JP2000242283A - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JP2000242283A
JP2000242283A JP11044907A JP4490799A JP2000242283A JP 2000242283 A JP2000242283 A JP 2000242283A JP 11044907 A JP11044907 A JP 11044907A JP 4490799 A JP4490799 A JP 4490799A JP 2000242283 A JP2000242283 A JP 2000242283A
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JP
Japan
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speaker
housing
output
reproducing apparatus
reproducing
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Withdrawn
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JP11044907A
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English (en)
Inventor
Mutsuo Matsushita
陸奥夫 松下
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Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
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  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者が、スピーカを備えた再生装置を可搬
しやすい大きさで、且つ操作しやすいように小型化する
とともに、聴取エリアを再生装置の側面方向まで広げ、
大きな音響出力が得られるようにすること。 【解決手段】 スピーカを取り付けた筐体を有する再生
装置において、記録媒体から音声情報を再生する再生部
と、再生部を操作する操作部と、外部入力端子と、外部
入力端子からの出力と再生部からの出力を混合する混合
器と、混合器からの出力で音声出力するスピーカを備
え、スピーカは、操作部が取り付けられた筐体面と反対
側の筐体面及び両側面の筐体面に取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピーカを備えた
可搬型の再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスピーカを備えた可搬型の再生装
置の例としてカラオケ装置で説明する。図4に従来のカ
ラオケ装置の概略構成図を示す。図4において、カラオ
ケ装置41は、筐体42の前面にカラオケの演奏を記録
したカセットテープを装填して再生を行うカセットデッ
キ43及びその操作部43aと、記録再生を行うカセッ
トデッキ44及びその操作部44aを備えている。
【0003】また、筐体42の前面には、マイクロホン
の入力端子45や、再生しているカラオケの演奏の音量
やマイクロホンから入力した音声の音量や残響時間の長
さ等を調節する操作部46を備えている。また、筐体4
2の前面にはスピーカ47が取り付けられて、筐体42
の前面からカラオケの演奏やマイクロホンから入力した
音声等を音声出力するようになっている。
【0004】そして、筐体42の上面にはハンドル48
が取り付けられ、カラオケ装置41を持ち運びができる
ように成っている。
【0005】上述したカラオケ装置41を用いてカラオ
ケの演奏やマイクロホンから入力した音声等を聴取者に
聞かせるためには、カラオケ装置41のスピーカ47を
聴取者の方向に向けて設置する必要がある。カラオケ装
置41を操作しマイクロホンを使用する人(以下使用者
と呼ぶ)は、カラオケ装置41と聴取者との間に位置す
ることになり、カラオケ装置41を操作するときは、聴
取者に背中を向けることになる。
【0006】また、使用者がカラオケ装置41と聴取者
との間に位置するので、音声を出力するカラオケ装置4
1のスピーカ47の近くに位置することになり、ハウリ
ングを起こしやすくなるため、再生音量を大きくするこ
とができなかった。
【0007】また、マイクロホンを持ったまま使用者が
カラオケ装置41を操作すると、スピーカに近づきすぎ
てハウリングを起こしてしまうため、使用者はマイクロ
ホンに備わっているスイッチを切ってからカラオケ装置
41を操作しなければならないので、煩雑さを伴ってい
た。
【0008】また、上述したカラオケ装置41のスピー
カ47は、筐体42の前面にあるためスピーカ47の大
きさを大きくするのに限界があった。したがって、音量
や音質を上げることのできるカラオケ装置41を得よう
としても小型にすることに限界があった。
【0009】また、筐体42の前面にスピーカ47が有
るため、聴受エリアがカラオケ装置41の前方だけで聴
受エリアが狭かった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、使用者が、
スピーカを備えた再生装置を可搬しやすい大きさで、且
つ操作しやすいように小型化するとともに、聴取エリア
を再生装置の側面方向まで広げ、大きな音響出力が得ら
れるようにすることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の再生装置によれば、スピー
カを取り付けた筐体を有する再生装置において、記録媒
体から音声情報を再生する再生部と、該再生部を操作す
る操作部と、外部入力端子と、該外部入力端子からの出
力と前記再生部からの出力を混合する混合器と、該混合
器からの出力で音声出力するスピーカを備え、前記スピ
ーカは、前記操作部が取り付けられた前記筐体面と反対
側の筐体面及び両側面の筐体面に取り付けたことを特徴
としている。
【0012】また、本発明の請求項2記載の再生装置に
よれば、請求項1に記載の再生装置において、前記筐体
の両側面に取り付けられたスピーカは、同一種類で略同
一の性能を有し、同相で駆動することを特徴としてい
る。
【0013】また、本発明の請求項3記載の再生装置に
よれば、請求項1または請求項2に記載の再生装置にお
いて、前記筐体の各面は、互いに略直角に接続している
ことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図を
用いて説明する。図1は、本発明の一実施例である記録
再生装置の外観図、図2は、記録再生装置の断面図であ
る。図1及び図2において、記録再生装置1は、例え
ば、ダンスや踊り、またはカラオケの練習用に利用する
可搬型の記録再生装置である。
【0015】記録再生装置1は、筐体2の前面2aの上
部に、記録や再生を行うカセットデッキ3にカセットテ
ープを装填する開閉蓋3aを有し、開閉蓋3aの下部に
カセットデッキを操作する操作ボタン3bが配設されて
いる。
【0016】また、筐体2の前面2aの下部には、コン
パクトディスクを再生するディスクプレーヤ4にコンパ
クトディスクを装填するローディングトレイ4aの開口
部4bを有し、開口部4bの横にディスクプレーヤ4を
操作する操作ボタン4cが配設されている。
【0017】また、筐体2の前面2aのカセットテープ
を装填する開閉蓋3aの左横には、マイクロホン13の
入力端子5やミニディスクプレーヤ等を接続する外部入
力端子6と、それぞれの入力端子から入力された音声信
号の音量レベルを調節するボリューム5a、6aが配設
されている。
【0018】また、筐体2の前面2aのカセットテープ
を装填する開閉蓋3aの右横には、カセットデッキ3や
ディスクプレーヤ4で再生した演奏信号の音量レベルを
調節するボリューム7と、カセットデッキ3のテープス
ピードを調節するボリューム8が配設されている。
【0019】筐体2の前面2aと反対側の背面9には、
スピーカ11aが取り付けられている。また、左右の両
側面10a、10bに、それぞれスピーカ11b、11
cが取り付けられている。筐体2の上面には、ハンドル
12が取り付けられ、持ち運びができるようになってい
る。
【0020】人が物を手で提げて持ちやすい大きさは、
物の下部が膝より下にあると、歩くときに足に当たり運
びにくいので、物の下部の位置が膝当たりの位置より上
にあることが好ましい。また、人が体の前に抱えて持ち
やすい大きさは、物の横幅が腰幅より大きいと腕で抱え
て運ぶことが困難になるので、横幅は腰幅より小さいこ
とが好ましい。さらに、物の横幅が腰幅より小さけれ
ば、混雑した人混みの中でも周囲の人に迷惑をかけるこ
とがなくなる。上述の例としては、通勤用のかばんがこ
の条件に当てはまる。
【0021】可搬型の記録再生装置でも運びやすい条件
は同じである。上述の条件を満足する記録再生装置の寸
法は、通常の大人の場合では、高さが膝当たりまでの約
25センチメートル程度、横幅が腰幅の約40センチメ
ートル程度までとなる。
【0022】上述の条件に合わせて筐体2の前面2a
に、カセットデッキ3やディスクプレーヤ4と操作ボタ
ン等を配置すると、ディスクプレーヤ4を配置した両側
に直径4センチメートル程度の小さなスピーカしか取り
付けることができなくなる。したがって、大きな音声出
力が出せなくなるので、聴取できるエリアが大変小さく
なってしまう。
【0023】ディスクプレーヤ4にコンパクトディスク
を装填するために、ディスクプレーヤ4の奥行きは少な
くとも13センチメートル以上有ればよいので、奥行き
寸法を、持ち運びの負担にならず設置したとき安定する
約30センチメートル程度とすると、背面9には約17
センチメートル程度の空間が得られる。
【0024】本実施例では、この背面9にスピーカを取
り付けた。即ち、直径約20センチメートル程度までの
大きさのスピーカを取り付けることが可能となるので、
大きな音声出力を出すことができ、聴取できるエリアを
大きくすることができる。なお、薄型のスピーカを用い
れば、奥行き寸法を短くすることが可能となる。
【0025】また、記録再生装置1の両方の側面にもス
ピーカを取り付けた。即ち、高さ約25センチメートル
程度、幅約30センチメートル以内、奥行き約4センチ
メートル程度の空間が得られるので、直径約12センチ
メートル程度までの大きさのスピーカを取り付けること
が可能となる。したがって、記録再生装置1の両側面ま
で聴取エリアを広げることができる。
【0026】図3に本発明の一実施例である記録再生装
置のブロック図を示す。図3において、記録再生装置1
は、マイクロホン13を接続する入力端子5と、ミニデ
ィスクプレーヤ等を接続する外部入力端子6を備え、入
力端子5は増幅器31に、外部入力端子6は増幅器32
に接続されている。
【0027】増幅器31の出力は、ボリューム5aを介
して混合器33に入力され、増幅器32の出力は、ボリ
ューム6aを介して混合器33に入力されている。カセ
ットデッキ3やディスクプレーヤ4は増幅器34に接続
され、増幅器34の出力はボリューム7を介して混合器
