JP2000244421A - 無線通信装置、無線通信装置の受信方法および記録媒体 - Google Patents

無線通信装置、無線通信装置の受信方法および記録媒体

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JP2000244421A
JP2000244421A JP11045003A JP4500399A JP2000244421A JP 2000244421 A JP2000244421 A JP 2000244421A JP 11045003 A JP11045003 A JP 11045003A JP 4500399 A JP4500399 A JP 4500399A JP 2000244421 A JP2000244421 A JP 2000244421A
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JP
Japan
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frequency
electric field
signal
wave
field intensity
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JP11045003A
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English (en)
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Iwao Matsuura
巌 松浦
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高調波等による妨害波を検出し該妨害波によ
る影響を極力少なくなるよう制御する無線通信装置、無
線通信装置の受信方法および記録媒体を提供することを
目的とする。 【解決手段】 第1の周波数の時の第1の電界強度と、
所定周波数だけ増加方向にシフトさせた第3の周波数の
時の第3の電界強度および所定周波数だけ減少方向にシ
フトさせた第4の周波数の時の第4の電界強度を検出
し、制御部150により、第1の電界強度と第3の電界
強度との差および第1の電界強度と第4の電界強度との
差が所定値以上であれば受信信号を妨害波と判断し、第
1の電界強度と第3の電界強度との差および第1の電界
強度と第4の電界強度との差が所定値未満であれば受信
信号を希望波と判断し、妨害波であると判断したとき
は、チャネルに移行するか、或いは該妨害波の電界強度
を変更制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の移動
通信を行う無線通信装置、無線通信装置の受信方法およ
び該受信方法を実行させるためのプログラムを記録した
記録媒体に係り、特に、高調波等による妨害波を検出し
該妨害波による影響を極力少なくなるよう制御して、受
信感度の劣化を抑制すると共にシステム的な誤動作を防
止した無線通信装置、無線通信装置の受信方法および記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話等の移動通信を行う無線
通信装置では、中央処理装置(CPU)として、クロッ
ク周波数が数[MHz]〜数十[MHz]程度の比較的
低い周波数のものが用いられていた。しかしながら、近
年の無線通信装置においては、他のコンピュータと複合
したり、または複数のCPU(マルチCPU)を備えた
装置やPDA(携帯情報端末)と結合した形態など、複
雑な使用形態を採るようになってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】また近年、CPUのク
ロック周波数も数十[MHz]を超える比較的高い周波
数となってきており、上記従来の無線通信装置では、高
いクロック周波数が多数存在する条件下で使用されるこ
ととなって、無線通信装置の持つ所定の受信周波数帯域
内にクロックの高調波が存在するようなケースが増えて
きている。このようなクロックの高調波は受信スプリア
スとなって、無線通信装置の受信感度の劣化やシステム
的な誤動作の発生要因となる。
【0004】本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされ
たものであって、クロックの高調波等による妨害波を検
出し該妨害波による影響を極力少なくなるよう制御し
て、受信感度の劣化を抑制すると共にシステム的な誤動
作を防止した無線通信装置、無線通信装置の受信方法お
よび記録媒体を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る無線通信装置は、所定の受
信周波数帯域内で、目的の希望波と目的外の妨害波とを
選択的に受信する無線通信装置において、前記希望波が
変調波で前記妨害波が無変調波であるときに、受信信号
の信号帯域幅を調べることにより該受信信号が前記希望
波または前記妨害波の何れであるかを判断する判断手段
を具備するものである。
【0006】また、請求項2に係る無線通信装置は、請
求項1に記載の無線通信装置において、受信信号を、少
なくとも1つの周波数変換手段を用いて所定の中間周波
数の信号に周波数変換し、該中間周波数の信号を復調し
て受信データを生成する受信部と、前記受信部において
信号の電界強度を検出する電界強度検出手段と、局部発
振信号を生成して前記周波数変換手段に供給する局部発
振部とを具備し、前記判断手段は、前記電界強度検出手
段により前記局部発振信号が第1の周波数の時の第1の
電界強度および所定周波数シフトさせた第2の周波数の
時の第2の電界強度を検出し、前記第1の電界強度と前
記第2の電界強度との差に基づいて前記受信信号が前記
希望波または前記妨害波の何れであるかを判断するもの
である。
【0007】また、請求項3に係る無線通信装置は、請
求項2に記載の無線通信装置において、前記第2の電界
強度は、所定周波数だけ増加する方向にシフトさせた第
3の周波数の時の第3の電界強度、または、所定周波数
だけ減少する方向にシフトさせた第4の周波数の時の第
4の電界強度を含むものである。
【0008】また、請求項4に係る無線通信装置は、請
求項3に記載の無線通信装置において、前記判断手段
は、前記第1の電界強度と前記第3の電界強度との差が
所定値以上であるか、或いは、前記第1の電界強度と前
記第4の電界強度との差が所定値以上であれば、前記受
信信号を前記妨害波と判断し、前記第1の電界強度と前
記第3の電界強度との差または前記第1の電界強度と前
記第4の電界強度との差が前記所定値未満であれば、前
記受信信号を希望波と判断するものである。
【0009】また、請求項5に係る無線通信装置は、請
求項2、3または4に記載の無線通信装置において、前
記局部発振部は、パラメータに応じた周波数を持つ前記
局部発振信号を生成する周波数シンセサイザを具備し、
前記判断手段は、前記局部発振信号の周波数シフトを前
記周波数シンセサイザに対するパラメータの設定変更に
より行うものである。
【0010】また、請求項6に係る無線通信装置は、請
