JP2000252199A - 投影露光装置及び投影露光方法 - Google Patents

投影露光装置及び投影露光方法

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JP2000252199A
JP2000252199A JP11054807A JP5480799A JP2000252199A JP 2000252199 A JP2000252199 A JP 2000252199A JP 11054807 A JP11054807 A JP 11054807A JP 5480799 A JP5480799 A JP 5480799A JP 2000252199 A JP2000252199 A JP 2000252199A
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exposure
projection
illumination system
illumination
pattern
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JP11054807A
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Katsuhiko Harasaki
克彦 原崎
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Sharp Corp
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70425Imaging strategies, e.g. for increasing throughput or resolution, printing product fields larger than the image field or compensating lithography- or non-lithography errors, e.g. proximity correction, mix-and-match, stitching or double patterning
    • G03F7/70466Multiple exposures, e.g. combination of fine and coarse exposures, double patterning or multiple exposures for printing a single feature

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光波長と同程度ないし露光波長以下の微細
なレジストパターンを転写する場合においても、良好な
解像特性と焦点深度を得ることができる投影露光装置及
び投影露光方法を提供する。 【解決手段】 光源からの光を照明光学系を介してマス
クに照射し、マスク上のパターンを投影光学系を介して
基板上へ投影する投影露光方法において、高σの照明系
を用いて露光を行う第1の露光工程S1と、低σの照明
系を用いて露光を行う第2の露光工程S2とを包含し、
第1の露光工程S1と第2の露光工程S2により多重露
光を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
プロセスの一つであるリソグラフィ工程に係る投影露光
装置及び投影露光方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体素子、大規模集積回路(L
SI)等ではパターンの微細化、高集積化が急速に進
み、リソグラフィ技術においては、LSIパターンの微
細化に伴い、変形照明や瞳フィルター、位相シフト等の
超解像リソグラフィ技術の実用化が押し進められてい
る。
【0003】これまで、リソグラフィ工程においては、
転写パターンのサイズが露光波長に比べて大きく、解像
限界を問題とするまでには至っていなかった。
【0004】しかしながら、最近では、半導体素子の微
細化、高集積化が急速に進み、露光波長又はそれ以下の
解像度を得る技術が検討されている。
【0005】解像度Rは、露光波長をλ、光学系の開口
数をNAとすると、λ/NAに比例する関係にあるの
で、開口数を大きくすると、解像度が向上する。
【0006】このため、投影露光装置では、高NA化が
行われている。ところが、開口数を大きくすると、焦点
深度が小さくなる。これは、焦点深度が、λ/NA2
比例する関係にあり、焦点深度∝λ/NA2と表される
