JP2000253410A - 電子カメラ装置 - Google Patents

電子カメラ装置

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JP2000253410A
JP2000253410A JP11050433A JP5043399A JP2000253410A JP 2000253410 A JP2000253410 A JP 2000253410A JP 11050433 A JP11050433 A JP 11050433A JP 5043399 A JP5043399 A JP 5043399A JP 2000253410 A JP2000253410 A JP 2000253410A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画質を低下させることなく適切な輝度バラン
スの画像を得る。 【解決手段】 撮像素子5の後段に輝度補正部10を設
けて、複数の補正係数から各画素ごとに個別の補正係数
を生成し、これら補正係数に基づき画像信号5A内に配
置された対応する各輝度情報をそれぞれ補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子カメラ装置に
関し、特にカラーフィルタ付き撮像素子から得られた輝
度信号に対して、輝度レベルの補正を行う電子カメラ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、デジタルスチルカメラと呼ばれ
る電子カメラ装置では、1つの撮像素子上に構成された
カラーフィルタを用いてカラー画像を撮影する構成が多
く採用されている。このような構成では、その撮像素子
から、予め所定色が割り当てられた多数の画素からなる
カラー画像を示す画像信号であって、これら各画素ごと
の輝度を示すアナログ値の輝度情報が時間軸上に離散し
て配置されたアナログの画像信号が得られる。
【0003】通常、カラー画像を撮影する場合、光源の
種類や周囲の明るさに応じて、得られた画像信号の輝度
を補正する必要がある。電子カメラ装置では、予め本撮
影前の例えばテスト測光時に、撮像素子で得られた画像
信号から輝度補正量を算出し、この輝度補正量を用いて
その後のシャッター押下に応じて再度撮影した画像信号
を補正している。
【0004】ここで、画像信号をA/D変換器で画像デ
ータへデジタル化した後に各種画像処理する場合、画像
信号をいったんA/D変換してしまった後では、量子化
により細部の情報が失われるため、その後の画像処理に
より得られる画像の質に対して、原情報の質が大きな影
響を与える。特に、輝度の低い画素の情報量は非常に少
なく、ノイズ等の影響も大きいことから、通常、A/D
変換前にアナログ信号のまま増幅し、そのような輝度の
低い画素の情報量ができるだけ損なわれないように処理
している。
【0005】図16は従来の電子カメラ装置を示すブロ
ック図である。まずテスト測光時に撮像素子101で撮
影されたカラー画像は、画像信号111として可変利得
増幅部102に入力される。画像信号111は、利得制
御部103で制御された利得により増幅された後、A/
D変換部104でデジタル化され、画像データとしてデ
ジタルメモリ105に一時的に格納される。
【0006】続いて、デジタルメモリ105から画像デ
ータ113が読み出され、輝度検出部106において、
画像データ113の各色ごとに平均輝度や最大/最小輝
度などの輝度統計情報が検出される。そして、その輝度
検出部106の検出結果に応じて、制御部107で全色
共通の補正係数が算出され、この補正係数に基づき可変
利得増幅部102の利得が利得制御部103により設定
される。
【0007】ここで、屋内の白熱灯下で撮影された画像
信号の場合は、図17に示すように、得られたカラー画
像のホワイトバランスが崩れ、青色(B)の輝度が極端
に低下する傾向がある。例えば、図17(a)に示すよ
うに、被写体色温度が赤緑青(RGB)ともバランスが
とれているのに、白熱灯の影響により撮像素子101の
撮像素子色温度のバランスが図17(b)のように崩れ
てしまう。
【0008】したがって、このような場合、制御部10
7では青色(B)の輝度がある程度適正な値となるよう
な補正係数が算出され、利得制御部103により対応す
る利得が設定される。これにより、その後の本撮影時に
は、撮像素子101からの画像信号111に含まれる各
輝度情報が、図17(c)に示すように、その補正係数
に基づく利得により全色同倍率で増幅される。
【0009】そして、前述と同様に、A/D変換部10
4でデジタル化され、新たな画像データとしてデジタル
メモリ105に一時的に格納される。その後、デジタル
メモリ105から新たな画像データ113が読み出さ
れ、同様にして、新たな画像データ113の輝度統計情
報が輝度検出部106で検出される。
【0010】これに応じて、制御部107で画像処理の
要否やそのパラメータが算出され、画像処理部108に
おいて、新たな画像データ113に対して所定の画像処
理、例えば青(B)の輝度をもう少し増幅するなどの処
理が実行される。これにより、図17(d)のようなあ
る程度の色バランスを有する画像データが生成され、デ
ジタルメモリ105に格納される。また、画像処理部1
08では、他の画像処理として色補正や輪郭抽出、さら
には圧縮などの処理が行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電子カメラ装置では、撮像素子の後段に設け
られた可変利得増幅器において、撮像素子から得られた
画像信号を全色および全画素位置について同倍率の利得
で増幅しているため、以下のような問題点があった。す
なわち、図16において、撮像素子101から得られた
