JP2000253232A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP2000253232A
JP2000253232A JP11054110A JP5411099A JP2000253232A JP 2000253232 A JP2000253232 A JP 2000253232A JP 11054110 A JP11054110 A JP 11054110A JP 5411099 A JP5411099 A JP 5411099A JP 2000253232 A JP2000253232 A JP 2000253232A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキューによる画像の傾きを補正するととも
に印字品質の高い画像を得ることができるカラー画像形
成装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 カラー画像形成装置の画像データ発生手
段13において、回転処理手段20は、各色ごとの画像
の傾きに応じて画像データの回転処理を行う。2値化処
理手段21は、回転処理された画像データに2値化処理
を行う。位置フラグ発生手段22は、回転処理により発
生した画像の段差の位置を示す位置フラグを発生する。
パターン検出手段23およびデータ変換手段24は、位
置フラグ発生手段22により発生された位置フラグに基
づいて2値化処理手段21により得られた2値データに
おいてスムージング処理を行って画像の段差を補正す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の感光体を有
する電子写真方式のカラー画像形成装置に関し、特に各
色の画像の傾きを補正する機能を有するカラー画像形成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式を採用した画像形成
装置においては、像担持体としての感光体を帯電器によ
り帯電し、帯電された感光体に画像情報に応じた光照射
を行なって潜像を形成し、この潜像を現像器によって現
像し、現像されたトナー像をシート材等に転写して画像
を形成することが行われている。
【0003】一方、画像のカラー化にともなって、上
記、各画像形成プロセスがなされる画像形成ステーショ
ンを複数備えて、シアン像、マゼンタ像、イエロー像、
好ましくはブラック像の各色像をそれぞれの像担持体に
形成し、各像担持体の転写位置にてシート材に各色像を
重ねて転写することによりフルカラー画像を形成するタ
ンデム方式のカラー画像形成装置も提案されている。か
かるタンデム方式のカラー画像形成装置は各色ごとにそ
れぞれの画像形成部を有するため、高速化に有利であ
る。
【0004】しかしながら、異なる画像形成部で形成さ
れた各画像の位置合わせ(レジストレーション)を如何
に良好に行うかの点で問題点を有している。画像形成ス
テーションにおける感光体ドラムの回転軸の角度ずれ及
び、走査光学系の取り付け角度ずれにより斜め方向の位
置ずれ(以下、スキューと称す)が発生する。シート材
等に転写された4色の画像形成位置のずれは、最終的に
は位置ずれとしてまたは色調の変化として現れてくるか
らである。
【0005】図20にスキューによる画像の例を示す。
図20(a)は右上がりの画像、図20(b)は右下が
りの画像である。以下に従来のカラー画像形成装置にお
けるスキュー補正について説明する。
【0006】図21は従来のカラー画像形成装置におけ
る画像データ発生手段の構成図を示す。外部機器62よ
り入力された多値データは、メモリ63上にビットマッ
プデータとして展開される。展開されたビットマップデ
ータは、2値化処理手段64によりハーフトーン、ディ
ザ等による2値化が行なわれる。2値化された画像デー
タは、スキュー補正手段65でずれが補正される。
【0007】図22は図21のスキュー補正手段のブロ
ック図である。スキュー補正手段65は、ずれ量設定手
段66、方向設定手段67、データ蓄積手段68、デー
タ補正手段69およびスムージング処理手段70を含
む。
【0008】ずれ量設定手段66には、予めスキューに
よるずれ量が設定される。方向設定手段67には、スキ
ューが発生している方向が設定される。データ蓄積手段
68は、2値化された画像データをライン単位で蓄積す
る。データ補正手段69は、ずれ量設定手段66により
設定されたずれ量および方向設定手段67に設定された
方向に基づいてデータ蓄積手段68から補正量に応じた
画像データを読み出す。スムージング処理手段70は、
データ蓄積手段68から読み出された画像データの段差
を補正する。
【0009】図23は5ラインずれた画像の一例を示す
図である。図23には図20(b)のスキューによる画
像が示される。
【0010】予め印字した画像データから画像データの
スキューを測定し、ずれ量設定手段66に最大ライン数
5を設定する。図23の画像ではスキューが右下がりに
発生しているため、方向設定手段67に右下がりを示す
1を設定する。
【0011】データ補正手段69は、データのずれ量
(ライン数)で1ラインを数ブロックに分割し、分割さ
れたブロックを1ラインごとにシフトすることにより全
