JP2000253574A - 電源ライン回路 - Google Patents

電源ライン回路

Info

Publication number
JP2000253574A
JP2000253574A JP11047931A JP4793199A JP2000253574A JP 2000253574 A JP2000253574 A JP 2000253574A JP 11047931 A JP11047931 A JP 11047931A JP 4793199 A JP4793199 A JP 4793199A JP 2000253574 A JP2000253574 A JP 2000253574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output system
power supply
voltage output
side line
supply line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11047931A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikiyuki Aoki
幹之 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP11047931A priority Critical patent/JP2000253574A/ja
Publication of JP2000253574A publication Critical patent/JP2000253574A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源から基板へ、駆動用電圧を伝送するため
の駆動用電圧出力系と、制御用電圧を伝送するための制
御用電圧出力系とを備え、上記駆動用電圧出力系にスイ
ッチが介挿されている電源ライン回路であって、駆動用
電圧出力系がオンされたときに制御用電圧が変動するの
を低コストで防止できるものを提供する。 【解決手段】 駆動用電圧出力系の高電位側ライン11
と制御用電圧出力系の高電位側ライン13とが電源10
から基板20へ向かって同じ向きに環状磁気コア15に
挿通されている。しかも、駆動用電圧出力系のグランド
側ライン12と制御用電圧出力系のグランド側ライン1
4とが互いに短絡されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電源ライン回路に
関し、より詳しくは、複写機、プリンタその他の画像形
成装置に好適に用いられるような電源ライン回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、この種の電源ライン回路としては図3に示すような
ものがある。この装置では、電源1から負荷側ユニット
2へ駆動用電圧24Vと制御用電圧5Vとの2種類のD
C電圧を供給する場合に、24V出力系のグランド側ラ
イン24VRT Nと5V出力系のグランド側ライン5VRTN
との間にインダクタ3を接続している。これにより、2
4V出力系の高電位(+)側ラインに介挿されたスイッ
チ4がオンされたときに、そのときの突入電流に起因し
て5V出力系の供給電圧が変動するのを防止している。
【0003】ここで、対ノイズ性を考慮すると、24V
出力系のグランド側ライン24VRT Nと5V出力系のグ
ランド側ライン5VRTNとは、直流的になるべく低抵抗
に接続されるのが望ましい。
【0004】しかしながら、図3の方式では、24V出
力系のグランド側ライン24VRTNと5V出力系のグラ
ンド側ライン5VRTNとの間を直流的に低抵抗にしよう
とすると、部品(インダクタコイル)が大型になり、コ
ストアップを招くという問題がある。
【0005】そこで、この発明の目的は、駆動用電圧出
力系がオンされたときに制御用電圧が変動するのを低コ
ストで防止できる電源ライン回路を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の電源ライン回路は、電源から基板
へ、駆動用電圧を伝送するための駆動用電圧出力系と、
制御用電圧を伝送するための制御用電圧出力系とを備
え、上記駆動用電圧出力系にスイッチが介挿されている
電源ライン回路において、上記駆動用電圧出力系の高電
位側ラインと上記制御用電圧出力系の高電位側ラインと
が上記電源から基板へ向かって同じ向きに環状磁気コア
に挿通され、かつ上記駆動用電圧出力系のグランド側ラ
インと上記制御用電圧出力系のグランド側ラインとが互
いに短絡されていることを特徴とする。
【0007】この請求項1の電源ライン回路では、スイ
ッチがオンされると、駆動用電圧出力系の高電位側ライ
ンを通して電源から基板へ向かって、また駆動用電圧出
力系のグランド側ラインを通して基板から電源へ向かっ
て突入電流が流れようとする。これに伴って、駆動用電
圧出力系のグランド側ラインの配線抵抗に電圧降下が生
じて、基板内のグランド電位が上昇し、制御用電圧出力
系の高電位側ラインを通して基板から電源へ向かって逆
流電流が流れようとする。しかし、上記駆動用電圧出力
系の高電位側ラインと上記制御用電圧出力系の高電位側
ラインとが上記電源から基板へ向かって同じ向きに環状
磁気コアに挿通されているので、上記制御用電圧出力系
の高電位側ラインには、上記駆動用電圧出力系の高電位
側ラインにおける突入電流によって環状磁気コアを介し
て誘起された電流(上記電源から基板へ向かう)が流れ
ようとする。したがって、上記制御用電圧出力系の高電
位側ラインを通して基板から電源へ向かう逆流電流は阻
止される。この結果、基板における制御用電圧の低下が
防止される。
【0008】また、上記駆動用電圧出力系のグランド側
ラインと上記制御用電圧出力系のグランド側ラインとが
互いに短絡されているので、直流的に低抵抗となって対
ノイズ性が高まる。従来例と異なり、大型部品を設ける
必要がないので、この電源ライン回路は低コストに構成
される。
【0009】請求項2に記載の電源ライン回路は、請求
項1に記載の電源ライン回路において、上記駆動用電圧
出力系の高電位側ラインと上記制御用電圧出力系の高電
位側ラインとの少なくとも一方が上記環状磁気コアに1
巻以上巻回されていることを特徴とする。
【0010】この請求項2の電源ライン回路では、上記
環状磁気コアに巻回された高電位側ラインの巻数を設定
することによって、逆流防止の効果が調節される。
【0011】請求項3に記載の電源ライン回路は、請求
項1に記載の電源ライン回路において、上記環状磁気コ
アは複数設けられていることを特徴とする。
【0012】この請求項3の電源ライン回路では、上記
環状磁気コアの数に応じて逆流防止の効果が調節され
る。
【0013】請求項4に記載の電源ライン回路は、請求
項1に記載の電源ライン回路において、上記駆動用電圧
出力系の高電位側ラインまたは上記制御用電圧出力系の
高電位側ラインが複数設けられ、上記複数の高電位側ラ
インの一部または全部が環状磁気コアに挿通されている
ことを特徴とする。
【0014】この請求項4の電源ライン回路では、上記
環状磁気コアに挿通された高電位側ラインの本数に応じ
て、逆流防止の効果が調節される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の電源ライン回路
を図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0016】図1に示す実施形態では、電源10から負
荷となるM/C(機構制御)基板20に対して、駆動用
電圧24Vと制御用電圧5Vとの2種類のDC電圧を供
給するようになっている。
【0017】電源10内では、24V出力系の高電位側
