JP2000253174A - 通信システム及び装置及び方法 - Google Patents

通信システム及び装置及び方法

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JP2000253174A
JP2000253174A JP5047099A JP5047099A JP2000253174A JP 2000253174 A JP2000253174 A JP 2000253174A JP 5047099 A JP5047099 A JP 5047099A JP 5047099 A JP5047099 A JP 5047099A JP 2000253174 A JP2000253174 A JP 2000253174A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報配信装置と複数の端末とが通信網を介し
て1対多接続される情報配信システムにおいてファクシ
ミリ通信のような画像通信を可能にする通信システム及
び装置及び方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 情報を配信する情報配信装置と、該情報
配信装置と通信網を介して1対多接続される複数の通信
装置とを含む通信システムにおいて、情報配信装置は、
最初にDCS信号を送出し、続いて画像信号含んだ複数
の信号を順次送信する送信プロトコルを繰り返し実行
し、通信装置は、前記送信プロトコルの任意のタイミン
グで情報配信装置に接続されて、所定時間DCS信号を
待ち、前記所定時間内にDCS信号を受信したときは続
いて送られてくる信号を受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報配信サービス
を行う通信システム及び装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通信網の高度化にともない付加価値の高
いサービスが広く普及している。その一つとして、NT
T(日本電信電話株式会社商標)などが提供するサービ
スで、情報配信者の情報配信装置と複数の端末とを1対
多接続して情報を配信するサービスがある。(以下、1
対多通信サービス)
【0003】これは、このサービスの契約者である情報
配信者が音源回線を1本設置するだけで、同時に発生す
る大量の呼に対して、話中(回線ビジー)なしで情報配
信を行うことができるというものである。まず情報配信
を受ける者が発呼して情報配信者の回線に接続し、情報
配信装置から流れる音声メッセージの情報を聞く。その
時に別の者が発呼すると、その情報配信者の回線に多重
に接続されて、同じ音声メッセージを聞く。
【0004】したがって、このような1対多通信サービ
スには次の2つの性質がある。第1に、一般の通話呼と
異なり、情報配信者側からのみ情報が送出される一方向
通信である。第2に、情報を受ける側において、送られ
てくる情報は必ずしも最初から始まるわけではなく、途
中からの場合もある。
【0005】また一方で、ファクシミリ通信により情報
を配信するファクシミリ情報サービスも広く普及してい
る。図7はITU−T勧告T.30で規定されるファク
シミリ通信手順を示している。同図において、左側が送
信機となる情報を配信する装置の送出する信号を示し、
右側が情報を受け取るファクシミリ装置の送出する信号
を示している。この場合、情報を受け取るファクシミリ
装置はポーリング受信により情報を配信する装置からフ
ァクシミリ画像を受信する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ファクシミリ
通信は送信機および受信機がそれぞれ伝送手順信号を送
出する両方向通信であるため、一方向通信である1対多
通信サービスを用いて情報配信サービスを行うことはで
きない。さらに、接続後、情報が途中から送られてくる
ということも、ファクシミリ通信手順を適用する際の障
害となる。
【0007】そのため、ファクシミリ情報サービスの提
供者は、一対一通信で情報配信をせざるを得なかった。
しかも話中(回線ビジー)を無くすために回線を何本も
設置し、さらに回線の本数分だけモデム装置を設置しな
ければならず、多大な費用が必要となるなどの問題があ
った。
