JP2000241335A - 藻類および微粒子の計数方法と計数装置 - Google Patents

藻類および微粒子の計数方法と計数装置

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JP2000241335A
JP2000241335A JP11128235A JP12823599A JP2000241335A JP 2000241335 A JP2000241335 A JP 2000241335A JP 11128235 A JP11128235 A JP 11128235A JP 12823599 A JP12823599 A JP 12823599A JP 2000241335 A JP2000241335 A JP 2000241335A
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light
algae
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light beam
fine particles
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JP11128235A
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Hirohide Yamaguchi
太秀 山口
Takashi Inui
貴誌 乾
Tokio Oto
時喜雄 大戸
Kenji Harada
健治 原田
Akinori Sasaki
明徳 佐々木
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】浄水場で原水中に藻類が大量に発生し、凝集阻
害やろ過閉塞、異臭味、浄水池への藻類の流出等の問題
が起こることがあるので、藻類の個数濃度を監視しなが
ら、藻類が増加した時には即座に対処ができるよう、藻
類とその他の微粒子を区別して計数できる方法と装置と
を提供することにある。 【解決手段】藻類やその他の微粒子を含む試料水に光ビ
ームを照射した時に発生する藻類内のクロロフィルaや
フィコシアニンによる蛍光パルスを検出して藻類を計数
するための蛍光集光光学系と、微粒子を計数するための
散乱光集光光学系、透過光受光光学系とを組み合わせ
て、藻類とその他の微粒子とを区別して計数する装置を
作製できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、藻類やその他の微
粒子を含む試料水中の、藻類を含めた微粒子の個数濃度
と藻類のみの個数濃度とを計数する方法および装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】上水分野ではクリプトスポリジウムなど
の病原性微生物対策として、ろ過池出口水の濁度や微粒
子個数濃度の管理が必要になっており、従来にない低濁
度を測定可能な高感度濁度計や微粒子カウンタの需要が
高まっている。
【0003】微粒子カウンタや特願平9−54612号
に記載の微粒子カウント式高感度濁度計は、試料水中の
微粒子を計数する機能を持っており、これら装置の測定
方式には、光散乱方式と光遮断方式がある。
【0004】光遮断方式は、試料水に向けて光源から光
ビームを照射したとき、試料水を介して光源と反対側に
設置した光電変換素子で、試料水を通過する光ビームを
電気信号に変換する機構を持つている。試料水中の微粒
子によって光が遮断されると、この電気信号の電圧が降
下するので、微粒子が光ビームを通過するたびに、この
電気信号にはパルスが観測される。光遮断方式による微
粒子計数は、このパルスをカウンタによって数えること
で行われる。パルス波高値は粒径に対応するので、各粒
径に対応するしきい値を設けておけば、粒径区分ごとの
微粒子個数濃度を測定することができる。
【0005】一方、光散乱方式は、光源から光ビームを
照射したとき、光源と試料を結ぶ光軸に対して、ある一
定の角度の位置に設置したレンズ系で側方散乱光を集光
した後、光電変換素子で電気信号に変換する機構を持つ
側方散乱光方式と、試料を介して光源と反対側の光軸上
に設置したビームストップで直接光を除外した後、レン
ズ系で前方散乱光を集光し、光電変換素子で電気信号に
変換する機構を持つ前方散乱光方式とがある。両者と
も、ピンホールと光電変換素子の受光面積で規定される
観測領域を、微粒子が通過するたびに光電変換素子で観
測されるパルス信号をカウンタによって数えることで、
微粒子計数を行う。また、光遮断方式と同様に、各粒径
に対応するしきい値を設けておけば、粒径区分ごとの微
粒子個数濃度を測定することができる。
【0006】光遮断方式は、粒径1 μm以下の粒子に対
する感度が小さい欠点はあるが、数十から数百μmの大
きな粒子まで広い範囲で測定することが可能で、光学系
は比較的安価に設計することができるという特徴を持
つ。
【0007】光散乱方式のうちの側方散乱光方式は、光
遮断方式と比較して出力の高い光源と高価な受光系を必
要とするが、サブミクロン以下の粒子を測定することが
可能である。
【0008】光散乱方式のうちの前方散乱光方式は、光
源と試料を結ぶ光軸が受光径の光軸と一致しており、観
測領域以外のフローセルと試料の境界等から迷光が発生
しやすいので、測定可能な粒子はサブミクロン程度が限
界であるが、側方散乱方式と比較して安価で、組み立て
調整が簡単な光学系を用いることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】浄水場では、しばしば
原水中に藻類が大量に発生し、凝集阻害やろ過閉塞、異
臭味、浄水池への藻類の流出などの問題が起こる場合が
ある。藻類が大量に発生した時には、塩素注入率や凝集
剤注入率の変更や取水停止などの措置が取られている。
このような措置が必要な場合には、ろ過閉塞などの問題
が発生してから対処するよりも、藻類の個数濃度を監視
しておき、藻類が増加した時には即座に処理方法の変更
などの対処を行った方がよいのは言うまでもない。
【0010】藻類の監視で最適な方法は、藻類などの生
物を区別して計数することであるが、前述の微粒子カウ
ンタや微粒子カウント式高感度濁度計は、試料水中の微
粒子を計数することは出来ても、その微粒子が砂などの
無機物か藻類などの生物なのかを判断する機能は持ちあ
わせていない。
【0011】藻類によって浄水処理に及ぼす影響は様々
であるので、最終的には藻類の判別をしなければならな
いが、顕微鏡観察で藻類の判別を行う場合は、手間と時
間がかかるために常時観察を行うことは不可能である。
このような場合、少なくとも藻類とその他の微粒子とを
区別して計数でき、取り扱いが容易で、かつ短時間で測
定可能なクロロフィルカウンタによって監視を行うこと
が出来れば、その測定で藻類が増加したと判断された場
合にのみ顕微鏡観察を行えるので、効率的である。この
発明は、上記の問題点である藻類とその他の微粒子を区
別して計数できる方法と装置とを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】藻類に光ビームを照射し
て発生する蛍光を検出する蛍光集光光学系と、微粒子を
計数する散乱光集光光学系、透過光受光光学系とを組み
合わせて、藻類とその他の微粒子を区別して計数できる
装置によって、上記の問題を解決することとする。
【0013】フローセル内を流れる藻類を含む試料水に
向けて、レーザーからの光ビームを照射し、光ビームを
通過した時に発生する藻類内のクロロフィルa、あるい
はフィコシアニンによる蛍光パルスを、蛍光集光光学系
と蛍光パルス計数部とにより検出する試料水中の藻類の
みを計数する装置を発明した。
【0014】また、藻類とその他の微粒子を区別して計
数するために、前記の藻類のみを計数する蛍光集光光学
系とパルス信号計数部と共に、藻類あるいはその他の微
粒子が光ビームを通過した時に発生する散乱光パルスを
検出するための散乱光集光光学系と、藻類あるいはその
他の微粒子が光ビームを通過し、光ビームが遮断された
時に発生する透過光の減光パルスを検出するための透過
光受光光学系とを組合わせた装置を発明した。
【0015】散乱光集光光学系は従来の光散乱方式、透
過光受光光学系は従来の光遮断方式の微粒子カウンタで
用いられる光学系と同等であり、藻類とその他の微粒子
を区別する機能はない。蛍光集光光学系では、無機物か
らの散乱光はフィルターにより遮断し、藻類特有の蛍光
パルスをカウント計数するので、藻類のみを検出するこ
とが可能である。
【0016】ここで、装置の光学系の構成は、計数の目
的に応じて次の4種類の組み合わせが可能である。
(1)藻類のみを計数する場合には、蛍光集光光学系の
み、(2)藻類とサブミクロンの微粒子を同時計数する
場合には、蛍光集光光学系と散乱光集光光学系、(3)
藻類と数ミクロン以上の微粒子を同時計数する場合に
は、蛍光集光光学系と透過光受光光学系、(4)藻類と