体のずれを補正する。
【0012】データ補正手段69には、1ラインのデー
タ数および1ブロックのデータ数が設定される。図23
の例では、1ラインのデータ数として600が設定さ
れ、1ブロックのデータ数として(1ラインのデータ
数)÷(ずれ量+1)=100が設定される。
【0013】図24は図22のデータ補正手段のメモリ
構成を示す図である。各ブロックには、100画素単位
でデータが書き込まれている。5ライン目に書き込まれ
たデータを見た場合、印字されるデータは図23に示す
ように5ラインずれているので、ブロック6では6ライ
ン目のデータ70、ブロック5では5ライン目のデータ
71とブロックごとに読み出すラインを1ラインごとに
シフトしていくことにより、見かけ上傾きのない画像が
出力される。
【0014】図25は図22のデータ補正手段のブロッ
ク図である。また、図26は図25のデータ補正手段の
動作を示すタイミングチャートである。
【0015】図25に示すように、データ補正手段は、
カウンタ72,73、デコーダ74,76、加算器7
8,80およびラッチ79を含む。
【0016】カウンタ72には、データに同期した1画
素単位のクロック信号CK、1ラインの期間を示す信号
HSZおよびリセット信号RSが与えられる。カウンタ
72は、1ラインの期間を示す信号HSZが0の間、ク
ロック信号CKをカウントアップする。カウンタ72の
出力は、書き込みアドレスとして図22のデータ蓄積手
段68のメモリへ与えられる。それにより、入力された
データがデータ蓄積手段68のメモリへ順次書き込まれ
る。
【0017】読み出しアドレスについては以下に説明す
る。カウンタ73には、1ラインの期間を示す信号HS
Z、クロック信号CKおよび後述する信号EQが与えら
れる。カウンタ72,73は、1ラインの期間を示す信
号HSZが0のときにイネーブル(能動化)され、1画
素単位のクロック信号CKをカウントアップする。デコ
ーダ74は、カウンタ72のカウント値が1ラインのデ
ータ数600になるとリセット信号RSを1にする。そ
れにより、カウンタ72がリセットされる。デコーダ7
6は、カウンタ73のカウント値が1ブロックのデータ
数100になると、信号EQを1にする。それにより、
カウンタ73がリセットされる。
【0018】加算器78は、信号EQに応答して加算器
78から出力されるデータを保持し、リセット信号RS
によりリセットされるラッチ79の出力と、1ラインの
データ数とを加算する。それにより、1ラインのデータ
数600に1ラインごとにデータ数600が順次加算さ
れる。
【0019】加算器80は、カウンタ72のカウント値
と、ラッチ79の出力とを加算し、データ蓄積手段68
のメモリの読み出しアドレスとして出力する。
【0020】信号EQが1のとき、データが1ラインシ
フトするため、その前後に画素がある場合、1ラインの
段差が発生する。そこで、段差を補正するために、デー
タ蓄積手段68から出力されたデータは図22のスムー
ジング処理手段70に与えられる。
【0021】図27は図22のスムージング処理手段の
ブロック図である。
【0022】スムージング処理手段70は、パターン検
出手段81およびデータ変換手段82を含む。パターン
検出手段81は、ウィンドウを構成し、予め定められた
パターンを検出する。データ変換手段82は、ドットの
追加および削除を行う。
【0023】図28は図27のパターン検出手段のブロ
ック図である。図28に示すように、パターン検出手段
81は、メモリ83,84,93およびレジスタ85〜
90,94,95を含む。
【0024】このパターン検出手段81に与えられるク
ロック信号CK3は、入力データに同期したクロック信
号CKの2倍の周波数に設定される。入力されたデータ
は、1ライン分のデータを蓄積するメモリ83,84に
順に蓄積される。レジスタ85〜90は、クロック信号
CK3に応答して入力されたデータをラッチする。メモ
リ83,84およびレジスタ85〜90により入力され
たデータが半画素ごとにシフトされ、3×3のデータD
11〜D33からなるウィンドウが構成される。また、
信号EQは、メモリ93により1ライン分遅延された
後、レジスタ94,95に順に与えられる。それによ
り、信号EQ1,EQ2,EQ3が順に生成される。
【0025】図29は図28のパターン検出手段により
形成されるウィンドウの構成図である。図29の例で
は、変換対象データおよび変換対象信号はDD22およ
びEQとなる。
【0026】図30は図22のパターン検出手段のパタ
ーン検出部のブロック図である。図30に示すように、
パターン検出部81aは、判別テーブル91および比較
器92を含む。
【0027】判別テーブル91は、ROM(リードオン
リメモリ)に予め書き込まれる。比較器92は、図29
に示したウィンドウのデータDD11〜DD33および
信号EQ1,EQ2,EQ3を判別テーブル91と比較
することによりパターンを検出し、その検出結果に応じ
てメモリ93およびレジスタ94を出力する。
【0028】図31は図27のデータ変換手段のブロッ
ク図である。また、図32は図31のデータ変換手段の
動作を示すタイミングチャートである。
【0029】図31のデータ変換手段は、AND回路9