【0008】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、情報配信装置と複数の端末とが通信網を介
して1対多接続される情報配信システムにおいてファク
シミリ通信のような画像通信を可能にする通信システム
及び装置及び方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本出願の第1の発明は、情報を配信する情報配信装
置と、該情報配信装置と通信網を介して接続される複数
の通信装置とを含む通信システムにおいて、前記情報配
信装置は、最初に特定信号を送信し、続いて配信情報を
送信する送信プロトコルを繰り返し実行する送信手段を
備え、前記通信装置は、最初に所定時間前記特定信号を
待ち、前記所定時間内に前記特定信号を受信したときは
続いて送られてくる信号を受信する受信プロトコルによ
り前記配信情報を受信する受信手段を前記送信プロトコ
ルはITU−T勧告T.30およびT.4に準拠した信
号により構成されたものであって、前記特定信号として
DCS信号を送信し、前記配信情報としてT.4により
符号化されたファクシミリ画像を送信することを特徴と
する。
【0010】また、本出願の第3の発明は、情報配信装
置と通信網を介して接続される通信装置において、第1
の通信プロトコルまたは該第1の通信プロトコルとは異
なる第2の通信プロトコルを選択する選択手段と、前記
選択手段により選択された通信プロトコルにより通信を
行う通信手段とを備え、前記第1の通信プロトコルは、
最初に所定時間特定信号を待ち、前記所定時間内に前記
特定信号を受信したときは続いて送られてくる信号を受
信するものであることを特徴とする。
【0011】また、本出願の第4の発明は、本出願の第
3の発明において、前記第1の通信プロトコルはITU
−T勧告T.30およびT.4に準拠した信号を受信す
るものであって、前記特定信号としてDCS信号を受信
し、前記情報配信装置からの配信情報としてT.4によ
り符号化されたファクシミリ画像を受信するものである
ことを特徴とする。
【0012】また、本出願の第5の発明は、通信網を介
して接続された複数の端末に情報を配信する通信装置に
おいて、最初に特定信号を送信し、続いて配信情報を送
信する送信プロトコルを繰り返し実行する送信手段を備
え前記送信プロトコルにおける各信号の送信は相手端末
からの応答を待たずに実行することを特徴とする。
【0013】また、本出願の第6の発明は、本出願の第
5の発明において、前記送信手段は、接続されている端
末が無くなったことが通信網から通知されたときはその
実行を終了することを特徴とする。
【0014】また、本出願の第7の発明は、本出願の第
5または第6の発明において、前記送信プロトコルはI
TU−T勧告T.30およびT.4に準拠した信号によ
り構成されたものであって、前記特定信号としてDCS
信号を送信し、前記配信情報としてT.4により符号化
されたファクシミリ画像を送信することを特徴とする。
【0015】また、本出願の第8の発明は、情報を配信
する情報配信装置と、該情報配信装置と通信網を介して
接続される複数の通信装置とを含む通信システムの制御
方法において、前記情報配信装置は、最初に特定信号を
送信し、続いて送信する送信プロトコルを繰り返し実行
する送信工程を備え、前記通信装置は、最初に所定時間
前記特定信号を待ち、前記所定時間内に前記特定信号を
受信したときは続いて送られてくる信号を受信する受信
プロトコルにより前記配信情報を受信する受信工程を備
えたことを特徴とする。
【0016】また、本出願の第9の発明は、本出願の第
8の発明において、前記送信プロトコルはITU−T勧
告T.30およびT.4に準拠した信号により構成され
たものであって、前記特定信号としてDCS信号を送信
し、前記配信情報としてT.4により符号化されたファ
クシミリ画像を送信することを特徴とする。
【0017】また、本出願の第10の発明は、通信網を
介して接続された情報配信装置から配信情報を受信する
通信方法において、第1の通信プロトコルまたは該第1
の通信プロトコルとは異なる第2の通信プロトコルを選
択する選択工程と、前記選択工程により選択された通信
プロトコルにより通信を行う通信工程とを備え、前記第
1の通信プロトコルは、最初に所定時間特定信号を待
ち、前記所定時間内に前記特定信号を受信したときは続
