JP2000246801A - プラスチック板の熱溶着装置 - Google Patents

プラスチック板の熱溶着装置

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JP2000246801A
JP2000246801A JP5041099A JP5041099A JP2000246801A JP 2000246801 A JP2000246801 A JP 2000246801A JP 5041099 A JP5041099 A JP 5041099A JP 5041099 A JP5041099 A JP 5041099A JP 2000246801 A JP2000246801 A JP 2000246801A
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JP
Japan
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plastic plate
movable
heating
plate
plastic
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JP5041099A
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English (en)
Inventor
Yoshikatsu Matsuda
吉克 松田
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Takiron Co Ltd
Original Assignee
Takiron Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチック板を自動的に効率良く直角に熱
溶着でき、溶着強度のバラツキも生じない熱溶着装置を
提供する。 【解決手段】 一方のプラスチック板P1 を水平に保持
する保持手段3と、他方のプラスチック板P2 を垂直に
保持する可動保持手段6jと、可動加熱手段7aと、押
付手段8dを備えた熱溶着装置であって、可動保持手段
6jが上昇すると、可動加熱手段7aが退避位置から加
熱位置まで移動し、次いで可動保持手段6jが下降し
て、双方のプラスチック板P1,P2の端部が熱溶着可能
な温度に加熱され、加熱が終わると再び可動保持手段6
jが上昇して可動加熱手段7aが退避位置へ戻り、次い
で可動保持手段6jが下降して垂直のプラスチック板P
2 の加熱端部が水平のプラスチック板P1 の加熱端部に
直角に接触し、更に押付手段8dで押付られて熱溶着さ
れるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動的にプラスチ
ック板を直角に熱溶着できる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、クリーンルーム内で電子部品
の洗浄槽として用いられる比較的大型のプラスチック製
の箱体(容器)等は、職人がプラスチック板を手作業で
直角に熱溶接しながら作製するのが一般的ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように手作業で熱溶接すると、箱体の製作に数人の職人
を必要とし、細心の注意を払って作業をしてもプラスチ
ック板をきっちりと直角に溶接することが難しく、溶接
強度のバラツキなども生じやすいので、一様な品質の箱
体を大量に製造することは困難であった。
【0004】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
で、第一の目的とするところは、プラスチック板を自動
的に効率良く直角に熱溶着することができ、溶着強度の
バラツキなども殆ど生じないプラスチック板の熱溶着装
置を提供することにある。
【0005】そして、第二の目的とするところは、プラ
スチック板の両端部に2枚のプラスチック板を同時に精
度良く直角に熱溶着することができる熱溶着装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記第一の目的を達成す
るため、請求項1に係る発明は、一方のプラスチック板
を保持する固定された保持手段と、一方のプラスチック
板の端部に直角に熱溶着される他方のプラスチック板を
保持し一方のプラスチック板に対して接近・離反方向に
移動可能な可動保持手段と、双方のプラスチック板の熱
