JP2000240633A - ネジのロック構造 - Google Patents

ネジのロック構造

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JP2000240633A
JP2000240633A JP11045338A JP4533899A JP2000240633A JP 2000240633 A JP2000240633 A JP 2000240633A JP 11045338 A JP11045338 A JP 11045338A JP 4533899 A JP4533899 A JP 4533899A JP 2000240633 A JP2000240633 A JP 2000240633A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的簡単な構造のナット、環状部材、ボルト
等のロック部材で、簡単にネジを締付けることができる
が、一旦締付けた後では、緩める方向にロック部材を回
転できないネジのロック構造を提供する。 【解決手段】ボルト50の頭部52側から太径の第1ネジ部
56と、該第1ネジ部56と逆方向のネジを持つ細径の第2
ネジ部57を形成すると共に、第1ネジ部56に螺合する第
1ナット10と第2ネジ部57に螺合する第2ナット30の対
向面に、第2ナット30の締結方向Rの回転を許容し、逆
回転を阻止する噛合部15,35をそれぞれ設け、更に、両
ナット10,30の間に、両噛合部15,35に噛合する環状部
材20を介在させ、第2ナット30を締付けた際に、両噛合
部15,35と環状部材20とをそれぞれ噛合させて、両ナッ
ト10,30を固定状態に維持するロック構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造物の接合をボ
ルトやナットで行なう場合において、実質的に解除が不
可能になるようにロックするネジのロック構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】大型の橋梁の組み立てや鉄塔を基礎部に
固定する場合や、振動を受けて螺合部分が緩み易い場合
には、ネジ部の緩みを防止するロック構造が使用されて
いる。
【0003】従来のネジのロック構造においては、図1
2及び図13に示すように、ロックナット(止めナッ
ト)1の上に締付けナット3を重ねて、この2個のナッ
トを締付けることがよく行なわれる。
【0004】この方法で、ナット1,3を締付ける場合
に、先ず、ロックナット1を締付けてから、上側の締付
けナット3を締付け、次に、上側の締付けナット3を押
さえながら僅かにロックナット1をねじ戻すようにす
る。
【0005】これによって、図13(a)に示すように
螺合し、また、図13(b)に示すように、上側の締付
けナット3とロックナット1とは互いに力Pで押圧し合
うので、締付けナット3はボルト2を上方に引き上げる
力Uを発生し、下側のロックナット1はボルト2を下方
に引く力Dを発生して、緩み止め効果を発揮する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の2重ナットによるネジのロック構造では、締付けナ
ット3をネジが緩む方向Vに強く回転すると、ネジを緩
めるトルクに対する抵抗が、ロックナット1、締付けナ
ット3、ボルト2の弾性変形による弾性力によるネジ面
の摩擦と、ロックナット1と締付けナット3の接触座面
間の摩擦だけであるので、衝撃トルクを加えて、一旦緩
めると簡単にロックが解除し、ネジが緩んでしまうとい
う問題がある。
【0007】つまり、この従来の2重ナットによるネジ
のロック構造は、分解を前提とするようなネジ止めの一
時なロックには有効利用できるが、永続的な、あるい
は、固定的なロックに対しては使用が難しいという問題
がある。
【0008】一方、鉄塔や橋などの種々の構造物におい
ては、構造部材の接合にボルトやナットを使用している
が、分解を殆ど前提としない締結してそのままにするも
のも多い。これらの構造物においては、振動などや熱膨
張の繰り返しなどに対する緩み止め対策も必要である
が、更に、悪戯等によりこれらの構造を支持結合してい
るボルト、ナット等のネジが緩められると大きな支障を
生じたり、最悪の場合にはこれらの構造物の損壊に到る
ので、これを防止することが特に重要となる。
【0009】そして、送電鉄塔や橋の支持部等のよう
に、人里離れた所に有る場合や人が近寄り難い場所にあ
