JP2000250556A - 電子楽器等における和音検出装置 - Google Patents

電子楽器等における和音検出装置

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JP2000250556A
JP2000250556A JP11051175A JP5117599A JP2000250556A JP 2000250556 A JP2000250556 A JP 2000250556A JP 11051175 A JP11051175 A JP 11051175A JP 5117599 A JP5117599 A JP 5117599A JP 2000250556 A JP2000250556 A JP 2000250556A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数の演奏パートについての演奏情報を混
合したものに基づいて和音を検出する電子楽器等におけ
る和音検出装置及び記録媒体の提供。 【解決手段】 指定手段によって複数の異なる演奏パー
トからなる組み合わせが指定され、和音検出手段は、複
数の演奏パートについての演奏情報のうち、前記指定手
段によって指定された組み合わせに該当する演奏パート
についての演奏情報に基づき和音を検出する。すなわ
ち、和音検出手段は指定手段によって指定された和音検
出の対象とする演奏パートの組み合わせにより、該当す
る演奏パートについての演奏情報を抽出して、抽出され
た演奏情報に基づいて和音を検出するので、和音を構成
する構成音が各々異なった演奏パートで与えられたとし
ても、和音を検出することができる。こうすると、従来
では検出することができなかった和音であっても検出で
きるので、ユーザはより多くの種類の和音をいろいろな
入力形態で指定することができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入力された音高
情報に基づいて和音検出を行う電子楽器等における和音
検出装置及び記録媒体に係り、特に複数の演奏パートに
ついての演奏情報を混合したものに基づいて和音を検出
することのできる電子楽器等における和音検出装置及び
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、いわゆる自動伴奏機能を備え
た電子楽器が知られている。自動伴奏機能とは、コード
(和音)演奏やベース演奏を準自動的に行う機能であ
り、指定されたコード(和音)に基づいてコード(和
音)音やベース音を所定のタイミングで自動的に発音す
るものである。この自動伴奏を付加するときに、MID
I規格の演奏情報などの形態で当該電子楽器の外部から
入力された音高情報に基づいてコード(和音)を検出
し、指定されたリズム(自動伴奏パターン)に基づいて
ベース音(単音)及びコード音(和音)などからなる自
動伴奏音を発生するものが本出願人から提案されている
(特開平3−213899号)。このような自動伴奏機
能を備えた電子楽器等において、外部から入力されたコ
ード(和音)は同一のチャンネル番号が付与されたノー
トイベントに基づいて和音検出装置によって検出されて
いる。すなわち、従来知られた和音検出装置では、外部
から入力されるコード(和音)を検出するために使用さ
れるチャンネルは1チャンネルのみであった。
【0003】ところで、外部から音高情報を入力するた
めの電子楽器として、例えばMIDI対応の電子アコー
ディオンのようなアコーディオン型のMIDI機器があ
る。電子アコーディオンについて簡単に説明すると、電
子アコーディオンは自然楽器のアコーディオン(図7参
照)と同様に、右手部分がピアノやオルガンと同じ鍵盤
操作子であり左手部分が押ボタン式操作子からなってい
る。この押ボタン式操作子は、或る1つのボタンを押す
ことによってそのボタンに割り当てられている所定のコ
ード(和音)を発音する「コードベース」ボタンと、或
る1つのボタンを押すことによって所定の音高のベース
音(単音)を発音する「ベース」ボタンとによって構成
されており、左手では1つのボタンを押すだけで簡単に
コード(和音)演奏やベース(単音)演奏等の伴奏を行
うことができるようになっている。任意の「コードベー
ス」ボタンが押された際に電子アコーディオンから出力
されるコード(和音)の構成音(例えば、Cmin(C
マイナー)の場合、「C」「E」「G」)には、全て同
一のMIDIチャンネル番号が付与される。また、「ベ
ース」ボタンを押した場合、「ベース」ボタンによって
指定されたベース音(単音)に対しては、コード(和
音)に付与されたMIDIチャンネル番号とは異なった
MIDIチャンネル番号が付与されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような電子ア
コーディオンには、「コードベース」ボタンは多くて
も、「メジャー・コード(長和音)」、「マイナー・コ
ード(短和音)」、「セブンス・コード(属七和
音)」、「ディミニッシュ・コード(減七和音)」の4
つのコード種類しか具えられていない。このような電子
アコーディオンにおいて、コード音(和音)が鳴る「コ
ードベース」ボタンの操作とベース音が鳴る「ベース」
ボタンの操作とを同時に行うと、上述した4種類のコー
ド(和音)以外のコード(和音)構成音を鳴らすことは
できた(例えば、コード「Emin」の構成音“E G
B”とベース音“C”とを同時に鳴らすと、「Cma
j7」の構成音“C E G B”となる)。しかしな
がら、上述したようにベース音(単音)とコード(和
音)に付与されるMIDIチャンネル番号は異なったM
IDIチャンネル番号であることから、両方を混合した
形態ではコード(和音)を検出することができない。し
たがって、電子アコーディオンから入力することのでき
るコード種類は多くても4種類しか存在しなかった。そ
のために、電子アコーディオンのようなMIDI機器か
ら入力された音高情報に基づいてコード(和音)を検出
して自動伴奏を行うとしても、単調な伴奏しか行うこと
ができないので表現の豊かな伴奏を行うことができなか
った、という問題点があった。あるいは、電子オルガン
のような2段鍵盤楽器の上鍵盤と下鍵盤、あるいは手鍵
盤と足鍵盤などで異なったMIDIチャンネルのノート
イベントが出力されるMIDI機器において、上鍵盤の
ノートイベントと下鍵盤のノートイベントとで和音を構
成するように演奏者が意図して各々の鍵盤を操作したと
しても、演奏者の意図した通りの和音が和音検出装置に
より検出されないので、演奏者の意図した和音と自動伴
奏装置による実際の伴奏との間に不一致が生ずる、とい
う問題点があった。
【0005】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、入力された複数の演奏パートの演奏情報を混合した
