JP2000247013A - インク記録方法及びインク記録装置 - Google Patents

インク記録方法及びインク記録装置

Info

Publication number
JP2000247013A
JP2000247013A JP29996899A JP29996899A JP2000247013A JP 2000247013 A JP2000247013 A JP 2000247013A JP 29996899 A JP29996899 A JP 29996899A JP 29996899 A JP29996899 A JP 29996899A JP 2000247013 A JP2000247013 A JP 2000247013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
recording medium
onto
recording
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29996899A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiyoji Nozaki
千代志 野崎
Noboru Ueda
昇 上田
Takamasa Ueda
隆正 上田
Mochikiyo Osawa
以清 大澤
Kenichi Tabata
賢一 田畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP29996899A priority Critical patent/JP2000247013A/ja
Publication of JP2000247013A publication Critical patent/JP2000247013A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク吐出装置から記録媒体上にインクを吐
出させて、記録媒体にインクによる画像を形成するにあ
たり、記録媒体上においてインクが滲んだりするのを防
止すると共に、インクの定着性を向上させるようにす
る。 【解決手段】 インク吐出装置10から記録媒体1上にイ
ンクを吐出して画像を形成するインク記録方法及びイン
ク記録装置において、インクに活性水素含有基を有する
高分子化合物を含有させると共に、インク吐出装置から
インクを記録媒体上に吐出する直前又は吐出した直後
に、架橋剤供給装置20から上記の高分子化合物を架橋さ
せる架橋剤を含有する液体組成物を記録媒体上に供給す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インク吐出装置
からインクを記録媒体上に吐出して、インクによる画像
を記録媒体に形成するようにしたインク記録方法及びイ
ンク記録装置に係り、特に、上記のようにインクを記録
媒体上に吐出させて画像を形成する場合に、フェザリン
グやブリーディングと呼ばれるインクの滲みが発生する
のを防止すると共に、記録媒体に対するインクの定着性
を向上させるようにした点に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットプリンタ等のイン
ク記録装置においては、染料や顔料を水系媒体に溶解或
いは分散させたインクをインク吐出装置から紙等の記録
媒体上に吐出して、この記録媒体上にインクによる画像
を形成するようにしていた。
【0003】しかし、上記のようなインクを紙等の記録
媒体上に吐出させて、この記録媒体にインクによる画像
を形成するようにした場合、記録媒体上においてインク
が滲んで、フェザリングやブリーディングと呼ばれるイ
ンクの滲みが生じるという問題があり、また顔料を用い
たインクの場合には、顔料が記録媒体中に浸透せずに記
録媒体上に残った状態となるため、摩擦等によって顔料
が記録媒体上から取れたりするという問題があった。
【0004】そこで、近年においては、特開昭62−2
31787号公報に示されるように、インク中に水溶性
若しくは水分散性のポリエチレンやポリアミドを含有さ
せると共に、上記のポリエチレンやポリアミドを架橋さ
せる架橋剤をインク中や記録媒体中に含有させ、インク
中に含まれるポリエチレンやポリアミドをこの架橋剤に
より架橋させて、記録媒体上におけるインクの滲み等を
防止するようにしたものが提案された。
【0005】しかし、この公報に示されるように、水溶
性若しくは水分散性のポリエチレンやポリアミドを含有
するインク中に架橋剤を含有させると、このポリエチレ
ンやポリアミドが架橋剤によりインク中において架橋さ
れて、インクの粘度が高くなり、インク吐出装置からイ
ンクが吐出されにくくなると共に、インクがインク吐出
装置に目詰まりし易くなるという問題があり、また記録
媒体中に予め架橋剤を含有させた場合には、この架橋剤
が記録媒体中に浸透してしまい、水溶性若しくは水分散
性のポリエチレンやポリアミドを含有するインクをこの
記録媒体に吐出させた場合に、このポリエチレンやポリ
アミドを適切に架橋させることができなくなるという問
題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、インク吐
出装置から記録媒体上にインクを吐出させて、記録媒体
にインクによる画像を形成するインク記録方法及びイン
