JP2000244303A - ドライブアクセラレーション回路 - Google Patents

ドライブアクセラレーション回路

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JP2000244303A
JP2000244303A JP11045552A JP4555299A JP2000244303A JP 2000244303 A JP2000244303 A JP 2000244303A JP 11045552 A JP11045552 A JP 11045552A JP 4555299 A JP4555299 A JP 4555299A JP 2000244303 A JP2000244303 A JP 2000244303A
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signal line
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drive
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JP11045552A
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Inventor
Katsuyuki Maruyama
勝之 丸山
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の自動回路設計では、セルライブラリか
ら機能および電気的特性に基づいてセルを選択した後、
自動配線などの処理を行って集積回路設計を得るため、
配線容量などに起因する不確定要素のためにこの処理を
繰り返さなければ所望の集積回路を得ることができない
などの課題があった。 【解決手段】 ドライバ回路1などのセルとは配線2,
3を介して接続され、且つ、それらのセルのドライブ能
力が不足する場合には向上させることができるドライブ
アクセラレーション回路を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、出力バッファや
クロックドライバなどの回路のドライブ能力を向上させ
るためのドライブアクセラレーション回路に係り、特
に、出力バッファやクロックドライバなどの回路をセル
に基づいて回路設計を行い、その後自動レイアウト編集
を行うような設計手法にて集積回路を自動設計する場合
に好適に利用することができるドライブアクセラレーシ
ョン回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の自動設計において一般的に
準備されている駆動能力が異なる複数の出力ドライバの
セルを示す回路図である。図において、2は入力信号
線、3は出力信号線、43は一対のPチャネルMOSト
ランジスタとNチャネルMOSトランジスタとからなる
入力段インバータ、44は一対のPチャネルMOSトラ
ンジスタとNチャネルMOSトランジスタとからなるシ
ングルタイプの出力段インバータ、45は二対のPチャ
ネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジス
タとからなるダブルタイプの出力段インバータ、46は
三対のPチャネルMOSトランジスタとNチャネルMO
Sトランジスタとからなるトリプルタイプの出力段イン
バータ、47は四対のPチャネルMOSトランジスタと
NチャネルMOSトランジスタとからなるクワッドタイ
プの出力段インバータである。
【0003】次に動作について説明する。各出力ドライ
バは、入力信号線2の電圧レベルがローレベルからハイ
レベルに変化すると、入力段インバータ43の出力がロ
ーレベルに変化し、それぞれの出力段インバータ44,
45,46,47の出力がハイレベルに変化する。逆
に、入力信号線2の電圧レベルがハイレベルからローレ
ベルに変化すると、入力段インバータ43の出力がハイ
レベルに変化し、それぞれの出力段インバータ44,4
5,46,47の出力がローレベルに変化する。
【0004】図10はこれら複数の出力ドライバの駆動
能力の違いを説明するための入出力波形図である。図に
おいて、横軸は時間、縦軸は電圧レベル、48は高圧側
電源電圧レベル、49はこの高圧側電源電圧レベル48
の10%の電圧レベル、50はこの高圧側電源電圧レベ
ル48の50%の電圧レベル、51はこの高圧側電源電
圧レベル48の90%の電圧レベルである。また、52
は上記各出力ドライバへの入力電圧波形、53はクワッ
ドタイプの出力ドライバの出力電圧波形、54はトリプ
ルタイプの出力ドライバの出力電圧波形、55はダブル
タイプの出力ドライバの出力電圧波形、56はシングル
タイプの出力ドライバの出力電圧波形、57は集積回路
の動作周波数の1周期の時間などにより決定される遅延
許容時間である。
【0005】そして、同図に示すように、これらの出力
ドライバは、電源に並列に接続された出力段トランジス
タの並列数が多いほど、その出力負荷を駆動する能力が
増加し、早期に出力を追従して変化させることができ
る。逆に、駆動能力が不足するとシングルタイプの出力
ドライバの出力電圧波形56のように、遅延許容時間5
7の範囲内で電圧レベルを高圧側電源電圧レベルの90
%の電圧レベル51にまで上昇させることができなくな
ってしまう。
【0006】図11は従来の自動設計において一般的に
準備されている駆動能力が異なる複数のクロックドライ
バセルを示す回路図である。図において、58は出力段
が一対のPチャネルMOSトランジスタとNチャネルM
OSトランジスタとからなるシングルタイプのクロック
ドライバ、59は出力段が二対のPチャネルMOSトラ
ンジスタとNチャネルMOSトランジスタとからなるダ
ブルタイプのクロックドライバ、60は出力段が三対の
PチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトラ
ンジスタとからなるトリプルタイプのクロックドライ
バ、61は出力段が四対のPチャネルMOSトランジス
タとNチャネルMOSトランジスタとからなるクワッド
タイプのクロックドライバ、62はクロックネットワー
ク配線である。
【0007】次に動作について説明する。各クロックド
ライバ58,59,60,61は、その入力の電圧レベ
ルがローレベルからハイレベルに変化すると、クロック
ネットワーク配線62をハイレベルに駆動する。逆に、
その入力の電圧レベルがハイレベルからローレベルに変
化すると、クロックネットワーク配線62をローレベル
に駆動する。
【0008】図12はこれら複数のクロックドライバセ
ルの駆動能力を説明するための入出力波形図である。図
において、横軸は時間、縦軸は電圧レベル、63は高圧
側電源電圧レベル、64はこの高圧側電源電圧レベル6
3の50%の電圧レベルである。そして、65は上記各
クロックドライバ58,59,60,61へ同時に入力
される入力電圧波形、66は図11(a)の「A」の位
置におけるクロック波形、67は図11(a)の「B」
の位置におけるクロック波形、68はこれら2つの位置
におけるクロック波形の伝播遅延差(クロックスキュ
ー)である。
【0009】そして、これらのクロックドライバセル
は、クロックネットワーク配線62に並列に接続された