ライン11とグランド側ライン12との間にコンデンサ
C1が接続されるるとともに、5V出力系の高電位側ラ
イン13とグランド側ライン14との間にコンデンサC
2が接続され、さらに24V出力系のグランドGND1
と5V出力系のグランドGND2とが短絡されている。
また、M/C基板20内では、24V出力系の高電位側
ライン11とグランド側ライン12との間にコンデンサ
C3が接続されるとともに、5V出力系の高電位側ライ
ン13とグランド側ライン14との間にコンデンサC4
が接続され、さらに24V出力系のグランドGND3と
5V出力系のグランドGND4とが短絡されている。
【0018】電源10とM/C基板20との間で、上記
4本のライン11,12,13,14は束ねて配置され
ている。その中の24V出力系の高電位側ライン11に
は安全スイッチSW1が介挿されている。また、24V
出力系の高電位側ライン11と5V出力系の高電位側ラ
イン13のみが、電源10からM/C基板20へ向かっ
て同じ向きに環状フェライト磁気コア15に挿通されて
いる。
【0019】なお、図1中、24V出力系の高電位側ラ
イン11におけるコア15の両側の配線抵抗をそれぞれ
r1,r2で表し、24V出力系のグランド側ライン1
2の配線抵抗をr3で表し、5V出力系の高電位側ライ
ン13におけるコア15の両側の配線抵抗をそれぞれr
4,r5で表し、また、5V出力系のグランド側ライン
14の配線抵抗をr6で表している。
【0020】今、安全スイッチSW1がオフ状態であ
り、コンデンサC3の電荷が十分に放電しているものと
すると、コンデンサC3の両端の電圧は0Vになってい
る。ここで、安全スイッチSW1をオンすると、24V
出力系では、配線抵抗r1,安全スイッチSW1,配線
抵抗r2およびr3を通して電流i1が流れて、コンデ
ンサC3が充電される。この電流i1は、図2(a),
(b)に示すように、安全スイッチSW1のオン直後に
ピークを示し、無視できない突入電流となる。この結
果、M/C基板20内で、24V出力系のグランドGN
D3の電位が5V出力系のグランドGND4の電位に対
して(i1)×(r3)分だけ上昇する。このため、M
/C基板20内のコンデンサC4の+側電位が電源10
内のコンデンサC2の+側電位よりも高くなって、ライ
ン13を通してM/C基板20から電源10へ向かって
逆流電流が流れようとする。しかし、5V出力系の高電
位側ライン13は24V出力系の高電位側ライン11と
ともにコア15に挿通されているので、5V出力系の高
電位側ライン13には、24V出力系の高電位側ライン
11における突入電流i1によってコア15を介して誘
起された電流i1′が流れようとする。したがって、M
/C基板20から電源10へ向かう逆流電流は阻止され
る。この結果、M/C基板20における制御用電圧5V
の低下を防止できる。
【0021】また、24V出力系のグランド側ライン1
2と5V出力系のグランド側ライン14とは、電源10
内およびM/C20内でそれぞれ短絡されているので、
両ライン12,14間を低インピーダンス、すなわち直
流的に低抵抗に維持することができる。
【0022】なお、定常動作時には、コア15は飽和す
るので、機能面で回路に悪影響を与えることはない。
【0023】また、コア15に挿通されたライン11,
13の巻数を1巻以上にしたり、コアのサイズや材質、
個数を変えることにより、逆流防止の効果を調節するこ
とができる。
【0024】さらに、上記高電位側ラインライン11ま
たは13が複数設けられている場合、環状磁気コアに挿
通された高電位側ラインの本数を変えることにより、逆
流防止の効果を調節することができる。
【0025】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の電
源ライン回路では、環状磁気コアのお陰で、制御用電圧
出力系の高電位側ラインを通して基板から電源へ向かう
逆流電流を阻止でき、基板における制御用電圧の低下を
防止できる。しかも、駆動用電圧出力系のグランド側ラ
インと制御用電圧出力系のグランド側ラインとが互いに
短絡されているので、直流的に低抵抗となって対ノイズ
性が高まる。この結果、従来例と異なり、大型部品を設
ける必要がないので、この電源ライン回路を低コストに
構成できる。
【0026】請求項2に記載の電源ライン回路では、上
記環状磁気コアに巻回された高電位側ラインの巻数を設
定することによって、逆流防止の効果を調節できる。
【0027】請求項3に記載の電源ライン回路では、上
記環状磁気コアの数に応じて逆流防止の効果を調節でき
る。
【0028】請求項4に記載の電源ライン回路では、環
状磁気コアに挿通された高電位側ラインの本数に応じ
て、逆流防止の効果を調節できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態の電源ライン回路の構
成を示す図である。
【図2】 上記電源ライン回路において想定されるスイ
ッチオン時の突入電流を示す図である。
【図3】 従来の電源ライン回路の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 電源 20 M/C基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源から基板へ、駆動用電圧を伝送する
    ための駆動用電圧出力系と、制御用電圧を伝送するため
    の制御用電圧出力系とを備え、上記駆動用電圧出力系に
    スイッチが介挿されている電源ライン回路において、 上記駆動用電圧出力系の高電位側ラインと上記制御用電
    圧出力系の高電位側ラインとが上記電源から基板へ向か
    って同じ向きに環状磁気コアに挿通され、かつ上記駆動
    用電圧出力系のグランド側ラインと上記制御用電圧出力
    系のグランド側ラインとが互いに短絡されていることを
    特徴とする電源ライン回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電源ライン回路におい
    て、 上記駆動用電圧出力系の高電位側ラインと上記制御用電
    圧出力系の高電位側ラインとの少なくとも一方が上記環
    状磁気コアに1巻以上巻回されていることを特徴とする
    電源ライン回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の電源ライン回路におい
    て、 上記環状磁気コアは複数設けられていることを特徴とす
    る電源ライン回路。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の電源ライン回路におい
    て、 上記駆動用電圧出力系の高電位側ラインまたは上記制御
    用電圧出力系の高電位側ラインが複数設けられ、上記複
    数の高電位側ラインの一部または全部が環状磁気コアに
    挿通されていることを特徴とする電源ライン回路。
JP11047931A 1999-02-25 1999-02-25 電源ライン回路 Pending JP2000253574A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11047931A JP2000253574A (ja) 1999-02-25 1999-02-25 電源ライン回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11047931A JP2000253574A (ja) 1999-02-25 1999-02-25 電源ライン回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000253574A true JP2000253574A (ja) 2000-09-14

