JP2000252430A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2000252430A
JP2000252430A JP11050734A JP5073499A JP2000252430A JP 2000252430 A JP2000252430 A JP 2000252430A JP 11050734 A JP11050734 A JP 11050734A JP 5073499 A JP5073499 A JP 5073499A JP 2000252430 A JP2000252430 A JP 2000252430A
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JP
Japan
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circuit
pad
input
integrated circuit
parasitic capacitance
Prior art date
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Application number
JP11050734A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Ishikawa
勉 石川
Hiroshi Kojima
弘 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Priority to US09/552,085 priority patent/US6771112B1/en
Priority to KR1020000009318A priority patent/KR100364486B1/ko
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寄生容量に起因する入力パッドでの減衰を防
止する。 【解決手段】 J−FET2が入力信号に応じて駆動さ
れると、J−FET2に流れる電流が増減され、それに
応じたバッファ回路6の入出力信号によって寄生容量4
が充放電される。すると、寄生容量3の両極の電圧が同
位相、同一レベルで変化することになり、寄生容量3を
無視することができる。寄生容量3の影響が無くなるの
で、寄生容量3による入力信号の減衰を防止することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力が高入力イン
ピーダンスに設定される半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】J−FETは、BIP型素子に比較して
入力インピーダンスが高く、MOS型FET素子に比較
して静電破壊耐量も高いことから、コンデンサマイクロ
ホン等の特定用途などに用いられている。この他にも小
信号増幅用として低周波雑音が少ない事、高周波特性が
良い事等の特性を有している。そして、ディスクリート
型だけでなくBIP−ICに集積化されたJ−FETが
開発されている。
【0003】図3の如くJ−FETを集積化した集積回
路において、外部回路から集積基板上に設けられたパッ
ド1を介してJ−FET2のゲートに信号が印加され
る。外部からの入力信号により、J−FET2のゲート
電圧が変化して、J−FET2に流れる電流量が変わ
る。その電流は負荷抵抗RLによって電圧に変換され、
外部に伝達される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図3の回路を集積化す
ると、パッド1とサブストレートとの間に寄生容量が2
個発生する。つまり、図4のように示される集積化され
たパッドの断面図おいて、2つの分離領域101の間に
島領域102が形成され、島領域102の上にパッドと
してのメタル103が形成されている。このように集積
化すると、島領域102とメタル103との間にMOS
容量が発生し、島領域102とサブストレートとの間に
ジャンクション容量が発生する。これらの寄生容量を回
路で示すと、図3のようにパッド1とJ−FET2のゲ
ートとの接続点が寄生容量3及び4を介して接地される
ことになる。パッド1に高出力インピーダンスを有する
素子、例えば小容量のコンデンサを接続した場合、寄生
容量3及び4は、コンデンサの容量に比べ非常に大きい
値になる。特に、図3の回路を特定用途で使用して、入
力パッド1の面積を大きくした場合には、寄生容量がさ
らに大きくなるので、コンデンサの容量と寄生容量との
差はさらに顕著となる。寄生容量3及び4により、J−
FET2のゲートに印加される入力信号がパッド1で大
きく減衰され、信号を得ることが難しかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部より入力
信号が印加されるパッドを有する半導体集積回路におい
て、前記パッドに接続される入力段回路と、入力端が前
記パッドに接続されたバッファ回路とを備え、前記パッ
ドと半導体基板のサブストレートとの間に発生する寄生
容量を充放電するように、前記バッファ回路の出力端が
接続されること特徴とする。
【0006】特に、前記入力段回路の入力インピーダン
スがハイインピーダンスに設定されていることを特徴と
する。
【0007】さらに、前記入力段回路は、アンプで構成
されることを特徴とする。またさらに、前記入力段回路
は、前記パッドに接続されるゲートを有し、半導体基板
上に集積化された電界効果トランジスタにより構成され
ることを特徴とする。
【0008】また、外部より入力信号が印加されるパッ
ドを有する半導体集積回路において、前記パッドに接続
されるソースフォロワ回路を有し、該ソースフォロワ回
路で前記パッドと半導体基板のサブストレートとの間に
発生する寄生容量を充放電させるように構成され、かつ
前記トランジスタのソースから出力信号を得ることを特
徴とする。
【0009】本発明によれば、バッファ回路の出力信号
またはソースフォロワ回路の出力信号によって、パッド
とサブストレートとの間に発生する寄生容量を充放電す
るで、等価的に寄生容量を無視することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態を示す
図であり、従来例である図3と異なる点は、J−FET
2のソースに定電流源5を接続し、入力がJ−FET2
のソースに、出力が寄生容量3及び4の接続点に接続さ
れるバッファ回路6を備える点にある。
【0011】図1において、J−FET2のゲートに正
振幅の入力信号が印加されると、J−FET2に流れる
電流は増加する。すると、定電流源5の電流よりも増加
した分がバッファ回路6に供給される。そして、バッフ
ァ回路6の出力電流も増加することにより、寄生容量4
に電流が供給され、寄生容量4は充電される。寄生容量
4が充電されることで、寄生容量3及び4の接続点の電
圧が増加する。よって、J−FET2のゲート電圧が増
加すると、寄生容量3及び4の接続点電圧も増加する。
