JP2000247197A - 車両用周辺監視方法、及びこの方法を適用した車両用周辺監視装置 - Google Patents

車両用周辺監視方法、及びこの方法を適用した車両用周辺監視装置

Info

Publication number
JP2000247197A
JP2000247197A JP11048867A JP4886799A JP2000247197A JP 2000247197 A JP2000247197 A JP 2000247197A JP 11048867 A JP11048867 A JP 11048867A JP 4886799 A JP4886799 A JP 4886799A JP 2000247197 A JP2000247197 A JP 2000247197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
vehicle
unauthorized
monitoring
determination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11048867A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Ishikawa
直人 石川
Keiki Shiyuu
桂喜 周
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP11048867A priority Critical patent/JP2000247197A/ja
Priority to DE60041467T priority patent/DE60041467D1/de
Priority to EP20000103420 priority patent/EP1032209B1/en
Publication of JP2000247197A publication Critical patent/JP2000247197A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/26Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic
    • B60Q1/50Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating other intentions or conditions, e.g. request for waiting or overtaking
    • B60Q1/52Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating other intentions or conditions, e.g. request for waiting or overtaking for indicating emergencies
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/18Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周辺監視結果の信頼性を常に高水準に維持し
得る車両用周辺監視方法、及びこの方法を適用した車両
用周辺監視装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 車載撮像手段13を用いて撮像した画像
が不正か否かに係る不正画像判定を行い、この不正画像
判定の結果、車載撮像手段13を用いて撮像した画像が
不正である旨の判定が下されたとき、不正画像に基づく
周辺監視結果はその精度が低下しているとみなして、周
辺監視精度が低下している旨を報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CCDカメラ等の
車載撮像手段を用いて撮像した自車両周辺の画像に対し
て所要の画像処理を施すことで自車両周辺における障害
物の存在有無を監視する際に用いられる車両用周辺監視
方法に係り、特に、周辺監視結果の信頼性を常に高水準
に維持し得る車両用周辺監視方法、及び車両用周辺監視
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平7−50769
号公報に開示されるように、CCDカメラ等の車載撮像
手段を用いて撮像した自車両周辺の画像に対して所要の
画像処理を施すことで自車両周辺における障害物の存在
有無を監視する際に用いられる車両用周辺監視方法が知
られている。
【0003】上記特開公報に開示された車両用周辺監視