画像信号111のうち、赤緑青(RGB)の輝度が極端
に異なる場合は、元々良好な輝度が得られている色が可
変利得増幅部102での増幅により飽和して、輝度分布
が明るい方に偏った画像となり、結果として画質が低下
するという問題点があった。
【0012】例えば、図17(c)において、青(B)
の輝度を適切な値となるように増幅した場合、赤緑(R
G)がA/D変換部104の入力レンジ(0〜1.0)
を越えてしまう。したがって、輝度分布が高輝度側に偏
ってしまうとともに、入力レンジを越えた輝度値につい
てはすべて最高輝度値(1.0)となり、元の輝度情報
が失われて画質が低下した画像となってしまう。
【0013】また、通常、撮像素子への集光に用いられ
る光学系では、コサイン4乗則や口径食により画角の周
辺がその中央部に比較して減光する。これについて、図
16に示した従来の電子カメラ装置の可変利得増幅部1
02では、画像の全領域について同一利得で増幅してい
るため、周辺減光を補正できないという問題点があっ
た。
【0014】なお、このような周辺減光については、後
段の画像処理部でフィルタ処理などにより補正する方法
も考えられるが、その処理に時間を要するとともに電力
が消費されるため、実際には補正されない傾向がある。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、
画質を低下させることなく適切な輝度バランスの画像が
得られる電子カメラ装置を提供することを目的としてい
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による電子カメラ装置は、複数の補正
係数から各画素ごとに個別の補正係数を生成し、これら
補正係数に基づき画像信号内に配置された対応する各輝
度情報をそれぞれ補正し、画像生成に用いる新たな画像
信号として出力する輝度補正部を備えることを特徴とす
るものである。また、画像信号に対して直列に接続され
た輝度補正部を備えることを特徴とするものである。し
たがって、各画素に対応して画像信号内に配置されてい
る輝度情報が個別に補正され、所望の画像を得るための
新たな画像信号が生成される。
【0016】また、輝度補正部として、画像信号内の各
輝度情報に同期するクロック信号に基づき、複数の補正
係数から各画素に対応する輝度補正量を順次生成する補
正制御部と、この補正制御部で順次生成された輝度補正
量に応じて利得切替を行うことにより、入力された画像
信号を各輝度情報ごとにそれぞれの輝度補正量に応じた
利得で増幅し、新たな画像信号として出力する輝度補正
増幅部とを備えるものである。
【0017】また、輝度補正部として、画像信号内の各
輝度情報に同期するクロック信号に基づき、第1の複数
の補正係数から各画素に対応する輝度補正量を順次生成
する第1の補正制御部と、画像信号内の各輝度情報に同
期するクロック信号に基づき、第2の複数の補正係数か
ら各画素に対応する輝度補正量を順次生成する第2の補
正制御部と、第1補正制御部で順次生成された輝度補正
量に対応する第1の利得と、第2補正制御部で順次生成
された輝度補正量に対応する第2の利得との積からなる
合成利得を設定することにより、入力された画像信号を
各輝度情報ごとにそれぞれの輝度補正量に応じた合成利
得で増幅し、新たな画像信号として出力する輝度補正増
幅部とを備えるものである。
【0018】また、複数の補正係数は、各画素に割り当
てられている所定色ごとの輝度補正量からなり、輝度補
正部において、各画素に割り当てられている色に対応す
る輝度補正量を、各画素ごとの個別の補正係数として順
次選択して用いるようにしたものである。
【0019】また、複数の補正係数は、カラー画像上の
2次元座標で規定される各座標位置ごとに対応する輝度
補正量からなり、輝度補正部において、各画素の座標位
置に対応する輝度補正量を、各画素ごとの個別の補正係
数として順次選択して用いるようにしたものである。
【0020】また、複数の補正係数は、カラー画像上の
2次元座標で規定される各座標領域ごとに対応する輝度
補正量からなり、輝度補正部において、各画素が属する
座標領域に対応する輝度補正量を、各画素ごとに個別の
補正係数として順次選択して用いるようにしたものであ
る。
【0021】また、複数の補正係数は、カラー画像上に
設定された2次元座標を構成する2つの座標軸につい
て、その軸方向に変化する2つの補正分布特性を示す軸
輝度補正量からなり、輝度補正部において、各画素の座
標位置に基づき、それぞれの座標軸ごとに対応する軸輝
度補正量を参照し、得られた2つの軸輝度補正値からそ
の画素に対応する輝度補正量を順次生成して用いるよう
にしたものである。
【0022】また、複数の補正係数は、カラー画像上に
設定された2次元座標を構成する2つの座標軸につい
て、その軸方向に変化する2つの補正分布特性を示す軸
輝度補正量からなり、輝度補正部において、各画素の座
標位置に基づき、それぞれの座標軸ごとに対応する軸輝
度補正量を参照し、得られた2つの軸輝度補正値の積を
その画素に対応する輝度補正量として順次生成して用い
るようにしたものである。
【0023】また、複数の補正係数は、カラー画像上に
設定された2次元座標を構成する2つの座標軸につい
て、その軸方向に変化する2つの補正分布特性を示す軸
輝度補正量からなり、輝度補正部において、各画素の座
標位置に基づき、それぞれの座標軸ごとに対応する軸輝
度補正量を参照し、得られた2つの軸輝度補正値の和を
その画素に対応する輝度補正量として順次生成して用い
るようにしたものである。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施の形態による電子
カメラ装置のブロック図であり、(a)は画像データを
デジタルで記憶する構成、(b)は画像データをアナロ