溶着される端部間に挟まれて該端部を熱溶着可能な温度
に加熱する加熱位置と退避位置との間で移動可能な可動
加熱手段と、一方のプラスチック板の加熱された端部に
他方のプラスチック板の加熱された端部を直角に押付け
る押付手段とを備えたプラスチック板の熱溶着装置であ
って、他方のプラスチック板を保持した可動保持手段が
離反方向に移動すると、可動加熱手段が退避位置から加
熱位置まで移動し、可動加熱手段が移動すると、可動保
持手段が接近方向に移動して双方のプラスチック板の端
部間に可動加熱手段が挟まれ、可動加熱手段によって双
方のプラスチック板の端部が加熱されると、可動保持手
段が離反方向に移動すると共に可動加熱手段が退避位置
まで移動し、可動加熱手段が移動すると、可動保持手段
が接近方向に移動して他方のプラスチック板の加熱され
た端部が一方のプラスチック板の加熱された端部に直角
に接触すると共に、押付手段によって更に押付けられる
ようにしたことを特徴とするものである。
【0007】この熱溶着装置は、最初、固定された保持
手段と可動保持手段にプラスチック板をそれぞれ保持さ
せてセッティングすれば、後は自動的に双方のプラスチ
ック板の端部が熱溶着可能な温度に加熱され、直角に押
付けられて熱溶着されるので、素人でも一人で双方のプ
ラスチック板を直角に精度良く熱溶着することが可能と
なり、溶着強度にバラツキが生じたりプラスチック板の
溶着の角度に狂いが生じて鋭角や鈍角に溶着される心配
がなくなる。この結果、仕上がり品の見栄えも格段に優
れたものとなる。しかも、手作業による熱溶接に比べる
と、省力化、自動化され、熱溶着に要する時間が大幅に
短縮されて作業効率が顕著に向上する。
【0008】次に、請求項2に係る発明は、上記請求項
1の熱溶着装置において、固定された保持手段が一方の
プラスチック板を水平に保持するものであり、可動保持
手段が他方のプラスチック板を垂直に保持し一方のプラ
スチック板に対して上下方向に移動可能なものであり、
可動加熱手段が退避位置から一方のプラスチック板の端
部の上方位置まで水平に移動したのち下降して加熱位置
に到達すると共に、その逆の移動経路で退避位置まで復
帰するものであることを特徴とする。
【0009】上記の保持手段を採用すると、プラスチッ
ク板のセッティング作業がし易くなると共に、熱溶着の
角度の直角出しも容易且つ正確に行えるようになる。ま
た、上記の可動加熱手段を採用すると、退避位置から加
熱位置へ可動加熱手段を移動させるときに、可動加熱手
段が一方のプラスチック板の端部に側方から当たった
り、加熱後に可動加熱手段を退避位置まで復帰させると
きに、熱溶融したプラスチック板の端部が可動加熱手段
にくっついたまま引張られて位置ズレを生じたりする心
配が解消される。
【0010】固定された保持手段としては、請求項3の
熱溶着装置に採用されているもの、即ち、一方のプラス
チック板を吸着保持する水平に取付固定された吸盤から
成る保持手段が好適である。
【0011】また、可動保持手段としては、請求項4の
熱溶着装置に採用されているもの、即ち、固定基材に上
下スライド自在に取付けられた可動部材と、この可動部
材を上下方向にスライドさせる駆動手段と、この可動部
材から前方へ突出する上側突片と下側突片との間に垂直
に設けられたガイドシャフトと、このガイドシャフトに
上下スライド自在に垂直に取付けられて他方のプラスチ
ック板を吸着保持する吸盤とから成る可動保持手段が好
適である。
【0012】更に、可動加熱手段としては、請求項5の
熱溶着装置に採用されているもの、即ち、加熱板と、こ
の加熱板を支持して一方のプラスチック板の端部の上方
位置と加熱位置との間で上下方向に移動させる副シリン
ダーと、この副シリンダーを水平方向に移動させること
によって加熱板を退避位置と一方のプラスチック板の端
部の上方位置との間で往復させる主シリンダーから成る
可動加熱手段が好適である。
【0013】そして、押付手段としては、請求項6の熱
溶着装置に採用されているもの、即ち、請求項2におけ
る可動保持手段の可動部材から前方へ突出する上側突片
と下側突片との間に垂直に設けられた回転可能なネジシ
ャフトと、このネジシャフトに螺合されたナット体に取
付けられて、可動部材が下方へ移動したときに他方のプ
ラスチック板を上方から押付ける押板とから成る押付手
段が好適である。
【0014】次に、請求項7に係る発明は、上記請求項
1〜6のいずれかの熱溶着装置において、一方のプラス
チック板の端部に対する他方のプラスチック板の端部の
押圧力を検出する検圧手段が設けられていることを特徴