る場合には、これらのボルトやナットの緩みや悪戯によ
る螺合の解除を監視しようとすると、多大の手間と費用
が掛かるという問題がある。
【0010】そして、半永久的にネジ締めを固定するた
めには、ボルトやナットを構造部材に点付け溶接するこ
とも考えられるが、この場合は溶接機材や溶接技術が必
要となる上、溶接欠陥の問題もあり、更に、確実にロッ
クしている事の確認作業も必要になるなど、作業効率が
悪化するという問題がある。また、経年による溶接部の
破損等の監視は、多大な手間と時間を要する大変な作業
となるという問題がある。
【0011】また、ナットやボルト等のロック部材(締
付け部材)を小ネジ・止ネジやピン等の固定用部材で固
定する場合には、これらの固定用部材や工具が必要とな
り、更に、これらの固定用部材で固定するための作業が
増加する。また、解除が比較的容易であるので、悪戯に
より簡単にロックが解除されてしまうという問題があ
る。そのため、一旦締付けた後には、緩めることができ
ない、あるいは、非常に大きなトルクでなければ緩める
ことができないネジのロック構造が必要とされている。
【0012】本発明は、上述の問題を解決するためにな
されたものであり、その目的は、比較的簡単な構造のナ
ット、環状部材、ボルト等のロック部材で、簡単にネジ
を締付けることができるが、一旦締付けた後では、緩め
る方向にロック部材を回転できないネジのロック構造を
提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係るネジのロック構造は次のようなものであ
る。 1)第1のネジのロック構造は、ボルトの頭部側から太
径の第1ネジ部と、該第1ネジ部と逆方向のネジを持つ
細径の第2ネジ部を形成すると共に、前記第1ネジ部に
螺合する第1ナットと前記第2ネジ部に螺合する第2ナ
ットの対向面に、前記第2ナットの締結方向の回転を許
容し、逆回転を阻止する噛合部をそれぞれ設け、更に、
前記両ナットの間に、前記両噛合部に噛合する環状部材
を介在させ、前記第2ナットを締付けた際に、前記両噛
合部と前記環状部材とをそれぞれ噛合させて、前記両ナ
ットを固定状態に維持することを特徴とするネジのロッ
ク構造である。
【0014】2)第2のネジのロック構造は、ボルトと
該ボルト側の第1接合部材との合面に係合部を形成する
と共に、前記ボルトのネジ部に螺合するナットと該ナッ
ト側の第2接合部材の対向面に、前記ナットの締結方向
の回転を許容し、逆回転を阻止する噛合部をそれぞれ設
け、更に、前記ナットと前記第2接合部材の間に前記両
噛合部に噛合する環状部材を介在させ、前記ナットを締
付ける際に、前記両噛合部と前記環状部材とをそれぞれ
噛合させて、前記ナットを固定状態に維持することを特
徴とするネジのロック構造である。
【0015】3)第3のネジのロック構造は、ボルトと
該ボルト側の第1接合部材の対向面に、前記ボルトの締
結方向の回転を許容し、逆回転を阻止する噛合部をそれ
ぞれ設け、更に、前記ボルトと前記第1接合部材の間に
前記両噛合部に噛合する環状部材を介在させると共に、
前記ボルトのネジ部に螺合するナットと第2接合部材と
の合面に係合部を形成し、前記ボルトを締付ける際に、
前記両噛合部と前記環状部材とをそれぞれ噛合させて、
前記ボルトを固定状態に維持することを特徴とするネジ
のロック構造である。 4)そして、これらのネジのロック構造に使用する前記
環状部材をバネ座金とすることにより、簡単にこの環状
部材を用意することができる。
【0016】これらの噛合部や係合部は、一つ以上の凹
凸部で形成することができ、この凹凸部の形状として
は、鋸歯形状、山形状、丸形状、角形状、波形状、半球
状、円柱状等の各種形状を採用できる。
【0017】そして、噛合部は、ネジを締める方向には
回転可能であるが、ネジを緩める方向の回転を阻止する
ものであり、一方向のみ係止する構造となる。一方、係
合部は、ネジを緩める方向への係止ができる構造であれ
ばよいが、更にネジを締める方向に対しても係止できる
ものであってもよい。つまり、両方向の回転を阻止する
ものであってもよい。
【0018】以上の第1のネジのロック構造では、第1
ナットを締めつけてから、第2ナットを締めつけた時
に、第2ナットと環状部材と第1ナットとが噛合し、第
2ナットの締め付け方向に回転可能で、緩める方向の回
転が阻止されるので、一旦締め付けた後に、第2ナット
を緩める方向に回転した場合には、第1ナットが逆ネジ
であるために、第1ナットが締まり、ネジのロックが維
