JP2002308759A - アミノ酸から誘導されたアニオン性界面活性剤とシリコーンを含有する洗浄用化粧品組成物とその使用 - Google Patents

アミノ酸から誘導されたアニオン性界面活性剤とシリコーンを含有する洗浄用化粧品組成物とその使用

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JP2002308759A
JP2002308759A JP2002099286A JP2002099286A JP2002308759A JP 2002308759 A JP2002308759 A JP 2002308759A JP 2002099286 A JP2002099286 A JP 2002099286A JP 2002099286 A JP2002099286 A JP 2002099286A JP 2002308759 A JP2002308759 A JP 2002308759A
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ペロン ベアトリス
Serge Restle
レスル セルジュ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛髪のもつれのほぐれ易さ、滑らかさ及び柔
軟性に関し、改善された化粧品特性を有する洗浄用化粧
品組成物を提供する。 【解決手段】 化粧品的に許容可能な媒体に、少なくと
も1つのモノ-又はポリアミド化ポリカルボキシルアミ
ノ酸のN-アシル化化合物及びそれらの塩類から選択さ
れる少なくとも1つのアニオン性界面活性剤と、少なく
とも1つのシリコーンとを含有せしめて、化粧品組成物
とする。シリコーンは油、ロウ、樹脂又はガムの形態で
提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧品的に許容可
能な媒体に、モノ-又はポリアミド化ポリカルボキシル
アミノ酸から誘導されるN-アシル化化合物及びそれら
の塩類から選択される少なくとも1つのアニオン性界面
活性剤、及び少なくとも1つのシリコーンを含有してな
る新規な化粧品組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】毛髪及
び/又は皮膚をクレンジング及び/又は洗浄するため
に、アニオン性、非イオン性及び/又は両性タイプの一
般的な界面活性剤、中でもアニオン性界面活性剤を本質
的にベースとする洗浄用組成物(シャンプー又はシャワ
ーゲル)が通常使用されている。これらの組成物は濡れ
た毛髪又は皮膚に適用されて、手で摩擦又はマッサージ
することにより泡を生じせしめ、水ですすいだ後に、毛
髪又は皮膚に当初から存在していた様々な種類の汚れが
除去される。これらのベース組成物は確かに良好な洗浄
力を有するが、それらに本来備わっている化粧品特性は
かなり弱いままであり、特に、クレンジング処理のよう
な比較的烈しい性質のものは、これらケラチン物質の表
面又は内部に含有されるタンパク質又は脂質を徐々に除
去することに特に関連して、長期的に見て、ケラチン物
質に多かれ少なかれダメージを与えるおそれがある。
【0003】従って、上述した洗浄用組成物、特に、敏
感な毛髪(すなわち、特に、パーマネントウエーブ処
理、染色又は脱色のような毛髪の処理、及び/又は大気
中の要因による化学作用により、ダメージを受けた又は
弱化した毛髪)へ適用されるものの化粧品特性を改善す
るために、毛髪の繊維が、多かれ少なかれ繰り返し受け
るであろう様々な処理又は攻撃により誘発される有害
な、又は好ましくない影響を、主として修復するか又は
制限することを意図した、コンディショニング剤と呼ば
れる付加的な化粧品用薬剤をそこに入れることが今は一
般化している。もちろん、これらのコンディショニング
剤は、ナチュラルな毛髪の美容特性をさらに改善するこ
ともできる。
【0004】現在、シャンプーにおいて最も一般的に使
用されているコンディショニング剤はカチオン性ポリマ
ー、シリコーン及び/又はシリコーンベースの誘導体で
あり、実際、洗髪され、乾燥もしくは湿ったままの毛髪
のもつれのほぐれやすさ、柔軟性及び滑らかさは、それ
らを含有しない対応の洗浄用組成物で得られるものと比
べて非常に改善されている。しかしながら、カチオン性
ポリマー及び/又はシリコーンをベースとしたシャンプ
ーの分野において近年になされた進歩にもかかわらず、
実際には、これらは完全には満足のいくものではなく、
上述した化粧品特性の一又は複数について、より良い性
質を示す新規な製品を得ることが現在もなお強く要望さ
れている。
【0005】モノ−又はポリアミド化ポリカルボキシル
アミノ酸及びそれらの塩類のN-アシル化アニオン性界
面活性剤は洗浄用化粧品組成物において既に推奨されて
いる。それらは、例えば国際公開第97/03171号
に記載されている。これらの界面活性剤を単独で使用す
る毛髪の洗浄用組成物では、満足のいく美容特性には至
らなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】よ
って、本発明の目的は、特に毛髪のもつれのほぐれ易
さ、滑らかさ及び柔軟性に関し、改善された化粧品特性
を有する洗浄用化粧品組成物を提供することにある。し
かして、本出願人は、シリコーンと、モノ-又はポリア
ミド化ポリカルボキシルアミノ酸及びそれらの塩類のN
-アシル化アニオン性界面活性剤を組合せることで、こ
れらの目的が達成されることを見い出した。これらの新
規の組成物により、一般的なアニオン性界面活性剤、例
えばN-ココイルグルタミン酸の塩類を含有する組成物
よりも、ケラチン物質(特に毛髪)にこれらシリコーンが
良好に付着することを可能にする。本発明の組成物は、
毛髪を重い感じにしないで、特にもつれのほぐれ易さ、
軽さ(lightness)、滑らかさ、柔軟性及びしなやかさに
表れる顕著なトリートメント効果をケラチン物質、特に
毛髪に付与する。
【0007】よって、本発明の主題は、化粧品的に許容
可能な媒体に、モノ-又はポリアミド化ポリカルボキシ
ルアミノ酸のN-アシル化化合物及びそれらの塩類から
選択される少なくとも1つのアニオン性界面活性剤と、
少なくとも1つのシリコーンを含有してなることを特徴
とする洗浄用化粧品組成物にある。
【0008】本発明の他の主題は、少なくとも1つのシ
リコーンを含有する化粧品組成物における、又は該組成
物の製造における、モノ-又はポリアミド化ポリカルボ
キシルアミノ酸のN-アシル化化合物及びそれらの塩類
から選択される少なくとも1つのアニオン性界面活性剤
の使用に関する。本発明の他の主題は、本発明の化粧品
組成物を毛髪等のケラチン物質に適用することからなる
ことを特徴とするケラチン物質の処理方法に関する。ま
た本発明のさらなる主題は、毛髪のもつれのほぐれ易さ
又は滑らかさを強化し、又は毛髪にボリューム、軽さ、
柔軟性、しなやかさ及び扱い易さを付与するための、本
発明の組成物の使用にある。
【0009】本発明において、ケラチン物質という表現
とは、毛髪、睫毛、眉毛、皮膚、爪、粘膜又は頭皮、特
に毛髪を意味するものと理解される。本発明の種々の目
的を以下に詳細に記載する。以下に付与される本発明で
使用される全ての化合物の意味と定義は本発明の全目的
に対して有効である。
【0010】モノ-又はポリアミド化ポリカルボキシル
アミノ酸及びその塩類のN-アシル化アニオン性界面活