8およびOR回路99を含む。AND回路98は、入力
データと図30のパターン検出部81aから出力される
削除データとの論理積を演算する。OR回路99は、A
ND回路98の出力とパターン検出部81aから出力さ
れる追加データとの論理和を演算する。
【0030】それにより、図32に示すように、入力デ
ータに対して小ドットの追加および削除を行うことによ
り段差が補正され、スムージング化された出力データが
得られる。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のカラー画像形成装置では、2値化されたデータを
シフトすることによる画質劣化が発生する。例えば、自
然画の場合、2値化の際にディザ処理、誤差拡散処理、
ハーフトーン処理等の階調処理を行うことにより、デー
タが規則性を持ったパターンの配列となる。
【0032】図33(a)はハーフトーン処理されたデ
ータを示す図、図33(b)は図33(a)のデータを
シフトした結果を示す図である。
【0033】図33に示すように、画像がシフトしたポ
イントの前後で画像パターンが不規則となってしまい、
シフトした箇所にドットの追加または削除を行っても画
質の改善を図ることができない。
【0034】本発明は、これらの問題点を解決するため
になされたものであり、スキューによる画像の傾きを補
正するとともに印字品質の高い画像を得ることができる
カラー画像形成装置を提供することを目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置は、各色ごとの画像の傾きに応じて画像データの回転
処理を行う回転処理手段と、回転処理手段により得られ
た画像データにおいて回転処理により発生した画像の段
差の位置を示す位置情報を発生する位置情報発生手段
と、回転処理手段により得られた画像データに2値化処
理を行って2値データを得る2値化処理手段と、位置情
報発生手段により発生された位置情報に基づいて2値化
処理手段により得られた2値データにスムージング処理
を行って画像の段差を補正する補正手段とを備えたもの
である。
【0036】本発明に係るカラー画像形成装置において
は、各色ごとの画像の傾きに応じて画像データの回転処
理が行われ、得られた画像データにおいて回転処理によ
り発生した画像の段差の位置を示す位置情報が発生され
る。また、回転処理により得られた画像データの2値化
処理が行われ、2値データが得られる。そして、位置情
報に基づいて2値データにスムージング処理が行われ、
画像の段差が補正される。
【0037】このように、画像のスキューによる傾きが
回転処理で補正された後、画像データが2値化されるの
で、画像パターンが不規則になることがなく、印字品質
の高い画像を得ることができる。
【0038】
【発明の実施の形態】請求項1の発明に係るカラー画像
形成装置は、各色ごとの画像の傾きに応じて画像データ
の回転処理を行う回転処理手段と、回転処理手段により
得られた画像データにおいて回転処理により発生した画
像の段差の位置を示す位置情報を発生する位置情報発生
手段と、回転処理手段により得られた画像データに2値
化処理を行って2値データを得る2値化処理手段と、位
置情報発生手段により発生された位置情報に基づいて2
値化処理手段により得られた2値データにスムージング
処理を行って画像の段差を補正する補正手段とを備えた
ものである。
【0039】本発明に係るカラー画像形成装置において
は、各色ごとの画像の傾きに応じて画像データに回転処
理が行われ、得られた画像データにおいて回転処理によ
り発生した画像の段差の位置を示す位置情報が発生され
る。また、回転処理により得られた画像データに2値化
処理が行われ、2値データが得られる。そして、位置情
報に基づいて2値データにスムージング処理が行われ、
画像の段差が補正される。
【0040】このように、画像のスキューによる傾きが
回転処理で補正された後、画像データが2値化されるの
で、画像パターンが不規則になることがなく、印字品質
の高い画像を得ることができる。
【0041】請求項2の発明に係るカラー画像形成装置
は、請求項1の発明に係るカラー画像形成装置の構成に
おいて、補正手段は、2値化処理手段により得られた2
値データを蓄積する蓄積手段と、蓄積手段に蓄積された
2値データからウィンドウを形成するウィンドウ形成手
段と、ウィンドウ形成手段により形成されたウィンドウ
内の2値データおよび位置情報発生手段により発生され
た位置情報から特定のパターンを検出するパターン検出
手段と、パターン検出手段の検出結果に基づいて2値デ
ータを修正する修正手段とを含むものである。
【0042】この場合、補正手段においては、2値デー
タが蓄積され、蓄積された2値データからウィンドウが
形成される。そして、ウィンドウ内の2値データおよび
位置情報から特定のパターンが検出され、その検出結果
に基づいて2値データが修正される。
【0043】請求項3の発明に係るカラー画像形成装置
は、請求項1または請求項2の発明に係るカラー画像形
成装置の構成において、パターン検出手段は、外部から
指定されたパターンを特定のパターンとして記憶する記
憶手段を含むものである。
【0044】この場合、パターン検出手段において検出
する特定のパターンを容易に変更および追加することが