いて送られ来る信号を受信するものであることを特徴と
する。
【0018】また、本出願の第11の発明は、本出願の
第10の発明において、前記第1の通信プロトコルはI
TU−T勧告T.30およびT.4に準拠した信号を受
信するものであって、前記特定信号としてDCS信号を
受信し、前記情報配信装置からの配信情報としてT.4
により符号化されたファクシミリ画像を受信するもので
あることを特徴とする。
【0019】また、本出願の第12の発明は、通信網を
介して接続された複数の端末に情報を配信する通信方法
において、最初に特定信号を送出し、続いて配信情報を
送信する送信プロトコルを繰り返し実行する送信工程を
備え前記送信プロトコルにおける各信号の送信は相手端
末からの応答を待たずに実行することを特徴とする。
【0020】また、本出願の第13の発明は、本出願の
第12の発明において、前記送信工程は、接続されてい
る端末が無くなったことが通信網から通知されたときは
その実行を終了することを特徴とする。
【0021】また、本出願の第14の発明は、本出願の
第12または第13の発明において、前記送信プロトコ
ルはITU−T勧告T.30およびT.4に準拠した信
号により構成されたものであって、前記特定信号として
DCS信号を送信し、前記配信情報としてT.4により
符号化されたファクシミリ画像を送信することを特徴と
する。
【0022】また、本出願の第15の発明は、通信網を
介して接続された情報配信装置から情報を受信する通信
方法のプログラムを格納したコンピュータで読取可能な
記憶媒体であって、第1の通信プロトコルと該第1の通
信プロトコルとは異なる第2の通信プロトコルのうちか
ら選択する選択工程と、前記選択工程により選択された
通信プロトコルにより通信を行う通信工程とを実行させ
るためのプログラムを格納し、前記第1の通信プロトコ
ルは、最初に所定時間特定信号を待ち、前記所定時間内
に前記特定信号を受信したときは続いて送られ来る信号
を受信するものであることを特徴とする。
【0023】また、本出願の第16の発明は、通信網を
介して1対多接続された複数の端末に情報を配信する通
信方法のプログラムを格納したコンピュータで読取可能
な記憶媒体において、最初に特定信号を送出し、続いて
配信情報から成る信号含んだ複数の信号を順次送信する
送信プロトコルを繰り返し実行する送信工程を実行させ
るためのプログラムを格納し、前記送信プロトコルにお
ける各信号の送信は相手端末からの応答を待たずに実行
することを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明に係る実施形態を詳細に説明する。
【0025】図6は、本発明の第1の実施形態における
通信システムの構成を示した図である。同図において、
601および602はファクシミリ装置、603は情報
配信装置、604は通信網、605〜607は回線であ
る。通信網603は、情報配信装置603とファクシミ
リ装置601とが接続されているとき、すなわち回線6
05と回線607が接続されているときに、ファクシミ
リ装置602からの接続要求があると、回線606を回
線607に多重に接続する。これにより、情報配信装置
603とファクシミリ装置601、602との間で1対
多通信が可能となる。
【0026】図1は、本発明の第1の実施形態における
ファクシミリ装置601および602の構成を示すブロ
ック図である。同図において、NCU(網制御装置)2
は、電話網をデ−タ通信等に使用するために、その回線
の端末に接続し電話交換網の接続制御を行ったり、デ−
タ通信路への切り替えを行ったり、ル−プの保持を行う
ものである。またNCU2は制御回路20からの信号レ
ベル(信号線20a)が「0」であれば、電話回線2a
を電話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、
回線2aをファクシミリ装置に接続するものである。ハ
イブリッド回路6は、送信系の信号と受信系の信号を分
離し、加算回路12からの送信信号をNCU2経由で回
線2aへ送出し、相手側からの信号をNCU2経由で受
信信号線6a経由で変復調器8に送るものである。
【0027】変復調器8は、ITU−T勧告V.8、
V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.
