JPH11220881A - 電気機器のスイッチモード電源 - Google Patents

電気機器のスイッチモード電源

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JPH11220881A
JPH11220881A JP10325518A JP32551898A JPH11220881A JP H11220881 A JPH11220881 A JP H11220881A JP 10325518 A JP10325518 A JP 10325518A JP 32551898 A JP32551898 A JP 32551898A JP H11220881 A JPH11220881 A JP H11220881A
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    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチモード電源において、スタンバイモ
ードにおける消費電力を低減する。 【解決手段】 スイッチングトランジスタ14における
ゲート16のバイアス手段29,17に導通時間短縮回
路30が接続されている。この回路により、ノーマルモ
ード中の高い値からスタンバイモード中の低い値への出
力電圧のセットリングが行われる。つまり導通時間短縮
回路30は、トランス2の2次側出力からスイッチング
トランジスタ14のバイアス手段17,19へのフィー
ドバックループ15中に設けられている。そしてこの導
通時間短縮回路30によれば、スイッチングトランジス
タ14の導通時間が低減され、その結果、トランス2の
2次側における出力エネルギーが低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器のスイッ
チモード電源に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば図1に示されているようなスイ
ッチモード電源においては、たとえば電界効果トランジ
スタ14(FET)などのスイッチング手段の主経路に
対し、直流電流源1の電流が加えられる。スイッチング
MOSFETがオンの場合、電流は直流電流源1からフ
ライバックトランス2の1次巻線3を通りドレイン37
を経て上述のトランジスタ14のソース38へ向かい、
さらに抵抗28を介して1次側のアースへと流れる。周
知のように、結果として生じたフォワードまたはフライ
バックトランス2の1次巻線3に印加されるパルス電流
によって、トランス2の2次側40にパルス電流が生成
されることになる。そして整流器4,5,6,7による
整流ならびに回路8のようなフィルタ回路による平滑化
の後、2次巻線9,10,11ならびにこれら2次巻線
のタップ12,13から生じる種々の値をもつ電圧が、
たとえばビデオテープレコーダ(VCR)やテレビジョ
ン装置(TV)等の電子機器における負荷(図示せず)
へ供給される。
【0003】FET14の全スイッチング期間に対する
そのオン時間の比は、フィードバックループ15によっ
てコントロールされる。このフィードバックループ15
へは、整流され平滑化されたトランス2の2次側の出力
における種々の電圧のうちの1つまたはそれらの組み合
わせが与えられる。
【0004】この場合、電源は種々異なる動作モードを
有しており、たとえばノーマルモードやスタンバイモー
ドが挙げられる。ノーマルモードとは、機器がオンであ
りそれが適切に動作するのに必要な平均電力が電源から
供給されるモードのことである。また、スタンバイモー
ドとは、機器がオフであるがその一部分に対し電力が供
給され続けるモードのことである。テレビジョン装置や
ビデオテープレコーダのような電子機器の場合、それら
は機器のリモートコントローラの受信側である。このよ
うなリモートコントローラの受信側は、機器制御のため
まず第1にマイクロプロセッサをリセットすることがで
きなければならない。このマイクロプロセッサは、復帰
させられた機器の動作に十分な電力が供給されるポイン
トに至るまでリセット時に電源を順次蘇らせるソフトウ
ェアを有している。通常、このマイクロプロセッサに対
し、リセット可能な最小電圧である5Vを供給しなけれ
ばならない。しかも一般に、電源いわゆる5V電源の出
力側に供給される電圧は5Vよりも大きくたとえば5.
