JP2000247848A - アニオン性のヒドロキシアルキルエーテル界面活性剤とシリコーンを含有する洗浄用化粧品組成物及びその用途 - Google Patents

アニオン性のヒドロキシアルキルエーテル界面活性剤とシリコーンを含有する洗浄用化粧品組成物及びその用途

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JP2000247848A
JP2000247848A JP2000038421A JP2000038421A JP2000247848A JP 2000247848 A JP2000247848 A JP 2000247848A JP 2000038421 A JP2000038421 A JP 2000038421A JP 2000038421 A JP2000038421 A JP 2000038421A JP 2000247848 A JP2000247848 A JP 2000247848A
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Daniele Cauwet-Martin
コーベー−マルタン ダニエル
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛髪のもつれのほぐれ易さ、滑らかさ及び柔
軟性に関し、改善された化粧品特性を有する洗浄用化粧
品組成物を提供する。 【解決手段】 化粧品的に許容可能な媒体に、少なくと
も1つの2-ヒドロキシアルキルエーテルカルボキシル
型のアニオン性界面活性剤と、ポリアルキルシロキサン
類、ポリアリールシロキサン類又はポリアルキルアリー
ルシロキサン類;有機官能基を有するポリシロキサン
類;ポリシロキサン-ポリオキシアルキレンのブロック
コポリマー;非シリコーン有機モノマーからなる有機主
鎖と少なくとも1つのポリシロキサンマクロモノマーか
らなるグラフトシリコーンポリマー;ポリシロキサン主
鎖と少なくとも1つの非シリコーン有機モノマーがグラ
フトしたグラフトシリコーンポリマー;又はそれらの混
合物から選択される少なくとも1つのシリコーンを含有
せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧品的に許容可
能な媒体に、少なくとも1つのヒドロキシアルキルエー
テルカルボキシル型のアニオン性界面活性剤と少なくと
も1つのシリコーンを含有せしめてなる新規の化粧品組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】毛髪及
び/又は皮膚をクレンジング及び/又は洗浄するため
に、従来的な界面活性剤、特にアニオン性、非イオン性
及び/又は両性型、中でもアニオン性界面活性剤を本質
的にベースとする洗浄用組成物(シャンプー又はシャワ
ーゲル)が通常使用されている。これらの組成物は濡れ
た毛髪又は皮膚に適用されて、手で摩擦又はマッサージ
することにより泡を生じせしめ、水ですすいだ後に、毛
髪又は皮膚に当初から存在していた様々な種類の汚れが
除去される。
【0003】これらのベース組成物は確かに良好な洗浄
力を有するが、それらに本来備わっている化粧品特性は
かなり弱いままであり、特に、クレンジング処理のよう
な比較的烈しい性質のものは、これらケラチン物質の表
面又は内部に存在するタンパク質又は脂質を徐々に除去
することに特に関連して、長期的に見て、ケラチン物質
に多かれ少なかれダメージを与えるおそれがある。
【0004】よって、上述した洗浄用組成物、特に、敏
感な毛髪(すなわち、特に、パーマネントウエーブ処
理、染色又は脱色のような毛髪の処理、及び/又は大気
中の要因による化学作用により、ダメージを受けた又は
弱化した毛髪)へ適用されるものの化粧品特性を改善す
るために、毛髪の繊維が、多かれ少なかれ繰り返し受け
るであろう様々な処理又は攻撃により誘発される有害
な、又は好ましくない影響を、主として制限するか、又
は矯正することを意図した、コンディショニング剤とし
て知られている付加的な化粧品用薬剤を、これらの洗浄
用組成物に入れることが今は一般化している。もちろ
ん、これらのコンディショニング剤は、ナチュラルな毛
髪の美容特性をさらに改善することができる。
【0005】現在、シャンプーにおいて最も一般的に使
用されているコンディショニング剤はカチオン性ポリマ
ー、シリコーン及び/又はシリコーン誘導体であり、そ
れはこれらが洗髪され、乾燥もしくは湿ったままの毛髪
に、それらを含有しない対応の洗浄用組成物で得られる
ものと比べて、かなり強められたもつれのほぐれやす
さ、柔軟性及び滑らかさを付与するからである。
【0006】しかしながら、最近、カチオン性ポリマー
及び/又はシリコーンをベースとしたシャンプーの分野
が進歩しているのにもかかわらず、実際には、これらの
シャンプーは完全に満足のいくものではなく、一又は複
数の上述した化粧品特性について、より良好な性質を示
す新規の製品を入手できることが、現時点においてもな
お強く要望されている。
【0007】ヒドロキシアルキルエーテルカルボキシル
型のアニオン性界面活性剤は、洗浄用化粧品組成物にお
いて既に推奨されているものである。それらは、例えば
特開昭63−280798号、特開平08−26848
7号及び特開平08-269482号に開示されてい
る。これらの界面活性剤を単独で使用する毛髪の洗浄用
組成物では、満足のいく美容特性が付与されない。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】よ
って、本発明の目的は、特に毛髪のもつれのほぐれ易
さ、滑らかさ及び柔軟性に関し、改善された化粧品特性
を有する洗浄用化粧品組成物を提案することにある。し
かして、本出願人は、特定のシリコーンとヒドロキシア
ルキルエーテルカルボキシル型のアニオン性界面活性剤
を組合せることで、これらの目的が達成されることを見
い出した。
【0009】これらの新規の組成物により、脂ぎった感
触や外観を呈することなく、従来的なアニオン性界面活
性剤、例えばアルキルエーテルカルボン酸塩よりも、ケ
ラチン物質(特に毛髪)への、これらシリコーンの良好な
付着性が達成される。本発明の組成物は、毛髪を重い感
じにせず、特にもつれのほぐれ易さ、並びにボリュー
ム、軽さ(lightness)、滑らかさ、柔軟性及びしなやか
さ及び扱い易さに表れる顕著なトリートメント効果をケ
ラチン物質、特に毛髪に付与する。
【0010】よって、本発明の主題事項は、化粧品的に
許容可能な媒体に、少なくとも1つの2-ヒドロキシア
ルキルエーテルカルボキシル型のアニオン性界面活性剤
又はそれらの塩類と、 (i)揮発性又は非揮発性、直鎖状、分枝状又は環状で、
架橋した又は架橋していないポリアルキルシロキサン
類、ポリアリールシロキサン類又はポリアルキルアリー