【0012】逆に、J−FET2のゲートに負振幅の入
力信号が印加されると、J−FET2のゲートに負振幅
の入力信号が印加されると、J−FET2に流れる電流
が定電流源5の定電流より減少する。すると、バッファ
回路6の出力電流により、寄生容量4を放電させる。放
電により寄生容量3及び4の接続点の電圧が減少するの
で、J−FET2のゲート電圧の減少に応じて寄生容量
3及び4の接続点電圧も減少することになる。
【0013】バッファ回路6を設けることで、寄生容量
3の両極を同相で変化させることができる。また、バッ
ファ回路6を調整することにより、寄生容量3及び4の
充放電量を調整することで、寄生容量3及び4の接続点
の電圧変化を入力信号のレベルと同一に調整することが
可能である。寄生容量3の両極電圧を、同相及び同一レ
ベルで振幅させることができるので、寄生容量3の電荷
の変化が無くなる。よって、等価的に入力パッド1から
見える寄生容量3を無視することができる。その結果、
入力信号の減衰に係わる寄生容量は寄生容量4だけにな
り、入力信号の減衰量を低下させることができる。
【0014】ところで、バッファ回路6としては、J−
FET2と同様に高入力インピーダンスに設定される。
また、ジャンクション容量である寄生容量4の容量は絶
対値で見ると比較的小さいため、バッファ回路6の駆動
能力は大きくなくともよい。その為、バッファ回路6を
簡単な構成でよいため、素子数を少なく、集積化した場
合にはチップ面積を小さくすることができる。
【0015】さらに、バッファ回路6の駆動能力を大き
くする必要はないため、寄生容量4の充放電をJ−FE
Tのソース電流によって行うことが可能である。いわゆ
るJ−FETのソースフォロワ回路によって、寄生容量
4の充放電が可能である。このようなJ−FET回路に
よる充放電ができることによって、図1のJ−FET2
とバッファ回路6とを兼用することができる。図2にJ
−FET2とバッファ回路6とを兼用した実施形態を示
す。図2においては、J−FET21のソースから出力
信号を取り、かつJ−FET21のソースフォロワ回路
で寄生容量4を充放電させる。
【0016】尚、図1及び図2において、集積回路の入
力段回路として、J−FET2を用いたが、これに限ら
ない。ハイ入力インピーダンスの入力段回路や、例えば
バッファ回路を含むハイ入力インピーダンスのアンプに
も、図1や図2の回路を適用することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明に依れば、高入力インピーダンス
かつ低容量のパッドを形成することができ、パッドにお
ける入力信号の減衰を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す回路図である。
【図2】本発明の他の実施の形態を示す回路図である。
【図3】従来例を示す回路図である。
【図4】入力パッドを形成する半導体基板の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 パッド 2 J−FET 3、4 寄生容量 5 定電流源 6 バッファ回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部より入力信号が印加されるパッドを
    有する半導体集積回路において、 前記パッドに接続される入力段回路と、 入力端が前記パッドに接続されたバッファ回路とを備
    え、前記パッドと半導体基板のサブストレートとの間に
    発生する寄生容量を充放電するように、前記バッファ回
    路の出力端が接続されること特徴とする半導体集積回
    路。
  2. 【請求項2】 前記入力段回路の入力インピーダンスが
    ハイインピーダンスに設定されていることを特徴とする
    請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 さらに、前記入力段回路は、アンプで構
    成されることを特徴とする請求項2記載の半導体集積回
    路。
  4. 【請求項4】 さらに、前記入力段回路は、前記パッド
    に接続されるゲートを有し、半導体基板上に集積化され
    た電界効果トランジスタにより構成されることを特徴と
    する請求項2記載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】外部より入力信号が印加されるパッドを有
    する半導体集積回路において、 前記パッドに接続されるソースフォロワ回路を有し、 該ソースフォロワ回路で前記パッドと半導体基板のサブ
    ストレートとの間に発生する寄生容量を充放電させるよ
    うに構成され、かつ前記トランジスタのソースから出力
    信号を得ることを特徴とする半導体集積回路。
JP11050734A 1999-02-26 1999-02-26 半導体集積回路 Pending JP2000252430A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11050734A JP2000252430A (ja) 1999-02-26 1999-02-26 半導体集積回路
US09/552,085 US6771112B1 (en) 1999-02-26 2000-02-24 Semiconductor integrated circuit having pads with less input signal attenuation
KR1020000009318A KR100364486B1 (ko) 1999-02-26 2000-02-25 반도체 장치

Applications Claiming Priority (1)

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JP11050734A JP2000252430A (ja) 1999-02-26 1999-02-26 半導体集積回路

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ID=12867089

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7106125B1 (en) * 2000-08-31 2006-09-12 Ati International, Srl Method and apparatus to optimize receiving signal reflection

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7106125B1 (en) * 2000-08-31 2006-09-12 Ati International, Srl Method and apparatus to optimize receiving signal reflection

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