3Vであり、したがって銅線ならびにスイッチに沿って
電圧降下が生じても、最小5V電圧を必要とする回路入
力側における電圧は依然として5Vよりも大きいままで
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、スタ
ンバイモードにおける消費電力を低減することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの課題
は、少なくとも2つの動作モードすなわちスタンバイモ
ードとノーマルモードで動作可能であり、1次巻線と2
次巻線を有するトランスが設けられており、該トランス
の1次巻線は直流電流源および能動的電子スイッチング
手段と接続されており、該スイッチング手段はバイアス
手段の設けられた駆動電極を有しており、前記スイッチ
ング手段はオン状態にスイッチングされたとき、トラン
スの1次巻線を介して電流を流し、前記トランスの2次
巻線は、整流および平滑化手段を有しており、該手段に
よって機器における種々の回路に必要とされる出力電圧
が供給され、前記スイッチング手段における駆動電極の
バイアス手段に導通時間短縮回路が接続されており、該
回路により、ノーマルモード中の高い値からスタンバイ
モード中の低い値への出力電圧のセットリングが行われ
ることにより解決される。
【0007】
【発明の実施の形態】出力電力は出力電流と出力電圧の
積である。この場合、たとえば5V,14V,33V,
27V...等所要電圧を供給する2次巻線出力ライン
上の電流あるいは電圧を低減することで、出力電力を低
下させることができるようになり、つまりは入力電力が
低減される。トランス2の2次巻線出力側で必要とされ
る電圧は、この電圧の供給される回路の入力側で必要と
される最小電圧と等しく、その電圧はこれら出力側と入
力側との間で生じる可能性のある最大電圧降下によって
増加する。トランスの同じ出力側から供給されるべき複
数の回路が存在する場合であると、出力側で設定すべき
最小電圧は各回路ごとに必要とされる種々の最小値より
も大きな値となる。ノーマルモードで供給する必要のあ
る回路をスタンバイモードでは供給する必要のない場合
があるし、そのような場合であることが多い。また、そ
のような場合に、スタンバイモードでは必要とされない
回路のために必要とされる最小出力電圧によって、スタ
ンバイモードで必要とされる回路すべてよりも高い電圧
が生じるならば、スタンバイモードではそのような電圧
を低減する余裕があり、したがってこのモードにおける
消費を抑える余裕がある。もちろんこのような場合、こ
の余裕を活用するため、電源に以下のような回路を設け
る必要がある。すなわちこの回路によって電源が、その
出力側の少なくとも1つにおいてスタンバイモード中は
ノーマルモードよりも低い電圧を供給できるようにする
のである。
【0008】要するに、本発明は電子機器のスイッチモ
ード電源に関し、この場合、電子機器は機器のコントロ
ールのモードに応じて電力を供給してよかったりよくな
かったりする種々の回路を有している。電源は少なくと
も2つのモードすなわち第1のモードと第2のモードで
動作可能であり、ここで第1のモードは、回路のうちの
いくつかにだけ電力の供給されるスタンバイモードであ
り、第2のモードとは、機器の通常動作に従って機器の
各回路に給電の行われるノーマルモードである。この場
合、電源には、1次巻線と2次巻線を有するトランスが
設けられており、トランスの1次巻線は直流電流源およ
び能動的電子スイッチング手段と接続されており、この
スイッチング手段はバイアス手段を備えた駆動電極を有
している。そしてこのスイッチング手段は、オン状態に
スイッチングされたときにトランスの1次巻線を介して
電流を流す。トランスの2次巻線は整流および平滑化手
段と接続されており、この手段は機器の種々の回路に必
要とされる出力電圧を供給する。供給される電圧のうち
少なくとも1つは、少なくとも2つの異なる回路すなわ
ち第1の回路と第2の回路へ給電するためのものであっ
て、第1の回路はノーマルモード中は電力供給されスタ
ンバイモード中は電力供給されず、第1の回路は第2の
回路よりも高い電圧でセットリングされるべき出力電圧
を必要とし、第2の回路はノーマルモード中もスタンバ
イモード中も電力供給される。さらにこの場合、電源に
は導通時間短縮回路が設けられており、この回路はスイ