方法では、走行している自車両から後側景を順次撮像
し、撮像した一連の後側景画像のうち、時間的に相前後
する2コマの画像中の同一点の移動をオプティカルフロ
ーとして検出し、検出したオプティカルフローに基づい
て、自車両に対する後方車両又は隣接車線を走行中の車
両の接近度合いを監視するようにしている。
【0004】上述した車両用周辺監視方法によれば、自
車両に対する後方車両又は隣接車線を走行中の車両等の
接近度合いを自動的に検知できるので、この検知結果を
乗員に知らせることにより、車両の安全運転に寄与する
ことを期待することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の車両用周辺監視方法にあっては、例えば、雨、
雪、又は霧等の天候変化などに起因して撮像環境が変化
した場合には、必然的に撮像された画像が不鮮明になり
周辺監視精度の低下を来すにもかかわらず、この周辺監
視精度の低下に対して何らの対策をも施していないのが
現状であり、誤差を含む周辺監視結果がそのまま乗員に
知らされてしまうおそれがある結果として、周辺監視結
果の信頼性を常に高水準に維持できないという解決すべ
き課題を内在していた。
【0006】そこで、周辺監視結果の信頼性を常に高水
準に維持し得る新規な技術の開発が関係者の間で待望さ
れていた。
【0007】本発明は、上述した実情に鑑みてなされた
ものであり、車載撮像手段を用いて撮像した画像が不正
か否かに係る不正画像判定を行い、この不正画像判定の
結果、車載撮像手段を用いて撮像した画像が不正である
旨の判定が下されたとき、不正画像に基づく周辺監視結
果はその精度が低下しているとみなして、周辺監視精度
が低下している旨を報知することにより、周辺監視結果
の信頼性を常に高水準に維持し得る車両用周辺監視方
法、及びこの方法を適用した車両用周辺監視装置を提供
することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、車載撮像手段を用いて撮像した
自車両周辺の画像に対して所要の画像処理を施すことで
自車両周辺における障害物の存在有無を監視する際に用
いられる車両用周辺監視方法であって、前記車載撮像手
段を用いて撮像した画像が不正か否かに係る不正画像判
定を行い、当該不正画像判定の結果、前記車載撮像手段
を用いて撮像した画像が不正である旨の判定が下された
とき、当該不正画像に基づく周辺監視結果はその精度が
低下しているとみなして、周辺監視精度が低下している
旨を報知することを要旨とする。
【0009】請求項1の発明によれば、車載撮像手段を
用いて撮像した画像が不正か否かに係る不正画像判定を
行い、この不正画像判定の結果、車載撮像手段を用いて
撮像した画像が不正である旨の判定が下されたとき、不
正画像に基づく周辺監視結果はその精度が低下している
とみなして、周辺監視精度が低下している旨を報知する
ので、したがって、周辺監視精度が低下しているときに
はこの旨が乗員に報知される結果として、周辺監視結果
の信頼性を常に高水準に維持することができる。
【0010】また、請求項2の発明は、前記不正画像判
定の結果、前記車載撮像手段を用いて撮像した画像が適
正から不正に移行した旨の判定が下されるに至ったと
き、当該移行後の不正画像に基づく周辺監視結果はその
精度が低下しているとみなして、周辺監視精度が低下し
ている旨を報知することを要旨とする。
【0011】請求項2の発明によれば、不正画像判定の
結果、車載撮像手段を用いて撮像した画像が適正から不
正に移行した旨の判定が下されるに至ったとき、移行後
の不正画像に基づく周辺監視結果はその精度が低下して
いるとみなして、周辺監視精度が低下している旨を報知
するので、したがって、周辺監視精度が低下するに至っ
たときにはこの旨が乗員に報知される結果として、周辺
監視結果の信頼性を常に高水準に維持することができ
る。
【0012】さらに、請求項3の発明は、前記不正画像
判定の結果、前記車載撮像手段を用いて撮像した画像が
不正から適正に移行した旨の判定が下されるに至ったと
き、当該移行後の適正画像に基づく周辺監視結果はその
精度が正常に復帰しているとみなして、周辺監視精度が
正常に復帰している旨を報知することを要旨とする。
【0013】請求項3の発明によれば、不正画像判定の
結果、車載撮像手段を用いて撮像した画像が不正から適
正に移行した旨の判定が下されるに至ったとき、移行後
の適正画像に基づく周辺監視結果はその精度が正常に復
帰しているとみなして、周辺監視精度が正常に復帰して
いる旨を報知するので、したがって、周辺監視精度が正
常に復帰するに至ったときにはこの旨が乗員に報知され
る結果として、周辺監視結果の信頼性を常に高水準に維