求項2、3または4に記載の無線通信装置において、前
記局部発振部は、制御量に応じた周波数を持つ基準信号
を生成する基準信号発生器と、前記基準信号に基づき、
パラメータに応じた周波数を持つ前記局部発振信号を生
成する周波数シンセサイザとを具備し、前記判断手段
は、前記局部発振信号の周波数シフトを前記基準信号発
生器に対する制御量の変化または前記周波数シンセサイ
ザに対するパラメータの設定変更により行うものであ
る。
【0011】また、請求項7に係る無線通信装置は、請
求項1、2、3、4、5または6に記載の無線通信装置
において、前記受信部は、それぞれ異なる濾波特性で信
号を濾波する複数のフィルタと、前記複数のフィルタの
内1つを選択的に接続する切換手段とを具備し、前記判
断手段は、受信信号が前記希望波または前記妨害波の何
れであるかの判断を、前記切換手段の選択接続により、
より狭い通過帯域特性を持つフィルタを使用して行うも
のである。
【0012】また、請求項8に係る無線通信装置は、請
求項1、2、3、4、5、6または7に記載の無線通信
装置において、前記判断手段は、受信信号が前記妨害波
であると判断したときは、使用中のチャネル以外のチャ
ネルに移行するか、或いは、該妨害波の電界強度を変更
制御するものである。
【0013】また、請求項9に係る無線通信装置の受信
方法は、所定の受信周波数帯域内で、目的の希望波と目
的外の妨害波とを選択的に受信する無線通信装置の受信
方法において、前記希望波が変調波で前記妨害波が無変
調波であるときに、受信信号の信号帯域幅を調べること
により該受信信号が前記希望波または前記妨害波の何れ
であるかを判断する判断ステップを具備するものであ
る。
【0014】また、請求項10に係る無線通信装置の受
信方法は、受信信号を、少なくとも1つの周波数変換手
段を用いて所定の中間周波数の信号に周波数変換し、該
中間周波数の信号を復調して受信データを生成する受信
部と、前記受信部において信号の電界強度を検出する電
界強度検出手段と、局部発振信号を生成して前記周波数
変換手段に供給する局部発振部とを備え、所定の受信周
波数帯域内で、目的の希望波と目的外の妨害波とを選択
的に受信する無線通信装置の受信方法において、前記電
界強度検出手段により前記局部発振信号が第1の周波数
の時の第1の電界強度および所定周波数シフトさせた第
2の周波数の時の第2の電界強度を検出する検出ステッ
プと、前記第1の電界強度と前記第2の電界強度との差
に基づいて前記受信信号が前記希望波または前記妨害波
の何れであるかを判断する判断ステップとを具備するも
のである。
【0015】また、請求項11に係る無線通信装置の受
信方法は、請求項10に記載の無線通信装置の受信方法
において、前記第2の電界強度は、所定周波数だけ増加
する方向にシフトさせた第3の周波数の時の第3の電界
強度、または、所定周波数だけ減少する方向にシフトさ
せた第4の周波数の時の第4の電界強度を含むものであ
る。
【0016】また、請求項12に係る無線通信装置の受
信方法は、請求項11に記載の無線通信装置の受信方法
において、前記判断ステップは、前記第1の電界強度と
前記第3の電界強度との差が所定値以上であるか、或い
は、前記第1の電界強度と前記第4の電界強度との差が
所定値以上であれば、前記受信信号を前記妨害波と判断
し、前記第1の電界強度と前記第3の電界強度との差ま
たは前記第1の電界強度と前記第4の電界強度との差が
前記所定値未満であれば、前記受信信号を希望波と判断
するものである。
【0017】また、請求項13に係る無線通信装置の受
信方法は、前記局部発振部に、パラメータに応じた周波
数を持つ前記局部発振信号を生成する周波数シンセサイ
ザを備えた、請求項10、11または12に記載の無線
通信装置の受信方法において、前記判断ステップにおけ
る前記局部発振信号の周波数シフトを、前記周波数シン
セサイザに対するパラメータの設定変更により行うもの
である。
【0018】また、請求項14に係る無線通信装置の受
信方法は、前記局部発振部に、制御量に応じた周波数を
持つ基準信号を生成する基準信号発生器と、前記基準信
号に基づき、パラメータに応じた周波数を持つ前記局部
発振信号を生成する周波数シンセサイザとを備えた、請
求項10、11または12に記載の無線通信装置の受信
方法において、前記判断ステップにおける前記局部発振
信号の周波数シフトを、前記基準信号発生器に対する制
御量の変化または前記周波数シンセサイザに対するパラ
メータの設定変更により行うものである。
【0019】また、請求項15に係る無線通信装置の受
信方法は、前記受信部に、それぞれ異なる濾波特性で信
号を濾波する複数のフィルタと、前記複数のフィルタの
内1つを選択的に接続する切換手段とを備えた、請求項
9、10、11、12、13または14に記載の無線通
信装置の受信方法において、前記判断ステップにおける
受信信号が前記希望波または前記妨害波の何れであるか
の判断を、前記切換手段の選択接続により、より狭い通
過帯域特性を持つフィルタを使用して行うものである。
【0020】また、請求項16に係る無線通信装置の受
信方法は、請求項9、10、11、12、13、14ま
たは15に記載の無線通信装置の受信方法において、前
記判断ステップは、受信信号が前記妨害波であると判断
したときは、使用中のチャネル以外のチャネルに移行す
るか、或いは、該妨害波の電界強度を変更制御するガー
ドステップを具備するものである。
【0021】さらに、請求項17に係るコンピュータに
より読み取り可能な記録媒体は、請求項9、10、1
1、12、13、14、15または16に記載の無線通
信装置の受信方法をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムとして記録したものである。
【0022】本発明の請求項1に係る無線通信装置、請
求項9に係る無線通信装置の受信方法および請求項17
に係る記録媒体では、希望波が変調波で妨害波が無変調
波であるときに、判断手段(判断ステップ)により、受
信信号の信号帯域幅を調べることにより該受信信号が希
望波または妨害波の何れであるかを判断する。
【0023】本発明は、クロックの高調波等が無変調波
であることに着目し、無変調波である妨害波の信号帯域
幅は変調波である希望波の信号帯域幅よりも狭いという
性質を利用して、受信信号の信号帯域幅を調べることに
より該受信信号が希望波または妨害波の何れであるかを
判断するものである。これにより、クロックの高調波等
による目的外の妨害波を容易且つ確実に検出することが
でき、妨害波と判断した場合には、該妨害波による影響
を極力少なくなるよう制御して、受信感度の劣化を抑制
すると共にシステム的な誤動作を防止することが可能と
なる。
【0024】また、本発明の請求項2、3および4に係
る無線通信装置、請求項10、11および12に係る無
線通信装置の受信方法、並びに、請求項17に係る記録
媒体では、判断手段において、先ず電界強度検出手段に
より局部発振信号が第1の周波数の時の第1の電界強度
を検出し、次に該第1の周波数から所定周波数だけシフ
トさせた第2の周波数の時の第2の電界強度を検出し