34に基づいた変調及び復調を行うものであり、信号線
20cにより、各伝送モ−ドが指定される。変復調器8
は信号線20bに出力されている信号を入力し、変調デ
−タを信号線8aに出力し、信号線6aに出力されてい
る受信信号を入力し、復調デ−タを信号線8bに出力す
る。加算回路12は、信号線8aの情報と信号線10a
の情報と信号線22aの情報とを入力し加算した結果を
信号線12aに出力する。
【0028】読取部14は、CCDまたは密着型イメ−
ジセンサ(CS)等の光電変換手段により原稿を読み取
り、適宜処理された画素デ−タを信号線14aに出力す
る。記録部16は、信号線20eに出力される記録デ−
タをハ−ドコピ−としてプリントアウトするものであ
る。
【0029】メモリ回路18は、送信のための画像デー
タや受信した画像データを格納するために使用する。
【0030】発呼回路22は、信号線20fに発呼命令
パルスが発生すると、信号線20に出力されている電話
番号情報を入力し信号線22aにDTMF信号を出力す
る。
【0031】操作部24は、ワンタッチダイヤルキ−、
短縮ダイヤルキ−、テンキ−、*・#キ−、セットキ
−、ストップキ−、さらには1対多通信サービスを選択
するための情報サービスキーを有しており、これらのキ
ーが押下された情報は信号線24aに出力される。表示
部30は、LCDなどの表示器等で構成されており信号
線30aに出力される情報を入力し表示器に表示する。
【0032】制御回路20は、本発明を実施するために
装置全体を制御する回路である。
【0033】主に、不図示のMPU(マイクロプロセッ
サユニット)、プログラムメモリ32、ワークメモリ3
4、制御対象である上記各ブロックとの間で信号をやり
とりするために不図示の入出力制御回路等で構成され
る。プログラムメモリ32には本発明を実施するための
プログラム等が格納されており、ROMのような読み出
し専用のメモリや、RAMのような読み書き可能なメモ
リで構成される。ワークメモリ34は、プログラムの実
行に必要な変数等が格納されており、RAMのような読
み書き可能なメモリで構成される。
【0034】オペレータは、操作部24の情報サービス
キーを押下することにより、通信モードをITU−T勧
告T.30で規定されるファクシミリ手順による通信か
(以下、通常通信モード)、本発明に係る1対多通信サ
ービスに対応した通信(以下、1対多通信モード)かを
選択することができる。選択された通信モードはワーク
メモリ34の通信モードフラグに記憶される。ここで
は、通信モードフラグの値が「0」であれば通常通信モ
ード、通信モードフラグの値が「1」であれば1対多通
信モードが選択されていることを示す。また、現在選択
されている通信モードは表示部30により表示される。
【0035】情報配信装置603についても、図1に示
したブロック構成により実現されるが、メモリ回路18
には、情報として配信するための画像データが格納され
ている。
【0036】まず情報提供装置603が画像データを配
信する動作を図2を用いて説明する。図2は本発明に係
る1対多通信で画像データを配信するための通信手順を
示している。同図において、左側が送信機となる情報配
信装置603の送出する信号を示している。まず、V.
21のDCS信号を送出し(S202)、約75mse
c経過後にV.17のトレーニング信号(Tr)とTC
F信号を送出する(S203、S204)。次に、約2
秒間ウエイト(S205)後、V.17のトレーニング
信号(Tr)とメモリ回路18に予め格納されている画
像データを画像信号として送出し(S206、S20
7)、約75msec経過後にV.21のEOP信号を
送出する(S208)。そして約2秒のウエイト(S2
09)後に再びS202に戻り、以降、上記の手順を繰
り返す。他方、図2において、右側がファクシミリ装置
601の送出する信号を示しているが、この場合は、一
方向通信なので送出する信号は無く専ら受信するのみと
なる。
【0037】尚、この画像データの配信動作は、装置の
待機状態で常に実行されており、変復調器8の信号線8
aから手順信号が送出されている。通信網2aから着信
があるとNCU2が回線2aをファクシミリ装置に接続
し、手順信号が回線2aに送出される。
【0038】また、回線2aからの着信に応答してから
画像データの配信動作を開始させてもよい。この場合、
画像データの配信動作を終了させるタイミングには、通
信網から接続端末が無くなったことを示すリオーダート
ーンのようなトーン信号を検出したときにすればよい。
このトーン信号の検出はS205やS209の信号間ポ
ーズにおいて行う。
【0039】つぎにファクシミリ装置601の動作を図
3〜図5を用いて説明する。図3〜図5は、本発明の実