サブミクロンから数ミクロン以上の範囲の微粒子を同時
計数する場合には、蛍光集光光学系、散乱光集光光学系
と透過光受光光学系、で構成される。
【0017】以下には、散乱光集光光学系と透過光受光
光学系、すなわち光散乱方式と光遮断方式の技術に関す
る説明は割愛し、藻類による蛍光の特徴と蛍光パルスの
計数方法について記載する。
【0018】藻類による蛍光の波長は、クロロフィルa
によるものが685nm付近、藍藻類に含まれているフ
ィコシアニンによるものが650nm付近にピークがあ
る。一般にクロロフィルaの励起波長は、クロロフィル
a以外の蛍光を出来るだけ抑えるために430nmが用
いられているが、実際のクロロフィルaの励起スペクト
ルは広範囲にわたり、670nm付近にもピークを持
つ。一方、フィコシアニンの励起スペクトルは500〜
640nm付近の広範囲にわたってピークを持ち、61
0nm付近に極大を持つことが知られている。
【0019】また、波高値の大きい蛍光パルスを観測す
るためには、藻類とその他の微粒子を区別して計数する
装置の励起波長、すなわちレーザの波長は500〜64
0nmの範囲でより長波長のほうが適している。635
nmの半導体レーザーを用いれば、装置全体の小型化、
低コスト化の観点からも600nm以下の波長の励起光
源を使うよりも有利である。しかし、600nm以上の
励起波長を用いる場合、励起光が蛍光光学系のフィルタ
ーを通過して、藻類の蛍光とその他の微粒子の散乱光を
区別できなくなる恐れがあるため、分光透過特性の優れ
た干渉フィルターを用いる、あるいはフィコシアニンの
蛍光検出波長を650nmより長波長側にずらす必要が
ある。
【0020】蛍光パルス、散乱光パルス、光遮断パルス
の計数は以下の方法により行われる。藻類が光ビームを
通過する度に発生する蛍光パルスは、蛍光集光光学系で
集光され、前記フィルターによって散乱光や直接の光ビ
ームが除かれた後に、光電変換器で電気信号に変換され
る。この電気信号は蛍光パルス計数部にてカウントさ
れ、試料水中の藻類の個数濃度が演算され、出力され
る。
【0021】藻類あるいはその他の微粒子が光ビームを
通過する度に発生する散乱光パルスは、散乱光集光光学
系にて集光され、光電変換器で電気信号に変換される。
この電気信号は散乱光パルス計数部にてカウントされ、
試料水中の藻類を含む微粒子の個数濃度が演算され、出
力される。
【0022】藻類あるいはその他の微粒子が光ビームを
通過する度に発生する光遮断パルスは、光電変換器で電
気信号に変換される。光遮断パルス計数部にてカウント
され、試料水中の藻類を含む微粒子の個数濃度が演算さ
れ、出力される。
【0023】藻類による蛍光パルスや藻類あるいはその
他の微粒子による散乱光パルス、および光遮断パルスの
波高値は藻類あるいはその他の微粒子の大きさに応じて
大きくなるので、各々のパルス信号の波高値をピークホ
ールド回路によって測定し、あらかじめ定めておいた藻
類あるいはその他の微粒子の粒径区分に相応するしきい
値区分と比較し、粒径区分ごとにカウントすることや、
粒径区分の数だけコンパレータを用意し、各粒径区分に
対応するしきい値を設けて、各々のパルス信号と比較
し、粒径区分ごとにカウントすることも可能である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を10の実施例にも
とづき説明する。 〔実施例1〕請求項1、21、22に関連するこの実施
例を示す図1は、藻類による前方蛍光パルスを計数する
ことで、試料水中の藻類のみの個数濃度を測定するする
ための装置の構成図である。
【0025】波長635nmの光ビームを発する半導体
レーザー1から照射された光ビーム1aを集光光学系2
により集光して、試料水4が流れるフローセル3に向け
て照射したとき、藻類5が光ビーム1aを通過した際に
発生する前方散乱光6および前方蛍光12を、平凸レン
ズ8とアクロマティックレンズ10により平行光束と
し、光ビーム1aと光ビーム1aと同一の波長である藻
類やその他の微粒子による前方散乱光6は遮断するが、
藻類に含まれるクロロフィルaによって発せられるピー
ク波長685nmの蛍光、およびフィコシアニンによっ
て発せられるピーク波長650nmの前方蛍光12は通
過させるフィルター9によって藻類による蛍光のみをア
クロマティックレンズ11に入射させる。このとき半導
体レーザー1からの直接の光ビーム1aは特願平9−5
4612号に記載の方法などにより取り付けられたビー
ムストップによって遮断することは、藻類による蛍光の
みを検出する上で有効である。次に平行光束とされた前
方蛍光12は、アクロマティックレンズ11により集光
され、ピンホール13によって迷光が除かれた後に、光
電子増倍管14により電気信号14aに変換される。電
気信号14aは、平凸レンズ8、アクロマティックレン
ズ10、11、フィルター9、ピンホール13で構成さ
れる前方蛍光集光光学系の観測領域を、藻類が通過する
度にパルス信号となる。藻類以外の微粒子によって発生
する散乱光パルスは、フィルター9によって遮断される
ので、前記パルス信号は藻類が観測領域を通過する際に
発生する蛍光によってのみ観測される。したがって前記
パルス信号を蛍光パルス計数部15で計数、および演算
を行えば、試料水中の藻類の個数濃度測定値15aが出
力される。
【0026】蛍光パルス計数部15では、光電子増倍管
14からの電気信号14aが図2のプリアンプ16、メ
インアンプ17で増幅され、ローパスフィルター(以後
LPFと記載する)19でノイズが除去される。一方、
メインアンプ17から出力された電気信号を、LPF1
9よりカットオフ周波数が十分に低いLPF18によっ
て平滑化することによって、当該電気信号の平均値、す
なわち迷光などによる直流成分が得られる。次に前記L
PF19を通った電気信号からLPF18によって得ら
れる当該電気信号の平均値を差動増幅部20にて減算す
ることにより、迷光などによる直流成分を差し引かれた
電気信号が得られ、ピークホールド回路21にてこの電
気信号に発生したパルス信号の波高値が測定される。光
ビーム中の観測領域を微粒子が通過してパルス信号が発
生する度にピークホールド回路21によって測定される
前記波高値は、演算回路22にてあらかじめ定めておい
た粒径区分に相当するしきい値区分と比較し、粒径区分
ごとにカウントしていく。この粒径区分ごとにカウント
された値は、試料水中の藻類の個数濃度として、表示出
力回路23から出力される。
【0027】本実施例では波長635nmのレーザーを
用いたが、青色あるいは緑色のArレーザーやHe−N
eレーザー、LD励起固体レーザー、あるいは半導体レ
ーザーを用いることも可能である。 〔実施例2〕請求項2、21、22に関連するこの実施
例を示す図3は、藻類による側方蛍光パルスを計数する
ことで、試料水中の藻類のみの個数濃度を測定するする
ための装置の構成図である。
【0028】波長635nmの光ビームを発する半導体
レーザー1から照射された光ビーム1aを集光光学系2
により集光して、試料水4が流れるフローセル3に向け
て照射したとき、藻類5が光ビーム1aを通過した際に
発生する側方散乱光24および側方蛍光25を実施例1
の前方蛍光集光光学系と同様に平凸レンズ8とアクロマ
ティックレンズ10により平行光束とし、光ビーム1a
と光ビーム1aと同一の波長である藻類やその他の微粒
子による側方散乱光24は遮断するが、藻類に含まれる
クロロフィルaによって発せられるピーク波長685n
mの蛍光、およびフィコシアニンによって発せられるピ
ーク波長650nmの側方蛍光25は通過させるフィル
ター9によって藻類による蛍光のみをアクロマティック
レンズ11に入射させる。次に平行光束とされた側方蛍
光25は、アクロマティックレンズ11により集光さ
れ、ピンホール13によって迷光が除外された後、光電
子増倍管14により電気信号14aに変換される。電気
信号14aは、平凸レンズ8、アクロマティックレンズ
10、11、フィルター9、ピンホール13で構成され
る側方蛍光集光光学系の観測領域を藻類が通過する度に
パルス信号となる。
【0029】蛍光パルス計数部26では、光電子増倍管
14からの電気信号14aが図4のプリアンプ16、メ
インアンプ17で増幅され、LPF19でノイズが除去
される。一方、メインアンプ17から出力された電気信
号をLPF19よりカットオフ周波数が十分に低いLP
F18によって平滑化することによって、当該電気信号
の平均値、すなわち迷光などによる直流成分が得られ
る。次に前記LPF19を通った電気信号からLPF1
8によって得られる当該電気信号の平均値を差動増幅部
20にて減算することにより、迷光などによる直流成分
を差し引かれた電気信号は、コンパレータ27〜29に
入力される。前記コンパレータのしきい値を各粒径区分
に対応した電圧に設定し、パルス信号を2値化して、各
粒径区分に対応するしきい値以上の波高値を持つパルス
を演算回路30にてカウントすれば、実施例1と同様に