持することができる。
【0014】さらにまた、請求項4の発明は、前記不正
画像判定は、前記車載撮像手段を用いて撮像した画像に
対して所要の画像処理を施すことで実行されることを要
旨とする。
【0015】請求項4の発明によれば、不正画像判定
は、車載撮像手段を用いて撮像した画像に対して所要の
画像処理を施すことで実行されるので、したがって、撮
像した画像を基礎とした高精度な不正画像判定を実現す
ることができる。
【0016】しかも、請求項5の発明は、前記不正画像
判定は、自車両周辺の撮像環境を参照して実行されるこ
とを要旨とする。
【0017】請求項5の発明によれば、不正画像判定は
自車両周辺の撮像環境を参照して実行されるので、した
がって、例えば、雨、雪、霧等の天候を含む撮像環境を
参照した不正画像判定を実現することができる。
【0018】一方、請求項6の発明は、車載撮像手段を
用いて撮像した自車両周辺の画像に対して所要の画像処
理を施すことで自車両周辺における障害物の存在有無を
監視する際に用いられる車両用周辺監視方法を適用した
車両用周辺監視装置であって、前記車載撮像手段を用い
て撮像した画像が不正か否かに係る不正画像判定を行う
不正画像判定手段と、周辺監視精度が低下している旨を
報知する報知手段と、前記不正画像判定手段における不
正画像判定の結果、前記車載撮像手段を用いて撮像した
画像が不正である旨の判定が下されたとき、当該不正画
像に基づく周辺監視結果はその精度が低下しているとみ
なして、前記報知手段を駆動する駆動制御を行う駆動制
御手段と、を備えて構成されることを要旨とする。
【0019】請求項6の発明によれば、不正画像判定手
段は、車載撮像手段を用いて撮像した画像が不正か否か
に係る不正画像判定を行い、不正画像判定手段における
不正画像判定の結果、車載撮像手段を用いて撮像した画
像が不正である旨の判定が下されたとき、駆動制御手段
は、不正画像に基づく周辺監視結果はその精度が低下し
ているとみなして、報知手段を駆動する駆動制御を行う
ので、したがって、周辺監視精度が低下しているときに
はこの旨が乗員に報知される結果として、周辺監視結果
の信頼性を常に高水準に維持することができる。
【0020】また、請求項7の発明は、前記不正画像判
定手段は、前記車載撮像手段を用いて撮像した画像に対
して所要の画像処理を施すことで不正画像判定を行うこ
とを要旨とする。
【0021】請求項7の発明によれば、不正画像判定手
段は、車載撮像手段を用いて撮像した画像に対して所要
の画像処理を施すことで不正画像判定を行うので、した
がって、撮像した画像を基礎とした高精度な不正画像判
定を実現することができる。
【0022】そして、請求項8の発明は、前記不正画像
判定手段は、自車両周辺の撮像環境を参照して不正画像
判定を行うことを要旨とする。
【0023】請求項8の発明によれば、不正画像判定手
段は、自車両周辺の撮像環境を参照して不正画像判定を
行うので、したがって、例えば、雨、雪、霧等の天候を
含む撮像環境を参照した不正画像判定を実現することが
できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る車両用周辺
監視方法、及びこの方法を適用した車両用周辺監視装置
の一実施形態について、図に基づいて詳細に説明する。
【0025】図1は、本発明に係る車両用周辺監視装置
の機能ブロック構成図、図2は、本発明に係る車両用周
辺監視装置の動作説明に供するタイムチャート図であ
る。
【0026】まず、本発明に係る車両用周辺監視方法を
適用した車両用周辺監視装置の概略構成について、図1
を参照して説明する。
【0027】同図に示すように、車両用周辺監視装置1
1は、車載撮像手段として機能するCCDカメラ13
と、各種センサ群15と、不正画像判定手段として機能
する不正画像判定部23を含み、駆動制御手段として機
能するECU17と、報知手段として機能する警報部1
9及び表示部21と、警報停止スイッチ(以下、「スイ
ッチ」を「SW」と言う。)25と、を備えて構成され
ている。
【0028】CCDカメラ13は、車両における前方、
後方、側方、前側方、及び後側方等の適宜の箇所に適宜
の数量だけ搭載されており、自車両の前方、後方、側
方、前側方、及び後側方を含む周辺に存在する周辺車両
等の障害物を撮像する機能を有している。
【0029】各種センサ群15は、ターンシグナルの指
示方向を出力するターンシグナルSW、自車両の操舵角
を検知する操舵角センサ、自車両の速度を検知する車速
センサ、スモールランプの点灯/消灯状態を出力するス
モールランプSW、ヘッドライトの点灯/消灯状態を出
力するヘッドライトSW、現在投入されているギヤ位置