33に入力されている。
【0028】混合器33の出力は、筐体2の背面9に取
り付けられたスピーカ11aを駆動するための電力増幅
器35に入力され、電力増幅器35はスピーカ11aを
駆動する。また、混合器33の出力は、筐体2の左右両
側面10a、10bに取り付けられたスピーカ11b、
11cを駆動するための電力増幅器36に入力され、電
力増幅器36は同相で並列に接続されたスピーカ11
b、11cを駆動する。
【0029】スピーカ11bとスピーカ11cは筐体2
の左右両側面10a、10bに取り付けられているの
で、図2の点線で示すように、記録再生装置1の両側ま
で聴取エリアを広げることができる。
【0030】また、スピーカ11bとスピーカ11cは
相対して取り付けられ、同相で駆動しているので、図2
の矢印A、矢印Bで示すように、スピーカ11bとスピ
ーカ11cの振動板は互いに反対方向に振動し、振動板
の振動によって発生する機械振動も互いに反対方向にな
る。
【0031】そして、スピーカ11bとスピーカ11c
は同一種類で、略同一の性能を有しているので、振動板
の振動によって発生するスピーカ11bとスピーカ11
cの機械振動を打ち消すことができる。したがって、ス
ピーカ11bとスピーカ11cを筐体2に取り付けて駆
動しても、機械振動を助長することがないので、スピー
カ11bとスピーカ11cの音声出力を大きくしても筐
体2の機械振動は大きくならない。そのため、筐体2に
収納されているディスクプレーヤ4の光ピックアップ
が、筐体2の機械振動によってトラック外れ(音飛び)
を起こすことを低減できる。
【0032】また、スピーカを筐体2の背面9と両側面
10a、10bに配設したので、聴取エリアが図2の点
線で示すようになり、マイクロホン13を使用する使用
者はスピーカの音声出力エリアから外れ、スピーカから
の音声出力を大きくしてもハウリングを起こしにくくな
る。
【0033】また、スピーカを記録再生装置の操作面と
反対の背面及び両側面に配設し、操作面に備えていない
ので、記録再生装置を小型にすることができる。また、
スピーカを記録再生装置の操作面と反対の背面及び両側
面に配設したので、使用者と聴取者との間に、記録再生
装置を配置することができ、聴取者に向かったままで記
録再生装置を操作することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、スピーカを備えた再生
装置を可搬しやすい大きさに小型化することができる。
また、聴取者に向かったままで再生装置を操作すること
ができるので、操作を行いやすくすることができる。ま
た、聴取エリアを再生装置の側面方向まで広げることが
できる。また、再生装置を可搬しやすい大きさに小型化
しても、大型のスピーカを取り付けられ大きな音声出力
が出せるので、聴取エリアを遠くまで広げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の再生装置の一実施例を示す記録再生装
置の外観図である。
【図2】本発明の再生装置の一実施例を示す記録再生装
置の断面図である。
【図3】本発明の再生装置の一実施例を示す記録再生装
置のブロック図である。
【図4】従来例を示す再生装置の外観図である。
【符号の説明】 1 記録再生装置 2 筐
体 2a 前面 3 カ
セットデッキ 3a 開閉蓋 3b 操
作ボタン 4 ディスクプレーヤ 4a ロ
ーディングトレイ 4b 開口部 4c 操
作ボタン 5 マイクロホン入力端子 5a ボ
リューム 6 外部入力端子 6a ボ
リューム 7 ボリューム 8 ボ
リューム 9 背面 10a 左
側面 10b 右側面 11a
スピーカ 11b スピーカ 11c
スピーカ 12 ハンドル 13
マイクロホン 31 増幅器 32
増幅器 33 混合器 34
増幅器 35 増幅器 36
増幅器 41 カラオケ装置 42
筐体 43 カッセトデッキ 43a
操作部 44 カセットデッキ 44a
操作部 45 入力端子 46
操作部 47 スピーカ 48
ハンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04R 5/02 H04R 5/02 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカを取り付けた筐体を有する再生
    装置において、 記録媒体から音声情報を再生する再生部と、該再生部を
    操作する操作部と、外部入力端子と、該外部入力端子か
    らの出力と前記再生部からの出力を混合する混合器と、
    該混合器からの出力で音声出力するスピーカを備え、前
    記スピーカは、前記操作部が取り付けられた前記筐体面
    と反対側の筐体面及び両側面の筐体面に取り付けたこと
    を特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の再生装置において、前
    記筐体の両側面に取り付けられたスピーカは、同一種類
    で略同一の性能を有し、同相で駆動することを特徴とし
    た再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の再生装
    置において、前記筐体の各面は、互いに略直角に接続し
    ていることを特徴とした再生装置。
JP11044907A 1999-02-23 1999-02-23 再生装置 Withdrawn JP2000242283A (ja)

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Effective date: 20060509