09-19
JP4097348B2 JP4097348B2 (ja) 2008-06-11

Family

ID=13186384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06196499A Expired - Fee Related JP4097348B2 (ja) 1999-03-09 1999-03-09 消臭剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4097348B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125126A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Daio Paper Corp 吸収性物品及びその製造方法
JP5030775B2 (ja) * 2005-06-15 2012-09-19 大王製紙株式会社 パンツ型使い捨ておむつ
JP2013212154A (ja) * 2012-03-30 2013-10-17 Goto:Kk 尿吸収凝固包装体
WO2019167356A1 (ja) * 2018-02-27 2019-09-06 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5030775B2 (ja) * 2005-06-15 2012-09-19 大王製紙株式会社 パンツ型使い捨ておむつ
JP2010125126A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Daio Paper Corp 吸収性物品及びその製造方法
JP4659084B2 (ja) * 2008-11-28 2011-03-30 大王製紙株式会社 吸収性物品
JP2013212154A (ja) * 2012-03-30 2013-10-17 Goto:Kk 尿吸収凝固包装体
WO2019167356A1 (ja) * 2018-02-27 2019-09-06 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品

Also Published As

Publication number Publication date
JP4097348B2 (ja) 2008-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3210009B2 (ja) 粒子間架橋凝集体を含む粒状吸収性高分子組成物
JPH05320523A (ja) 高吸水性樹脂組成物
RU2103970C1 (ru) Абсорбентный элемент и абсорбентное изделие на основе этого элемента
US6077588A (en) Continuous solid state web coating process and webs produced thereby
CA2905437C (en) Absorbent structure with discrete acquisition cells
JP3373208B2 (ja) 超吸収性重合体フォーム
JP3413550B2 (ja) 愛玩動物用排泄物処理材
HUT72728A (en) Porosus, absorbent macrostructures of bonded absorbent particles surface crosslinked with cationic amino-epichlorohydrin adducts, producing thereof and a product
RU99113445A (ru) Многофункциональный абсорбирующий материал и изделия, изготовленные из него
JP2002113800A (ja) 多機能複層吸収体およびその製造方法
SA91110387B1 (ar) بنيات مكبرة بوليمرية ماصة مسامية وطرق تصنيعها
JP2018506395A (ja) 粒子同伴通気性構造物
KR20110038123A (ko) 흡수 코어
JPH11512943A (ja) 物理的に極めて近接したゼオライトとシリカの臭気制御系を有する吸収製品
JP5784829B2 (ja) 油捕捉剤成分を含む吸収性構造体
CA2072309A1 (en) Absorptive materials, and methods for their production
JP2000254218A (ja) 消臭剤
US20040077239A1 (en) Odour adsorption agent in hygiene articles
JP3292844B2 (ja) 高吸水性複合体シート及びその表面加工方法
JP2001198155A (ja) 吸収シート
CA2315770A1 (en) Odour control particles having a liquid activated particle separation means
JP2001198202A (ja) 消臭組成物
JP3487754B2 (ja) 脱臭濾材及びその製造方法
JP2002262691A (ja) 粒状の動物用排泄物処理材及びその製造方法
JP2000212458A (ja) 高吸水性樹脂粒子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070904

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080311

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080311

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140321

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees