JP2000242484A - 制御プログラムの変更方法 - Google Patents

制御プログラムの変更方法

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JP2000242484A
JP2000242484A JP11046761A JP4676199A JP2000242484A JP 2000242484 A JP2000242484 A JP 2000242484A JP 11046761 A JP11046761 A JP 11046761A JP 4676199 A JP4676199 A JP 4676199A JP 2000242484 A JP2000242484 A JP 2000242484A
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雄二 小林
Hideo Kira
英雄 吉良
Takuichi Hoshina
卓一 星名
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 計算機システムを停止することなく制御プロ
グラムを大幅な変更を行うことができる制御プログラム
変更方法の提供。 【解決手段】 外部記憶装置102に変更済制御プログ
ラムのオブジェクトコードから変更済実行コード133
と増加分データコード134を取出して格納し、変更済
実行コード133を実行コード領域および実行コード予
備領域にロードし、増加分データコード134をデータ
コード予備領域にロードした後に制御プログラムの処理
を再開させることにより、システムを停止することなく
制御プログラムの大幅な変更を可能としたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機システムの
プログラム変更方法に係り、特に計算機システムを停止
することなく主記憶装置上に常駐するプログラムを変更
することができる計算機システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に大型の汎用計算機システムにおい
ては、複数の命令列で形成される実行コードと、該実行
コードのオペランドデータで形成されるデータコードと
を混在したオブジェクトコードから成る制御プログラム
を主記憶装置に記憶しておき、前記制御プログラムを実
行することにより所定の処理を行う様に構成されてい
る。
【0003】従来技術による計算機システムにおいて
は、前記制御プログラムに機能追加或いは不具合の修正
等に起因して変更が生じた場合、計算機システムを一旦
停止し、計算機システムの再起動時に変更した制御プロ
グラムの初期ローディングを行うことが行われている。
【0004】しかしながら近年の計算機システムは顧客
からの社会的ニーズその他の要因によりシステムを停止
することが困難に成ってきており、システムを起動中に
制御プログラムを変更する必要性が生まれている。
【0005】この変更済の制御プログラムの主記憶装置
への初期ローディングを行うことなく、また、システム
を停止することもなく制御プログラムを変更する方式の
従来技術は、例えば特開平3−97030号公報に記載
された如き、制御プログラム内の小規模な一部のみを変
更するものが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術による
制御プログラム内の一部のみを変更するものは、制御プ
ログラムが再配置可能なアドレス定数を持つこと、及び
実行コードが実行時にアドレスを生成した後に待避して
再使用する点について配慮がされておらず、データコー
ドのアドレスの変更を伴うような大規模なオブジェクト
コードの変更には適用できないと言う不具合があった。
【0007】本発明の目的は、前記従来技術による不具
合を除去することであり、システムを停止することなく
大規模に制御プログラムを変更することができる制御プ
ログラムの変更方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、主記憶装置と外部記憶装置とこれらを制御す
る制御装置を含む計算機システムに適用され、命令列で
構成される実行コードと該実行コードのオペランドデー
タで構成されるデータコードを含むオブジェクトコード
より成る制御プログラムの変更方法において、前記オブ
ジェクトコードの主記憶装置への初期ローディング時に
前記実行コードの集りと前記データコードの集りを分
け、且つ前記制御プログラム内での前記データコードの
集りの主記憶装置における先頭のオフセットアドレスを
初期ローディング毎に常に同一にすることにより、前記
実行コードから見て前記データコード内の全てのデータ
の主記憶装置におけるオフセットアドレスが常に同一に
見えるように設定することを第1の特徴とする。
【0009】更に本発明は、前記特徴の制御プログラム
の変更方法において、前記オブジェクトコードの主記憶
装置への初期ローディング時に前記実行コードの領域を
増加した予備領域を設定し、変更する制御プログラムの
領域が大きい場合、前記予備領域に変更済みの変更済実
行コード及びまたは変更済実行コードを格納する様に構
成したことを第2の特徴とする。
【0010】また本発明は、前記特徴の制御プログラム
の変更方法において、前記変更済実行コードの実行コー
ドの領域および前記実行コードの予備領域へのローディ
ングと前記データコードの増加部分のデータコードの予
備領域へのローディングを行うことにより、変更済オブ
ジェクトコードの主記憶装置への初期ローディングを行
うことなく制御プログラムを変更することを第3の特徴
とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
制御プログラムの変更方法を図面を参照して詳細に説明
する。
【0012】図1は、本発明の一実施形態による制御プ
ログラムの変更方法を適用する計算機システムの構成を
示すブロック図である。図1に示す計算機システムは、
大別して主記憶装置101と外部記憶装置102と制御
装置103とから構成され、主記憶装置101は、ロー
ドしている制御プログラムの領域(制御プログラム領
域)110と制御プログラム領域110にある制御プロ
グラムが処理しているデータの領域(データ領域)12
0に分けられ、前記制御プログラム領域110は、実行
コード領域111、実行コード予備領域112、データ
コード領域113、データコード予備領域114で構成
されている。
【0013】前記外部記憶装置102は、実行コード1
31、データコード132、変更済実行コード133、
増加分データコード134の各コードから成るオブジェ
クトコードを格納するための領域(オブジェクトコード
領域)130と、該オブジェクトコード領域130内の
符号131〜134で示した各コードを管理するための
オブジェクトコード管理テーブル140と、符号131
〜134で示した各コードの制御プログラム領域110
へのローディングを制御するためのローディング制御テ
ーブル150とから構成される。
【0014】前記オブジェクトコード管理テーブル14
0は、実行コード131/データコード132/変更済
実行コード133/増加分データコード134の各コー
ドの格納位置及び大きさを管理するためのテーブルであ
り、図2に示す如く、実行コードの格納位置201,実
行コードの大きさ202,データコードの格納位置20
3,データコードの大きさ204,変更済実行コードの
格納位置205,変更済実行コードの大きさ206,増
加分データコードの格納位置207,増加分データコー
ドの大きさ208から構成されている。
【0015】前記ローディング制御テーブル150は、
図3に示す如く、実行コード領域111の先頭アドレス
である実行コード領域アドレス301,この実行コード
領域の大きさ302,実行コード予備領域112の先頭
アドレスである実行コード予備領域アドレス303,こ
の実行コード予備領域の大きさ304,データコード領
域113の先頭アドレスであるデータコード領域アドレ
ス305,このデータコード領域の大きさ306,デー
タコード予備領域114の先頭アドレスであるデータコ
ード予備領域アドレス307,このデータコード予備領
域の大きさ308、データ領域120の先頭アドレスで
あるデータ領域アドレス309とから構成されている。
【0016】次に、この様に構成した計算機システムの
初期ローディング時の処理の流れを図4を参照して説明
する。本処理は、まず、初期設定として外部記憶装置1
02のローディング制御テーブル150内の実行コード
領域アドレス301とデータコード領域アドレス305
とデータ領域アドレス309の各アドレスを設定して、
最初に読み込む実行コード/データコード/データコー
ドのアドレスの初期設定を行い(ステップ401)、次
にデータコード領域アドレス305から実行コード領域
アドレス301を減算して求めた大きさと実行コードの
大きさ202を比較チェックし、実行コードの大きさ2
02が大きい場合、即ち実行のコード領域が読み込む実
行コードが大きい場合は初期ローディングを中止し(ス
テップ402)、データ領域アドレス309からデータ
コード領域アドレス305を減算して求めた大きさとデ
ータコードの大きさ204を比較してデータコードの大
きさ204が大きい場合、即ちデータコード領域より読
み込むデータコードが大きい場合も初期ローディングを
中止する(ステップ403)。
【0017】次に、実行コードの格納位置201で示さ
れるアドレス位置から実行コード131を読込み、ステ
ップ401で読み込んだ実行コード領域アドレス301
で示されるアドレスに格納し(ステップ404)、実行
コードの大きさ202を実行コード領域の大きさ302
として設定し、実行コード領域アドレス301に実行コ
ード領域の大きさ302を加算して求めたアドレスを実
行コード予備領域アドレス303として設定し、データ
コード領域アドレス305から実行コード予備領域アド
レス303を減算して求めた大きさを実行コード予備領
域の大きさ304として設定する(ステップ405)。
即ち、新たに読み込むであろう実行コードの大きさに応
じて実行コード予備領域を設定する。
【0018】次に本処理は、データコードの格納位置2
03で示されるアドレス位置からデータコード132を
読込み、データコード領域アドレス305示されるアド
レスに格納し(ステップ406)、データコードの大き
さ204をデータコード領域の大きさ306として設定
し、データコード領域アドレス305にデータコード領
域の大きさ306を加算して求めたアドレスをデータコ
ード予備領域アドレス307として設定し、データ領域