粒径区分ごとの藻類の個数濃度測定値26aを表示出力
回路23から出力可能である。ここでは、コンパレータ
の数は3個、つまり粒径区分は3種類としたが、必要な
粒径区分の数に応じて、コンパレータの数を変更するこ
とが可能である。
【0030】また、本実施例の蛍光パルス計数部26を
実施例1の蛍光パルス計数部15に置き換える、つまり
側方蛍光受光光学系と蛍光パルス計数部15を組み合わ
せることも可能である。
【0031】本実施例では波長635nmのレーザーを
用いたが、青色、あるいは緑色のArレーザーやHe−
Neレーザー、LD励起固体レーザー、あるいは半導体
レーザーを用いることも可能である。 〔実施例3〕請求項3、21に関連するこの実施例を示
す図5は、藻類による後方蛍光パルスを計数すること
で、試料水中の藻類のみの個数濃度を測定するするため
の装置の構成図である。
【0032】ArレーザーやHe−Neレーザー、LD
励起固体レーザー、あるいは半導体レーザーなどで、緑
色の光ビームを発するグリーンレーザー51から照射さ
れた光ビーム51aを、緑の波長の光は反射し、それ以
外の光を透過するダイクロイックミラー31により直角
に反射させた後、集光光学系2により集光して、光ビー
ム51aを試料水4が流れるフローセル3に向けて照射
したとき、光源からの光ビーム51aを集光するために
用いた集光光学系2により、藻類から発せられるピーク
波長650nm、あるいは685nmの後方蛍光32を
平行光束とし、緑以外の光を透過するダイクロイックミ
ラー31を通過させ、藻類による蛍光のみをアクロマテ
ィックレンズ33に入射させる。次に平行光束とされた
後方蛍光32は、アクロマティックレンズ33により集
光され、ピンホール13によって迷光が除外された後、
光電子増倍管14により電気信号14aに変換される。
電気信号14aは、集光光学系2、ダイクロイックミラ
ー31、アクロマティックレンズ33、ピンホール13
で構成される落斜蛍光光学系の観測領域を藻類が通過す
る度にパルス信号となる。
【0033】前記パルス信号は、実施例1記載の蛍光パ
ルス計数部15、あるいは実施例2記載の蛍光パルス計
数部26により、試料水中の藻類の個数濃度測定値15
a、あるいは26aが粒径区分ごとに出力される。
【0034】本実施例ではグリーンレーザーを用いた
が、青色あるいは波長635nmのレーザーを用いるこ
とも可能である。ただし、ダイクロイックミラー31は
青色あるいは波長635nmの光ビームを反射し、それ
以外の光を透過するものでなければならない。 〔実施例4〕請求項4、14、21に関連するこの実施
例を示す図6は、微粒子による前方散乱光パルスを計数
することで、粒径がサブミクロンオーダでの藻類を含め
た微粒子の個数濃度を測定し、微粒子による光遮断パル
スを計数することで、粒径が数ミクロン以上の藻類を含
めた微粒子の個数濃度を測定し、藻類による前方蛍光パ
ルスを計数することで、藻類のみの個数濃度を測定する
するための装置の構成図である。
【0035】波長635nmの光ビームを発する半導体
レーザー1から照射された光ビーム1aを集光光学系2
により、試料水4の流れる方向に対して垂直な方向には
偏平な形状とし、試料水の流れる方向に対しては集光
し、試料水4が流れるフローセル3に向けて照射したと
き、中心部に穴が空けられた平凸レンズ34に埋め込ま
れたフィルター35によって光ビームを減光した後、フ
ォトダイオード36によって電気信号36aに変換す
る。電気信号36aは藻類5あるいはその他の微粒子が
光ビーム中の観測領域を通過する度にパルス信号とな
る。前記微粒子の光遮断によるパルス信号は、実施例1
記載の蛍光パルス計数部15と同様な、あるいは実施例
2記載の蛍光パルス計数部26と同様な機能を持つ機能
を持つ光遮断パルス計数部37により、試料水中の微粒
子の個数濃度測定値37aが粒径区分ごとに出力され
る。光遮断法ではサブミクロンオーダーの微粒子の測定
はできないので、粒径区分は数ミクロン以上の範囲で設
定する。
【0036】藻類あるいはその他の微粒子が光ビーム1
aを通過した際に発生する前方散乱光6あるいは前方蛍
光12を中心部に穴が空けられた平凸レンズ34とアク
ロマティックレンズ10により平行光束とし、光源と同
じ波長の光は反射し、少なくとも光源より長波長の光を
透過するダイクロイックミラー31により前方散乱光6
のみを直角に反射させ、アクロマティックレンズ38に
入射させる。次に前記直角に反射された前方散乱光6
は、アクロマティックレンズ38によりにより集光さ
れ、ピンホール39によって迷光が除外された後、フォ
トダイオード40により電気信号40aに変換される。
電気信号40aは、平凸レンズ34、アクロマティック
レンズ10、ダイクロイックミラー31で構成される散
乱光蛍光集光光学系と、アクロマティックレンズ38、
ピンホール39で構成される前方散乱光集光光学系の観
測領域を藻類あるいはその他の微粒子が通過する度にパ
ルス信号となる。前記微粒子の前方散乱によるパルス信
号は、実施例1記載の蛍光パルス計数部15と同様な、
あるいは実施例2記載の蛍光パルス計数部26と同様な
機能を持つ機能を持つ散乱光パルス計数部41により、
試料水中の微粒子の個数濃度測定値41aが粒径区分ご
とに出力される。粒径区分は主に光遮断法で測定できな
いサブミクロンオーダーの範囲で設定する。
【0037】藻類5が光ビーム1aを通過した際に発生
し、穴が空けられた平凸レンズ34とアクロマティック
レンズ10により平行光束とされた前方蛍光12は、透
過するダイクロイックミラー31を通過し、アクロマテ
ィックレンズ11により集光される。集光された前方蛍
光12は、ピンホール13によって迷光が除外された
後、光電子増倍管14により電気信号14aに変換され
る。電気信号14aは、平凸レンズ34、アクロマティ
ックレンズ10、ダイクロイックミラー31で構成され
る散乱光蛍光集光光学系と、アクロマティックレンズ1
1、ピンホール13で構成される前方蛍光集光光学系の
観測領域を藻類が通過する度にパルス信号となる。藻類
の蛍光による前記パルス信号は実施例1記載の蛍光パル
ス計数部15、あるいは実施例2記載の蛍光パルス計数
部26により、試料水中の藻類の個数濃度測定値15a
あるいは26aが粒径区分ごとに出力される。 本実施
例では波長635nmのレーザーを用いたが、青色、あ
るいは緑色のArレーザーやHe−Neレーザー、LD
励起固体レーザー、あるいは半導体レーザーを用いるこ
とも可能である。
【0038】また、本実施例の光遮断パルス計数部3
7、フィルター35、フォトダイオード36を用いず、
穴が空けられた平凸レンズ34の代わりに実施例1記載
のビームストップ7、および平凸レンズ8を使用する
と、散乱光蛍光集光光学系と前方散乱光集光光学系と前
方蛍光集光光学系、および散乱光パルス計数部と蛍光パ
ルス計数部とによって、藻類とその他の微粒子を区別し
て個数濃度の測定を行なうことが可能である。この場
合、光遮断パルス計数に必要な部品を用いないため、本
実施例より低価格に装置を構成することが出来る。その
際、ビームの形状は偏平光でなく、楕円、あるいは円状
のスポット光でもよい。 〔実施例5〕請求項5、15、21に関連するこの実施
例を示す図7は、微粒子による前方散乱光パルスを計数
することで、粒径がサブミクロンオーダでの藻類を含め
た微粒子の個数濃度を測定し、微粒子による光遮断パル
スを計数することで、粒径が数ミクロン以上の藻類を含
めた微粒子の個数濃度を測定し、藻類による側方蛍光パ
ルスを計数することで、藻類のみの個数濃度を測定する
するための装置の構成図である。
【0039】実施例4記載の半導体レーザー1から実施
例4と同様な方法により、光ビーム1aを試料水4が流
れるフローセル3に向けて照射したとき、藻類あるいは
その他の微粒子が光ビーム1aを通過した際に発生する
光遮断パルスは、実施例4記載の光遮断パルス計数方法
と同様に、フィルター35とフォトダイオード36で構
成される透過光受光光学系により電気信号36aに変換
され、実施例4 記載の光遮断パルス計数部37により、
試料水中の微粒子の個数濃度測定値37aが粒径区分ご
とに出力される。光遮断法ではサブミクロンオーダーの
微粒子の測定はできないので、粒径区分は数ミクロン以
上の範囲で設定する。
【0040】藻類あるいはその他の微粒子が光ビーム1
aを通過した際に発生する前方散乱光6は、穴の空けら
れた平凸レンズ33、アクロマティックレンズ42によ
り平行光束とされ、平行光束とされた前方散乱光6はア
クロマティックレンズ43により集光され、ピンホール
44によって迷光が除外された後、フォトダイオード4
0により電気信号40aに変換される。電気信号40a
は、平凸レンズ33、アクロマティックレンズ42、4
3、ピンホール44で構成される前方散乱光集光光学系
の観測領域を藻類あるいはその他の微粒子が通過する度
にパルス信号となる。前記微粒子の前方散乱によるパル
ス信号は、実施例4記載の散乱光パルス計数部41によ
り、試料水中の微粒子の個数濃度測定値41aが粒径区