グで記憶する構成が示されている。同図において、5は
カラーCCDなどの撮像素子、10は撮像素子5で得ら
れた画像信号5Aを各画素ごとに任意の利得で増幅する
ことにより、輝度を補正する輝度補正部である。
【0025】6は輝度補正部10で増幅された画像信号
5Bから、各色さらには全色共通で平均輝度値や最大/
最小輝度値などの輝度統計情報を検出する輝度検出部、
7はこの輝度検出部6で検出された輝度統計情報に基づ
き、各画素さらには各画素共通の輝度補正係数を算出す
る制御部である。また、8は画像信号5Bをデジタル化
するA/D変換部、9はこのA/D変換部8でデジタル
化された画像信号を画像データとして記憶するデジタル
記憶部である。
【0026】なお、撮像素子5から得られる画像信号5
Aは、一般にカラーインターリーブ信号と呼ばれてお
り、予め所定色(例えば、赤緑青:RGB)がそれぞれ
割り当てられた多数の画素からなるカラー画像を示す画
像信号であって、これら各画素ごとの輝度を示すアナロ
グ値の輝度情報が時間軸上に離散して配置された画像信
号である。CLKはこの画像信号5A内の各輝度値に同
期するクロック信号である。
【0027】また、必要に応じて、デジタル記憶部9や
アナログ記憶部9Aの後段に、DSPなどを用いた画像
処理部を従来と同様に設け、これら記憶部9,9Aから
読み出した画像データに対し、色補正や輪郭抽出、さら
には圧縮などの画像処理を行うようにしてもよい。さら
に、デジタル記憶部9やアナログ記憶部9Aを取り外し
可能な記憶媒体で構成してもよい。
【0028】次に、図2を参照して、輝度補正部10に
ついて説明する。図2は輝度補正部の構成例を示すブロ
ック図である。同図において、1は撮像素子5からの画
像信号5Aを各画素ごとに任意の利得で増幅する輝度補
正増幅部、2は複数の補正係数α1 〜αm (mは2以上
の整数)に基づき、輝度補正増幅部1の利得をCLKに
同期して各画素ごとに設定制御する利得制御部である。
【0029】次に、図3を参照して、輝度補正増幅部1
について説明する。図3は輝度補正増幅部の構成例を示
すブロック図であり、ここではスイッチトキャパシタ回
路を用いて構成されている。同図において、11は利得
制御部2からの切替信号φ11〜φ1n,φ21〜φ2n(nは
2以上の整数)により画像信号5Aに並列接続された容
量成分の大きさを選択することにより利得を切り替える
利得切替部、12は利得切替部11で選択された容量成
分と固定容量成分との容量比で決定される利得に基づき
画像信号5Aを増幅出力する増幅部である。
【0030】利得切替部11には、画像信号5Aに対し
て並列的に配置された容量の異なる複数の容量素子C1
〜Cn が設けられている。また、各容量素子C1 〜Cn
の前後には、スイッチS11〜S1n,S21〜S2nが設けら
れており、これらスイッチが利得制御部2からの切替信
号φ11〜φ1n,φ 21〜φ2nにより切替制御される。
【0031】増幅部12には、演算増幅器13と反転増
幅器14とが直列接続されている。演算増幅器の反転入
力(−)と出力との間には、固定容量成分として容量素
子C0 とスイッチS0 が並列接続されている。特に、容
量素子C0 と容量素子C1 〜Cn の容量比は、それぞれ
0 〜2n-1に設定されており、所望の利得をn桁の2
進数で示した場合の各ビットと容量素子C1 〜Cn とが
対応付けられている。
【0032】次に、図4を参照して、利得制御部2につ
いて説明する。図4は利得制御部の構成例を示すブロッ
ク図であり、輝度補正増幅部1に設定する所望の利得を
n桁の2進数で示した場合の各ビット、すなわち利得切
替部11の容量素子C1 〜Cn に対応して、n個の切替
制御部21が並列的に設けられている。
【0033】各切替制御部21〜2nには、補正係数α
1 〜αm の各対応ビットα11〜α1n,α21〜α2n,…α
m1〜αmnがそれぞれ並列的に入力されており、これらビ
ットのいずれか1つがクロックCLKに基づき係数選択
部33で選択され、補正係数α0 として出力される。そ
して、クロックCLKに同期したクロックφ0 ,φ1
基づき、ゲート31,32でそれぞれ切替信号φ11,φ
21〜φ1n,φ2nが生成される。
【0034】次に、図面を参照して、本発明の第1の実
施例として、RGBのカラーインターリーブ信号からな
る画像信号5Aについて、各色すなわち赤緑青(RG
B)ごとに個別の補正係数αR ,αG ,αB で輝度補正
する場合について説明する。図5は各色ごとに輝度補正
する場合の処理を示す説明図である。
【0035】図5(a)に示すように、被写体色温度が
赤緑青(RGB)ともバランスがとれているのに、白熱
灯の影響により撮像素子5の撮像素子色感度のバランス
が図5(b)のように崩れているものとする。この場
合、図5(c)に示すようにホワイトバランスを戻すた
めには、図5(d)に示す式のように、各色ごとに個別
の補正係数を用いて輝度を補正すればよい。
【0036】なお、実際の画像撮影時には、一般的な電
子カメラと同様に、連続的に画像が撮像素子5から取り
込まれる。したがって、輝度補正部10での利得を適当
な値(例えば1倍)にして、画像を得ておき、シャッタ
ーが押下された場合は、その前(例えば直前)の画像の
画像信号から輝度検出部6で検出された輝度統計情報に
基づいて制御部7で補正係数を算出すればよい。
【0037】画像信号5Aを2次元平面すなわちカラー
画面として表現すれば、通常は図5(e)に示すような
RGBの市松模様となる。したがって、この色配置に応
じて、図5(f)に示すように、各色ごとに個別の補正
係数を切替制御する必要がある。
【0038】図6は各色ごとに個別に輝度補正を行う場
合に適用される切替制御部の構成例を示すブロック図で
あり、特に、i(iは1〜n)ビット目に対応するもの