ルシロキサン類; (ii)一般構造に: a)置換又は非置換のアミナート基 b)(過)フッ化基 c)チオール基 d)カルボキシラート基 e)ヒドロキシラート基 f)アルコキシラート基 g)アシルオキシアルキル基 h)両性基 i)重亜硫酸基 j)ヒドロキシアシルアミノ基 k)カルボン酸基 l)スルホン酸基 m)スルファート又はチオスルファート基 から選択される一又は複数の有機官能基(organofunctio
nal groups)を有するポリシロキサン類; (iii)(A-B)型でn>3である、直鎖状のポリシ
ロキサン(A)-ポリオキシアルキレン(B)のブロックコ
ポリマー; (iv)シリコーンを含有しない有機モノマーから形成さ
れる有機主鎖と、該主鎖内部、並びに場合によってはそ
の末端の少なくとも一方にグラフトする、少なくとも1
つのポリシロキサンマクロモノマーからなる、非シリコ
ーン有機骨格を有するグラフトシリコーンポリマー; (v)ポリシロキサン主鎖と、該主鎖内部、並びに場合に
よってはその末端の少なくとも一方にグラフトする、少
なくとも1つのシリコーンを含有しない有機マクロモノ
マーを含む、非シリコーン有機モノマーがグラフトした
ポリシロキサン骨格を有するグラフトシリコーンポリマ
ー; (vi)又はそれらの混合物;から選択される少なくとも
1つのシリコーンを含有せしめてなることを特徴とする
洗浄用化粧品組成物にある。
【0011】本発明の他の主題事項は、本発明の化粧品
組成物を毛髪等のケラチン物質に適用することからなる
ことを特徴とする、該物質のトリートメント方法に関す
る。
【0012】また本発明のさらなる主題事項は、毛髪の
もつれのほぐれ易さ又は滑らかさ、又は毛髪のボリュー
ム、軽さ、柔軟性、しなやかさ及び扱い易さに寄与す
る、本発明の組成物の用途にある。さらに本発明の主題
事項は、上述した少なくとも1つのシリコーンを含有す
る洗浄用化粧品組成物又はその製造における、2-ヒド
ロキシアルキルエーテルカルボキシル型界面活性剤の用
途にある。
【0013】本発明において、「ケラチン物質」という
用語には、毛髪、睫、眉毛、皮膚、爪、粘膜又は頭皮、
特に毛髪が含まれる。本発明の種々の主題事項を詳細に
記載する。本発明で使用され、以下に付与される全ての
化合物の意味及び定義は、本発明の全主題に有効であ
る。
【0014】2-ヒドロキシアルキルエーテルカルボン
酸型のアニオン性界面活性剤、及びその塩類は、次の構
造:
【化3】 [上式中、Rは特に8〜30の炭素原子を有する飽和
又は不飽和で直鎖状又は分枝状のアルキル基を示し、X
は水素又は無機又は有機カチオン、例えば:3-アミノ-
1,2-プロパンジオール、N-メチルグルカミン、グル
カミン、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン又
はモノエタノールアミン等のアミノアルコールから得ら
れるアンモニウム、又はシトルリン、オルニチン、サル
コシン、アルギニン又はリジン等の塩基性アミノ酸から
得られるアンモニウム、NH 、アルカリ金属(例え
ばNa又はK)から得られるものを示す]を有し得
るものである。
【0015】本発明において好ましい2-ヒドロキシア
ルキルエーテルカルボン酸は、特にRが8〜18の炭
素原子を有する飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のア
ルキル基を示す、式(I)の化合物である。さらには、R
がコプラから誘導されたC-C18基又はこのよう
な基の混合物を示すものである。式(I)の界面活性剤と
しては、サンヨー社(Sanyo)からビューライト・シャー
(Beaulight Shaa)の名称で販売されている製品を挙げる
ことができる。
【0016】本発明において、2-ヒドロキシアルキル
エーテルカルボキシル型のアニオン性界面活性剤は、最
終組成物の全重量に対して1〜30重量%、好ましくは
3〜15重量%であり得る。
【0017】本発明で使用可能なシリコーンは、水又は
最終組成物に可溶又は不溶のものであってよい。またそ
れらは揮発性又は非揮発性であってよい。本発明で使用
可能なシリコーンは、特に水に不溶であり、油、ロウ、
樹脂又はガムの形態で提供できる。シリコーンは、ウォ
ルター・ノール(Walter Noll)の「シリコーンの化学と技
術(Chemistry and Technology of Silicones)」(196
8)、アカデミック・プレス(Academic Press)社版におい
て、より詳細に定義されている。
【0018】揮発性である場合は、ポリアルコキシシロ
キサン類、ポリアリールシロキサン類又はポリアルキル
アリールシロキサン類は、特に60℃〜260℃の沸点
を有するもの、中でも次のものから選択される: (i) 3〜7、好ましくは4〜5のケイ素原子を有する
環状シリコーン。それらは、例えば、特に、ローン・プ
ーレンク社(Rhone-Poulenc)から「シルビオン(Silbion
e)(登録商標)70045V2」又はユニオン・カーバイ
ド社(Union Carbide)から「揮発性シリコーン720
7」の名称で販売されているオクタメチルシクロテトラ
シロキサン、ローン-プーレンク社から「シルビオン(登
録商標)70045V5」又はユニオン・カーバイド社か
ら「揮発性シリコーン7158」の名称で販売されてい
るデカメチルシクロペンタシロキサン、及びそれらの混
合物である。また、ジメチルシロキサン/メチルアルキ
ルシロキサン型のシクロコポリマー、例えば次の化学構
造:
【化4】 を有し、ユニオン・カーバイド社から販売されている
「揮発性シリコーンFZ3109」を挙げることができ
る。さらに、ケイ素誘導有機化合物と環状シリコーンの
混合物、例えばオクタメチルシクロテトラシロキサンと
テトラトリメチルシリルペンタエリトリトール(50/
50)の混合物、及びオクタメチルシクロテトラシロキ
サンと1,1'-オキシ(2,2,2',2',3,3'-ヘキサト
リメチルシリルオキシ)ビスネオペンタンの混合物を挙
げることができる。
【0019】(ii) 2〜9のケイ素原子を有し、25
℃で5x10−6/s以下の粘度を有する直鎖状の
揮発性シリコーン。例えば、特に、トライ・シリコーン
社(Toray Silicone)から「SH200」の名称で販売さ
れているデカメチルテトラシロキサンがある。また、こ
のカテゴリーに入るシリコーンは、「コスメティクス・
アンド・トイレタリー(Cosmetics and Toiletries)」の
第91巻、1月、76、27-32頁、トッド・アンド・バイヤー(T
odd & Byers)の「化粧品用の揮発性シリコーン流体(Vol
atile Silicone Fluids for Cosmetics)」において公開
されている論文に開示されている。非揮発性のポリアル
キルシロキサン類、ポリアリールシロキサン類又はポリ
アルキルアリールシロキサン類で油の形態であるもの、
シリコーンガム又はシリコーン樹脂が好ましく使用され
る。
【0020】ポリアルキルシロキサン類としては、主
に: − トリメチルシリル末端基を有する直鎖状のポリジメ
チルシロキサン、例えば、限定するものではないが、ロ
ーン・プーレンク社から販売されている70047シリ