持される。
【0019】また、第2のネジのロック構造では、ボル
トと該ボルト側の第1接合部材とが係合し、回転がロッ
クされると共に、ナットと環状部材とナット側の第2接
合部材とが互いに噛合し、ナットの締結方向の回転を許
容し、逆回転を阻止するので、締め付けは行なえるが、
緩める方向の回転はこの噛合により阻止されるのでネジ
のロックが維持される。
【0020】そして、第3のネジのロック構造では、ナ
ットとナット側の第2接合部材とが係合し、回転がロッ
クされると共に、ボルトと環状部材とボルト側の第1接
合部材とが互いに噛合し、ボルトの締結方向の回転を許
容し、逆回転を阻止するので、締め付けは行なえるが、
緩める方向の回転はこの噛合により阻止されるのでネジ
のロックが維持される。
【0021】その上、第2ナットと第1ナット等の噛合
部を有する部材の間に、環状部材を介在させているの
で、これらの部材の噛合部が直接当接して噛合しないの
で、この環状部材の噛合部の数や形状、また、材質や軸
方向の弾性を選択することにより、締付けの際の回転の
滑らかさやが緩める方向への抵抗力が変化するので、こ
れらを適切に選択することにより、締付けの際の回転が
滑らかになると共に噛合力が強化される。
【0022】そして、この環状部材にバネ座金を使用す
ると、締付け時には、バネ座金の軸方向の圧縮変形によ
り、各噛合部が滑り易いので、締付けが容易となり、ま
た、緩める方向にトルクが働いたときには、このバネ座
金が軸方向に拡張し、バネ座金の端部がロック部材の噛
合部に噛合するので、ロックをより簡単にできる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。 〔第1の実施の形態〕本発明に係る第1の実施の形態の
ネジのロック構造は、図1及び図2に示すような構造を
しており、これに使用するボルト50は、頭部52側から太
径の左ネジの第1ネジ部56と、この先端側に第1ネジ部
56と逆方向のネジ、即ち右ネジを持つ細径の第2ネジ部
57が形成される。
【0024】また、左ネジの第1ネジ部56に螺合する左
ネジの第1ナット10と、右ネジの第2ネジ部57に螺合す
る右ネジの第2ナット30との対向面11、31に、第2ナッ
ト30の締結方向Rの回転を許容し、逆方向Vの回転を阻
止する噛合部15,35をそれぞれ設けて形成する。
【0025】更に、第1ナット10と第2ナット30の間
に、両噛合部15,35に噛合する環状部材であるバネ座金
20を介在させる。このバネ座金20では、第2ナット30を
締結する方向Rに回転した時には、噛合部15,35がバネ
座金20の座面を滑るので、回転を許容し、第2ナット30
を緩める方向Vに回転した時には、このバネ座金20の端
部25a,25bが、第1ナット10と第2ナット30の噛合部
15、35にそれぞれ噛合する。
【0026】そして、このボルト50を、複数の積層され
た接合部材6a,6bのボルト用孔62a,62bに挿入
し、このボルト用孔62a,62bから突出したボルト50の
第1ネジ部56に第1ナット10を螺合し、接合部材6bに
当接するまで締付けてから、更に、環状部材20を介し
て、第2ネジ部57に第2ナット30を螺合して締付ける。
【0027】この第2ナット30の締付けにより、図2に
示すように、第1ナット10とバネ座金20と第2ナット30
とが、第2ナット30の締結方向Rの回転を許容し、逆方
向Vの回転を阻止するように噛合して、これらのロック
部材10,20,30を固定状態、即ち、ネジのロック状態に
維持する。
【0028】従って、このネジのロック構造によれば、
一旦、第2ナット30を締付けて固定した場合に、第2ナ
ット30を緩める方向Vに回転すると、第1ナット10とバ
ネ座金20と第2ナット30の噛合により、これらは一体化
して回転することになる。そして、第1ナット10と第2
ナット30とを逆ネジにして形成しているので、第2ナッ
ト30を緩める方向Vに回転すると第1ナットが締付方向
に回転することになるので、ロック状態を維持できるこ
とになる。
【0029】〔第2の実施の形態〕本発明に係る第2の
実施の形態のネジのロック構造は、図3に示すような構
造をしており、これに使用するボルト70とこのボルト70
側の第1接合部材60aとの合面71,61aに係合部75,65
aを形成して構成する。この係合部75,65aは、ボルト
70が第1接合部材60aに当接した時に、この係合部75,
65aの係合力により回転しないようにするものであり、