が示されている。同図において、係数選択部33には、
各画素行「GRGR…」と「BGBG…」の切り替わり
を示す信号Lineに基づき、赤色の補正係数αRiと青
色の補正係数αBiとを切替出力する切替部(MUX)3
4Aが設けられている。
【0039】また、各画素に同期するクロックCLKに
基づき、切替部34Aの出力と緑色の補正係数αGiとを
切替出力する切替部(MUX)34Bが設けられてい
る。これにより、係数選択部33からは、図5(f)で
示したように、クロックCLKで示される各画素位置に
対応した色の補正係数αKiが選択出力される。そして、
クロックφ0 ,φ1 に基づき、ゲート31,32でそれ
ぞれ切替信号φ1i,φ2iが生成される。
【0040】なお、フリップフロップ(FF)35は、
クロックCLKを1画素分の期間だけ保持出力するため
に設けられている。また、信号Lineは、クロックC
LKを1行分の画素数だけカウントすれば生成できる。
【0041】したがって、iビット目の切替制御部2i
では、図7のタイミングチャートに示すように、赤色画
素のR区間において赤色の補正係数αRi(この場合は
「1」)が選択され、利得制御部2全体で補正係数α
K i として補正係数αR が出力される。これにより、輝
度補正増幅部1の利得切替部11では、その補正係数α
R を示す切替信号φ11,φ21〜φ1n,φ2nによりスイッ
チS11〜S1n,S21〜S2nが切り替えられる。
【0042】したがって、容量素子C1 〜Cn のうち、
スイッチS11〜S1nがオンしたものだけに、画像信号5
Aの振幅電圧分すなわちR区間に対応する赤色画素の画
素レベル分だけ電荷が充電される。そして、その後にス
イッチS21〜S2nがオンした容量素子の電荷だけが、増
幅部12に印加され、結果としてスイッチS21〜S2n
オンした容量素子と容量素子C0 との容量比分だけ増幅
されて出力される。
【0043】このようにして、各画素に対応するR,
G,Bの各区間で、その色に対応する補正係数αR ,α
G ,αB が利得制御部2で選択されて、これに応じて輝
度補正増幅部1で各色ごとに個別の利得で画像信号5A
が増幅され、ホワイトバランスが補正された画像信号5
Bが得られる。
【0044】これにより、従来のように、全色共通の利
得で画像信号を増幅する場合と比較して、輝度の良好な
色を飽和させることなく、各色ごとに適切な利得で増幅
することができ、画質を低下させることなく適切な輝度
の画像が得られる。さらに、アナログの画像信号に対し
て輝度補正するようにしたので、画像処理部を設けてデ
ジタル化された画像データにフィルタ処理を実行する場
合と比較して、小さい回路規模で高速処理でき、消費電
力も小さい。
【0045】また、このような光源補正の拡張例とし
て、各種輝度統計情報を用いてその画像のシーンを推定
し、そのシーンに最適な補正係数で各色ごとに画像信号
を補正するようにしてもよい。例えば、夕刻のシーンで
あると判定した場合は、各色の輝度を調整する場合に、
赤みを減らし過ぎないように各色の補正係数を設定する
ことにより、シーンの特徴を失うことなくホワイトバラ
ンスを調整できる。
【0046】なお、以上の説明では、光源補正を例とし
て説明したが、これに限定されるものではない。図8は
輝度補正への適用例を示す説明図である。例えば、図8
(a)に示すように、元々被写体の色温度にばらつきが
ある場合は、これを補正するダイナミックレンジ補正と
して適用できる。
【0047】すなわち、撮像素子5から図8(b)のよ
うな特性の画像信号5Aが得られた場合は、それぞれの
色の輝度変化がレンジを有効に利用できるように、それ
ぞれの補正係数を算出して設定すれば、図8(c)に示
すように輝度バランスのよい画像信号5Bが得られる。
【0048】また、図8(d)に示すように、元々被写
体には色温度のばらつきがないが、撮像素子5自体に感
度のばらつきがある場合、これを補正する感度補正とし
て適用できる。すなわち、撮像素子5から図8(e)の
ような特性の画像信号5Aが得られた場合は、感度の低
い色の輝度レベルを大きく増幅するように、それぞれの
補正係数を算出して設定すれば、図8(f)に示すよう
に輝度バランスのよい画像信号5Bが得られる。
【0049】以上のことから、本発明の輝度補正部10
では、図8(g)に示すような演算処理を行っていると
表現できる。すなわち、画像信号5A内に含まれる各画
素ごとの補正係数αK は、各画素のが対応する色が赤緑
青(RGB)の場合のみ1となり他の場合に0となるス
イッチ係数SR ,SG ,SB と、それぞれの色に対応す
る補正係数αR ,αG ,αBとの積の和で示される。
【0050】なお、以上の説明では、図1に示したよう
に、輝度補正部10から出力されるアナログの画像信号
5Bについて、各色さらには全色共通で平均輝度値や最
大/最小輝度値などの輝度統計情報を検出する輝度検出
部6を設け、ここで得られた輝度統計情報に基づき利得
制御部2へ入力する補正係数αを制御部7で算出する場
合について説明した。
【0051】図9は輝度検出部の構成例を示す説明図で
あり、(a)は所定色の画素のみの平均輝度値を検出す
る回路ブロック、(b)はその動作例を示すタイミング
チャートである。ここでは、スイッチトキャパシタ回路
を用いて所定色の画素値(電圧値)を加算出力する輝度
加算器61と、この輝度加算器61からの加算出力6A
としきい値VTHとを比較する比較器62と、この比較器
62の比較出力6Bをカウントしカウンタ出力6Cを平
均輝度値として制御部7へ出力するカウンタ63から構
成されている。
【0052】輝度加算器61のスイッチS61,S62
は、画像信号5Bのうち所定色の画素に対応する期間に
おいて、オーバーラップすることなく交互にオンするこ