ーズのシルビオン(登録商標)油、ローン・プーレンク社
のシルビオン(登録商標)47V500000、又はジェ
ネラル・エレクトリック社(General Electric)の所定の
ビスカシル(Viscasil)製品; − ヒドロキシジメチルシリル末端基を有する直鎖状の
ポリジメチルシロキサン、例えば、ローン・プーレンク
社の48Vシリーズの油;を挙げることができる。この
ポリアルキルシロキサン類のカテゴリーに入るものとし
ては、ポリ(C-C20)アルキルシロキサンであり、
ゴールドシュミット社(Goldschmidt)からアビルワック
ス(Abilwax)(登録商標)9800及びアビルワックス(登
録商標)9801の商品名で販売されているポリアルキ
ルシロキサン類をさらに挙げることができる。ポリアル
キルシロキサン類は、好ましくは500cSt(5cm
/s)以上の粘度を有する。
【0021】シリコーンの粘度は、ASTMスタンダー
ド445、付表Cに従い、25℃で測定されたものであ
る。ポリアルキルアリールシロキサン類としては、直鎖
状又は分枝状のポリジメチルメチルフェニルシロキサン
又はポリジメチルジフェニルシロキサン、例えば、ダウ
・コーニング社(Dow Corning)の製品であるDC556コ
スメティック・グレイド・フルイドを挙げることができ
る。
【0022】本発明のシリコーンガムは、溶媒中で、単
独又は混合物として使用される、200000〜500
0000の数平均分子量を有するポリシロキサンであ
る。この溶媒は、揮発性シリコーン、ポリジメチルシロ
キサン(PDMS)油、ポリフェニルメチルシロキサン
(PPMS)油、イソパラフィン、ポリイソブチレン、塩
化メチレン、ペンタン、ドデカン、トリデカン又はそれ
らの混合物から選択することができる。例えば以下の化
合物: − ポリジメチルシロキサン、 − ポリ[(ジメチルシロキサン)/(メチルビニルシロ
キサン)]、 − ポリ[(ジメチルシロキサン)/(ジフェニルシロキ
サン)]、 − ポリ[(ジメチルシロキサン)/(フェニルメチルシ
ロキサン)]、 − ポリ[(ジメチルシロキサン)/(ジフェニルシロキ
サン)/(メチルビニルシロキサン)]、を挙げることが
できる。
【0023】また、例えば次の混合物を挙げることがで
きる: 1) 鎖の末端がヒドロキシル化したポリジメチルシロ
キサン(CTFA命名法によるところのジメチコノール)
と環状のポリジメチルシロキサン(CTFA命名法によ
るところのシクロメチコーン)から形成される混合物、
例えばダウ・コーニング社から販売されている製品であ
るQ2・1401。 2) 環状シリコーンとポリジメチルシロキサンガムか
ら形成される混合物、例えば、SF1202シリコーン
・フルイドに溶解した、分子量500000を有するS
E30ガム(デカメチルシクロペンタシロキサン)であ
る、ジェネラル・エレクトリック社の製品であるSF1
214シリコーン・フルイド。 3) 異なる粘度を有する2つのポリジメチルシロキサ
ン(PDMS)、特に、PDMSガムとPDMSオイルの
混合物、例えばジェネラル・エレクトリック社の製品で
あるSF1236及びCF1241。製品SF1236
は、20m/sの粘度を有する上述したSE30オイ
ルと、5x10−5/sの粘度を有するSF96オ
イルの混合物(SE30ガムが15%とSF96オイル
が85%)である。製品CF1241は、10−3
/sの粘度を有するPDMS(67%)とSE30ガム
(33%)の混合物である。
【0024】本発明に係るシリコーン樹脂は、好ましく
は、Rが1〜6の炭素原子を有する炭化水素性基(hydro
carbonaceous group)又はフェニル基を示す単位:R
SiO2/2、RSiO3/2及びSiO4/2を含む
架橋したシロキサン系である。これらの生成物の中でも
特にRが低級(C-C)アルキル又はフェニル基を示
すものが好ましい。これらの樹脂としては、ダウ・コー
ニング社からダウ・コーニング593の名称で販売され
ている製品、又はジメチル/トリメチルポリシロキサン
であって、ジェネラル・エレクトリック社からシリコー
ン・フルイドSS4267の名称で販売されているもの
を挙げることができる。
【0025】その一般構造に、一又は複数の有機官能基
を有するポリシロキサン類は、特に、一又は複数の有機
官能基がシロキサン鎖に直接結合するか、又は炭化水素
性基を介して結合する、上述したポリアルキルシロキサ
ン類、ポリアリールシロキサン類又はポリアルキルアリ
ールシロキサン類である。
【0026】本発明の有機官能基を有するポリシロキサ
ン類には次のものが含まれる。 a)置換又は非置換のアミナート基を有するポリシロキ
サン、例えばジェネシー社(Genesee)からGP7100
及びGP4シリコーン・フルイドの名称で販売されてい
る製品、又はダウ・コーニング社からQ2・8220及び
ダウ・コーニング929もしくは939の名称で販売さ
れている製品。置換されるアミナート基は、特にアミノ
(C-C)アルキル又はアミノ(C-C)アルキルア
ミノ(C-C )アルキル基である。特に、CTFA名
でアモジメチコーン(amodimethicone)及びトリメチルシ
リルアモジメチコーンとして公知のシリコーンが使用さ
れる。 b)(過)フッ化基、例えばトリフルオロアルキル基を有
するポリシロキサンで、例えばシンエツ社(Shin Etsu)
からFL100の名称で販売されているもの。 c)チオール基を有するポリシロキサン。 d)カルボキシラート基を有するポリシロキサン、例え
ばチッソ・コーポレーション(Chisso Corporation)の欧
州特許第185507号に開示されている製品。 e)ヒドロキシラート基を有するポリシロキサン、例え
ば仏国特許出願第85-16334号に開示されている
ヒドロキシ(C-C12)アルキル官能基を含有するポ
リオルガノポリシロキサン、特にγ-ヒドロキシプロピ
ル官能基を有するポリオルガノポリシロキサン。 f)少なくとも12の炭素原子を有するアルコキシラー
ト基を有するポリシロキサン、例えばSWSシリコーン
社の製品であるシリコーン・コポリマーF755、及び
ゴールドシュミット社の製品であるアビルワックス(登
録商標)2428、アビルワックス(登録商標)2434
及びアビルワックス(登録商標)2440。 g)少なくとも12の炭素原子を有するアシルオキシア
ルキル基を有するポリオルガノシロキサン、例えば仏国
特許出願第88-17433号に開示されているポリシ
ロキサン、特にステアロイルオキシプロピル官能基を有
するポリジメチルシロキサン。 h)両性基を有するポリシロキサン、例えばプロピルグ
リコールベタイン基を有するポリジメチルシロキサン、
例えばゴールドシュミット社の製品であるアビルE20
0、B995、BC-1600又はBC-1602、又は
アルキルホスホベタイン基を有するもの、例えばフォニ
ックス・ケミカル(Phoenix Chemical)社からペコシル(P
ecosil)SMQ-40及びSPB-1240として販売さ