少なくとも、緩める方向に回転するのを阻止できるよう
に形成される。
【0030】また、このボルト70のネジ部77に螺合する
ナット30と、このナット30側の第2接合部材60bの対向
面31,61bに、ナット30の締結方向R2の回転を許容
し、逆回転を阻止する噛合部35,65bをそれぞれ設け
る。
【0031】そして、更に、ナット30と第2接合部材60
bの間に、両噛合部35,65bに噛合する環状部材である
バネ座金20を介在させる。このバネ座金20では、ナット
30を締結する方向R2に回転した時には、噛合部35,65
bがバネ座金20の座面を滑るので、回転を許容し、ナッ
ト30を緩める方向V2に回転した時には、このバネ座金
20の端部25a,25bが、第2接合部材60bとナット30の
噛合部65b,35にそれぞれ噛合する。
【0032】そして、このボルト40を、複数の積層され
た接合部材60a,60bのボルト用孔62a,62bに挿入
し、ボルト40の係合部45を接合部材60aの係合部65aに
係合させる。
【0033】更に、ボルト用孔62a,62bから突出した
ボルト40のネジ部47に、バネ座金20を介してナット30を
螺合して締付ける。このナット30の締付けにより、図3
に示すように、ナット30とバネ座金20と第2接合部材60
bの各噛合部65b,25a,25b,35が、ナット30の締結
方向R2の回転を許容し、逆方向V2の回転を阻止する
ように噛合して、固定状態、即ちネジのロック状態を維
持する。
【0034】従って、このネジのロック構造によれば、
一旦、ナット30を締付けて固定した場合に、ナット30を
緩める方向V2に回転しようとすると、ナット30とバネ
座金20と第2接合部材60bとが噛合しているので回転で
きず、ロック状態を維持できる。また、ボルト70も第1
接合部材60aに係合しているので、緩める方向に回転す
ることができず、ボルト70側からロックを外すこともで
きない。
【0035】〔第3の実施の形態〕本発明に係る第3の
実施の形態のネジのロック構造は、図4に示すような構
造をしており、上記した第2の実施の形態のネジのロッ
ク構造のボルトとナットの役割を逆にしたものである。
【0036】このネジのロック構造に使用するボルト40
とこのボルト40側の第1接合部材80aとの対向面41,81
aに、ボルト40の締結方向R3の回転を許容し、逆回転
を阻止する噛合部45,85aをそれぞれ設ける。
【0037】そして、更に、ボルト40と第1接合部材80
aの間に、両噛合部45,85aに噛合する環状部材である
バネ座金20を介在させる。このバネ座金20では、ボルト
40を締結する方向R3に回転した時には、噛合部45,85
aがバネ座金20の座面を滑るので、回転を許容し、ボル
ト40を緩める方向V3に回転した時には、このバネ座金
20の端部25a,25bが、ボルト40と第1接合部材80aの
噛合部45,85aにそれぞれ噛合する。
【0038】このボルト40を、バネ座金20を介して、複
数の積層された接合部材80a,80bのボルト用孔82a,
82bに挿入し、このボルト用孔82a,82bから突出した
ボルト40のネジ部47に、ナット90を螺合して締付ける。
【0039】また、このナット90とこのナット90側の第
2接合部材80bとの合面91,81bに係合部95,85bを形
成し、ボルト40を締付ける際に、ナット90と第2接合部
材80bとを係合させて、少なくともナット90を緩める方
向V4にはナット90が回転しないように構成する。
【0040】ボルト40の締付けにより、ボルト40とバネ
座金20と第1接合部材80aの各噛合部45,25a,25b,
85aが、ボルト40の締結方向R3の回転を許容し、逆方
向V3の回転を阻止するように噛合する。
【0041】従って、このネジのロック構造によれば、
一旦、ボルト40を締付けて固定した場合に、ボルト40を
緩める方向V3に回転しようとすると、ボルト40バネ座
金20と第1接合部材60aとが噛合しているので回転でき
ず、ロック状態を維持できる。また、ナット90も第2接
合部材60bに係合しているので、緩める方向に回転する
ことができず、ナット90側からロックを外すこともでき
ない。
【0042】〔環状部材〕次に、本発明に係るネジのロ
ック構造で使用する環状部材20について説明する。 こ
の環状部材20は、図1〜図2では第2ナット30と第1ナ
ット10の間、図3では第2接合部材60bとナット30の