とにより、容量素子C61に充電された電荷を容量素子
C60に充電していく。これにより、図9(b)に示す
ように、加算出力6Aが徐々に上昇し、しきい値VTH
達した時点で比較器62の比較出力6Bが反転し、これ
がカウンタ63にカウントされカウンタ出力6Cとして
出力される。
【0053】この場合、容量素子C60,C61の容量
比STEPにより、しきい値VTH(カウンタ出力6Cの
変化)に対する加算出力6Aが増加する割合、すなわち
分解能が決定される。このように、アナログの画像信号
から直接に輝度統計情報を検出するようにしたので、A
/D変換器を用いることなく高速かつ高精度で所望の色
画素さらには全画素の輝度統計情報を検出できる。
【0054】なお、以上の説明では、撮像素子5で得ら
れた画像信号5Aごとに、利得制御部2の補正係数αを
制御部7で算出して設定するようにした場合について説
明したが、装置で固定的な輝度補正については、固定的
な補正係数を用いてもよい。例えば、撮像素子5の感度
補正や後述の光学系による周辺減光に対する感度補正の
補正係数は、予め測定により得られた補正係数をROM
などに登録しておけばよい。
【0055】次に、図面を参照して、本発明の第2の実
施例として、光学系の周辺減光に対する減光補正に適用
する場合について説明する。図10は光学系による周辺
減光を示す説明図であり、(a)は周辺減光の特性例、
(b)は補正係数の算出例である。撮像素子5の前段に
設けられた光学系では、コサイン4乗則や口径食によ
り、図10(a)に示すような周辺減光が発生する。
【0056】一般には、撮像素子で得られた画像の中心
Oから離れた点Pでの減光量は、図10(b)に示すよ
うに、中心Oから垂直に距離Dだけ離れた点Rから見た
点Pまでの角度をθとしたとき、COSk θで表すこと
ができ、このkは通常1〜4の範囲の数値をとることが
わかっている。ここで、すべての画素についてこのよう
な減光量に対する補正係数を用意するのは不可能であ
る。
【0057】本発明では、図11に示すように、これら
各画素の補正係数を2次元のX,Y軸方向に分解して記
憶しておき、各画素の座標位置に応じて算出するように
している。図11は周辺減光に対する輝度補正係数の算
出方法を示す説明図である。まず、図11(a)に示す
ように、画像上の画素位置(x=1〜w,y=1〜h)
ごとに、X軸側に投影された補正係数αX(1)〜α
X(w)と、Y軸側に投影された補正係数αY(1)〜αY(h)
をそれぞれ求め、補正係数テーブルとしてROMなどに
登録しておく。
【0058】そして、これら両軸方向での補正係数の積
から、画素位置x,yにおける補正係数をαP(x,y)を求
める。この場合、図11(b)に示すように、補正係数
αX(x),αY(y)はほぼ1であることから、両者の積で表
されるαP(x,y)を大きな誤差なく両者の和で算出でき、
両者の積を求める場合と比較して簡素な回路構成で高速
に算出できる。
【0059】図12は周辺減光による輝度補正を行う場
合に適用される切替制御部の構成例を示すブロック図で
あり、特に、i(iは1〜n)ビット目に対応するもの
が示されている。同図において、係数選択部33には、
各画素に同期するクロックCLKに基づき各画素のX軸
座標値xを算出するカウンタ(CNT)38Xと、各画
素行の切り替わりを示す信号Lineに基づき各画素の
Y軸座標値yを算出するカウンタ(CNT)38Yとが
設けられている。
【0060】そして、座標値xに基づき切替部(MU
X)37Xにより補正係数αX(1)〜α X(w)のうちの対応
するαX(x)が選択されるとともに、座標値yに基づき切
替部(MUX)37Yにより補正係数αY(1)〜αY(h)
うちの対応するαY(y)が選択され、これら補正係数が加
算器39で加算される。これにより、各画素の座標位置
に対応する補正係数αP(x,y)が算出され、クロック
φ0 ,φ1 に基づき、ゲート31,32でそれぞれ切替
信号φ1i,φ2iが生成される。
【0061】したがって、各画素位置x,yごとに周辺
減光を補正する補正係数αP(x,y)に対応する切替信号φ
11,φ21〜φ1n,φ2nが輝度補正増幅部1へ出力され、
各画素位置で個別の利得で画像信号5Aが増幅され、周
辺減光が補正された画像信号5Bが得られる。
【0062】これにより、各画素位置ごとに適切な利得
で増幅することができ、画質を低下させることなく適切
な輝度の画像が得られる。また、アナログの画像信号に
対して輝度補正するようにしたので、画像処理部を設け
てデジタル化された画像データにフィルタ処理を実行す
る場合と比較して、小さい回路規模で高速処理でき、消
費電力も小さい。
【0063】なお、以上の説明では、各画素位置x,y
ごとに個別に求めておいた補正係数αX(1)〜αX(w),α
Y(1)〜αY(h)を用いる場合について説明したが、所定の
画素位置範囲ごとに求めておいた補正係数を用いるよう
にしてもよい。図13は周辺減光に対する輝度補正係数
の他の算出方法を示す説明図である。まず、図13
(a)に示すように、画像上の画素範囲(x’=1〜
w’,y’=1〜h’)ごとに、X軸側に投影された補
正係数αX(1)〜αX(w') と、Y軸側に投影された補正係
数αY(1)〜αY(h') とをそれぞれ求め、補正係数テーブ
ルとしてROMなどに登録しておく。
【0064】そして、所望の画素位置x,yを画素範囲
x’,y’に変換し、両軸方向での補正係数の積から、
画素範囲x’,y’における補正係数をαP(x',y')を求
め、画素位置x,yでの補正係数αP(x,y)とする。この
場合も前述と同様であり、図13(b)に示すように、
補正係数αX(x'),αY(y') はほぼ1であることから、
両者の積で表されるαP(x',y')を大きな誤差なく両者の
和で算出できる。
