JP2000246894A - インクジェット記録装置およびノズル孔の加工方法 - Google Patents

インクジェット記録装置およびノズル孔の加工方法

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JP2000246894A
JP2000246894A JP11053820A JP5382099A JP2000246894A JP 2000246894 A JP2000246894 A JP 2000246894A JP 11053820 A JP11053820 A JP 11053820A JP 5382099 A JP5382099 A JP 5382099A JP 2000246894 A JP2000246894 A JP 2000246894A
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laser beam
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Hikoharu Aoki
彦治 青木
Kentaro Obara
建太郎 小原
Hiroyuki Ishikawa
博幸 石川
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/10Finger type piezoelectric elements

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インク滴の大きさがほぼ一定で、着弾精度に
優れるインクジェット記録装置を提供し、またそのため
のノズル孔の加工方法を提供する 【構成】 アクチュエータの動作によりインクに噴射圧
力を作用させて、ノズル孔からインク滴として噴射する
インクジェット記録装置において、ノズル孔を、噴射方
向に狭くなるテーパ部と、そのテーパ部の噴射方向先端
部から噴射方向に延びるほぼストレート部とから構成
し、そのストレート部の噴射方向長さを10μm以上と
する。このノズル孔をレーザビームで加工するにあた
り、2枚のマスクを重ねて、互いのパターンの重なりに
より形状が可変な1つのレーザビーム透過部を形成し、
レーザ発振器から発振されるレーザビームの照射中に、
2枚のマスクを所定方向に相対移動させて、レーザビー
ム透過部の形状を連続的に変化させることにより、テー
パ部を形成する。2枚のマスクの位置を相対的に固定し
て、レーザビームを照射することにより、ストレート部
を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、アクチュエータの動作に
よりインクに噴射圧力を作用させて、ノズル孔からイン
ク滴として噴射するインクジェット記録装置、およびノ
ズル孔の加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は、複数のイン
ク溝内のインクに、圧電材料の変形により、あるいは発
熱素子による局部的な沸騰により圧力を作用させて、ノ
ズル孔からインク滴として噴射する。ノズル孔は、一般
に噴射方向に狭くなるテーパ状に形成されているが、こ
れは、インク供給源からインク溝にインクを補給する際
に、インク溝内が負圧になったとき、ノズル孔に張って
いるインクのメニスカスが内部に引き込まれ、それにと
もない気泡が侵入すると、次のインク滴の噴射が困難に
なるということを回避するためである。つまり、ノズル
孔がテーパ状であることで、ノズル孔内の体積が大きく
なり、インクのメニスカスが内部に引き込まれる量を小
さくすることができ、その結果、気泡の侵入を防いで、
インク滴の連続的な噴射を可能にするものである。
【0003】また、インク溝とノズル孔とが接続する部
分に大きな段差があると、インク供給源からインクとと
もにインク溝に侵入した微小な気泡がそこでトラップさ
れ、時間の経過とともに気泡が成長して、ノズル孔を閉
塞してしまうことがある。これを回避するために、ノズ
ル孔をテーパ状にすることで、微小な気泡がトラップさ
れる段差を少なくしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなノズル孔
は、大きな角度のテーパを必要とするため、従来からエ
ッチング、またはレーザビームによる加工法が提案され
ている。
【0005】例えば、特開平8−99185号公報に
は、2枚のマスクを重ねて1つのレーザビーム透過部を
形成し、レーザビームを照射しながら両マスクを相対移
動することで、レーザビーム透過部の形状を連続的に変
化させて、レーザビームの形状を制御し、任意のテーパ
形状を得ることが記載されている。
【0006】しかし、この方法では、両マスクの移動速
度が設定値よりも速かったり、遅かったりすることがあ
る。遅い場合、レーザビームが材料を貫通する時点での
レーザビームの形状が大きくなって、ノズル孔の噴射側
の口径が大きくなってしまう。速い場合、レーザビーム
が材料を貫通する前にレーザビームの形状が最小になっ
てノズル孔の噴射側にストレート部が形成される。この
結果、噴射されるインク滴の大きさがばらつく。また、
ノズル孔のストレート部の長さがばらついて、特に短く
なった場合、インク滴の噴射方向が不安定になり、イン
ク滴の着弾精度が悪くなる。このため、きれいな記録結