施形態におけるファクシミリ装置601の動作を示すフ
ロ−チャ−トである。同図において、S0は処理の開始
を示し、S8では、操作部24から発呼操作が行われた
かどうかを判断し、発呼操作が行われた場合はS12に
進み、発呼操作が行われていない場合はS10に進み装
置の待機時の処理を行う。S12では、1対多通信モー
ドが選択されているか否かをワークメモリ34の通信モ
ードフラグの値から判断する。1対多通信モードが選択
されている場合はS12に進み一方向のファクシミリ手
順を実行する。1対多通信モードが選択されていない場
合は、S13に進む。S13では、S8で指定された宛
先へ発呼して図7に示したITU−T勧告T.30に準
拠したファクシミリ手順により通信を実行する。
【0040】S16では、発呼回路22を使用して指定
された情報配信装置603の宛先へ発呼する。
【0041】S18では、ワークメモリ34にその領域
を確保されているタイマに2分をセットする。タイマに
セットされた値は所定時間毎に起動される割り込みプロ
グラムによって1ずつ減じられ、値がゼロになったらタ
イマ値が満了したと判断される。S20では、ワークメ
モリ34のフラグ変数firstflagを「0」にセ
ットする。
【0042】S22では、V.21のDCS信号を受信
したか否かが判断される。DCS信号を受信していれば
S28に進み、DCS信号を受信していなければS24
に進む。S24では、発呼後、DCS信号を検出しない
まま2分が経過したかどうかが判断される。この判断
は、S18でセットしたタイマの値がゼロか否かによっ
て行われる。このS22とS24とから構成されるルー
プ処理により、まず最初に情報配信装置603からのD
CS信号を所定時間待つので、情報配信装置603の回
線に多重接続されて通信手順の途中から信号が送られて
きても、うまく同期を合わせて画像信号を受信すること
が可能となる。
【0043】S26では、通信エラーした旨を表示部3
0に表示した後、回線断(S35)して終了する。この
表示は、操作部24から何らかのキー操作があったかど
うかクリアされる。
【0044】S28では、トレーニング信号およびTC
F信号を受信する。S30では、TCF信号の受信が成
功したか否かが判断され、成功した場合はS32に進
み、失敗した場合はS36に進む。
【0045】S36では、フラグ変数firstfla
gの値が「0」であるか否かが判断され、「0」である
場合は、S38でフラグ変数firstflagの値を
「1」にセット後、S40でタイマを2分にセットし
て、再びS22に戻って信号の受信を行う。他方、fi
rstflagの値が「1」である場合はS26に進み
エラー表示をした後、回線断(S35)して終了する。
【0046】S32では、画像信号を受信し、受信した
画像を記録部16で記録する。S34では、EOP信号
を受信した後、回線断(S35)して終了する。
【0047】このように本発明に係る実施形態によれ
ば、情報配信装置に複数の通信装置が多重に接続されて
も、それぞれの通信装置が配信情報をファクシミリ画像
として受信することが可能となる。
【0048】なお、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ、スキャナ、プリンタなど)から構成
されるシステムに適用しても、1つの機器(例えば、複
写機、ファクシミリ装置など)からなる装置に適用して
もよい。
【0049】また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。その場合、記憶媒体に格納
された本発明を達成するためプログラムコードを該シス
テム或は装置が読み出し実行することによって、本発明
の目的が達成される。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の発明によ
れば、情報配信装置と複数の端末とが通信網を介して1
対多接続される情報配信システムに対してファクシミリ
通信のような画像通信を適用することが可能となる。
【0051】とくに、本出願の第3または第10の発明
によれば、上記情報配信システムにおいてファクシミリ
情報を受信することができる端末装置が提供される。こ
れにより、ファクシミリ情報の配信を受ける者は、話中
(回線ビジー)なく情報にアクセスできるようになるの
で、より利便性が向上する。
【0052】また、本出願の第5または第12の発明に
よれば、上記情報配信システムにおいてファクシミリ情
報を受信することができる情報配信装置が提供される。
これにより情報配信者は、1本の回線を設置するだけ
で、複数の端末に対して同時にファクシミリ情報を配信
することができるので、回線を何本も設置することも必