ものに基づいて和音を検出することのできる電子楽器等
における和音検出装置及び記録媒体、つまりは、ユーザ
の意向に沿う和音検出を行うことのできる電子楽器等に
おける和音検出装置及び記録媒体を提供しようとするも
のである。更には、所定の基準に従ってベース音等の特
定音を検出する特定音検出装置を提供しようとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る和音検出装
置は、複数の演奏パートの中から和音検出の対象とする
複数の異なる演奏パートの組み合わせを指定する指定手
段と、複数の演奏パートについての演奏情報のうち、前
記指定手段によって指定された組み合わせに該当する演
奏パートについての演奏情報に基づき和音を検出する和
音検出手段とを具えたものである。
【0007】この発明では、和音検出手段は複数の演奏
パートについての演奏情報に基づいて和音を検出するこ
とができる。すなわち、和音検出手段は指定手段によっ
て指定された和音検出の対象とする演奏パートの組み合
わせにより、該当する演奏パートについての演奏情報を
抽出して、抽出された演奏情報に基づいて和音を検出す
る。そのため、和音を構成する構成音を各々異なった演
奏パートで入力したような場合であったとしても、当該
和音検出手段によると和音を検出することができるよう
になる。こうすると、従来では検出することができなか
った和音であっても検出できるようになるので、ユーザ
はより多くの種類の和音を、いろいろな入力形態で指定
することができるようになる。例えば、電子アコーディ
オンでは、コード音(和音)が鳴るボタンの操作によっ
て出力される演奏情報とベース音が鳴るボタンの操作に
よって出力される演奏情報とをあわせて和音を指定する
ことができるようになるので、従来指定することができ
なかった和音を出力することができるようになる。電子
オルガンでは、上鍵盤と下鍵盤、あるいは手鍵盤と足鍵
盤とを組み合わせて和音を指定することができるように
なる。また、記憶手段に複数の異なる演奏パートからな
る組み合わせをテーブルに記憶しておき、選択手段によ
りこのテーブルから1つの組み合わせを選択できるよう
にすることで、ユーザは簡単に和音を検出するために抽
出すべき演奏情報の設定を行うことができる。なお、こ
の発明における好ましい実施例として、前記演奏情報は
MIDI規格の演奏情報からなり、前記演奏パートはM
IDI規格の演奏情報におけるMIDIチャンネル番号
によって区別されるものがある。
【0008】本発明は、装置発明として構成し、実施す
ることができるのみならず、コンピュータプログラムの
形態で実施することができるし、そのようなコンピュー
タプログラムを記憶した記憶媒体の形態で実施すること
もできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。
【0010】図1は、この発明に係る和音検出装置を内
蔵した電子楽器全体の構成を示すハードブロック図であ
る。この電子楽器は、マイクロプロセッサユニット1
(CPU)、ROM2及びRAM3からなるマイクロコ
ンピュータによって制御されるようになっている。CP
U1は、この電子楽器全体の動作を制御するものであ
る。このCPU1に対して、データ及びアドレスバス1
Dを介してROM2、RAM3、押鍵検出回路4、スイ
ッチ検出回路5、表示回路6、音源回路7、効果回路
8、外部記憶装置9、MIDIインタフェース(I/
F)10および通信インタフェース11がそれぞれ接続
されている。CPU1には、タイマ割込み処理における
割込み時間や各種時間を計時するタイマ1Aが接続され
ている。
【0011】リードオンリメモリ2(ROM)は、CP
U1により実行あるいは参照される各種プログラムや各
種データあるいは各種テーブル(例えば、後述する和音
検出用受信チャンネルテーブルやベース音検出受信チャ
ンネルテーブル)等を格納するものである。 ランダム
アクセスメモリ3(RAM)は、演奏情報やCPU1が
プログラムを実行する際に発生する各種データやテーブ
ル等を一時的に記憶するものであり、所定のアドレス領
域がそれぞれ割り当てられて、レジスタやフラグあるい
はデータメモリ、テーブルなどとして利用される。鍵盤
4Aは、楽音の音高を選択するための複数の鍵を備えて
おり、各鍵に対応してキースイッチを有している。押鍵
検出回路4は、鍵盤4Aの各鍵の押圧及び離鍵を検出
し、検出出力を生じる。
【0012】スイッチ部5Aは、各種の音楽条件(音
高、音色、効果等)を選択・設定・制御入力するための
各種の操作子を含んで構成される。例えば、数値データ
入力用のテンキーや文字データ入力用のキーボード及び
パネルスイッチ等からなる。スイッチ検出回路5は、ス
イッチ部5Aの各操作子の操作状態を検出し、その操作
状態に応じたスイッチ情報をデータ及びアドレスバス1
Dを介してCPU1に出力する。表示回路6はCPU1
の制御状態、設定データやテーブルの内容等の各種情報
を、例えば液晶表示パネル(LCD)やCRT等から構
成されるディスプレイに表示するようになっている。
【0013】音源回路7は、複数の楽音発生チャンネル
で楽音信号の同時発生が可能であり、データ及びアドレ
スバス1Dを経由して与えられた演奏情報を入力し、こ
のデータに基づき楽音信号を発生する。音源回路7から
発生された楽音信号は、サウンドシステム8Aを介して
発音される。また、効果回路8は前記音源回路7から発
生された楽音信号に対して各種効果を与える。なお、周
知のように楽音発生チャンネルはMIDIチャンネルと
は異なるものである。すなわち、MIDIチャンネルが
演奏パートに対応しているのに対して、楽音発生チャン
ネルは具体的に1つの楽音を発生するチャンネルであ
る。 前記音源回路7における楽音信号発生方式はいか
なるものを用いてもよい。例えば、発生すべき楽音の音
高に対応して変化するアドレスデータに応じて波形メモ
リに記憶した楽音波形サンプル値データを順次読み出す
メモリ読み出し方式、又は上記アドレスデータを位相角
パラメータデータとして所定の周波数変調演算を実行し
て楽音波形サンプル値データを求めるFM方式、あるい
は上記アドレスデータを位相角パラメータデータとして
所定の振幅変調演算を実行して楽音波形サンプル値デー
タを求めるAM方式等の公知の方式を適宜採用してもよ
い。また、専用のハードウェアを用いて音源回路を構成
するものに限らず、DSP(ディジタルシグナルプロセ
ッサー)とマイクロプログラム、あるいはCPUとソフ
トウェアを用いてソフトウェア音源を構成するようにし
てもよい。さらに、共通の楽音発生用ハードウェアを時
分割で使用することによって複数の発音チャンネルを形
成するような時分割処理方式からなるものでもよいし、
1つの発音チャンネルが1つの楽音発生回路に対応する
ような並列処理形式のものであってもよい。