からである。
【0007】従って、高NA化だけで、解像度を向上さ
せようとすると、焦点深度が小さくなって転写精度が低
下するという問題があった。
【0008】この問題に対し、従来より、焦点深度を確
保するための方法として、多重結像露光法が良く知られ
ている。この多重結像露光法は、マスクパターンの結像
面を光軸方向の異なる位置に設定して多重露光するもの
であり、孤立パターンの焦点深度の向上には特に有効で
ある。
【0009】しかしながら、この多重結像露光法では、
周期的なL/Sパターンの場合、図6において、相対光
強度プロファイルW6で示すように、L/Sパターンの
中央部と端部で光強度に差が生じる。このため、多重露
光だけでは解像度に関係しているコントラストの改善を
図ることができない。
【0010】また、光学系の解像度を向上させるための
方法として、古くから輪帯照明法が良く知られている。
輪帯照明をL/Sパターンに用いると、L/Sパターン
の解像度も良くなる。
【0011】こうしたことから、特開平6−18115
4号公報には、上記の輪帯照明法と多重結像露光法を組
み合わせて、焦点深度の改善と周期的なL/Sパターン
のコントラストの低下を抑える方法が開示されている
(従来例1)。
【0012】また、特開平4−179958号公報に
は、マスクパターンに大きい孤立パターンと小さい孤立
パターンが存在する場合において、二重輪帯照明を用い
て転写の改善を行う方法が開示されている(従来例
2)。
【0013】マスクパターンに大きい孤立パターンと小
さい孤立パターンが存在する場合には、同時に良好な解
像度を得るのが困難である。
【0014】そこで、投影光学系には輪帯状の光学部材
であるアパーチャを入れ、更に照明光学系の集光レンズ
付近に、図9に示すような二重輪帯の光学部材を入れる
ことで、照明光学系の二重輪帯において、内側の同心円
部を通る光量を輪帯部を通る光量の2倍以上にすること
により、大きい孤立パターンと小さい孤立パターンの転
写の改善を行っている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例2の方法による場合には、内円部を通る光と輪帯部
を通る光は光路の距離が違うので、相互に干渉が生じ、
L/Sパターンのコントラストが低下する(ピッチ、L
/Sサイズ)領域がある。特に孤立パターンでは、焦点
深度も改善されないケースが少なくない。
【0016】上記従来例1の方法による場合には、通常
照明による1回目の露光を、図5(a)に示すように、
ある位置P1から−0.5μm離れた位置P2で焦点を
合わせて行い、通常照明による2回目の露光を、図5
(b)に示すように、位置P1で焦点を合わせて行って
いる。そして、図5(c)には、2回の露光による各位
置での合成露光を示している。
【0017】位置P1での合成露光について、L/Sパ
ターンの中央部と端部の光強度は、2回目の露光では等
しいが、1回目の露光では焦点位置が0.5μmシフト
しているので、端部の光強度が少し低くなっている。こ
のため、2回の合成露光では、両端のコントラストが少
し悪くなっている。
【0018】コントラスト等の光学特性を改善するに
は、図7に示すように、L/Sパターンの両端にダミー
パターン71を入れる方法があり、後のプロセス行程で
このダミーパターン71を削ることが考えられる。
【0019】また、図8に示すように、L/Sパターン
の両端に、位相シフト効果を持つ解像限界以下の微細な
補助パターン81を加えるといった方法も考えられる。
【0020】しかしながら、これらの方法は、パターン
形成が技術的に難しいことに加え、製造工程が複雑とな
り製造費用が増大するといった問題がある。
【0021】本発明は、こうした従来技術の課題を解決
するものであり、露光波長と同程度ないし露光波長以下
の微細なレジストパターンを転写する場合においても、
良好な解像特性と焦点深度を得ることができる投影露光
装置及び投影露光方法を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の投影露光装置
は、光源からの光を照明光学系を介してマスクに照射
し、該マスク上のパターンを投影光学系を介して基板上
へ投影する投影露光装置であって、高σの照明系を用い
て露光を行う第1の露光手段と、低σの照明系を用いて
露光を行う第2の露光手段とを備え、該第1の露光手段
と該第2の露光手段により多重露光を行うようにしてお
り、そのことにより上記目的が達成される。
【0023】好ましくは、露光時における焦点位置が、