ッチング手段における駆動電極のバイアス手段と接続さ
れている。そしてこの導通時間短縮回路の機能とは、少
なくとも1つの出力電圧をノーマルモードにおける高い
値からスタンバイモードにおける低い値へと戻すことで
あり、この低い値とは、第2の回路の供給に必要とされ
るもののことである。
【0009】この場合、導通時間短縮回路の動作とは、
スイッチングトランジスタの導通時間を短くすることで
ある。したがって、出力電圧の低減はたとえばマイクロ
プロセッサすなわち複数の回路のうちの1つにとって必
要とされる最小値にセットリングされるけれども、この
電圧の低減はスイッチング手段の導通時間を短縮するこ
とにより得られるということは、出力電圧すべてに対す
る低減作用を有することになるのである。そしてこのこ
とは、スタンバイモード中の電力消費の低減に寄与する
ことになる。
【0010】本発明の有利な実施形態の場合、導通時間
短縮回路は、出力電圧を供給する端子のうちの1つと結
合された入力と、駆動電極と結合された入力を有してい
る。つまり導通時間短縮回路は電源のフィードバックル
ープ中にある。
【0011】
【実施例】図1を参照すると、すでに説明したようにト
ランス2の1次側からその2次側40へ送られる電力
は、スイッチングトランジスタ14の導通期間に依存す
る。導通期間の持続時間は、MOSFET14のゲート
16における電圧の値に依存し、この電圧はキャパシタ
26の端部における電圧とじかに関係しており、このキ
ャパシタの充電回路はトランジスタ17,18によって
制御される。トランジスタ18のベース19はフォトカ
プラ20によって制御され、このフォトカプラは電気的
な分離を行いながら2次側からフィードバック電流を戻
す。トランスの1次側および2次側は、しばしば電源の
ホット側およびコールド側と呼ばれる。コールド側で
は、フォトカプラ20に対しトランジスタ21を介して
供給が行われる。キャパシタ26、トランジスタ17,
18、フォトカプラ20ならびにトランジスタ21は、
フィードバックループ15の主要コンポーネントであ
る。
【0012】次に、このフィードバックループの動作に
ついて説明する。トランジスタ21のベース22は、ツ
ェナダイオード23によってバイアスされている。ベー
ス22のバイアス電圧は、トランス2の2次巻線のタッ
プ24から到来する電流の値に依存する。なんらかの理
由で、たとえばタップ24からツェナダイオード23を
介して低い電流が流れている場合、ツェナダイオード2
3における電圧降下は小さくなる(図2におけるツェナ
ダイオード23の特性を参照)。つまりこのことは、ト
ランジスタ21のベース22におけるバイアス電圧が低
減することを意味する。図1に示されている事例の場
合、トランジスタ21はPNP形の小さい単一トランジ
スタである。このトランジスタは小さいベース電圧によ
って長い期間にわたり導通状態にすることができ、この
ことによってトランジスタ21を介していっそう多くの
コレクタ電流を流すことができるようになる。つまり、
いっそう多くの電流がフォトカプラ20のコールド側に
向かうことを意味する。そしてフォトカプラ20のコー
ルド側における電流がいっそう多くなるということは、
ホット側における電流も多くなることを意味する。そし
てこのホット側の電流は、トランジスタ14のドレイン
37からソース38さらには抵抗39へと流れる電流に
加えられ、これによってトランジスタ18のベース19
におけるレベルが高められる。その後、トランジスタ1
8のバイアスがいっそう高いレベルにセットリングされ
る。これにより、この事例ではNPNトランジスタであ
るトランジスタ18を長期間にわたり導通状態にするこ
とができるようになる。トランジスタ18のコレクタ−
エミッタ路は、トランジスタ17のベース27と接続さ
れている。したがってトランジスタ17の方は長期間、
導通状態になる。トランジスタ17のコレクタ−エミッ
タ路は、スイッチングトランジスタ14におけるゲート
16のバイアス抵抗29をバイパスしており、この場
合、ゲート16を低レベルにしている。ゲート16がい
っそう長く低レベルにされればされるほど、MOSFE
Tの導通はいっそう短くなる。手短にいえば、まえもっ
て定められた値よりも高い電流が2次側の巻線における
タップ24で検出されたならば、フィードバックループ
15がアクティブになり、MOSFET14の導通時間
が短くなる。このフィードバックロープはバイアス手段