【0014】外部記憶装置9は、伴奏スタイルや伴奏パ
ターンなどのような伴奏に関するデータやCPU1が実
行する各種プログラム等の制御に関するデータ、あるい
は各種テーブル等を記憶するものである。前記ROM2
に制御プログラムが記憶されていない場合、この外部記
憶装置9(例えばハードディスク)に制御プログラムを
記憶させておき、それを前記RAM3に読み込むことに
より、ROM2に制御プログラムを記憶している場合と
同様の動作をCPU1にさせることができる。このよう
にすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等
が容易に行える。なお、外部記憶装置9はハードディス
ク(HD)に限らず、フロッピィーディスク(FD)、
コンパクトディスク(CD−ROM・CD−RAM)、
光磁気ディスク(MO)、あるいはDVD(Digit
al Versatile Diskの略)等の着脱自
在な様々な形態の記憶メディアを利用する記憶装置であ
ってもよい。
【0015】MIDIインタフェース(I/F)10
は、当該電子楽器外部の他のMIDI機器10A等から
MIDI規格の演奏情報を入力したり、あるいはMID
I演奏情報を当該電子楽器外部へ出力するためのもので
ある。例えば、他のMIDI機器10Aとして、上述し
たような電子アコーディオンや電子オルガン等のMID
I機器が接続される。なお、MIDIインタフェース1
0は専用のインタフェースに限らず、RS−232C、
USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、IEEE1
394(アイトリプルイー1394)等の汎用のインタ
ーフェイスを用いて構成してもよい。この場合、MID
Iメッセージ以外のデータをも同時に送受信するように
してもよい。通信インタフェース11は、例えばLAN
(ローカルエリアネットワーク)やインターネット、電
話回線等の通信ネットワーク11Bに接続されており、
概通信ネットワーク11Bを介して、サーバコンピュー
タ11Aと接続され、当該サーバコンピュータ11Aか
ら制御プログラムや各種データを電子楽器装置側に取り
込むためのものである。すなわち、ROM2やハードデ
ィスクに制御プログラムや各種データが記憶されていな
い場合に、サーバコンピュータ11Aから制御プログラ
ムや各種データをダウンロードするために用いられる。
クライアントとなる電子楽器装置は、通信インターフェ
ース11及び通信ネットワーク11Bを介してサーバコ
ンピュータ11Aへと制御プログラムや各種データのダ
ウンロードを要求するコマンドを送信する。サーバコン
ピュータ11Aは、このコマンドを受け、要求された制
御プログラムやデータを、通信ネットワーク11Bを介
して本装置へと配信し、本装置が通信インタフェース1
1を介して、これら制御プログラムや各種データを受信
してハードディスクに蓄積することにより、ダウンロー
ドが完了する。
【0016】図2は、図1のような電子楽器に自動伴奏
を動作させる場合にメインとなる処理のフローチャート
の一例を示す図である。図1のCPU1は、このメイン
処理に従って動作する。このメイン処理は、主電源のオ
ン操作と同時に開始され、主電源のオフ操作によって終
了される。以下、図2のフローチャートに従って、自動
伴奏の動作例を説明する。なお、以下の説明で、特に
「楽音発生チャンネル」と断っていない限り、「チャン
ネル」とはMIDIチャンネルを指す。まず、最初のス
テップS1では、初期化(すなわち、各種の初期設定)
を行う。初期化では、図1のRAM3内の各レジスタな
どに対して所定の初期値を設定する。具体的には、和音
検出用ノートバッファ、ベース音検出用ノートバッフ
ァ、和音ルートバッファ、和音タイプバッファのそれぞ
れの内容をクリアする。これらのバッファの内容につい
ては各ステップの対応する処理の中で説明する。また、
図示しない液晶表示パネル(LCD)やCRT等から構
成されるディスプレイの表示を初期状態に、つまり画面
上に初期画面を表示する。
【0017】初期設定が終了すると、受信チャンネルテ
ーブルの選択操作有りか、又は選択操作無しかの判定が
行われ、それぞれの判定に従った処理が行われる(ステ
ップS2)。選択操作有りと判定された場合には(YE
S)、当該選択操作に対応した受信チャンネルテーブル
をROM2から読み出して、所定のワークエリアへ書き
込みを行う(ステップS3)。反対に、選択操作無しと
判定された場合には(NO)、ステップS3の処理を行
わないでステップS4へ進む。受信チャンネルテーブル
は、ROM2内に予め多数記憶されているとともにRA
M3内に1又は複数記憶されているものであって、ユー
ザはスイッチ部5Aや鍵盤4AあるいはGUI(グラフ
ィカル・ユーザ・インタフェース)など適宜の入力操作
手段を用いて、ROM2やRAM3に記憶されている受
信チャンネルテーブルの1つを選択する。なお、ROM
2に記憶されているものはプリセットの受信チャンネル
テーブルであり、RAM3に記憶されているものはユー
ザ設定の受信チャンネルテーブルである。本実施例で
は、ユーザが上記入力操作手段を用いて楽器名(例え
ば、アコーディオン用や電子オルガン用)やユーザ名
(例えば、ユーザ1、ユーザ2)等の指定(受信チャン
ネルテーブルの選択操作)を行うことにより、自動伴奏
の際にコード音(和音)又はベース音を検出するために
使用するMIDIチャンネル番号を設定できるようにな
っている。すなわち、多数の受信チャンネルテーブルの
中から楽器名に対応づけられた受信チャンネルテーブル
が所定のワークエリアに読み出され、この受信チャンネ
ルテーブルの設定によりコード音(和音)やベース音を
検出するためのノートイベントを決定する。なお、RO
M2又は外部記憶媒体9やRAM3に受信チャンネルテ
ーブルを複数記憶させておき、その中からユーザは所望
の受信チャンネルテーブルを選択できるようにしてもよ
いことは言うまでもない。また、上記では受信チャンネ
ルテーブルをユーザが選択できるようにしたが、接続さ
れているMIDI機器の種類を検出し、検出したMID
I機器の種類に適するように自動的に受信チャンネルテ
ーブルを選択するようにしてもよい。
【0018】ステップS4では、所望のユーザ設定テー
ブルを編集するか/しないかを判定する。所望のユーザ
設定テーブルを編集する場合には(YES)、ユーザ設
定テーブルの編集(ステップS5)を行い、ユーザ設定
テーブルを編集しない場合には(NO)、上記ステップ
S5の処理を行わずに、ステップS6の処理へ飛ぶ。ユ
ーザ設定テーブルとは、ユーザが任意に作成でき、か
つ、その設定の変更を行うことのできるテーブルであ
る。ユーザは、受信チャンネルテーブルの一部を変更し
てユーザ設定テーブルを新たに作成してもよいし、ある
いはユーザ設定テーブルをユーザが自由に作成してもよ