とするものである。
【0015】このような検圧手段を設けた熱溶着装置
は、一方のプラスチック板の加熱された端部に他方のプ
ラスチック板の加熱された端部を押付けるときの押圧力
を検出することにより、押付不足や押付過剰になるのを
防止して適切な押圧力とすることができるので、溶着不
良や溶着強度のバラツキなどを確実になくすことができ
る。
【0016】検圧手段としては、請求項8の熱溶着装置
に採用されているもの、即ち、中間部で上下揺動自在に
軸止されて一方のプラスチック板を支持する支持材と、
一方のプラスチック板の端部が載置される支持材端部の
下側に設けられた検圧計とから成る検圧手段が好適であ
る。このような検圧手段を採用すると、一方のプラスチ
ック板の支持材が中間部で上下揺動自在に軸支されてい
るので、このプラスチック板の端部に対する他方のプラ
スチック板の押圧力が直接検圧計に作用することにな
り、検圧の精度が向上する。
【0017】次に、請求項9に係るプラスチック板の熱
溶着装置は、基盤上に、請求項1に記載された熱溶着装
置が相対向して二基設置され、一方の熱溶着装置は基盤
上に固定されており、他方の熱溶着装置は一方の熱溶着
装置に対して接近・離反方向に移動できるように基盤上
に設置されていることを特徴とするものである。
【0018】このような熱溶着装置は、一方のプラスチ
ック板の両端部に他方のプラスチック板を1枚ずつ直角
に同時に熱溶着することができ、基盤上の他方の熱溶着
装置を移動させて一方の熱溶着装置との間隔を増減調節
すれば、プラスチック板の幅が広くても狭くても対応す
ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の具
体的な実施形態を詳述する。
【0020】図1は本発明の一実施形態に係る熱溶着装
置の正面図、図2は同装置の平面図、図3は固定基材
(支柱)と可動部材を一部破断し、背面及び側面のカバ
ー板を省略した同装置の右側面図、図4は同装置の部分
斜視図、図5は同装置のギヤボックスの透視図、図6〜
図11はそれぞれ同装置の動作説明図である。
【0021】図1〜図3において、1は中空の基台を示
しており、この基台1の前半部の上面には、一方のプラ
スチック板P1 を支持する4本の支持材2aが前方に突
出した状態で互いに一定の間隔をあけて配置されてい
る。そして、各支持材2aは、図3に示すように、その
中間部で支軸2bにより上下揺動自在に基台1前端の軸
受部に軸支されており、各支持材2aの後端は連結材2
cで互いに連結一体化されている。
【0022】図2及び図3に示すように、各支持材2a
の後部の相互間には、プラスチック板P1 の保持手段と
して、上面に複数(図2では4つ)の吸引口3aを開設
した横長の吸盤3が水平に取付固定されている。この吸
盤3の各吸引口3aは、パイプを(不図示)を介して真
空タンク(不図示)に接続されており、後述するように
制御盤10に設けたプラスチック板P1 の吸引ボタンを
押すことによってパイプ途中の電磁弁(不図示)を開く
と、プラスチック板P1 を水平に吸着保持できるように
なっている。
【0023】また、図2に示すように、各支持材2aに
はスリット2dが形成されており、プラスチック板P1
の前後方向の位置決めを行う位置決め部材4がスリット
2dに沿ってスライド自在に取付けられて、止具5で仮
止めされている。この止具5は、レバーを起こすと位置
決め部材4をスライドさせることができ、レバーを倒す
と位置決め部材4がスライドしないように仮止めできる
ものである。
【0024】更に、基台1の片側端部の上面には、図2
に示すように、プラスチック板P1の左右方向の位置決
めを行う位置決め部材40が左右方向にスライド自在に
設けられ、上記の止具5で仮止めされている。
【0025】図1〜図3に示すように、基台1の後部に
は4本の支柱(固定基材)6aが一定の間隔をあけて立
設されており、その後側と両側にカバー板1aが設けら
れている。そして、各支柱6aの上部と下部にはガイド
レール6b,6bが設けられ、このガイドレール6b,
6bに可動部材6cの裏面のスライダー6d,6dをス
ライド自在に嵌合させることによって、可動部材6cが
上下スライド自在に各支柱6aに取付けられている。
【0026】各可動部材6cの上部前面には、図4に示
すように、縦長の矩形板6eが一体に設けられ、各矩形
板6eの上下両端から前方へ突出する上側突片6fと下
側突片6gとの間には、左右2本のガイドシャフト6
h,6hが垂直に設けられている。そして、前面に複数