分ごとに出力される。粒径区分は主に光遮断法で測定で
きないサブミクロンオーダーの範囲で設定する。
【0041】藻類が光ビーム1aを通過した際に発生す
る側方蛍光25は、実施例2記載の側方蛍光パルス計数
方法と同様に、平凸レンズ8、アクロマティックレンズ
10、フィルター9、アクロマティックレンズ11、ピ
ンホール13で構成される側方蛍光集光光学系と光電子
増倍管14により、電気信号14aに変換され、実施例
1記載の蛍光パルス計数部15、あるいは実施例2記載
の蛍光パルス計数部26により、試料水中の藻類の個数
濃度測定値15aあるいは26aが粒径区分ごとに出力
される。本実施例ではグリーンレーザーを用いたが、青
色あるいは波長635nmのレーザーを用いることも可
能である。
【0042】また、本実施例の光遮断パルス計数部3
7、フィルター35、フォトダイオード36を用いず、
穴が空けられた平凸レンズ34の代わりに実施例1記載
のビームストップ7、および平凸レンズ8を使用する
と、前方散乱光集光光学系と側方蛍光集光光学系、およ
び散乱光パルス計数部と蛍光パルス計数部とによる、藻
類を含む微粒子の個数濃度、および藻類の個数濃度の測
定を行なうことが可能である。この場合、光遮断パルス
計数に必要な部品を用いないため、本実施例より低価格
に装置を構成することが出来る。その際、ビームの形状
は偏平光でなく、楕円、あるいは円状のスポット光でも
よい。 〔実施例6〕請求項6、16、22に関連するこの実施
例を示す図8は、微粒子による前方散乱光パルスを計数
することで、粒径がサブミクロンオーダでの藻類を含め
た微粒子の個数濃度を測定し、微粒子による光遮断パル
スを計数することで、粒径が数ミクロン以上の藻類を含
めた微粒子の個数濃度を測定し、藻類による後方蛍光パ
ルスを計数することで、藻類のみの個数濃度を測定する
するための装置の構成図である。
【0043】実施例3記載のグリーンレーザー51から
実施例3と同様な方法により、光ビーム51aを試料水
4が流れるフローセル3に向けて照射したとき、藻類あ
るいはその他の微粒子が光ビーム51aを通過した際に
発生する光遮断パルスは、実施例4記載の光遮断パルス
計数方法と同様に、フィルター35とフォトダイオード
36で構成される透過光受光光学系により電気信号36
aに変換され、実施例4 記載の光遮断パルス計数部37
により、試料水中の微粒子の個数濃度測定値37aが粒
径区分ごとに出力される。光遮断法ではサブミクロンオ
ーダーの微粒子の測定はできないので、、粒径区分は数
ミクロン以上の範囲で設定する。
【0044】藻類あるいはその他の微粒子が光ビーム5
1aを通過した際に発生する前方散乱光6は、実施例5
記載の前方散乱光パルス計数方法と同様に、平凸レンズ
33、アクロマティックレンズ42、43、ピンホール
44で構成される前方散乱光集光光学系とフォトダイオ
ード40により電気信号40aに変換され、実施例4記
載の散乱光パルス計数部41により、試料水中の微粒子
の個数濃度測定値41aが粒径区分ごとに出力される。
粒径区分は主に光遮断法で測定できないサブミクロンオ
ーダーの範囲で設定する。
【0045】藻類が光ビーム51aを通過した際に発生
する後方蛍光32は、実施例3記載の後方蛍光パルス計
数方法と同様に、集光光学系2、ダイクロイックミラー
31、アクロマティックレンズ33、ピンホール13で
構成される落斜蛍光光学系と光電子増倍管14により、
電気信号14aに変換され、実施例1記載の蛍光パルス
計数部15、あるいは実施例2記載の蛍光パルス計数部
26により、試料水中の藻類の個数濃度測定値15aあ
るいは26aが粒径区分ごとに出力される。本実施例で
はグリーンレーザーを用いたが、青色あるいは波長63
5nmのレーザーを用いることも可能である。ただし、
ダイクロイックミラー31は青色あるいは波長635n
mの光ビームを反射し、それ以外の光を透過するもので
なければならない。
【0046】また、本実施例の光遮断パルス計数部3
7、フィルター35、フォトダイオード36を用いず、
穴が空けられた平凸レンズ34の代わりに実施例1記載
のビームストップ7、および平凸レンズ8を使用する
と、前方散乱光集光光学系と落斜蛍光光学系、および散
乱光パルス計数部と蛍光パルス計数部とによって、藻類
とその他の微粒子を区別して個数濃度の測定を行なうこ
とが可能である。この場合、光遮断パルス計数に必要な
部品を用いないため、本実施例より低価格に装置を構成
することが出来る。その際、ビームの形状は偏平光でな
く、楕円、あるいは円状のスポット光でもよい。 〔実施例7〕請求項7、11、17、21に関連するこ
の実施例を示す図9は、微粒子による側方散乱光パルス
を計数することで、粒径がサブミクロンオーダでの藻類
を含めた微粒子の個数濃度を測定し、微粒子による光遮
断パルスを計数することで、粒径が数ミクロン以上の藻
類を含めた微粒子の個数濃度を測定し、藻類による前方
蛍光パルスを計数することで、藻類のみの個数濃度を測
定するするための装置の構成図である。
【0047】実施例4記載の半導体レーザー1から実施
例4と同様な方法により、光ビーム1aを試料水4が流
れるフローセル3に向けて照射したとき、藻類あるいは
その他の微粒子が光ビーム1aを通過した際に発生する
光遮断パルスは、実施例4記載の光遮断パルス計数方法
と同様に、フィルター35とフォトダイオード36で構
成される透過光受光光学系により電気信号36aに変換
され、実施例4記載の光遮断パルス計数部37により、
試料水中の微粒子の個数濃度測定値37aが粒径区分ご
とに出力される。光遮断法ではサブミクロンオーダーの
微粒子の測定はできないので、、粒径区分は数ミクロン
以上の範囲で設定する。
【0048】藻類あるいはその他の微粒子が光ビーム1
aを通過した際に発生する側方散乱光24は、平凸レン
ズ45、アクロマティックレンズ42により平行光束と
され、平行光束とされた側方散乱光24はアクロマティ
ックレンズ43により集光され、ピンホール44によっ
て迷光が除外された後、光電子増倍管46により電気信
号46aに変換される。電気信号46aは、平凸レンズ
45、アクロマティックレンズ42、43、ピンホール
44で構成される側方散乱光集光光学系の観測領域を藻
類あるいはその他の微粒子が通過する度にパルス信号と
なる。前記微粒子の側方散乱によるパルス信号は実施例
4記載の散乱光パルス計数部41により試料水中の微粒
子の個数濃度測定値41aが粒径区分ごとに出力され
る。粒径区分は光遮断法で測定できないサブミクロンオ
ーダーの範囲で設定する。
【0049】藻類5が光ビーム1aを通過した際に発生
する前方蛍光12は、穴が空けられた平凸レンズ34と
アクロマティックレンズ10により平行光束とされ、光
ビーム1aと光ビーム1aと同一の波長である藻類やそ
の他の微粒子による前方散乱光6は遮断するが、藻類に
含まれるクロロフィルaによって発せられるピーク波長
685nmの蛍光、およびフィコシアニンによって発せ
られるピーク波長650nmの前方蛍光12は通過させ
るフィルター9によって藻類による蛍光のみをアクロマ
ティックレンズ11に入射させる。次に平行光束とされ
た前方蛍光12は、アクロマティックレンズ11により
集光され、ピンホール13によって迷光が除外された
後、光電子増倍管14により電気信号14aに変換さ
れ、実施例1記載の蛍光パルス計数部15、あるいは実
施例2記載の蛍光パルス計数部26により、試料水中の
藻類の個数濃度測定値15aあるいは26aが粒径区分
ごとに出力される。
【0050】本実施例では波長635nmのレーザーを
用いたが、青色、あるいは緑色のArレーザーやHe−
Neレーザー、LD励起固体レーザー、あるいは半導体
レーザーを用いることも可能である。
【0051】また、本実施例の光遮断パルス計数部3
7、フィルター35、フォトダイオード36を用いず、
穴が空けられた平凸レンズ34の代わりに実施例1記載
のビームストップ7 、および平凸レンズ8を使用する
と、側方散乱光集光光学系と前方蛍光集光光学系、およ
び散乱光パルス計数部と蛍光パルス計数部とによって、
藻類とその他の微粒子を区別して個数濃度の測定を行な
うことが可能である。この場合、光遮断パルス計数に必
要な部品を用いないため、本実施例より低価格に装置を
構成することが出来る。その際、ビームの形状は偏平光
でなく、楕円、あるいは円状のスポット光でもよい。
【0052】また、本実施例の散乱光パルス計数部4
1、平凸レンズ45、アクロマティックレンズ42、4
3、ピンホール44、光電子増倍管46を用いなけれ
ば、透過光受光光学系と前方蛍光集光光学系、および光
遮断パルス計数部と蛍光パルス計数部とによって、藻類
とその他の微粒子を区別して個数濃度の測定を行なうこ
とが可能である。この場合、サブミクロンオーダーの微
粒子個数濃度を測定することは出来ないが、散乱光パル
ス計数に必要な部品を用いないため、本実施例より低価
格に装置を構成することが出来る。 〔実施例8〕請求項8、18、21に関連するこの実施