(検出ステップ)、さらに、検出された第1の電界強度
と第2の電界強度との差に基づいて受信信号が希望波ま
たは妨害波の何れであるかを判断する(判断ステッ
プ)。
【0025】目的の希望波についての受信電界強度特性
(信号帯域幅)は予測可能であるから、第1の周波数の
時の第1の電界強度と所定周波数だけシフトした第2の
周波数の時の第2の電界強度とを検出して、その差を求
めれば、受信信号の信号帯域幅が相対的に広いか狭いか
を知ることができ、結果として、該受信信号が希望波ま
たは妨害波の何れであるかを判断することが可能とな
る。これにより、クロックの高調波等による目的外の妨
害波を容易且つ確実に検出することができ、妨害波と判
断した場合には、該妨害波による影響を極力少なくなる
よう制御して、受信感度の劣化を抑制すると共にシステ
ム的な誤動作を防止することが可能となる。
【0026】特に、請求項3および4に係る無線通信装
置、並びに、請求項11および12に係る無線通信装置
の受信方法では、所定周波数だけ増加する方向にシフト
させた第3の周波数の時の第3の電界強度、または、所
定周波数だけ減少する方向にシフトさせた第4の周波数
の時の第4の電界強度を検出し、第1の電界強度と第3
の電界強度との差が所定値以上であるか、或いは、第1
の電界強度と第4の電界強度との差が所定値以上であれ
ば、受信信号を妨害波と判断し、第1の電界強度と第3
の電界強度との差または第1の電界強度と第4の電界強
度との差が所定値未満であれば、受信信号を希望波と判
断するのが望ましい。
【0027】また、本発明の請求項5に係る無線通信装
置、請求項13に係る無線通信装置の受信方法および請
求項17に係る記録媒体では、局部発振部にパラメータ
に応じた周波数を持つ局部発振信号を生成する周波数シ
ンセサイザを備える場合に、判断手段(判断ステップ)
における局部発振信号の周波数シフトを、該周波数シン
セサイザに対するパラメータの設定変更により行うのが
望ましい。
【0028】例えば、周波数シンセサイザを位相同期ル
ープ(PLL)により構成した場合には、パラメータは
可変分周器の分周比が該当する。このパラメータ(分周
比等)の可変設定により、プログラマブルにチャネル切
換えが可能となり、局部発振周波数のシフトを隣接チャ
ネルまでの間の最適化された周波数に指定でき、クロッ
クの高調波等による目的外の妨害波を容易且つ確実に検
出することができる。
【0029】また、本発明の請求項6に係る無線通信装
置、請求項14に係る無線通信装置の受信方法および請
求項17に係る記録媒体では、局部発振部に、制御量に
応じた周波数を持つ基準信号を生成する基準信号発生器
と、基準信号に基づきパラメータに応じた周波数を持つ
局部発振信号を生成する周波数シンセサイザとを備える
場合に、判断手段(判断ステップ)における局部発振信
号の周波数シフトを、基準信号発生器に対する制御量の
変化または周波数シンセサイザに対するパラメータの設
定変更により行う。
【0030】例えば、基準信号発生器を電圧制御発振器
等により構成した場合には、制御量は制御電圧が該当
し、また、周波数シンセサイザを位相同期ループ(PL
L)により構成した場合には、パラメータは可変分周器
の分周比が該当する。この制御量(制御電圧等)の変化
またはパラメータ(分周比等)の可変設定により、周波
数シフト操作の制御量による対応や、プログラマブルな
チャネル切換えが可能となり、局部発振周波数のシフト
を隣接チャネルまでの間の最適化された周波数に指定ま
たは対応させることができ、クロックの高調波等による
目的外の妨害波を容易且つ確実に検出することができ
る。
【0031】また、本発明の請求項7に係る無線通信装
置、請求項15に係る無線通信装置の受信方法および請
求項17に係る記録媒体では、受信部にそれぞれ異なる
濾波特性で信号を濾波する複数のフィルタを備えて、判
断手段(判断ステップ)における受信信号が希望波また
は妨害波の何れであるかの判断を、切換手段の選択接続
によって複数のフィルタ内のより狭い通過帯域特性を持
つフィルタを選択的に接続して行うのが望ましい。
【0032】このように、受信部の帯域制限フィルタの
濾波特性を狭帯域特性とすることにより、所定の受信周
波数の信号電界強度と妨害波の信号電界強度との差が大
きくでるようになり、希望波と妨害波の区別を明確にす
ることができ、クロックの高調波等による目的外の妨害
波を容易且つ確実に検出することができる。
【0033】また、本発明の請求項8に係る無線通信装
置、請求項16に係る無線通信装置の受信方法および請
求項17に係る記録媒体では、判断手段(判断ステッ
プ)において受信信号が妨害波であると判断したとき
は、使用中のチャネル以外のチャネルに移行するか、或
いは、該妨害波の電界強度を変更制御する(ガードステ
ップ)のが望ましい。
【0034】このように、受信信号が妨害波と判断した
ときに、そのチャネルを飛ばしたり、妨害波のレベルを
予め決めておいた値に変化させて、該妨害波による影響
を極力少なくなるよう制御することにより、受信感度の
劣化を抑制すると共にシステム的な誤動作を防止するこ
とができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の無線通信装置、無
線通信装置の受信方法および記録媒体の実施の形態につ
いて、〔第1の実施形態〕、〔第2の実施形態〕の順に
図面を参照して詳細に説明する。なお、それぞれの実施
形態の説明では、本発明に係る無線通信装置および無線
通信装置の受信方法について詳述するが、本発明に係る
記録媒体については、無線通信装置の受信方法を実行さ
せるためのプログラムを記録した記録媒体であることか
ら、その説明は以下の無線通信装置の受信方法の説明に
含まれるものである。
【0036】〔第1の実施形態〕図1は、本発明の第1
の実施形態に係る無線通信装置の受信系統を中心とした
構成を示す構成図である。同図において、本実施形態の
無線通信装置は、ダブルスーパーヘテロダイン方式で受
信を行う受信部100と、第1および第2の2系統のP
LL周波数シンセサイザ131a,131bにより局部
発振信号を生成して受信部100に供給する局部発振部
130と、局部発振部130を制御する制御部150と
を備えて構成されている。ここで、PLLは位相同期ル
ープ(Phase-Locked Loop)の略称である。
【0037】受信部100は、アンテナ101と、トッ
プフィルタ103と、トップアンプ105と、第1受信
周波数変換器(以下、第1ミキサと称す)107と、第
1中間周波フィルタ(以下、第1IFフィルタと称す)
109と、バッファアンプ111と、第2受信周波数変
換器(以下、第2ミキサと称す)113と、第2中間周
波フィルタ(以下、第2IFフィルタと称す)115
と、中間周波集積回路(以下、IF−ICと称す)11
7と、復調器(DET)119とを備えた構成である。
【0038】まず、アンテナ101は、既存の複数の通
信チャネルからある1つの通信チャネルの搬送波を用い
て送信された受信信号(RF)を受信する。また、トッ
プフィルタ103は、受信帯域内の信号を通過させるべ
く固有のフィルタ特性で受信信号(RF)を帯域制限す