の吸引口6iを開設した上下一対の横長の吸盤6j,6
jが、その裏面に二個ずつ設けられた筒形スライダー6
k,6kをガイドシャフト6h,6hにスライド自在に
外嵌することによって、ガイドシャフト6h,6hに上
下スライド自在に垂直に取付けられている。この上下一
対の吸盤6j,6jは、左右両端の連結材6m,6mに
よって互いに連結一体化されている。
【0027】この吸盤6jも、前述した吸盤3と同様、
各吸引口6iがパイプを(不図示)介して真空タンクに
接続されており、後述するように制御盤10に設けたプ
ラスチック板P2 の吸引ボタンを押すことによってパイ
プ途中の電磁弁(不図示)を開くと、垂直に立てられた
他方のプラスチック板P2 を吸着保持できるようになっ
ている。尚、両端の吸盤6jは片側が切断されて、中間
の吸盤6jよりも吸引口6iの数が少なく(図4では2
つ)なっている。
【0028】図1、図3に示すように、基台1の内側に
は、上記4つの可動部材6cを一斉に上下方向にスライ
ド移動させる駆動手段が設けられている。この駆動手段
は、サーボモータ6nと、共通の駆動軸6pと、サーボ
モータ6nの出力を駆動軸6pの受動歯車に伝達するタ
イミングベルト6qと、駆動軸6pに設けられた4つの
ギヤボックス6rと、各ギヤボックスから垂直に立ち上
がる4本のネジ軸6sと、各可動部材6cの下部前面に
突設されて各ネジ軸6sに螺合するナット体6tから成
るものであって、図5に示すように、ネジ軸6sはギヤ
ボックス6r内部の傘歯車6u,6vを介して回転する
ようになっており、各ネジ軸6sの上端は軸受けされて
いる。
【0029】この熱溶着装置では、上記のように支柱
(固定基材)6aに上下スライド自在に取付けられた可
動部材6cと、この可動部材6cを上下方向にスライド
させる上記の駆動手段と、この可動部材6c上部前面の
矩形板6eから前方へ突出する上側突片6fと下側突片
6gとの間に垂直に設けられたガイドシャフト6h,6
hと、このガイドシャフト6h,6hに上下スライド自
在に垂直に取付けられて他方のプラスチック板を吸着保
持する吸盤6j,6jとによって、他方のプラスチック
板P2 を垂直に保持して上下方向に移動可能な可動保持
手段が構成されている。
【0030】また、この熱溶着装置の移動加熱手段は、
図9,図2,図3に示すように、双方のプラスチック板
1 ,P2 の端部間に挟まれて該端部を熱溶着可能な温
度に加熱する長尺帯状の加熱板7aと、この加熱板7a
を支持片7bを介して支持し、水平なプラスチック板P
1 の端部の上方位置と該端部に当接する加熱位置との間
で加熱板7aを上下方向に移動させる左右一対の副シリ
ンダー7c,7cと、この副シリンダー7c,7cを水
平方向に移動させることにより加熱板7aを退避位置と
プラスチック板P1 の端部の上方位置との間で往復移動
させる左右一対の主シリンダー7d,7dとによって構
成されたものであり、上記の加熱板7aが退避位置から
プラスチック板P1 の端部の上方位置まで水平に移動し
たのち下降して加熱位置に到達し、その逆の移動経路で
退避位置まで復帰するようになっている。その場合、加
熱板7aが退避位置から一方のプラスチック板P1 の端
部の上方位置まで水平に移動する前に、このプラスチッ
ク板P1 の端部に側方から加熱板7aが当接することを
避けるために、加熱板7aを副シリンダー7c,7cで
プラスチック板P1 の厚み分よりやや上方位置まで上昇
させ、それから水平に移動させるように設定してもよ
い。尚、上記の副シリンダー7c,7cは、基台1の後
半部の上面に設けられたガイドレール7e(図3参照)
の上を滑らかに移動できるようになっている。
【0031】図1,図4に示すように、左右両端に位置
する可動部材6cに固定された矩形板6eの上側突片6
fと下側突片6gとの間には、ガイドシャフト6h,6
hと共にネジシャフト8aが垂直に設けられ、このネジ
シャフト8aは上端のハンドル8bにより手動で回転で
きるようになっている。そして、このネジシャフト8a
にはナット体8cが螺合され、垂直のプラスチック板P
2 を上から押さえる横長の押板8dがナックル8eを介
して上記ナット体8cに取付けられている。また、中間
に位置する二つの可動部材6cに固定された矩形板6e
の上側突片6fと下側突片6gとの間には、スリット8
fを形成した帯状補助板8gがガイドシャフト6h,6
hと共に設けられ、押板8dがスリット8fに沿って任
意の位置で止具5により帯状補助板8gに仮止めされる
ようになっている。従って、止具5を緩めて、ハンドル