ク記録装置における上記のような問題を解決することを
課題とするものであり、記録媒体上においてインクが滲
んで、フェザリングやブリーディングと呼ばれるインク
の滲みが生じるのを防止すると共に、顔料を用いたイン
クの場合に、記録媒体に供給されたインクの顔料が摩擦
等によって記録媒体上から取れたりするのを抑制するこ
と課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明におけるインク
記録方法においては、上記のような課題を解決するた
め、インク吐出装置から記録媒体上にインクを吐出して
画像を形成するインク記録方法において、上記のインク
が活性水素含有基を有する高分子化合物を含有すると共
に、インク吐出装置からこのインクを記録媒体上に吐出
する直前又は吐出した直後に、上記の活性水素含有基と
反応する架橋剤を含む液体組成物を記録媒体上に供給す
るようにしたのである。
【0008】また、この発明におけるインク記録装置に
おいては、上記のような課題を解決するため、インク吐
出装置から記録媒体上にインクを吐出して画像を形成す
るインク記録装置において、活性水素含有基を有する高
分子化合物を含有するインクを用いると共に、インク吐
出装置からこのインクを記録媒体上に吐出する直前又は
吐出した直後に、上記の活性水素含有基と反応する架橋
剤を含む液体組成物を記録媒体上に供給する架橋剤供給
装置を設けたのである。
【0009】そして、この発明におけるインク記録方法
やインク記録装置のように、活性水素含有基を有する高
分子化合物を含有するインクを用い、このインクをイン
ク吐出装置から記録媒体上に吐出する直前又は吐出した
直後に、上記の活性水素含有基と反応する架橋剤を含む
液体組成物を記録媒体上に供給すると、この架橋剤によ
りインク中に含有された上記の高分子化合物が架橋され
て、インクが速やかに記録媒体に定着されるようにな
る。このため、記録媒体上においてインクが滲むのが抑
制され、フェザリングやブリーディングと呼ばれるイン
クの滲みのない良好な画像が得られると共に、顔料を用
いたインクの場合にも、インク中の顔料が記録媒体に十
分に定着されるようになり、摩擦等によりインクの顔料
が記録媒体上から取れて、形成された画像がかすれたり
するといういうこともなく、安定した画像が得られるよ
うになる。
【0010】また、この発明におけるインク記録方法や
インク記録装置においては、上記のようにインクをイン
ク吐出装置から記録媒体上に吐出する直前又は吐出した
直後に架橋剤を記録媒体上に供給するため、インク中に
架橋剤を含有させた場合のように、インク中において上
記の高分子化合物が架橋剤により架橋されて、インクの
粘度が高くなるということもなく、インクがインク吐出
装置から安定して吐出されるようになり、また記録媒体
中に予め架橋剤を含有させた場合のように、架橋剤が記
録媒体中に浸透するということが少なく、インク中に含
有された上記高分子化合物が記録媒体上において架橋剤
により適切に架橋されるようになる。
【0011】ここで、この発明のインク記録方法やイン
ク記録装置において使用するインクとしては、従来より
一般に使用されているインクを用いることができ、例え
ば、水系媒体中に水溶性染料を溶解させたものや、水系
媒体中に顔料を分散させたもの等を使用することがで
き、また上記の染料や顔料としても、従来より一般に使
用されている公知のものを用いることができる。
【0012】そして、水系媒体中に加える染料や顔料の
量については、その量があまり少ないと、インクに充分
な色彩が付与されない一方、その量が多くなりすぎる
と、染料が充分に溶解されなかったり、顔料の分散が充
分に行えなくなるため、一般にこれらの染料や顔料を
0.1〜20重量%の範囲で加えるようにする。
【0013】また、上記の染料や顔料を加える水系媒体
においては、インクの特性を向上させるため、上記の高
分子化合物の他に、例えば、粘度調整剤、表面張力調整
剤、pH調整剤、保湿剤、キレート剤、浸透剤、防カビ
剤、速乾剤、安定剤、定着剤等を加えることが好まし
い。
【0014】ここで、粘度調整剤は、インクの粘度を調
整してインクの吐出性を向上させると共に、普通紙等の
記録媒体へのインクの浸透性を調整するために用いら
れ、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコール等のポリアルキレングリコール類を用いるこ
とができ、特に、ポリエチレングリコールを用いること
が好ましい。そして、このような粘度調整剤をインクに
添加させるにあたっては、その添加量が0〜10重量
%、好ましくは0.1〜8重量%、より好ましくは1〜
5重量%の範囲になるようにする。
【0015】また、表面張力調整剤は、インクの表面張
力を整えてインクの吐出性を向上させると共に、記録媒
体へのインクの浸透性を調整するために用いられ、例え
ば、ノニオン系の界面活性剤や、シリコン系,フッ素
系,アセチレン系等の各種の界面活性剤や、アニオン
系,カチオン系の界面活性剤等を用いることができ、好
ましくはノニオン系の界面活性剤を用いるようにする。
そして、この表面張力調整剤をインクに添加させるにあ
たっては、その添加量が0.1〜5重量%、好ましくは
0.1〜3重量%、より好ましくは0.2〜1重量%の
範囲になるようにする。
【0016】また、pH調整剤は、インクのpHを適切