るバンドパスフィルタであり、受信信号(RF)の受信
帯域外の周波数成分を除去する。また、トップアンプ1
05は、トップフィルタ103を通過した受信帯域内の
周波数成分を持つ受信信号(RF′)を増幅する。
【0039】また、第1ミキサ107は、第1PLL周
波数シンセサイザ131aからの第1局部発振信号(L
O1)を用いて、トップアンプ105によって増幅され
た受信帯域内の周波数成分を持つ信号(RF″)を周波
数変換するもので、該信号(RF″)と第1局部発振信
号(LO1)との差の周波数成分を持つ第1中間信号
(IF1)を出力する。
【0040】また、第1IFフィルタ109は、通過帯
域外のスプリアスを減衰させるべく固有のフィルタ特性
で帯域制限するバンドパスフィルタであり、第1局部発
振信号(LO1)で周波数変換された第1中間信号(I
F1)における通過帯域外の周波数成分を除去する。ま
た、バッファアンプ111は、第1IFフィルタ109
を通過した周波数成分を持つ第1中間信号(IF1′)
を増幅する。
【0041】また、第2ミキサ113は、第2PLL周
波数シンセサイザ131bからの第2局部発振信号(L
O2)を用いて、バッファアンプ111によって増幅さ
れた第1中間信号(IF1″)を周波数変換するもの
で、該第1中間信号(IF1″)と第2局部発振信号
(LO2)との差の周波数成分を持つ第2中間信号(I
F2)を出力する。
【0042】また、第2IFフィルタ115は、通過帯
域外のスプリアスを減衰させるべく固有のフィルタ特性
で帯域制限するバンドパスフィルタであり、第1IFフ
ィルタ109と同様に、第2局部発振信号(LO2)で
周波数変換された第2中間信号(IF2)における通過
帯域外の周波数成分を除去する。なお、第1IFフィル
タ109の通過帯域幅に比較して、第2IFフィルタ1
15の通過帯域幅を狭帯域にすることが多く、隣接チャ
ネルの選択度特性は第2IFフィルタ115に依存して
いる。
【0043】次に、IF−IC117は、少なくとも電
界強度検出手段121およびリミッタ123を備えて構
成されている。電界強度検出手段121は、第2IFフ
ィルタ115を通過した周波数成分を持つ第2中間信号
(IF2′)の電界強度を検出してこれを電圧に変換す
るもので、受信電界強度表示(Received Signal Streng
th Indicator;RSSI)として制御部150に供給す
る。また、リミッタ123は、第2中間信号(IF
2′)の振幅を制限し、第2中間信号(IF2″)とし
て出力する。
【0044】さらに、復調器119は、リミッタ123
により振幅制限された第2中間信号(IF2″)を復調
して、受信データを得る。
【0045】次に局部発振部130の構成について説明
する。局部発振部130は、基準信号発生器133と、
第1局部発振信号(LO1)を出力する第1PLL周波
数シンセサイザ131aと、第2局部発振信号(LO
2)を出力する第2PLL周波数シンセサイザ131b
とを備えて構成されている。第1PLL周波数シンセサ
イザ131aは、第1位相比較器(第1PC)135a
および第1可変分周器(第1PD)137aを有した第
1PLL139aと、第1低域通過フィルタ(第1LP
F)141aと、第1電圧制御発振器(第1VCO)1
43aとを備えて構成されている。また、第2PLL周
波数シンセサイザ131bは、第2位相比較器(第2P
C)135bおよび第2可変分周器(第2PD)137
bを有した第2PLL139bと、第2低域通過フィル
タ(第2LPF)141bと、第2電圧制御発振器(第
2VCO)143bとを備えて構成されている。なお、
第1および第2PLL139a,139bは、1つの集
積回路によって構成されても良い。
【0046】このような局部発振部130の構成に対し
て、基準信号発生器133は、制御部150から供給さ
れた制御電圧に対応した周波数を持つ基準信号を出力し
て、第1および第2PLL周波数シンセサイザ131
a,131b内の第1および第2PC135a,135
bに供給している。
【0047】第1PLL周波数シンセサイザ131aに
おいて、第1PLL139a内の第1PD137aは、
第1VCO143aから出力された第1局部発振信号
(LO1)を分周するが、その分周比の設定は制御部1
50からの制御データ(Ctr1)に基づき行われてい
る。また第1PC135aは、第1PD137aによっ
て分周した信号と基準信号発生器133から供給された
基準信号との位相および周波数を比較する。この第1P
LL周波数シンセサイザ131aにおいてロック状態に
なったときには、第1局部発振信号(LO1)の周波数
は基準信号の周波数の分周比(整数)倍となるので、制
御部150によって第1PD137aの分周比を可変制
御することにより、基準信号の整数倍の周波数を持つ第
1局部発振信号(LO1)を正確に得て、第1ミキサ1
07に供給することができる。
【0048】また、第2PLL周波数シンセサイザ13
1bについても、第1PLL周波数シンセサイザ131
aと同様な構成で同様な動作を行い、制御部150から
の制御データ(Ctr2)によって第2PD137bの分
周比を可変制御することによって基準信号の整数倍の周
波数を持つ第2局部発振信号(LO2)を正確に得て、
第2ミキサ113に供給することができる。
【0049】さらに、制御部150は、特許請求の範囲
にいう判断手段に該当し、例えばマイクロプロセッサ等
の処理手段によって実現され、該処理手段のソフトウェ
ア処理に基づいて生成された制御信号を供給することに
よって局部発振部130を制御する。すなわち、制御部
150は、基準信号発生器133に対して所望の周波数
を持つ基準信号を発生させるために制御電圧を供給し、
第1および第2PD137a,137bに対しては、そ
れぞれの分周比を指定するための制御データ(Ctr1,
Ctr2)を供給する。
【0050】また制御部150は、受信信号が希望波で
あるか或いは妨害波であるかの判断を行う。ここで用い
られる希望波/妨害波の判断手法は、クロックの高調波
等が無変調波であることに着目して、無変調波である妨
害波の信号帯域幅は(拡散変調された)変調波である希
望波の信号帯域幅よりも狭いという性質を利用してい
る。すなわち、希望波と妨害波との電界強度の周波数特
性を比較したとき、妨害波の信号帯域幅が希望波の信号
帯域幅よりも狭いことから、受信信号の信号帯域幅を調
べることにより該受信信号が希望波または妨害波の何れ
であるかを判断するものである。
【0051】より具体的には、希望波についての受信電
界強度特性(信号帯域幅)は予測可能であるから、IF
−IC117の電界強度検出手段121によって得られ
た受信電界強度表示(RSSI)を使用して、局部発振
信号が第1の周波数の時の第1の電界強度と所定周波数
だけシフトした第2の周波数の時の第2の電界強度(よ
り詳しくは、増加方向にシフトした第3の周波数の時の
第3の電界強度および減少方向にシフトした第4の周波
数の時の第4の電界強度)とを検出し、これらの差を求
め、受信信号の信号帯域幅が相対的に広いか狭いかを判
断して、該受信信号が希望波または妨害波の何れである
かを判断する。