状態を出力するギア位置SW、などを含んで構成されて
いる。
【0030】ECU17は、CCDカメラ13を用いて
撮像した画像に対して所要の画像処理を施すことで自車
両周辺に存在する障害物を認識する障害物認識機能と、
障害物認識機能を発揮することで認識された障害物と自
車両間の相対位置関係を監視する周辺監視機能と、周辺
監視機能を発揮することで得られた障害物と自車両間の
相対位置関係から危険度を判定する危険度判定機能と、
危険度判定機能を発揮することで判定された危険度が大
であるとき、警報部19に対して警報発生指令を行う警
報指令機能と、CCDカメラ13を用いて撮像した画像
が不正か否かに係る不正画像判定を行う不正画像判定機
能と、不正画像判定機能を発揮することで得られた判定
結果が不正画像であるとき、この不正画像に基づく周辺
監視結果はその精度が低下しているとみなして警報部1
9を駆動する駆動制御を行う駆動制御機能と、を有して
いる。
【0031】警報部19は、ECU17からの警報発生
指令に従って警報を発生する警報発生機能と、ECU1
7からの駆動制御指令に従って周辺監視精度が低下して
いる旨を報知する精度低下報知機能と、ECU17から
の駆動制御指令に従って周辺監視精度が正常に復帰して
いる旨を報知する精度復帰報知機能と、を有している。
【0032】表示部21は、ECU17からの駆動制御
指令に従って周辺監視精度が低下している旨、又は周辺
監視精度が正常に復帰している旨のうちいずれか一方を
表示する精度表示機能を有している。
【0033】そして、警報停止SW25は、周辺監視精
度が低下している旨が報知されたときに操作入力される
と、危険度が大である旨の警報動作を停止する警報停止
機能を有して構成されている。
【0034】次に、上述した車両用周辺監視装置11の
動作について、図1乃至図2を参照して説明する。
【0035】まず、ECU17は、CCDカメラ13を
用いて撮像した画像を入力し、この入力画像に対して所
要の画像処理を施すことにより、撮像した画像が不正か
否かに係る不正画像判定を行う。具体的には、車両の後
部付近に、自車両の後方及び両側方を撮像するCCDカ
メラ13を設けておき、このCCDカメラ13で撮像し
た自車両の後方及び両側方の画像に対して所要の画像処
理を施すことにより、撮像した画像が不正か否かに係る
不正画像判定を行う。なお、この不正画像判定は、入力
画像に対して所要の画像処理を施すことで実行される形
態に代えて、自車両周辺の撮像環境、すなわち、雨、
雪、霧等の天候を含む撮像環境を参照して実行される形
態を採用することもできる。
【0036】上述した不正画像判定の結果、撮像した画
像が適正である旨の判定が下されたとき、ECU17
は、撮像した画像に対し、周辺車両のスモールランプや
ヘッドライトを含む灯火部分や、障害物の外形形状を特
徴点として抽出するなどの所要の画像処理を施すことで
障害物の存在有無を認識する。さらに、ECU17は、
認識した障害物と自車両間の相対位置関係を監視する一
方、各種センサ群15から得られたターンシグナルの点
灯状態、操舵角、及び自車速度を含む車両情報に基づい
て、自車両が進路変更又は右左折を行っていると判定さ
れたとき、上述した監視により得られた障害物と自車両
間の相対位置関係、及び接近速度を総合的に勘案して、
衝突又は巻き込みのおそれがあるか否かに係る危険度判
定を行い、この危険度判定の結果、衝突又は巻き込みの
おそれがある旨の判定が下されたとき、危険度が大であ
るとみなして警報部19に対して警報発生指令を行う。
これを受けて警報部19は、危険度が大である旨の警報
を発生する。これにより、車両の乗員に対して危険度が
大である旨をタイムリーに知らせることができる結果と
して、衝突又は巻き込み等の事故発生を未然に防止し
て、車両の安全運転に多大な貢献を果たすことを期待で
きる。
【0037】一方、上述した不正画像判定の結果、撮像
した画像が適正から不正に移行した旨の判定が下される
に至ったとき、図2(a),(b)に示すように、EC
U17は、不正画像に基づく周辺監視結果、すなわち、
例えば危険度判定結果はその精度が低下しているとみな
して、警報部19及び表示部21に対して精度低下報知
指令を行う。これを受けて、警報部19は、危険度判定
結果の警報動作に伴って、周辺監視精度が低下している
旨を、「周辺監視精度が低下しています。警報停止スイ
ッチを押して下さい。」等の音声メッセージや、ブザー
やチャイム等の警報音の鳴動などの手段を用いて報知す
る一方、表示部21は、周辺監視精度が低下している旨
を、「周辺監視精度が低下しています。警報停止スイッ
チを押して下さい。」等のテキスト表示や、警報ランプ