前記第1の露光手段と前記第2の露光手段とで異なる構
成とする。
【0024】また、本発明の投影露光装置は、光源から
の光を照明光学系を介してマスクに照射し、該マスク上
のパターンを投影光学系を介して基板上へ投影する投影
露光装置であって、高σ部と低σ部を有する照明系を用
いて露光を行う第3の露光手段を備えており、そのこと
により上記目的が達成される。
【0025】また、好ましくは、露光時における焦点位
置が、前記高σの照明系と前記低σの照明系とで、光軸
方向に定在波の1/2波長の奇数倍だけずれている構成
とする。
【0026】前記高σの照明系が、前記照明光学系の集
光レンズ又はその近傍に、光軸に対して回転対称な複数
の開口又は輪帯状の開口を有する構成とすることができ
る。
【0027】好ましくは、前記高σの照明系が、光軸に
対して輪帯状をなし、該輪帯の外径部のコヒーレント因
子σoutと内径部におけるコヒーレント因子σin
が、下記(1)式〜(3)式の条件、 0.6≦σin≦0.86…(1) 0.6≦σout…(2) σin+0.08≦σout…(3) を満たす構成とする。
【0028】また、好ましくは、前記第3の露光手段に
おいて、前記高σ部の照明系は、光軸に対して輪帯状を
なし、該輪帯の外径部のコヒーレント因子σoutと内
径部におけるコヒーレント因子σinが、下記(1)式
〜(3)式の条件、 0.6≦σin≦0.86…(1) 0.6≦σout…(2) σin+0.08≦σout…(3) を満たし、かつ、前記低σ部の照明系は、光軸に対して
同心円状をなし、コヒーレント因子σcが0.08〜
0.36の範囲内にあり、該高σ部と該低σ部を有する
照明系が二重輪帯をなすと共に、該低σ部の光強度透過
率が該高σ部の光強度透過率の20%〜50%の範囲に
ある構成とする。
【0029】また、好ましくは、前記低σの照明系のσ
値が、0.08〜0.33の範囲内にある構成とする。
【0030】また、好ましくは、前記マスクが、複数の
透明領域と不透明領域、又は複数の半透明領域からなる
ハーフトーン位相シフトマスクである構成とする。特
に、このハーフトーン位相シフトマスクは、位相差が1
80度で光強度透過率が3%〜6%の範囲内にあるもの
がよい。
【0031】本発明の投影露光方法は、光源からの光を
照明光学系を介してマスクに照射し、該マスク上のパタ
ーンを投影光学系を介して基板上へ投影する投影露光方
法であって、高σの照明系を用いて露光を行う第1の露
光工程と、低σの照明系を用いて露光を行う第2の露光
工程とを包含し、該第1の露光工程と該第2の露光工程
により多重露光を行うようにしており、そのことにより
上記目的が達成される。
【0032】好ましくは、露光時における焦点位置が、
前記第1の露光工程と前記第2の露光工程とで異なるよ
うにする。
【0033】また、本発明の投影露光方法は、光源から
の光を照明光学系を介してマスクに照射し、該マスク上
のパターンを投影光学系を介して基板上へ投影する投影
露光方法であって、高σ部と低σ部を有する照明系を用
いて1回で露光を行う第3の露光工程を包含しており、
そのことにより上記目的が達成される。
【0034】以下に、本発明の作用について説明する。
【0035】上記構成の投影露光装置によれば、光源か
らの光を照明光学系を介してマスクに照射し、マスク上
のパターンを投影光学系を介して基板上へ投影する際
に、第1の露光手段により高σの照明系を用いて露光を
行うと共に、第2の露光手段により低σの照明系を用い
て露光を行う。
【0036】第1の露光手段では、マスクパターンの端
部の光強度が小さくなるが、第2の露光手段では、マス
クパターンの端部の光強度が大きくなる。このため、第
1の露光手段と第2の露光手段による多重露光では、相
違していたマスクパターンの端部の光強度が相補されて
所望の中心値に近づくため、マスクパターン全体に渡っ
て均一な光強度分布が得られる。従って、露光波長と同
程度ないし露光波長以下の微細なレジストパターンを転
写する場合においても、良好な解像特性と焦点深度を得
ることができる。
【0037】露光時における焦点位置が、上記の第1の
露光手段と第2の露光手段とで異なる構成にすると、マ
スクパターンの端部の光強度が相補されて所望の中心値
に近づくフォーカス範囲が広くなり、マスクパターン全
体に渡ってより一層均一な光強度分布が得られる。
【0038】特に、露光時における焦点位置が、高σの
照明系と低σの照明系とで、光軸方向に定在波の1/2
波長の奇数倍だけずれた構成にすると、レジスト膜厚や