【0052】つまり、第2IFフィルタ115の選択度
特性を利用し、第1局部発振信号(LO1)または第2
局部発振信号(LO2)の周波数をシフトさせることに
よって、受信電界強度表示(RSSI)の電圧差として
検出するものである。周波数のシフト方法としては、基
準信号発生器133に供給する制御電圧により基準信号
の周波数を変化させて周波数シフトする方法と、第1P
LL周波数シンセサイザ131aまたは第1PLL周波
数シンセサイザ131aにそれぞれ供給する制御データ
(Ctr1,Ctr2)の設定変更で周波数シフトする方法と
があり、何れかの方法、或いはこれらを組み合わせた方
法によって行うことができる。
【0053】さらに制御部150は、希望波/妨害波の
判断処理により妨害波と判断された場合にはガードをか
ける。すなわち、そのチャネルを飛ばしたり、妨害波の
レベルを予め決めておいた値(例えば、移動機の最小電
界表示−5(dBμ)とする)に変化させて、該妨害波
による影響を極力少なくなるよう制御するものである。
【0054】次に、以上のような構成の無線通信装置に
おける受信方法を図2のフローチャートを参照して説明
する。図2は、本実施形態の無線通信装置における受信
方法を説明するフローチャートであり、特に、制御部1
50のプログラム処理によって行われる希望波/妨害波
の判断手法を説明するものである。
【0055】先ず、ステップS301では、電界強度検
出手段121からの受信電界強度表示(RSSI)によ
り、所定チャネルで受信信号の第1の受信電界強度表示
が10[dBμ]以上であるかを調べる。このステップ
S301は、後述のように、無変調波の妨害波が影響を
与えるレベルは10[dBμ]程度の弱電界であること
が多く、電界が低いレベルでの選択性を考慮しようとす
るものである。即ち、第1の受信電界強度表示が10
[dBμ]以上の場合についてのみ、希望波/妨害波の
判断処理を行うようにするための判断ステップである。
したがって、ステップS301において、第1の受信電
界強度表示が10[dBμ]以上であれば次のステップ
S303に進み、第1の受信電界強度表示が10[dB
μ]未満であれば次ステップ以降の処理は行わない。
【0056】次に、受信信号の信号帯域幅が広帯域であ
るか狭帯域であるかを調べていくが、先ずステップS3
03では、第1PLL周波数シンセサイザ131aで生
成される第1局部発振信号(LO1)の周波数を、ステ
ップS301における周波数(特許請求の範囲にいう第
1の周波数に該当し、以下ではセンター周波数f0と称
す)から所定周波数(fs:ここでは、16[kHz]
とする)だけ増加する方向にシフトさせた第3の周波数
(f0+fs)とするために、第1PLL周波数シンセサ
イザ131aに供給する制御データ(Ctr1)の設定を
変更する。
【0057】そして、ステップS305では、第1局部
発振信号(LO1)が第3の周波数(f0+fs)の時の
第3の受信電界強度表示(RSSI)を電界強度検出手
段121から取り込み、ステップS301における第1
の受信電界強度表示と比較する。この時、第3の受信電
界強度表示が第1の受信電界強度表示と比べて、10
[dB]未満のレベルダウンであればステップS315
に進んで希望波と判断し、10[dB]以上のレベルダ
ウンであれば次のステップS307に進む。
【0058】次に、ステップS307では、第1PLL
周波数シンセサイザ131aで生成される第1局部発振
信号(LO1)の周波数を、センター周波数(f0)か
ら所定周波数(fs:16[kHz])だけ減少する方
向にシフトさせた第4の周波数(f0−fs)とするため
に、ステップS303と同様に、第1PLL周波数シン
セサイザ131aに供給する制御データ(Ctr1)の設
定を変更する。
【0059】そして、ステップS309では、ステップ
S305と同様に、第1局部発振信号(LO1)が第4
の周波数(f0−fs)の時の第4の受信電界強度表示
(RSSI)を電界強度検出手段121から取り込み、
ステップS301における第1の受信電界強度表示と比
較する。この時、第4の受信電界強度表示が第1の受信
電界強度表示と比べて、10[dB]未満のレベルダウ
ンであればステップS315に進んで希望波と判断し、
10[dB]以上のレベルダウンであれば次のステップ
S307に進んで妨害波と判断する。
【0060】妨害波と判断された場合には、さらにステ
ップS313に進んでガードをかける。すなわち、現在
のチャネルを飛ばして移行させたり、妨害波のレベル
(受信電界強度表示:RSSI)を予め決めておいた値
に変化させて、該妨害波による影響を極力少なくなるよ
う制御する。なお、以上の説明では、周波数をシフトさ
せる方法として、第1PLL周波数シンセサイザ131
aに供給する制御データ(Ctr1)の設定を変更する方
法を使用したが、上述したように、さらに第2PLL周
波数シンセサイザ131bに供給する制御データ(Ctr
2)の設定を変更する方法や、基準信号発生器133に
供給する制御電圧により基準信号の周波数を変化させる
方法を組み合わせて行ってもよい。
【0061】最後に、以上説明した本実施形態の無線通
信装置における受信方法(希望波/妨害波の判断手法)
の正当性について、疑似的な実験データを開示して説明
する。ここでは、希望波および妨害波が同一周波数に存
在したときを想定し、標準信号発生器から発生した同一
周波数および同一レベルの信号を、9段のシフトレジス
タ構成のPN系列発生器を用いて拡散変調したときの信
号を希望波と想定し、変調していないときの信号を妨害
波と想定する。
【0062】図3は、離調周波数に対する希望波および
妨害波の受信電界強度表示(RSSI)の特性を示す説
明図である。同図において、縦軸はRSSI[dB
μ]、横軸はセンター周波数(f0)からの離調周波数
[kHz]であり、図中、実線は希望波の特性を、点線
は妨害波の特性をそれぞれ示す。図3の特性より、妨害
波は希望波のよりもより狭いの信号帯域幅を持つことが
分かる。
【0063】図4は、図3に示した希望波および妨害波
の受信電界強度表示(RSSI)がセンター周波数(f
0)において同一レベルとなるように標準信号発生器の
レベルを調整したときの、離調周波数に対する希望波お
よび妨害波の受信電界強度表示(RSSI)の特性を示
す説明図である。図4と同様に、縦軸がRSSI[dB
μ]、横軸がセンター周波数(f0)からの離調周波数
[kHz]であり、図中、実線は希望波の特性を、点線
は妨害波の特性をそれぞれ示す。図4の特性より、妨害
波は希望波のよりもより狭いの信号帯域幅を持つことが
より顕著に分かる。
【0064】図5は、図4に示された同一離調周波数で
の希望波と妨害波の受信電界強度表示(RSSI)の差
分である受信電界レベル差を示す説明図である。同図に
おいて、縦軸は受信電界レベル差(希望波−妨害波)
[dB]、横軸はセンター周波数(f0)からの離調周
波数[kHz]である。図5より、センター周波数(f
0)から正負に15〜17[kHz]程度離調した周波
数において、受信電界レベル差が一番大きいことが分か
る。
【0065】図3,図4および図5に開示した疑似的な
実験データから明らかなように、無変調波である妨害波