な状態に保ち、pHの変化によって顔料の分散安定性が
低下するのを抑制するために用いられ、例えば、NaH
CO 3 ,Na247 ,Na2 CO3 ,KHCO3
2 CO3 ,NaOH,CH 3 COONa,N(CH2
CH2 OH)3 等を用いることができ、特に、NaHC
3 を用いることが好ましい。そして、このようなpH
調整剤をインクに添加させるにあたっては、その添加量
が0.1〜1重量%、好ましくは0.1〜0.5重量
%、より好ましくは0.2〜0.5重量%の範囲になる
ようにする。
【0017】また、保湿剤は、水系媒体の主成分である
水の蒸発によってインクの濃度や粘度等が変化して、イ
ンクの吐出安定性が低下するのを防止するために用いら
れ、例えば、1,2−エタンジオール、1,2−プロパ
ンジオール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタ
ンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタン
ジオール、2,3−ブタンジオール、1,5−ペンタン
ジオール、1,7−ヘプタンジオール、2−メチル−
2,4−ペンタンジオール、2−エチル−1,3−ヘキ
サンジオール、グリセリン、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ポ
リエチレングリコール200、ジプロピレングリコー
ル、2,2’−チオジエタノール、1,2,6−ヘキサ
ントリオール等のアルキレングリコール類;1,2−ジ
メトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、1,2−
ジブトキシエタン、ジエチレングリコールジメチルエー
テル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチ
レングリコールジブチルエーテル、2−メトキシエタノ
ール、2−エトキシエタノール、2−(メトキシメトキ
シ)エタノール、2−ブトキシエタノール、ジエチレン
グリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコール
モノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチル
エーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、1−
メトキシ−2−プロパノール、1−エトキシ−2−プロ
パノール、ジプロピレングリコール、ジプロピレングリ
コールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモ
ノエチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチ
ルエーテル等の多価アルコールの低級アルキルエーテル
類等を用いることができ、特に、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、グリセリン等を用いるこ
とが好ましい。そして、このような保湿剤をインクに添
加させるにあたっては、その添加量が1〜10重量%、
好ましくは3〜10重量%、より好ましくは5〜8重量
%の範囲になるようにする。
【0018】また、キレート剤は、インク中に存在する
金属イオンを捕捉し、金属イオンによってカーボンブラ
ックの分散安定性が失われるのを防止するために用いら
れるものであり、例えば、エチレンジアミン四酢酸ナト
リウム、エチレンジアミン四酢酸、ニトリル三酢酸ナト
リウム、ヒドロオキシエチルエチレンジアミン三酢酸ナ
トリウム、ジエチレントリアミン五酢酸ナトリウム、ウ
ラミル二酢酸ナトリウム等を用いることができる。そし
て、このようなキレート剤をインクに添加させるにあた
っては、その添加量が0.1〜1重量%、好ましくは
0.1〜0.5重量%、より好ましくは0.2〜0.5
重量%の範囲になるようにする。
【0019】また、浸透剤は、インクの記録媒体への浸
透性を高めるために用いられるものであり、例えば、ジ
エチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレン
グリコールモノブチルエーテル等の多価アルコールの低
級アルキネエーテル類等を用いることができる。そし
て、このような浸透剤をインクに添加させるにあたって
は、その添加量が1〜10重量%、好ましくは3〜10
重量%、より好ましくは4〜8重量%の範囲になるよう
にする。
【0020】また、防カビ剤は、インク中においてカビ
等が発生するのを防止するために用いられるものであ
り、例えば、チアベンゾール(メルク社製),メルガー
ル(ヘキスト社製)等のイミダゾール系のものや、プロ
キセル(ゼネカ社製)、アモルデン(大和化学工業社
製)等のイソチアゾリン系のものや、プレベントールシ
リーズ(バイエル社製)、ソヂウムオマジン、ジオキシ
ン、ジヒドロ酢酸ナトリウム、水ガラス等を用いること
ができる。そして、このような防カビ剤をインクに添加
させるにあたっては、その添加量が0.01〜0.5重
量%、好ましくは0.05〜0.4重量%、より好まし
くは0.1〜0.4重量%の範囲になるようにする。
【0021】また、速乾剤は、インクが記録媒体に付着