クロックドライバ58,59,60,61の数とそれぞ
れのクロックドライバ58,59,60,61の駆動能
力とに応じて、クロックネットワーク配線62およびこ
れに接続された回路を駆動する能力が増減し、更にクロ
ックネットワーク配線62上の任意の2点における伝播
遅延差の量も増減する。
【0010】そして、設計者は、これらのセルなどを組
み合わせて論理設計、物理設計などを行った後、オート
ルータなどで自動配線、自動レイアウト編集を行って、
半導体チップ上に所定の機能を実現することができる集
積回路を得る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動設計手法で
は、以上のように構成されているので、回路の機能設計
を行うとともに、ファンアウトや負荷容量などに応じて
同一の機能セルの中から所定のドライブ能力を有するセ
ルを選択して設計する必要があり、他方で、各セルが駆
動しなければならない配線の容量などは自動配線や自動
レイアウト編集を行った後でなければ確定されず、つま
り各セルのドライブ能力は自動配線や自動レイアウト編
集を行った後でなければ確定することができない。
【0012】従って、自動配線や自動レイアウト編集後
に、各セルに必要なドライブ能力を特定し、これに応じ
てドライブ能力が不足している場合には当該セルをもっ
とドライブ能力の大きいセルに変更したり、負荷を分割
して複数のセルで別々にドライブするように論理設計を
変更したりし、更にその変更後に、上記自動配線や自動
レイアウト編集を再度行わなければならないなどの課題
があった。
【0013】そして、最適な集積回路を得るためにはこ
の一連の変更作業を数次にも渡って繰り返すのが一般的
であり、回路設計者の労力はとても大きなものとなって
いた。
【0014】また、従来においてこのようなレイアウト
後のドライブ能力不足問題を解消し回路設計の効率を向
上させようとした場合、予めそのような問題が発生しそ
うなセルを十分に余裕のある高いドライブ能力を有する
セルに置き換えた上でレイアウト編集をさせるようにし
なければならず、例え実際にはそのような多大なドライ
ブ能力が不要となる場合であったとしても、そのような
セルを利用することにより余分な消費電流の増加などの
別の弊害が生じてしまう。
【0015】つまり、従来においてセルを組み合わせて
集積回路を形成する場合であっても、数次の設計変更の
労力をかけずして必要にして最小限の消費電流にて動作
する最適な設計を行うことは実質的不可能であった。
【0016】ところで、特開平8−335830号公報
には、ドライブ能力不足を検出して、それに応じて自動
的に出力バッファ自体のドライブ能力を向上させる技術
が開示されている。そして、このようなドライブ能力自
動変更機能つきの出力バッファをセルとして準備して、
消費電流が厳しいような場合においてドライブ能力不足
が予測される場合にはこのセルを利用して上記弊害を防
止しつつドライブ能力不足に準備することが考えられ
る。これによりドライブ能力不足に起因する設計変更を
抑制することができる。
【0017】図13はこのような従来の自動ドライブ能
力変更機能つきの出力バッファの構成を示すブロック図
である。図において、69は集積回路内に配設され集積
回路外の回路を駆動する出力バッファ、2はこの出力バ
ッファ69の入力信号線、3はこの出力バッファ69の
出力信号線、70はこの出力信号線3に接続された外部
負荷、71は出力信号線3のドライブ状態を検知する負
荷検知回路、72はこの負荷検知回路71の検知結果に
応じて出力バッファ69自体の駆動能力を増加させる駆
動電流制御信号発生回路である。
【0018】次に動作について説明する。入力信号線2
がローレベルからハイレベルに変化すると、出力バッフ
ァ69は出力信号線3をローレベルからハイレベルに駆
動する。この時、出力信号線3自体の配線容量や上記外
部負荷70などに起因して出力信号線3の電位レベル変
化が遅いと、負荷検知回路71から検知信号が出力さ
れ、駆動電流制御信号発生回路72から出力バッファ6
9へ駆動能力をアップするように駆動電流制御信号が出
力され、これに応じて、出力バッファ69の駆動能力が
アップする。入力信号線2がハイレベルからローレベル
に変化する場合も同様の動作である。
【0019】しかしながら、このようなドライブ能力自
動変更機能つきの出力バッファのように、ドライブ能力
自動変更機能つきのセルを予め用意しようとした場合、
その変更可能なドライブ能力の負荷範囲を予め想定する
ことが必要となってしまう。その他方で上述したよう
に、レイアウト編集後でしか実際にドライブ能力が不足
してしまうのかどうか分からない。従って、要求される
仕様に応じて複数のドライブ能力自動変更機能つきの出
力バッファのセルなどを多数準備しなければならない。
【0020】また、実際にドライブ能力が不足すると予
測されるものは、出力バッファ69に限られるものでは
ない。そのため、クロック系回路やその他の回路に対し
ても同様なセルを準備しなければならない。
【0021】したがって、このようなドライブ能力自動
変更機能つきのセルを予め用意しようとした場合、特開
平8−335830号公報に開示されたドライブ能力自
動変更機能つきの出力バッファのような、ドライブ能力
自動変更機能つきのセルをあらゆる機能毎に且つその出
力範囲を分類して準備することが必要となってしまう。
そして、このようにドライブ能力自動変更機能つきのセ
ルをあらゆる機能毎に且つその出力範囲を分類して準備
した場合、セルライブラリにおける無駄が多く、しか
も、セル数を倍増させることになってしまう。また、こ
のようなセルをあらゆる可能性において予め完璧に対応
させることは現実的に不可能である。
【0022】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、セル数の倍増や不要な消費電流の
増加などを防止しつつ、あらゆるセルにおいてドライブ
能力不足を補うことができ、レイアウト編集後のドライ
ブ能力不足に起因する変更を防止することができる回
路、すなわちドライブアクセラレーション回路を得るこ
とを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】この発明に係るドライブ
アクセラレーション回路は、所定の信号線が接続され、
当該信号線の電圧レベルと所定の第一しきい値とを比較
し、その比較結果を出力する第一レベル判定回路と、上
記所定の信号線が接続され、上記第一しきい値とは異な
るレベルの第二しきい値と当該信号線の電圧レベルとを
比較し、その比較結果を出力する第二レベル判定回路
と、これら2つのレベル判定回路の比較結果が入力さ
れ、当該2つの比較結果に差が生じたら起動信号を出力
する起動判定回路と、上記所定の信号線と同相あるいは
逆相で変化する他の信号線が接続され、当該他の信号線
の電圧レベルに応じて電流の供給および/または吸引を
行うドライブ電流供給回路と、上記起動信号が入力さ
れ、起動信号が入力されるまではその出力が上記所定の
信号線にハイインピーダンスにて接続されるとともに、
起動信号が入力された後は上記ドライブ電流供給回路を
当該所定の信号線に接続するスイッチ回路とを備えるも
のである。
【0024】この発明に係るドライブアクセラレーショ
ン回路は、第一レベル判定回路と第二レベル判定回路と