可能となり、精度の高い検出が可能となる。
【0045】請求項4の発明に係るカラー画像形成装置
は、請求項1、請求項2または請求項3の発明に係るカ
ラー画像形成装置の構成において、補正手段は、2値化
処理手段により得られた2値データのうち外部から指定
された領域でスムージング処理を行うものである。
【0046】この場合、検出誤り等で不具合が発生した
場合に、不具合が発生した領域を補正しないことも可能
となる。
【0047】請求項5の発明に係るカラー画像形成装置
は、請求項1〜請求項4のいずれかの発明に係るカラー
画像形成装置の構成において、画像データの文字部を検
出する文字検出手段をさらに備え、2値化処理手段は、
回転処理手段により得られた画像データのうち文字検出
手段により文字部と検出された領域にしきい値処理によ
る2値化を行い、補正手段は、文字検出手段の検出結果
に基づいてスムージング処理を行うものである。
【0048】この場合、画像データの文字部に最適な補
正を行うことが可能となり、文字部の高画質化を図るこ
とが可能となる。
【0049】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態1について図1〜図12を用いて説明する。図1は本
発明の実施の形態1におけるカラー画像形成装置の構成
図である。
【0050】まず、カラー画像を得る過程について図1
を用いて説明する。
【0051】図1において、カラー画像形成装置には4
つの画像ステーション1a,1b,1c,1dが配置さ
れ、各画像ステーション1a,1b,1c,1dは像担
持体としての感光体2a,2b,2c,2dをそれぞれ
に有し、その周りには専用の帯電手段3a,3b,3
c,3d、現像手段4a,4b,4c,4d、クリーニ
ング手段5a,5b,5c,5d、画像情報に応じた光
を各々の感光体2a,2b,2c,2dに照射するため
の走査光学系の露光手段6a,6b,6c,6d、およ
び転写手段7内の転写器8a,8b,8c,8dがそれ
ぞれ配置されている。
【0052】ここで、画像ステーション1a,1b,1
c,1dはそれぞれイエロー画像、マゼンタ画像、シア
ン画像およびブラック画像を形成するところであり、露
光手段6a,6b,6c,6dからはイエロー画像、マ
ゼンタ画像、シアン画像およびブラック画像に対応した
光9a,9b,9c,9dが出力される。各画像ステー
ション1a,1b,1c,1dを通過する態様で、感光
体2a,2b,2c,2dの下方には支持ローラ10,
11により支持された無担ベルト状の中間転写ベルト1
2が配置され、矢印A方向へ移動する。これらの動作は
制御手段によって制御される。
【0053】また、給紙カセット15に収納されている
シート材16は、給紙ローラ17により給紙され、シー
ト材転写ローラ18および定着手段19を経て排紙トレ
ー(図示せず)に排出される。
【0054】以上のような構成において、画像データ発
生手段13から露光手段6a,6b,6c,6dに各色
の画像情報(画像データ)が与えられる。
【0055】まず、画像形成ステーション1dの帯電手
段3dおよび露光手段6d等の公知の電子写真プロセス
手段により感光体2d上に画像情報のブラック成分色の
潜像を形成した後、現像手段4dでブラックトナーを有
する現像材によりブラックトナー像として可視像化さ
れ、転写器8dで中間転写ベルト12にブラックトナー
像が転写される。
【0056】一方、ブラックトナー像が中間転写ベルト
12に転写されている間に画像形成ステーション1cで
はシアン成分色の潜像が形成され、現像手段4cでシア
ントナーによるシアントナー像が得られ、転写器8cに
て転写され、先に中間転写ベルト12上に転写されたブ
ラックトナー像と重ね合わされる。
【0057】以下、マゼンタトナー像およびイエロート
ナー像についても同様な方法で画像形成が行われ、中間
転写ベルト12上に4色のトナー像の重ね合わせが終了
すると、給紙ローラ17により給紙カセット15から給
紙された紙等のシート材16上にシート材転写ローラ1
8によって4色のトナー像が一括転写搬送され、定着手
段19で加熱定着され、シート材16上にフルカラー画
像が得られる。
【0058】なお、転写が終了したそれぞれの感光体2
a,2b,2c,2dはクリーニング手段5a,5b,
5c,5dで残留トナーが除去され、引き続き行われる
次の像形成に備えられ、印字動作は完了する。
【0059】以上のようにしてカラー画像を得ることが
できるが、各画像形成ステーション1a,1b,1c,
1dと走査光学系との取り付けずれが発生し、各色のス
キューが生じる。機器間でスキューが異なるため、機器
の組み立て調整の際に出力画像よりスキューを測定し、
そのずれ量を予めROM(リードオンリメモリ)等で構
成されるずれ量設定手段14に書き込む。同様に、ずれ
量を自動検出することも可能であり、検出されたずれ量
がずれ量設定手段14に書き込まれる。
【0060】図2は図1の画像データ発生手段のブロッ
ク図である。画像データ発生手段13は、メモリ10
1、回転処理手段20、2値化処理手段21、位置フラ
グ発生手段22、パターン検出手段23、データ変換手
段24および出力手段25を含む。
【0061】本実施の形態では、位置フラグ発生手段2