下地からの反射の影響を最小限に抑えつつ、焦点深度を
増大させることが可能となる。
【0039】図15に示すシミュレーション結果から、
光軸に対して輪帯状をなす高σの照明系において、輪帯
の外径部のコヒーレント因子σoutと内径部における
コヒーレント因子σinが、上記(1)式〜(3)式の
条件を満たす構成とすることが望ましい。
【0040】図16に示すシミュレーション結果から、
低σの照明系のσ値が、0.08〜0.33の範囲内に
ある構成とすることが望ましい。
【0041】また、本発明の投影露光装置は、上記の第
1の露光手段と第2の露光手段に代えて、高σ部と低σ
部を有する照明系を用いて露光を行う第3の露光手段を
備える構成としてもよい。
【0042】この第3の露光手段による場合には、図1
7に示すシミュレーション結果から、光軸に対して輪帯
状をなす高σ部の照明系において、輪帯の外径部のコヒ
ーレント因子σoutと内径部におけるコヒーレント因
子σinが、上記(1)式〜(3)式の条件を満たす構
成とし、かつ、低σ部の照明系は、光軸に対して同心円
状をなし、コヒーレント因子σcが0.08〜0.36
の範囲内にあり、高σ部と低σ部を有する照明系が二重
輪帯をなすと共に、低σ部の光強度透過率が高σ部の光
強度透過率の20%〜50%の範囲にある構成にするこ
とが望ましい。
【0043】また、上記マスクが、複数の透明領域と不
透明領域、又は複数の半透明領域からなるハーフトーン
位相シフトマスクである構成にすると、図14に示すよ
うに、孤立パターン端部の相対光強度分布の勾配が大き
くなり、孤立パターンのコントラストが改善される。特
に、このハーフトーン位相シフトマスクは、位相差が1
80度で光強度透過率が3%〜6%の範囲内にあるもの
がよい。
【0044】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。
【0045】(実施形態1)本発明は、半導体装置の製
造プロセスの一つであるリソグラフィ工程に係り、光源
からの光を照明光学系を介してマスクに照射し、マスク
上のパターンを投影光学系を介して基板上へ投影する投
影露光方法に関する。
【0046】本発明の実施形態1による投影露光方法
は、図1に示すように、高σの照明系を用いて露光を行
う第1の露光工程S1と、低σの照明系を用いて露光を
行う第2の露光工程S2とを包含し、第1の露光工程S
1と第2の露光工程S2により多重露光を行うものであ
る。この多重露光を行った後にベーク工程S3を経て、
レジスト現像工程S4を行う。
【0047】尚、第1の露光工程S1と第2の露光工程
S2は、工程の順序は問わないが、露光時における焦点
位置が、第1の露光工程S1と第2の露光工程S2とで
異なるようにすることが好ましい。
【0048】より具体的には、高σの照明系を用いて露
光を行う第1の露光工程S1は、斜め入射を大きくとる
ため、σ≧0.8の条件で、照明光学系において図2
(a)に示すような輪帯状の変形照明を用いて行う。低
σの照明系を用いて露光を行う第2の露光工程S2は、
σ≦0.33の条件で、変形照明を用いず図2(b)に
示すような通常照明を用いて行う。
【0049】ここで、σは、コヒーレント因子(Coh
erent factor)であって、投影光学系の瞳
の大きさに対する光源像の大きさで定義されるものであ
り、通常0<σの範囲の数値で表される。
【0050】このような露光を行う投影露光装置30
は、図3の概念図に示すように、光軸上に、表面に遮光
材を形成したガラス板からなるアパーチャ31と集光レ
ンズ32からなる照明光学系、フォトマスク33、投影
光学系の投影レンズ34、及び基板35が、この順に設
けられた構成からなる。
【0051】この投影露光装置30にて、上記フォトマ
スク33の合焦点面Fを、基板35の表面のレジストに
対して光軸方向に相対的に異なる位置に設定して、多重
結像露光を行う。尚、多重露光を行う際、高σの変形照
明系による露光と低σの通常露光の順序は問わない。
【0052】図10及び図11は、この時のL/Sパタ
ーン周辺部のレジスト位置での相対光強度分布(光学
像)を示しており、図10に1回目の高σの変形照明系
による露光の場合を、図11に2回目の低σの通常露光
の場合を表す。尚、この時のシミュレーション条件は、
1回目の高σの変形照明系による露光では、露光波長が
248nmのKrFエキシマレーザ、NA=0.60、
σ=0.80で、パターンには0.18μmのL/Sパ
ターンを用いている。2回目の低σの通常露光は、露光
波長が248nmのKrFエキシマレーザ、NA=0.