【0065】このように、画像上の画素範囲ごとに、X
軸側およびY軸側の補正係数を用いるようにしたので、
補正係数の記憶に必要な記憶容量を削減できる。また、
これを実現する利得制御部2の切替制御部については、
図12と同様であり、特にカウンタ38X,38Yの出
力のうち上位ビットだけを用いて切替部37X,37Y
を制御すればよい。
【0066】なお、第2の実施例では、光学系による周
辺減光に対する輝度補正として、画面中心からCOSk
θの分布を持つ周辺減光を例に説明したが、これに限定
されるものではない。例えば、プリズムなどを含む光学
系を用いた場合、減光すなわち感度低下は異なる分布特
性となる。
【0067】さらには、光学系以外の要因により異なる
感度低下分布が生じる場合もある。しかし、これら減光
分布あるいは感度低下分布が、図11(b)あるいは図
13(b)で示した演算式で表現できるものについて
は、本発明を適用でき、前述と同様の作用効果が得られ
る。
【0068】他の減光分布あるいは感度低下分布に対し
て、領域ごとに輝度補正を行う方法として、画像に設け
られた個々の領域の各色(RGB)の平均輝度を感度低
下分布と見なし、その分布に基づいて各領域ごとに個別
の補正係数を設定して輝度補正するようにしてもよい。
例えば、予め撮像素子から得られた画像について、各領
域ごとに各色ごとの平均輝度を検出する。
【0069】そのうち、輝度Yが最も高い値を示す領域
を白領域と仮定する。 Y=0.3R+0.59G+0.11B そして、その白領域で実際に得られた各色の平均輝度を
白に補正するための補正係数を用いて、他の領域も同様
に輝度補正する。これにより、平均輝度が最も高い領域
が白となるように、すべての領域で輝度補正され、比較
的簡単に適切なホワイトバランスが得られる。
【0070】また、白領域を基準として他の領域の輝度
を補正するのではなく、各領域の輝度を適切な基準でそ
れぞれ輝度補正してもよい。例えば、任意の領域の全色
(RGB)平均輝度が、輝度分布の大半が後段の処理で
用いる所望のレンジ(例えば、A/D変換部の入力レン
ジなど)の上側または下側範囲に偏る場合は、その輝度
分布のうち大半がレンジ内に収まるような個別の補正係
数を用いて、その領域の輝度を補正すればよい。
【0071】各領域に個別に設定された補正係数に基づ
き画像信号の輝度補正を行う構成としては、図14に示
すような切替制御部2iを用いればよい。図14は領域
ごとに個別の補正係数を用いて輝度補正を行う場合に適
用される切替制御部の構成例を示すブロック図であり、
特に、i(iは1〜n)ビット目に対応するものが示さ
れている。
【0072】同図において、係数選択部33には、各画
素に同期するクロックCLKに基づき各画素のX軸座標
値を計数して各領域のX軸座標値x’を出力するカウン
タ(CNT)38X’と、各画素行の切り替わりを示す
信号Lineに基づき各画素のY軸座標値を計数して各
領域のY軸座標値y’を出力するカウンタ(CNT)3
8Y’とが設けられている。
【0073】そして、これら座標値x’,y’に基づき
切替部(MUX)37Aにより、各領域ごとに個別の補
正係数αA(1,1)〜αA(ah,aw)のうちの対応するα
A(x',y')が選択され、クロックφ0 ,φ1 に基づき、ゲ
ート31,32でそれぞれ切替信号φ1i,φ2iが生成さ
れる。これにより、各領域(x’,y’)の輝度を個別
に補正する補正係数αA(x',y ')に対応する切替信号
φ11,φ21〜φ1n,φ2nが輝度補正増幅部1へ出力さ
れ、対応する利得で画像信号5Aが増幅され、各領域で
個別の補正係数により補正された画像信号5Bが得られ
る。
【0074】この場合、後段の処理で用いる所望のレン
ジに対応する平均輝度の基準、例えば基準平均輝度を設
定しておき、各領域の平均輝度がその基準平均輝度の最
大値/最小値の範囲に含まれるように、各領域に対する
補正係数を算出するようにしてもよい。また、これと同
様の算出処理を行う変換特性をテーブル化しておき、各
領域の平均輝度を入力として、最適な補正係数をテーブ
ルから読み出すようにしてもよい。
【0075】このように、各領域ごとに個別の補正係数
で輝度補正するようにしたので、各領域ごとに所望のレ
ンジすなわち電子カメラ装置のダイナミックレンジを有
効に利用でき、高画質の画像が得られる。これにより、
例えば晴天時の日陰など他の領域に比較してコントラス
トが極めて低い領域であっても、他の領域の輝度分布に
影響することなく、そのディテールを再現できる。
【0076】なお、各領域に個別の補正係数を設定する
際、その補正幅の最大をある程度の範囲内に抑制するよ
うにしてもよい。これにより、任意の領域の補正係数だ
けに突出した値が設定されなくなり、周囲に隣接する領
域との境界における輝度差から来る違和感が低減され、
さらに高画質の画像信号を生成できる。
【0077】また、以上の例では、各領域ごとに得られ
た全色(RGB)平均輝度に基づき輝度補正する場合に
ついて説明したが、これを前述した第1の実施例と組み
合わせて、各領域ごとに各色の平均輝度を個別に検出
し、これに基づいて各領域で各色ごとに輝度補正を行っ
てもよい。これにより、各領域において各色ごとに所望
のレンジすなわち電子カメラ装置のダイナミックレンジ
を有効に利用でき、高画質の画像が得られる。
【0078】なお、本発明の輝度補正部10は、図1に
示すように、撮像素子5とA/D変換部8との間、ある
いは撮像素子5とアナログ記憶部9Aとの間であれば、
いずれの位置でもよい。また、CCDの電荷検出部で発
生するリセットノイズやCCD出力段で発生する1/f
ノイズを除去するため、撮像素子5の後段に、相関二重
サンプリング(CDS)回路が設けられている場合は、
その内部の演算増幅器を用いて本発明の補正増幅部10
を構成してもよい。