果が得られない問題があった。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、インク滴の大きさがほぼ一定
で、着弾精度に優れるインクジェット記録装置を提供
し、またそのためのノズル孔の加工方法を提供するもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】この目
的を達成するために本発明は、インクに噴射圧力を作用
させて、ノズル孔からインク滴として噴射するインクジ
ェット記録装置において、前記ノズル孔を、噴射方向に
狭くなるテーパ部と、そのテーパ部の噴射方向先端部か
ら噴射方向に延びるほぼストレート部とから構成し、そ
のストレート部の噴射方向長さを10μm以上とした。
【0009】このように、ノズル孔において10μm以
上のストレート部を確保することで、ノズル孔の噴射側
の口径の精度を高く維持することができ、かつ後述する
実験結果で示すようにインク滴の噴射方向が安定し、着
弾精度を向上することができる。その結果、きれいな記
録結果を得ることができる。
【0010】前記ストレート部は、完全なストレートで
なく、噴射方向に狭くなるように15度以下のテーパを
有しているものであっても差し支えない。
【0011】また、上記のようなノズル孔を加工する方
法は、レーザ発振器から発振されるレーザビームを、所
定のパターンを備えたマスクをとおして照射することに
より行うものであって、少なくとも2枚の前記マスクを
重合配置させて、互いのパターンの重なりにより形状が
可変な1つのレーザビーム透過部を形成し、前記レーザ
発振器から発振される前記レーザビームの照射中に、前
記少なくとも2枚のマスクを所定方向に相対移動させ
て、前記レーザビーム透過部の形状を連続的に変化させ
ることにより、前記テーパ部を形成し、前記少なくとも
2枚のマスクの位置を相対的に固定して、前記レーザビ
ームを照射することにより、前記ストレート部を形成す
る。
【0012】この方法により、所定のテーパ部とストレ
ート部が容易に形成され、上記のようにインク滴の大き
さがほぼ一定で、着弾精度が優れたインクジェットヘッ
ドを製造することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態を図面を参照して説明する。
【0014】インクジェット記録装置は、図1に示すよ
うに、複数のインク溝21およびその両側にダミー溝2
2を有するアクチュエータ基板10と、各溝の上面を覆
うカバー板30と、インク溝21にインクを分配するマ
ニホールド31と、インク溝21に対応するノズル孔3
3を有するノズル板32とからなる。
【0015】アクチュエータ基板10は、相互に接着さ
れた2枚の剛性のあるチタン酸ジルコン酸鉛系(PZ
T),チタン酸鉛系(PT)などの圧電セラミックス材
料製の基材11,12からなる。その両基材は、板厚方
向においてそれぞれ反対方向に分極されている。なお、
基材11,12のいずれか一方のみを圧電材料で構成す
ることも可能である。両基材11,12には、インク溝
21およびダミー溝22となる平行な多数の溝が、ダイ
ヤモンドブレード等によって両基材の厚さ方向にわたっ
て切削加工されている。これにより、インク溝21およ
びダミー溝22間を隔てる隔壁24は、その高さ方向
に、分極方向が反対の圧電材料を重ねた構成となる。
【0016】インク溝21は、図1に示すようにその長
手方向(すなわちインク噴射方向)の前後両端をアクチ
ュエータ基板の前後両端に開放して形成され、ダミー溝
22は、前端面10aに開放するが、後端面10bにお
いて閉塞するように、立ち上げ部23を残して形成され
ている。インク溝21内の隔壁24側面には図3に示す
ように第1の電極26aが形成され、ダミー溝22内の
隔壁24側面には第2の電極26bが形成される。アク
チュエータ基板10の上面10cには、インク溝21お
よびダミー溝22の長手方向に沿った開放面を覆うカバ
ー板30が接着固定される。
【0017】アクチュエータ基板10の前端面10aお
よびカバー板30の前端面30aには、インク溝21と
対応するノズル孔33を有するノズル板32が接着固定
され、またそれらの後端面には、マニホールド31が接
着固定される。
【0018】インクの供給源からマニホールド31に導
入されたインクは、インク溝21に供給され、ダミー溝
22には、立ち上がり部23によって供給されない。各
インク溝内の第1の電極26aを共通の電位例えばアー
スに接続し、インクを噴射しようとするインク溝21を
はさむ両隔壁24,24のダミー溝22側の第2の電極
26b,26bに電圧を印加すると、、第1および第2
電極26a,26b間に圧電材料の分極方向と直角方向
の電界が発生し、図3に示すように、隔壁24の上下各
部の圧電材料がそれぞれ反対方向に剪断変形して、イン
ク溝21内の容積を拡大する。そして、電圧の印加を停
止すると、隔壁24が復帰する際にインク溝内のインク
に圧力を加え、インクをノズル孔33から噴射する。
【0019】ノズル孔33は、図4に示すように、噴射
方向に狭くなるテーパ部33aと、そのテーパ部33a
の噴射方向先端部から噴射方向に延びるほぼストレート
部33bとからなる。テーパ部33aのインク溝側の開
口端は、インク溝21とほぼ同等の高さおよび幅のほぼ
小判形をなしており、インク溝21の内面とほぼ連続し
た内面を有し、インク溝21の内面に対し大きな段差を
形成しない。テーパ部33aの内面が噴射方向に対して