性剤は、次の式(I):
【化3】 [上式中:Rは直鎖状又は分枝状、飽和又は不飽和で、
5〜29の炭素原子を有する炭化水素基を示し、Rは、
5〜29の炭素原子、好ましくは7〜22の炭素原子を
有するモノ-又はポリ不飽和アルキル又はアルケニル基
を示すことが好ましく、nは1又は2に等しい]を有す
るものである。
【0011】本発明において好ましいモノ-又はポリア
ミド化ポリカルボキシルアミノ酸のN-アシル化化合物
は、式(I)においてRが特に直鎖状又は分枝状で飽和し
た、7〜29の炭素原子、好ましくは7〜22の炭素原
子を有するアルキル基を示す化合物である。式(I)の化
合物の塩類は、アルカリ金属(例えばナトリウム又はカ
リウム)又はアルカリ土類金属(例えばカルシウム、マグ
ネシウム)の塩類、アンモニア水の塩類、アミン類、例
えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン、3-アミノ-1,2-プロパンジオール
の塩類、塩基性アミノ酸、例えばリジン、アルギニン、
サルコシン、オルニチン及びシトルリンから誘導される
アンモニウム塩であってよい。式(I)の界面活性剤とし
ては、特にN-ココイルグルタミンの塩類、中でもN-コ
コイルグルタミンのトリエタノールアミン塩、例えば協
和発酵(KYOWA HAKKO)からフォーム・アップ・デューセ(FO
AM UP DOUCE)GMの名称で市販されている製品を挙げる
ことができる。本発明において、モノ-又はポリアミド
化ポリカルボキシルアミノ酸のN-アシル化化合物及び
それらの塩類から選択されるアニオン性界面活性剤(類)
は、最終組成物の全重量に対して1重量%〜30重量
%、好ましくは3重量%〜15重量%である。
【0012】本発明で使用可能なシリコーン類は、水又
は最終組成物に可溶又は不溶のものであってよい。また
それらは揮発性又は非揮発性であってよい。本発明で使
用可能なシリコーン類は特に組成物に不溶性のポリオル
ガノシロキサン類であり、油、ロウ、樹脂又はガムの形
態で提供されうる。不溶性シリコーンは、一般的に、数
的に2ナノメートルから100ミクロン、好ましくは2
0ナノメートルから20ミクロン(粒度測定器で測定)の
平均径を有する粒子の形態で、特に組成物中に分散して
いる。オルガノポリシロキサン類は、ウォルター・ノー
ル(Walter Noll)の「シリコーンの化学と技術(Chemistr
y and Technology of Silicones)」(1968)、アカデミッ
ク・プレス社版において、より詳細に定義されている。
それらは揮発性又は非揮発性であってよい。
【0013】揮発性である場合は、シリコーン類は、よ
り詳細には60℃〜260℃の沸点を有するもの、中で
も次のものから選択される: (i) 3〜7、好ましくは4〜5のケイ素原子を有する
環状シリコーン。それらは、例えば、特に、ローン・プ
ーラン社(RHONE-POULENC)から「シルビオン(SILBIONE)
(登録商標)70045V2」又はユニオン・カーバイド
社(UNION CARBIDE)から「揮発性シリコーン7207」
の名称で販売されているオクタメチルシクロテトラシロ
キサン、ローン・プーラン社から「シルビオン(登録商
標)70045V5」又はユニオン・カーバイド社から
「揮発性シリコーン7158」の名称で販売されている
デカメチルシクロペンタシロキサン、及びそれらの混合
物である。また、ジメチルシロキサン/メチルアルキル
シロキサン型のシクロコポリマー、例えば次の化学構
造:
【化4】 を有し、ユニオン・カーバイド社から販売されている
「揮発性シリコーン(SILICONE VOLATILE)FZ310
9」を挙げることができる。さらに、ケイ素誘導有機化
合物と環状シリコーンの混合物、例えばオクタメチルシ
クロテトラシロキサンとテトラトリメチルシリルペンタ
エリトリトール(50/50)の混合物、及びオクタメチ
ルシクロテトラシロキサンと1,1'-オキシ(2,2,2',
2',3,3'-ヘキサトリメチルシリルオキシ)ビスネオペ
ンタンの混合物を挙げることができる。
【0014】(ii) 2〜9のケイ素原子を有し、25
℃で5x10−6/s以下の粘度を有する直鎖状の
揮発性シリコーン。例えば、特に、トーレ・シリコーン
社(TORAY SILICONE)から「SH200」の名称で販売さ
れているデカメチルテトラシロキサンがある。また、こ
の分類に入るシリコーンは、「コスメティクス・アンド・
トイレタリー(Cosmetics and Toiletries)」の第91巻、
1月、76、27-32頁、トッド・アンド・バイヤー(TODD & BY
ERS)の「化粧品のための揮発性シリコーン流体(Volatil
e Silicone Fluids for Cosmetics)」に発表されている
文献に記載されている。
【0015】非揮発性シリコーン類、特にポリアルキル
シロキサン類、ポリアリールシロキサン類、ポリアルキ
ルアリールシロキサン類、シリコーンガム及び樹脂、有
機官能基で変性したポリオルガノシロキサン類、(A-
B)型でn>3である、直鎖状のポリシロキサン(A)-
ポリオキシアルキレン(B)のブロックコポリマー、シリ
コーンを含有しない有機モノマーから形成される有機主
鎖と、該主鎖内部、並びに場合によってはその末端の少
なくとも一方にグラフトされた少なくとも1つのポリシ
ロキサンマクロモノマーからなる、非シリコーン有機骨
格を有するグラフトシリコーンポリマー;ポリシロキサ
ン主鎖と、該主鎖内部、並びに場合によってはその末端
の少なくとも一方にグラフトする少なくとも1つのシリ
コーンを含有しない有機マクロモノマーを含む、非シリ
コーン有機モノマーがグラフトした、ポリシロキサン骨
格を有するグラフトシリコーンポリマー;及びそれらの
混合物が好ましくは使用される。これらのシリコーン類
は、より詳細にはポリアルキルシロキサン類から選択さ
れ、中でも、25℃で5x10−6〜2.5m/s、
好ましくは1x10−5〜1m/sの粘度を有するト
リメチルシリル末端基を有するポリジメチルシロキサン
を主として挙げることができる。シリコーンの粘度は、
例えばASTM445アペンディクスC規格に従い、2
5℃で測定される。
【0016】これらのポリアルキルシロキサン類として
は、限定するものではないが、次の市販品: − ローン・プーラン社から販売されているミラシル(MI
RASIL)油又は47及び70047シリーズのシルビオン
油、例えば70047V500000オイル; − ローン・プーラン社から販売されているミラシルシ
リーズの油; − ダウ・コーニング社(DOW CORNING)の200シリーズ
の油、特に60000Cstの粘度を有するDC20
0; − ジェネラル・エレクトリック社(GENERAL ELECTRIC)
社のビスカシル(VISCASIL)油及びジェネラル・エレクト
リック社のSFシリーズの所定の油(SF96、SF1
8);を挙げることができる。また、ジメチルシラノー
ル末端基を有するポリジメチルシロキサン類(CTFA
名によればジメチコノール)、例えばローン・プーラン社
の48シリーズの油を挙げることもできる。さらに、こ
の分類のポリアルキルシロキサン類としては、ポリ(C
-C20)アルキルシロキサンであり、ゴールドシュミ
ット社(GOLDSCHMIDT)から「アビルワックス(ABIL WAX)
9800及び9801」の名称で販売されている製品を