のうちの少なくとも一方は、3つ以上のトランジスタが
電源に対して直列に接続されるとともに、Nチャネルト
ランジスタとPチャネルトランジスタとが異なる個数ず
つ使用されたインバータ回路を基本とする構成であるも
のである。
【0025】この発明に係るドライブアクセラレーショ
ン回路は、所定の信号線上の2点の電圧レベルが入力さ
れ、当該2つの電圧レベルに差が生じたら起動信号を出
力する起動判定回路と、上記所定の信号線と同相あるい
は逆相で変化する他の信号線が接続され、当該他の信号
線の電圧レベルに応じて電流の供給および/または吸引
を行うドライブ電流供給回路と、上記起動信号が入力さ
れ、起動信号が入力されるまではその出力が上記所定の
信号線にハイインピーダンスにて接続されるとともに、
起動信号が入力された後は上記ドライブ電流供給回路を
当該所定の信号線に接続するスイッチ回路とを備えるも
のである。
【0026】この発明に係るドライブアクセラレーショ
ン回路は、スイッチ回路が、起動信号がトリガとして入
力されるDフリップフロップと、このDフリップフロッ
プの互いに相補の関係にある2つの出力がベース端子に
入力され、交互にオン/オフ動作する一対のスイッチ用
トランジスタとからなるものである。
【0027】この発明に係るドライブアクセラレーショ
ン回路は、ドライブ電流供給回路が、一対のスイッチ用
トランジスタと直列に配設され、交互にオン状態となる
/オフ動作する一対のドライブ電流供給用トランジスタ
を具備するものである。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるド
ライブアクセラレーション回路およびそれが適用された
ドライバ回路との接続関係を示す回路図である。図にお
いて、1はドライバ回路、2はドライバ回路1への入力
信号線(同相あるいは逆相で変化する他の信号線)、3
はドライバ回路1からの出力信号線(所定の信号線)、
4はこの出力信号線3に寄生する負荷容量である。
【0029】また、5は出力信号線3が接続され、この
出力信号線3の電圧レベルと所定の第一しきい値とを比
較し、その比較結果を出力する第一レベル判定回路、6
は出力信号線3が接続され、上記第一しきい値とは異な
るレベルの第二しきい値と当該信号線の電圧レベルとを
比較し、その比較結果を出力する第二レベル判定回路、
7はこれら2つのレベル判定回路5,6の比較結果が入
力され、当該2つの比較結果に差が生じたら起動信号を
出力する排他論理和回路(起動判定回路)、8はデータ
端子Dがハイレベルに固定されるとともにエッジトリガ
端子Tに起動信号が入力されるリセット端子RつきDフ
リップフロップ(スイッチ回路)、9は入力信号線2が
接続されるとともにこのDフリップフロップ8の正相出
力が入力され、これらの論理積演算を行う論理積回路
(ドライブ電流供給回路)、10は互いにソース電極と
ドレイン電極とが接続された一対のNチャネルMOSト
ランジスタ(スイッチ用トランジスタ)10aとPチャ
ネルMOSトランジスタ(スイッチ用トランジスタ)1
0bとからなり、この一端に上記論理積回路9の演算結
果が入力され、この他端が出力信号線3に接続され、更
に、NチャネルMOSトランジスタ10aのベース端子
にDフリップフロップ8の正相出力が接続され、Pチャ
ネルMOSトランジスタ10bのベース端子にDフリッ
プフロップ8の逆相出力が接続された出力スイッチ(ス
イッチ回路)である。そして、ドライブアクセラレーシ
ョン回路はこれらで構成されている。
【0030】第一レベル判定回路5において、11は4
つのトランジスタが電源に対して直列に接続された第一
入力段インバータ、12は4つのトランジスタが電源に
対して直列に接続された第一出力段インバータ、13は
それぞれNチャネルMOSトランジスタ、14はそれぞ
れPチャネルMOSトランジスタである。そして、同図
に示すように、第一入力段インバータ11では3つのN
チャネルMOSトランジスタ13,13,13と1つの
PチャネルMOSトランジスタ14とが直列に接続され
ているため、その入力が電源電圧の約3/4の電圧レベ
ルになったときにデータが反転し、第一出力段インバー
タ12では1つのNチャネルMOSトランジスタ13と
3つのPチャネルMOSトランジスタ14,14,14
とが直列に接続されているため、その入力が電源電圧の
約1/4の電圧レベルになったときにデータが反転し、
更に、第一入力段インバータ11の下から3段目と4段
目との間が第一出力段インバータ12に入力されている
ので、第一レベル判定回路5としては入力電圧が電源電
圧の約3/4の電圧レベルになったら出力電圧レベルが
追従して変化することになる。つまり、第一しきい値電
圧は電源電圧の約3/4の電圧レベルに設定されている
ことになる。
【0031】第二レベル判定回路6において、15は2
つのトランジスタが電源に対して直列に接続された第二
入力段インバータ、16は2つのトランジスタが電源に
対して直列に接続された第二出力段インバータ、17は
それぞれNチャネルMOSトランジスタ、18はそれぞ
れPチャネルMOSトランジスタである。そして、同図
に示すように、第二入力段インバータ15では1つのN
チャネルMOSトランジスタ17と1つのPチャネルM
OSトランジスタ18とが直列に接続されているため、
その入力が電源電圧の約1/4の電圧レベルになったと
きにデータが反転し、第二出力段インバータ16では1
つのNチャネルMOSトランジスタ17と1つのPチャ
ネルMOSトランジスタ18とが直列に接続されている
ため、その入力が電源電圧の約1/2の電圧レベルにな
ったときにデータが反転し、更に、第二入力段インバー
タ15の下から1段目と2段目との間が第二出力段イン
バータ16に入力されているので、第二レベル判定回路
6としては入力電圧が電源電圧の約1/4の電圧レベル
になったら出力電圧レベルが追従して変化することにな
る。つまり、第二しきい値電圧は電源電圧の約1/2の
電圧レベルに設定されていることになる。
【0032】次に動作について説明する。入力信号線2
の電圧レベルがローレベルからハイレベルに変化する
と、ドライバ回路1は出力信号線3をドライブして(つ
まり負荷容量4を充電して)出力信号線3をローレベル
からハイレベルに変化させる。そして、この出力信号線
3がローレベルからハイレベルに変化する間に、出力信
号線3が電源電圧の約1/2の電圧レベルになると先ず
第二レベル判定回路6がその出力をローレベルからハイ
レベルに変化させ、次に出力信号線3が電源電圧の約3
/4の電圧レベルになると第一レベル判定回路5がその
出力をローレベルからハイレベルに変化させる。
【0033】そして、排他論理和回路7は、これら第二
レベル判定回路6の出力変化と第一レベル判定回路5の
出力変化との間にタイムラグがあって一方がローレベル
で且つ他方がハイレベルとなる期間が生じると、その期
間の間ハイレベルとなるパルス状の起動信号を出力す
る。
【0034】また、Dフリップフロップ8は、リセット
入力端子Rにハイレベルのネゲート信号が入力された状
態で、このパルス状の起動信号が入力されると、その立
ち上がりエッジの入力タイミングを基準として出力端子
Qからハイレベルの信号と反転出力端子QCからローレ
ベルの信号を出力する。そして、このように出力端子Q
からハイレベルの信号が出力され、且つ、反転出力端子