アドレス309からデータコード予備領域アドレス30
7を減算して求めた大きさをデータコード予備領域の大
きさ308として設定する(ステップ407)。即ち、
新たに読み込むであろうデータコードの大きさに応じて
データコード予備領域を設定する。
【0019】更に本処理は、実行コード領域アドレス3
01とデータコード領域アドレス305に従って実行コ
ード領域111及びデータコード領域113内の再配置
可能なアドレス定数の変更を行い(ステップ408)、
制御プログラムの処理を開始する(ステップ409)。
【0020】この様に本実施形態による制御プログラム
変更方法は、計算機システムの初期ローディング時に新
たに読み込む実行コード及びデータコードの大きさに応
じて予備領域を設定しておく。
【0021】次に本実施形態による制御プログラム変更
方法により上述の初期設定を行った状態で制御プログラ
ムの変更を行う処理を図5を参照して説明する。本処理
は、まず、オブジェクトコード領域130内に現在動作
中の制御プログラムに対する変更済実行コード133と
増加分データコード134とをそれぞれ格納し(ステッ
プ501)、オブジェクトコード管理テーブル140に
変更済実行コードの格納位置205および変更済実行コ
ードの大きさ206と増加分データコードの格納位置2
07および増加分データコードの大きさ208を登録す
る(ステップ502)。即ちプログラム変更により増加
する実行/データコードの大きさを登録する。
【0022】この後、登録した変更済実行コードの大き
さ206が実行コード領域の大きさ302と実行コード
予備領域の大きさ304を加算して求めた大きさよりも
大きい場合、制御プログラムの変更を中止し(ステップ
503)、また、増加分データコード134が存在する
時、増加分データコードの大きさ208がデータコード
予備領域の大きさ308よりも大きい場合も制御プログ
ラムの変更を中止する(ステップ504)。即ち、実行
及びデータコードの予備領域が変更しようとするコード
よりも大きい場合は処理を中止する。
【0023】前記予備領域の大きさが変更しようとする
領域よりも大きい場合は次のステップに移り、例えば制
御プログラム変更後のプログラム動作に悪影響が発生し
ないような処理の切れ目において、現在の制御プログラ
ムの情報をデータ領域120に格納し、実行中の制御プ
ログラムを一時的に停止させる(ステップ505)。
【0024】この状態において本処理は、前記ステップ
501で格納した変更済実行コードの格納位置205で
示される位置から変更済実行コード133を読込み、実
行コード領域アドレス301で示されるアドレスに格納
し(ステップ506)、変更済実行コードの大きさ20
6を実行コード領域の大きさ302として再設定を行う
と共に、実行コード領域アドレス301に実行コード領
域の大きさ302を加算して求めたアドレスを実行コー
ド予備領域アドレス303として再設定を行い、更にデ
ータコード領域アドレス305から実行コード予備領域
アドレス303を減算して求めた大きさを実行コード予
備領域の大きさ304として再設定を行う(ステップ5
07)。
【0025】次に本処理は、増加分データコードの格納
位置207で示される位置から増加分データコード13
4を読込み、データコード予備領域アドレス307で示
されるアドレスに格納し(ステップ508)、実行コー
ド領域アドレス301とデータコード領域アドレス30
5とデータコード予備領域アドレス307に従って、実
行コード領域111およびデータコード予備領域114
内の再配置可能なアドレス定数の変更を行う(ステップ
509)。
【0026】次に本処理は、前述のデータコード領域の
大きさ306に増加分データコードの大きさ208を加
算した大きさをデータコード領域の大きさ306として
再設定し、データコード領域アドレス305にデータコ
ード領域の大きさ306を加算して求めたアドレスをデ
ータコード予備領域アドレス307として再設定し、デ
ータ領域アドレス309からデータコード予備領域アド
レス307を減算して求めた大きさをデータコード予備
領域の大きさ308として再設定する(ステップ51
0)。即ち、変更を行うコード領域の大きさの再設定を
行う。
【0027】この様に本実施形態による制御プログラム
変更方法は、計算機システムの初期ローディング時に、
実行コード及びデータコードの予備領域を設定してお
き、この予備領域に変更を行うコードを読み込んだ後に
各コードの領域の再設定を行うことにより、制御プログ
ラムの変更を行う。
【0028】以上の様に制御プログラムを変更した計算
機システムは、前述のステップ505を一時的に停止し
た状態、即ち所定の開始位置から変更済制御プログラム
を実行を開始し、この変更済制御プログラムがステップ
505で格納しておいたデータ領域120の制御プログ
ラムの情報を用いて処理を再開させる(ステップ51
1)ことにより、制御プログラムの初期ローディングを
再び行うことなく制御プログラムを大規模な変更するこ
とができる。
【0029】即ち本発明は、命令列で構成される実行コ
ードと該実行コードのオペランドデータで構成されるデ
ータコードが混在しているオブジェクトコードより成る
制御プログラムの変更方法であって、該オブジェクトコ
ードの主記憶装置への初期ローディング時に該実行コー