挙げることができる。
【0017】ポリアルキルアリールシロキサン類は、特
に、25℃で1x10−5〜5x10−2/sの粘
度を有する、直鎖状及び/又は分枝状のポリジメチルジ
フェニルシロキサン及びポリジメチルメチルフェニルシ
ロキサンから選択される。これらポリアルキルアリール
シロキサン類としては、例えば、次の名称で販売されて
いる製品: ・ローン・プーラン社の70641シリーズのシルビオ
ン油; ・ローン・プーラン社のロードルシル(RHODORSIL)706
33及び763シリーズの油; ・ダウ・コーニング社のダウ・コーニング556コスメテ
ィック・グレード・フルイド(COSMETIC GRAD FLUID)油; ・バイエル社(BAYER)のPKシリーズのシリコーン、例
えば製品名PK20; ・バイエル社のPN、PHシリーズのシリコーン、例え
ば製品名PN1000及びPH1000; ・ジェネラル・エレクトリック社のSFシリーズの所定
の油、例えばSF1023、SF1154、SF125
0、SF1265;を挙げることができる。
【0018】本発明で使用可能なシリコーンガムは、特
に、溶媒中で単独に又は混合物として使用され、200
000〜1000000の高い数平均分子量を有するポ
リジオルガノシロキサンである。この溶媒は、揮発性シ
リコーン、ポリジメチルシロキサン(PDMS)油、ポリ
フェニルメチルシロキサン(PPMS)油、イソパラフィ
ン、ポリイソブチレン、塩化メチレン、ペンタン、ドデ
カン、トリデカン、又はそれらの混合物から選択するこ
とができる。
【0019】特に、次の製品: − ポリジメチルシロキサン、 − ポリジメチルシロキサン/メチルビニルシロキサン
ガム、 − ポリジメチルシロキサン/ジフェニルシロキサン、 − ポリジメチルシロキサン/フェニルメチルシロキサ
ン、 − ポリジメチルシロキサン/ジフェニルシロキサン/
メチルビニルシロキサン、を挙げることができる。
【0020】特に、本発明で使用可能な製品としては、
次の混合物を挙げることができる: ・鎖の末端がヒドロキシル化したポリジメチルシロキサ
ン(CTFA辞書における命名法によればジメチコノー
ルと称される)と環状のポリジメチルシロキサン(CTF
A辞書における命名法によればシクロメチコーンと称さ
れる)から形成される混合物、例えばダウ・コーニング社
から販売されている製品であるQ2・1401。 ・環状のシリコーンとポリジメチルシロキサンガムから
形成される混合物、例えば、ジェネラル・エレクトリッ
ク社の製品であるSF1214シリコーン・フルイド;
この製品は、デカメチルシクロペンタシロキサンに相当
するSF1202シリコーン・フルイド油に溶解した、
数平均分子量500000を有する、ジメチコーンに相
当するSF30ガムである。 ・異なる粘度を有する2つのPDMS、特に、PDMS
ガムとPDMSオイルの混合物、例えばジェネラル・エ
レクトリック社の製品であるSF1236。製品名SF
1236は、20m/sの粘度を有する上述したガム
SE30と、5x10−6/sの粘度を有するSF
96オイルの混合物である。この製品は、好ましくは1
5%のSE30ガムと85%のSF96オイルを含有す
る。
【0021】本発明で使用可能なオルガノポリシロキサ
ン樹脂は、Rが1〜16の炭素原子を有する炭化水素基
又はフェニル基を示す、次の単位: RSiO2/2、RSiO1/2、RSiO3/2
及びSiO4/2、 を含む架橋したシロキサン系である。これらの生成物の
中で特に好ましいものは、RがC-C低級アルキ
ル、より詳細にはメチル基又はフェニル基を示すもので
ある。
【0022】これらの樹脂としては、ジメチル/トリメ
チルシロキサン構造を有するシリコーン類であり、ジェ
ネラル・エレクトリック社から「シリコーン・フルイドS
S4230及びSS4267」の名称で販売されている
もの、又は「ダウ・コーニング593」の名称で販売さ
れている製品を挙げることができる。また、特に信越(S
HIN-ETSU)からX22-4914、X21-5034及び
X21-5037の名称で販売されているトリメチルシ
リルオキシシリカート型の樹脂を挙げることもできる。
【0023】本発明で使用可能な有機修飾(organomodif
ied)されたシリコーン類は、その構造に、炭化水素基を
介して結合する一又は複数の有機官能基(organofunctio
nalgroups)を含有する、上述したシリコーン類である。
有機修飾されたシリコーン類としては次のものを挙げる
ことができる: − C-C24アルキル基を有していてもよい、ポリ
エチレンオキシ及び/又はポリプロピレンオキシ基を有
するポリオルガノシロキサン、例えばダウ・コーニング
社からQ2・5200の名称で販売されている、
(C12)アルキル-メチコーン-コポリオール、及びユニ
オン・カーバイド社の油であるシルウェット(SILWET)L
722、L7500、L77、L711、又はダウ・コ
ーニング社からDC1248の名称で販売されているジ
メチコーン-コポリオールと称される製品。 − 置換又は非置換のアミン含有基を有するポリオルガ
ノシロキサン、例えばジェネシー社(GENESEE)からGP
7100及びGP4シリコーン・フルイドの名称で販売
されている製品、又はダウ・コーニング社からQ2・82
20及びダウ・コーニング929もしくは939の名称
で販売されている製品。置換されたアミン含有基は、特
にC-Cアミノアルキル基である。 − 第4級化アンモニウム基を有するポリオルガノシロ
キサン、例えばゴールドシュミット社からアビルクワッ
ト(ABILQUAT)3272及びアビルクワット3474の名
称で販売されている製品。 − チオール基を有するポリオルガノシロキサン、例え
ばジェネシー社から「GP72A」及び「GP71」の
名称で販売されている製品。 − アルコキシル化基を有するポリオルガノシロキサ
ン、例えばSWSシリコーン社から「シリコーン・コポ
リマーF-755」の名称で、またゴールドシュミット
社からアビルワックス2428、2434及び2440
の名称で販売されている製品。 − ヒドロキシル化基を有するポリオルガノシロキサ
ン、例えば式(II):
【化5】 [上式中、R基は同一又は異なっており、メチル及び
フェニル基から選択され;R基の少なくとも60モル
%はメチルを示し;R'基は二価の炭化水素C -C
18アルキレンメンバーであり;pは1〜30であり;
qは1〜150である]に相当し、仏国特許出願公開第
85/16334号に記載されているヒドロキシアルキ
ル官能基を有するポリオルガノシロキサン。 − アシルオキシアルキル基を有するポリオルガノシロ
キサン、例えば、式(III):
【化6】 [上式中、Rはメチル、フェニル、-OCOR又は
ヒドロキシル基を示し、ケイ素原子1個当たりR基1
個のみのがOHになり得;R'はメチル又はフェニル
を示し;全てのR及びR'基のモル割合で少なくと
も60%がメチルを示し;RはC-C20のアルキ
ル又はアルケニルを示し;R”は直鎖状又は分枝状で、
二価の炭化水素C-C18アルキレン基を示し;rは
1〜120であり;pは1〜30であり;qは0に等し
いか、又は0.5p未満であり、p+qは1〜30であ
り;式(IV)のポリオルガノシロキサンはp+q+rの
合計の15%を越えない割合で次の基:
【化7】 を有していてもよい]に相当し、米国特許第49577