例を示す図10は、微粒子による側方散乱光パルスを計
数することで、粒径がサブミクロンオーダでの藻類を含
めた微粒子の個数濃度を測定し、微粒子による光遮断パ
ルスを計数することで、粒径が数ミクロン以上の藻類を
含めた微粒子の個数濃度を測定し、藻類による側方蛍光
パルスを計数することで、藻類のみの個数濃度を測定す
るするための装置の構成図である。
【0053】実施例4記載の半導体レーザー1から実施
例4と同様な方法により、光ビーム1aを試料水4が流
れるフローセル3に向けて照射したとき、藻類あるいは
その他の微粒子が光ビーム1aを通過した際に発生する
光遮断パルスは、実施例4記載の光遮断パルス計数方法
と同様に、フィルター35とフォトダイオード36で構
成される透過光受光光学系により電気信号36aに変換
され、実施例4記載の光遮断パルス計数部37により、
試料水中の微粒子の個数濃度測定値37aが粒径区分ご
とに出力される。光遮断法ではサブミクロンオーダーの
微粒子の測定はできないので、粒径区分は数ミクロン以
上の範囲で設定する。
【0054】藻類あるいはその他の微粒子が光ビーム1
aを通過した際に発生する側方散乱光24あるいは側方
蛍光25を、平凸レンズ8とアクロマティックレンズ1
0により平行光束とし、光源と同じ波長の光は反射し、
少なくとも光源より長波長の光を透過するダイクロイッ
クミラー31により側方散乱光24のみを直角に反射さ
せ、アクロマティックレンズ38に入射させる。次に前
記直角に反射された側方散乱光24は、アクロマティッ
クレンズ38によりにより集光され、ピンホール39に
よって迷光が除外された後、光電子増倍管46により電
気信号46aに変換される。電気信号46aは、平凸レ
ンズ8、アクロマティックレンズ10、ダイクロイック
ミラー31で構成される散乱光蛍光集光光学系と、アク
ロマティックレンズ38、ピンホール39で構成される
側方散乱光集光光学系の観測領域を藻類あるいはその他
の微粒子が通過する度にパルス信号となる。前記微粒子
の側方散乱によるパルス信号は、実施例4記載の散乱光
パルス計数部41により、試料水中の微粒子の個数濃度
測定値41aが粒径区分ごとに出力される。粒径区分は
主に光遮断法で測定できないサブミクロンオーダーの範
囲で設定する。
【0055】藻類5が光ビーム1aを通過した際に発生
し、平凸レンズ8とアクロマティックレンズ10により
平行光束とされた側方蛍光25は、ダイクロイックミラ
ー31を通過し、アクロマティックレンズ11により集
光される。集光された側方蛍光25はピンホール13に
よって迷光が除外された後、光電子増倍管14により電
気信号14aに変換される。電気信号14aは、平凸レ
ンズ8、アクロマティックレンズ10、ダイクロイック
ミラー31で構成される散乱光蛍光集光光学系と、アク
ロマティックレンズ11、ピンホール13で構成される
前方蛍光集光光学系の観測領域を藻類が通過する度にパ
ルス信号となる。藻類の蛍光による前記パルス信号は実
施例1記載の蛍光パルス計数部15、あるいは実施例2
記載の蛍光パルス計数部26により、試料水中の藻類の
個数濃度測定値15aあるいは26aが粒径区分ごとに
出力される。
【0056】本実施例では波長635nmのレーザーを
用いたが、青色、あるいは緑色のArレーザーやHe−
Neレーザー、LD励起固体レーザー、あるいは半導体
レーザーを用いることも可能である。
【0057】また、本実施例の光遮断パルス計数部3
7、フィルター35、フォトダイオード36を用いず、
穴が空けられた平凸レンズ34の代わりに実施例1記載
のビームストップ7、および平凸レンズ8を使用する
と、側方散乱光集光光学系と側方蛍光集光光学系、およ
び散乱光パルス計数部と蛍光パルス計数部とによって、
藻類とその他の微粒子を区別して個数濃度の測定を行な
うことが可能である。この場合、光遮断パルス計数に必
要な部品を用いないため、本実施例より低価格に装置を
構成することが出来る。その際、ビームの形状は偏平光
でなく、楕円、あるいは円状のスポット光でもよい。 〔実施例9〕請求項9、19、21に関連するこの実施
例を示す図11は、微粒子による側方散乱光パルスを計
数することで、粒径がサブミクロンオーダでの藻類を含
めた微粒子の個数濃度を測定し、微粒子による光遮断パ
ルスを計数することで、粒径が数ミクロン以上の藻類を
含めた微粒子の個数濃度を測定し、藻類による側方蛍光
パルスを計数することで、藻類のみの個数濃度を測定す
るするための装置の構成図である。
【0058】実施例4記載の半導体レーザー1から実施
例4と同様な方法により、光ビーム1aを試料水4が流
れるフローセル3に向けて照射したとき、藻類あるいは
その他の微粒子が光ビーム1aを通過した際に発生する
光遮断パルスは、実施例4 記載の光遮断パルス計数方法
と同様に、フィルター35とフォトダイオード36で構
成される透過光受光光学系により電気信号36aに変換
され、実施例4記載の光遮断パルス計数部37により、
試料水中の微粒子の個数濃度測定値37aが粒径区分ご
とに出力される。光遮断法ではサブミクロンオーダーの
微粒子の測定はできないので、、粒径区分は数ミクロン
以上の範囲で設定する。
【0059】藻類あるいはその他の微粒子が光ビーム1
aを通過した際に発生する側方散乱光24は、実施例7
記載の側方散乱光パルス計数方法と同様に、平凸レンズ
45、アクロマティックレンズ42、43、ピンホール
44で構成される側方散乱光集光光学系により集光さ
れ、光電子増倍管46により電気信号46aに変換され
る。電気信号46aは、側方散乱光集光光学系の観測領
域を藻類あるいはその他の微粒子が通過する度にパルス
信号となる。前記微粒子の側方散乱によるパルス信号は
実施例4記載の散乱光パルス計数部41により試料水中
の微粒子の個数濃度測定値41aが粒径区分ごとに出力
される。粒径区分は光遮断法で測定できないサブミクロ
ンオーダーの範囲で設定する。藻類が光ビーム1aを通
過した際に発生する側方蛍光25は、実施例2記載の側
方蛍光パルス計数方法と同様に、平凸レンズ8、アクロ
マティックレンズ10、フィルター9、アクロマティッ
クレンズ11、ピンホール13で構成される側方蛍光集
光光学系と光電子増倍管14により、電気信号14aに
変換され、実施例1記載の蛍光パルス計数部15、ある
いは実施例2記載の蛍光パルス計数部26により、試料
水中の藻類の個数濃度測定値15aあるいは26aが粒
径区分ごとに出力される。ただし、本実施例の側方蛍光
集光光学系はフローセル3を介して側方蛍光集光光学系
と対峙する位置に配置される。
【0060】本実施例では波長635nmのレーザーを
用いたが、青色、あるいは緑色のArレーザーやHe−
Neレーザー、LD励起固体レーザー、あるいは半導体
レーザーを用いることも可能である。
【0061】また、本実施例の光遮断パルス計数部3
7、フィルター35、フォトダイオード36を用いなけ
れば、側方散乱光集光光学系と側方蛍光集光光学系、お
よび散乱光パルス計数部と蛍光パルス計数部とによっ
て、藻類とその他の微粒子を区別して個数濃度の測定を
行なうことが可能である。この場合、光遮断パルス計数
に必要な部品を用いないため、本実施例より低価格に装
置を構成することが出来る。その際、ビームの形状は偏
平光でなく、楕円、あるいは円状のスポット光でもよ
い。また、本実施例の散乱光パルス計数部41、平凸レ
ンズ45、アクロマティックレンズ42、43、ピンホ
ール44、光電子増倍管46を用いなければ、透過光受
光光学系と側方蛍光集光光学系、および光遮断パルス計
数部と蛍光パルス計数部とによって、藻類とその他の微
粒子を区別して個数濃度の測定を行なうことが可能であ
る。この場合、サブミクロンオーダーの微粒子個数濃度
を測定することは出来ないが、散乱光パルス計数に必要
な部品を用いないため、本実施例より低価格に装置を構
成することが出来る。 〔実施例10〕請求項10、13、20、21に関連す
るこの実施例を示す図12は、微粒子による側方散乱光
パルスを計数することで、粒径がサブミクロンオーダで
の藻類を含めた微粒子の個数濃度を測定し、微粒子によ
る光遮断パルスを計数することで、粒径が数ミクロン以
上の藻類を含めた微粒子の個数濃度を測定し、藻類によ
る後方蛍光パルスを計数することで、藻類のみの個数濃
度を測定するするための装置の構成図である。
【0062】実施例3記載のグリーンレーザー51から
実施例3と同様な方法により、光ビーム51aを試料水
4が流れるフローセル3に向けて照射したとき、藻類あ
るいはその他の微粒子が光ビーム51aを通過した際に
発生する光遮断パルスは、実施例4 記載の光遮断パルス
計数方法と同様に、フィルター35とフォトダイオード
36で構成される透過光受光光学系により電気信号36
aに変換され、実施例4 記載の光遮断パルス計数部37
により、試料水中の微粒子の個数濃度測定値37aが粒
径区分ごとに出力される。光遮断法ではサブミクロンオ
ーダーの微粒子の測定はできないので、、粒径区分は数
ミクロン以上の範囲で設定する。