点灯などの手段を用いて報知する。このとき、乗員が警
報停止SW25を「警報停止」側に操作入力すると、図
2(c),(d)に示すように、ECU17は、警報部
19に対して警報停止指令を送出し、これを受けて警報
部19は、危険度判定結果の警報動作を停止する。
【0038】さて一方、上述した不正画像判定の結果、
撮像した画像が不正から適正に移行した旨の判定が下さ
れるに至ったとき、図2(a),(b)に示すように、
ECU17は、適正画像に基づく周辺監視結果、すなわ
ち、例えば危険度判定結果はその精度が正常に復帰して
いるとみなして、警報部19及び表示部21に対して精
度復帰報知指令を行う。これを受けて、警報部19は、
周辺監視精度が正常に復帰している旨を、「周辺監視精
度が正常に復帰しています。警報停止スイッチを解除し
て下さい。」等の音声メッセージや、ブザーやチャイム
等の警報音の鳴動などの手段を用いて報知する一方、表
示部21は、周辺監視精度が正常に復帰している旨を、
「周辺監視精度が正常に復帰しています。警報停止スイ
ッチを解除して下さい。」等のテキスト表示や、警報ラ
ンプ点灯などの手段を用いて報知する。このとき、乗員
が警報停止SW25を「警報復帰」側に操作入力する
と、図2(c),(d)に示すように、ECU17は、
警報部19に対して警報復帰指令を送出し、これを受け
て警報部19は、危険度判定結果の警報動作を復帰す
る。
【0039】なお、本発明は、上述した実施形態の例に
限定されることなく、請求の範囲内において適宜に変更
された形態で実施することができる。
【0040】すなわち、例えば、本実施形態中、警報停
止SW25を用いて、警報停止又は警報復帰を乗員によ
って操作させる形態を例示して説明したが、本発明は、
この形態のみに限定されることなく、警報停止SW25
を割愛して実施することができる。この場合には、撮像
した画像が適正から不正に移行した旨の判定が下される
に至ったときには警報停止を自動実行する一方、撮像し
た画像が不正から適正に移行した旨の判定が下されるに
至ったときには警報復帰を自動実行するように動作する
ことになる。このときに採用される音声メッセージは、
例えば、警報停止時には「周辺監視精度が低下しました
ので警報を停止します。」、警報復帰時には「周辺監視
精度が正常に復帰しましたので警報を復帰します。」な
どを採用すればよい。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、車載撮像手段
を用いて撮像した画像が不正か否かに係る不正画像判定
を行い、この不正画像判定の結果、車載撮像手段を用い
て撮像した画像が不正である旨の判定が下されたとき、
不正画像に基づく周辺監視結果はその精度が低下してい
るとみなして、周辺監視精度が低下している旨を報知す
るので、したがって、周辺監視精度が低下しているとき
にはこの旨が乗員に報知される結果として、周辺監視結
果の信頼性を常に高水準に維持することができる。
【0042】また、請求項2の発明によれば、不正画像
判定の結果、車載撮像手段を用いて撮像した画像が適正
から不正に移行した旨の判定が下されるに至ったとき、
移行後の不正画像に基づく周辺監視結果はその精度が低
下しているとみなして、周辺監視精度が低下している旨
を報知するので、したがって、周辺監視精度が低下する
に至ったときにはこの旨が乗員に報知される結果とし
て、周辺監視結果の信頼性を常に高水準に維持すること
ができる。
【0043】さらに、請求項3の発明によれば、不正画
像判定の結果、車載撮像手段を用いて撮像した画像が不
正から適正に移行した旨の判定が下されるに至ったと
き、移行後の適正画像に基づく周辺監視結果はその精度
が正常に復帰しているとみなして、周辺監視精度が正常
に復帰している旨を報知するので、したがって、周辺監
視精度が正常に復帰するに至ったときにはこの旨が乗員
に報知される結果として、周辺監視結果の信頼性を常に
高水準に維持することができる。
【0044】さらにまた、請求項4の発明によれば、不
正画像判定は、車載撮像手段を用いて撮像した画像に対
して所要の画像処理を施すことで実行されるので、した
がって、撮像した画像を基礎とした高精度な不正画像判
定を実現することができる。
【0045】しかも、請求項5の発明によれば、不正画
像判定は自車両周辺の撮像環境を参照して実行されるの
で、したがって、例えば、雨、雪、霧等の天候を含む撮
像環境を参照した不正画像判定を実現することができ
る。
【0046】一方、請求項6の発明によれば、不正画像
判定手段は、車載撮像手段を用いて撮像した画像が不正
か否かに係る不正画像判定を行い、不正画像判定手段に
おける不正画像判定の結果、車載撮像手段を用いて撮像