れている製品。 i)重亜硫酸基を有するポリシロキサン。 j)ヒドロキシアシルアミノ基を有するポリシロキサ
ン、例えば欧州特許出願第342834号に開示されて
いるヒドロキシアシルアミノプロピル基を有するポリジ
メチルポリシロキサン。例えばダウ・コーニングの製品
であるQ2-8413を挙げることができる。 k)カルボン酸基又はその塩類を有するポリシロキサ
ン、例えばBASF社からデンソドリン(Densodrin)O
Fの名称で販売されている製品、又はワッカー社(Wacke
r)からMS642オイルの名称で販売されている製品。 l)スルホン基を有するポリシロキサン。 m)スルファート又はチオスルファート基を有するポリ
シロキサン、例えばα,ω-チオスルファート基を有する
ポリジメチルシロキサン、例えばゴールドシュミットの
製品であるアビルS255、S32及びS201。
【0027】本発明において使用される、(A-B)
で直鎖状のポリシロキサン-ポリオキシアルキレンのブ
ロックを有するブロックコポリマーは、好ましくは、次
の一般式: ([Y(R2SiO)aR'2SiYO][(CnH2nO)b])c (V) を有するものであり、上式中、 − R及びR'は同一でも異なっていてもよく、脂肪族
不飽和(aliphatic unsaturation)を含まない一価の炭化
水素性基を表し、 − nは2〜4の範囲の整数であり、 − aは5以上、好ましくは5〜200、特に5〜10
0の整数であり、 − bは4以上、好ましくは4〜200、特に5〜10
0の整数であり、 − cは4以上、好ましくは4〜1000、特に5〜3
00の整数であり、 − Yは、炭素-ケイ素結合により隣接するケイ素原子
に結合し、酸素原子によりポリオキシアルキレンブロッ
クに結合する二価の有機基を表し、 − 各シロキサンブロックの平均分子量は約400〜約
10000であり、各ポリオキシアルキレンブロックの
平均分子量は約300〜約10000であり、 − シロキサンブロックはブロックコポリマーの重量の
約10%〜約95%であり、 − ブロックコポリマーの重量平均分子量は少なくとも
3000、好ましくは5000〜1000000、特に
10000〜200000である。
【0028】R及びR'は、好ましくは、アルキル基、
例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、
ヘキシル、オクチル、デシル及びドデシル基、アリール
基、例えばフェニル及びナフチル、アラルキル基、例え
ばベンジル又はフェニルエチル、及びトリル、キシリル
及びシクロヘキシル基を含む群から選択される。Yは、
好ましくは-R''-、-R''-CO-、-R''-NHCO-、-
R''-NH-CO-NH-R'''-NHCO-又は-R''-OC
ONH-R'''-NHCO-であり、ここで、R''は二価の
アルキレン基、例えばエチレン、プロピレン又はブチレ
ンであり、R'''は二価のアルキレン基又は二価のアリ
ーレン基、例えば-C-、-C-C-、-
-CH-C-又は-C-C(CH)
-C -である。より好ましくは、Yは二価のアル
キレン基、特に-CH-CH-CH-基又はC
基を表す。
【0029】本発明で使用されるブロックコポリマーの
調製については、その教示が本明細書に出典を明示して
取込まれる欧州特許公開第0492657号に開示され
ている。本発明に係る、ポリシロキサンを含むモノマー
がグラフトした非シリコーン有機骨格を含有するポリマ
ーは、好ましくは米国特許第4693935号、米国特
許第4728571号及び米国特許第4972037
号、及び欧州特許公開第0412704号、欧州特許公
開第0412707号、欧州特許公開第0640105
号及び国際公開95/00578号に開示されているも
のから選択され、これらの教示の全体は、非限定的な出
典明示により本明細書に含まれる。それらは、エチレン
性不飽和を有するモノマー、及びビニル末端基を有する
シリコーンマクロマーのラジカル重合により得られるコ
ポリマー、又は官能化基を含むポリオレフィンと、該官
能化基と反応する末端官能基を有するポリシロキサンマ
クロマーとの反応によって得られるコポリマーである。
【0030】本発明を実施するのに適切な、非シリコー
ン有機モノマーがグラフトしたポリシロキサン骨格を有
するポリマー、並びにそれらの特定の調製方法の具体例
は、特に、欧州特許公開第0582152号、国際公開
93/23009号及び国際公開95/03776号に
開示されており、これらの教示の全体は、非限定的な出
典明示により本明細書に取り込まれる。
【0031】本発明において、全てのシリコーンはエマ
ルション又はマイクロエマルションの形態で使用するこ
とができる。本発明において特に好ましいシリコーン
は: − トリメチルシリル末端基を有するポリジメチルシロ
キサン、例えば25℃で0.2〜2.5m/sの粘度
を有する油、例えばダウ・コーニング社のDC200シ
リーズの油、特に、60000cStの粘度を有するも
の、ローディア・チミー社(Rhodia Chimie)から販売され
ている油であるシルビオン(登録商標)70047及び4
7シリーズのもの、特にシルビオン(登録商標)7004
7V500000油又はワッカー社(Wacker)のシリコー
ンオイルAK300000; − ジメチルシラノール末端基を有するポリジメチルシ
ロキサン、例えばジメチコノール; − アミナート基を有するポリシロキサン、例えばアモ
ジメチコーン又はトリメチルシリルアモジメチコーン;
である。
【0032】本発明において、シリコーン又はシリコー
ン類は、最終組成物の全重量に対して0.001重量%
〜10重量%、好ましくは0.005重量%〜5重量
%、特に好ましくは0.01重量%〜3重量%である。
【0033】また、本発明の組成物は、有利には、組成
物の全重量に対して約0.1重量%〜40重量%、好ま
しくは3重量%〜30重量%、より好ましくは5重量%
〜20重量%の量で一般的に存在する少なくとも1つの
他の界面活性剤を含有する。この界面活性剤は、アニオ
ン性、両性、非イオン性又はカチオン性の界面活性剤、
又はそれらの混合物から選択することができる。
【0034】本発明の実施に適した付加的な界面活性剤
は、特に以下のものである: (i)アニオン性界面活性剤(類):本発明において、これ
らの性質は、実際には、あまり重要な特徴ではない。よ
って、本発明において、単独で又は混合物として使用可
能なアニオン性界面活性剤の例として、特に(非限定的
列挙)、次の化合物:アルキルスルファート類、アルキ
ルエーテルスルファート類、アルキルアミドエーテルス
ルファート類、アルキルアリールポリエーテルスルファ
ート類、モノグリセリドスルファート類;アルキルスル
ホナート類、アルキルホスファート類、アルキルアミド
スルホナート類、アルキルアリールスルホナート類、α
-オレフィンスルホナート類、パラフィンスルホナート
類;アルキルスルホスクシナート類、アルキルエーテル
スルホスクシナート類、アルキルアミドスルホスクシナ
ート類;アルキルスルホスクシナマート類;アルキルス