8bでネジシャフト8aを回転させると、ナット体8c
が上下動して押板8dの高さを自由に調節することが可
能であり、また、ナックル8eの角度を変えれば、押板
8dの傾きを垂直のプラスチック板P2 の上辺の傾きに
合致するように微調整することも可能である。更にま
た、押板8dの高さを微調整する際に一方のハンドル8
bを回転させ、そのハンドルを回転させている側の押板
8dの端部のみをナックル8eを介して上下動させるこ
とができるので、両側にある双方のハンドル8b,8b
を同時に回転させる必要がなく、一方のハンドル8bを
回転させて、この回転させた側の押板8dの高さを調整
した後、他方のハンドル8bを回転させて、他方の側の
押板8dの高さを調節することが可能である。
【0032】この熱溶着装置では、上記のように可動部
材6cの矩形板6eの上側突片6fと下側突片6gとの
間に設けられたネジシャフト8aと、このネジシャフト
8aに螺合されたナット体8cにナックル8eを介して
取付けられた押板8dとによって、一方の水平なプラス
チック板P1 の加熱された端部に他方の垂直なプラスチ
ック板P2 の加熱された端部を直角に押付ける押付手段
が構成されている。
【0033】更に、この熱溶着装置では、前述の中間部
で上下揺動自在に軸支された支持材2aの後端部(水平
なプラスチック板P1 の溶着される端部が載置される後
端部)の下側に検圧計(ロードセル)9が設けられてお
り、この揺動自在な支持材2aと検圧計9とによって、
水平なプラスチック板P1 の端部に対する垂直なプラス
チック板P2 の端部の押圧力を検出する検圧手段が構成
されている。この検圧手段のように支持材2aが中間部
で上下揺動自在に軸支されていると、垂直のプラスチッ
ク板P2 の押圧力が直接検圧計に作用し、検圧の精度が
向上するため、双方のプラスチック板P1 ,P2 の溶着
強度のバラツキや溶着不良の発生を確実に防止できるよ
うになる。
【0034】以上のような構成の熱溶着装置は、片側の
カバー板1aに取付けた制御盤10に内蔵の制御プログ
ラムにより、次のように動作して双方のプラスチック板
1,P2 を直角に熱溶着することができる。
【0035】まず、図6に示すように、ハンドル8bを
回してネジシャフト8a(図4参照)を手動回転させるこ
とにより、ナット体8cを上下動させ、押板8dと垂直
のプラスチック板P2 との間の間隔Sが10〜15mm
程度となるように押板8dの高さを調節する。
【0036】押板8dの高さ調節が終わると、位置決め
部材4を移動させて前後方向の位置決めを行うと共に、
位置決め部材40を移動させて左右方向の位置決めを行
う。次に、双方のプラスチック板P1 ,P2 をセッティ
ングする。一方のプラスチック板P1 のセッティング
は、図6に示すように支持材2aの上に該プラスチック
板P1 を位置決め部材4及び位置決め部材40に沿わせ
て載置し、制御盤10のプラスチック板P1 の吸引ボタ
ンを押して吸盤3でプラスチック板P1 を水平に吸着保
持する。また、他方のプラスチック板P2 のセッティン
グは、該プラスチック板P2 を垂直に立て、その下端部
を水平にセッティングされたプラスチック板P1 の端部
の上に載せた状態で、制御盤10のプラスチック板P2
の吸引ボタンを押して吸盤6j,6jでプラスチック板
2 を垂直に吸着保持する。
【0037】双方のプラスチック板P1 ,P2 のセッテ
ィングが終わると、制御盤10のスタートボタンを押
す。するとサーボモータ6nが起動して駆動軸6pとネ
ジ軸6sが回転し、図7に示すようにナット体6tと共
に可動部材6cが支柱6aに沿って所定距離だけ上昇す
る。このように可動部材6cが上昇すると、吸盤6jに
吸着保持された垂直のプラスチック板P2 も上昇し、双
方のプラスチック板P1,P2 の端部間に大きい隙間が
生じる。
【0038】上記のように垂直のプラスチック板P2
上昇すると、主シリンダー7dが作動して副シリンダー
7cをガイドレール7eに沿って前方へスライドさせる
ため、加熱板7aが退避位置からプラスチック板P1
端部の上方位置まで水平に移動する。そして、加熱板7
aが上方位置に到達すると、副シリンダー7cが作動
し、図8に示すように加熱板7aが加熱位置まで下降し
てプラスチック板P1 の端部に当接する。すると、サー
ボモータ6nが逆回転して可動部材6cが下降し、それ
に伴って垂直のプラスチック板P1 も下降して、その下
端部が図9に示すように加熱板7aに当接する。このよ
うにして加熱板7aが双方のプラスチック板P1 , P2