した画像が不正である旨の判定が下されたとき、駆動制
御手段は、不正画像に基づく周辺監視結果はその精度が
低下しているとみなして、報知手段を駆動する駆動制御
を行うので、したがって、周辺監視精度が低下している
ときにはこの旨が乗員に報知される結果として、周辺監
視結果の信頼性を常に高水準に維持することができる。
【0047】また、請求項7の発明によれば、不正画像
判定手段は、車載撮像手段を用いて撮像した画像に対し
て所要の画像処理を施すことで不正画像判定を行うの
で、したがって、撮像した画像を基礎とした高精度な不
正画像判定を実現することができる。
【0048】そして、請求項8の発明によれば、不正画
像判定手段は、自車両周辺の撮像環境を参照して不正画
像判定を行うので、したがって、例えば、雨、雪、又は
霧等の天候を含む撮像環境を参照した不正画像判定を実
現することができるというきわめて優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る車両用周辺監視装置の機
能ブロック構成図である。
【図2】図2は、本発明に係る車両用周辺監視装置の動
作説明に供するタイムチャート図である。
【符号の説明】
11 車両用周辺監視装置 13 CCDカメラ(車載撮像手段) 15 各種センサ群 17 ECU(駆動制御手段) 19 警報部(報知手段) 21 表示部(報知手段) 23 不正画像判定部(不正画像判定手段) 25 警報停止スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 622F 622J 622K 622L 622N 624C 626A 628E 628Z Fターム(参考) 5C054 AA01 AA05 CA04 CC03 EA01 EA05 FA01 FC14 FE28 HA30 5H180 CC04 EE13 EE14 LL02 LL04 LL07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載撮像手段を用いて撮像した自車両周
    辺の画像に対して所要の画像処理を施すことで自車両周
    辺における障害物の存在有無を監視する際に用いられる
    車両用周辺監視方法であって、 前記車載撮像手段を用いて撮像した画像が不正か否かに
    係る不正画像判定を行い、 当該不正画像判定の結果、前記車載撮像手段を用いて撮
    像した画像が不正である旨の判定が下されたとき、当該
    不正画像に基づく周辺監視結果はその精度が低下してい
    るとみなして、周辺監視精度が低下している旨を報知す
    ることを特徴とする車両用周辺監視方法。
  2. 【請求項2】 前記不正画像判定の結果、前記車載撮像
    手段を用いて撮像した画像が適正から不正に移行した旨
    の判定が下されるに至ったとき、当該移行後の不正画像
    に基づく周辺監視結果はその精度が低下しているとみな
    して、周辺監視精度が低下している旨を報知することを
    特徴とする請求項1に記載の車両用周辺監視方法。
  3. 【請求項3】 前記不正画像判定の結果、前記車載撮像
    手段を用いて撮像した画像が不正から適正に移行した旨
    の判定が下されるに至ったとき、当該移行後の適正画像
    に基づく周辺監視結果はその精度が正常に復帰している
    とみなして、周辺監視精度が正常に復帰している旨を報
    知することを特徴とする請求項1に記載の車両用周辺監
    視方法。
  4. 【請求項4】 前記不正画像判定は、 前記車載撮像手段を用いて撮像した画像に対して所要の
    画像処理を施すことで実行されることを特徴とする請求
    項1乃至3のうちいずれか一項に記載の車両用周辺監視
    方法。
  5. 【請求項5】 前記不正画像判定は、 自車両周辺の撮像環境を参照して実行されることを特徴
    とする請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の車両
    用周辺監視方法。
  6. 【請求項6】 車載撮像手段を用いて撮像した自車両周
    辺の画像に対して所要の画像処理を施すことで自車両周
    辺における障害物の存在有無を監視する際に用いられる
    車両用周辺監視方法を適用した車両用周辺監視装置であ
    って、 前記車載撮像手段を用いて撮像した画像が不正か否かに
    係る不正画像判定を行う不正画像判定手段と、 周辺監視精度が低下している旨を報知する報知手段と、 前記不正画像判定手段における不正画像判定の結果、前
    記車載撮像手段を用いて撮像した画像が不正である旨の
    判定が下されたとき、当該不正画像に基づく周辺監視結