要なく、多大なコストメリットを享受できる。
【0053】また、本出願の第2または第4または第7
または第9または第11または第14の発明によれば、
情報配信装置と各通信端末との間の通信プロトコルをフ
ァクシミリ通信における通信プロトコルの手順信号によ
って構成する事により、装置の実装にあたってモジュー
ルを共用できるなどの優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるファクシミリ装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態における1対多通信で画像デ
ータを配信するための通信手順を示した図である。
【図3】本発明の実施形態におけるファクシミリ装置の
動作を示したフローチャートである。
【図4】発明の実施形態におけるファクシミリ装置の動
作を示したフローチャートである。
【図5】発明の実施形態におけるファクシミリ装置の動
作を示したフローチャートである。
【図6】発明の実施形態における通信システムの構成を
示す説明図である。
【図7】ポーリングのファクシミリ通信手順を示した図
である。
【符号の説明】
2 NCU 4 電話機 6 ハイブリッド回路 8 変復調器 12 加算回路 14 読取部 16 記録部 18 メモリ回路 20 制御回路 22 発呼回路 24 操作部 30 表示部 32 プログラムメモリ 34 ワークメモリ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を配信する情報配信装置と、該情報
    配信装置と通信網を介して接続される複数の通信装置と
    を含む通信システムにおいて、前記情報配信装置は、最
    初に特定信号を送信し、続いて配信情報を送信する送信
    プロトコルを繰り返し実行する送信手段を備え、前記通
    信装置は、最初に所定時間前記特定信号を待ち、前記所
    定時間内に前記特定信号を受信したときは続いて送られ
    てくる信号を受信する受信プロトコルにより前記配信情
    報を受信する受信手段を備えたことを特徴とする通信シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記送信プロトコル
    はITU−T勧告T.30およびT.4に準拠した信号
    により構成されたものであって、前記特定信号としてD
    CS信号を送信し、前記配信情報としてT.4により符
    号化されたファクシミリ画像を送信することを特徴とす
    る通信システム。
  3. 【請求項3】 情報配信装置と通信網を介して接続され
    る通信装置において、第1の通信プロトコルまたは該第
    1の通信プロトコルとは異なる第2の通信プロトコルを
    選択する選択手段と、前記選択手段により選択された通
    信プロトコルにより通信を行う通信手段とを備え、前記
    第1の通信プロトコルは、最初に所定時間特定信号を待
    ち、前記所定時間内に前記特定信号を受信したときは続
    いて送られてくる信号を受信するものであることを特徴
    とする通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記第1の通信プロ
    トコルはITU−T勧告T.30およびT.4に準拠し
    た信号を受信するものであって、前記特定信号としてD
    CS信号を受信し、前記情報配信装置からの配信情報と
    してT.4により符号化されたファクシミリ画像を受信
    するものであることを特徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】 通信網を介して接続された複数の端末に
    情報を配信する通信装置において、最初に特定信号を送
    信し、続いて配信情報を送信する送信プロトコルを繰り
    返し実行する送信手段を備え前記送信プロトコルにおけ
    る各信号の送信は相手端末からの応答を待たずに実行す
    ることを特徴とする通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記送信手段は、接
    続されている端末が無くなったことが通信網から通知さ
    れたときはその実行を終了することを特徴とする通信装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6において、前記送信プ
    ロトコルはITU−T勧告T.30およびT.4に準拠
    した信号により構成されたものであって、前記特定信号
    としてDCS信号を送信し、前記配信情報としてT.4