間、更には図4では第1接合部材80aとボルト40の間に
介装される。
【0043】この環状部材20の介在により、ロック部材
10,30,40及び接合部材60b,80aの噛合部15,35,4
5,65b,85aが直接当接することを防止し、締結方向
の回転の滑らかにすることができる。また、この環状部
材20の噛合部の形状や配置により緩める方向への抵抗力
を調整でき、より強固なロック状態を維持することがで
きるようになる。
【0044】この環状部材20は、各座面に噛合部25a、
25bを有し、ロック部材10,30,40及び接合部材60b,
80aに噛合できる環状の部材であればよく、通常は、図
5(a)に示すようなバネ座金20を用いる。バネ座金20
を使用すると、締付け時には、バネ座金20が軸方向に圧
縮変形して、各噛合部が滑り易いので、締付けが容易と
なり、また、緩める方向にトルクが働いたときには、こ
のバネ座金20が軸方向に拡張し、バネ座金20の端部25
a,25bがロック部材10,30,40及び接合部材60b,80
aの噛合部15,35,45,65b,85aにぞれぞれ噛合する
ので、ロックをより簡単にできる。また、このバネ座金
20の大きさや材質により噛合力を調整でき、しかも、多
くに種類のバネ座金20が市販されているので、入手も容
易である。
【0045】このバネ座金20以外にも、図5(b)に示
すような歯付座金20Aや、図5(c),(d),(e)
に示すような、周回方向に係合突起25C、係合溝25D、
係合貫通穴25E等の噛合部を有する環状部材20C、20
D、20E等やその他のさまざまな形状の噛合部を有する
部材を使用できる。
【0046】また、この環状部材20(又は20A〜20E)
に設ける噛合部25a,25b(又は25A〜25E)は、周回
方向にそれぞれの座面に1か所以上あればよい。 〔噛合部〕上記した各ナット10,30、ボルト40、第2接
合部材60b、第1接続部材80aに形成する噛合部15,3
5,45,65b,85aの例を、図6〜図11に示す。な
お、図1及び図2で使用する第1ナット10は第2ナット
30とネジ部が逆ネジになるが、図6〜図11では特にこ
れを考慮した図にはしていない。
【0047】これらの噛合部は、図6〜図11の各図
(a),(b)に示すように片側の座面11,11A〜11
E,31,31A〜31E,41,41A〜41Eにバネ座金20等の
環状部材20の噛合部25a,25b,25A〜25Eと噛合する
噛合部15,15A〜15E,35,35A〜35E,45,45A〜45
Eを有して形成され、この噛合部15,15A〜15E,35,
35A〜35E,45,45A〜45Eは、第1ナット10を除い
て、ナット30やボルト40の締結方向R、R2、R3の回
転を許容し、逆回転を阻止するように形成される。
【0048】図6〜図11では、鋸歯状の凹凸15,35,
45、凸部15A,35A,45A、凹部15B,35B,45B、波
形形状の凹凸15C,35C,45C、角形の突起15D,35
D,45D、半球形状の突起15E,35E,45E等を例示し
ているが、これらの組み合わせでもよく、環状部材20に
噛合できる形状であれば、同じ実施の形態で使用する場
合でも、噛合部15,35,45,65b,85aの形状が部材1
0,30,40,60b,80aによって異なっていてもよい。
【0049】この噛合部15,15A〜15E,35,35A〜35
E,45,45A〜45Eの配置数は、周回方向に、一つ以上
噛合する場所があれば良いが、締付けを行なう際に、ロ
ック場所が、その円周方向の配置数によって決まり、こ
の配置数が多いと滑らかに周回し、また、各噛合部で噛
合させてロックでき、ロック時の締付けトルクの段階数
を多くすることができるので、複数設けるのが好まし
い。
【0050】図1〜図11では、環状部材20側の噛合部
25を片面1か所にし、これに当接するロック部材10,3
0,40及び接合部材60b,80a側の噛合部15,35,45,6
5b,85bを数カ所に設けているが、逆に、環状部材20
側の噛合部25を数か所に形成し、これに当接するロック
部材10、30、40、及び接合部材60b,80a側の噛合部1
5、35、45,65b,85bを1カ所にすることもできる。
【0051】更には、環状部材20側の噛合部25の周回方
向の角度間隔と、ロック部材10、30、40側の噛合部15、
35、45の角度間隔を異ならせて設けると、係合場所の組
み合せが増加するので、少ない噛合部の数で、小さな角