2が位置情報発生手段に相当し、パターン検出手段23
およびデータ変換手段24が補正手段に相当する。ま
た、データ変換手段24が修正手段に相当する。
【0062】外部機器より入力された多値データは、図
1のずれ量設定手段14に設定されたずれ量に基づいて
回転処理手段20により回転処理される。
【0063】図3は図2の回転処理手段の処理を示すフ
ローチャートである。
【0064】回転処理手段20は、ずれ量設定手段14
に設定されたずれ量nに基づいて1ラインのm個のデー
タをデータ数bのn個のブロックに分割する(S1)。
ここで、1ブロックのデータ数bは次式のようになる。
【0065】b=m/n …(1) n個のブロックをそれぞれ1ラインごとにシフトするこ
とにより、先頭画素および最終画素はnラインシフトし
たことになる。
【0066】次に、各ブロックの最終ポイント(最終画
素)をシフトポイントSPiとして算出する(S2)。
シフトポイントSPiは次式のようになる。
【0067】 SPi=b×i (i=1,2,…,n) …(2) 例として1ラインのデータ数をm=1000とし、ずれ
量をn=5とすると、1ブロックのデータ数はb=20
0となり、各シフトポイントはSP1=200、SP2
=400、SP3=600、SP4=800、およびS
P5=1000となる。
【0068】次に、このシフトポイントSPiより、メ
モリ101への書き込みアドレスを算出する(S3)。
【0069】図4は書き込みアドレス算出処理を示すフ
ローチャートである。
【0070】まず、リセット後、ポインタP1,P2を
0とする(S4)。次に、アドレスに1を加算する(S
5)。ポインタP1がシフトポイントSP1と異なる場
合には(S6)、ポインタP1に1を加算し(S7)、
S5に戻る。ポインタP1がシフトポイントSP1と等
しい場合には(S6)、ポインタP2に1を加算する
(S8)。
【0071】次に、1ラインのデータ数mにポインタP
2を乗算した値をアドレスに加算する(S9)。同時
に、ポインタP1を0とし(S10)、S5に戻る。
【0072】これにより、ブロックごとにアドレスが1
ライン分シフトされ、最終ブロックでnライン分アドレ
スがシフトされる。このようにして発生したアドレスに
よりデータがメモリ101に書き込まれる。メモリ10
1に書き込まれたデータは順次読み出され、図2の2値
化処理手段21により2値化される。
【0073】図5は図2の2値化処理手段による2値化
処理を示す図である。予めテーブルTBに2値レベルを
決定するデータが書き込まれている。以下、テーブルT
Bのデータをテーブルデータと呼ぶ。
【0074】2値化処理手段21は、予め用意されたテ
ーブルデータと入力データとを比較し、入力データがテ
ーブルデータよりも大きい場合には2値データを1に設
定し、入力データがテーブルデータ以下の場合には2値
データを0に設定する。なお、テーブルTBのサイズは
3×3、8×8と任意の大きさに設定することができ
る。
【0075】図6は図2の位置フラグ発生手段のブロッ
ク図である。位置フラグ発生手段22は、カウンタ26
および比較器27を含む。カウンタ26は、メモリ10
1から読み出されたデータに同期するクロック信号CK
をカウントする。比較器27は、カウンタ26のカウン
ト値と回転処理手段20により求められたシフトポイン
トSPiとを比較し、カウント値とシフトポイントSP
iとが等しいときに1となるフラグ信号FLを発生す
る。
【0076】シフトポイントSPiでは、データによっ
ては1画素の段差が発生するため、発生した段差を図2
のパターン検出手段23により検出し、データのスムー
ジング化を行う。
【0077】図7は図2のパターン検出手段のブロック
図である。図7に示すように、パターン検出手段23
は、メモリM1,M2,M3およびレジスタR1〜R8
を含む。
【0078】このパターン検出手段23に与えられるク
ロック信号CK2は、入力データに同期したクロック信
号CKの2倍の周波数に設定される。入力されたデータ
D33は、1ライン分のデータを蓄積するメモリM1,
M2に順に蓄積される。レジスタR1〜R6は、クロッ
ク信号CK2に応答して入力されたデータをラッチす
る。メモリM1,M2およびレジスタR1〜R6により
入力されたデータが半画素ごとにシフトされ、3×3の
マトリスクデータD11〜D33からなるウィンドウが
構成される。また、フラグ信号FLは、メモリM3によ
り1ライン分遅延された後、レジスタR7,R8に順に
与えられる。それにより、フラグ信号FL1,FL2,
FL3が順に生成される。
【0079】図8は図7のパターン検出手段により形成
されるウィンドウの構成図である。図8の例では、変換
対象データおよび変換対象フラグ信号はD22およびF
L2となる。
【0080】図9は図2のパターン検出手段のパターン
検出部のブロック図である。図9に示すように、パター
ン検出部23aは、判別テーブル29および比較器30
を含む。
【0081】判別テーブル29は、ROM(リードオン
リメモリ)に予め書き込まれる。比較器30は、図8に
示したウインドのマトリスクデータDD11〜DD33
およびフラグ信号FL1,FL2,FL3を判別テーブ
ル29と比較することによりパターンを検出し、その検