32号に記載されているポリオルガノシロキサン。 − カルボキシル型のアニオン性基を有するポリオルガ
ノシロキサン、例えばチッソ・コーポレーション(CHISSO
CORPORATION)からの欧州特許第186507号に記載
されている製品、又はアルキルカルボキシル型のアニオ
ン基を有するポリオルガノシロキサン、例えば信越の製
品名X-22-3701E;2-ヒドロキシアルキルスル
ホナートを有するポリオルガノシロキサン;2-ヒドロ
キシアルキルチオスルホナートを有するポリオルガノシ
ロキサン、例えばゴールドシュミット社から「アビルS
201」及び「アビルS255」の名称で販売されてい
る製品。 − ヒドロキシアシルアミノ基を有するポリオルガノシ
ロキサン、例えば欧州特許出願第342834号に記載
されているポリオルガノシロキサン。例えばダウ・コー
ニング社の製品であるQ2-8413を挙げることがで
きる。
【0024】本発明において使用される、(A-B)
で直鎖状のポリシロキサン-ポリオキシアルキレンのブ
ロックを有するブロックコポリマーは、好ましくは、次
の一般式: ([Y(RSiO)R'SiYO][(C2nO)]) (V) を有するものであり、上式中、 − R及びR'は同一又は異なっており、脂肪族不飽和
を含まない一価の炭化水素性基を表し、 − nは2〜4の範囲の整数であり、 − aは5以上、好ましくは5〜200、より詳細には
5〜100の整数であり、 − bは4以上、好ましくは4〜200、より詳細には
5〜100の整数であり、 − cは4以上、好ましくは4〜1000、より詳細に
は5〜300の整数であり、 − Yは、炭素-ケイ素結合により隣接するケイ素原子
に結合し、酸素原子によりポリオキシアルキレンブロッ
クに結合する二価の有機基を表し、 − 各シロキサンブロックの平均分子量は約400〜約
10000であり、各ポリオキシアルキレンブロックの
平均分子量は約300〜約10000であり、 − シロキサンブロックはブロックコポリマーの重量の
約10%〜約95%であり、 − ブロックコポリマーの重量平均分子量は少なくとも
3000、好ましくは5000〜1000000、特に
10000〜200000である。
【0025】R及びR'は、好ましくは、アルキル基、
例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、
ヘキシル、オクチル、デシル及びドデシル基、アリール
基、例えばフェニル及びナフチル基、アラルキル基、例
えばベンジル、フェニルエチル、及びトリル、キシリル
及びシクロヘキシル基を含む群から選択される。Yは、
好ましくは-R''-、-R''-CO-、-R''-NHCO-、-
R''-NH-CO-NH-R'''-NHCO-、-R''-OCO
NH-R'''-NHCO-であり、ここで、R''は二価のア
ルキレン基、例えばエチレン、プロピレン又はブチレン
であり、R'''は二価のアルキレン基又は二価のアリー
レン基、例えば-C-、-C -C-、-C
-CH-C-、-C-C(CH)-C
-である。より好ましくは、Yは二価のアルキレ
ン基、特に-CH-CH-CH-基又はC基を
表す。
【0026】本発明で使用されるブロックコポリマーの
調製については、その教示が本明細書に出典を明示して
取込まれる欧州特許出願公開第0492657号に記載
されている。本発明においては、シリコーン含有ポリウ
レタン、例えば欧州特許出願第0751162号、欧州
特許出願第0619111号及び欧州特許出願第102
5833号に記載されているものを使用することもでき
る。
【0027】また、本発明においては、ポリシロキサン
部位と非シリコーン有機鎖からなる部位とを有し、該2
つの部位の一方はポリマーの主鎖を構成し、他方は該主
鎖にグラフトしているシリコーン類を使用することがで
きる。これらのポリマーは、例えば、欧州特許出願公開
第412704号、欧州特許出願公開第412707
号、欧州特許出願公開第640105号及び国際公開9
5/00578号、欧州特許出願公開第582152号
及び国際公開93/23009号及び米国特許第469
3935号、米国特許第4728571号及び米国特許
第4972037号に記載されている。これらのポリマ
ーは好ましくはアニオン性又は非イオン性である。この
ようなポリマーは、例えば: a) 50〜90重量%のtert-ブチルアクリラート; b) 0〜40重量%のアクリル酸; c) 5〜40重量%の次の式:
【化8】 (上式中、vは、5〜700の範囲の数である)のシリコ
ーン含有マクロマーで、重量%がモノマーの全重量に対
して算出されたものであるものからなるモノマー混合物
から出発して、フリーラジカル重合により得ることので
きるコポリマーである。
【0028】グラフトシリコーン含有ポリマーの他の例
としては、特に、ポリ(メタ)アクリル酸型及びポリアル
キル(メタ)アクリラート型のポリマー単位が混合して、
チオプロピレン型の連結メンバーを介してグラフトした
ポリジメチルシロキサン(PDMS)、及びポリイソブチ
ル(メタ)アクリラート型のポリマー単位が、チオプロピ
レン型の連結メンバーを介してグラフトしたポリジメチ
ルシロキサン(PDMS)がある。また、本発明におい
て、全てのシリコーン類は、エマルション、ナノエマル
ション又はマイクロエマルションの形態で使用すること
ができる。
【0029】本発明において特に好ましいポリオルガノ
シロキサンは: − トリメチルシリル末端基を有するポリアルキルシロ
キサンファミリーから選択される非揮発性シリコーン
類、例えば25℃で0.2〜2.5m/sの粘度を有
する油、例えばダウ・コーニング社のDC200シリー
ズの油、特に、60000Cstの粘度を有するもの、
ローン・プーラン社から販売されているシルビオン70
047及び47シリーズのもの、特にオイル70047
V500000、ジメチルシラノール末端基を有するポ
リアルキルシロキサン、例えばジメチコーン、又はポリ
アルキルアリールシロキサン、例えばローン・プーラン
社から販売されている油であるシルビオン70641V
200; − ダウ・コーニング593の名称で販売されているオ
ルガノポリシロキサン樹脂; − アミン基を有するポリシロキサン類、例えばアモジ
メチコーン(amodimethicone)又はトリメチルシリルアモ
ジメチコーン; − 第4級アンモニウム基を有するポリシロキサン類;
である。本発明において、シリコーン(類)は、最終組成
物の全重量に対して0.001〜15重量%、好ましく
は0.01〜10重量%、さらに好ましくは0.1〜5
重量%である。
【0030】本発明の組成物は、有利には、組成物の全
重量に対して約0.1重量%〜40重量%、好ましくは
3重量%〜30重量%、より好ましくは5重量%〜20
重量%の量で一般的に存在する、少なくとも1つの他の
界面活性剤をさらに含有する。この界面活性剤は、アニ
オン性、両性及び非イオン性界面活性剤、又はそれらの
混合物から選択することができる。
【0031】本発明の実施に適した付加的な界面活性剤
は、特に以下のものである: (i)アニオン性界面活性剤(類):本発明において、これ
らの性質は、実際には、臨界的な重要性は持たない。よ
って、本発明において、それ自体で又は混合物として使
用可能なアニオン性界面活性剤の例として、特に(非限
定的列挙)、次の化合物:アルキルスルファート類、ア
ルキルエーテルスルファート類、アルキルアミドエーテ
ルスルファート類、アルキルアリール-ポリエーテルス