ルホアセタート類;アルキルエーテルホスファート類;
アシルサルコシナート類;アシルイセチオナート類及び
N-アシルタウラート類で;これら全ての種々の化合物
のアルキル又はアシル基は、好ましくは8〜24の炭素
原子を有し、アリール基は、好ましくはフェニル又はベ
ンジル基を示すもの、の塩類(特にアルカリ金属、特に
ナトリウムの塩、アンモニウム塩、アミン塩、アミノア
ルコール塩又はマグネシウム塩)を挙げることができ
る。また、さらに使用可能なアニオン性界面活性剤とし
て、脂肪酸塩、例えば、オレイン酸、リシノレイン酸、
パルミチン酸及びステアリン酸、コプラ油酸又は水素化
コプラ油酸の塩;及びアシル基が8〜20の炭素原子を
有するアシルラクチラート類を挙げることができる。さ
らに、弱いアニオン性界面活性剤、例えば、アルキル-
D-ガラクトシドウロン酸及びそれらの塩、及びポリオ
キシアルキレン化(C -C24)アルキルエーテルカル
ボン酸、ポリオキシアルキレン化(C-C24)アルキ
ルアリールエーテルカルボン酸、ポリオキシアルキレン
化(C-C24)アルキルアミドエーテルカルボン酸及
びそれらの塩類、特に2〜50のエチレンオキシド基を
含有するもの、及びそれらの混合物を使用することもで
きる。アニオン性界面活性剤の中でも、本発明ではアル
キルスルファート及びアルキルエーテルスルファートの
塩及びそれらの混合物が好ましく使用される。
【0035】(ii)非イオン性界面活性剤(類):非イオ
ン性界面活性剤は、それ自体よく知られている化合物
[これに関して、特に、ブラッキー・アンド・サン社
(グラスゴー及びロンドン)から出版されているエム・ア
ール・ポーター(M.R. Porter)の「界面活性剤のハンド
ブック(Handbook of Surfactants)」(1991年、116-178
頁)を参照]であり、本発明において、それらの性質は
あまり重要な特徴ではない。しかして、それらは、特に
(非限定的列挙)、ポリエトキシル化、ポリプロポキシル
化又はポリグリセロール化された、例えば8〜18の炭
素原子を有する脂肪鎖を有する脂肪アルコール、アルフ
ァ-ジオール類、アルキルフェノール類又は酸類から選
択することができ、エチレンオキシド又はプロピレンオ
キシド基の数を特に2〜50の範囲、グリセロール基の
数を特に2〜30の範囲とすることができる。また、エ
チレン及びプロピレンオキシドのコポリマー、脂肪アル
コールとエチレン及びプロピレンオキシドの縮合物;好
ましくは2〜30モルのエチレンオキシドを有するポリ
エトキシル化脂肪アミド類、平均1〜5、特に1.5〜
4のグリセロール基を有するポリグリセロール化脂肪ア
ミド類;好ましくは2〜30モルのエチレンオキシドを
有するポリエトキシル化脂肪アミン類;2〜30モルの
エチレンオキシドを有するオキシエチレン化されたソル
ビタンの脂肪酸エステル類、スクロースの脂肪酸エステ
ル類、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル類、ア
ルキルポリグリコシド類、N-アルキルグルカミン誘導
体又はアミンオキシド類、例えば(C10-C )アル
キルアミンオキシド類又はN-アシルアミノプロピルモ
ルホリンオキシド類を挙げることもできる。アルキルポ
リグリコシド類が、特に、本発明の範囲内に入る非イオ
ン性界面活性剤を構成することを特筆しておく。
【0036】(iii)両性界面活性剤(類):本発明にお
いて、付加的な両性界面活性剤の性質はあまり重要な特
徴ではなく、特に(非限定的列挙)、脂肪族基が8〜22
の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状の鎖であり、少な
くとも1つの水溶性のアニオン性基(例えば、カルボキ
シラート、スルホナート、スルファート、ホスファート
又はホスホナート)を含有する、脂肪族の第2級又は第
3級アミンの誘導体であってよく;さらに、(C-C
20)アルキルベタイン類、スルホベタイン類、(C-
20)アルキルアミド(C-C)アルキルベタイン類
又は(C-C20)アルキルアミド(C-C)アルキル
スルホベタイン類を挙げることができる。アミン誘導体
としては、次の式: R-CONHCHCH-N(R)(R)(CHCOO-) (2) [上式中、Rは、加水分解されたコプラ油中に存在す
る酸R-COOHから誘導されるアルキル基、ヘプチ
ル、ノニル又はウンデシル基を示し、Rは、β-ヒド
ロキシエチル基を示し、Rはカルボキシメチル基を示
す];及び R-CONHCHCH-N(B)(C) (3) [上式中、Bは-CHCHOX'を示し、CはZ=1
又は2である-(CH) -Y'を示し、X'は、-CH
CH-COOH基又は水素原子を示し、Y'は、-CO
OH又は-CH-CHOH-SOH基を示し、R
は、加水分解された亜麻仁油又はコプラ油中に存在す
るカルボン酸のアルキル基、アルキル基、特にC、C
、C11又はC13のもの、C17アルキル基及びそ
のイソ形、不飽和のC17基を示す];の構造を有し、
米国特許第2528378号及び同2781354号に
記載され、ミラノール(Miranol)の名称で販売されてい
る製品を挙げることができる。
【0037】これらの化合物は、ココアンホ二酢酸二ナ
トリウム(Disodium Cocoamphodiacetate)、ラウロアン
ホ二酢酸二ナトリウム(Disodium Lauroamphodiacetat
e)、カプリロアンホ二酢酸二ナトリウム(Disodium Capr
yloamphodiacetate)、カプロアンホ二酢酸二ナトリウム
(Disodium Caproamphodiacetate)、ココアンホ二プロピ
オン酸二ナトリウム(Disodium Cocoamphodipropionat
e)、ラウロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(Disodiu
m Lauroamphodipropionate)、カプロアンホ二プロピオ
ン酸二ナトリウム(Disodium Caproamphodipropionat
e)、カプリロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(Disod
ium Capryloamphodipropionate)、ラウロアンホ二プロ
ピオン酸及びココアンホ二プロピオン酸の名称で、CT
FA辞典、第7版、1997に分類されている。例えば、ロ
ーディア・チミー社からミラノール(登録商標)C2M濃
縮物の商品名で販売されている、ココアンホ二酢酸二ナ
トリウムを挙げることができる。
【0038】本発明の組成物においては、界面活性剤の
混合物、特にアニオン性界面活性剤の混合物、及びアニ
オン性界面活性剤と両性又は非イオン性界面活性剤との
混合物が好ましく使用される。付加的なアニオン性界面
活性剤としては、好ましくは、2.2molのエチレン
オキシドでオキシエチレン化されたナトリウム、トリエ
タノールアミン又はアンモニウムの(C12-C14)ア
ルキルエーテルスルファート、ナトリウム、トリエタノ