をコントロールしており、ここではMOSFET14の
ゲート16におけるバイアス抵抗をバイパスするトラン
ジスタ17をコントロールしている。なお、厳密な意味
ではMOSFET14のバイアス手段は抵抗29であ
る。
【0013】通常は永続的に連続するオン/オフ状態を
伴って動作するトランジスタの場合に考慮することがで
きるのは、そのような適用事例では、トランジスタの導
通に必要とされる最小電圧以下にゲート16における電
圧を低減する目的で抵抗29をバイパスしているトラン
ジスタ17もバイアス手段の一部を成す、ということで
ある。フィードバックループ15ならびにこれまで説明
してきたその動作は、通常の周知のフィードバックルー
プである。次に、本発明に従って電源に用いるために付
加することのできる回路に実例について説明する。
【0014】本発明に従って付加される回路には、図1
において参照符号30が付されている。回路30は、ト
ランス2の2次巻線のタップ31における端子35と、
ツェナダイオード23のカソード32との間に接続され
ている。回路30は、直列接続されたダイオード33と
抵抗34とによって構成されている。この場合、回路3
0の入力端35が接続されているタップ31へはノーマ
ルモード中、フィードバックループ15の始点であるタ
ップ24における電圧よりも高い電圧が供給される。回
路30の出力端36はすでに述べてようにツェナダイオ
ード23のカソード32と接続されており、このカソー
ド32は抵抗を介してトランス2のタップ24とも接続
されている。タップ31はノーマルモードではタップ2
4よりも高い電圧であることから、ノーマルモード中、
電流は回路30のダイオード33を介してツェナダイオ
ード23へ向かうことになる。この電流はツェナダイオ
ード23を介して流れ、したがって図2の特性に従いこ
の付加的な電流はツェナダイオードにおいて高い電圧降
下を生じさせる。これまで回路30について説明してき
たことからわかるように、ノーマルモードではトランジ
スタ21のベース22における電圧降下は、上記のツェ
ナダイオードにおける2つの電流の付加に起因して生
じ、一方の電流はタップ24から到来し、他方の電流は
タップ31から到来する。すでに述べたように、スイッ
チングMOSFET14のオン/オフ時間は、トランジ
スタ21のバイアスによって決定される。ノーマルモー
ドに対するこのバイアスの調整にあたっては、回路30
および付加電流の作用を考慮する必要がある。
【0015】タップ31はスタンバイモード中、端子3
5がオフ状態となるよう選択される。この場合にはもは
や、回路30のダイオード33を介していかなる電流も
流れない。トランジスタ21のベース22における電圧
降下をセットリングするための2つの電流の一方がなく
なり、その際、従来技術によるループ15の動作の記述
に関連して説明したように、MOSFET14のオン時
間が短くなり、このことでトランス2の2次巻線40の
いかなるタップや端子においても出力電圧が低減される
ことになる。詳細には5Vだけしか発生しなくなり、こ
れはマイクロプロセッサの給電にちょうど間に合うもの
である。したがってトランスの2次側40へは、僅かな
エネルギーしか伝達されなくなる。有利な実施例による
スイッチモード電源の実現形態によれば、以下の結果が
達成された。すなわちスタンバイモードでは2次側へ、
以下の電圧低減の結果として僅かなエネルギーしか伝達
されなかった: 5.3Vから5.1Vに低減された5.3VEレベル 14.5Vから12Vに低減された14VEレベル −27Vから−22.5Vに低減された−27VEレベ
ル 33Vから26Vに低減された33VEレベル 4.2Vから2.9Vに低減された4.2Vレベル 最終結果として、測定された入力電力はスタンバイモー
ド中、4.5Wから3.5Wに低減され約1Wあるいは
22%低減された。このようなスタンバイモードをここ
ではエコロジカル・スタンバイモードと呼ぶことにす
る。
【0016】これまで述べてきた本発明の実施形態は著
しく単純であり、しかもコスト的に効率的なものであ
る。これにより得られる利点は完全にオートマチックな
ことであり、さらにスタンバイモードが整定されるとた
だちに出力電圧の低減される新たな状態へフィードバッ
クループがセットリングされることである。しかし、M
OSFET14におけるゲート16の制御回路17と接
続され、2つの出力状態を有するいかなる回路であって