した後、インクが速やかに乾いたり浸透したりして、他
の記録媒体にインクが付着して汚れるのを防止するため
に用いられるものであり、例えば、メタノール、エタノ
ール、プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノー
ル、2−ブタノール等の低級アルコール類等が用いられ
る。
【0022】また、安定剤は、水系媒体中において顔料
の分散安定性が低下するのを防止するために用いられる
ものであり、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノ
ールアミン、トリエタノールアミン等のアルコールアミ
ン類;2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、
1,3−ジメチルイミダゾリジノン、1,3−ジメチル
−2−イミダゾリジノン,スルホラン,ジメチルサルフ
ォキサイド,ε−カプロラクタム等の環状アミド化合
物;スクシンイミド等のイミド化合物;ホルムアミド、
ソルビット、1,3−ビス(β−ヒドロキシエチル)ウ
レア等が用いられ、好ましくはトリエタノールアミンを
用いるようにする。そして、このような安定剤をインク
に添加させるにあたっては、その添加量が0.1〜1重
量%、好ましくは0.1〜0.5重量%、より好ましく
は0.2〜0.5重量%の範囲になるようにする。
【0023】ここで、この発明において、インクに含有
させる上記の高分子化合物における活性水素含有基とし
ては、例えば、水酸基(−OH)、アミノ基(−N
2 )、モノ置換アミノ基(−NHR、但し、Rはアル
キル基、アラルキル基、アリール基から選択される基を
表す。)、カルボキシル基(−COOH)、メルカプト
基(−SH)、スルホ基(−SO3 H)等を挙げること
ができ、特に、水酸基、アミノ基、モノ置換アミノ基、
カルボキシル基から選択される活性水素含有基を有する
高分子化合物を用いることが好ましい。
【0024】また、上記の活性水素含有基を導入させる
高分子化合物としては、例えば、ポリアミド、ポリエス
テル、ポリウレタン、ポリウレタン−ウレア、ポリアミ
ック酸、エポキシ樹脂、ポリエチレンイミン樹脂、キト
サン、糖類及びビニル重合体等が挙げられる。
【0025】そして、上記の高分子化合物に活性水素含
有基を導入する方法としては、例えば、活性水素含有基
を有するモノマーを用いて高分子化合物を得る方法、高
分子化合物を化学的に処理して活性水素含有基を導入す
る方法等が挙げられる。
【0026】ここで、上記の活性水素含有基を有するモ
ノマーとしては、2−ヒドロキシアクリレート、アリル
アミン、アクリル酸、グリシジル基含有モノマーやアジ
リジニル基含有モノマーのように重合時の開環により活
性水素含有基を生成するモノマー、テトラカルボン酸二
無水物にジアミンやジオールを付加させた付加物等が挙
げられる。また、高分子化合物を化学的に処理する方法
としては、例えばスチレン−無水マレイン酸共重合体に
アミンやアルコールを付加する方法、ポリアミドやポリ
アクリルアミドをホルマリンで処理してヒドロキシメチ
ル化させる方法等が挙げられる。
【0027】なお、上記の活性水素含有基を有する高分
子化合物の水溶性又は水分散性を向上させるため、高分
子の主鎖又は側鎖にポリエチレンオキシ基等を導入した
り、また活性水素含有基であるカルボキシル基やスルホ
基の一部を水酸化ナトリウムやアルカノールアミンで中
和させるようにしてもよい。
【0028】そして、このような高分子化合物をインク
に添加させるにあたっては、その含有量が0.05〜2
0重量%、好ましくは0.5〜15重量%、より好まし
くは0.5〜10重量%の範囲になるようにする。
【0029】一方、上記の高分子化合物を架橋させる架
橋剤としては、上記の活性水素含有基と反応しうる官能
基であるエポキシ基,アルコキシ基,アルコキシメチル
基,アジリジン基,イソシアネート基,アミド基等を有
する化合物を用いることができ、エポキシ化合物,アジ
リジン化合物,イソシアネート化合物,アミノブラスト
樹脂を用いることが好ましい。
【0030】ここで、上記のエポキシ化合物としては、
分子中にエポキシ基を2個以上有する化合物を用いるよ
うにし、具体的には、エチレングリコール鎖が1〜30
のエチレングリコールジグリシジルエーテル類,プロピ
レングリコール鎖が1〜15のプロピレングリコールジ
グリシジルエーテル類,グリセロールジグリシジルエー
テル,グリセロールトリグリシジルエーテル,ジグリセ
ロールポリグリシジルエーテル,ソルビトールポリグリ
シジルエーテル,コハク酸やアジピン酸等のジグリシジ
ルエステル,グリシジルジメチルヒダントイン,フルフ
リルグリシジルエーテル等を用いることができ、特に、
ソルビトールポリグリシジルエーテル,グリセロールジ
グリシジルエーテル,グリセロールトリグリシジルエー
テル,ポリエチレングリコールジグリシジルエーテルを
用いることが好ましい。
【0031】また、上記のアジリジン化合物としては、
分子中にエチレンイミンの誘導体を2個以上有する化合
物を用いるようにし、具体的には、下記の化1に示す一
般式(1),(2)で表される化合物が挙げられるが、
これらに限定されるものではない。
【0032】
【化1】
【0033】また、上記のイソシアネート化合物として
は、分子中に2個以上のイソシアネート基を有する化合