QCからローレベルの信号が出力されると、出力スイッ
チ10の2つのトランジスタ10a,10bはともにオ
フ状態からオン状態に変化し、論理積回路9の出力と出
力信号線3とが電気的に接続されるとことになる。
【0035】なお、この出力スイッチ10の2つのトラ
ンジスタ10a,10bがともにオフ状態である場合に
は、この出力スイッチ10と出力信号線3とは絶縁さ
れ、論理積回路9の出力と出力信号線3とが所謂ハイイ
ンピーダンス状態で接続された状態になっている。
【0036】そして、論理積回路9の一方の入力端子は
Dフリップフロップ8の出力端子Qのハイレベル信号が
入力されているので、この論理積回路9は入力信号線2
の信号レベルに追従して出力を変化させることになり、
入力信号線2の電圧レベルに応じて出力信号線3との間
で電流の供給および吸引を行うことになる。つまり、こ
の論理積回路9はバッファとして機能し、このように論
理積回路9の出力と出力信号線3とが電気的に接続され
た状態では、出力信号線3はドライバ回路1とこれと同
相で動作する論理積回路9とでドライブされることにな
り、ドライブ能力を向上させることになる。
【0037】なお、入力信号線2の電圧レベルがハイレ
ベルからローレベルに変化するときの動作も同様であ
る。
【0038】図2はこの発明の実施の形態1によるドラ
イブアクセラレーション回路の動作の一例を説明するた
めのタイミングチャートである。図において、(a)は
入力信号線2の電圧波形、(b)は出力信号線3の電圧
波形、(c)は第一レベル判定回路5の出力波形、
(d)第二レベル判定回路6の出力波形、(e)は排他
論理和回路7の出力波形、(f)はDフリップフロップ
8へのリセット信号R入力波形(ローアクティブ)、
(g)はDフリップフロップ8の出力端子Qの正相出力
波形、(h)はDフリップフロップ8の反転出力端子Q
Cの逆相出力波形、(i)は論理積回路9の出力波形で
ある。また、19は第一のしきい値電圧レベル、20は
第二のしきい値電圧レベルである。
【0039】そして、同図においては、第二レベル判定
回路6の出力変化と第一レベル判定回路5の出力変化と
の間にタイムラグがあって一方がローレベルで且つ他方
がハイレベルとなる期間が生じているが、第二周期にお
いてはリセット信号Rがローレベルにアサートされてい
るため、論理積回路9の出力波形にハイレベル期間は生
じない。これに対して、第四周期ではリセット信号Rが
ハイレベルにネゲートされているため、論理積回路9の
出力波形がハイレベルに変化しており、第六周期では論
理積回路9の出力波形がハイレベルに変化して出力信号
線3の出力波形(b)における立ち上りおよび立下りが
改善されている。
【0040】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、出力信号線3が接続され、当該出力信号線3の電圧
レベルと所定の第一しきい値(電源電圧の約3/4)と
を比較し、その比較結果を出力する第一レベル判定回路
5と、上記出力信号線3が接続され、上記第一しきい値
とは異なるレベル(電源電圧の約1/2)の第二しきい
値と当該出力信号線3の電圧レベルとを比較し、その比
較結果を出力する第二レベル判定回路6と、これら2つ
のレベル判定回路5,6の比較結果が入力され、当該2
つの比較結果に差が生じたらパルス状の起動信号を出力
する排他論理和回路7と、上記出力信号線3と同相で変
化する入力信号線2が接続され、当該入力信号線2の電
圧レベルに応じて電流の供給および/または吸引を行う
論理積回路9と、上記パルス状の起動信号が入力され、
起動信号が入力されるまではその出力が上記出力信号線
3にハイインピーダンスにて接続されるとともに、起動
信号が入力された後は上記論理積回路9を出力信号線3
に接続するDフリップフロップ8および出力スイッチ1
0を備えるので、信号線2,3に対して入力と出力とを
接続することができ、ドライバ回路1とは独立したセル
として回路設計に利用することができる効果がある。
【0041】また、第一レベル判定回路5と第二レベル
判定回路6とが接続された出力信号線3のドライブ状態
を、これらの回路の比較結果に基づいて排他論理和回路
7において判断し、この排他論理和回路7から出力され
る起動信号に応じてDフリップフロップ8および出力ス
イッチ10が論理積回路9を当該出力信号線3に接続
し、更に、この論理積回路9が当該出力信号線3との間
で電流供給/吸引動作するので、実際にレイアウト編集
した後に、出力信号線3に出力するセル1のドライブ能
力を検出し、その検出結果に応じて不足していると判断
される場合にのみドライブ能力を向上させることができ
る効果がある。
【0042】従って、この実施の形態1のようにドライ
バ回路1のセルの入力信号線2と出力信号線3とに接続
した場合のように、あらゆるセルの出力配線とそれと同
相で変化する信号線とに接続することで、不要な消費電
流増加などの弊害を防止しつつ、あらゆるセルのドライ
ブ能力を向上させることができる効果がある。
【0043】また、出力スイッチ10が不要である場合
には上記出力信号線3にハイインピーダンスにて接続さ
れているので、当該出力信号線3に出力するドライバ回
路1などのセルの動作を妨げることもない効果がある。
【0044】この実施の形態1によれば、第一レベル判
定回路5が、4つのトランジスタ13,13,13,1
4が電源に対して直列に接続されるとともに、Nチャネ
ルMOSトランジスタ13とPチャネルMOSトランジ
スタ14とが異なる個数(3個と1個)ずつ使用された
インバータ回路を基本とする構成であるので、簡易な最
小限の構成にて第一レベル判定回路5の第一しきい値と
第二レベル判定回路6の第二しきい値とを適当に異なる
値に設定することができる効果がある。
【0045】この実施の形態1によれば、起動信号がエ
ッジトリガとして入力されるDフリップフロップ8と、
このDフリップフロップ8の互いに相補の関係にある2
つの出力がベース端子に入力され、同時にオン/オフ動
作する一対のスイッチ用のトランジスタ10a,10b
とで論理積回路9の出力信号線3に対する接続を制御し
ているので、簡易な最小限の構成にて且つ遅滞無く論理
積回路9を所定の信号線3に接続することができる効果
がある。
【0046】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2によるドライブアクセラレーション回路およびそれ
が適用されたドライバ回路との接続関係を示す回路図で
ある。図において、21は出力信号線3上の離間した2
点の電圧レベルが入力され、当該2つの電圧レベルに差
が生じたら起動信号を出力する排他論理和回路(起動判
定回路)、22はこの2点の間における出力信号線3の
負荷インピーダンス、24はこの2点の間における出力
信号線3の配線抵抗、23は一方寄りの出力信号線3の
第一の負荷容量、25は他方寄りの出力信号線3の第二
の負荷容量である。これ以外の構成は実施の形態1と同
様であり同一の符号を付して説明を省略する。
【0047】次に動作について説明する。入力信号線2
の電圧レベルがローレベルからハイレベルに変化する
と、ドライバ回路1は出力信号線3をドライブして出力
信号線3をローレベルからハイレベルに変化させる。
【0048】そして、排他論理和回路21は、この時の
出力信号線3の電圧レベル変化をその出力信号線3上の