い。なお、ユーザ設定テーブルは異なった設定内容を持
つテーブルが複数あってよい。この場合、ユーザ設定テ
ーブルの選択は任意に付与されたユーザ名(例えば、ユ
ーザ1、ユーザ2)等で指定するようにすればよい。ユ
ーザ設定テーブルを編集する場合には、ユーザ設定テー
ブルを直接編集してもよいし、所定のワークエリアへ書
き込んで(コピーして)から編集を行ってもよい。所定
のワークエリアへ書き込んだ場合、あるユーザ設定テー
ブル(例えば、ユーザ1)の一部を変更し、それを他の
ユーザ設定テーブル(例えば、ユーザ2)として別途登
録することもできる。あるいは、あるプリセットテーブ
ル(例えば、アコーディオン用)をワークエリアへ書き
込み、その一部を変更し、それをユーザ設定テーブルと
して登録することもできる。
【0019】ここで、受信チャンネルテーブル(及びユ
ーザ設定テーブル)について詳細に説明する。図3は、
受信チャンネルテーブル(プリセットテーブル及びユー
ザ設定テーブル)の構成の一実施例を示したものであ
る。この実施例において、図3(A)はコード音(和
音)を検出するのための和音検出用受信チャンネルテー
ブルであり、図3(B)はベース音を検出するためのベ
ース音検出用受信チャンネルテーブルである。ただし、
各図の上段にROM2に予め記憶されるプリセットの受
信チャンネルテーブルを、下段にRAM3に記憶される
ユーザ設定の受信チャンネルテーブルを示した。受信チ
ャンネルテーブル(和音検出用及びベース音検出用)
は、どのチャンネル番号のノートイベントをコード音
(和音)又はベース音として検出するか/しないかを設
定するためのテーブルである。このテーブルは、図に示
されるように、各種MIDI機器(電子アコーディオン
や電子オルガン等)毎に、各MIDIチャンネルch1
〜ch16に対応して「1」又は「0」を予めセットし
てなるものである。図の左側から「チャンネル番号1」
〜「チャンネル番号16」の順番となっており、テーブ
ルに「1」がセットされたチャンネル番号が付与された
ノートイベントを和音(又はベース音)検出用のノート
イベントとし、反対に「0」がセットされたチャンネル
番号が付与されたノートイベントを和音(又はベース
音)検出用のノートイベントとしない。勿論、「1」、
「0」の関係は逆でもよい。このようにして、和音(又
はベース音)を検出するためのノートイベントのMID
Iチャンネルとして複数個のMIDIチャンネルを同時
に和音検出用(又はベース音検出用)に設定できるよう
になっている。図3に示したテーブルにおいて、「アコ
ーディオン用」の受信チャンネルテーブルが選択された
場合(図2のステップS2参照)、和音検出用のノート
イベントとされるのは「チャンネル番号1」及び「チャ
ンネル番号2」が付与されたノートイベントである。ベ
ース音検出用のノートイベントとされるのは「チャンネ
ル番号2」のみである。同様にして、「電子オルガン
用」の受信チャンネルテーブルが選択された場合、和音
検出用のノートイベントとされるのは「チャンネル番号
1」及び「チャンネル番号2」が付与されたノートイベ
ントであり、ベース音検出用のノートイベントとされる
のは「チャンネル番号2」及び「チャンネル番号3」で
ある。なお、受信チャンネルテーブルとしては、上述し
たような「1〜16の各チャンネルについて和音(又は
ベース音)を検出する/しないを記憶したもの」に限ら
ず、「和音(又はベース音)を検出する(あるいは検出
しない)1乃至複数のチャンネル番号を記憶したもの」
であってもよい。
【0020】図2に戻り、ステップS6では、「その他
の処理」を行う。「その他の処理」には、例えば、自動
伴奏の開始指示が与えられることにより後述する自動伴
奏割り込み処理を許可する処理や、自動伴奏の終了指示
が与えられることにより自動伴奏割り込み処理を禁止す
る処理、自動伴奏に使用する伴奏スタイル(例えば、ロ
ックやジャズ等)や伴奏セクション(メイン、イント
ロ、フィルイン等)の選択処理、鍵盤操作による発音/
消音処理、あるいはその他のスイッチ操作による処理
(例えば、電子楽器全体の音色設定、自動演奏のテンポ
設定等)がある。「その他の処理」が終了したら、当該
メイン処理を終了するための指示操作、すなわち、電子
楽器本体の主電源がオフされたかどうかを検出し、主電
源がオフされた場合はメイン処理を終了する。そうでな
い、主電源オン(すなわち、主電源オフ操作がない)の
場合にはステップS2へ戻り、当該メイン処理を繰り返
し実行する。
【0021】図4は、MIDIイベント受信割り込み処
理のフローチャートの一例を示す図である。図4(A)
に当該処理の前半部分のフローチャートを示し、図4
(B)に当該処理の後半部分のフローチャートを示す。
つまり、図4(A)の処理の後に図4(B)の処理が連
続して行われるものである。当該処理は、外部から入力
されたMIDIイベント信号を受信する度に、図2のメ
イン処理に対して割り込み的に行われる。まず、受信し
たMIDIイベント信号のデータ内容が「ノートイベン
ト」(すなわち、ノートオン又はノートオフ)であるか
否かを判定する(ステップS11)。「ノートイベン
ト」でないと判定された場合(NO)には、その他のイ
ベント処理を行い(ステップS12)、当該MIDIイ
ベント受信割り込み処理を終了する。その他のイベント
処理には、例えば「プログラムチェンジ」による音色の
切替処理や、「コントロールチェンジ」によるビブラー
トやトレモロ等の効果処理などがある。受信したMID
Iイベント信号が「ノートイベント」であると判定され
た場合(YES)には、当該「ノートイベント」に付与
されているチャンネル番号は選択された和音検出用受信
チャンネルテーブルにおいて「1」か否かを判定する
(ステップS13)。すなわち、所定のワークエリアに
書き込まれたプリセット又はユーザ設定の和音検出用受
信チャンネルテーブル(上述した図2のステップS3)
を参照して、受信した「ノートイベント」を和音検出す
るデータとして使用するか(当該チャンネル番号に対応
するテーブルの内容が「1」である場合)、使用しない
か(当該チャンネル番号に対応するテーブルの内容が
「0」である場合)の判定を行う。テーブルの内容が
「0」である場合(NO)、ステップS18の処理へ飛
び、当該「ノートイベント」は和音を検出するためのデ
ータとして使用されない。テーブルの内容が「1」であ
る場合(YES)、当該「ノートイベント」が「ノート
オン」データであるか否かを判定する(ステップS1
4)。「ノートオン」である場合(YES)、該「ノー
トイベント」のノートナンバを和音検出用ノートバッフ
ァに追加する(ステップS15)。反対に「ノートオ
ン」でない、つまり「ノートオフ」である場合(N
O)、該「ノートイベント」のノートナンバを和音検出
用ノートバッファから削除する(ステップS16)。ス