物を用いるようにし、具体的には、トリレンジイソシア
ネート,キシレンジイソシアネート,ヘキサメチレンジ
イソシアネート等が挙げられ、また、フェノール,アル
コール,オキシム,ラクタム,酸性亜硫酸ナトリウム,
活性メチレン化合物等を用いて分子中のイソシアネート
基を安定化させ、イソシアネート基の反応性を低下させ
たブロック化イソシアネート化合物を用いることもでき
る。
【0034】さらに、上記のアミノブラスト樹脂として
は、アミノ基を含む化合物とアルデヒドとの縮合物を用
いるようにし、具体的には、メラミン,尿素,アニリン
等のようなホルムアルデヒド付加物を用いることが好ま
しい。さらに、これらのメチロール化物,アルコキシ化
物,アルコキシメチル化物,アミド化物及び初期縮合物
等を用いることができ、特に、下記の化2に示したメラ
ミン誘導体を用いることが好ましい。
【0035】
【化2】
【0036】なお、この化2の式中において、R1 〜R
6 は−H(但し、すべてがHであるものは除く。),−
OCn 2n+1,−CH2 OCn 2n+1,−CH2 OH,
−CH2 CH2 OH,−CONH2 ,−CONHCH2
OHから選択される基であり、またnは1以上16以下
の整数である。
【0037】そして、この発明におけるインク記録方法
やインク記録装置においては、上記の架橋剤を含有する
液体組成物を架橋剤供給装置によって記録媒体上に供給
するにあたっては、ローラーやブラシ等によって液体組
成物を記録媒体上に塗布するようにしたり、吐出装置に
よって液体組成物を記録媒体上に吐出するようにした
り、噴霧装置によって液体組成物を記録媒体上に噴霧す
る等の方法を用いることができる。
【0038】ここで、架橋剤を含有する液体組成物とし
ては、架橋剤単体の溶液或いは架橋剤と媒体とからなる
溶液を使用することができ、この溶液に用いる媒体とし
ては、有機溶剤や水性媒体等を用いることが可能である
が、特に水溶性有機溶剤や水性媒体を用いることが好ま
しい。また、この液体組成物にインクと同様に各種の添
加剤を添加してもよい。さらに、この液体組成物に染料
や顔料等の着色剤を含有させてインクとし、活性水素含
有基を有する高分子化合物を含有するインクと共に記録
媒体に供給するようにしてもよい。
【0039】ここで、上記のようにローラーによって液
体組成物を記録媒体上に塗布するにあたっては、このロ
ーラーの材料としては、従来より一般に用いられている
公知の材料を用いることができ、具体的には、天然ゴ
ム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、スチレ
ン−ブタジエン共重合ゴム,スチレン−イソプレン共重
合ゴム,スチレン−イソプレン−ブタジエン共重合ゴ
ム,ブタジエン−イソプレン共重合ゴム,スチレン−ブ
タジエンブロック共重合ゴム,スチレン−イソプレンブ
ロック共重合ゴム,アクリロニトリルブタジエンゴム,
クロロプレンゴム等の共役ジエン系重合ゴム、塩素化ポ
リエチレンゴム,クロロスルホン化ポリエチレンゴム等
の変性ポリエチレンゴム、α−オレフィン系共重合ゴ
ム,シリコンゴム等を用いることができ、特に、ローラ
ーの耐性を考慮すると、変性ポリエチレンゴム、α−オ
レフィン系共重合ゴム、シリコンゴムを用いることが好
ましい。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態に係る
インク記録装置及びインク記録方法を添付図面に基づい
て具体的に説明する。
【0041】(実施形態1)実施形態1においては、図
1に示すように、記録媒体1上にインクを吐出させるイ
ンク吐出装置10よりも記録媒体1の搬送方向上流側の
位置に、架橋剤を含む液体組成物を記録媒体1に供給す
る架橋剤供給装置20として、液体組成物を記録媒体1
に塗布する塗布ローラ21を設けている。
【0042】そして、この塗布ローラ21によって記録
媒体1に液体組成物を塗布した直後に、上記のインク吐
出装置10から記録媒体1上にインクを吐出させて記録
媒体1に画像を形成するようにしている。
【0043】(実施形態2)実施形態2においては、図
2に示すように、記録媒体1上にインクを吐出させるイ
ンク吐出装置10よりも記録媒体1の搬送方向下流側の
位置に、架橋剤供給装置20として、液体組成物を記録
媒体1に塗布する塗布ローラ21を設けている。
【0044】そして、上記のインク吐出装置10から記
録媒体1上にインクを吐出させて画像を形成した直後
に、上記の塗布ローラ21によって、インク画像が形成
された記録媒体1に液体組成物を塗布するようにしてい
る。
【0045】(実施形態3)実施形態3においては、図
3に示すように、記録媒体1上にインクを吐出させるイ
ンク吐出装置10よりも記録媒体1の搬送方向上流側の
位置に、架橋剤供給装置20として、液体組成物を記録
媒体1に吐出させる吐出装置22を設けている。
【0046】そして、この吐出装置22によって記録媒
体1に液体組成物を吐出させた直後に、上記のインク吐
出装置10から、液体組成物が付与された記録媒体1の
上にインクを吐出させて記録媒体1に画像を形成するよ
うにしている。
【0047】(実施形態4)実施形態4においては、図
4に示すように、記録媒体1上にインクを吐出させるイ
ンク吐出装置10よりも記録媒体1の搬送方向下流側の
位置に、架橋剤供給装置20として、液体組成物を記録