ールアミン又はアンモニウムの(C12-C14)アルキ
ルスルファート、ココイルイセチオン酸ナトリウム(sod
ium cocoylisethionate)及びα-(C14-C16)オレフ
ィンスルホン酸ナトリウム、及び; − 両性界面活性剤、例えば、特に、38%の活性物質
を含有する水溶液として「ミラノール(登録商標)C2M
・Conc」の商品名で、又は「ミラノール(登録商標)
C32」の名称で、ローディア・チミー社から販売され
ているココアンホ二プロピオン酸二ナトリウム又はココ
アンホプロピオン酸ナトリウムと称されるアミン誘導体
か; − 又は両性界面活性剤、例えばアルキルベタイン類、
特に、ヘンケル(Henkel)社から、32%の活性物質を含
有する水溶液として「デハイトン(Dehyton)(登録商標)
AB30」の名称で販売されているココベタイン、又は
ゴールドシュミット社(Goldschmidt)から販売されてい
る「テゴベタイン(登録商標)F50」等の(C-
20)アルキルアミド(C-C)アルキルベタイン
類、とのそれらの混合物が使用される。
【0039】またカチオン性界面活性剤を使用すること
も可能で、特に(非限定的列挙)、ポリオキシアルキレン
化されていてもよい、第1級、第2級又は第3級脂肪ア
ミン類;第4級アンモニウム塩、例えばテトラアルキル
アンモニウム、アルキルアミドアルキルトリアルキルア
ンモニウム、トリアルキルベンジルアンモニウム、トリ
アルキルヒドロキシアルキルアンモニウム又はアルキル
ピリジニウムクロリド又はブロミド;イミダゾリン誘導
体;又はカチオン性のアミンオキシド類を挙げることが
できる。
【0040】2-ヒドロキシアルキルエーテルカルボン
酸以外のアニオン性界面活性剤(類)は、組成物の全重量
に対して、一般的に1〜30重量%、好ましくは3〜1
5重量%の割合で存在する。両性又は非イオン性の界面
活性剤(類)は、組成物の全重量に対して、一般的に約
0.5〜15重量%、好ましくは1〜5重量%の割合で
存在する。界面活性剤の量及び品質は、最終組成物に満
足のいく発泡力及び/又は洗浄力を付与するのに十分な
量である。本発明の組成物において、組合せられた洗浄
用界面活性剤は、組成物の全重量に対して、合計で一般
的には4〜50重量%、好ましくは6〜35重量%、さ
らに好ましくは8〜25重量%である。
【0041】さらに、本発明の組成物は、増粘剤、香
料、真珠光沢剤、防腐剤、サンスクリーン剤、アニオン
性又は非イオン性又は両性ポリマー、カチオン性ポリマ
ー、タンパク質、タンパク質加水分解物、セラミド類、
擬似セラミド類、直鎖状又は分枝状のC16-C40
を有する脂肪酸、例えば18-メチルエイコサン酸、ヒ
ドロキシ酸、ビタミン類、パンテノール、植物性油、鉱
物性油及び合成油、抗フケ剤、及び本発明の組成物の安
定性及び特性に影響を与えず、化粧品の分野において従
来的に使用されている任意の他の添加剤から選択され
る、少なくとも1つの添加剤をさらに含有することがで
きる。これらの添加剤は、組成物の全重量に対して0〜
50重量%の範囲の割合で、本発明の組成物に存在す
る。各々の添加剤の厳密な量は、その種類及び機能に従
い当業者により容易に決定される。
【0042】本発明の好ましい形態において、本発明の
組成物は、一又は複数のカチオン性ポリマーをさらに含
有する。本発明で使用可能なカチオン性ポリマーは、洗
浄用組成物で処理された毛髪の美容特性を改善する、そ
れ自体既に公知のもの全て、すなわち特に、欧州特許公
開第0337354号及び仏国特許公開第227084
6号、同2383660号、同2598611号、同2
470596号及び同2519863号に開示されてい
るものから選択することができる。さらに一般的には、
本発明の趣意の範囲内で「カチオン性ポリマー」という
表現は、カチオン基及び/又はカチオン基にイオン化さ
れ得る基を有する任意のポリマーを示す。
【0043】本発明で使用可能な全カチオン性ポリマー
の中でも、好ましくは、セルロースエーテルの第4級化
誘導体、例えばユニオン・カーバイド・コーポレーション
(Union Carbide Corporation)から「JR400」の名
称で販売されている製品、シクロポリマー類、特に、ジ
アリルジメチルアンモニウム塩(特に塩化物)のホモポリ
マー、及びアクリルアミドとジアリルジメチルアンモニ
ウム塩(特に塩化物)のコポリマー、例えばメルク社(Mer
ck)社から「メルクアット100」、「メルクアット5
50」及び「メルクアットS」の名称で販売されている
もの、又はカチオン性多糖類、例えばメイホール社から
「ジャガーC13S」の名称で販売されている2,3-エ
ポキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドで変性
したグアールガムが使用される。
【0044】また、次の式:
【化5】 [上式中、R10、R11、R12及びR13は同一で
も異なっていてもよく、約1〜4の炭素原子を有するア
ルキル又はヒドロキシアルキル基を示し、n及びpは約
2〜20の範囲の整数であり、Xは無機酸又は有機酸
から誘導されるアニオンである]に相当する繰り返し単
位からなるポリマーを使用することもできる。
【0045】本発明において、カチオン性ポリマー又は
ポリマー類は、最終組成物の全重量に対して0.001
〜10重量%、好ましくは0.005〜5重量%、さら
に好ましくは0.01〜3重量%である。
【0046】化粧品的に許容可能な媒体は、水単独であ
るか、水と化粧品的に許容可能な溶媒、例えばC-C
低級アルコール、例えばエタノール、イソプロパノー
ル、tert-ブタノール又はn-ブタノール、アルキレング
リコール、例えばプロピレングリコール、又はグリコー
ルエーテルの混合物からなる。好ましくは、組成物は、
組成物の全重量に対して50〜95重量%の水を含有す
る。
【0047】本発明の洗浄用組成物は、一般的に、3〜
10の最終的なpHを有する。好ましくは、このpHは
4〜8である。pHは、従来的に、組成物に塩基(有機
又は無機)、例えばアンモニア水、又は第1級、第2級
又は第3級(ポリ)アミン、例えばモノエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、イソ
プロパノールアミン又は1,3-プロパンジアミンを添加
するか、又は酸、好ましくはカルボン酸、例えばクエン
酸を添加することによって所望の値に調節することがで
きる。
【0048】本発明の組成物は、上述した組合せに加え
て、粘度調節剤、例えば電解質又は増粘剤を含有するこ
ともできる。特に、塩化ナトリウム、スクレログルカ
ン、キサンタンガム、脂肪酸のアルカノールアミド、5
モルまでのエチレンオキシドでオキシエチレン化されて
いてもよいアルキルエーテルカルボン酸のアルカノール
アミド、例えばケム・ワイ社(Chem Y)から「アミノール
(Aminol)A15」の名称で販売されている製品、架橋し
たポリ(アクリル酸)と架橋したアクリル酸/C -C