2点で観測して起動信号を出力する。具体的には、この
排他論理和回路21の2つの観測点の間には出力信号線
3の負荷インピーダンスが存在し、且つ、第一の負荷容
量23側にドライバ回路1が接続されているため、出力
信号線3の電位は、まず、第一の負荷容量23の電圧レ
ベルが上昇し始め、次に配線抵抗24と第二の負荷容量
25とで決まる時定数の遅れで第二の負荷容量25の電
圧レベルが遅れて上昇する。従って、この排他論理和回
路21は、第一の負荷容量23の充電電圧が排他論理和
回路21のしきい値よりも大きくなってから、第二の負
荷容量25の充電電圧が排他論理和回路21のしきい値
よりも大きくなるまでの間においてハイレベルとなるパ
ルス状の起動信号を出力することになる。これ以外の動
作は実施の形態1と同様であり説明を省略する。
【0049】図4はこの発明の実施の形態2によるドラ
イブアクセラレーション回路の動作の一例を説明するた
めのタイミングチャートである。図において、(a)は
入力信号線2の電圧波形、(b)は排他論理和回路21
の第一の負荷容量23側の観測点(出力信号線3のドラ
イバ回路1寄りの観測点)の電圧波形、(c)は排他論
理和回路21の第二の負荷容量25側の観測点(出力信
号線3のドライバ回路1とは反対側の観測点)の電圧波
形、(d)は排他論理和回路21の出力波形、(e)は
Dフリップフロップ8へのリセット信号R入力波形(ロ
ーアクティブ)、(f)はDフリップフロップ8の出力
端子Qの正相出力波形、(g)はDフリップフロップ8
の反転出力端子QCの逆相出力波形、(h)は論理積回
路9の出力波形である。
【0050】そして、同図においては、排他論理和回路
21の2つの観測点の間の負荷インピーダンス22に起
因してそれらの観測点の電圧レベルの変化にタイムラグ
があって一方がローレベルで且つ他方がハイレベルとな
る期間が生じているが、第二周期においてはリセット信
号Rがローレベルにアサートされているため、論理積回
路9の出力波形にハイレベル期間は生じない。これに対
して、第四周期および第六周期では、リセット信号Rが
ハイレベルにネゲートされるとともに第三周期において
上記タイムラグに起因してDフリップフロップ8の出力
が反転しているため、(b)の電圧波形と(c)の電圧
波形との差として観測される出力信号線3の上記タイム
ラグは解消され、この出力信号線3の伝播遅延は所定の
遅延時間以下に設定することができる。
【0051】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、出力信号線3上の2点の電圧レベルが入力され、当
該2つの電圧レベルに差が生じたらパルス状の起動信号
を出力する排他論理和回路21と、上記出力信号線3と
同相で変化する入力信号線2が接続され、当該入力信号
線2の電圧レベルに応じて電流の供給および/または吸
引を行う論理積回路9と、上記パルス状の起動信号が入
力され、起動信号が入力されるまではその出力が上記出
力信号線3にハイインピーダンスにて接続されるととも
に、起動信号が入力された後は上記論理積回路9を当該
出力信号線3に接続するDフリップフロップ8および出
力スイッチ10とを備えるので、配線2,3に対して入
力と出力とを接続することができ、ドライバ回路1とは
独立したセルとして回路設計に利用することができる効
果がある。
【0052】また、排他論理和回路21に接続された出
力信号線3のドライブ状態を、その出力信号線3上の2
点の電圧レベル差に基づいて判断し、この排他論理和回
路21から出力されるパルス状の起動信号に応じてDフ
リップフロップ8および出力スイッチ10が論理積回路
9を当該出力信号線3に接続し、更に、この論理積回路
9が当該出力信号線3との間で電流供給/吸引動作する
ので、実際にレイアウト編集した後に、その出力信号線
3に出力するドライバ回路1のセルのドライブ能力を検
出し、その検出結果に応じて不足していると判断される
場合にのみドライブ能力を向上させることができる効果
がある。
【0053】従って、この実施の形態2のように、ドラ
イバ回路1のセルの入力信号線2と出力信号線3とに接
続した場合のように、あらゆるセルの出力配線とそれと
同相で変化する信号線とに接続することで、不要な消費
電流増加などの弊害を防止しつつ、あらゆるセルのドラ
イブ能力を向上させることができる効果がある。そし
て、このように遅延時間を一定の範囲内に収めることが
できるので、上記ドライバ回路1をクロックドライバ回
路として使用した場合には、そのクロックドライバ回路
間のクロックスキューを所望の許容範囲内に収めること
ができる。
【0054】また、出力スイッチ10が不要である場合
には上記出力信号線3にハイインピーダンスにて接続さ
れているので、当該出力信号線3に出力するドライバ回
路1のセルの動作を妨げることもない効果がある。
【0055】また、この実施の形態2によれば、実施の
形態1と同様に、起動信号がトリガとして入力されるD
フリップフロップ8と、このDフリップフロップ8の互
いに相補の関係にある2つの出力がベース端子に入力さ
れ、同時にオン/オフ動作する一対のスイッチ用トラン
ジスタ10a,10bとで論理積回路9の出力信号線3
に対する接続を制御しているので、簡易な最小限の構成
にて且つ遅滞無く論理積回路9を出力信号線3に接続す
ることができる効果がある。
【0056】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3によるドライブアクセラレーション回路およびそれ
が適用されたドライバ回路との部分的な接続関係を示す
回路図である。図において、26は入力信号線2と出力
スイッチ10との間に配設されたドライブ電流供給バッ
ファ(ドライブ電流供給回路)、27はそれぞれNチャ
ネルMOSトランジスタ、28はそれぞれPチャネルM
OSトランジスタであり、このドライブ電流供給バッフ
ァ26は、一対のNチャネルMOSトランジスタ27と
PチャネルMOSトランジスタ28とからなるインバー
タが2段接続された回路構成になっている。これ以外の
構成は実施の形態1と同様であり説明を省略する。
【0057】次に動作について説明する。入力信号線2
の電圧レベルがローレベルからハイレベルに変化する
と、NチャネルMOSトランジスタ27とPチャネルM
OSトランジスタ28とからなる初段のインバータの出
力がローレベルに変化し、更にNチャネルMOSトラン
ジスタ27とPチャネルMOSトランジスタ28とから
なる後段のインバータの出力がローレベルに変化する。
なお、入力信号線2がハイレベルからローレベルに変化
する場合も同様の動作である。これ以外の動作は実施の
形態1と同様であり説明を省略する。
【0058】そして、出力スイッチ10が起動信号に応
じてオン状態となれば、このドライブ電流供給バッファ
26の後段のインバータは、入力信号線2と同相にて出
力信号線3をドライブすることができる。従って、ドラ
イバ回路1のドライブ能力が不足している場合には、ド
ライバ回路1とこのドライブ電流供給バッファ26とは
同相にて出力信号線3をドライブすることとなり、出力
信号線3のドライブ能力を向上させることができる。
【0059】なお、この実施の形態3は実施の形態1の
構成を前提とした場合について説明したが、実施の形態
2を前提としても同様の効果を得ることができる。