は変調波である希望波よりもより狭い信号帯域幅を持つ
ので、センター周波数(f0)の第1の電界強度と所定
周波数だけシフトした第2の周波数の信号の第2の電界
強度(より詳しくは、増加方向にシフトした第3の周波
数の第3の電界強度および減少方向にシフトした第4の
周波数の第4の電界強度)とを検出して、これらの差か
ら信号帯域幅が相対的に広いか狭いかを判断して、希望
波または妨害波の何れであるかを判断するという、本実
施形態で使用する受信方法(希望波/妨害波の判断手
法)の正当性が証明されたこととなる。
【0066】なお、センター周波数(f0)での入力電
界レベル(受信電界強度表示:RSSI)が大きければ
大きい程、受信電界レベル差が顕著となる離調周波数は
大きくなる。しかしながら実際には、無変調波である妨
害波が影響を与えるレベル(受信電界強度表示:RSS
I)は10[dBμ]程度の弱電界が多く、電界が低い
時の選択性を考慮すると、センター周波数(f0)にお
ける入力電界レベル(受信電界強度表示:RSSI)は
5[dBμ]以上が実用範囲であり、図2のステップS
301のように受信電界強度表示(RSSI)が10
[dBμ]以上であるときに希望波/妨害波の判断処理
を行うのが適当であろう。また、図5において、受信電
界レベル差が最も顕著に現れる離調周波数は、センター
周波数(f0)から正負に約15〜17[kHz]離調
した周波数であることから、図2のステップS303,
S307におけるシフト周波数も16[kHz]として
増加または減少する方向にシフトさせるのが適当であ
る。
【0067】以上のように、本実施形態の無線通信装置
および無線通信装置の受信方法では、第1の周波数(セ
ンター周波数:f0)の時の第1の電界強度と、所定周
波数(fs)だけ増加方向にシフトさせた第3の周波数
の時の第3の電界強度および所定周波数(fs)だけ減
少方向にシフトさせた第4の周波数の時の第4の電界強
度を検出し、第1の電界強度と第3の電界強度との差が
所定値以上であり、第1の電界強度と第4の電界強度と
の差が所定値以上であれば、受信信号を妨害波と判断
し、第1の電界強度と第3の電界強度との差および第1
の電界強度と第4の電界強度との差が所定値未満であれ
ば、受信信号を希望波と判断し、妨害波であると判断し
たときは、使用中のチャネル以外のチャネルに移行する
か、或いは、該妨害波の電界強度を変更制御する。これ
により、クロックの高調波等による妨害波を容易且つ確
実に検出することができ、妨害波と判断した場合には、
該妨害波による影響を極力少なくなるよう制御して、受
信感度の劣化を抑制すると共にシステム的な誤動作を防
止することが可能となる。
【0068】また、基準信号発生器133への制御量
(制御電圧)の変化または周波数シンセサイザ131
a,131bへのパラメータ(分周比)の設定変更によ
り、局部発振信号(LO1,LO2)の周波数シフトを
制御量によって対応させたり、プログラマブルにチャネ
ル切換えすることが可能となり、局部発振周波数のシフ
トを隣接チャネルまでの間の最適化された周波数に指定
または対応させることができ、クロックの高調波等によ
る目的外の妨害波を容易且つ確実に検出することができ
る。
【0069】〔第2の実施形態〕図6は、本発明の第2
の実施形態に係る無線通信装置の受信系統を中心とした
構成を示す構成図である。同図において、第1の実施形
態(図1)と重複する部分には同一の符号を附して説明
を省略する。同図において、本実施形態の無線通信装置
は、通過帯域幅の異なる2つの第2IFフィルタを備え
て、これらの内1つを選択できるようにした構成であ
る。
【0070】本実施形態の無線通信装置は、図1に示し
た第1の実施形態の構成において、第2IFフィルタ1
15を2つの第2IFフィルタ201,202に置き換
えた構成であり、第2IFフィルタ201と、該第2I
Fフィルタ201より狭い通過帯域を持つフィルタ特性
の狭帯域第2中間周波フィルタ(以下、狭帯域第2IF
フィルタという)202と、第2ミキサ113から出力
された第2中間信号(IF2)の通過路として、第2I
Fフィルタ201か狭帯域第2IFフィルタ202かを
選択して切り換える第1切換スイッチ203と、第2I
Fフィルタ201か狭帯域第2IFフィルタ202かを
選択して接続し、選択された第2IFフィルタを通過し
た周波数成分を持つ第2中間信号(IF2′)をIF−
IC117に供給する第2切換スイッチ205とを、追
加した構成となっている。なお、第1切換スイッチ20
3および第2切換スイッチ205は、制御部150が出
力するスイッチ切換信号によって、選択的に接続切換え
を行う。
【0071】このように、本実施形態の無線通信装置で
は、受信部200にそれぞれ異なる濾波特性で信号を濾
波する2つの第2IFフィルタ201,202を備え
て、制御部150における受信信号が希望波または妨害
波の何れであるかの判断を、より狭い通過帯域特性を持
つ狭帯域第2IFフィルタ202を選択的に接続した構
成によって行っている。
【0072】すなわち、受信部200の帯域制限フィル
タの濾波特性をより狭帯域特性とすることにより、所定
の受信周波数の信号電界強度表示(RSSI)と妨害波
の信号電界強度表示(RSSI)との差が大きくでるよ
うになり、希望波と妨害波の区別を明確にすることがで
き、クロックの高調波等による目的外の妨害波を容易且
つより確実に検出することができる。
【0073】なお、上記第1の実施形態(図1)および
第2の実施形態(図6)には送信部を図示していない
が、本発明の無線通信装置およびその受信方法の特徴的
部分には直接関係しないため省略した。なお、上記各実
施形態は受信部のみを備えた受信装置にも適用可能であ
る。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の無線通信
装置、無線通信装置の受信方法および記録媒体によれ
ば、希望波が変調波で妨害波が無変調波であるときに、
判断手段(判断ステップ)により、受信信号の信号帯域
幅を調べることにより該受信信号が希望波または妨害波
の何れであるかを判断することとしたので、クロックの
高調波等による目的外の妨害波を容易且つ確実に検出す
ることができ、妨害波と判断した場合には、該妨害波に
よる影響を極力少なくなるよう制御して、受信感度の劣
化を抑制すると共にシステム的な誤動作を防止し得る。
【0075】また、本発明によれば、判断手段におい
て、先ず電界強度検出手段により局部発振信号が第1の
周波数の時の第1の電界強度を検出し、次に該第1の周
波数から所定周波数だけシフトさせた第2の周波数の時
の第2の電界強度を検出し(検出ステップ)、さらに、
検出された第1の電界強度と第2の電界強度との差に基
づいて受信信号が希望波または妨害波の何れであるかを
判断する(判断ステップ)こととしたので、クロックの
高調波等による目的外の妨害波を容易且つ確実に検出す
ることができ、妨害波と判断した場合には、該妨害波に
よる影響を極力少なくなるよう制御して、受信感度の劣
化を抑制すると共にシステム的な誤動作を防止すること
ができる。
【0076】また、本発明によれば、局部発振部にパラ