もよいのは自明である。この場合、第1の状態はノーマ
ルモードのための状態であり、第2の状態はスタンバイ
モードのための状態であって、この場合、回路30の第
2の状態によって、駆動電極(ゲート)16のバイアス
抵抗29をバイパスするトランジスタ17がトリガされ
て導通状態になる。もっと一般的にいえば、駆動電極の
バイアス手段と接続されたいかなる回路であってもよ
く、この回路はノーマルモードにおける第1の出力状態
とスタンバイモードにおける第2の出力状態とを有して
おり、トランジスタの導通時間を低減するこの第2の出
力状態は、上述の実施形態における回路30のような導
通時間短縮回路によるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電源回路を示す図である。
【図2】本発明がどのように動作するのかを説明するた
めに用いたツェナダイオードの特性曲線図である。
【符号の説明】
1 直流電流源 2 トランス 15 フィードバックループ 20 フォトカプラ 30 導通時間短縮回路 31 2次巻線の第1のタップ 24 2次巻線の第2のタップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シュー ミューイ リム シンガポール国 シンガポール ナンバー 09−341 ユィスーン ストリート 21 ビルク 217

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器のスイッチモード電源におい
    て、 少なくとも2つの動作モードすなわちスタンバイモード
    とノーマルモードで動作可能であり、 1次巻線と2次巻線を有するトランス(2)が設けられ
    ており、該トランス(2)の1次巻線は直流電流源
    (1)および能動的電子スイッチング手段(14)と接
    続されており、該スイッチング手段はバイアス手段(2
    9,17)の設けられた駆動電極(16)を有してお
    り、 前記スイッチング手段(14)はオン状態にスイッチン
    グされたとき、トランス(2)の1次巻線(3)を介し
    て電流を流し、 前記トランス(2)の2次巻線は、整流および平滑化手
    段(4,5,6)を有しており、該手段によって機器に
    おける種々の回路に必要とされる出力電圧が供給され、 前記スイッチング手段(14)における駆動電極(1
    6)のバイアス手段(29,17)に導通時間短縮回路
    (30)が接続されており、該回路により、ノーマルモ
    ード中の高い値からスタンバイモード中の低い値への出
    力電圧のセットリングが行われることを特徴とする、 電気機器のスイッチモード電源。
  2. 【請求項2】 前記導通時間短縮回路(30)は入力端
    (35)と出力端(36)を有しており、該出力端(3
    6)は2つの状態をとり、電源がノーマルモードのとき
    には第1の状態をとり、電源がスタンバイモードのとき
    には第2の状態をとり、該第2の状態はスイッチングト
    ランジスタの導通時間を短縮する作用を有する、請求項
    1記載の電源。
  3. 【請求項3】 前記導通時間短縮回路(30)の入力端
    (35)は、トランス(2)の2次側(40)における
    第1のタップ(31)と接続されている、請求項2記載
    の電源。
  4. 【請求項4】 前記導通時間短縮回路(30)の出力端
    (36)は、トランス(2)の2次側(40)における
    第2のタップ(24)と接続されている、請求項3記載
    の電源。
  5. 【請求項5】 前記導通時間短縮回路(30)の入力端
    (35)が接続されているトランス(2)の2次側(4
    0)における第1のタップ(31)はノーマルモード
    中、前記導通時間短縮回路(30)の出力端(36)が
    接続されているトランス(2)の2次側(40)におけ
    る第2のタップ(24)の電圧出力よりも高い電圧出力
    を有する、請求項4記載の電源。
  6. 【請求項6】 前記導通時間短縮回路(30)は、整流
    手段(33)および該整流手段に直列接続された抵抗
    (34)から成る、請求項5記載の電源。
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