なす角度Fは、ほぼ25度〜60度程度が好ましい。こ
の角度に設定すると、従来の技術の項で説明したよう
に、メニスカスの引き込みを小さくするためのノズル孔
内の適当な体積を確保することができるとともに、イン
ク供給源から侵入した微小気泡がノズル孔の斜面でトラ
ップされることを少なくできる。
【0020】ストレート部33bは、噴射方向にほぼ1
0μm以上の長さLを有し、完全なストレートでなく、
後述するレーザビームによる加工によって生じる角度
B、すなわち噴射方向に狭くなるような15度以下(好
ましくは6度)のテーパを有している。
【0021】ストレート部33bの噴射方向の長さLを
変えて、記録媒体S上でのノズル孔の中心線からの着弾
位置PのずれKを測定したところ、図5の結果を得た。
これによると、ストレート部33bの長さLが10μm
よりも小さいと、着弾位置が20μm以上の範囲で大き
くばらつく。長さLが10μm以上では、ばらつきがあ
まり目立たず、実用に耐え得る記録を行うことができ、
好ましくは15μm以上になると、非常に着弾精度のよ
い記録を行うことができる。
【0022】図6は、上記ノズル孔を加工するためのレ
ーザ加工装置100の構成の概略図を示す。
【0023】レーザ発振器101より発振されたエキシ
マレーザビーム102は、アテニュエータ120によっ
て所望のエネルギー密度に減衰される。エネルギー密度
が減衰されたレーザビーム103は、ベンドミラー11
0Aで反射され、ビームエキスパンダ140によりビー
ムの大きさが拡大される。拡大されたレーザビーム10
4は、アパーチャ155により適した大きさにカットさ
れ、そのレーザビーム105は、ビームホモジナイザ1
60によってエネルギー密度が均質なレーザビーム10
6となる。均質なレーザビーム106は、再度ベンドミ
ラー110Bにより反射され、マスクおよびレーザービ
ーム透過部変形機構180により所望の形状と相似形に
絞られる。形状を絞られたレーザビーム107は、フィ
ールドレンズ111により一時的に集光され、再度ベン
ドミラー110Cで反射され、結合光学系112により
加工テーブル113上に設置されたノズル板32の加工
点に結像される。この結像されたレーザビーム108に
よって、ノズル板32にノズル孔が加工される。
【0024】図7にマスクおよびレーザビーム透過部変
形機構180の構成の概略図を示す。ガラスマスク18
1,182は、図8に示すように、それぞれガラス平板
上に光(レーザビーム)を透過させない顔料等を用いて
遮光部の印刷がなされたものであり、テーパ部33aの
インク溝側の開口端とほぼ相似形のいわゆる小判穴形状
のビーム透過パターン181a,182aが形成されて
いる。そして、前記ガラスマスク181,182は、そ
の両パターン181a,182aが流入するレーザビー
ム106の中心に位置するように直動ガイド183,1
84にそれぞれ固定されており、且つ、パターンが印刷
されている面がお互いに向き合うようになっている。そ
して、前記2つのパターン181a,182aの組合わ
さった部位が、レーザービーム106が透過可能な1つ
のレーザビーム透過部200(図8)を形成する。
【0025】直動ガイド183,184は互いに並行
で、かつ、レーザビーム106に対して垂直となるよう
にベース185にスライド移動可能に支持されている。
モータ186とプーリ187は、ベース185に固定さ
れていて、両者の間はベルト188が張ってある。ベル
ト188はレーザ入射側方向では直動ガイド183と固
定されており、反対側で直動ガイド184と固定されて
いる。モータ186を右回りに回転させると、ベルト1
88が右回りに動き、直動ガイド183はY軸の+の方
向に移動し、直動ガイド184はY軸の−の方向に移動
する。つまり、マスク181はY軸の+方向に、マスク
182はY軸の−方向に移動する(各マスクが重なる向
き)。このとき、1本のベルト188で両方のマスク1
81,182を動かしているので、互いのマスクの移動
量は等しくなる。モータ186が左回りに回転すれば、
両マスク181,182の動きも逆になる(両マスクが
開く向き)。また、モータ186は図示しない制御装置
に接続されており、両マスクの動きの制御が可能であ
る。
【0026】図9にレーザビーム透過部200が変形す
る様子を表す説明図を示す。図9(a)の状態から両マ
スクを前述した開く方向に移動させると、2枚のマスク
181,182の移動によりレーザビーム透過部200
の形状が小判形から図9(b)のような円形へ連続的に
変化する。なお、上述した機構から分かるように、本実
施例では、2枚のマスク181,182により形成され
るレーザビーム透過部200の中心は常に定位置をと
る。
【0027】例えば、厚さ100μmのポリイミド製の
ノズル板32にノズル孔33を加工する場合、レーザ発
振器101を加工点でのエキシマレーザエネルギー密度
が850mj/cm2、そして繰り返し周波数が200
Hzになるように設定する。そして、初期のレーザビー
ム透過部200の形状を図9(a)のに示すようなテー
パ部33aのインク溝側の開口端とほぼ相似形のいわゆ
る小判形に設定する。そして、エキシマレーザ照射と同
時にモータ186を回転させて両マスク181,182
を前述した開く方向に一定速度で移動させる。この移動
速度は、ストレート部33bの長さLに相当する厚さを
10〜15μm残すように、レーザのエネルギー密度、
