JP2000243956A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2000243956A
JP2000243956A JP11045117A JP4511799A JP2000243956A JP 2000243956 A JP2000243956 A JP 2000243956A JP 11045117 A JP11045117 A JP 11045117A JP 4511799 A JP4511799 A JP 4511799A JP 2000243956 A JP2000243956 A JP 2000243956A
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JP
Japan
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region
drain region
semiconductor substrate
concentration
type
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Application number
JP11045117A
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English (en)
Inventor
Yutaka Yamada
裕 山田
Takashi Arai
隆 新井
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高耐圧MOSトランジスタのパターン設計を容
易に行うこと、またそのパターン面積を小さくするこ
と。 【解決手段】n+型ソース領域5は、フィールド酸化膜
3に取り囲まれており、n+型ソース領域5とチャネル
ストッパー層11とは、フィールド酸化膜3の端の位置
において接している。このように、n+型ドレイン領域
4は、フィールド酸化膜3の端から離れて配置されてお
り、その周辺には、n−型ドレイン領域10が形成され
ているため、ソースドレイン間耐圧を高くできる。ま
た、n+型ソース領域5半導体基板1とは接地(0V)
され同電位になっているため、n+型ソース領域5とチ
ャネルストッパー層11とが接触していても、耐圧上問
題とならない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関
し、特に、パターン面積を縮小した高耐圧MOSトラン
ジスタの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】高耐圧MOSトランジスタは、高いソー
スドレイン間耐圧を有しており、LSIの出力ドライバ
ーなどに利用されている。従来例に係るNチャネル型の
高耐圧MOSトランジスタの平面図を図2に示す。この
MOSトランジスタは、15V程度のソースドレイン間
耐圧(ゲート電圧0Vのときのブレークダウン耐圧)を
有するもので、高耐圧トランジスタの中でも比較的低い
耐圧であることから、便宜的に、中耐圧MOSトランジ
スタと呼ばれている。
【0003】図において、半導体基板21上の素子形成
領域22に中耐圧MOSトランジスタが形成されてい
る。素子形成領域22以外の領域にはフィールド酸化膜
が形成されており、その下方にはP+型チャネルストッ
パー層23が形成されている。
【0004】素子形成領域22内には、n+型のドレイ
ン領域24と、これと対向してn+型のソース領域25
が形成されている。これらのドレイン領域24及びソー
ス領域25上には、コンタクト領域26が複数個設けら
れており、これらのコンタクト領域26からAlは緯線
27,28が取り出されている。
【0005】ドレイン領域24とソース領域25との間
の基板1上には、ゲート絶縁膜を介してゲート電極29
が形成されている。さらに、n+型のドレイン領域24
とゲート電極29とは、離間されており、その離間領域
にn−型ドレイン領域30が形成されている。
【0006】上記の半導体装置において、n+型ドレイ
ン領域24に正の高電圧が印加されると、n−型ドレイ
ン領域30に空乏層が延びることにより、ゲート電極2
9の端における電界の集中が緩和され、高いドレイン耐
圧を確保している。
【0007】また、この空乏層は、フィールド領域へも
延びるため、n−型ドレイン領域30とP+型チャネル
ストッパー層23との間をパターン設計により離間させ
ている。
【0008】図3は、上記の中耐圧MOSトランジスタ
を使用した出力回路を示す回路図である。出力制御信号
φを受けたインバータ31の出力がMOSトランジスタ
MN1のゲートに印加され、ドレインはLSIの外部端
子32に接続されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の半導体装置で
は、n−型ドレイン領域30とチャネルストッパー層2
3との間の距離を離さなければならなかったので、パタ
ーン設計が複雑になるという問題があった。また、n−
型ドレイン領域30とチャネルストッパー層23との間
を離間させる分、パターン面積が大きくなり、LSIの
高集積化の妨げとなっていた。
【0010】本発明は、上記の課題に鑑みて為されたも
のであり、フィールド酸化膜周辺のパターン設計を容易
にするとともに、素子分離領域のパターン面積を小さく
することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
一導電型の半導体基板と、この半導体基盤上の素子分離
領域に形成されたフィールド酸化膜と、このフィールド
酸化膜の下に形成された一導電型のチャネルストッパー
層と、前記半導体基板の素子形成領域に形成された逆導
電型の高濃度ドレイン領域と、この高濃度ドレイン領域
の周囲を取り囲むように形成された環状の逆導電型の高
濃度ソース領域と、前記高濃度ドレイン領域と高濃度ソ
ース領域との間の半導体基板上にゲート絶縁膜を介して
形成された環状のゲート電極と、前記ゲート電極の一端
と前記高濃度ドレイン領域との間の半導体基板の領域に
形成され前記高濃度ドレイン領域と接した逆導電型の低
濃度ドレイン領域と、を有し、前記ソース領域は前記フ
ィールド酸化膜に取り囲まれており、このソース領域と
前記チャネルストッパ層とが接していることを特徴とし
ている。
【0012】上記の構造によれば、高電圧が印加される