【0060】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態4によるドライブアクセラレーション回路およびそれ
が適用されたドライバ回路との部分的な接続関係を示す
回路図である。図において、29は入力信号線2と出力
スイッチ10との間に配設されたドライブ電流供給バッ
ファ(ドライブ電流供給回路)、30は出力スイッチ1
0のPチャネルMOSトランジスタ10bと高圧側電源
との間に配設されたPチャネルMOSトランジスタ(ド
ライブ電流供給用トランジスタ)、31は出力スイッチ
10のNチャネルMOSトランジスタ10aと低圧側電
源との間に配設されたNチャネルMOSトランジスタ
(ドライブ電流供給用トランジスタ)であり、このPチ
ャネルMOSトランジスタ30とNチャネルMOSトラ
ンジスタ31とはこの出力スイッチ10とでスイッチド
インバータを構成している。また、32はDフリップフ
ロップ8の正相信号Q用の配線、33はDフリップフロ
ップ8の逆相信号QC用の配線である。これ以外の構成
は実施の形態1と同様であり説明を省略する。
【0061】次に動作について説明する。入力信号線2
の電圧レベルがローレベルからハイレベルに変化する
と、NチャネルMOSトランジスタ27とPチャネルM
OSトランジスタ28とからなる初段のインバータの出
力がローレベルに変化し、更にスイッチドインバータを
構成するPチャネルMOSトランジスタ30がオン状態
となる。そして、Dフリップフロップ8の逆相出力QC
が起動信号に応じてローレベルに反転している場合に
は、出力スイッチ10のPチャネルMOSトランジスタ
10bもオン状態となるので、高圧側電源が出力信号線
3に接続されて、出力信号線3に電流が供給される。
【0062】逆に、入力信号線2の電圧レベルがハイレ
ベルからローレベルに変化すると、上記初段のインバー
タの出力がハイレベルに変化し、更にスイッチドインバ
ータを構成するNチャネルMOSトランジスタ31がオ
ン状態となる。そして、Dフリップフロップ8の正相出
力Qが起動信号に応じてハイレベルに反転している場合
には、出力スイッチ10のNチャネルMOSトランジス
タ10aもオン状態となるので、低圧側電源が出力信号
線3に接続されて、出力信号線3から電流が吸引され
る。これ以外の動作は実施の形態1と同様であり説明を
省略する。
【0063】従って、ドライバ回路1のドライブ能力が
不足している場合には、ドライバ回路1とこのドライブ
電流供給バッファ29とは同相にて出力信号線3をドラ
イブすることとなり、出力信号線3のドライブ能力を向
上させることができる。
【0064】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、ドライブ電流供給バッファ29が、一対のスイッチ
用のトランジスタ10a,10bと直列に配設され、交
互にオン状態となる/オフ動作する一対のドライブ電流
供給用のトランジスタ30,31を具備するので、ドラ
イブ電流供給バッファ29の出力段である当該一対のド
ライブ電流供給用のトランジスタ30,31には、起動
信号が発生した場合においてのみしか電流が流れなくな
り、その分、不要な場合におけるドライブ電流供給バッ
ファ29の消費電流を抑制することができる効果があ
る。
【0065】なお、この実施の形態4は実施の形態1の
構成を前提とした場合について説明したが、実施の形態
2を前提としても同様の効果を得ることができる。
【0066】実施の形態5.図7はこの発明の実施の形
態5によるドライブアクセラレーション回路およびそれ
が適用されたドライバ回路との部分的な接続関係を示す
回路図である。図において、34はドライバ回路1の初
段インバータ、35はドライバ回路1の第二段インバー
タ、36はDフリップフロップ8の正相出力Qの信号
線、37はこの正相出力Qの信号線36が接続されると
ともに初段インバータ34の出力が入力され、自身の出
力が出力スイッチ10に接続された反転論理積回路(ド
ライブ電流供給回路)である。これ以外の構成は実施の
形態1と同様であり説明を省略する。
【0067】次に動作について説明する。入力信号線2
の電圧レベルがローレベルからハイレベルに変化する
と、初段インバータ34の出力がローレベルに変化し、
第二段インバータ35の出力がハイレベルに変化し、こ
のドライバ回路1の出力に接続された出力信号線3は入
力信号線2と同相で変化する。そして、反転論理積回路
37にはこの初段インバータ34の出力信号が入力され
ているので、出力信号線3のドライブ能力が不足してD
フリップフロップ8の正相出力Qがハイレベルに変化す
ると、この反転論理積回路37は初段インバータ34の
出力信号を反転した信号を出力する。つまり、反転論理
積回路37は、入力信号線2や出力信号線3と逆相で変
化する初段インバータ34の出力信号が入力され、この
出力信号に基づいて、入力信号線2や出力信号線3と同
相で変化する信号を出力することになる。これ以外の動
作は実施の形態1と同様であり説明を省略する。
【0068】従って、ドライバ回路1のドライブ能力が
不足している場合には、ドライバ回路1とこの反転論理
積回路37とは同相にて出力信号線3をドライブするこ
ととなり、出力信号線3のドライブ能力を向上させるこ
とができる。
【0069】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、出力信号線3と逆相で変化する初段インバータ34
の出力信号が入力され、当該出力信号の電圧レベルに応
じて電流の供給および/または吸引を行う反転論理積回
路37を設けたので、不要な消費電流増加などの弊害を
防止しつつ、あらゆるセルのドライブ能力を向上させる
ことができる効果がある。
【0070】なお、この実施の形態5は実施の形態1の
構成を前提とした場合について説明したが、実施の形態
2を前提としても同様の効果を得ることができる。
【0071】実施の形態6.図8はこの発明の実施の形
態6によるドライブアクセラレーション回路およびそれ
が適用されたドライバ回路との部分的な接続関係を示す
回路図である。図において、38はドライバ回路1の初
段インバータ34の出力と出力スイッチ10との間に配
設されたドライブ電流供給バッファ(ドライブ電流供給
回路)、39は出力スイッチ10のPチャネルMOSト
ランジスタ10bと高圧側電源との間に配設されたPチ
ャネルMOSトランジスタ(ドライブ電流供給用トラン
ジスタ)、40は出力スイッチ10のNチャネルMOS
トランジスタ10aと低圧側電源との間に配設されたN
チャネルMOSトランジスタ(ドライブ電流供給用トラ
ンジスタ)であり、このPチャネルMOSトランジスタ
39とNチャネルMOSトランジスタ40とは出力スイ
ッチ10とでスイッチドインバータを構成している。ま
た、41はDフリップフロップ8の正相信号Q用の配
線、42はDフリップフロップ8の逆相信号用QCの配
線である。これ以外の構成は実施の形態5と同様であり
説明を省略する。
【0072】次に動作について説明する。ドライバ回路
1の初段インバータ34の出力がハイレベルからローレ
ベルに変化すると、ドライブ電流供給バッファ38のP
チャネルMOSトランジスタ39がオン状態になり、D
フリップフロップ8の逆相出力QCが起動信号に応じて
反転している場合には出力スイッチ10のPチャネルM