ドの集りと該データコードの集りを分け、且つ制御プロ
グラム内での該データコードの集りの先頭のオフセット
アドレスを初期ローディング毎に常に同一にし、更に各
コードの予備領域を用意することにより、実行コードか
ら見てデータコード内の全てのデータのオフセットアド
レスが常に同一に見えるようにして、該データコードを
変更することなく変更済実行コードの実行コードの領域
へのローディングのみで制御プログラムの変更を可能に
したものである。
【0030】具体的に述べると本実施形態は、主記憶装
置と外部記憶装置とこれらを制御する制御装置を備えた
計算機システムにおいて、外部記憶装置に制御プログラ
ムのオブジェクトコードを実行コードとデータコードに
分けて格納し、また、主記憶装置内の制御プログラムの
領域を実行コード領域、実行コード予備領域、データコ
ード領域、データコード予備領域に分けて管理し、制御
プログラムの初期ローディング時に、実行コードとデー
タコードをそれぞれ実行コード領域とデータコード領域
に分けてロードした後、再配置可能なアドレス定数の変
更を行ってから制御プログラムの処理を開始させ、制御
プログラムの変更を行う時には、外部記憶装置に変更済
制御プログラムのオブジェクトコードから変更済実行コ
ードを取出して格納し、実行中の制御プログラムを一時
的に停止させ、変更済実行コードを実行コード領域にロ
ードした後、再配置可能なアドレス定数の変更を行って
から制御プログラムの処理を再開させることにより、制
御プログラムの変更を可能にしたものである。
【0031】また、本実施形態は、前記変更済制御プロ
グラムのオブジェクトコード内の変更済実行コードが増
えた場合、制御プログラムの変更を行うため、外部記憶
装置に変更済制御プログラムのオブジェクトコードから
変更済実行コードを取出して格納し、実行中の制御プロ
グラムを一時的に停止させ、変更済実行コードを実行コ
ード領域および実行コード予備領域にロードした後、再
配置可能なアドレス定数の変更を行ってから制御プログ
ラムの処理を再開させるようにしたものである。
【0032】更に本実施形態は、前記変更済制御プログ
ラムのオブジェクトコード内のデータコードが増えた場
合、制御プログラムの変更を行うため、外部記憶装置に
変更済制御プログラムのオブジェクトコードから変更済
実行コードと増加分データコードを取出して格納し、実
行中の制御プログラムを一時的に停止させ、変更済実行
コードを実行コード領域にロードし、増加分データコー
ドをデータコード予備領域にロードした後、再配置可能
なアドレス定数の変更を行ってから制御プログラムの処
理を再開させるようにしたものである。
【0033】更に本実施形態は、変更済制御プログラム
のオブジェクトコード内の変更済実行コードが増えてか
つデータコードが増えた場合で制御プログラムの変更を
行うためには、外部記憶装置に変更済制御プログラムの
オブジェクトコードから変更済実行コードと増加分デー
タコードを取出して格納し、実行中の制御プログラムを
一時的に停止させ、変更済実行コードを実行コード領域
および実行コード予備領域にロードし、増加分データコ
ードをデータコード予備領域にロードした後、再配置可
能なアドレス定数の変更を行ってから制御プログラムの
処理を再開させるようにしたものである。
【0034】尚、本発明による制御プログラムの制御方
法は、次に述べる実施形態としても表すことができる。 <実施形態1> 命令列で構成されるコード(実行コー
ド)と該実行コードのオペランドデータで構成されるコ
ード(データコード)が混在しているオブジェクトコー
ドより成る制御プログラムにおいて、該オブジェクトコ
ードの主記憶装置への初期ローディング時に該実行コー
ドの集りと該データコードの集りを分けてかつ制御プロ
グラム内での該データコードの集りの先頭のオフセット
アドレスを初期ローディング毎に常に同一にすることに
より、該実行コードから見て該データコード内の全ての
データのオフセットアドレスが常に同一に見えるように
して、該データコードを変更することなく変更済実行コ
ードの該実行コードの領域へのローディングのみで該制
御プログラムの変更を可能にした制御プログラムの変更
方法。
【0035】<実施形態2> 該オブジェクトコードの
主記憶装置への初期ローディング時に該実行コードに予
備領域を付加することにより、変更済実行コードの大き
さが拡張されても該データコードを変更することなく変
更済実行コードの該実行コードの領域および該実行コー
ドの予備領域へのローディングのみで該制御プログラム
の変更を可能にした制御プログラムの変更方法。
【0036】<実施形態3> 該オブジェクトコードの
主記憶装置への初期ローディング時に該データコードに
予備領域を付加することにより、変更済実行コードのオ
ペランドデータが増えても、変更済実行コードの該実行
コードの領域へのローディングとオペランドデータの増
加によって増えた該データコードの増加部分の該データ
コードの予備領域へのローディングにより、該データコ
ードと該制御プログラムが処理していたデータを変更す
ることなく該制御プログラムの変更を可能にした制御プ
ログラムの変更方法。
【0037】<実施形態4> 変更済実行コードの該実
行コードの領域および該実行コードの予備領域へのロー
ディングと該データコードの増加部分の該データコード