出結果に応じて追加データおよび削除データを出力す
る。
【0082】図10(a)は副走査方向に1画素の段差
が発生したデータのパターンの例を示し、図10(b)
は1クロック時間経過後のデータのパターンの例を示
す。
【0083】判別テーブル29には、フラグ信号FL1
〜FL3およびマトリスクデータD11〜D33にそれ
ぞれ対応したフラグ信号FL1’〜FL3’およびマト
リスクデータD11’〜D33’の12個を一組とする
数種類のテーブルデータが書き込まれている。
【0084】図10(a)では、テーブル1として、F
L1’=0、FL2’=0、FL’3=1、D11’=
1、D12’=1、D13’=1、D21’=0、D2
2’=0、D23’=1、D31’=1、D32’=
1、D33’=0が書き込まれている。入力されたフラ
グ信号FL1〜FL3およびマトリスクデータD11〜
D33がテーブル1のフラグ信号FL1’〜FL3’お
よびデータD11’〜D33’と等しい場合には、比較
器30から削除データとして1が出力される。
【0085】図10(b)では、テーブル2として、F
L1’=0、FL2’=1、FL3’=0、D11’=
1、D12’=1、D13’=1、D21’=0、D2
2’=1、D23’=1、D31’=1、D32’=
0、D33’=0が書き込まれている。入力されたフラ
グ信号FL1〜FL3およびマトリスクデータD11〜
D33がテーブル2のフラグ信号FL1’〜FL3’お
よびマトリスクデータD11’〜D33’と等しい場合
には、比較器30から追加データとして0が出力され
る。
【0086】図11は図2のデータ変換手段のブロック
図である。また、図12は図11のデータ変換手段の動
作を示すタイミングチャートである。
【0087】図11のデータ変換手段24は、AND回
路31およびOR回路32を含む。AND回路31は、
入力データと図9のパターン検出部23aから出力され
る削除データとの論理積を演算する。OR回路32は、
AND回路31の出力とパターン検出部23aから出力
される追加データとの論理和を演算する。図12に示す
ように、入力データに対して小ドットの追加および削除
を行うことにより段差が補正され、スムージング化され
た出力データが得られる。
【0088】このように、本実施の形態のカラー画像形
成装置によれば、画像のスキューによる傾きが回転処理
で補正された後、画像データが2値化されるので、画像
パターンが不規則になることがなく、印字品質の高い画
像を得ることができる。
【0089】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2について説明する。図13は本発明の実施の形態2
におけるカラー画像形成装置のパターン検出手段の一部
のブロック図である。
【0090】実施の形態2では、パターン検出手段23
に複数の判別テーブルを設定するためのレジスタ31〜
46が設けられている。なお、図13では、レジスタ3
3〜45の図示が省略されている。
【0091】外部インタフェースのデータおよびクロッ
ク信号によって、外部から転送された判別テーブルのデ
ータが、クロック信号ごとにレジスタ31〜46に保持
される。レジスタの数を増やすことにより複数の判別テ
ーブルを持つことが可能となる。これにより、外部から
判別テーブルの設定が可能となる。実施の形態2におけ
るカラー画像形成装置の他の部分の構成は、実施の形態
1におけるカラー画像形成装置の構成と同様である。
【0092】(実施の形態3)次に、本発明の実施の形
態3について説明する。図14は本発明の実施の形態3
におけるカラー画像形成装置のデータ変換手段のブロッ
ク図である。
【0093】図14に示すように、データ変換手段24
は、AND回路47およびOR回路48,49,50を
含む。OR回路48,49の各一方の入力端子には、外
部から設定可能なオフ信号がそれぞれ入力される。OR
回路48は、追加データとオフ信号との論理和を演算す
る。OR回路49は、削除データとオフ信号との論理和
を演算する。AND回路47は、入力データとOR回路
48の出力との論理積を演算する。OR回路50は、A
ND回路47の出力とOR回路49の出力との論理和を
演算する。
【0094】オフ信号が0の場合には、データ変換処理
によるドットの追加および削除が行われる。オフ信号が
1の場合には、入力データがそのまま出力される。実施
の形態3におけるカラー画像形成装置の他の部分の構成
は、実施の形態1におけるカラー画像形成装置の構成と
同様である。
【0095】本実施の形態のカラー画像形成装置におい
ては、検出誤り等で不具合が発生した場合に、不具合が
発生したデータの領域をスムージングしないことも可能
となる。
【0096】(実施の形態4)次に、本発明の実施の形
態4について説明する。図15は本発明の実施の形態4
におけるカラー画像形成装置のブロック図である。
【0097】図15の画像データ発生手段13aにおい
ては、入力データから文字部を検出するための文字検出
手段51が設けられている。図15の画像データ発生手
段13aの他の部分の構成は、図2の画像データ発生手
段13の構成と同様である。
【0098】図16は本発明の実施の形態4における文
字検出手段のブロック図である。図16に示すように文