の端部間に挟まれると、加熱板7aによって双方の端
部が熱溶着可能な温度に加熱される。
【0039】加熱が終わると、サーボモータ6nが再び
作動し、図10に示すように可動部材6cと共に垂直の
プラスチック板P2 が上昇する。すると、副シリンダー
7cが作動して加熱板7aが加熱位置から上昇し、続い
て主シリンダー7dが作動して、加熱板7aが副シリン
ダー7cと共に元の退避位置まで復帰する。このように
加熱板7aが一旦上昇して退避位置へ復帰すると、水平
なプラスチック板P1の端部に近い部分が吸盤3によっ
て強く吸着保持されていることと相まって、熱溶融した
プラスチック板P1 の端部が加熱板7aにくっついたま
ま引張られて位置ズレを生じる心配が解消される。
【0040】加熱板7aが退避位置へ復帰すると、サー
ボモータ6nが再び逆回転して、図11に示すように、
可動部材6cと共に垂直のプラスチック板P2 が下降
し、その加熱された下端部が水平なプラスチック板P1
の加熱された端部に直角に当接する。このようにプラス
チック板P2 の下端部がプラスチック板P1 の端部に当
接しても、可動部材6cは、押板8dが垂直のプラスチ
ック板P2 の上端に接触し、押圧状態になるまで、下降
を続ける。そのため、垂直のプラスチック板P2の加熱
された下端部は、水平なプラスチック板P1 の加熱され
た端部に押付けられて強固に溶着される。尚、可動部材
6cが上記のように下降を続けるときには、吸盤6j裏
面のスライダー6kがガイドシャフト6hを上方にスラ
イドして、吸盤6jと垂直のプラスチック板P2 が相対
的に上昇しながら、その高さ位置を維持するので、可動
部材6cの下降が妨げられることはない。
【0041】上記のように垂直のプラスチック板P2
加熱された端部を水平なプラスチック板P1 の加熱され
た端部に押付けるときの押圧力は、検圧計9によって精
度良く検出され、検出された押圧力は直ちにサーボモー
タ6nの制御にフィードバックされて、適切な押圧力と
なるように可動部材6cの下降続行距離が調節される。
従って、垂直のプラスチック板P2 の加熱された端部は
常に適切な押圧力で水平なプラスチック板P1 の加熱さ
れた端部に押付けられるので、溶着不良や溶着強度のバ
ラツキなどを確実になくすことができる。
【0042】以上のように、この熱融着装置は、最初に
双方のプラスチック板P1 ,P2 をセッティングすれ
ば、その後は自動的に双方のプラスチック板P1 ,P2
の端部が熱溶着可能な温度に加熱され、直角に押付けら
れて熱溶着されるので、素人でも一人で双方のプラスチ
ック板P1 ,P2 を直角に精度良く熱溶着することが可
能となり、溶着強度にバラツキが生じたりプラスチック
板の溶着の角度に狂いが生じて鋭角や鈍角に溶着される
心配がなくなる。この結果、仕上がり品の見栄えも格段
に優れたものとなる。しかも、手作業による熱溶接に比
べると、省力化、自動化され、熱溶着に要する時間が大
幅に短縮されるので、作業効率が顕著に向上する。
【0043】更に、直角に熱溶着した双方のプラスチッ
ク板P1,P2を90度回転させて、新たなプラスチック
板(不図示)をいずれか一方のプラスチック板P1 又は
2の端部に上記と同様な過程を経て直角に熱溶着させ
ることにより、箱体などのコ字形部分を形成することも
できる。
【0044】図12は本発明の他の実施形態に係る熱溶
着装置の側面図である。
【0045】この熱溶着装置は、基盤11上に、前述し
た熱溶着装置と実質的に同じ構成の熱溶着装置を相対向
して二基設置し、一方の熱溶着装置(図では右側の装
置)を基盤11上に固定すると共に、他方の熱溶着装置
(図では左側の装置)を一方の熱溶着装置に対して接近
・離反方向に移動できるように基盤11上に設置したも
のである。
【0046】即ち、基盤11の片側上面(図では右側上
面)には、一方の熱溶着装置(右側の装置)の基台1が
固定されており、基盤11の反対側上面(図では左側上
面)には、2本のガイドレール11a(図では手前の1
本のガイドレールのみが表れている)が設けられると共
に、ハンドル11bで手動回転可能なネジシャフト11
cが軸受けして設けられている。そして、他方の熱溶着
装置(左側の装置)の基台1の下面に設けられたスライ
ダー1d,1dが上記のガイドレール11aにスライド
自在に載置され、基台1の下面に設けられたナット体1
eが上記のネジシャフト11cに螺合されている。従っ
て、ハンドル11bを回してネジシャフト11cを手動
回転させれば、左側の装置をガイドレール11aに沿っ
て右側の装置に向かって接近させたり離反させたりする