ルファート類、モノグリセリドスルファート類、アルキ
ルスルホナート類、アルキルホスファート類、アルキル
アミドスルホナート類、アルキルアリールスルホナート
類、α-オレフィンスルホナート類、パラフィン-スルホ
ナート類、アルキルスルホスクシナート類、アルキルエ
ーテルスルホスクシナート類、アルキルアミドスルホス
クシナート類、アルキルスルホスクシナマート類、アル
キルスルホアセタート類、アルキルエーテルホスファー
ト類、アシルサルコシナート類、アシルイセチオナート
類及びN-アシルタウラート類で、これら全ての種々の
化合物のアルキル又はアシル基は、好ましくは8〜24
の炭素原子を有し、アリール基は、好ましくはフェニル
又はベンジル基を示すもの、の塩類(特にアルカリ金
属、特にナトリウムの塩、アンモニウム塩、アミン塩、
アミノアルコール塩又はマグネシウム塩)を挙げること
ができる。また、さらに使用可能なアニオン性界面活性
剤として、脂肪酸塩、例えば、オレイン酸、リシノレイ
ン酸、パルミチン酸及びステアリン酸、コプラ油酸又は
水素化コプラ油酸の塩、及びアシル基が8〜20の炭素
原子を有するアシルラクチラート類を挙げることができ
る。さらに、弱いアニオン性界面活性剤、例えば、アル
キル-D-ガラクトシドウロン酸及びそれらの塩、及びポ
リオキシアルキレン化(C-C24)アルキルエーテル
カルボン酸、ポリオキシアルキレン化(C-C24)ア
ルキルアリールエーテルカルボン酸、ポリオキシアルキ
レン化(C-C24)アルキルアミドエーテルカルボン
酸及びそれらの塩類、特に2〜50のエチレンオキシド
基を含有するもの、及びそれらの混合物を使用すること
もできる。アニオン性界面活性剤の中でも、本発明では
アルキルスルファート及びアルキルエーテルスルファー
トの塩及びそれらの混合物が好ましく使用される。
【0032】(ii)非イオン性界面活性剤(類):非イオ
ン性界面活性剤は、それ自体よく知られている化合物
[これに関して、特に、ブラッキー・アンド・サン社
(グラスゴー及びロンドン)から出版されているエム・ア
ール・ポーター(M.R. Porter)の「界面活性剤のハンド
ブック(Handbook of Surfactants)」(1991、116-178頁)
を参照]であり、本発明において、それらの性質は臨界
的な重要性を持たない。しかして、それらは、特に(非
限定的列挙)、ポリエトキシル化、ポリプロポキシル化
又はポリグリセロール化された、例えば8〜18の炭素
原子を有する脂肪鎖を有する脂肪酸、アルキルフェノー
ル類、アルファ-ジオール類、アルコール類から選択す
ることができ、エチレンオキシド又はプロピレンオキシ
ド基の数を特に2〜50の範囲、グリセロール基の数を
特に2〜30の範囲とすることができる。また、エチレ
ンオキシド及びプロピレンオキシドのコポリマー、脂肪
アルコールとエチレンオキシド及びプロピレンオキシド
の縮合物、好ましくは2〜30モルのエチレンオキシド
を有するポリエトキシル化脂肪アミド類、平均1〜5、
特に1.5〜4のグリセロール基を有するポリグリセロ
ール化脂肪アミド類、好ましくは2〜30モルのエチレ
ンオキシドを有するポリエトキシル化脂肪アミン類、2
〜30モルのエチレンオキシドを有するオキシエチレン
化されたソルビタンの脂肪酸エステル類、スクロースの
脂肪酸エステル類、ポリエチレングリコールの脂肪酸エ
ステル類、アルキルポリグリコシド類、N-アルキルグ
ルカミン誘導体、アミンオキシド類、例えば(C 10-C
14)アルキルアミンオキシド類又はN-アシルアミノプ
ロピルモルホリンオキシド類を挙げることもできる。ア
ルキルポリグリコシド類が、特に本発明で適切な非イオ
ン性界面活性剤を構成することを特筆しておく。
【0033】(iii)両性界面活性剤(類):本発明にお
いて、付加的な両性界面活性剤の性質は臨界的な重要性
を持たず、特に(非限定的列挙)、脂肪族基が8〜22の
炭素原子を有する直鎖状又は分枝状の鎖であり、少なく
とも1つの水溶性のアニオン性基(例えば、カルボキシ
ラート、スルホナート、スルファート、ホスファート又
はホスホナート)を含有する、脂肪族の第2級又は第3
級アミンの誘導体であってよく;さらに、(C-
)アルキルベタイン類、スルホベタイン類、(C
-C20)アルキルアミド(C -C)アルキルベタイン
類又は(C-C20)アルキルアミド(C-C)アルキ
ルスルホベタイン類を挙げることができる。アミン誘導
体としては、次の式: R-CONHCHCH-N(R)(R)(CHCOO-) (2) [上式中、Rは、加水分解されたコプラ油中に存在す
る酸R-COOHから誘導されるアルキル基、ヘプチ
ル、ノニル又はウンデシル基を示し、Rは、β-ヒド
ロキシエチル基を示し、Rはカルボキシメチル基を示
す];及び R-CONHCHCH-N(B)(C) (3) [上式中、Bは-CHCHOX'を示し、Cはz=1
又は2である-(CH) -Y'を示し、X'は、-CH
CH-COOH基又は水素原子を示し、Y'は、-CO
OH又は-CH-CHOH-SOH基を示し、R
は、加水分解されたアマニ油又はコプラ油中に存在す
るカルボン酸のアルキル基、アルキル基、特にC、C
、C11又はC13のもの、C17アルキル基及びそ
のイソ形、不飽和のC17基を示す];の構造を有し、
米国特許第2528378号及び米国特許第27813
54号に記載され、ミラノール(Miranol)の名称で販売
されている製品を挙げることができる。
【0034】これらの化合物は、ココアンホ二酢酸二ナ
トリウム(Disodium Cocoamphodiacetate)、ラウロアン
ホ二酢酸二ナトリウム(Disodium Lauroamphodiacetat
e)、カプリロアンホ二酢酸二ナトリウム(Disodium Capr
yloamphodiacetate)、カプロアンホ二酢酸二ナトリウム
(Disodium Caproamphodiacetate)、ココアンホ二プロピ
オン酸二ナトリウム(Disodium Cocoamphodipropionat
e)、ラウロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(Disodiu
m Lauroamphodipropionate)、カプロアンホ二プロピオ
ン酸二ナトリウム(Disodium Caproamphodipropionat
e)、カプリロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(Disod
ium Capryloamphodipropionate)、ラウロアンホ二プロ
ピオン酸、ココアンホ二プロピオン酸の名称で、CTF
A辞典、第7版、1997に分類されている。例えば、ロー
ディア・シミー社(RHODIA CHIMIE)からミラノール(登録
商標)C2M濃縮物の商品名で市販されている、ココア
ンホ二酢酸二ナトリウムを挙げることができる。
【0035】本発明の組成物においては、界面活性剤の
混合物、特にアニオン性界面活性剤の混合物、又はアニ
オン性界面活性剤と両性又は非イオン性界面活性剤との
混合物が好ましく使用される。付加的なアニオン性界面
活性剤としては、好ましくは、2.2モルのエチレンオ
キシドを含有するオキシエチレン化されたナトリウム、
トリエタノールアミン又はアンモニウムの(C12-C
14)アルキルエーテルスルファート、ナトリウム、ト
リエタノールアミン又はアンモニウムの(C12-