テップS17では、ノートナンバが追加又は削除された
和音検出用ノートバッファの内容に基づいて和音のルー
トとタイプを検出し(例えば、和音検出用ノートバッフ
ァ内のノートナンバの構成と同じ構成を持つ和音を求め
る)、それぞれを別のバッファ(ルートバッファとタイ
プバッファ)に書き込む。ステップS17において、和
音検出用ノートバッファ内のノートナンバでは和音が構
成されない場合には、和音のルートとタイプを検出でき
ないので、バッファへの書き込みは行わないようにして
よい。つまり、バッファの内容を更新しないようにして
よい。
【0022】次に、図4(B)のステップS18〜S2
2において、ベース音について上述のステップS13〜
S17までの処理と同様の処理が行われる。ステップS
18において、当該「ノートイベント」に付与されてい
るチャンネル番号は選択されているプリセット又はユー
ザ設定のベース音検出用受信チャンネルテーブルにおい
て「1」か否かを判定する。すなわち、所定のワークエ
リアに書き込まれたプリセット又はユーザ設定のベース
音検出用受信チャンネルテーブル(上述した図2のステ
ップS3)を参照して、受信した「ノートイベント」を
ベース音検出するデータとして使用するか(当該チャン
ネル番号に対応するテーブルの内容が「1」である場
合)、使用しないか(当該チャンネル番号に対応するテ
ーブルの内容が「0」である場合)の判定を行う。テー
ブルの内容が「0」である場合(NO)、ステップS2
3の処理へ飛び、当該「ノートイベント」はベース音を
検出するためのデータとして使用されない。テーブルの
内容が「1」である場合(YES)、当該「ノートイベ
ント」が「ノートオン」データであるか否かを判定する
(ステップS19)。「ノートオン」である場合(YE
S)、該「ノートイベント」のノートナンバをベース音
検出用ノートバッファに追加する(ステップS20)。
反対に「ノートオン」でない、つまり「ノートオフ」で
ある場合(NO)、該「ノートイベント」のノートナン
バをベース音検出用ノートバッファから削除する(ステ
ップS21)。ステップS22では、ノートナンバが追
加又は削除されたベース音検出用ノートバッファの内容
に基づいてベース音を検出して、バッファ(ベース音バ
ッファ)に書き込む。ベース音検出とは、ベース音とし
て発音する単音をベース音バッファ内のノートナンバの
中から選択することである。ステップS23では、受信
したノートイベントに基づく発音/消音処理を必要に応
じて処理する。
【0023】なお、和音検出、ベース音検出のアルゴリ
ズムは上述した以外にも種々考えられる。例えば和音検
出については、複数チャンネルのノートイベントをマー
ジして和音検出用のノートとする際にチャンネル毎に重
み付けをし、大きい重みの付いたチャンネルのノートイ
ベントを優先的に和音やベース音検出に用いてもよい。
ベース音検出については、ベース音検出用ノートバッフ
ァ内に複数のノートナンバがストアされている場合にそ
の最低音をベース音として検出してもよいし、最高音を
ベース音として検出してもよい。また、ノートイベント
を受信する度に和音やベース音を検出する例を示した
が、受信のタイミングとは無関係に所定時間毎(例えば
8分音符毎)のタイミングで和音やベース音を検出する
ようにしてもよい。また、複数の和音構成音に基づき和
音を検出するいわゆるフィンガードタイプの和音検出に
限らず、根音を指定するノートに基づき和音を検出する
いわゆるシングルフィンガータイプの和音検出であって
もよい。さらに、フィンガードタイプの場合、和音構成
音の全てがそろって初めて和音を検出するものに限ら
ず、一部の構成音を省略した場合であっても和音を検出
できるようにしてもよい。また、外部のMIDI機器か
ら受信したノートイベントに基づく発音/消音をするよ
うにしたが(ステップS23参照)、受信したノートイ
ベントは和音検出、ベース音検出のみに使用し、発音/
消音はしなくてもよい。さらに、和音とベース音の両方
を別々に検出する例を示したが、和音のみを検出するよ
うにしてもよい。
【0024】図5は、入力された和音とベース音に対し
て、どのような和音及びベース音が上述した一連の処理
が行われることにより検出されるのかを具体的に示した
一覧表の一例である。図中の左側に入力された和音とベ
ース音を示し、右側に入力に対応して検出された和音と
ベース音を示している。この場合、入力可能な和音の種
類は電子アコーディオンから入力可能なメジャー、マイ
ナー、セブンス、ディミニッシュの4種類とする。これ
に対して、検出可能な和音の種類はメジャーセブンス、
マイナーセブンス等、多数ある。一覧表の最上段の例に
ついて説明すると、この場合に入力された和音は「Cm
aj」(Cメジャー)であり、ベース音は「C」であ
る。この入力に対して検出される和音は「Cmaj」
(Cメジャー)であり、ベース音は「C」である。以
下、同様の対応関係となっている。
【0025】ここでは、入力した和音に対して検出する
和音とが異なる場合について説明する。例えば、和音に
「Emin」(Eマイナー)及びベース音に「C」が同
時に入力された場合(図5の上から6番目に示した例)
について具体的に説明する。ただし、図2に示したメイ
ン処理において、和音検出用受信チャンネルテーブル及
びベース音検出用受信チャンネルテーブルは、図3に示
したプリセットテーブル内の「アコーディオン用」を選
択した場合について説明する。電子アコーディオンの
「コードベース」ボタンにより「Emin」が入力され
た場合、当該「Emin」を構成する和音構成音「E」
「G」「B」の3音がノートオンイベントとして出力さ
れる。これらの和音構成音には、同一のチャンネル番号
(例えば、チャンネル番号「1」)が付与される。これ
と同時に「ベース」ボタンにより「C」が入力された場
合、ベース音「C」がノートオンイベントとして出力さ
れる。このベース音には、和音構成音に付与されたチャ
ンネル番号と異なったチャンネル番号が付与される(例
えば、チャンネル番号「2」)。これらのノートイベン
トは、図4に示したMIDIイベント割り込み処理で処
理される。各和音構成音にはチャンネル番号「1」が付
与され、和音検出用受信チャンネルテーブルのチャンネ
ル番号「1」のデータ内容が「1」であることから、各
和音構成音は和音検出用ノートバッファに追加される。
さらに、ベース音にはチャンネル番号「2」が付与さ
れ、和音検出用受信チャンネルテーブルのチャンネル番
号「2」のデータ内容が「1」であることから、ベース
音も和音検出用ノートバッファに追加される。したがっ
て、和音検出用ノートバッファには「C」「E」「G」
「B」の4種類のノートナンバが保持されることにな
り、これらを和音構成音とするのは「Cmaj7」(C
メジャーセブンス)であることから、和音のルート
「C」及びタイプ「メジャーセブンス」が検出される