Family

ID=12789128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11047931A Pending JP2000253574A (ja) 1999-02-25 1999-02-25 電源ライン回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000253574A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015012626A (ja) * 2013-06-26 2015-01-19 三菱電機株式会社 電力供給装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015012626A (ja) * 2013-06-26 2015-01-19 三菱電機株式会社 電力供給装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1605576B1 (en) Device and method for extending the input voltage range of a DC/DC converter
US6900606B2 (en) Device for inrush current prevention and dynamic braking in a motor
US5892353A (en) Power supply apparatus
JP2004248489A (ja) モータ用電源供給装置
US6018473A (en) Power supply and printing machine containing same
JP3710191B2 (ja) 単電源におけるパワートランジスタ駆動回路
JP2000253574A (ja) 電源ライン回路
JPH11220881A (ja) 電気機器のスイッチモード電源
JP2003153530A (ja) スイッチング電源装置
JPS63124689A (ja) 映像装置用電源
JP2001095240A (ja) 入力過電圧制限機能を備えた突入電流防止回路
JP4081603B2 (ja) スイッチング素子の駆動装置
JP3258620B2 (ja) スイッチング電源装置
JP2003018827A (ja) スイッチング電源装置
JP2004153882A (ja) スイッチング回路の駆動回路
JP3213577B2 (ja) 電源回路
JP3164201B2 (ja) 直流電源装置
US4549126A (en) Pulse motor-driving circuit
JPS58130787A (ja) 直流モ−タ
JP2735736B2 (ja) スイッチング電源
JPH09182440A (ja) 電源装置
JP2005268134A (ja) リレー駆動回路
JP2536495B2 (ja) 電源装置
JPH01243721A (ja) パワーmos fet駆動回路
JP2000270550A (ja) スイッチング電源回路

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050614