ことができるようになっている。
【0047】双方の熱溶着装置は、水平なプラスチック
板P1 を支える前述の揺動自在な支持材2aを省略し
て、検圧計9の上に水平なプラスチック板P1 の端部の
みを支える支持棒2eを設け、この支持棒2eに吸盤3
を取付けた以外は、前述の熱溶着装置と同様に構成され
ているので、図12において同一部材に同一符号を付し
て説明を省略する。
【0048】このような装置は、双方の熱溶着装置の支
持棒2e,2eの上にプラスチック板P1 の両端部を載
置し、吸盤3,3で吸着保持して水平にセッティングす
ると共に、双方の垂直のプラスチック板P2 ,P2 を双
方の熱溶着装置の垂直の吸盤6j,6jで吸着保持して
セッティングし、スタートボタンを押すと、双方の熱溶
着装置が前述と同様に動作して、自動的に水平なプラス
チック板P1 の両端部に双方の垂直のプラスチック板P
2 ,P2 の下端部が直角に精度良く熱溶着され、手作業
で溶接する場合のように溶着不良が生じたり、溶着強度
にバラツキが生じたり、プラスチック板の溶着の角度に
狂いを生じたりすることがなくなる。そして、上記のよ
うに左側の熱溶着装置を移動させて、双方の装置の支持
棒2e,2eの間隔を増減調節すれば、水平にセッティ
ングされるプラスチック板P1 の幅が広くても狭くても
対応することができる。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の熱溶着装置は、最初に双方のプラスチック板をセッテ
ィングするだけで、後は自動的に双方のプラスチック板
が直角に精度良く熱溶着されるので、素人でも一人で簡
単に熱溶着を行うことが可能となり、手作業による熱溶
着に比べると、熱溶着に要する時間が大幅に短縮される
ので作業効率が著しく向上し、しかも、溶着不良や溶着
強度のバラツキが生じたりプラスチック板の溶着の角度
に狂いが生じたりする心配も解消されるといった顕著な
効果を奏する。特に、この熱溶着装置を基盤上に相対向
させて二基設置したものは、プラスチック板の両端部に
同時に二枚のプラスチック板を直角に熱溶着できるの
で、上記効果に加えて作業効率が更に向上するといった
効果を奏する。従って、本発明の熱溶着装置は、箱体の
部材、機械カバーやパーテーション等のような直角に精
度良く熱溶着されたコ字形やL字形の仕上がり部材や製
品が求められる用途分野に大いに貢献することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る熱溶着装置の正面図
である。
【図2】同装置の平面図である。
【図3】固定基材(支柱)と可動部材を一部破断し、背
面及び側面のカバー板を省略した同装置の右側面図であ
る。
【図4】同装置の部分斜視図である。
【図5】図5は同装置のギヤボックスの透視図である。
【図6】同装置の動作説明図であって、双方のプラスチ
ック板をセッティングしたところを示すものである。
【図7】同装置の動作説明図であって、可動部材と共に
垂直のプラスチック板が上昇したところを示すものであ
る。
【図8】同装置の動作説明図であって、加熱板が退避位
置から加熱位置まで移動したところを示すものである。
【図9】同装置の動作説明図であって、加熱板が双方の
プラスチック板の端部に挟まれて該端部を加熱している
ところを示すものである。
【図10】同装置の動作説明図であって、双方のプラス
チック板の端部の加熱が終了し、垂直のプラスチック板
が上昇すると共に、加熱板が退避位置へ復帰したところ
を示すものである。
【図11】同装置の動作説明図であって、垂直のプラス
チック板の加熱された下端部が水平のプラスチック板の
加熱された端部に直角に押付けられて溶着されていると
ころを示すものである。
【図12】本発明の他の実施形態に係る熱溶着装置の側
面図である。
【符号の説明】
1 一方のプラスチック板 P2 他方のプラスチック板 1 基台 2a 一方のプラスチック板を支持する支持材 2b 支軸 3 吸盤 4,40 位置決め部材 5 止具 6a 支柱(固定基材) 6c 可動部材 6f 上側突片 6g 下側突片 6h ガイドシャフト 6j 吸盤 6n サーボモータ 6p 駆動軸 6s 垂直なネジ軸 6t ナット体 7a 加熱板 7c 副シリンダー 7d 主シリンダー 8a ネジシャフト 8c ナット体 8d 押板 9 検圧計 11 基盤

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方のプラスチック板を保持する固定され