媒体1に吐出させる吐出装置22を設けている。
【0048】そして、上記のインク吐出装置10から記
録媒体1上にインクを吐出させて画像を形成した直後
に、インク画像が形成された記録媒体1の部分に上記の
吐出装置22から液体組成物を吐出させるようにしてい
る。
【0049】
【実施例】次に、この発明に係るインク記録装置及びイ
ンク記録方法について具体的な実施例を挙げて説明する
と共に、この発明の実施例によると、インクのにじみが
少なく、十分な画像濃度を有すると共に、定着性に優れ
た良好な画像が得られることを、比較例を挙げて明らか
にする。
【0050】(実施例1〜4)実施例1〜4において
は、インクとして、カーボンブラック分散液(Cabo
t社製:Cab−O−Jet300:顔料濃度15.4
重量%)を32重量%、グリセリンを20重量%、蒸留
水を40重量%、活性水素含有基を有する高分子化合物
(ポリエステル:Eastman WD size:イ
ーストマン社製:固形分25重量%)を8重量%の割合
にし、これらを室温で3時間混合撹拌した後、0.65
μmのメンブランフィルターで濾過したものを用いた。
【0051】一方、液体組成物としては、架橋剤である
トリメチロールプロパン:キシリレンジイソシアネート
(1:3付加物)を5重量%、アセトン/N−メチル−
2−ピロリドン(8/2)を95重量%の割合で混合し
たものを用いた。また、記録媒体1としては市販の記録
紙(ミノルタ社製:EPペーパー)を用いた。
【0052】そして、実施例1においては、上記の実施
形態1に示すように、塗布ローラ21によって上記の記
録媒体1上に上記の液体組成物を塗布した直後に、イン
ク吐出装置10から記録媒体1上に上記のインクを吐出
させて記録媒体1に画像を形成するようにした。
【0053】また、実施例2においては、上記の実施形
態2に示すように、インク吐出装置10から記録媒体1
上に上記のインクを吐出させて画像を形成した直後に、
この記録媒体1上に塗布ローラ21によって上記の液体
組成物を塗布するようにした。
【0054】また、実施例3においては、上記の実施形
態3に示すように、吐出装置22から記録媒体1上に上
記の液体組成物を吐出させた直後に、インク吐出装置1
0からこの記録媒体1上にインクを吐出させて記録媒体
1に画像を形成するようにした。
【0055】また、実施例4においては、上記の実施形
態4に示すように、インク吐出装置10から記録媒体1
上に上記のインクを吐出させて画像を形成した直後に、
この記録媒体1上に吐出装置22から上記の液体組成物
を吐出させるようにした。
【0056】(実施例5)実施例5においては、インク
として、カーボンブラック分散液(Cabot社製:C
ab−O−Jet300:顔料濃度15.4重量%)を
32重量%、グリセリンを20重量%、蒸留水を38重
量%、活性水素含有基を有する高分子化合物(ポリアリ
ルアミン:PAA−L:日東紡社製:固形分20重量
%)を10重量%の割合にし、これらを室温で3時間混
合撹拌した後、0.65μmのメンブランフィルターで
濾過したものを用いた。
【0057】また、液体組成物としては、上記の実施例
1の場合と同じ液体組成物を用いると共に、記録媒体1
としても、上記の実施例1の場合と同じ市販の記録紙
(ミノルタ社製:EPペーパー)を用いた。
【0058】そして、この実施例5においては、上記の
実施例1の場合と同様に、塗布ローラ21によって上記
の記録媒体1に上記の液体組成物を塗布した直後に、イ
ンク吐出装置10から記録媒体1上に上記の各インクを
吐出させて、それぞれ記録媒体1に画像を形成するよう
にした。
【0059】(実施例6)実施例6においては、上記の
実施例1と同じインクを用い、また記録媒体1としても
同じ市販の記録紙(ミノルタ社製:EPペーパー)を用
いた。一方、液体組成物としては、架橋剤であるエチレ
ングリコールジグリシジルエーテルを5重量%、アセト
ン/N−メチル−2−ピロリドン(8/2)を95重量
%の割合で混合したものを用いた。
【0060】そして、この実施例6においても、上記の
実施例1の場合と同様に、塗布ローラ21によって上記
の記録媒体1に上記の液体組成物を塗布した直後に、イ
ンク吐出装置10から記録媒体1上に上記のインクを吐
出させて記録媒体1に画像を形成するようにした。
【0061】(比較例1)比較例1においては、記録媒
体に液体組成物を供給しないこと以外は、上記の実施例
1の場合と同様にして記録媒体上に画像を形成した。
【0062】次に、上記の実施例1〜6及び比較例1に
示すようにして、それぞれ記録媒体1に画像を形成し、
形成された画像における印字品位、画像濃度、耐こすれ
性の評価を行い、これらの結果を下記の表1に示した。
【0063】ここで、印字品位については、上記の記録
媒体1上に幅が3ドットの直線を印字して、この直線に
おけるガタツキ具合を示すTEP(Tangentia
lEdge Profile)を、ドットアナライザー
DA−5000S(王子計測機器社製)を用いて調べ、
TEPが60μm未満の場合を○、TEPが60μm以
上で80μm未満の場合を△、TEPが80μm以上の
場合を×で示した。なお、TEPは、直線のガタツキを
本来あるべき直線からの変位量として求め、その標準偏
差値を示している。
【0064】また、画像濃度については、上記の記録媒