14)アルキルスルファート、ココイルイセチオン酸
ナトリウム(sodium cocoyl isethionate)及び(C 14-
16)アルファオレフィンスルホン酸ナトリウムと; − 両性界面活性剤、例えば、特に、38%の活性物質
を含有する水溶液として「ミラノール(登録商標)C2M
・CONC」の商品名で、又はミラノール(登録商標)C
32の名称で、ローディア・シミー社から市販されてい
るココアンホ二プロピオン酸二ナトリウム又はココアン
ホプロピオン酸ナトリウムと称されるアミン誘導体か; − 又は両性界面活性剤、例えばアルキルベタイン類、
特に、ヘンケル(HENKEL)社から、32%の活性物質を含
有する水溶液として「デハイトン(DEHYTON)(登録商標)
AB30」の名称で販売されているココベタイン、又は
ゴールドシュミット社(GOLDSCHMIDT)から市販されてい
る「テゴベタイン(登録商標)F50」等の(C-
20)アルキルアミド(C-C)アルキルベタイン
類、とのそれらの混合物が使用される。
【0036】モノ-又はポリアミド化ポリカルボキシル
アミノ酸のN-アシル化化合物及びそれらの塩類以外の
アニオン性界面活性剤(類)は、組成物の全重量に対し
て、一般的に1〜30重量%、好ましくは3〜15重量
%の量で存在する。両性又は非イオン性界面活性剤(類)
は、組成物の全重量に対して、一般的に約0.5〜15
重量%、好ましくは1〜5重量%量で存在する。界面活
性剤の量及び品質は、最終組成物に満足のいく発泡力及
び/又は洗浄力を付与するのに十分な量である。本発明
の組成物において、全ての洗浄用界面活性剤は、組成物
の全重量に対して、一般的には4〜50重量%、好まし
くは6〜35重量%、さらに好ましくは8〜25重量%
である。
【0037】さらに、本発明の組成物は、増粘剤、香
料、真珠光沢剤、防腐剤、サンスクリーン剤、カチオン
性界面活性剤、アニオン性又は非イオン性又は両性ポリ
マー、カチオン性ポリマー、タンパク質、タンパク質加
水分解物、セラミド類、擬似セラミド類、直鎖状又は分
枝状のC16-C40鎖を有する脂肪酸、例えば18-メ
チルエイコサン酸、ヒドロキシ酸、ビタミン類、パンテ
ノール等のプロビタミン類、植物性油、鉱物性油及び合
成油、抗フケ剤、及び本発明の組成物の安定性及び特性
に影響を与えず、化粧品の分野において従来的に使用さ
れている任意の他の添加剤から選択される少なくとも1
つの添加剤をさらに含有することができる。これらの添
加剤は、組成物の全重量に対して0.001〜50重量
%の範囲の割合で、本発明の組成物に存在する。各々の
添加剤の厳密な量は、その種類及び機能に従い当業者に
より容易に決定される。
【0038】本発明の好ましい実施態様において、本発
明の組成物は、一又は複数のカチオン性ポリマーをさら
に含有する。本発明で使用可能なカチオン性ポリマー
は、洗浄用組成物で処理された毛髪の美容特性を改善す
る、それ自体既に公知のもの全て、すなわち特に、欧州
特許出願公開第0337354号及び仏国特許出願公開
第2270846号、同2383660号、同2598
611号、同2470596号及び同2519863号
に記載されているものから選択することができる。さら
に一般的には、本発明の目的において「カチオン性ポリ
マー」という表現は、カチオン基及び/又はカチオン基
にイオン化され得る基を有する任意のポリマーを示す。
【0039】本発明で使用可能な全カチオン性ポリマー
の中でも、好ましくは、第4級セルロースエーテル誘導
体、例えばユニオン・カーバイド・コーポレーション(UNI
ON CARBIDE CORPORATION)から「JR400」の名称で
販売されている製品、シクロポリマー類、特に、ジアリ
ルジメチルアンモニウム塩(特に塩化物)のホモポリマ
ー、及びアクリルアミドとジアリルジメチルアンモニウ
ム塩(特に塩化物)のコポリマー、例えばメルク社(MERC
K)社から「メルクアット100」、「メルクアット55
0」及び「メルクアットS」の名称で販売されているも
の、カチオン性多糖類、例えばメイホール社(MEYHALL)
から「ジャガーC13S」の名称で販売されている2,
3-エポキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド
で変性したグアーガムが使用される。
【0040】また、次の式:
【化9】 [上式中、R10、R11、R12及びR13は同一又
は異なっており、約1〜4の炭素原子を有するアルキル
又はヒドロキシアルキル基を示し、n及びpは約2〜2
0の範囲の整数であり、Xは無機酸又は有機酸から誘
導されるアニオンである]に相当する繰り返し単位から
なるポリマーを使用することもできる。本発明におい
て、カチオン性ポリマー(類)は、最終組成物の全重量に
対して0.001〜10重量%、好ましくは0.005
〜5重量%、さらに好ましくは0.01〜3重量%であ
る。
【0041】化粧品的に許容可能な媒体は、水単独から
なるか、水と化粧品的に許容可能な溶媒、例えばC-
低級アルコール、例えばエタノール、イソプロパノ
ール、tert-ブタノール又はn-ブタノール;アルキレン
グリコール、例えばプロピレングリコール、又はグリコ
ールエーテルの混合物からなる。好ましくは、組成物
は、組成物の全重量に対して50〜95重量%の水を含
有する。
【0042】本発明の洗浄用組成物は、一般的に、3〜
10の最終的なpHを有する。好ましくは、このpHは
4〜8である。pHの所望される値への調整は、組成物
に塩基(有機又は無機)、例えばアンモニア水、又は第1
級、第2級又は第3級(ポリ)アミン、例えばモノエタノ
ールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、イソプロパノールアミン又は1,3-プロパンジアミ
ンを添加するか、又は酸、好ましくはカルボン酸、例え
ばクエン酸を添加することによって常套的に行うことが
できる。
【0043】本発明の組成物は、上述した組合せに加え
て、粘度調節剤、例えば電解質又は増粘剤を含有するこ
ともできる。特に、塩化ナトリウム、スクレログルカ
ン、キサンタンガム、脂肪酸のアルカノールアミド、5
モルまでのエチレンオキシドでオキシエチレン化されて
いてもよいアルキルエーテルカルボン酸のアルカノール
アミド、例えばケム・ワイ社(CHEM Y)から「アミノール
(AMINOL)A15」の名称で市販されている製品、架橋し
たポリアクリル酸と架橋したアクリル酸/C10-C
30アルキルアクリラートのコポリマーを挙げることが
できる。これらの粘度調節剤は、組成物の全重量に対し
て10重量%までの範囲の割合で本発明の組成物に使用
される。
【0044】また、本発明の組成物は、当該分野で従来
からよく知られている、真珠光沢剤又は不透明化剤、例
えばパルミチン酸マグネシウム又はナトリウム、ステア
リン酸マグネシウム又はナトリウム、及びヒドロキシス
テアリン酸マグネシウム又はナトリウム、脂肪鎖含有ア
シル化誘導体、例えばエチレングリコール又はポリエチ
レングリコールのモノステアラート又はジステアラー
ト、脂肪鎖含有エーテル類、例えばジステアリルエーテ
ル又は1-(ヘキサデシルオキシ)-2-オクタデカノール
を、5%までさらに含有することができる。本発明の組
成物は、モノ-もしくはジエタノールアミンから誘導さ
れる脂肪アルカノールアミド又はC10-C18の1,2