高濃度ドレイン領域は、フィールド酸化膜の端から離れ
た所に配置される。また、高濃度ソース領域と半導体基
板とは、接地(0V)されるため、高濃度ソース領域と
チャネルストッパー層とが接していても耐圧上、問題と
はならない。
【0013】このため、n−型ドレイン領域30とチャ
ネルストッパー層23との間の距離を離させることが不
要となり、パターン設計が容易になるとともに、その分
パターン面積を小さくできる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例に係る半導
体装置について、図1を参照しながら説明する。図1
(a)は、半導体装置の平面図、図1(b)は、図1
(a)におけるX−X線断面図である。
【0015】P型の半導体シリコン基板1上の素子形成
領域2に中耐圧MOSトランジスタが形成されている。
この素子形成領域2以外の領域には、LOCOS酸化膜
などの5000Åの膜厚のフィールド酸化膜3が形成さ
れている。このフィールド酸化膜3の下には、P+型の
チャネルストッパー層11が形成されている。
【0016】半導体基板1の素子形成領域2には、n+
型ドレイン領域4が形成されており、このn+型ドレイ
ン領域4を取り囲むように環状のn+型ソース領域5が
形成されている。n+型ドレイン領域4及びn+型ソー
ス領域5上には、BPSG膜などの層間絶縁膜13が形
成されている。この層間絶縁膜13は、選択的にエッチ
ングされ、複数のコンタクト領域6が形成されている。
そして、これらのコンタクト領域6を介して、n+型ド
レイン領域4、n+型ソース領域5と接続されたAlな
どの金属配線7,8が取り出されている。
【0017】n+型ドレイン領域4とn+型ソース領域
5の間の半導体基板1上には、ゲート絶縁膜12を介し
て、ポリシリコン層などから成る環状のゲート電極9が
形成されている。
【0018】ゲート絶縁膜は、熱酸化により形成される
が、ゲート絶縁耐圧を考慮して、通常のMOSトランジ
スタのゲート絶縁膜厚よりも厚い膜厚に形成する。例え
ば、ソースドレイン間耐圧を15とする場合には、45
0Å程度にするのが適当である。
【0019】そして、ゲート電極9の一端とn+型ドレ
イン領域4との間の半導体基板1上には、低濃度のn−
型ドレイン領域10が形成されている。n+型ドレイン
領域4とn−型ドレイン領域10とは接しており、n+
型ドレイン領域4に印加される高電圧に耐える構造にな
っている。すなわち、n+型ドレイン領域4に高電圧が
印加されると、空乏層がn+型ドレイン領域4からn−
型ドレイン領域10へ延びるため、電界集中が緩和され
る。
【0020】n+型ソース領域5は、フィールド酸化膜
3に取り囲まれており、n+型ソース領域5とチャネル
ストッパー層11とは、フィールド酸化膜3の端の位置
において接している。このように、n+型ドレイン領域
4は、フィールド酸化膜3の端から離れて配置されてお
り、その周辺には、n−型ドレイン領域10が形成され
ているため、ソースドレイン間耐圧を高くできる。ま
た、n+型ソース領域5半導体基板1とは接地(0V)
され同電位になっているため、n+型ソース領域5とチ
ャネルストッパー層11とが接触していても、耐圧上問
題とならない。
【0021】この中耐圧MOSトランジスタは、図2に
示したLSIの出力回路のMOSトランジスタMN1に
使用することができる。なお、本実施例は、15V程度
の耐圧を有する中耐圧MOSトランジスタに関するが、
15V以上の耐圧を有するMOSトランジスタにも同様
に適用できる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、高耐圧MOSトランジ
スタのパターン設計を容易に行うことができ、しかもそ
のパターン面積を小さくできる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る半導体装置を示す図であ
る。
【図2】従来例に係る半導体装置を示す平面図である。
【図3】高耐圧MOSトランジスタを使用したLSIの
出力回路を示す回路図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一導電型の半導体基板と、この半導体基盤
    上の素子分離領域に形成されたフィールド酸化膜と、こ
    のフィールド酸化膜の下に形成された一導電型のチャネ
    ルストッパ層と、前記半導体基板の素子形成領域に形成
    された逆導電型の高濃度ドレイン領域と、この高濃度ド
    レイン領域の周囲を取り囲むように形成された環状の逆
    導電型の高濃度ソース領域と、前記高濃度ドレイン領域
    と高濃度ソース領域との間の半導体基板上にゲート絶縁
    膜を介して形成された環状のゲート電極と、前記ゲート
    電極の一端と前記高濃度ドレイン領域との間の半導体基
    板の領域に形成され前記高濃度ドレイン領域と接した逆
    導電型の低濃度ドレイン領域と、を有し、前記ソース領
    域は前記フィールド酸化膜に取り囲まれており、このソ
    ース領域と前記チャネルストッパ層とが接していること
    を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記高濃度ソース領域と前記半導体基板と
    を接地電位に接続し、前記高濃度ドレイン領域から金属
    配線を介して出力信号が外部端子に取り出されることを
    特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
JP11045117A 1999-02-23 1999-02-23 半導体装置 Pending JP2000243956A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010114453A (ja) * 2009-12-22 2010-05-20 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010114453A (ja) * 2009-12-22 2010-05-20 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置

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