OSトランジスタ10bもオン状態となっているので、
出力信号線3に高圧側電源が接続され、これにより出力
信号線3はハイレベルに変化することになる。逆に、ド
ライバ回路1の初段インバータ34の出力がローレベル
からハイレベルに変化すると、ドライブ電流供給バッフ
ァ38のNチャネルMOSトランジスタ40と出力スイ
ッチ10のNチャネルMOSトランジスタ10aとがオ
ン状態となって、出力信号線3はローレベルに変化する
ことになる。これ以外の動作は実施の形態5と同様であ
り説明を省略する。
【0073】従って、ドライバ回路1のドライブ能力が
不足している場合には、ドライバ回路1とこのドライブ
電流供給バッファ38とは同相にて出力信号線3をドラ
イブすることとなり、出力信号線3のドライブ能力を向
上させることができる。
【0074】なお、この実施の形態6は実施の形態1を
基本とする場合について説明したが、実施の形態2を基
本としても同様の効果を得ることができる。
【0075】また、これらの実施の形態1から実施の形
態6を相互に比較した場合、出力スイッチ10を介して
出力信号線3に接続され、この出力信号線3との間で電
流の授受を行う回路は、その出力段が出力スイッチ10
とともにクロックドバッファを構成するようにした方
が、当該回路の不要時の消費電流を削減することができ
る。また、この回路への入力信号を入力信号線2などの
出力信号線3と同相あるいは逆相で変化する信号のみと
することにより、この回路を論理積回路9などの論理回
路で構成した場合に比べて使用するトランジスタ数を削
減することができる。逆に、入力信号線2などの出力信
号と同相あるいは逆相で変化する信号とともにDフリッ
プフロップ8の出力をこの回路に入力した場合には、不
要時に当該回路の出力が変化してしまうことはなくな
り、出力スイッチ10の周辺の電気的状態が変化しなく
なり、出力スイッチ10による絶縁効果を一定に保つこ
とができ、その分、出力信号線3の電圧を安定化させる
ことができる。
【0076】更に、以上の実施の形態では、出力信号線
3に1つのドライブアクセラレータ回路を設けた例につ
いて説明したが、本願発明の実施の形態としてはこれら
に限られるものではなく、2以上のドライブアクセラレ
ータ回路を同一の出力信号線3に接続するようにしても
よい。そして、このように複数のドライブアクセラレー
タ回路を設けた場合、これらのすべてが同一の検出条件
のもとで同時に起動するようにしても、各々がそれぞれ
異なる条件のもとで起動するようにしてもかまわない。
【0077】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、所定
の信号線が接続され、当該信号線の電圧レベルと所定の
第一しきい値とを比較し、その比較結果を出力する第一
レベル判定回路と、上記所定の信号線が接続され、上記
第一しきい値とは異なるレベルの第二しきい値と当該信
号線の電圧レベルとを比較し、その比較結果を出力する
第二レベル判定回路と、これら2つのレベル判定回路の
比較結果が入力され、当該2つの比較結果に差が生じた
ら起動信号を出力する起動判定回路と、上記所定の信号
線と同相あるいは逆相で変化する他の信号線が接続さ
れ、当該他の信号線の電圧レベルに応じて電流の供給お
よび/または吸引を行うドライブ電流供給回路と、上記
起動信号が入力され、起動信号が入力されるまではその
出力が上記所定の信号線にハイインピーダンスにて接続
されるとともに、起動信号が入力された後は上記ドライ
ブ電流供給回路を当該所定の信号線に接続するスイッチ
回路とを備えるので、配線に対して入力と出力とを接続
することができ、他の回路とは独立したセルとして回路
設計に利用することができる効果がある。
【0078】また、第一レベル判定回路と第二レベル判
定回路とが接続された配線のドライブ状態を、これらの
回路の比較結果に基づいて起動判定回路において判断
し、この起動判定回路から出力される起動信号に応じて
スイッチ回路がドライブ電流供給回路を当該配線に接続
し、更に、このドライブ電流供給回路が当該配線との間
で電流供給/吸引動作をするので、実際にレイアウト編
集した後に、その配線に出力するセルのドライブ能力を
検出し、その検出結果に応じて不足していると判断され
る場合にのみドライブ能力を向上させることができる効
果がある。
【0079】従って、例えば出力バッファセルの入力線
と出力線とに接続した場合のように、あらゆるセルの出
力配線とそれと同相あるいは逆相で変化する信号線とに
接続することで、不要な消費電流増加などの弊害を防止
しつつ、あらゆるセルのドライブ能力を向上させること
ができる効果がある。
【0080】また、スイッチ回路は不要である場合には
上記所定の信号線にハイインピーダンスにて接続されて
いるので、当該配線に出力するセルの動作を妨げること
もない効果がある。
【0081】この発明によれば、第一レベル判定回路と
第二レベル判定回路とのうちの少なくとも一方は、3つ
以上のトランジスタが電源に対して直列に接続されると
ともに、NチャネルトランジスタとPチャネルトランジ
スタとが異なる個数ずつ使用されたインバータ回路を基
本とする構成であるので、簡易な最小限の構成にて第一
レベル判定回路の第一しきい値と第二レベル判定回路の
第二しきい値とを適当に異なる値に設定することができ
る効果がある。
【0082】この発明によれば、所定の信号線上の2点
の電圧レベルが入力され、当該2つの電圧レベルに差が
生じたら起動信号を出力する起動判定回路と、上記所定
の信号線と同相あるいは逆相で変化する他の信号線が接
続され、当該他の信号線の電圧レベルに応じて電流の供
給および/または吸引を行うドライブ電流供給回路と、
上記起動信号が入力され、起動信号が入力されるまでは
その出力が上記所定の信号線にハイインピーダンスにて
接続されるとともに、起動信号が入力された後は上記ド
ライブ電流供給回路を当該所定の信号線に接続するスイ
ッチ回路とを備えるので、配線に対して入力と出力とを
接続することができ、他の回路とは独立したセルとして
回路設計に利用することができる効果がある。
【0083】また、起動判定回路に接続された信号線の
ドライブ状態を、その信号線上の2点の電圧レベル差に
基づいて判断し、この起動判定回路から出力される起動
信号に応じてスイッチ回路がドライブ電流供給回路を当
該配線に接続し、更に、このドライブ電流供給回路が当
該配線との間で電流供給/吸引動作をするので、実際に
レイアウト編集した後に、その配線に出力するセルのド
ライブ能力を検出し、その検出結果に応じて不足してい
ると判断される場合にのみドライブ能力を向上させるこ
とができる効果がある。
【0084】従って、例えば出力バッファセルの出力配
線に接続した場合のように、あらゆるセルの出力配線と
それと同相あるいは逆相で変化する信号線とに接続する
ことで、不要な消費電流増加などの弊害を防止しつつ、
あらゆるセルのドライブ能力を向上させることができる
効果がある。
【0085】また、スイッチ回路は不要である場合には
上記所定の信号線にハイインピーダンスにて接続されて
いるので、当該配線に出力するセルの動作を妨げること
もない効果がある。
【0086】この発明によれば、スイッチ回路が、起動
信号がトリガとして入力されるDフリップフロップと、
このDフリップフロップの互いに相補の関係にある2つ