-アルカンジオール等の発泡相乗剤(foam synergists)を
さらに含有してもよい。
【0045】本発明の組成物は、ケラチン物質、例えば
毛髪、皮膚、睫毛、眉毛、爪、唇、頭皮、特に毛髪の洗
浄及びトリートメントに使用することができる。特に、
本発明の洗浄用組成物は、シャンプー、シャワーゲル及
び泡立て浴剤(foam baths)である。また本発明の組成物
は、すすがれる又はそのまま残るアフターシャンプー、
パーマネントウエーブ処理、ストレート化、染色又は脱
色用の組成物の形態、又はパーマネントウエーブ又はス
トレート化施術の2つの工程の間、又は染色、脱色、パ
ーマネントウエーブ処理又はストレート化の前後に適用
されてすすがれる組成物の形態で提供することもでき
る。さらに本発明の組成物はメークアップリムーバー製
品の形態で提供することもできる。またさらに本発明の
組成物は、ゲル、ミルク、クリーム、エマルション、増
粘ローション又はフォームの形態で提供することがで
き、皮膚、頭皮、爪、睫毛、唇、特に毛髪に使用するこ
とができる。
【0046】これら洗浄用組成物は、好ましくは発泡
し、発泡高さ(foam height)で特徴付けられる本発明の
組成物の発泡力は、修正ロス・マイルズ(ROSS-MILES)法
(NF・T73-404/ISO696)に従い測定された
ものでは、一般的に75mm、好ましくは100mmを
越える。この方法の修正点は次の通りである:測定は浸
透水を用い22℃の温度で行う。溶液の濃度は2g/l
である。滴下高さは1mである。滴下される組成物の量
は200mlである。これら200mlの組成物は、5
0mlのテスト用組成物を収容している直径50mmの
測定用シリンダーに滴下される。測定は、組成物の流れ
が停止して5分後に行う。
【0047】本発明の主題は、上述した化粧品組成物を
ケラチン物質に適用し、場合によっては続いて、特に水
によるすすぎを行うことからなることを特徴とする、皮
膚又は毛髪等のケラチン物質の処理方法にある。よっ
て、本発明のこの方法により、皮膚、毛髪又は任意の他
のケラチン物質をトリートメント、手入れ、洗浄するこ
と、又はそのメークアップを除去することが可能にな
る。
【0048】
【実施例】上述した及び以下の記載において、表された
パーセンテージは重量による。本発明を次の実施例によ
りさらに詳しく例証するが、記載した実施例に限定され
るものではない。実施例において、ASは活性物質を意
味する。実施例1: 3つのシャンプー組成物を調製した。一つは
本発明品(組成物A)で、他の2つは比較品(組成物B及
びC)である:
【表1】
【0049】予め濡らしておいたナチュラルな毛髪の束
2.5gに、約1gの組成物Aを適用してシャンプーを
行った。泡立ててシャンプーし、10分間のさらし時間
の後、ついで多量の水ですすいだ。毛髪の束を60℃で
10分間乾燥させた。組成物の第2の適用を行った。上
述した同様の手順を、比較組成物B及びCについても使
用した。専門家が対の毛髪の束を比較した。 組成物A/組成物C 専門家パネラーは湿った毛髪の外観を評価した。90%
の専門家が、本発明の組成物Aで処理された毛髪の方
が、組成物Cで処理された毛髪よりも、かなり滑らか及
び/又は柔軟であると示した。 組成物A/組成物B 専門家パネラーは湿った毛髪の外観を評価した。90%
の専門家が、本発明の組成物Aで処理された毛髪の方
が、組成物Bで処理された毛髪よりも、かなり滑らかで
あると示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA121 AA161 AB332 AC072 AC251 AC261 AC301 AC541 AC641 AC642 AC661 AC662 AC712 AC782 AD131 AD151 AD152 AD161 AD211 AD411 AD611 BB04 BB05 BB06 BB32 BB33 BB34 BB35 BB46 BB48 BB53 CC23 CC38

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧品的に許容可能な媒体に、モノ-又
    はポリアミド化ポリカルボキシルアミノ酸のN-アシル
    化化合物及びそれらの塩類から選択される少なくとも1
    種のアニオン性界面活性剤と、少なくとも1種のシリコ
    ーンを含有してなることを特徴とする洗浄用化粧品組成
    物。
  2. 【請求項2】 前記アニオン性界面活性剤が、次の式
    (I): 【化1】 [上式中:Rは直鎖状又は分枝状、飽和又は不飽和で、
    5〜29の炭素原子を有する炭化水素基を示し、nは1
    又は2に等しい]のモノ-又はポリアミド化ポリカルボキ
    シルアミノ酸のN-アシル化化合物及びそれらの塩類か
    ら選択されることを特徴とする請求項1に記載の組成
    物。
  3. 【請求項3】 Rが、5〜29の炭素原子、好ましくは
    7〜22の炭素原子を有するモノ-又はポリ不飽和アル
    キル又はアルケニル基を示すことを特徴とする請求項2
    に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 前記アニオン性界面活性剤がN-ココイ
    ルグルタミン塩であることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 シリコーン類が、油、ロウ、樹脂又はガ
    ムの形態で提供されることを特徴とする請求項1ないし
    4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 シリコーン類が、ポリアルキルシロキサ
    ン類、ポリアリールシロキサン類、ポリアルキルアリー
    ルシロキサン類、シリコーンガム及び樹脂、有機官能基
    で変性したポリオルガノシロキサン類、及びそれらの混
    合物から選択されるポリオルガノシロキサン類から選択
    されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1
    項に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 (a)ポリアルキルシロキサン類が: − トリメチルシリル末端基を有するポリジメチルシロ
    キサン類; − ジメチルシラノール末端基を有するポリジメチルシ
    ロキサン類; − ポリ(C-C20)アルキルシロキサン類;から選
    択され; (b)ポリアルキルアリールシロキサン類が: − 25℃で1x10−5〜5x10−2/sの粘
    度を有する直鎖状及び/又は分枝状のポリジメチルジフ
    ェニルシロキサン類、ポリジメチルメチルフェニルシロ
    キサン類から選択され; (c)シリコーンガムが、溶媒中で単独又は混合物の形態
    で使用され、200000〜1000000の数平均分
    子量を有するポリジオルガノシロキサン類から選択され
    ; (d)樹脂が、Rが1〜16の炭素原子を有する炭化水素
    基又はフェニル基を示す単位:RSiO1/2、R
    SiO2/2、RSiO3/2、SiO4/2からなる
    樹脂から選択され; (e)有機修飾されたシリコーン類が、その構造中に、炭
    化水素基を介して結合する一又は複数の有機官能基を有
    するシリコーン類から選択される、ことを特徴とする請