(ステップS23〜S27参照)。そして、ベース音検
出用受信チャンネルテーブルのチャンネル番号「1」の
データ内容が「0」であり、チャンネル番号「2」のデ
ータ内容が「1」であることから、ベース音だけがベー
ス音検出用ノートバッファに追加されてベース音として
「C」が検出される。このようにして得られた和音のル
ート及びタイプあるいはベース音は、図6に示した自動
伴奏割り込み処理によって参照されて発音される。以上
のように、単一のMIDIチャンネルのノート情報に基
づき和音検出を行う従来の和音検出装置では和音として
検出することのできなかった「Cmaj7」(Cメジャ
ーセブンス)が、複数のMIDIチャンネルを和音検出
用の対象チャンネルに設定することによって、和音とし
て検出することができるようになる。すなわち、本来入
力不可能な「Cmaj7」(Cメジャーセブンス)の和
音を入力したい場合、入力可能な「Emin」(Eマイ
ナー)和音の入力と「C」のベース音入力とを組み合わ
せることで、これが入力可能となる。つまり、複数の異
なるMIDIチャンネルの入力に基づき和音の検出がで
きるようになる。また、複数入力されたベース音につい
ても、複数のチャンネルをベース音検出用の受信チャン
ネルに設定することによって(例えば、図3(B)電子
オルガン用参照)、複数のノートイベントからベース音
となるノートイベントを任意に検出することができるよ
うになる。例えば、電子オルガンにおいて、チャンネル
番号「2」の下鍵盤とチャンネル番号「3」の足鍵盤を
ベース音検出用の受信チャンネルとした場合、足鍵盤の
操作は勿論のこと、下鍵盤の操作によってもベース音を
検出可能である。
【0026】図6は、図2に示したメイン処理に対し
て、所定のクロックタイミング毎に(つまり、定期的
に)割り込み的に起動される自動伴奏割り込み処理であ
る。例えば、4分音符長がタイマクロック数の96に相
当するように設定されたような場合に、図6の自動伴奏
割り込み処理はこのタイマクロックの1クロック毎に実
行される割り込み処理である。当該自動伴奏割り込み処
理は、ドラムパート、ベースパート及びコードバッキン
グパートといった複数の伴奏パートについての伴奏パタ
ーンデータに基づき、楽曲の演奏の進行に従って伴奏演
奏を自動的に実行する。まず、リズムパートの伴奏パタ
ーンデータを読み出して発音/消音処理を行う(ステッ
プS31)。次に、コードバッキングパートの伴奏デー
タを読み出し、検出された和音のルート及びタイプに応
じてパターンデータの音高を決定して発音又は消音処理
する(ステップS32)。そして、検出された和音のル
ートと検出されたベース音が等しいか否かを判定する
(ステップS33)。等しい場合(YES)、ベースパ
ートの伴奏パターンデータを読み出し、検出された和音
のルート及びタイプに応じてパターンデータの音高を決
定して発音又は消音処理する(ステップS34)。一
方、等しくない場合(NO)、ベースパートの伴奏パタ
ーンデータを読み出し、検出されたベース音に応じてパ
ターンデータの音高を決定して発音又は消音処理する
(ステップS35)。ステップS34又はステップS3
5の各処理を行った後、当該自動伴奏割り込み処理は終
了する。このように、コードバッキングパート及びベー
スパートでは、ある所定の和音名(和音根音(ルート)
及び和音種類(タイプ):例えば、Cメジャーセブン
ス)を基準とする伴奏パターンデータが、指定された和
音名、すなわち、ルートバッファ及びタイプバッファの
内容に対応してオートベースコード処理によって音高変
換される。ただし、ベースパートでは、指定された和音
名のルートバッファと検出されたベース音バッファの内
容が異なる場合には、伴奏パターンデータがベース音バ
ッファの内容に対応して(つまり、ベース音を基準とし
て)オートベースコード処理によって音高変換される。
【0027】図2、図4、図6のフローチャートに示す
一連の処理によって、受信チャンネルテーブル内の設定
データによって選択されたチャンネルに基づき、和音検
出あるいはベース音検出を行うためのチャンネルを複数
設定できるようになるので、従来では検出できなかった
和音等による曲の伴奏ができる。すなわち、この実施の
形態に係る電子楽器では、演奏者の意図した演奏どおり
に、かつ、多彩な表現のできる自動伴奏が行われるよう
になる。
【0028】上述の実施例の説明では、MIDI機器と
して電子アコーディオンを例に挙げて説明したが、例え
ば、電子オルガンのような2段鍵盤楽器の上鍵盤と下鍵
盤、あるいは手鍵盤と足鍵盤などで異なったMIDIチ
ャンネルのノートイベントが出力されるようなものであ
ってもよい。そのような場合、例えば、上鍵盤の演奏パ
ートのMIDIチャンネルと下鍵盤の演奏パートのMI
DIチャンネルとを和音検出用受信チャンネルテーブル
で「1」にセットすれば、上鍵盤と下鍵盤の演奏鍵の組
み合わせに基づき1つの和音を検出することができる。
また、検出した和音をリアルタイムに自動伴奏に利用す
る例を示したが、リアルタイムに和音を表示することに
利用してもよいし、一旦和音をデータとして記録し、こ
れを読み出して自動伴奏や和音表示に利用してもよい。
このとき、和音検出装置としては和音を検出してその和
音を外部機器へと出力する機能のみを有しており、自動
伴奏や和音表示、和音データの記録/再生は他の機器に
て行うようにしてもよい。上述の実施の形態では、MI
DIチャンネルのみに言及し、MIDI端子については
触れていないが、和音検出装置に複数のMIDI端子が
備わっているような場合には、どの端子で受信したMI
DIノートイベントを和音やベース音の検出に用いるか
を設定するようにしてもよい。また、この発明に係る和
音検出装置あるいはベース音等の特定音検出装置は、外
部から入力されるMIDI情報に基づき和音あるいは特
定音の検出を行う形態に限らず、内部の鍵盤等で発生し
た演奏情報に基づき和音あるいは特定音の検出を行う演
奏形態でもよい。さらに、演奏情報のデータ形式はMI
DIに限らず、他の形態でもよい。
【0029】電子楽器は鍵盤楽器の形態に限らず、弦楽
器や管楽器、あるいは打楽器等どのようなタイプの形態
でもよい。また、上述の実施の形態では、音源装置、自
動演奏装置等を1つの電子楽器本体に内臓したものにつ
いて説明したが、これに限らず、それぞれが別々に構成
され、MIDIインターフェイスや各種ネットワーク等
の通信手段を用いて各装置を接続するように構成された
ものにも同様に適用できることはいうまでもない。ま
た、パソコンとアプリケーションソフトウェアという構
成であってもよく、この場合アプリケーションソフトウ
ェアを磁気ディスク、光ディスクあるいは半導体メモリ
等の記憶メディアから供給したり、ネットワークを介し
て供給するものであってもよい。さらには、自動演奏ピ
アノに適用してもよい。
【0030】自動演奏装置に適用する場合、演奏データ