度ごとに係合させることができるが、噛合力、即ち、回
転に対する抵抗力が低下するので、環状部材20側の噛合
部25の角度間隔と、ロック部材10,30,40、及び接合部
材60b,80a側の噛合部15,35,45,65b,85bの角度
間隔は同じにするのが好ましい。つまり、この噛合部1
5,35,45,65b,85bは、噛合し易いように、各部材1
0,30,40,65b,85bに等角度間隔で放射状に設ける
のが好ましい。
【0052】〔係合部〕また、上記の各ロック部材70,
60a,90,80bの係合部75,65a,95,85bは、ネジを
緩める方向V2,V3への係止ができる構造であればよ
く、図3、図4では、直線上に2か所の凹凸で形成して
いるが、係合箇所は1か所以上あればよく、上記した噛
合部と同じ形状でも形成することができるが、更にネジ
を締める方向R2,R3に対して係止するものであって
もよい。つまり、両方向の回転を阻止するものであって
よいので、より、多様な形状とすることができる。
【0053】〔その他〕そして、これらの第1ナット1
0、第2ナット30及びナット30,90、ボルト40,70,50
等のロック部材は、JIS規格等の各規格の強度の条件
を満足させるために、凹部を考慮した最小厚さを、これ
らの規格で設定している厚さ以上に形成して製造する。
【0054】また、上記の記述や図面では、第1ナット
以外のロック部材の締め付け方向を右ネジとして説明し
ているが、左ネジでもよく、この場合にはネジの方向が
逆になり、それに伴って、噛合部の噛合する方向が逆と
なり、各噛合部の形状が周回方向に関して逆になる。但
し、噛合部の機能がネジの締付け方向には回転可能に
し、逆回転を阻止することについては変化しない。
【0055】〔効果〕従って、以上のネジのロック構造
によれば、第1ナット10と第2ナット30、ナット30と第
2接合部材60b、ボルト40と第1接合部材80aとが、環
状部材20を介して、締結用のロック部材20,30,40を締
結方向R,R2,R3に回転できるが、逆回転を阻止す
るように噛合するので、締結用のロック部材20,30,40
を締付けた後では、ネジを緩める方向に回転することが
できなくなり、ロックした状態を維持できる。
【0056】
【発明の効果】本発明の請求項1に係るネジのロック構
造によれば、第1ナットを締付けて更に第2ナットを締
付けた時に、第2ナットと環状部材と第1ナットとが噛
合し、第2ナットの締結方向に回転可能で、緩める方向
である逆回転が阻止されるので、一旦締め付けた後に、
第2ナットを緩める方向に回転しようとする場合には、
第2ナットと共に動く第1ナットが逆ネジであるため
に、第1ナットが締結方向に回転するもとになるので、
ネジのロックを維持できる。
【0057】また、本発明の請求項2に係るネジのロッ
ク構造によれば、ボルトとこのボルト側の第1接合部材
とが係合し、ボルトの回転がロックされると共に、ナッ
トと環状部材とナット側の第2接合部材とが互いに噛合
し、ナットの締結方向の回転を許容し、逆回転を阻止す
るので、締付けは行なえるが、緩める方向の回転をこの
噛合により阻止できるので、ネジのロックを維持するこ
とができる。
【0058】そして、本発明の請求項3に係るネジのロ
ック構造によれば、ナットとナット側の第2接合部材と
が係合し、ナットの回転がロックされると共に、ボルト
と環状部材とボルト側の第1接合部材とが互いに噛合
し、ボルトの締結方向の回転を許容し、逆回転を阻止す
るので、締め付けを行なう方向に回転できるが、緩める
方向の回転をこの噛合により阻止できるので、ネジのロ
ックが維持することができる。
【0059】更に、上記のいずれの場合においても、噛
合するロック部材の間に環状部材を介在させているの
で、ロック部材の噛合部が直接当接せず、この環状部材
の噛合部の数や形状等により、締結方向の回転の滑らか
や、緩める方向への抵抗力を調整でき、より強固なロッ
ク状態を維持することができる。
【0060】そして、この環状部材にバネ座金を使用す
ると、締付け時には、バネ座金の軸方向の圧縮変形によ
り、各噛合部が滑り易いので、締付けが容易となり、ま
た、緩める方向にトルクが働いたときには、このバネ座
金が軸方向に拡張し、バネ座金の端部がロック部材の噛
合部に噛合するので、ロックをより簡単にでき、しか
も、このバネ座金は市販されているので、容易に入手で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態のロック構造を