メータに応じた周波数を持つ局部発振信号を生成する周
波数シンセサイザを備える場合に、判断手段(判断ステ
ップ)における局部発振信号の周波数シフトを、該周波
数シンセサイザに対するパラメータの設定変更により行
うので、プログラマブルにチャネル切換えが可能とな
り、局部発振周波数のシフトを隣接チャネルまでの間の
最適化された周波数に指定でき、クロックの高調波等に
よる目的外の妨害波を容易且つ確実に検出することがで
きる。
【0077】また、本発明によれば、局部発振部に、制
御量に応じた周波数を持つ基準信号を生成する基準信号
発生器と、基準信号に基づきパラメータに応じた周波数
を持つ局部発振信号を生成する周波数シンセサイザとを
備える場合に、判断手段(判断ステップ)における局部
発振信号の周波数シフトを、基準信号発生器に対する制
御量の変化または周波数シンセサイザに対するパラメー
タの設定変更により行うので、周波数シフト操作の制御
量による対応や、プログラマブルなチャネル切換えが可
能となり、局部発振周波数のシフトを隣接チャネルまで
の間の最適化された周波数に指定または対応させること
ができ、クロックの高調波等による目的外の妨害波を容
易且つ確実に検出することができる。
【0078】また、本発明によれば、受信部にそれぞれ
異なる濾波特性で信号を濾波する複数のフィルタを備え
て、判断手段(判断ステップ)における受信信号が希望
波または妨害波の何れであるかの判断を、切換手段の選
択接続によって複数のフィルタ内のより狭い通過帯域特
性を持つフィルタを選択的に接続して行うのこととした
ので、所定の受信周波数の信号電界強度と妨害波の信号
電界強度との差が大きくでるようになり、希望波と妨害
波の区別を明確にすることができ、クロックの高調波等
による目的外の妨害波を容易且つ確実に検出することが
できる。
【0079】さらに、本発明によれば、判断手段(判断
ステップ)において受信信号が妨害波であると判断した
ときは、使用中のチャネル以外のチャネルに移行する
か、或いは、該妨害波の電界強度を変更制御する(ガー
ドステップ)こととして、該妨害波による影響を極力少
なくなるよう制御するので、受信感度の劣化を抑制する
と共にシステム的な誤動作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る無線通信装置の
受信系統を中心とした構成を示す構成図である。
【図2】第1の実施形態の無線通信装置における受信方
法を説明するフローチャートである。
【図3】離調周波数に対する希望波および妨害波の受信
電界強度表示(RSSI)の特性を示す説明図である。
【図4】図3に示した希望波および妨害波の特性がセン
ター周波数において同一となるよう調整したときの離調
周波数に対する希望波および妨害波の受信電界強度表示
(RSSI)の特性を示す説明図である。
【図5】図4に示された同一離調周波数での希望波と妨
害波の受信電界強度表示(RSSI)の差分である受信
電界レベル差を示す説明図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る無線通信装置の
受信系統を中心とした構成を示す構成図である。
【符号の説明】
100,200 受信部 101 アンテナ 103 トップフィルタ 105 トップアンプ 107 第1ミキサ(第1受信周波数変換器) 109 第1IFフィルタ(第1中間周波フィルタ) 111 バッファアンプ 113 第2ミキサ(第2受信周波数変換器) 115 第2IFフィルタ(第2中間周波フィルタ) 117 IF−IC(中間周波集積回路) 119 復調器(DET) 121 電界強度検出手段 123 リミッタ 130 局部発振器 131a,131b PLL周波数シンセサイザ 133 基準信号発生器 135a,135b PC(位相比較器) 137a,137b PD(可変分周器) 139a,139b PLL(位相同期ループ) 141a,141b LPF(低域通過フィルタ) 143a,143b VCO(電圧制御発振器) 150 制御部(判断手段) 201,202 第2IFフィルタ(第2中間周波フィ
ルタ) 203,205 切換スイッチ
フロントページの続き Fターム(参考) 5J103 AA16 BA06 CB02 DA01 DA03 DA05 DA06 DA07 DA22 DA31 DA41 GB05 HC12 5K020 DD01 EE01 EE04 EE05 FF04 GG02 GG11 HH13 KK07 5K042 AA06 BA11 CA02 CA12 CA16 CA17 CA18 CA21 DA01 DA19 EA03 EA14 FA01 FA06 FA11 FA15 GA01 HA07 5K052 AA01 BB02 DD04 EE04 FF06 FF34 GG24 5K067 AA03 BB04 BB21 DD44 DD47 EE02 LL15

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の受信周波数帯域内で、目的の希望
    波と目的外の妨害波とを選択的に受信する無線通信装置
    において、 前記希望波が変調波で前記妨害波が無変調波であるとき
    に、受信信号の信号帯域幅を調べることにより該受信信
    号が前記希望波または前記妨害波の何れであるかを判断
    する判断手段を有することを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 受信信号を、少なくとも1つの周波数変
    換手段を用いて所定の中間周波数の信号に周波数変換
    し、該中間周波数の信号を復調して受信データを生成す
    る受信部と、 前記受信部において信号の電界強度を検出する電界強度
    検出手段と、 局部発振信号を生成して前記周波数変換手段に供給する
    局部発振部と、を有し、 前記判断手段は、前記電界強度検出手段により前記局部
    発振信号が第1の周波数の時の第1の電界強度および所
    定周波数シフトさせた第2の周波数の時の第2の電界強
    度を検出し、前記第1の電界強度と前記第2の電界強度
    との差に基づいて前記受信信号が前記希望波または前記
    妨害波の何れであるかを判断することを特徴とする請求
    項1に記載の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の電界強度は、所定周波数だけ
    増加する方向にシフトさせた第3の周波数の時の第3の
    電界強度、または、所定周波数だけ減少する方向にシフ
    トさせた第4の周波数の時の第4の電界強度を含むこと
    を特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記判断手段は、前記第1の電界強度と
    前記第3の電界強度との差が所定値以上であるか、或い
    は、前記第1の電界強度と前記第4の電界強度との差が
    所定値以上であれば、前記受信信号を前記妨害波と判断
    し、前記第1の電界強度と前記第3の電界強度との差ま
    たは前記第1の電界強度と前記第4の電界強度との差が