のフォーマットは、イベントの発生時刻を曲や小節内に
おける絶対時間で表した『イベント+絶対時間』形式の
もの、イベントの発生時刻を1つ前のイベントからの時
間で表した『イベント+相対時間』形式のもの、音符の
音高と符長あるいは休符と休符長で演奏データを表した
『音高(休符)+符長』形式のもの、演奏の最小分解能
毎にメモリの領域を確保し、演奏イベントの発生する時
刻に対応するメモリ領域にイベントを記憶した『ベタ方
式』形式のものなど、どのような形式のものでもよい。
また、複数チャンネル分の演奏データが存在する場合
は、複数のチャンネルのデータが混在した形式であって
もよいし、各チャンネルのデータがトラック毎に別れて
いるような形式であってもよい。メモリ上において、時
系列の演奏データが連続する領域に記憶されるものに限
らず、飛び飛びの領域に散在して記憶されているデータ
を、連続するデータとして別途管理するようにしてもよ
い(すなわち、時系列的に連続するデータとして管理す
ることができればよく、メモリ上で連続して記憶されて
いるか否かは問題でない)。さらに、自動演奏のテンポ
を変更する方法は、テンポクロックの周期を変更するも
のや、テンポクロックの周期はそのままでタイミングデ
ータの値を修正するもの、あるいは1回の処理において
タイミングデータをカウントする値を変更するもの等、
どのようなものであってもよい。
【0031】
【発明の効果】この発明によれば、複数の異なった演奏
パート(例えば、MIDIチャンネル)の演奏情報を混
合したものに基づいて和音を検出することができること
になるので、多様な和音での伴奏を行うことができ、つ
まりは、従来では伴奏を行うことのできなかった和音に
ついても伴奏を行わせることができるので、多彩な和音
演奏を行うことができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る和音検出装置を内蔵した電子
楽器の構成を示すハードブロック図である。
【図2】 図1に示した電子楽器を自動伴奏装置として
動作させる場合のメイン処理の一例を示すフロー図であ
る。
【図3】 この発明に係る和音検出装置において用いら
れるテーブルの一実施例を示した構成概念図であり、図
3(A)は和音検出用の受信チャンネルテーブルを示
し、図3(B)はベース音検出用の受信チャンネルテー
ブルを示したものである。
【図4】 図2のメイン処理に対して、MIDIイベン
ト信号を受信する度に割り込んで実行されるMIDIイ
ベント受信割り込み処理の一例を示すフロー図であり、
図4(A)は処理の前半部分を、図4(B)は処理の後
半部分を示したものである。
【図5】 入力された和音及びベース音と入力に対して
検出される和音及びベース音との対応の一例を示した一
覧表である。
【図6】 図2のメイン処理に対して、所定の時間間隔
毎に割り込んで実行される自動伴奏割り込み処理の一例
を示すフロー図である。
【図7】 アコーディオンの形態の一例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1…CPU、1A…タイマ、2…プログラムメモリ(R
OM)、3…ワーキングメモリ(RAM)、4…押鍵検
出回路、4A…鍵盤、5…スイッチ検出回路、5A…テ
ンキー&キーボード&各種スイッチ、6…表示回路、7
…音源回路、8…効果回路、8A…サウンドシステム、
9…外部記憶装置、10…MIDIインタフェース、1
0A…他のMIDI機器、11A…サーバコンピュー
タ、11B…通信ネットワーク、1D…データ及びアド
レスバス
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月27日(1999.5.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】 図4A及び図4Bは、MIDIイベント
受信割り込み処理のフローチャートの一例を示す図であ
る。図4Aに当該処理の前半部分のフローチャートを示
し、図4Bに当該処理の後半部分のフローチャートを示
す。つまり、図4Aの処理の後に図4Bの処理が連続し
て行われるものである。当該処理は、外部から入力され
たMIDIイベント信号を受信する度に、図2のメイン
処理に対して割り込み的に行われる。まず、受信したM
IDIイベント信号のデータ内容が「ノートイベント」
(すなわち、ノートオン又はノートオフ)であるか否か
を判定する(ステップS11)。「ノートイベント」で
ないと判定された場合(NO)には、その他のイベント
処理を行い(ステップS12)、当該MIDIイベント
受信割り込み処理を終了する。その他のイベント処理に
は、例えば「プログラムチェンジ」による音色の切替処
理や、「コントロールチェンジ」によるビブラートやト
レモロ等の効果処理などがある。受信したMIDIイベ
ント信号が「ノートイベント」であると判定された場合
(YES)には、当該「ノートイベント」に付与されて
いるチャンネル番号は選択された和音検出用受信チャン
ネルテーブルにおいて「1」か否かを判定する(ステッ
プS13)。すなわち、所定のワークエリアに書き込ま
れたプリセット又はユーザ設定の和音検出用受信チャン
ネルテーブル(上述した図2のステップS3)を参照し
て、受信した「ノートイベント」を和音検出するデータ
として使用するか(当該チャンネル番号に対応するテー
ブルの内容が「1」である場合)、使用しないか(当該
チャンネル番号に対応するテーブルの内容が「0」であ
る場合)の判定を行う。テーブルの内容が「0」である
場合(NO)、ステップS18の処理へ飛び、当該「ノ
ートイベント」は和音を検出するためのデータとして使
用されない。テーブルの内容が「1」である場合(YE
S)、当該「ノートイベント」が「ノートオン」データ
であるか否かを判定する(ステップS14)。「ノート
オン」である場合(YES)、該「ノートイベント」の
ノートナンバを和音検出用ノートバッファに追加する
(ステップS15)。反対に「ノートオン」でない、つ
まり「ノートオフ」である場合(NO)、該「ノートイ
ベント」のノートナンバを和音検出用ノートバッファか
ら削除する(ステップS16)。ステップS17では、
ノートナンバが追加又は削除された和音検出用ノートバ
ッファの内容に基づいて和音のルートとタイプを検出し
(例えば、和音検出用ノートバッファ内のノートナンバ
の構成と同じ構成を持つ和音を求める)、それぞれを別
のバッファ(ルートバッファとタイプバッファ)に書き
込む。ステップS17において、和音検出用ノートバッ
ファ内のノートナンバでは和音が構成されない場合に
は、和音のルートとタイプを検出できないので、バッフ
ァへの書き込みは行わないようにしてよい。つまり、バ
ッファの内容を更新しないようにしてよい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】 次に、図4BのステップS18〜S22