の予備領域へのローディングにより、変更済オブジェク
トコードの主記憶装置への初期ローディングを行うこと
なく制御プログラムの動作を変更することが可能な制御
プログラムの変更方法。
【0038】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、オブジ
ェクトコードの主記憶装置への初期ローディング時に該
実行コードの集りと該データコードの集りを分け、且つ
制御プログラム内での該データコードの集りの先頭のオ
フセットアドレスを初期ローディング毎に常に同一に
し、更に各コードの予備領域を用意することにより、実
行コードから見てデータコード内の全てのデータのオフ
セットアドレスが常に同一に見えるようにしたことによ
り、システムを停止することなく制御プログラムの大規
模な変更を行うことができる。これにより制御プログラ
ムの可用性の向上と制御プログラムの機能の大幅な向上
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に関わる計算機システムを示
すブロック図。
【図2】図1のオブジェクトコード管理テーブルの構成
を示す図。
【図3】図1のローディング制御テーブルの構成を示す
図。
【図4】制御プログラムの初期ローディング時の処理の
流れを示す図。
【図5】制御プログラムの変更を行う時の処理の流れを
示す図。
【符号の説明】
101・・・・主記憶装置、102・・・・外部記憶装
置、103・・・・制御装置、110・・・・制御プロ
グラム領域、111・・・・実行コード領域、112・
・・・実行コード予備領域、113・・・・データコー
ド領域、114・・・・データコード予備領域、120
・・・・データ領域、130・・・・オブジェクトコー
ド領域、131・・・・実行コード、132・・・・デ
ータコード、133・・・・変更済実行コード、134
・・・・増加分データコード、140・・・・オブジェ
クトコード管理テーブル、150・・・・ローディング
制御テーブル、201・・・・実行コードの格納位置、
202・・・・実行コードの大きさ、203・・・・デ
ータコードの格納位置、204・・・・データコードの
大きさ、205・・・・変更済実行コードの格納位置、
206・・・・変更済実行コードの大きさ、207・・
・・増加分データコードの格納位置、208・・・・増
加分データコードの大きさ、301・・・・実行コード
領域アドレス、302・・・・実行コード領域の大き
さ、303・・・・実行コード予備領域アドレス、30
4・・・・実行コード予備領域の大きさ、305・・・
・データコード領域アドレス、306・・・・データコ
ード領域の大きさ、307・・・・データコード予備領
域アドレス、308・・・・データコード予備領域の大
きさ、309・・・・データ領域アドレス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星名 卓一 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所汎用コンピュータ事業部内 Fターム(参考) 5B076 EA17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主記憶装置と外部記憶装置とこれらを制
    御する制御装置を含む計算機システムに適用され、命令
    列で構成される実行コードと該実行コードのオペランド
    データで構成されるデータコードを含むオブジェクトコ
    ードより成る制御プログラムの変更方法であって、前記
    オブジェクトコードの主記憶装置への初期ローディング
    時に前記実行コードの集りと前記データコードの集りを
    分け、且つ前記制御プログラム内での前記データコード
    の集りの主記憶装置における先頭のオフセットアドレス
    を初期ローディング毎に常に同一にすることにより、前
    記実行コードから見て前記データコード内の全てのデー
    タの主記憶装置におけるオフセットアドレスが常に同一
    に見えるように設定することを特徴とする制御プログラ
    ムの変更方法。
  2. 【請求項2】 前記オブジェクトコードの主記憶装置へ
    の初期ローディング時に前記実行コードの領域を増加し
    た予備領域を設定し、変更する制御プログラムの領域が
    大きい場合、前記予備領域に変更済みの変更済実行コー
    ド及びまたは変更済実行コードを格納する様に構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の制御プログラムの変更
    方法。
  3. 【請求項3】 前記変更済実行コードの実行コードの領
    域および前記実行コードの予備領域へのローディングと
    前記データコードの増加部分のデータコードの予備領域
    へのローディングを行うことにより、変更済オブジェク
    トコードの主記憶装置への初期ローディングを行うこと
    なく制御プログラムを変更することを特徴とする請求項
    2記載の制御プログラムの変更方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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