60,σ=0.30を用いている。
【0053】図12は、1回目の高σの変形照明系によ
る露光と2回目の低σの通常露光の相対光強度分布のプ
ロファイルを重ね合わせた結果を示しており、0.18
μmのL/Sパターンの全体に渡って均一な光学特性が
確保されていることがわかる。これは、2回目の低σ照
明系による通常露光では、周辺の相対光強度分布のプロ
ファイルが大きくなっているため、1回目の変形照明に
よる露光での周辺の相対光強度分布が低い部分が補われ
るからである。
【0054】尚、高σの照明系は、図2(a)に示す輪
帯状の照明以外に、図2(c)に示すような光軸に対し
て回転対称な複数の開口を、照明光学系の集光レンズ又
はその近傍に有する変形照明を用いても同様の効果が期
待できる。ここでは、光軸に対して回転対称な4つの開
口C1〜C4を設ける例を示している。
【0055】図4の概念図に示すように、2回の露光
は、これらマスクパターンの合焦点面を光軸方向の相対
的に異なる位置に設定して多重結像露光を行う。低σ照
明系による2回目の露光では、±1μmのデフォーカス
でもL/S周辺の相対光強度分布のプロファイルは大き
いので、多重結像露光により周辺部を含む広いフォーカ
ス範囲に渡って均一な光学特性が得られることがわか
る。
【0056】この多重結像露光法について、図4を用い
てさらに詳しく説明する。
【0057】図4(a)に示す1回目の露光は、図5に
示す従来例の1回目の露光と同じで、ある位置P1から
−0.5μm離れた位置P2に焦点を合わせて高σの変
形照明系による露光を行っている。この1回目の露光で
は、L/Sパターンの端部で光強度が低下している。
【0058】図4(b)に示す2回目の露光は、位置P
1に焦点を合わせて、高σの変形照明系でなく低σの通
常照明系による露光を行っている。この2回目の露光で
は、L/Sパターンの端部の光強度が内部より大きくな
っている。これは、低σの露光条件で絞ると、L/Sパ
ターンでは両端のパターンが境界に位置しているので、
パターンの境界では干渉効果が強まるからである。
【0059】このため、図4(c)に示す2回の合成露
光としては、L/Sパターンの端部まで均一な光強度分
布が得られ、コントラストが非常に良くなる。
【0060】尚、上述した従来例1には、多重結像露光
による光軸方向のフォーカスシフト量を、(0.8〜
2.0)・λ’/NA2(但し、λ’:露光波長)の範
囲に設定すると、焦点深度が増大するとの記載がある。
しかし、レジスト膜厚や下地からの反射の影響を最小限
に抑えるためには、レジスト内の定在波の1/2波長の
奇数倍でシフトさせた方が効果的である。
【0061】例えば、レジスト内の定在波の(2n+
1)/2波長の位置に1回目の露光を合わせた場合、2
回目の露光は、レジスト内の定在波の2m/2波長の位
置に合わせるのが望ましい。ここで、m,nは、0以上
の整数である。図4及び図5では、シフト量が1/2波
長では多重結像露光の効果が小さいので、その奇数倍で
レジスト深さ方向に0.5μm以上になる条件でシフト
させている。
【0062】この輪帯状の変形照明を用いる多重結像露
光法において、微細パターンのピッチに対応し、斜入射
光を十分に絞ることができ、微細パターン転写の解像度
を向上させることができる輪帯照明の位置を最適化する
必要がある。
【0063】例えば、248nmの露光波長を有するK
rFエキシマレーザ光源による0.18μm程度のL/
Sパターンでの微細パターン転写には、開口数NA=
0.55〜0.65程度とすると、光軸に対して輪帯状
をなす高σの照明系において、輪帯の外径部のコヒーレ
ント因子σoutと内径部におけるコヒーレント因子σ
inが、下記(1)式〜(3)式の条件、 0.6≦σin≦0.86…(1) 0.6≦σout…(2) σin+0.08≦σout…(3) を満たすことが望ましい。
【0064】図15及び図16に、シミュレーションに
より照明条件を検討した結果を示す。
【0065】図15は、0.18μmのL/Sパターン
において、高σの輪帯照明系の条件であるσin、σo
utとフォーカスマージンΔσ(=σout−σin)
の関係を示している。ここで、フォーカスマージンΔσ
を0.6μm以上にしようとすると、σinは0.6〜
0.86程度であり、σoutは0.6〜0.9程度で
あることを要する。但し、σoutは、輪帯照明とする
ためにσinに近い値にすると光量不足となるので、σ