【0079】以上では、本発明を実施例1,2としてそ
れぞれ個別に適用した場合について説明したが、これら
両方の実施例を同時に適用してもよい。図15は本発明
の第3の実施例の構成例を示すブロック図であり、
(a)は直列的に輝度補正を行う場合、(b)は一括し
て輝度補正を行う場合を示している。
【0080】図15(a)において、10Aは撮像素子
からの画像信号5Aに対して、各色画素ごとに個別の補
正係数αR ,αG ,αB を用いて輝度補正を行う輝度補
正部、10Bはこの輝度補正部10Aからの画像信号5
Cに対して、X軸側に投影された補正係数αX(1)〜α
X(w)と、Y軸側に投影された補正係数αY(1)〜αY(h)
を用いて、各画素位置ごとに個別に輝度補正を行い画像
信号5Bを出力する輝度補正部である。
【0081】この場合、実施例1に対応する輝度補正部
10Aの後段に、実施例2に対応する輝度補正部10B
が直列的に配置されている。なお、輝度補正増幅部1A
および輝度補正増幅部1Bの構成は、図3で説明した輝
度補正増幅部1と同様である。さらに、利得制御部2A
については図6で説明した切替制御部2iが用いられ、
利得制御部2Bについては図12で説明した切替制御部
2iが用いられる。
【0082】一方、図15(b)では、輝度補正増幅部
1Cに、2つの利得切替部11A,11Bが並列的に配
置されており、前述した利得制御部2A,2Bがこれら
2つの利得切替部11A,11Bに対応して設けられて
いる。また、各利得切替部11A,11Bは、それぞれ
前述した図3の利得切替部11と同様の構成をしてい
る。
【0083】この場合、利得制御部2A,2Bで選択さ
れた補正係数に基づいて各利得切替部11A,11Bの
容量素子が選択され、これら選択された容量素子に充電
された電荷が合算されて増幅部12の容量素子へ転送さ
れる。結果として利得制御部2A,2Bで選択された2
つの補正係数の積に対応する利得で、画像信号5Aが増
幅される。
【0084】したがって、図15(a)のように、異な
る輝度補正を直列的に行うようにした場合は、個々の輝
度補正が個別に行われるものとなり、一方での補正量
(利得)が他方の補正量(利得)に対して比較的小さい
場合でも、正確に輝度補正できる。また、図15(b)
のように、一括して輝度補正するようにした場合は、回
路構成が削減される。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、複数の
補正係数から各画素ごとに個別の補正係数を生成し、こ
れら補正係数に基づき画像信号内に配置された対応する
各輝度情報をそれぞれ補正するようにしたものである。
したがって、各画素に対応して画像信号内に配置されて
いる輝度情報が個別に補正された新たな画像信号が生成
され、従来のように各画素に対して同一の補正係数で輝
度補正を行う場合と比較して、画質を低下させることな
く適切な輝度バランスの画像が得られる。
【0086】例えば、画素色ごとの補正係数を用いて、
各画素ごとにその画素に割り当てられている色の補正係
数で輝度補正することにより、画質を低下させることな
く、その画像に最適な光源補正やホワイトバランス補正
を行うことができる。また、座標位置ごとの補正係数を
用い、各画素ごとにその画素位置に対応する補正係数で
輝度補正することにより、画質を低下させることなく、
光学系による周辺減光の補正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による電子カメラ装置
のブロック図である。
【図2】 輝度補正部の構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】 輝度補正増幅部の構成例を示すブロック図で
ある。
【図4】 利得制御部の構成例を示すブロック図であ
る。
【図5】 各色ごとに輝度補正する場合の処理を示す説
明図である。
【図6】 切替制御部の構成例を示すブロック図(各色
ごとに個別に輝度補正を行う場合)である。
【図7】 利得制御部の動作を示すタイミングチャート
である。
【図8】 輝度補正への適用例を示す説明図である。
【図9】 輝度検出部の構成例を示す説明図である。
【図10】 光学系による周辺減光を示す説明図であ
る。
【図11】 周辺減光に対する輝度補正係数の算出方法
を示す説明図である。
【図12】 切替制御部の構成例を示すブロック図(周
辺減光による輝度補正を行う場合)である。
【図13】 周辺減光に対する輝度補正係数の他の算出
方法を示す説明図である。
【図14】 切替制御部の構成例を示すブロック図(領
域ごとに個別の補正係数を用いて輝度補正を行う場合)
である。
【図15】 本発明の他の実施例による構成例を示すブ
ロック図である。
【図16】 従来の電子カメラ装置を示すブロック図で
ある。
【図17】 従来のカラーバランス補正の方法を示す説
明図である。
【符号の説明】
10,10A,10B…輝度補正部、1…輝度補正増幅
部、2…利得制御部、5…撮像素子、5A…画像信号、
5B,5C…画像信号(輝度補正後)、6…輝度検出
部、7…制御部、8…A/D変換部、9…デジタル記憶
部、9A…アナログ記憶部、11…利得切替部、12…
増幅部、21〜2n…切替制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C065 AA03 BB02 BB04 BB06 CC01 CC08 CC09 DD02 DD17 EE06 GG10 GG15 GG17 GG18 GG21 GG24 GG30 GG31 GG35 GG43

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ所定色が割り当てられた多数の
    画素からなるカラー画像を示す画像信号であって、これ