    により符号化されたファクシミリ画像を送信することを
    特徴とする通信装置。
  8. 【請求項8】 情報を配信する情報配信装置と、該情報
    配信装置と通信網を介して接続される複数の通信装置と
    を含む通信システムの制御方法において、前記情報配信
    装置は、最初に特定信号を送信し、続いて送信する送信
    プロトコルを繰り返し実行する送信工程を備え、前記通
    信装置は、最初に所定時間前記特定信号を待ち、前記所
    定時間内に前記特定信号を受信したときは続いて送られ
    てくる信号を受信する受信プロトコルにより前記配信情
    報を受信する受信工程を備えたことを特徴とする通信シ
    ステムの制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記送信プロトコル
    はITU−T勧告T.30およびT.4に準拠した信号
    により構成されたものであって、前記特定信号としてD
    CS信号を送信し、前記配信情報としてT.4により符
    号化されたファクシミリ画像を送信することを特徴とす
    る通信システムの制御方法。
  10. 【請求項10】 通信網を介して接続された情報配信装
    置から配信情報を受信する通信方法において、第1の通
    信プロトコルまたは該第1の通信プロトコルとは異なる
    第2の通信プロトコルを選択する選択工程と、前記選択
    工程により選択された通信プロトコルにより通信を行う
    通信工程とを備え、前記第1の通信プロトコルは、最初
    に所定時間特定信号を待ち、前記所定時間内に前記特定
    信号を受信したときは続いて送られ来る信号を受信する
    ものであることを特徴とする通信方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記第1の通信
    プロトコルはITU−T勧告T.30およびT.4に準
    拠した信号を受信するものであって、前記特定信号とし
    てDCS信号を受信し、前記情報配信装置からの配信情
    報としてT.4により符号化されたファクシミリ画像を
    受信するものであることを特徴とする通信方法。
  12. 【請求項12】 通信網を介して接続された複数の端末
    に情報を配信する通信方法において、最初に特定信号を
    送出し、続いて配信情報を送信する送信プロトコルを繰
    り返し実行する送信工程を備え前記送信プロトコルにお
    ける各信号の送信は相手端末からの応答を待たずに実行
    することを特徴とする通信方法。
  13. 【請求項13】 請求項12において、前記送信工程
    は、接続されている端末が無くなったことが通信網から
    通知されたときはその実行を終了することを特徴とする
    通信方法。
  14. 【請求項14】 請求項12または13において、前記
    送信プロトコルはITU−T勧告T.30およびT.4
    に準拠した信号により構成されたものであって、前記特
    定信号としてDCS信号を送信し、前記配信情報として
    T.4により符号化されたファクシミリ画像を送信する
    ことを特徴とする通信方法。
  15. 【請求項15】 通信網を介して接続された情報配信装
    置から情報を受信する通信方法のプログラムを格納した
    コンピュータで読取可能な記憶媒体であって、第1の通
    信プロトコルと該第1の通信プロトコルとは異なる第2
    の通信プロトコルのうちから選択する選択工程と、前記
    選択工程により選択された通信プロトコルにより通信を
    行う通信工程とを実行させるためのプログラムを格納
    し、前記第1の通信プロトコルは、最初に所定時間特定
    信号を待ち、前記所定時間内に前記特定信号を受信した
    ときは続いて送られ来る信号を受信するものであること
    を特徴とするコンピュータで読取可能な記憶媒体。
  16. 【請求項16】 通信網を介して1対多接続された複数
    の端末に情報を配信する通信方法のプログラムを格納し
    たコンピュータで読取可能な記憶媒体において、最初に
    特定信号を送出し、続いて配信情報から成る信号含んだ
    複数の信号を順次送信する送信プロトコルを繰り返し実
    行する送信工程を実行させるためのプログラムを格納
    し、前記送信プロトコルにおける各信号の送信は相手端
    末からの応答を待たずに実行することを特徴とするコン
    ピュータで読取可能な記憶媒体。
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