30アルキルアクリラートのコポリマーを挙げることが
できる。これらの粘度調節剤は、組成物の全重量に対し
て10重量%までの範囲の割合で、本発明の組成物に使
用される。
【0049】また、本発明の組成物は、従来技術でよく
知られている、真珠光沢剤又は乳白剤、例えばパルミチ
ン酸マグネシウム又はナトリウム、ステアリン酸マグネ
シウム又はナトリウム、ヒドロキシステアリン酸マグネ
シウム又はナトリウム、脂肪鎖を有するアシル化誘導
体、例えばエチレングリコール又はポリエチレングリコ
ールのモノステアラート又はジステアラート、又は脂肪
鎖を有するエーテル類、例えばジステアリルエーテル又
は1-(ヘキサデシルオキシ)-2-オクタデカノールを、
5%までさらに含有することができる。
【0050】本発明の組成物は、モノもしくはジエタノ
ールアミンから誘導される脂肪アルカノールアミド又は
10-C18の1,2-アルカンジオール等の発泡相乗
剤(foam synergists)をさらに含有してもよい。
【0051】本発明の組成物は、ケラチン物質、例えば
毛髪、皮膚、睫毛、眉毛、爪、唇又は頭皮、特に毛髪の
洗浄及びトリートメントに使用することができる。特
に、本発明の洗浄用組成物は、シャンプー、シャワーゲ
ル及び泡立て浴剤(foam baths)である。
【0052】また本発明の組成物は、すすがれる又はそ
のまま残るコンディショナー、毛髪のパーマネントウエ
ーブ処理、ストレート化、染色又は脱色用の組成物の形
態、又は毛髪のパーマネントウエーブ又はストレート化
施術の2つの工程の間、又は毛髪の染色、脱色、パーマ
ネントウエーブ処理又はストレート化の前後に適用され
てすすがれる組成物の形態で提供することもできる。さ
らに本発明の組成物はメークアップリムーバーの形態で
提供することもできる。またさらに本発明の組成物は、
ゲル、ミルク、クリーム、エマルション、増粘ローショ
ン又はフォームの形態で提供することができ、皮膚、頭
皮、爪、睫毛、唇、特に毛髪に使用することができる。
【0053】これら洗浄用組成物は、好ましくは発泡
し、発泡高さ(foam height)で特徴付けられる本発明の
組成物の発泡力は、修正ロス・マイルズ(Ross-Miles)法
(NF・T73-404/ISO696)に従い測定された
ものでは、一般的に75mm、好ましくは100mmを
越える。この方法の修正点は次の通りである:測定は浸
透により精製された水を用い22℃の温度で行う。溶液
の濃度は2g/lである。滴下高さは1mである。滴下
される組成物の量は200mlである。これら200m
lの組成物は、50mlのテスト用組成物を収容してい
る直径50mmの測定用シリンダーに滴下される。測定
は、組成物の流れの停止後、5分に行う。
【0054】本発明のさらなる主題事項は、上述した化
粧品組成物をケラチン物質に適用し、場合によっては続
いて、特に水によるすすぎを行うことからなることを特
徴とする、皮膚又は毛髪等のケラチン物質のトリートメ
ント方法にある。よって、本発明のこの方法により、皮
膚、毛髪又は任意の他のケラチン物質をトリートメン
ト、手入れ、洗浄し、又はメークアップを除去すること
が可能になる。
【0055】
【実施例】上述した及び以下の全ての記載において、表
されたパーセンテージは重量による。次に、実施例を使
用し本発明をさらに詳しく例証するが、記載した実施例
に限定されるものではない。実施例において、AMは活
性物質を意味する。実施例1: 2つのシャンプー組成物を調製した。一つは
本発明品(組成物A)で、他方は比較品(組成物B)であ
る:
【表1】
【0056】予め濡らしておいた脱色した毛髪の束
(2.5g)(SA20)に、約1gの組成物Aを適用して
シャンプーを行った。泡立ててシャンプーし、10分間
放置し、ついで多量の水ですすいだ。毛髪の束を60℃
で10分間乾燥させた。上述した同様の手順を、比較組
成物Bについても行った。専門のパネラー(審査員)が乾
燥した毛髪の外観を評価した。使用したテストの目的
は、審査員により、より容易にもつれがほぐれ、柔軟で
滑らかに見えた毛髪の束を等級1、他のものを等級2と
特定することにより、各々の系列の2つのサンプルを等
級分けすることである。同様の系列の2つの毛髪の束は
同時に判定される。結果の統計的分析はエー・クレイマ
ー(A. Kramer)[フードテクノロジー(Food Technolog
y)、17(12)、124-125頁、1963]の表を使用して行なっ
た。全ての審査員は、組成物Bで処理された毛髪より
も、本発明の組成物Aで処理された毛髪の方が、かなり
容易にもつれをほぐれ、かなり柔軟で滑らかであること
を示した。
【0057】実施例2:2つのシャンプー組成物を調製
した。一つは本発明品(組成物A)で、他方は比較品(組
成物B)である:
【表2】
【0058】予め濡らしておいた脱色した毛髪の束
(2.5g)(SA20)に、約1gの組成物Aを適用して
シャンプーを行った。泡立ててシャンプーし、10分間
放置し、ついで多量の水ですすいだ。毛髪の束を60℃
で10分間乾燥させた。上述した同様の手順を、比較組
成物Bについても行った。専門のパネラーが乾燥した毛
髪の外観を評価した。全ての審査員は、組成物Bで処理
された毛髪よりも、本発明の組成物Aで処理された毛髪
の方が、かなり容易にもつれをほぐれ、かなり柔軟であ
ることを示した。
【0059】実施例3:本発明のシャンプー組成物を調
製した:
【表3】 本発明の組成物で処理された毛髪は、より容易にもつれ
がほぐれ、かなり柔軟で滑らかであった。
フロントページの続き (72)発明者 セルジュ レスル フランス国 95390 サン−プリ,リュ デュ マレシャル ジョフル 38

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧品的に許容可能な媒体に、少なくと
    も1つの2-ヒドロキシアルキルエーテルカルボキシル
    型のアニオン性界面活性剤又はそれらの塩類と、 (i)揮発性又は非揮発性、直鎖状、分枝状又は環状で、
    架橋した又は架橋していないポリアルキルシロキサン
    類、ポリアリールシロキサン類又はポリアルキルアリー
    ルシロキサン類; (ii)一般構造に: a)置換又は非置換のアミナート基 b)(過)フッ化基 c)チオール基 d)カルボキシラート基 e)ヒドロキシラート基 f)アルコキシラート基 g)アシルオキシアルキル基 h)両性基 i)重亜硫酸基 j)ヒドロキシアシルアミノ基 k)カルボン酸基 l)スルホン酸基 m)スルファート又はチオスルファート基 から選択される一又は複数の有機官能基を有するポリシ
    ロキサン類; (iii)(A-B)型でn>3である、直鎖状のポリシ
    ロキサン(A)-ポリオキシアルキレン(B)のブロックコ
    ポリマー; (iv)シリコーンを含有しない有機モノマーから形成さ
    れる有機主鎖と、該主鎖内部、並びに場合によってはそ
    の末端の少なくとも一方にグラフトする、少なくとも1
    つのポリシロキサンマクロモノマーからなる、非シリコ