の出力がベース端子に入力され、同時にオン/オフ動作
する一対のスイッチ用トランジスタとからなるので、簡
易な最小限の構成にて且つ遅滞無くドライブ電流供給回
路を所定の信号線に接続することができる効果がある。
【0087】この発明によれば、ドライブ電流供給回路
が、一対のスイッチ用トランジスタと直列に配設され、
交互にオン状態となる/オフ動作する一対のドライブ電
流供給用トランジスタを具備するので、ドライブ電流回
路の出力段である当該一対のドライブ電流供給用トラン
ジスタには、起動信号が発生した場合においてのみしか
電流が流れなくなり、その分、不要な場合におけるドラ
イブ電流回路の消費電流を抑制することができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるドライブアク
セラレーション回路およびそれが適用されたドライバ回
路との接続関係を示す回路図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるドライブアク
セラレーション回路の動作の一例を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2によるドライブアク
セラレーション回路およびそれが適用されたドライバ回
路との接続関係を示す回路図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるドライブアク
セラレーション回路の動作の一例を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態3によるドライブアク
セラレーション回路およびそれが適用されたドライバ回
路との部分的な接続関係を示す回路図である。
【図6】 この発明の実施の形態4によるドライブアク
セラレーション回路およびそれが適用されたドライバ回
路との部分的な接続関係を示す回路図である。
【図7】 この発明の実施の形態5によるドライブアク
セラレーション回路およびそれが適用されたドライバ回
路との部分的な接続関係を示す回路図である。
【図8】 この発明の実施の形態6によるドライブアク
セラレーション回路およびそれが適用されたドライバ回
路との部分的な接続関係を示す回路図である。
【図9】 従来の自動設計において一般的に準備されて
いる駆動能力が異なる複数の出力ドライバのセルを示す
回路図である。
【図10】 これら従来の複数の出力ドライバの駆動能
力の違いを説明するための入出力波形図である。
【図11】 従来の自動設計において一般的に準備され
ている駆動能力が異なる複数のクロックドライバセルを
示す回路図である。
【図12】 これら従来の複数のクロックドライバセル
58,59,60,61の駆動能力を説明するための入
出力波形図である。
【図13】 従来の自動ドライブ能力変更機能つきの出
力バッファの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 入力信号線(同相あるいは逆相で変化する他の信号
線)、3 出力信号線(所定の信号線)、5 第一レベ
ル判定回路、6 第二レベル判定回路、7,21 排他
論理和回路(起動判定回路)、8 Dフリップフロップ
(スイッチ回路)、9 論理積回路(ドライブ電流供給
回路)、10 出力スイッチ(スイッチ回路)、10a
NチャネルMOSトランジスタ(スイッチ用トランジ
スタ)、10b PチャネルMOSトランジスタ(スイ
ッチ用トランジスタ)、26,29,38 ドライブ電
流供給バッファ(ドライブ電流供給回路)、30,39
PチャネルMOSトランジスタ(ドライブ電流供給用ト
ランジスタ)、31,40 NチャネルMOSトランジ
スタ(ドライブ電流供給用トランジスタ)、37反転論
理積回路(ドライブ電流供給回路)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の信号線が接続され、当該信号線の
    電圧レベルと所定の第一しきい値とを比較し、その比較
    結果を出力する第一レベル判定回路と、 上記所定の信号線が接続され、上記第一しきい値とは異
    なるレベルの第二しきい値と当該信号線の電圧レベルと
    を比較し、その比較結果を出力する第二レベル判定回路
    と、 これら2つのレベル判定回路の比較結果が入力され、当
    該2つの比較結果に差が生じたら起動信号を出力する起
    動判定回路と、 上記所定の信号線と同相あるいは逆相で変化する他の信
    号線が接続され、当該他の信号線の電圧レベルに応じて
    電流の供給および/または吸引を行うドライブ電流供給
    回路と、 上記起動信号が入力され、起動信号が入力されるまでは
    その出力が上記所定の信号線にハイインピーダンスにて
    接続されるとともに、起動信号が入力された後は上記ド
    ライブ電流供給回路を当該所定の信号線に接続するスイ
    ッチ回路とを備えるドライブアクセラレーション回路。
  2. 【請求項2】 第一レベル判定回路と第二レベル判定回
    路とのうちの少なくとも一方は、3つ以上のトランジス
    タが電源に対して直列に接続されるとともに、Nチャネ
    ルトランジスタとPチャネルトランジスタとが異なる個
    数ずつ使用されたインバータ回路を基本とする構成であ
    ることを特徴とする請求項1記載のドライブアクセラレ
    ーション回路。
  3. 【請求項3】 所定の信号線上の2点の電圧レベルが入
    力され、当該2つの電圧レベルに差が生じたら起動信号
    を出力する起動判定回路と、 上記所定の信号線と同相あるいは逆相で変化する他の信
    号線が接続され、当該他の信号線の電圧レベルに応じて
    電流の供給および/または吸引を行うドライブ電流供給
    回路と、 上記起動信号が入力され、起動信号が入力されるまでは
    その出力が上記所定の信号線にハイインピーダンスにて
    接続されるとともに、起動信号が入力された後は上記ド
    ライブ電流供給回路を当該所定の信号線に接続するスイ
    ッチ回路とを備えるドライブアクセラレーション回路。
  4. 【請求項4】 スイッチ回路は、起動信号がトリガとし
    て入力されるDフリップフロップと、このDフリップフ
    ロップの互いに相補の関係にある2つの出力がベース端
    子に入力され、交互にオン/オフ動作する一対のスイッ
    チ用トランジスタとからなることを特徴とする請求項1
    または請求項3記載のドライブアクセラレーション回
    路。
  5. 【請求項5】 ドライブ電流供給回路は、一対のスイッ
    チ用トランジスタと直列に配設され、交互にオン状態と
    なる/オフ動作する一対のドライブ電流供給用トランジ
    スタを具備することを特徴とする請求項4記載のドライ
    ブアクセラレーション回路。
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CN109795425B (zh) * 2018-12-11 2024-04-16 深圳市法拉第电驱动有限公司 一种信号产生电路、线路板、电机控制器及电动汽车

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