    前記所定値未満であれば、前記受信信号を希望波と判断
    することを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記局部発振部は、パラメータに応じた
    周波数を持つ前記局部発振信号を生成する周波数シンセ
    サイザを有し、 前記判断手段は、前記局部発振信号の周波数シフトを前
    記周波数シンセサイザに対するパラメータの設定変更に
    より行うことを特徴とする請求項2、3または4に記載
    の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 前記局部発振部は、制御量に応じた周波
    数を持つ基準信号を生成する基準信号発生器と、 前記基準信号に基づき、パラメータに応じた周波数を持
    つ前記局部発振信号を生成する周波数シンセサイザと、
    を有し、 前記判断手段は、前記局部発振信号の周波数シフトを前
    記基準信号発生器に対する制御量の変化または前記周波
    数シンセサイザに対するパラメータの設定変更により行
    うことを特徴とする請求項2、3または4に記載の無線
    通信装置。
  7. 【請求項7】 前記受信部は、それぞれ異なる濾波特性
    で信号を濾波する複数のフィルタと、 前記複数のフィルタの内1つを選択的に接続する切換手
    段と、を有し、 前記判断手段は、受信信号が前記希望波または前記妨害
    波の何れであるかの判断を、前記切換手段の選択接続に
    より、より狭い通過帯域特性を持つフィルタを使用して
    行うことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または
    6に記載の無線通信装置。
  8. 【請求項8】 前記判断手段は、受信信号が前記妨害波
    であると判断したときは、使用中のチャネル以外のチャ
    ネルに移行するか、或いは、該妨害波の電界強度を変更
    制御することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6または7に記載の無線通信装置。
  9. 【請求項9】 所定の受信周波数帯域内で、目的の希望
    波と目的外の妨害波とを選択的に受信する無線通信装置
    の受信方法において、 前記希望波が変調波で前記妨害波が無変調波であるとき
    に、受信信号の信号帯域幅を調べることにより該受信信
    号が前記希望波または前記妨害波の何れであるかを判断
    する判断ステップを有することを特徴とする無線通信装
    置の受信方法。
  10. 【請求項10】 受信信号を、少なくとも1つの周波数
    変換手段を用いて所定の中間周波数の信号に周波数変換
    し、該中間周波数の信号を復調して受信データを生成す
    る受信部と、前記受信部において信号の電界強度を検出
    する電界強度検出手段と、局部発振信号を生成して前記
    周波数変換手段に供給する局部発振部と、を備え、所定
    の受信周波数帯域内で、目的の希望波と目的外の妨害波
    とを選択的に受信する無線通信装置の受信方法におい
    て、 前記電界強度検出手段により前記局部発振信号が第1の
    周波数の時の第1の電界強度および所定周波数シフトさ
    せた第2の周波数の時の第2の電界強度を検出する検出
    ステップと前記第1の電界強度と前記第2の電界強度と
    の差に基づいて前記受信信号が前記希望波または前記妨
    害波の何れであるかを判断する判断ステップと、を有す
    ることを特徴とする無線通信装置の受信方法。
  11. 【請求項11】 前記第2の電界強度は、所定周波数だ
    け増加する方向にシフトさせた第3の周波数の時の第3
    の電界強度、または、所定周波数だけ減少する方向にシ
    フトさせた第4の周波数の時の第4の電界強度を含むこ
    とを特徴とする請求項10に記載の無線通信装置の受信
    方法。
  12. 【請求項12】 前記判断ステップは、前記第1の電界
    強度と前記第3の電界強度との差が所定値以上である
    か、或いは、前記第1の電界強度と前記第4の電界強度
    との差が所定値以上であれば、前記受信信号を前記妨害
    波と判断し、前記第1の電界強度と前記第3の電界強度
    との差または前記第1の電界強度と前記第4の電界強度
    との差が前記所定値未満であれば、前記受信信号を希望
    波と判断することを特徴とする請求項11に記載の無線
    通信装置の受信方法。
  13. 【請求項13】 前記局部発振部に、パラメータに応じ
    た周波数を持つ前記局部発振信号を生成する周波数シン
    セサイザを備えた、請求項10、11または12に記載
    の無線通信装置の受信方法において、 前記判断ステップにおける前記局部発振信号の周波数シ
    フトを、前記周波数シンセサイザに対するパラメータの
    設定変更により行うことを特徴とする無線通信装置の受
    信方法。
  14. 【請求項14】 前記局部発振部に、制御量に応じた周
    波数を持つ基準信号を生成する基準信号発生器と、前記
    基準信号に基づき、パラメータに応じた周波数を持つ前
    記局部発振信号を生成する周波数シンセサイザとを備え
    た、請求項10、11または12に記載の無線通信装置
    の受信方法において、 前記判断ステップにおける前記局部発振信号の周波数シ
    フトを、前記基準信号発生器に対する制御量の変化また
    は前記周波数シンセサイザに対するパラメータの設定変
    更により行うことを特徴とする無線通信装置の受信方
    法。
  15. 【請求項15】 前記受信部に、それぞれ異なる濾波特
    性で信号を濾波する複数のフィルタと、前記複数のフィ
    ルタの内1つを選択的に接続する切換手段と、を備え
    た、請求項9、10、11、12、13または14に記
    載の無線通信装置の受信方法において、 前記判断ステップにおける受信信号が前記希望波または
    前記妨害波の何れであるかの判断を、前記切換手段の選
    択接続により、より狭い通過帯域特性を持つフィルタを
    使用して行うことを特徴とする無線通信装置の受信方
    法。
  16. 【請求項16】 前記判断ステップは、受信信号が前記
    妨害波であると判断したときは、使用中のチャネル以外
    のチャネルに移行するか、或いは、該妨害波の電界強度
    を変更制御するガードステップを有することを特徴とす
    る請求項9、10、11、12、13、14または15
    に記載の無線通信装置の受信方法。
  17. 【請求項17】 請求項9、10、11、12、13、
    14、15または16に記載の無線通信装置の受信方法
    をコンピュータに実行させるためのプログラムとして記
    録したことを特徴とするコンピュータにより読み取り可
    能な記録媒体。
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