inより0.08以上高い値とする。
【0066】図16は、変形照明を用いない低σの通常
照明系でのσn値と光強度振幅比Ae/Acの関係を示
している。ここで、AeはL/Sパターンの端部の光強
度を、AcはL/Sパターンの中央部の光強度を表す。
【0067】図16に示すように、σnが0.33以下
では、L/Sパターンの端部の光強度Aeが中央部の光
強度Acより大きくなっている。σnが小さくなるほど
光強度振幅比Ae/Acが大きくなるが、σnが小さく
なりすぎると光量が少なくなり露光に適さないので、σ
nは0.08〜0.33の範囲とするのが良い。
【0068】他方、高σの輪帯照明系を用いる場合の光
強度振幅比Ae/Acは、σin=0.6、σout=
0.7の時は、0.8程度であり、σin=0.6、σ
out=0.8の時は、0.6程度の計算結果となる。
【0069】尚、高σの輪帯照明系による場合と低σの
通常照明系による場合における中央部の光強度が同程度
の時は、光強度振幅比Ae/Acの和が2になる条件で
良いが、光強度が違う場合は、それをも考慮する必要が
ある。
【0070】(実施形態2)本発明の実施形態2による
投影露光装置は、光源からの光を照明光学系を介してマ
スクに照射し、マスク上のパターンを投影光学系を介し
て基板上へ投影する投影露光装置において、高σ部と低
σ部を有する照明系を用いて露光を行う第3の露光手段
を備えるものである。
【0071】具体的には、上述した高σの変形照明系に
よる露光と低σの通常照明系による露光の2回の露光に
代えて、第3の露光手段として、図9に示すような、低
σの通常照明と高σ変形照明を重ねた二重輪帯照明によ
り、1回で露光を行うものである。これにより、上記実
施形態1の場合と近似的に同様な効果が得られる。
【0072】図13に、この二重輪帯照明を用いて、1
回の露光でパターン形成を試みた場合のシミュレーショ
ン結果を、2回露光の場合及び従来法の場合と比較して
示している。
【0073】この二重輪帯照明を用いる方法による場合
には、図13に示すように、従来法の場合に比べ、L/
Sパターン周辺部等での光学特性の改善効果が現れてい
るが、図12に示す2回露光の場合のような改善効果は
現れていない。
【0074】図17に、別のシミュレーション結果を示
す。ここで、横軸は同心円部のσcを、縦軸は光強度透
過率を、輪帯部を透過する光強度に対する同心円部の光
強度の割合で表しており、輪帯部のσin=0.6、σ
out=0.8の条件とした場合を示している。
【0075】図17より、フォーカスマージンΔσ(=
σout−σin)を0.6μmとするには、同心円部
のσcは0.08〜0.36の範囲で、輪帯部に対する
同心円部の光強度透過率は20%〜50%の範囲に入る
ようにする必要があることがわかる。
【0076】尚、多重露光で孤立パターンのコントラス
トを補う方法としてハーフトーン位相シフトマスク(H
TM)が有効である。
【0077】具体的には、例えば、光強度透過率3%〜
6%、位相差180度を有するハーフトーン位相シフト
マスクを用いると、図14に示すように、パターン端の
相対光強度分布の勾配が大きくなり、孤立パターンのコ
ントラストが改善されることがわかる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の投影露光
装置及び投影露光方法によれば、露光波長と同程度ない
し露光波長以下の微細なレジストパターンを転写する場
合においても、良好な解像特性と焦点深度を得ることが
できる。
【0079】より詳しくは、本発明の投影露光装置によ
れば、光源からの光を照明光学系を介してマスクに照射
し、マスク上のパターンを投影光学系を介して基板上へ
投影する際に、第1の露光手段により高σの照明系を用
いて露光を行うと共に、第2の露光手段により低σの照
明系を用いて露光を行う。第1の露光手段では、マスク
パターンの端部の光強度が小さくなり、第2の露光手段
では、マスクパターンの端部の光強度が大きくなるが、
第1の露光手段と第2の露光手段による多重露光では、
相違していたマスクパターンの端部の光強度が相補され
て所望の中心値に近づくため、マスクパターン全体に渡
って均一な光強度分布が得られる。従って、露光波長と
同程度ないし露光波長以下の微細なレジストパターンを
転写する場合においても、良好な解像特性と焦点深度を
得ることができる。
【0080】露光時における焦点位置が、上記の第1の