    果はその精度が低下しているとみなして、前記報知手段
    を駆動する駆動制御を行う駆動制御手段と、 を備えて構成されることを特徴とする車両用周辺監視装
    置。
  7. 【請求項7】 前記不正画像判定手段は、 前記車載撮像手段を用いて撮像した画像に対して所要の
    画像処理を施すことで不正画像判定を行うことを特徴と
    する請求項6に記載の車両用周辺監視装置。
  8. 【請求項8】 前記不正画像判定手段は、 自車両周辺の撮像環境を参照して不正画像判定を行うこ
    とを特徴とする請求項6又は7のうちいずれか一項に記
    載の車両用周辺監視装置。
JP11048867A 1999-02-25 1999-02-25 車両用周辺監視方法、及びこの方法を適用した車両用周辺監視装置 Pending JP2000247197A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11048867A JP2000247197A (ja) 1999-02-25 1999-02-25 車両用周辺監視方法、及びこの方法を適用した車両用周辺監視装置
DE60041467T DE60041467D1 (de) 1999-02-25 2000-02-25 Vorrichtung und Verfahren zur Überwachung der Umgebung eines Fahrzeuges
EP20000103420 EP1032209B1 (en) 1999-02-25 2000-02-25 Method and apparatus for monitoring circumference of vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11048867A JP2000247197A (ja) 1999-02-25 1999-02-25 車両用周辺監視方法、及びこの方法を適用した車両用周辺監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000247197A true JP2000247197A (ja) 2000-09-12

Family

ID=12815248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11048867A Pending JP2000247197A (ja) 1999-02-25 1999-02-25 車両用周辺監視方法、及びこの方法を適用した車両用周辺監視装置

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP1032209B1 (ja)
JP (1) JP2000247197A (ja)
DE (1) DE60041467D1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003034205A (ja) * 2001-07-23 2003-02-04 Toyota Motor Corp 走行支援装置
JP2012040445A (ja) * 2011-12-02 2012-03-01 Terumo Corp 腹膜透析装置
JP2015114118A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 株式会社トヨタマップマスター 経路探索装置及びその方法、並びに経路を探索するためのコンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6583730B2 (en) 2000-07-28 2003-06-24 Lang-Mekra North America, Llc Surveillance apparatus for a vehicle
US6642840B2 (en) 2000-07-28 2003-11-04 Lang-Mekra North Amicica, Llc Rearview mirror assembly with monitor
DE10036875A1 (de) 2000-07-28 2002-02-28 Mekra Lang Gmbh & Co Kg Rückspiegel, insbesondere für Nutzfahrzeuge mit Kamera und Monitor
DE10313003B4 (de) * 2003-03-24 2006-03-23 Daimlerchrysler Ag Ein-/Ausschaltkonzept für ein Automobiles Nachtsichtsystem