体1上にベタの印字を行い、このベタの印字部分におけ
る画像濃度(ID)を、サクラ濃度計PDA65(コニ
カ社製)により測定し、このベタの印字部分における画
像濃度が1.4以上の場合を○、1.4未満で1.2以
上の場合を△、1.2未満の場合を×で示した。
【0065】また、耐こすれ性については、上記の記録
媒体1上に画像を印字し、画像が形成されたこの記録媒
体1上を、同じ記録媒体の紙片を用いて64g/m2
圧力で1cm/秒の速度でこすり、印字された画像が乱
れなくなるまでの時間を測定し、画像が乱れなくなるま
での時間が4秒未満の場合を○、4〜6秒の場合を△、
6秒を越える場合を×で示した。
【0066】
【表1】
【0067】この結果から明らかなように、インクを記
録媒体1上に吐出する直前又は吐出した直後に、インク
中に含まれる活性水素含有基を有する高分子化合物を架
橋させる架橋剤を含む液体組成物を記録媒体1に供給す
るようにした実施例1〜6のものは、液体組成物を記録
媒体1に供給しない比較例1のものに比べて、インクの
にじみが少なくなると共に、十分な画像濃度を有し、耐
こすれ性にも優れた良好な画像が得られた。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明における
インク記録方法やインク記録装置においては、活性水素
含有基を有する高分子化合物を含有するインクを用い、
このインクをインク吐出装置から記録媒体上に吐出する
直前又は吐出した直後に、上記の高分子化合物を架橋さ
せる架橋剤を含有する液体組成物を記録媒体上に供給す
るようにしたため、この架橋剤によりインク中に含有さ
れた上記の高分子化合物が架橋されて、インクが速やか
に記録媒体に定着されるようになった。
【0069】この結果、この発明におけるインク記録方
法やインク記録装置によって記録媒体に画像を形成する
と、記録媒体上においてインクが滲むのが抑制され、フ
ェザリングやブリーディングと呼ばれるインクの滲みの
ない良好な画像が得られると共に、顔料を用いたインク
の場合にも、インク中の顔料が記録媒体に十分に定着さ
れるようになり、摩擦等によりインクの顔料が記録媒体
上から取れて、形成された画像がかすれたりするという
いうこともなく、良好な画像が安定して得られるように
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態1に係るインク記録装置及
びインク記録方法の概略説明図である。
【図2】この発明の実施形態2に係るインク記録装置及
びインク記録方法の概略説明図である。
【図3】この発明の実施形態3に係るインク記録装置及
びインク記録方法の概略説明図である。
【図4】この発明の実施形態4に係るインク記録装置及
びインク記録方法の概略説明図である。
【符号の説明】
1 記録媒体 10 インク吐出装置 20 架橋剤供給装置 21 塗布ローラ 22 吐出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 隆正 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 大澤 以清 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 田畑 賢一 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク吐出装置から記録媒体上にインク
    を吐出して画像を形成するインク記録方法において、上
    記のインクが活性水素含有基を有する高分子化合物を含
    有すると共に、インク吐出装置からこのインクを記録媒
    体上に吐出する直前又は吐出した直後に、上記の活性水
    素含有基と反応する架橋剤を含む液体組成物を記録媒体
    上に供給することを特徴とするインク記録方法。
  2. 【請求項2】 インク吐出装置から記録媒体上にインク
    を吐出して画像を形成するインク記録装置において、活
    性水素含有基を有する高分子化合物を含有するインクを
    用いると共に、インク吐出装置からこのインクを記録媒
    体上に吐出する直前又は吐出した直後に、上記の活性水
    素含有基と反応する架橋剤を含む液体組成物を記録媒体
    上に供給する架橋剤供給装置を設けたことを特徴とする
    インク記録装置。
JP29996899A 1998-12-28 1999-10-21 インク記録方法及びインク記録装置 Pending JP2000247013A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29996899A JP2000247013A (ja) 1998-12-28 1999-10-21 インク記録方法及びインク記録装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37200098 1998-12-28
JP10-372000 1998-12-28
JP29996899A JP2000247013A (ja) 1998-12-28 1999-10-21 インク記録方法及びインク記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000247013A true JP2000247013A (ja) 2000-09-12