字検出手段51は、データ蓄積手段52および判定手段
53を含む。
【0099】データ蓄積手段52は、図15の回転処理
手段20により回転処理されたデータを蓄積する。判定
手段53は、データ蓄積手段52に蓄積されたデータに
基づいて入力されたデータが文字部であるか否かを判定
し、文字部の場合に判定信号DTを1として出力する。
【0100】図17は本発明の実施の形態4におけるカ
ラー画像形成装置のデータ蓄積手段のブロック図であ
る。図17に示すように、データ蓄積手段52は、ライ
ンメモリLM1,LM2およびレジスタR11〜R16
を含む。
【0101】入力されたデータDL33は、1ライン分
のデータを保持するラインメモリLM1,LM2に順に
蓄積される。レジスタR11〜R16は、1画素ごとの
データをラッチする。ラインメモリLM1,LM2およ
びレジスタR11〜R16により入力されたデータが1
画素ごとにシフトされ、3×3のデータDL11〜DL
33からなるウィンドウが構成される。
【0102】図18は図17のデータ蓄積手段により形
成されるウィンドウの構成図である。図18の例では、
処理対象データはDL22となる。図18に示すよう
に、データDL11〜DL33からなる3×3のウィン
ドウが構成される。
【0103】図16の判定手段53はデータ蓄積手段5
2により形成されたウィンドウの合計9個のデータDL
11〜DL33において、縦、横および斜めのいずれか
に3画素連続したドットが存在する場合に文字部と判定
し、判定信号DTを1にする。
【0104】図19は図15の2値化処理手段のブロッ
ク図である。図19に示すように、2値化処理手段21
は、しきい値処理部54、ハーフトーン/ディザ処理部
55およびセレクタ56を含む。
【0105】しきい値処理部54およびハーフトーン/
ディザ処理部55には回転処理手段20より回転処理さ
れたデータが入力される。しきい値処理部54は、入力
されたデータにしきい値処理を行い、2値化されたデー
タを出力する。ハーフトーン/ディザ処理部55は、入
力されたデータにしきい値処理以外のハーフトーン処
理、ディザ処理等の2値化処理を行い、2値化されたデ
ータを出力する。
【0106】セレクタ56は、判定信号DTに基づい
て、入力されたデータが文字部の場合にはしきい値処理
部54から出力されるデータを選択的に出力し、入力さ
れたデータが文字部でない場合にはハーフトーン/ディ
ザ処理部55により処理されたデータを選択的に出力す
る。
【0107】すなわち、判定信号DTが1の場合には、
入力されたデータにしきい値処理が行われる。しきい値
処理では、入力データの最大値の50%の値に比べて入
力データが大きい場合を1とし、小さい場合を0として
出力する。判定信号DTが0の場合には、2値化処理手
段21は、実施の形態1で説明した動作を行う。
【0108】また、図15のデータ変換手段24におい
ては、判定信号DTが0の場合に、入力データをそのま
ま出力する。それにより、特に文字部に限定した処理が
可能となり、文字のみを出力する場合や文字出力を多用
する場合には、より高画質化を図ることができる。
【0109】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、回転処理
後の画像データに対して2値化処理を行うとともに、ス
ムージング処理を行うことにより、画像パターンが不規
則になることがなく、画像の傾きをより滑らかに補正す
ることが可能となり、印字品質の高いカラー画像形成装
置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるカラー画像形成
装置の構成図
【図2】図1の画像データ発生手段のブロック図
【図3】図2の回転処理手段の処理を示すフローチャー
【図4】書き込みアドレス算出処理を示すフローチャー
【図5】図2の2値化処理手段による2値化処理を示す
【図6】図2の位置フラグ発生手段のブロック図
【図7】図2のパターン検出手段のブロック図
【図8】図7のパターン検出手段により形成されるウィ
ンドウの構成図
【図9】図2のパターン検出手段のパターン検出部のブ
ロック図
【図10】図9のパターン検出手段のパターン検出部に
おけるパターン例を示す図
【図11】図2のデータ変換手段のブロック図
【図12】図11のデータ変換手段の動作を示すタイミ
ングチャート
【図13】本発明の実施の形態2におけるカラー画像形
成装置のパターン検出手段の一部のブロック図
【図14】本発明の実施の形態3におけるカラー画像形
成装置のデータ変換手段のブロック図
【図15】本発明の実施の形態4におけるカラー画像形
成装置のブロック図
【図16】本発明の実施の形態4における文字検出手段
のブロック図
【図17】本発明の実施の形態4におけるカラー画像形
成装置のデータ蓄積手段のブロック図
【図18】図17のデータ蓄積手段により形成されるウ
ィンドウの構成図
【図19】図15の2値化処理手段のブロック図
【図20】スキューによる画像の例を示す図
【図21】従来のカラー画像形成装置における画像デー
タ発生手段の構成図
【図22】図21のスキュー補正手段のブロック図
【図23】5ラインずれた画像の一例を示す図
【図24】図22のデータ補正手段のメモリ構成を示す