    ーン有機骨格を有するグラフトシリコーンポリマー; (v)ポリシロキサン主鎖と、該主鎖内部、並びに場合に
    よってはその末端の少なくとも一方にグラフトする少な
    くとも1つのシリコーンを含有しない有機マクロモノマ
    ーを含む、非シリコーン有機モノマーがグラフトした、
    ポリシロキサン骨格を有するグラフトシリコーンポリマ
    ー; (vi)又はそれらの混合物;から選択される少なくとも
    1つのシリコーンを含有せしめてなることを特徴とする
    洗浄用化粧品組成物。
  2. 【請求項2】 前記2-ヒドロキシアルキルエーテルカ
    ルボキシル型のアニオン性界面活性剤が、次の構造: 【化1】 [上式中、 Rは特に8〜30の炭素原子を有する飽和又は不飽和
    で直鎖状又は分枝状のアルキル基を示し、 Xは水素又は無機又は有機カチオンを示す]を示すもの
    であることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 Rが8〜18の炭素原子を有する飽和
    又は不飽和で直鎖状又は分枝状のアルキル基を示すもの
    であることを特徴とする請求項2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 Rがコプラから誘導される基であるこ
    とを特徴とする請求項2又は3に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 シリコーンが、油、ロウ、樹脂又はガム
    の形態で提供されるものであることを特徴とする請求項
    1ないし4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 シリコーンが: − トリメチルシリル末端基を有するポリジメチルシロ
    キサン、 − ジメチコノール等のジメチルシラノール末端基を有
    するポリジメチルシロキサン、 − アモジメチコーン又はトリメチルシリルアモジメチ
    コーン等のアミナート基を有するポリシロキサン、から
    選択されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれ
    か1項に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 2-ヒドロキシアルキルエーテルカルボ
    キシル型のアニオン性界面活性剤が、組成物の全重量に
    対して1〜30重量%、好ましくは3〜15重量%の濃
    度で組成物中に存在していることを特徴とする請求項1
    ないし6のいずれか1項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 前記シリコーンが組成物の全重量に対し
    て0.001〜10重量%、好ましくは0.005〜5
    重量%、さらに好ましくは0.01〜3重量%の濃度で
    存在していることを特徴とする請求項1ないし7のいず
    れか1項に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 アニオン性、カチオン性、非イオン性又
    は両性界面活性剤、及びそれらの混合物から選択される
    少なくとも1つの付加的な界面活性剤をさらに含有して
    いることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項
    に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 付加的な界面活性剤が、組成物の全重
    量に対して0.5〜40重量%、好ましくは3〜30重
    量%、さらに好ましくは5〜20重量%の濃度で存在し
    ていることを特徴とする請求項9に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 増粘剤、香料、真珠光沢剤、防腐剤、
    サンスクリーン剤、アニオン性又は非イオン性又は両性
    ポリマー、カチオン性ポリマー、タンパク質、タンパク
    質加水分解物、セラミド類、擬似セラミド類、18-メ
    チルエイコサン酸等の直鎖状又は分枝状のC16-C
    40鎖を有する脂肪酸、ヒドロキシ酸、ビタミン類、パ
    ンテノール、植物性油、鉱物性油、合成油又は抗フケ剤
    から選択される少なくとも1つの添加剤をさらに含有し
    ていることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか
    1項に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 前記カチオン性ポリマーが: −ジアリルジメチルアンモニウム塩のホモポリマー及び
    ジアリルジメチルアンモニウム塩とアクリルアミドのコ
    ポリマー、 −セルロースエーテルの第4級化誘導体、 −カチオン性多糖類、 −次の式: 【化2】 [上式中、 R10、R11、R12及びR13は同一でも異なって
    いてもよく、1〜4の炭素原子を有するアルキル又はヒ
    ドロキシアルキル基を示し、n及びpは2〜20の範囲
    で変化する整数であり、Xは無機酸又は有機酸から誘
    導されるアニオンである]に相当する繰り返し単位から
    なるポリマー、から選択されることを特徴とする請求項
    11に記載の組成物。
  13. 【請求項13】 シャンプー、皮膚の洗浄用組成物、す
    すがれる又はそのまま残るコンディショナー、又は毛髪
    のパーマネントウエーブ処理、ストレート化、染色又は
    脱色用の組成物の形態、又は毛髪のパーマネントウエー
    ブ又はストレート化施術の2つの工程の間、又は毛髪の
    染色、脱色、パーマネントウエーブ処理又はストレート
    化の前後に適用されてすすがれる組成物の形態であるこ
    とを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記
    載の組成物。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし13のいずれか1項に
    記載の組成物の、毛髪等のケラチン物質の洗浄における
    使用。
  15. 【請求項15】 請求項1ないし13のいずれか1項に
    記載の組成物の、毛髪のもつれのほぐれ易さ又は滑らか
    さ、又は毛髪のボリューム、軽さ、柔軟性、しなやかさ
    及び扱い易さに寄与する用途。
  16. 【請求項16】 請求項1ないし13のいずれか1項に
    記載の化粧品組成物をケラチン物質に適用し、場合によ
    っては続いてすすぎを行うことからなることを特徴とす
    る毛髪等のケラチン物質のトリートメント方法。
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