【0063】藻類あるいはその他の微粒子が光ビーム5
1aを通過した際に発生する側方散乱光24は、実施例
9記載の側方散乱光パルス計数方法と同様に、平凸レン
ズ45、アクロマティックレンズ42、43、ピンホー
ル44で構成される側方散乱光集光光学系と光電子増倍
管46により、電気信号46aに変換され、実施例4記
載の散乱光パルス計数部41により、試料水中の微粒子
の個数濃度測定値41aが粒径区分ごとに出力される。
粒径区分は主に光遮断法で測定できないサブミクロンオ
ーダーの範囲で設定する。
【0064】藻類が光ビーム1aを通過した際に発生す
る後方蛍光32は、実施例3記載の後方蛍光パルス計数
方法と同様に、集光光学系2、ダイクロイックミラー3
1、アクロマティックレンズ33、ピンホール13で構
成される落斜蛍光光学系と光電子増倍管14により、電
気信号14aに変換され、実施例1記載の蛍光パルス計
数部15、あるいは実施例2記載の蛍光パルス計数部2
6により、試料水中の藻類の個数濃度測定値15aある
いは26aが粒径区分ごとに出力される。
【0065】本実施例ではグリーンレーザーを用いた
が、青色、あるいは緑色のArレーザーやHe−Neレ
ーザー、LD励起固体レーザー、あるいは半導体レーザ
ーを用いることも可能である。ただし、ダイクロイック
ミラー31は青色あるいは波長635nmの光ビームを
反射し、それ以外の光を透過するものでなければならな
い。
【0066】また、本実施例の光遮断パルス計数部3
7、フィルター35、フォトダイオード36を用いなけ
れば、側方散乱光集光光学系と落斜蛍光光学系、および
散乱光パルス計数部と蛍光パルス計数部とによって、藻
類とその他の微粒子を区別して個数濃度の測定を行なう
ことが可能である。この場合、光遮断パルス計数に必要
な部品を用いないため、本実施例より低価格に装置を構
成することが出来る。その際、ビームの形状は偏平光で
なく、楕円、あるいは円状のスポット光でもよい。ま
た、本実施例の散乱光パルス計数部41、平凸レンズ4
5、アクロマティックレンズ42、43、ピンホール4
4、光電子増倍管46を用いなければ、透過光受光光学
系と落斜蛍光光学系、および光遮断パルス計数部と蛍光
パルス計数部とによって、藻類とその他の微粒子を区別
して個数濃度の測定を行なうことが可能である。この場
合、サブミクロンオーダーの微粒子個数濃度を測定する
ことは出来ないが、散乱光パルス計数に必要な部品を用
いないため、本実施例より低価格に装置を構成すること
が出来る。
【0067】
【発明の効果】本発明は藻類あるいはその他の微粒子を
計数する装置にかかり、フローセル内を流れる試料水に
向けて光ビームを照射し、光ビームを通過した時に発生
する藻類内のクロロフィルa、あるいはフィコシアニン
による蛍光パルスを検出するための蛍光受光光学系と蛍
光パルス計数部とにより、試料水中の藻類の個数濃度を
測定することを可能とする。
【0068】また、前記蛍光集光光学系、および前記蛍
光パルス計数部と、藻類、あるいはその他の微粒子が光
ビームを通過した時に発生する散乱光パルスを検出する
ための散乱光集光光学系と、藻類あるいはその他の微粒
子が光ビームを通過し、光ビームが遮断された時に発生
する透過光の減光パルスを検出するための透過光受光光
学系と、散乱光パルス計数部と、光遮断パルス計数部と
を組み合わせることにより、藻類とその他の微粒子を区
別して個数濃度を測定することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】前方蛍光パルスを計数し藻類の個数濃度を測定
するための装置の構成図
【図2】蛍光パルスを計数するためにピークホールド回
路を使用した蛍光パルス計数部を示すブロック図
【図3】側方蛍光パルスを計数し藻類の個数濃度を測定
するための装置の構成図
【図4】蛍光パルスを計数するために複数のコンパレー
タを使用した蛍光パルス計数部を示すブロック図
【図5】後方蛍光パルスを計数し藻類の個数濃度を測定
するための装置の構成図
【図6】前方散乱光パルスと、光遮断パルスと、前方蛍
光パルスを計数し、藻類を含む微粒子の個数濃度と、藻
類の個数濃度を区別して測定するための装置の構成図
【図7】前方散乱光パルスと、光遮断パルスと、側方蛍
光パルスを計数し、藻類を含む微粒子の個数濃度と、藻
類の個数濃度を区別して測定するための装置の構成図
【図8】前方散乱光パルスと、光遮断パルスと、後方蛍
光パルスを計数し、藻類を含む微粒子の個数濃度と、藻
類の個数濃度を区別して測定するための装置の構成図
【図9】側方散乱光パルスと、光遮断パルスと、前方蛍
光パルスを計数し、藻類を含む微粒子の個数濃度と、藻
類の個数濃度を区別して測定するための装置の構成図
【図10】側方散乱光パルスと、光遮断パルスと、側方
蛍光パルスを計数し、藻類を含む微粒子の個数濃度と、
藻類の個数濃度を区別して測定するための装置の構成図
その1
【図11】側方散乱光パルスと、光遮断パルスと、側方
蛍光パルスを計数し、藻類を含む微粒子の個数濃度と、
藻類の個数濃度を区別して測定するための装置の構成図
その2
【図12】側方散乱光パルスと、光遮断パルスと、後方
蛍光パルスを計数し、藻類を含む微粒子の個数濃度と、
藻類の個数濃度を区別して測定するための装置の構成図
【符号の説明】
1: 半導体レーザー 1a: 光ビーム 2: 集光光学系 3: フローセル 4: 試料水 5: 藻類 6: 前方散乱光 7: ビームストップ 8: 平凸レンズ 9: フィルター 10〜11: アクロマティックレンズ 12: 前方蛍光 13: ピンホール 14: 光電子増倍管 14a: 電気信号 15: 蛍光パルス計数部 15a: 藻類の個数濃度測定値 16: プリアンプ 17: メインアンプ 18〜19: ローパスフィルター(LPF) 20: 差動増幅部 21: ピークホールド回路 22: 演算回路 23: 表示出力回路 24: 側方散乱光 25: 側方蛍光 26: 蛍光パルス計数部 26a: 個数濃度測定値 27〜29: コンパレータ 30: 演算回路 31: ダイクロイックミラー 32: 後方蛍光 33: アクロマティックレンズ 34: 平凸レンズ 35: フィルター 36: フォトダイオード 36a: 電気信号 37: 光遮断パルス計数部 37a: 微粒子の個数濃度測定値 38: アクロマティックレンズ 39: ピンホール 40: フォトダイオード 40a: 電気信号 41: 散乱光パルス計数部 41a: 微粒子の個数濃度測定値 42〜43: アクロマティックレンズ 44: ピンホール 45: 平凸レンズ 46: 光電子増倍管 46a: 電気信号 51: グリーンレーザー 51a: 光ビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大戸 時喜雄 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 原田 健治 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 佐々木 明徳 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 2G043 AA01 BA17 CA04 CA06 DA05 EA01 GA03 GA04 GA08 GB01 HA02 HA09 KA05 KA08 LA02

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源から照射された波長640nm以下の
    光ビームを集光光学系により集光して、藻類やその他の
    微粒子を含む試料水が流れるフローセルに向けて照射し
    たとき、 光源から照射された光ビームと光源から照射された光ビ
    ームと同一の波長である藻類やその他の微粒子による散
    乱光は遮断するが、藻類に含まれるクロロフィルaによ
    って発せられるピーク波長685nmの蛍光、およびフ
    ィコシアニンによって発せられるピーク波長650nm
    の蛍光は通過させるフィルターと前方蛍光を集光するた
    めのレンズ群と迷光を除外するためのピンホールで構成
    される前方蛍光集光光学系をフローセルを介して光源と
    対峙する位置に配置し、前方蛍光集光光学系により集光
    された前方蛍光を光電変換器によって電気信号に変換
    し、藻類が光ビームを通過するたびに発生する蛍光パル
    スを電子回路にて計数することによって、試料水中に含
    まれる藻類の個数濃度を測定する藻類の計数方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光ビーム、集光光学系で、
    試料水が流れるフローセルに向けて照射したとき、 試料水の流路方向に垂直で、かつ照射光軸を含む平面内
    で、照射光軸に対して0°より大きく180°未満の角
    度をなす光軸を有する請求項1記載の前方蛍光集光光学
    系と同様なフィルター、レンズ群、ピンホールで構成さ