    た保持手段と、一方のプラスチック板の端部に直角に熱
    溶着される他方のプラスチック板を保持し一方のプラス
    チック板に対して接近・離反方向に移動可能な可動保持
    手段と、双方のプラスチック板の熱溶着される端部間に
    挟まれて該端部を熱溶着可能な温度に加熱する加熱位置
    と退避位置との間で移動可能な可動加熱手段と、一方の
    プラスチック板の加熱された端部に他方のプラスチック
    板の加熱された端部を直角に押付ける押付手段とを備え
    た装置であって、 他方のプラスチック板を保持した可動保持手段が離反方
    向に移動すると、可動加熱手段が退避位置から加熱位置
    まで移動し、可動加熱手段が移動すると、可動保持手段
    が接近方向に移動して双方のプラスチック板の端部間に
    可動加熱手段が挟まれ、可動加熱手段によって双方のプ
    ラスチック板の端部が加熱されると、可動保持手段が離
    反方向に移動すると共に可動加熱手段が退避位置まで移
    動し、可動加熱手段が移動すると、可動保持手段が接近
    方向に移動して他方のプラスチック板の加熱された端部
    が一方のプラスチック板の加熱された端部に直角に接触
    すると共に、押付手段によって更に押付けられるように
    したことを特徴とする、プラスチック板の熱溶着装置。
  2. 【請求項2】固定された保持手段が一方のプラスチック
    板を水平に保持するものであり、可動保持手段が他方の
    プラスチック板を垂直に保持し一方のプラスチック板に
    対して上下方向に移動可能なものであり、可動加熱手段
    が退避位置から一方のプラスチック板の端部の上方位置
    まで水平に移動したのち下降して加熱位置に到達すると
    共に、その逆の移動経路で退避位置まで復帰するもので
    ある、請求項1に記載の熱溶着装置。
  3. 【請求項3】固定された保持手段が、一方のプラスチッ
    ク板を吸着保持する水平に取付固定された吸盤から成る
    ものである、請求項2に記載の熱溶着装置。
  4. 【請求項4】可動保持手段が、固定基材に上下スライド
    自在に取付けられた可動部材と、この可動部材を上下方
    向にスライドさせる駆動手段と、この可動部材から前方
    へ突出する上側突片と下側突片との間に垂直に設けられ
    たガイドシャフトと、このガイドシャフトに上下スライ
    ド自在に垂直に取付けられて他方のプラスチック板を吸
    着保持する吸盤とから成るものである、請求項2に記載
    の熱溶着装置。
  5. 【請求項5】可動加熱手段が、加熱板と、この加熱板を
    支持して一方のプラスチック板の端部の上方位置と加熱
    位置との間で上下方向に移動させる副シリンダーと、こ
    の副シリンダーを水平方向に移動させることによって加
    熱板を退避位置と一方のプラスチック板の端部の上方位
    置との間で往復させる主シリンダーとから成るものであ
    る、請求項2に記載の熱溶着装置。
  6. 【請求項6】押付手段が、可動保持手段の可動部材から
    前方へ突出する上側突片と下側突片との間に垂直に設け
    られた回転可能なネジシャフトと、このネジシャフトに
    螺合されたナット体に取付けられて、可動部材が下方へ
    移動したときに他方のプラスチック板を上方から押付け
    る押板とから成るものである、請求項2に記載の熱溶着
    装置。
  7. 【請求項7】一方のプラスチック板の端部に対する他方
    のプラスチック板の端部の押圧力を検出する検圧手段が
    設けられている、請求項1ないし請求項6のいずれかに
    記載の熱溶着装置。
  8. 【請求項8】検圧手段が、中間部で上下揺動自在に軸止
    されて一方のプラスチック板を支持する支持材と、一方
    のプラスチック板の端部が載置される支持材端部の下側
    に設けられた検圧計とから成るものである、請求項7に
    記載の熱溶着装置。
  9. 【請求項9】基盤上に、請求項1に記載されたプラスチ
    ック板の熱溶着装置が相対向して二基設置され、一方の
    熱溶着装置は基盤上に固定されており、他方の熱溶着装
    置は一方の熱溶着装置に対して接近・離反方向に移動で
    きるように基盤上に設置されていることを特徴とするプ
    ラスチック板の熱溶着装置。
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