DE10346483B4 (de) * 2003-10-02 2007-11-22 Daimlerchrysler Ag Vorrichtung zur Verbesserung der Sichtverhältnisse in einem Kraftfahrzeug

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3452268B2 (ja) * 1993-08-06 2003-09-29 矢崎総業株式会社 車両用後側方監視方法
DE4332612C2 (de) * 1992-09-25 1996-02-22 Yazaki Corp Außenansichts-Überwachungsverfahren für Kraftfahrzeuge
JPH10119672A (ja) * 1996-10-16 1998-05-12 Isuzu Motors Ltd 車両外部監視装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003034205A (ja) * 2001-07-23 2003-02-04 Toyota Motor Corp 走行支援装置
JP2012040445A (ja) * 2011-12-02 2012-03-01 Terumo Corp 腹膜透析装置
JP2015114118A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 株式会社トヨタマップマスター 経路探索装置及びその方法、並びに経路を探索するためのコンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
EP1032209B1 (en) 2009-01-28
DE60041467D1 (de) 2009-03-19
EP1032209A3 (en) 2001-08-29
EP1032209A2 (en) 2000-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4654208B2 (ja) 車載用走行環境認識装置
JP5172314B2 (ja) ステレオカメラ装置
JP4517393B2 (ja) 運転支援装置
CN109564734B (zh) 驾驶辅助装置、驾驶辅助方法、移动体和程序
EP2523173B1 (en) Driver assisting system and method for a motor vehicle
WO2013046408A1 (ja) 画像表示装置及び画像表示方法
JP2010173619A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
US10567673B2 (en) On-vehicle display control device, on-vehicle display system, on-vehicle display control method, and non-transitory storage medium
CN102211547A (zh) 行车视觉盲区侦测系统及方法
JP5169912B2 (ja) 駐車支援装置
JP2008189148A (ja) 走行状態検知装置
JP6599387B2 (ja) 情報報知装置、移動体及び情報報知システム
JP2000247197A (ja) 車両用周辺監視方法、及びこの方法を適用した車両用周辺監視装置
JP2000016181A (ja) カメラ付ドアミラー及び車両周辺認識システム
JP6166188B2 (ja) 撮像システム、および撮像システムの制御方法
JPH1148828A (ja) 車両周辺監視装置
US20230242137A1 (en) Notification device and notification method
WO2013046409A1 (ja) 画像表示装置及び画像表示方法
JP2004051063A (ja) 車両周辺視認装置
JP2008129676A (ja) 周辺監視装置
JP2013146029A (ja) 車両周辺監視装置
JP2002087188A (ja) 交通安全支援装置
JP2006039641A (ja) 車両周辺監視システム
JP2009122918A (ja) 車両走行支援装置
JP2019145952A (ja) 車両およびカメラシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080325

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080722