    れる側方蛍光集光光学系により藻類から発せられる側方
    蛍光を集光し、集光された側方蛍光を光電変換器によっ
    て電気信号に変換し、藻類が光ビームを通過するたびに
    発生する蛍光パルスを電子回路にて計数することによっ
    て、試料水中に含まれる藻類の個数濃度を測定する藻類
    の計数方法。
  3. 【請求項3】光源から照射された光ビームを、光源と同
    じ波長の光は反射し、少なくとも光源より長波長の光を
    透過するダイクロイックミラーにより直角に反射させた
    後、集光光学系により集光して、光ビームを藻類やその
    他の微粒子を含む試料水が流れるフローセルに向けて照
    射したとき、 藻類から前記光ビームと反対の方向に発せられる後方蛍
    光を前記集光光学系により平行光束とし、前記ダイクロ
    イックミラーを通過させた後、レンズ、ピンホールで構
    成される後方蛍光集光光学系により集光し、集光された
    後方蛍光を光電変換器によって電気信号に変換し、藻類
    が光ビームを通過するたびに発生する蛍光パルスを電子
    回路にて計数することによって、試料水中に含まれる藻
    類の個数濃度を測定する藻類の計数方法。
  4. 【請求項4】光源から照射された光ビームを、集光光学
    系により集光して、光ビームを藻類やその他の微粒子を
    含む試料水が流れるフローセルに向けて照射したとき、 フローセルを通過した直接の光ビームを遮断するための
    ビームストップとレンズ群で構成される散乱光蛍光集光
    光学系により藻類あるいはその他の微粒子からの前方散
    乱光と藻類から発せられる前方蛍光を平行光束とした
    後、請求項3記載のダイクロイックミラーにより前方散
    乱光を直角に反射し、反射された前方散乱光をレンズ、
    ピンホールで構成される前方散乱光集光光学系により集
    光し、集光された前方散乱光を光電変換器によって電気
    信号に変換し、藻類あるいはその他の微粒子が光ビーム
    を通過するたびに発生する散乱光パルスを電子回路にて
    計数する散乱光パルス計数部と、 前方散乱光を反射した前記ダイクロイックミラーを通過
    するピーク波長650nm、あるいは685nmの前方
    蛍光をレンズ、ピンホールで構成される前方蛍光集光光
    学系により集光し、集光された前方蛍光を光電変換器に
    よって電気信号に変換し、藻類が光ビームを通過するた
    びに発生する蛍光パルスを電子回路にて計数する蛍光パ
    ルス計数部を併せ持つ装置によって、試料水中の藻類を
    含めた微粒子の個数濃度と藻類のみの個数濃度を同時測
    定する計数装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の光ビーム、集光光学系で、
    光ビームを試料水が流れるフローセルに向けて照射した
    とき、 フローセルを通過した直接の光ビームを遮断するための
    ビームストップとレンズ群とピンホールで構成される前
    方散乱光集光光学系により、藻類あるいはその他の微粒
    子からの前方散乱光を集光し、集光された前方散乱光を
    光電変換器によって電気信号に変換し、藻類あるいはそ
    の他の微粒子が光ビームを通過するたびに発生する散乱
    光パルスを電子回路にて計数する散乱光パルス計数部
    と、 請求項2記載の側方蛍光集光光学系により藻類から発せ
    られる側方蛍光を集光し、集光された側方蛍光を光電変
    換器によって電気信号に変換し、藻類が光ビームを通過
    するたびに発生する蛍光パルスを電子回路にて計数する
    蛍光パルス計数部を併せ持つ装置によって、試料水中の
    藻類を含めた微粒子の個数濃度と藻類のみの個数濃度を
    同時測定する計数装置。
  6. 【請求項6】請求項3記載の光ビーム、ダイクロイック
    ミラー、集光光学系で、光ビームを試料水が流れるフロ
    ーセルに向けて照射したとき、 請求項5記載の前方散乱光集光光学系および散乱光パル
    ス計数部と、 請求項3記載の落斜蛍光光学系および蛍光パルス計数部
    を併せ持つ装置によって、試料水中の藻類を含めた微粒
    子の個数濃度と藻類のみの個数濃度を同時測定する計数
    装置。
  7. 【請求項7】請求項1記載の光ビーム、集光光学系で、
    光ビームを試料水が流れるフローセルに向けて照射した
    とき、 試料水の流路方向に垂直で、かつ照射光軸を含む平面内
    で、照射光軸に対して0°より大きく180°未満の角
    度をなす光軸を有し、レンズ群とピンホールで構成され
    る側方散乱光集光光学系により藻類あるいはその他の微
    粒子からの側方散乱光を集光し、集光された側方散乱光
    を光電変換器によって電気信号に変換し、藻類あるいは
    その他の微粒子が光ビームを通過するたびに発生する散
    乱光パルスを電子回路にて計数する散乱光パルス計数部
    と、 請求項1記載の前方蛍光集光光学系および蛍光パルス計
    数部を併せ持つ装置によって、試料水中の藻類を含めた
    微粒子の個数濃度と藻類のみの個数濃度を同時測定する
    計数装置。
  8. 【請求項8】請求項1記載の光ビーム、集光光学系で、
    光ビームを試料水が流れるフローセルに向けて照射した
    とき、 試料水の流路方向に垂直で、かつ照射光軸を含む平面内
    で、照射光軸に対して0°より大きく180°未満の角
    度をなす光軸を有し、レンズ群で構成される散乱光蛍光
    集光光学系により藻類あるいはその他の微粒子からの側
    方散乱光と藻類から発せられる側方蛍光を平行光束とし
    た後、請求項3記載のダイクロイックミラーにより側方
    散乱光を直角に反射し、反射された側方散乱光をレン
    ズ、ピンホールで構成される側方散乱光集光光学系によ
    り集光し、集光された側方散乱光を光電変換器によって
    電気信号に変換し、藻類あるいはその他の微粒子が光ビ
    ームを通過するたびに発生する散乱光パルスを電子回路
    にて計数する散乱光パルス計数部と、 側方散乱光を反射した前記ダイクロイックミラーを通過
    するピーク波長650nm、あるいは685nmの側方
    蛍光をレンズ、ピンホールで構成される側方蛍光集光光
    学系により集光し、集光された側方蛍光を光電変換器に
    よって電気信号に変換し、藻類が光ビームを通過するた
    びに発生する蛍光パルスを電子回路にて計数する蛍光パ
    ルス計数部を併せ持つ装置によって、試料水中の藻類を
    含めた微粒子の個数濃度と藻類のみの個数濃度を同時測
    定する計数装置。
  9. 【請求項9】請求項1記載の光ビーム、集光光学系で、
    光ビームを試料水が流れるフローセルに向けて照射した
    とき、 請求項7記載の側方散乱光集光光学系および散乱光パル
    ス計数部と、 請求項7記載の前方蛍光集光光学系と同様なフィルタ
    ー、レンズ群、ピンホールで構成され、フローセルを介
    して、側方散乱光集光光学系と対峙し、かつ側方散乱光
    集光光学系と同じ光軸上に配置した側方蛍光集光光学系
    により、藻類から発せられる側方蛍光を集光し、集光さ
    れた側方蛍光を光電変換器によって電気信号に変換し、
    藻類が光ビームを通過するたびに発生する蛍光パルスを
    電子回路にて計数する蛍光パルス計数部を併せ持つ装置
    によって、試料水中の藻類を含めた微粒子の個数濃度と
    藻類のみの個数濃度を同時測定する計数装置。
  10. 【請求項10】請求項3記載の光ビーム、ダイクロイッ
    クミラー、集光光学系で、光ビームを試料水が流れるフ
    ローセルに向けて照射したとき、 請求項7記載の側方散乱光集光光学系および散乱光パル
    ス計数部と、 請求項3記載の落斜蛍光光学系および蛍光パルス計数部
    を併せ持つ装置によって、試料水中の藻類を含めた微粒
    子の個数濃度と藻類のみの個数濃度を同時測定する計数
    装置。
  11. 【請求項11】請求項1記載の光ビーム、集光光学系
    で、光ビームを試料水が流れるフローセルに向けて照射
    したとき、 中心部に穴が空けられたレンズに埋め込まれ、フローセ
    ルを介して光源と対峙する位置に配置された光ビームを
    減光するためのフィルターと光電変換器によって、減光
    された光ビームを電気信号に変換し、藻類あるいはその
    他の微粒子が光ビームを通過し、光ビームを遮断するた
    びに発生する減光パルスを電子回路にて計数する光遮断
    パルス計数部と、 フローセルを通過した直接の光ビームをレンズに埋め込
    まれた光電変換器で遮断し、藻類あるいはその他の微粒
    子からの前方散乱光と藻類から発せられる前方蛍光を平