露光手段と第2の露光手段とで異なる構成にすると、マ
スクパターンの端部の光強度が相補されて所望の中心値
に近づくフォーカス範囲が広くなり、マスクパターン全
体に渡ってより一層均一な光強度分布が得られる。
【0081】特に、露光時における焦点位置が、高σの
照明系と低σの照明系とで、光軸方向に定在波の1/2
波長の奇数倍だけずれた構成にすると、レジスト膜厚や
下地からの反射の影響を最小限に抑えつつ、焦点深度を
増大させることができる。
【0082】図15に示すシミュレーション結果から、
光軸に対して輪帯状をなす高σの照明系において、輪帯
の外径部のコヒーレント因子σoutと内径部における
コヒーレント因子σinが、上記(1)式〜(3)式の
条件を満たす構成にすると、上記した効果を奏すること
ができる。
【0083】また、図16に示すシミュレーション結果
から、低σの照明系のσ値が、0.08〜0.33の範
囲内にある構成にすると、上記した効果を奏することが
できる。
【0084】また、本発明の投影露光装置は、上記の第
1の露光手段と第2の露光手段に代えて、高σ部と低σ
部を有する照明系を用いて露光を行う第3の露光手段を
備える構成としても、上記したと同様の効果を奏する。
【0085】この第3の露光手段による場合には、図1
7に示すシミュレーション結果から、光軸に対して輪帯
状をなす高σ部の照明系において、輪帯の外径部のコヒ
ーレント因子σoutと内径部におけるコヒーレント因
子σinが、上記(1)式〜(3)式の条件を満たす構
成とし、かつ、低σ部の照明系は、光軸に対して同心円
状をなし、コヒーレント因子σcが0.08〜0.36
の範囲内にあり、高σ部と低σ部を有する照明系が二重
輪帯をなすと共に、低σ部の光強度透過率が高σ部の光
強度透過率の20%〜50%の範囲にある構成にする
と、上記したと同様の効果を奏する。
【0086】また、マスクが、複数の透明領域と不透明
領域、又は複数の半透明領域からなるハーフトーン位相
シフトマスクである構成にすると、図14に示すよう
に、孤立パターン端部の相対光強度分布の勾配を大きく
することができ、孤立パターンのコントラストを改善す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1による投影露光方法を用い
たリソグラフィ工程を示すフローチャートである。
【図2】本発明の実施形態1による投影露光装置及び投
影露光方法に用いる高σの変形照明系、及び低σの通常
照明系の構成例を示す図である。
【図3】本発明の投影露光装置の光学系の構成例を表す
概念図である。
【図4】本発明の実施形態1による投影露光方法として
の多重結像露光を説明するための説明図である。
【図5】従来法による多重結像露光を説明するための説
明図である。
【図6】従来の多重結像露光法による場合のL/Sパタ
ーン周辺部の光学特性の劣化の様子を表す図である。
【図7】L/Sパターンの両端にダミーパターンを設け
てL/Sパターン周辺部の光学特性を改善する方法を示
す図である。
【図8】L/Sパターンの両端に微細な補助パターンを
設けてL/Sパターン周辺部の光学特性を改善する方法
を示す図である。
【図9】本発明の実施形態2による投影露光装置及び投
影露光方法に用いる二重輪帯照明の構成例を示す図であ
る。
【図10】本発明の投影露光装置及び投影露光方法に用
いる、高σの輪帯照明系によるL/Sパターン周辺部で
の光強度プロファイルを表す図である。
【図11】本発明の投影露光装置及び投影露光方法に用
いる、低σの通常照明系によるL/Sパターン周辺部で
の光強度プロファイルを表す図である。
【図12】本発明の投影露光装置及び投影露光方法によ
り、2回露光を行った時のL/Sパターン周辺部での光
強度プロファイルを表す図である。
【図13】本発明の実施形態2による投影露光装置及び
投影露光方法である、二重輪帯照明を用いた場合におけ
るL/Sパターン周辺部の光学特性の改善の様子を表す
図である。
【図14】本発明の投影露光装置及び投影露光方法にお
いて、ハーフトーンマスクを用いることより、孤立パタ
ーンの光学特性が改善される様子を表す図である。
【図15】本発明の投影露光装置及び投影露光方法に用
いる高σの輪帯照明系の条件であるσin、σoutと
フォーカスマージンΔσの関係を示す図である。
【図16】本発明の投影露光装置及び投影露光方法に用
いる低σの通常照明系におけるσと光強度振幅比の関係