    求項6に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 単独又は混合物の形態で使用されるシリ
    コーンガムが、次の構造体: − ポリジメチルシロキサン、 − ポリジメチルシロキサン/メチルビニルシロキサ
    ン、 − ポリジメチルシロキサン/ジフェニルシロキサン、 − ポリジメチルシロキサン/フェニルメチルシロキサ
    ン、 − ポリジメチルシロキサン/ジフェニルシロキサン/
    メチルビニルシロキサン、及び次の混合物: − 鎖の末端がヒドロキシル化されたポリジメチルシロ
    キサンと環状のポリジメチルシロキサンから形成される
    混合物; − 環状のシリコーンとポリジメチルシロキサンガムか
    ら形成される混合物; − 異なる粘度を有するポリジメチルシロキサンの混合
    物;から選択されることを特徴とする請求項6又は7に
    記載の組成物。
  9. 【請求項9】 有機修飾されたシリコーン類が: a)ポリエチレンオキシ及び/又はポリプロピレンオキ
    シ基を有するポリオルガノシロキサン; b)置換又は非置換のアミン基を有するポリオルガノシ
    ロキサン; c)チオール基を有するポリオルガノシロキサン; d)アルコキシル化基を有するポリオルガノシロキサ
    ン; e)ヒドロキシアルキル基を有するポリオルガノシロキ
    サン; f)アシルオキシアルキル基を有するポリオルガノシロ
    キサン; g)アルキルカルボキシル基を有するポリオルガノシロ
    キサン; h)2-ヒドロキシアルキルスルホナート基を有するポリ
    オルガノシロキサン; i)2-ヒドロキシアルキルチオスルホナート基を有する
    ポリオルガノシロキサン; j)ヒドロキシアシルアミノ基を有するポリオルガノシ
    ロキサン; k)第4級アンモニウム基を有するポリオルガノシロキ
    サン;から選択されることを特徴とする請求項6に記載
    の組成物。
  10. 【請求項10】 ポリオルガノシロキサン類が、トリメ
    チルシリル末端基を有するポリアルキルシロキサン類、
    ジメチルシラノール末端基を有するポリアルキルシロキ
    サン類、ポリアルキルアリールシロキサン類、異なる粘
    度のガムと油とからなる2つのPDMSの混合物、鎖の
    末端がヒドロキシル化されたポリジメチルシロキサンと
    環状ポリジメチルシロキサンから形成される混合物、ポ
    リジメチルシロキサンガムと環状シリコーンから形成さ
    れる混合物、オルガノポリシロキサン樹脂、アミノ基を
    有するポリシロキサン類から選択されることを特徴とす
    る請求項6ないし9のいずれか1項に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 シリコーン類が組成物に不溶のポリオ
    ルガノシロキサン類から選択されることを特徴とする請
    求項1ないし10のいずれか1項に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 モノ-又はポリアミド化ポリカルボキ
    シルアミノ酸及びそれらの塩類のN-アシル化アニオン
    性界面活性剤(類)が、組成物の全重量に対して、1〜3
    0重量%、好ましくは3〜15重量%の濃度で存在する
    ことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に
    記載の組成物。
  13. 【請求項13】 前記シリコーンが、組成物の全重量に
    対して0.001重量%〜15重量%、好ましくは0.
    01重量%〜10重量%、特に0.1重量%〜5重量%
    の濃度で存在することを特徴とする請求項1ないし12
    のいずれか1項に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 アニオン性、カチオン性、非イオン性
    及び両性界面活性剤、及びそれらの混合物から選択され
    る少なくとも1つの付加的な界面活性剤をさらに含有す
    ることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項
    に記載の組成物。
  15. 【請求項15】 付加的な界面活性剤(類)が、組成物の
    全重量に対して0.1〜40重量%、好ましくは3〜3
    0重量%、さらに好ましくは5〜20重量%の濃度で存
    在していることを特徴とする請求項14に記載の組成
    物。
  16. 【請求項16】 増粘剤、香料、真珠光沢剤、防腐剤、
    サンスクリーン剤、アニオン性又は非イオン性又は両性
    ポリマー、カチオン性ポリマー、タンパク質、タンパク
    質加水分解物、セラミド類、擬似セラミド類、18-メ
    チルエイコサン酸等の直鎖状又は分枝状のC16-C
    40鎖を有する脂肪酸、ヒドロキシ酸、ビタミン類、パ
    ンテノール等のプロビタミン類、植物性油、鉱物性油、
    合成油及び抗フケ剤から選択される少なくとも1つの添
    加剤をさらに含有していることを特徴とする請求項1な
    いし15のいずれか1項に記載の組成物。
  17. 【請求項17】 前記カチオン性ポリマーが: −ジアリルジメチルアンモニウム塩のホモポリマー及び
    ジアリルジメチルアンモニウム塩とアクリルアミドのコ
    ポリマー、 −第4級セルロースエーテル誘導体、 −カチオン性多糖類、 −次の式: 【化2】 [上式中、 R10、R11、R12及びR13は同一又は異なって
    おり、1〜4の炭素原子を有するアルキル又はヒドロキ
    シアルキル基を示し、n及びpは2〜20の範囲の整数
    であり、Xは無機酸又は有機酸から誘導されるアニオ
    ンである]に相当する繰り返し単位を含むポリマー、か
    ら選択されることを特徴とする請求項16に記載の組成
    物。
  18. 【請求項18】 シャンプー又は皮膚の洗浄用組成物、
    すすがれる又はそのまま残るアフターシャンプー、パー
    マネントウエーブ処理、ストレート化、染色又は脱色用
    の組成物の形態、又はパーマネントウエーブ又はストレ
    ート化施術の2つの工程の間、又は染色、脱色、パーマ
    ネントウエーブ処理又はストレート化の前後に適用され
    てすすがれる組成物の形態で提供されることを特徴とす
    る請求項1ないし17のいずれか1項に記載の組成物。
  19. 【請求項19】 請求項1ないし18のいずれか1項に
    記載の組成物の、毛髪等のケラチン物質の洗浄における
    使用。
  20. 【請求項20】 請求項1ないし18のいずれか1項に
    記載の組成物の、毛髪のもつれのほぐれ易さ又は毛髪の
    滑らかさを強化し、毛髪にボリューム、軽さ、柔軟性、
    しなやかさ又は扱い易さを付与するための使用。
  21. 【請求項21】 請求項1ないし18のいずれか1項に
    記載の化粧品組成物をケラチン物質に適用し、場合によ
    っては続いてすすぎを行うことからなることを特徴とす
    る毛髪等のケラチン物質の処理方法。
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