示す斜視図であり、(a)は斜め上方から見た図で、
(b)は斜め下方から見た図である。
【図2】本発明に係る第1の実施の形態のロック構造を
示す図であり、(a)は側面図で、(b)は側断面図で
ある。
【図3】本発明に係る第2の実施の形態のロック構造を
示す斜視図であり、(a)は斜め上方から見た図で、
(b)は斜め下方から見た図である。
【図4】本発明に係る第3の実施の形態のロック構造を
示す斜視図であり、(a)は斜め上方から見た図で、
(b)は斜め下方から見た図である。
【図5】本発明に係る環状部材を示す図で、(a)はバ
ネ座金を、(b)は歯付座金を、(c)は突起を有する
環状部材を、(d)は溝を有する環状部材を、(e)は
貫通穴を有する環状部材を示す。
【図6】本発明に係るロック部材の鋸歯形状の噛合部を
例示する斜視図であり、(a)はナットを、(b)はボ
ルトを示す。
【図7】本発明に係るロック部材の凸部形状の噛合部を
例示する斜視図であり、(a)はナットを、(b)はボ
ルトを示す。
【図8】本発明に係るロック部材の凹部形状の噛合部を
例示する斜視図であり、(a)はナットを、(b)はボ
ルトを示す。
【図9】本発明に係るロック部材の波形形状の噛合部を
例示する斜視図であり、(a)はナットを、(b)はボ
ルトを示す。
【図10】本発明に係るロック部材の角形突起形状の噛
合部を例示する斜視図であり、(a)はナットを、
(b)はボルトを示す。
【図11】本発明に係るロック部材の半球形状の噛合部
を例示する斜視図であり、(a)はナットを、(b)は
ボルトを示す。
【図12】従来技術の2つのナットによるネジのロック
構造を示す斜視図である。
【図13】図10のネジのロック構造を示す図で、
(a)は側面図で、(b)はその作用を示す模式的な拡
大部分断面図である。
【符号の説明】 10 第1ナット 15,35,45,65b,85a 噛合部 20 環状部材 30 第2ナット,ナット 40,50,70 ボルト 47,77 ネジ部 52 頭部 56 第1ネジ部 57 第2ネジ部 60a,80a 第1接合部材 60b,80b 第2接合部材 65a,75,85b,95 係合部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボルトの頭部側から太径の第1ネジ部
    と、該第1ネジ部と逆方向のネジを持つ細径の第2ネジ
    部を形成すると共に、前記第1ネジ部に螺合する第1ナ
    ットと前記第2ネジ部に螺合する第2ナットの対向面
    に、前記第2ナットの締結方向の回転を許容し、逆回転
    を阻止する噛合部をそれぞれ設け、更に、前記両ナット
    の間に、前記両噛合部に噛合する環状部材を介在させ、
    前記第2ナットを締付けた際に、前記両噛合部と前記環
    状部材とをそれぞれ噛合させて、前記両ナットを固定状
    態に維持することを特徴とするネジのロック構造。
  2. 【請求項2】 ボルトと該ボルト側の第1接合部材との
    合面に係合部を形成すると共に、前記ボルトのネジ部に
    螺合するナットと該ナット側の第2接合部材の対向面
    に、前記ナットの締結方向の回転を許容し、逆回転を阻
    止する噛合部をそれぞれ設け、更に、前記ナットと前記
    第2接合部材の間に前記両噛合部に噛合する環状部材を
    介在させ、前記ナットを締付ける際に、前記両噛合部と
    前記環状部材とをそれぞれ噛合させて、前記ナットを固
    定状態に維持することを特徴とするネジのロック構造。
  3. 【請求項3】 ボルトと該ボルト側の第1接合部材の対
    向面に、前記ボルトの締結方向の回転を許容し、逆回転
    を阻止する噛合部をそれぞれ設け、更に、前記ボルトと
    前記第1接合部材の間に前記両噛合部に噛合する環状部
    材を介在させると共に、前記ボルトのネジ部に螺合する
    ナットと第2接合部材との合面に係合部を形成し、前記
    ボルトを締付ける際に、前記両噛合部と前記環状部材と
    をそれぞれ噛合させて、前記ボルトを固定状態に維持す
    ることを特徴とするネジのロック構造。
  4. 【請求項4】 前記環状部材がバネ座金であることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のネジのロック
    構造。
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