Family

ID=26562159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29996899A Pending JP2000247013A (ja) 1998-12-28 1999-10-21 インク記録方法及びインク記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000247013A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005087500A1 (ja) * 2004-03-16 2005-09-22 Canon Kabushiki Kaisha 液体組成物、液体組成物とインクのセット、インクジェット記録装置、及び画像形成方法
JP2008536709A (ja) * 2005-03-04 2008-09-11 ソーグラス・テクノロジーズ,インコーポレイテッド・ドゥーイング・ビジネス・アズ・ソーグラス・システム,インコーポレイテッド エネルギー活性化印刷プロセス
CN100443302C (zh) * 2004-03-16 2008-12-17 佳能株式会社 液体组合物、成套的液体组合物与墨水、喷墨记录装置、以及图像形成方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005087500A1 (ja) * 2004-03-16 2005-09-22 Canon Kabushiki Kaisha 液体組成物、液体組成物とインクのセット、インクジェット記録装置、及び画像形成方法
CN100443302C (zh) * 2004-03-16 2008-12-17 佳能株式会社 液体组合物、成套的液体组合物与墨水、喷墨记录装置、以及图像形成方法
JP2008536709A (ja) * 2005-03-04 2008-09-11 ソーグラス・テクノロジーズ,インコーポレイテッド・ドゥーイング・ビジネス・アズ・ソーグラス・システム,インコーポレイテッド エネルギー活性化印刷プロセス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6908185B2 (en) Pigment-based ink-jet ink systems with polyurethane binder and crashing agent
US6375728B2 (en) Ink for ink jet recording and ink jet recording method
EP1775326B1 (en) Inkjet ink and printing method using same
EP2243806A1 (en) Aqueous dispersion of surface-treated carbon black and method of producing the same
JP2012241135A (ja) インクジェットインク
EP0659852B2 (en) Aqueous ink for ink-jet recording
JP3849626B2 (ja) インクジェット記録用水性インク
JP3985337B2 (ja) 記録用インク
JP2000198185A (ja) インク記録方法及びインク記録装置
JP2000247013A (ja) インク記録方法及びインク記録装置
JP2004155868A (ja) インクジェット記録用インクセットおよびインクジェット記録方法
JP3516039B2 (ja) 記録用インク及びこれを用いた記録方法
KR101429313B1 (ko) 오존 안정성 잉크젯 잉크
JP3885398B2 (ja) インク記録方法及びインク記録装置
JPH06344654A (ja) 印字記録物の作成方法、印字記録物の耐水性向上方法及びインクジェット記録方法
JP4065617B2 (ja) 記録用インクおよび該インクを使用した記録方法
JP2001040256A (ja) 記録用インク
JPH0616982A (ja) 水性インク
WO2007132761A1 (ja) インクジェットプリンタ用水性顔料インク
JP2001329205A (ja) 顔料分散体および該分散体を用いたインク
JP2008037935A (ja) インクジェットインクとそれを用いた印刷方法
JP4323153B2 (ja) インク組成物およびインクジェット記録方法
JP2000053885A (ja) カーボンブラック及び記録用インク
JP2004359803A (ja) インク組成物、インクジェット画像形成方法およびインクジェット画像形成装置
JP2004262081A (ja) インクジェット記録方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20040303

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060320

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061003

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070605