【図25】図22のデータ補正手段のブロック図
【図26】図25のデータ補正手段の動作を示すタイミ
ングチャート
【図27】図22のスムージング処理手段のブロック図
【図28】図27のパターン検出手段のブロック図
【図29】図28のパターン検出手段により形成される
ウィンドウの構成図
【図30】図22のパターン検出手段のパターン検出部
のブロック図
【図31】図27のデータ変換手段のブロック図
【図32】図31のデータ変換手段の動作を示すタイミ
ングチャート
【図33】(a)ハーフトーン処理されたデータを示す
図 (b)データがシフトした結果を示す図
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d 画像ステーション 2a,2b,2c,2d 感光体 3a,3b,3c,3d 帯電手段 4a,4b,4c,4d 現像手段 5a,5b,5c,5d クリーニング手段 6a,6b,6c,6d 露光手段 7 転写手段 8a,8b,8c,8d 転写器 9a,9b,9c,9d 光 10,11 支持ローラ 12 中間転写ベルト 13 画像データ発生手段 14 ずれ量設定手段 15 給紙カセット 16 シート材 17 給紙ローラ 18 シート材転写ローラ 19 定着手段 20 回転処理手段 21 2値化処理手段 22 位置フラグ発生手段 23 パターン検出手段 24 データ変換手段 29 判別テーブル 30 比較器 101 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/403 H04N 1/40 103A Fターム(参考) 2H030 AB02 AD12 AD17 BB02 BB16 BB23 BB44 BB56 5B057 BA29 CA01 CA12 CA16 CB01 CB12 CB16 CC02 CD03 CE05 CH07 DA08 DA17 DB02 DB06 DC05 DC30 DC36 5C076 AA24 AA27 AA32 BA06 CA10 5C077 LL01 LL19 MP05 MP06 MP08 PP02 PP22 PP28 PP39 PP55 PP65 PP68 PQ08 PQ12 PQ17 PQ20 PQ22 PQ23 RR04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各色ごとの画像の傾きに応じて画像データ
    の回転処理を行う回転処理手段と、前記回転処理手段に
    より得られた画像データにおいて回転処理により発生し
    た画像の段差の位置を示す位置情報を発生する位置情報
    発生手段と、前記回転処理手段により得られた画像デー
    タに2値化処理を行って2値データを得る2値化処理手
    段と、前記位置情報発生手段により発生された位置情報
    に基づいて前記2値化処理手段により得られた2値デー
    タにスムージング処理を行って画像の段差を補正する補
    正手段とを備えたことを特徴とするカラー画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】前記補正手段は、前記2値化処理手段によ
    り得られた2値データを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積
    手段に蓄積された2値データからウィンドウを形成する
    ウィンドウ形成手段と、前記ウィンドウ形成手段により
    形成されたウィンドウ内の2値データおよび前記位置情
    報発生手段により発生された位置情報から特定のパター
    ンを検出するパターン検出手段と、前記パターン検出手
    段の検出結果に基づいて前記2値データを修正する修正
    手段とを含むことを特徴とする請求項1記載のカラー画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】前記パターン検出手段は、外部から指定さ
    れたパターンを前記特定のパターンとして記憶する記憶
    手段を含むことを特徴とする請求項2記載のカラー画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】前記補正手段は、前記2値化処理手段によ
    り得られた2値データのうち外部から指定された領域で
    前記スムージング処理を行うことを特徴とする請求項
    1、2または3記載のカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】画像データの文字部を検出する文字検出手
    段をさらに備え、前記2値化処理手段は、前記回転処理
    手段により得られた画像データのうち前記文字検出手段
    により文字部と検出された領域にしきい値処理による2
    値化を行い、前記補正手段は、前記文字検出手段の検出
    結果に基づいてスムージング処理を行うことを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載のカラー画像形成装
    置。
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