    ら各画素ごとの輝度を示すアナログ値の輝度情報が時間
    軸上に離散して配置された画像信号を撮像素子から読み
    出し、その画像信号から所望の画像を生成する電子カメ
    ラ装置において、 複数の補正係数から各画素ごとに個別の補正係数を生成
    し、これら補正係数に基づき画像信号内に配置された対
    応する各輝度情報をそれぞれ補正し、画像生成に用いる
    新たな画像信号として出力する輝度補正部を備えること
    を特徴とする電子カメラ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子カメラ装置におい
    て、 画像信号に対して直列に接続された輝度補正部を備える
    ことを特徴とする電子カメラ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電子カメラ装置
    において、 輝度補正部は、 画像信号内の各輝度情報に同期するクロック信号に基づ
    き、複数の補正係数から各画素に対応する輝度補正量を
    順次生成する補正制御部と、 この補正制御部で順次生成された輝度補正量に応じて利
    得切替を行うことにより、入力された画像信号を各輝度
    情報ごとにそれぞれの輝度補正量に応じた利得で増幅
    し、新たな画像信号として出力する輝度補正増幅部とを
    備えることを特徴とする電子カメラ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の電子カメラ装置におい
    て、 輝度補正部は、 画像信号内の各輝度情報に同期するクロック信号に基づ
    き、第1の複数の補正係数から各画素に対応する輝度補
    正量を順次生成する第1の補正制御部と、 画像信号内の各輝度情報に同期するクロック信号に基づ
    き、第2の複数の補正係数から各画素に対応する輝度補
    正量を順次生成する第2の補正制御部と、 第1補正制御部で順次生成された輝度補正量に対応する
    第1の利得と、第2補正制御部で順次生成された輝度補
    正量に対応する第2の利得との積からなる合成利得を設
    定することにより、入力された画像信号を各輝度情報ご
    とにそれぞれの輝度補正量に応じた合成利得で増幅し、
    新たな画像信号として出力する輝度補正増幅部とを備え
    ることを特徴とする電子カメラ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の電子カメラ装置におい
    て、 複数の補正係数は、各画素に割り当てられている所定色
    ごとの輝度補正量からなり、 輝度補正部は、各画素に割り当てられている色に対応す
    る輝度補正量を、各画素ごとの個別の補正係数として順
    次選択して用いることを特徴とする電子カメラ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の電子カメラ装置におい
    て、 複数の補正係数は、カラー画像上の2次元座標で規定さ
    れる各座標位置ごとに対応する輝度補正量からなり、 輝度補正部は、各画素の座標位置に対応する輝度補正量
    を、各画素ごとの個別の補正係数として順次選択して用
    いることを特徴とする電子カメラ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の電子カメラ装置におい
    て、 複数の補正係数は、カラー画像上の2次元座標で規定さ
    れる各座標領域ごとに対応する輝度補正量からなり、 輝度補正部は、各画素が属する座標領域に対応する輝度
    補正量を、各画素ごとに個別の補正係数として順次選択
    して用いることを特徴とする電子カメラ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の電子カメラ装置におい
    て、 複数の補正係数は、カラー画像上に設定された2次元座
    標を構成する2つの座標軸について、その軸方向に変化
    する2つの補正分布特性を示す軸輝度補正量からなり、 輝度補正部は、各画素の座標位置に基づき、それぞれの
    座標軸ごとに対応する軸輝度補正量を参照し、得られた
    2つの軸輝度補正値からその画素に対応する輝度補正量
    を順次生成して用いることを特徴とする電子カメラ装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の電子カメラ装置におい
    て、 複数の補正係数は、カラー画像上に設定された2次元座
    標を構成する2つの座標軸について、その軸方向に変化
    する2つの補正分布特性を示す軸輝度補正量からなり、 輝度補正部は、各画素の座標位置に基づき、それぞれの
    座標軸ごとに対応する軸輝度補正量を参照し、得られた
    2つの軸輝度補正値の積をその画素に対応する輝度補正
    量として順次生成して用いることを特徴とする電子カメ
    ラ装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の電子カメラ装置におい
    て、 複数の補正係数は、カラー画像上に設定された2次元座
    標を構成する2つの座標軸について、その軸方向に変化
    する2つの補正分布特性を示す軸輝度補正量からなり、 輝度補正部は、各画素の座標位置に基づき、それぞれの
    座標軸ごとに対応する軸輝度補正量を参照し、得られた
    2つの軸輝度補正値の和をその画素に対応する輝度補正
    量として順次生成して用いることを特徴とする電子カメ
    ラ装置。
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