において、ベース音について上述のステップS13〜S
17までの処理と同様の処理が行われる。ステップS1
8において、当該「ノートイベント」に付与されている
チャンネル番号は選択されているプリセット又はユーザ
設定のベース音検出用受信チャンネルテーブルにおいて
「1」か否かを判定する。すなわち、所定のワークエリ
アに書き込まれたプリセット又はユーザ設定のベース音
検出用受信チャンネルテーブル(上述した図2のステッ
プS3)を参照して、受信した「ノートイベント」をベ
ース音検出するデータとして使用するか(当該チャンネ
ル番号に対応するテーブルの内容が「1」である場
合)、使用しないか(当該チャンネル番号に対応するテ
ーブルの内容が「0」である場合)の判定を行う。テー
ブルの内容が「0」である場合(NO)、ステップS2
3の処理へ飛び、当該「ノートイベント」はベース音を
検出するためのデータとして使用されない。 テーブル
の内容が「1」である場合(YES)、当該「ノートイ
ベント」が「ノートオン」データであるか否かを判定す
る(ステップS19)。「ノートオン」である場合(Y
ES)、該「ノートイベント」のノートナンバをベース
音検出用ノートバッファに追加する(ステップS2
0)。反対に「ノートオン」でない、つまり「ノートオ
フ」である場合(NO)、該「ノートイベント」のノー
トナンバをベース音検出用ノートバッファから削除する
(ステップS21)。ステップS22では、ノートナン
バが追加又は削除されたベース音検出用ノートバッファ
の内容に基づいてベース音を検出して、バッファ(ベー
ス音バッファ)に書き込む。ベース音検出とは、ベース
音として発音する単音をベース音バッファ内のノートナ
ンバの中から選択することである。ステップS23で
は、受信したノートイベントに基づく発音/消音処理を
必要に応じて処理する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】 図2、図4A及び4B、図6のフローチ
ャートに示す一連の処理によって、受信チャンネルテー
ブル内の設定データによって選択されたチャンネルに基
づき、和音検出あるいはベース音検出を行うためのチャ
ンネルを複数設定できるようになるので、従来では検出
できなかった和音等による曲の伴奏ができる。すなわ
ち、この実施の形態に係る電子楽器では、演奏者の意図
した演奏どおりに、かつ、多彩な表現のできる自動伴奏
が行われるようになる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る和音検出装置を内蔵した電子
楽器の構成を示すハードブロック図である。
【図2】 図1に示した電子楽器を自動伴奏装置として
動作させる場合のメイン処理の一例を示すフロー図であ
る。
【図3】 この発明に係る和音検出装置において用いら
れるテーブルの一実施例を示した構成概念図であり、図
3(A)は和音検出用の受信チャンネルテーブルを示
し、図3(B)はベース音検出用の受信チャンネルテー
ブルを示したものである。
【図4A】 図2のメイン処理に対して、MIDIイベ
ント信号を受信する度に割り込んで実行されるMIDI
イベント受信割り込み処理の一例を、その前半部分につ
いて示すフロー図
【図4B】 同MIDIイベント受信割り込み処理の一
例の後半部分を示すフロー図。
【図5】 入力された和音及びベース音と入力に対して
検出される和音及びベース音との対応の一例を示した一
覧表である。
【図6】 図2のメイン処理に対して、所定の時間間隔
毎に割り込んで実行される自動伴奏割り込み処理の一例
を示すフロー図である。
【図7】 アコーディオンの形態の一例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】 1…CPU、1A…タイマ、2…プログラムメモリ(R
OM)、3…ワーキングメモリ(RAM)、4…押鍵検
出回路、4A…鍵盤、5…スイッチ検出回路、5A…テ
ンキー&キーボード&各種スイッチ、6…表示回路、7
…音源回路、8…効果回路、8A…サウンドシステム、
9…外部記憶装置、10…MIDIインタフェース、1
0A…他のMIDI機器、11A…サーバコンピュー
タ、11B…通信ネットワーク、1D…データ及びアド
レスバス
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4A
【補正方法】追加
【補正内容】
【図4A】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4B
【補正方法】追加
【補正内容】
【図4B】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の演奏パートの中から和音検出の対
    象とする複数の異なる演奏パートの組み合わせを指定す
    る指定手段と、 複数の演奏パートについての演奏情報のうち、前記指定
    手段によって指定された組み合わせに該当する演奏パー
    トについての演奏情報に基づき和音を検出する和音検出
    手段とを具えた和音検出装置。
  2. 【請求項2】 前記指定手段は、複数の前記組み合わせ
    を記憶したテーブルと、このテーブルから1つの組み合
    わせを選択する選択手段とを含む請求項1に記載の和音
    検出装置。
  3. 【請求項3】 前記演奏情報はMIDI規格の演奏情報
    からなり、前記演奏パートはMIDI規格の演奏情報に
    おけるMIDIチャンネル番号によって区別されるもの
    である請求項1又は2に記載の和音検出装置。
  4. 【請求項4】 機械読み取り可能な記録媒体であって、
    コンピュータによって実行される和音検出処理プログラ
    ムの命令群を内容としており、前記プログラムは、 複数の演奏パートの中から和音検出の対象とする複数の
    異なる演奏パートの組み合わせを指定するステップと、 複数の演奏パートについての演奏情報のうち、前記ステ
    ップによって指定された組み合わせに該当する演奏パー
    トについての演奏情報に基づき和音を検出するステップ
    とを具える。
  5. 【請求項5】 複数の演奏パートの中から検出の対象と
    する複数の異なる演奏パートの組み合わせを指定する指
    定手段と、 複数の演奏パートについての演奏情報のうち、前記指定
    手段によって指定された組み合わせに該当する演奏パー
    トについての演奏情報に基づき所定の基準に従って特定
    音を検出する特定音検出手段とを具え、検出した特定音
    の演奏情報に基づき楽音を発生することができるように
    した特定音検出装置。
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