を示す図である。
【図17】本発明の実施形態2による投影露光装置及び
投影露光方法に用いる二重輪帯照明の同心円部のσcと
光強度透過率の関係を示す図である。
【符号の説明】
30 投影露光装置 31 アパーチャ 32 集光レンズ 33 フォトマスク 34 投影レンズ 35 基板

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光を照明光学系を介してマス
    クに照射し、該マスク上のパターンを投影光学系を介し
    て基板上へ投影する投影露光装置であって、 高σの照明系を用いて露光を行う第1の露光手段と、 低σの照明系を用いて露光を行う第2の露光手段とを備
    え、該第1の露光手段と該第2の露光手段により多重露
    光を行う投影露光装置。
  2. 【請求項2】 露光時における焦点位置が、前記第1の
    露光手段と前記第2の露光手段とで異なる請求項1記載
    の投影露光装置。
  3. 【請求項3】 光源からの光を照明光学系を介してマス
    クに照射し、該マスク上のパターンを投影光学系を介し
    て基板上へ投影する投影露光装置であって、高σ部と低
    σ部を有する照明系を用いて露光を行う第3の露光手段
    を備える投影露光装置。
  4. 【請求項4】 露光時における焦点位置が、前記高σの
    照明系と前記低σの照明系とで、光軸方向に定在波の1
    /2波長の奇数倍だけずれている請求項2記載の投影露
    光装置。
  5. 【請求項5】 前記高σの照明系が、前記照明光学系の
    集光レンズ又はその近傍に、光軸に対して回転対称な複
    数の開口又は輪帯状の開口を有する請求項1〜請求項4
    のいずれかに記載の投影露光装置。
  6. 【請求項6】 前記高σの照明系が、光軸に対して輪帯
    状をなし、該輪帯の外径部のコヒーレント因子σout
    と内径部におけるコヒーレント因子σinが、下記
    (1)式〜(3)式の条件、 0.6≦σin≦0.86…(1) 0.6≦σout…(2) σin+0.08≦σout…(3) を満たす請求項1〜請求項5のいずれかに記載の投影露
    光装置。
  7. 【請求項7】 前記第3の露光手段において、 前記高σ部の照明系は、光軸に対して輪帯状をなし、該
    輪帯の外径部のコヒーレント因子σoutと内径部にお
    けるコヒーレント因子σinが、下記(1)式〜(3)
    式の条件、 0.6≦σin≦0.86…(1) 0.6≦σout…(2) σin+0.08≦σout…(3) を満たし、かつ、 前記低σ部の照明系は、光軸に対して同心円状をなし、
    コヒーレント因子σcが0.08〜0.36の範囲内に
    あり、 該高σ部と該低σ部を有する照明系が二重輪帯をなすと
    共に、該低σ部の光強度透過率が該高σ部の光強度透過
    率の20%〜50%の範囲にある請求項3記載の投影露
    光装置。
  8. 【請求項8】 前記低σの照明系のσ値が、0.08〜
    0.33の範囲内にある請求項1、2、4、5又は6記
    載の投影露光装置。
  9. 【請求項9】 前記マスクが、複数の透明領域と不透明
    領域、又は複数の半透明領域からなるハーフトーン位相
    シフトマスクである請求項1〜請求項8のいずれかに記
    載の投影露光装置。
  10. 【請求項10】 光源からの光を照明光学系を介してマ
    スクに照射し、該マスク上のパターンを投影光学系を介
    して基板上へ投影する投影露光方法であって、 高σの照明系を用いて露光を行う第1の露光工程と、 低σの照明系を用いて露光を行う第2の露光工程とを包
    含し、該第1の露光工程と該第2の露光工程により多重
    露光を行う投影露光方法。
  11. 【請求項11】 露光時における焦点位置が、前記第1
    の露光工程と前記第2の露光工程とで異なる請求項10
    記載の投影露光方法。
  12. 【請求項12】 光源からの光を照明光学系を介してマ
    スクに照射し、該マスク上のパターンを投影光学系を介
    して基板上へ投影する投影露光方法であって、 高σ部と低σ部を有する照明系を用いて1回で露光を行
    う第3の露光工程を包含する投影露光方法。
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