    行光束とするための光電変換器が埋め込まれたレンズ、
    もしくは光電変換器が埋め込まれたレンズとさらにもう
    一枚のレンズと、光源から照射された光ビームと同一の
    波長である藻類やその他の微粒子による散乱光は遮断す
    るが、藻類にによって発せられるピーク波長685n
    m、あるいはピーク波長650nmの蛍光は通過させる
    フィルターと、平行光束とされた前方蛍光を集光するた
    めのレンズと、迷光を除外するためのピンホールで構成
    される前方蛍光集光光学系により集光された前方蛍光を
    光電変換器によって電気信号に変換し、藻類が光ビーム
    を通過するたびに発生する蛍光パルスを電子回路にて計
    数する蛍光パルス計数部を併せ持つ装置によって、試料
    水中の藻類を含めた微粒子の個数濃度と藻類のみの個数
    濃度を同時測定する計数装置。
  12. 【請求項12】請求項1記載の光ビーム、集光光学系
    で、光ビームを試料水が流れるフローセルに向けて照射
    したとき、 光ビームを減光するためのフィルターをフローセルを介
    して光源と対峙する位置に配置し、減光された光ビーム
    を光電変換器によって電気信号に変換し、藻類あるいは
    その他の微粒子が光ビームを通過し、光ビームを遮断す
    るたびに発生する減光パルスを電子回路にて計数する光
    遮断パルス計数部と、 請求項2記載の側方蛍光集光光学系および蛍光パルス計
    数部を併せ持つ装置によって、試料水中の藻類を含めた
    微粒子の個数濃度と藻類のみの個数濃度を同時測定する
    計数装置。
  13. 【請求項13】請求項3記載の光ビーム、ダイクロイッ
    クミラー、集光光学系で、光ビームを試料水が流れるフ
    ローセルに向けて照射したとき、 請求項12記載のフィルターと光電変換器および光遮断
    パルス計数部と、 請求項3記載の落斜蛍光光学系および蛍光パルス計数部
    を併せ持つ装置によって、試料水中の藻類を含めた微粒
    子の個数濃度と藻類のみの個数濃度を同時測定する計数
    装置。
  14. 【請求項14】請求項1記載の光ビーム、集光光学系
    で、光ビームを試料水が流れるフローセルに向けて照射
    したとき、 請求項11記載のフィルターと光電変換器と光電変換器
    が埋め込まれたレンズおよび光遮断パルス計数部と、 フローセルを通過した直接の光ビームをレンズに埋め込
    まれた光電変換器で遮断し、光電変換器が埋め込まれた
    レンズ、もしくは光電変換器が埋め込まれたレンズとさ
    らにもう一枚のレンズにより、藻類あるいはその他の微
    粒子からの前方散乱光と藻類から発せられる前方蛍光を
    平行光束とした後、請求項3記載のダイクロイックミラ
    ーにより前方散乱光を直角に反射し、反射された前方散
    乱光を請求項4記載の前方散乱光集光光学系により集光
    し、集光された前方散乱光を光電変換器によって電気信
    号に変換し、藻類あるいはその他の微粒子が光ビームを
    通過するたびに発生する散乱光パルスを電子回路にて計
    数する散乱光パルス計数部と、 前方散乱光を反射した前記ダイクロイックミラーを通過
    するピーク波長650nm、あるいは685nmの前方
    蛍光を請求項4記載の前方蛍光集光光学系により集光
    し、集光された前方蛍光を光電変換器によって電気信号
    に変換し、藻類が光ビームを通過するたびに発生する蛍
    光パルスを電子回路にて計数する蛍光パルス計数部を併
    せ持つ装置によって、試料水中の藻類を含めた微粒子の
    個数濃度と藻類のみの個数濃度を同時測定する計数装
    置。
  15. 【請求項15】請求項1記載の光ビーム、集光光学系
    で、光ビームを試料水が流れるフローセルに向けて照射
    したとき、 請求項11記載のフィルターと光電変換器と光電変換器
    が埋め込まれたレンズおよび光遮断パルス計数部と、 フローセルを通過した直接の光ビームをレンズに埋め込
    まれた光電変換器で遮断し、光電変換器が埋め込まれた
    レンズ、もしくは光電変換器が埋め込まれたレンズとさ
    らにもう一枚のレンズにより、藻類あるいはその他の微
    粒子からの前方散乱光を平行光束とし、平行光束とされ
    た前方散乱光を集光するためのレンズと、迷光を除外す
    るためのピンホールで構成される前方散乱光集光光学系
    により集光された前方散乱光を光電変換器によって電気
    信号に変換し、藻類あるいはその他の微粒子が光ビーム
    を通過するたびに発生する散乱光パルスを電子回路にて
    計数する散乱光パルス計数部と、 請求項2記載の側方蛍光集光光学系および蛍光パルス計
    数部を併せ持つ装置によって、試料水中の藻類を含めた
    微粒子の個数濃度と藻類のみの個数濃度を同時測定する
    計数装置。
  16. 【請求項16】請求項3記載の光ビーム、ダイクロイッ
    クミラー、集光光学系で、光ビームを試料水が流れるフ
    ローセルに向けて照射したとき、 請求項11記載のフィルターと光電変換器と光電変換器
    が埋め込まれたレンズおよび光遮断パルス計数部と、 請求項15記載の前方散乱光集光光学系および散乱光パ
    ルス計数部と、 請求項3記載の落斜蛍光光学系および蛍光パルス計数部
    を併せ持つ装置によって、試料水中の藻類を含めた微粒
    子の個数濃度と藻類のみの個数濃度を同時測定する計数
    装置。
  17. 【請求項17】請求項1記載の光ビーム、集光光学系
    で、光ビームを試料水が流れるフローセルに向けて照射
    したとき、 請求項11記載のフィルターと光電変換器と光電変換器
    が埋め込まれたレンズおよび光遮断パルス計数部と、 請求項7記載の側方散乱光集光光学系および散乱光パル
    ス計数部と、 請求項7記載の前方蛍光集光光学系および蛍光パルス計
    数部を併せ持つ装置によって、試料水中の藻類を含めた
    微粒子の個数濃度と藻類のみの個数濃度を同時測定する
    計数装置。
  18. 【請求項18】請求項1記載の光ビーム、集光光学系
    で、光ビームを試料水が流れるフローセルに向けて照射
    したとき、 請求項12記載のフィルターと光電変換器および光遮断
    パルス計数部と、 請求項8記載の散乱光蛍光集光光学系とダイクロイック
    ミラーと側方散乱光集光光学系および散乱光パルス計数
    部と、 請求項8記載の側方蛍光集光光学系および蛍光パルス計
    数部を併せ持つ装置によって、試料水中の藻類を含めた
    微粒子の個数濃度と藻類のみの個数濃度を同時測定する
    計数装置。
  19. 【請求項19】請求項1記載の光ビーム、集光光学系
    で、光ビームを試料水が流れるフローセルに向けて照射
    したとき、 請求項12記載のフィルターと光電変換器と光電変換器
    が埋め込まれたレンズおよび光遮断パルス計数部と、 請求項9記載の側方散乱光集光光学系および散乱光パル
    ス計数部と、 請求項9記載の側方蛍光集光光学系および蛍光パルス計
    数部をを併せ持つ装置によって、試料水中の藻類を含め
    た微粒子の個数濃度と藻類のみの個数濃度を同時測定す
    る計数装置。
  20. 【請求項20】請求項3記載の緑色光ビーム、ダイクロ
    イックミラー、集光光学系で、光ビームを試料水が流れ
    るフローセルに向けて照射したとき、 請求項12記載のフィルターと光電変換器および光遮断
    パルス計数部と、 請求項7記載の側方散乱光集光光学系および散乱光パル
    ス計数部と、 請求項3記載の落斜蛍光光学系および蛍光パルス計数部
    を併せ持つ装置によって、試料水中の藻類を含めた微粒
    子の個数濃度と藻類のみの個数濃度を同時測定する計数
    装置。
  21. 【請求項21】請求項1から20のいずれかに記載の方
    法または装置において、光源に、青色あるいは緑色のA
    rレーザー、あるいは青色あるいは緑色、あるいは波長
    633〜635nmのHe−Neレーザー、LD励起固
    体レーザー、半導体レーザーのいずれかを用いた試料水
    中の藻類、あるいは試料水中の藻類を含めた微粒子の個
    数濃度と藻類のみの個数濃度を同時測定する計数装置。
  22. 【請求項22】請求項1から21のいずれかに記載の方
    法または装置において、藻類あるいはその他の微粒子に
    よる、蛍光パルス、あるいは散乱光パルス、あるいは光
    遮断パルスの波高値を測定し、該波高値より微粒子の大
    きさ別に藻類あるいはその他の微粒子を分類することを
    特徴とする藻類および微粒子の計数方法または計数装
    置。
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