ノズル板32の厚さに応じて決める。レーザビーム透過
部200の形状が最終的に円形になったところで、一定
時間保持するような制御を制御装置に設定する。
【0028】レーザビーム102を発振し、上記設定通
り両マスク181,182を制御すると、両マスクの移
動中には図5に示すような滑らかなテーパ面を有し且つ
比較的大きなテーパ角度のテーパ部33aが形成され、
両マスクが相対的に固定された後にはストレート部33
bが形成される。
【0029】ここで、加工点でのレーザビーム108の
サイズは、マスク181およびマスク182の位置にお
けるビームサイズの数分の1になるようにフィールドレ
ンズ111および結像光学形112によって設定されて
いるので、テーパ部33aのインク溝側の開口端は、イ
ンク溝の高さおよび幅にほぼ対応した小判形に縮小形成
することができる。また、エキシマレーザによるポリイ
ミド穴明けでは、自然に8度程度のテーパがつくので、
ストレート部33bは、噴射方向に少し狭くなる形状と
なる。
【0030】なお、モータ186の駆動速度は、任意に
設定が可能であり、その設定に応じて様々なテーパ角度
の加工が可能である。また、レーザビームの照射中にモ
ータ186の駆動速度を連続的もしくは段階的に加減す
れば、連続的または段階的にテーパ角度を異ならせた加
工を施すことも可能である。さらに、マスク181,1
82は、レーザビームを透過させない素材からなる平板
(もしくはレーザビームを透過させない表面処理がなさ
れた平板)に所望の形状の開口穴をあけることでビーム
透過パターンが形成されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット記録装置の分解斜視図。
【図2】図1のインクジェット記録装置の水平断面図。
【図3】図1のインクジェット記録装置の垂直拡大断面
図。
【図4】図2のA−A線拡大断面図。
【図5】ノズル孔のストレート部と着弾精度をの関係を
測定した図。
【図6】レーザ加工装置の概略構成図。
【図7】図6のレーザ加工装置のレーザビーム透過部変
形機構を示す概略構成図。
【図8】レーザ加工装置のマスクを示す平面図。
【図9】(a)、(b)ともに、レーザビーム透過部の
変形状態を説明する図。
【符号の説明】
33 ノズル孔 33a テーパ部 33b ストレート部 100 レーザ加工装置 180 レーザビーム透過部変形機構 181 マスク 181a ビーム透過パターン 182 マスク 182a ビーム透過パターン 200 レーザビーム透過部
フロントページの続き Fターム(参考) 2C057 AF30 AF93 AG01 AG02 AG12 AG45 AP02 AP13 AP23 BA03 BA14 4E068 AC01 CD05 CD10 DA00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクに噴射圧力を作用させて、ノズル
    孔からインク滴として噴射するインクジェット記録装置
    において、 前記ノズル孔を、噴射方向に狭くなるテーパ部と、その
    テーパ部の噴射方向先端部から噴射方向に延びるほぼス
    トレート部とから構成し、そのストレート部の噴射方向
    長さを10μm以上としたことを特徴とするインクジェ
    ット記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ストレート部
    は、噴射方向に狭くなるように15度以下のテーパを有
    していることを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 レーザ発振器から発振されるレーザビー
    ムを、所定のパターンを備えたマスクをとおして照射す
    ることにより請求項1のノズル孔を加工する方法であっ
    て、 少なくとも2枚の前記マスクを重合配置させて、互いの
    パターンの重なりにより形状が可変な1つのレーザビー
    ム透過部を形成し、 前記レーザ発振器から発振される前記レーザビームの照
    射中に、前記少なくとも2枚のマスクを所定方向に相対
    移動させて、前記レーザビーム透過部の形状を連続的に
    変化させることにより、前記テーパ部を形成し、 前記少なくとも2枚のマスクの位置を相対的に固定し
    て、前記レーザビームを照射することにより、前記スト
    レート部を形成することを特徴とする加工方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008001072A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Fujifilm Corp インクジェット記録装置
JP2009233945A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Toshiba Tec Corp 液体吐出装置およびその製造方法

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JP2008001072A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Fujifilm Corp インクジェット記録装置
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