JP2000240044A - 強制作動装置付浮体式自動起伏ゲート - Google Patents
強制作動装置付浮体式自動起伏ゲートInfo
- Publication number
- JP2000240044A JP2000240044A JP11039206A JP3920699A JP2000240044A JP 2000240044 A JP2000240044 A JP 2000240044A JP 11039206 A JP11039206 A JP 11039206A JP 3920699 A JP3920699 A JP 3920699A JP 2000240044 A JP2000240044 A JP 2000240044A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- gate
- door body
- arm
- pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Barrages (AREA)
Abstract
の変形を与えず、また、扉体が自動閉作動時に塵芥等を
噛み込んだときや堆積泥土等により初期自動起立作動が
妨害されているとき、遠隔にてゲートを強制操作し、作
動障害を排除できる強制作動装置付浮体式起伏型ゲート
を提供する。 【解決手段】 河川堤防に設ける樋門に下部ヒンジ方式
で設置され、河川水位の変動によって無動力、かつ自動
的に樋門の通水断面を開放、または閉塞するよう起立・
倒伏作動する浮体式起伏型扉体2からなる河川水逆流防
止用のゲート設備において、側部戸当金物3上部位置で
水路1側に張出したピン5を左右に1個ずつ設置し、扉
体全閉時において扉体頂部左右に設けた支圧金物を支持
する構造とすることで、全閉時に扉体2にかかる全水圧
を、扉体本体が、扉体2の起伏回転支承部を一支点、扉
体頂部支圧金物部を支持するピン部を他支点とした両端
支持梁として支える構造とした。
Description
に本河川水の逆流防止を目的として設置されるゲート設
備の中、河川水位により自動・無動力で作動する浮体式
起伏型ゲート設備において、堆積した泥土等による閉作
動障害、または開閉作動途中の塵芥等の噛み込みによる
ゲートの不完全閉塞が発生した場合、強制的にゲートを
開閉作動させて障害を排除する装置を備え付けた浮体式
起伏型ゲート設備に関する。
(洪水時等)、堤防内または支川に河川水が逆流しない
ように昇降式のゲート設備が一般的に設けられてきた
が、近年、ゲートの開閉を河川水位の状況に応じて自動
的、かつ無動力で適宜に行える浮体式起伏型ゲートの設
置が行われるようになってきた。
式扉体が、上下流水位の変動で自在に起立・倒伏作動で
きる構造で、下流水を上流側に逆流させないことを目的
として、感潮河川、または干拓堤防内側潮遊池等で広く
採用されてきたものである。
開放・閉塞するゲート設備として設置された従来の浮体
式起伏ゲート設備を示す。図16(a)は閉作動中の状
態を示す側断面図であり、図16(b)は全閉状態を示
す側断面図である。
41は扉体回転支承金物、42は側部戸当金物である。
止水部は下部戸当金物と扉体下部間に取付けられ扉体起
伏作動に追従して変形可能な下部止水ゴム43、扉体の
側部に取付けられ扉体起伏作動に従い側部戸当金物を摺
動する側部ゴム44、並びに上部戸当金物に取付けられ
た上部水密ゴム45によって構成され、全閉状態時には
浮体式起伏型扉体40が下流側水位によって起立し、扉
体スキンプレートが上部水密ゴム45に圧着し、側部水
密ゴム44と連続して止水する構造となっている。
起伏型ゲート設備を樋門・樋管等の暗渠形式の出口を開
放・閉塞するゲート設備として設置した場合、本川河川
の水位が高い場合には比較的大きな水圧が扉体に作用
し、従って上部水密ゴムに過大な圧縮力が作用すること
で過度な変形が発生し、その結果ゴム材質の劣化が早く
なってしまう問題点がある。
って自動作動途中に上流側から流下した浮遊塵芥等が浮
体式扉体と上部戸当金物(上部水密部)との間に噛み込
み、完全な閉塞状態を妨害することが予想される。
等が堆積し、その重さにより扉体の浮力による初期起立
作動が妨害され、河川増水時に円滑な扉体起立作動の障
害となる等が予想される。
した本川河川水が堤防内に逆流し、宅地または農地に湛
水被害が発生する。更には堤防の洗掘・決壊という重大
な災害に発展する危険性がある。
密に必要以上の変形を与えず、また、扉体が自動閉作動
時に塵芥等を噛み込んだとき、並びに堆積泥土等により
初期自動起立作動が妨害されているとき、遠隔にてゲー
トを強制操作し、作動障害を排除することが可能な強制
作動装置付浮体式起伏型ゲートを提供することを目的と
する。
点と上部ピン部を支点とした支持梁として対抗する構造
とし、上部水密ゴムは水密上必要な変形以上の変形をさ
せない構造とする。
上部戸当金物(上部水密部)との間に噛み込んだ場合、
扉体を強制的に開作動させることにより塵芥等を低水位
側に洗流排除させる。
よる初期起立作動が妨害されている場合は、扉体を強制
的に一定角度起立させ、堆積泥土等の影響を緩和させる
ことにより、扉体の浮力による自動閉作動を補助する。
め、本発明の強制作動装置付浮体式自動起伏ゲート設備
は、河川堤防に設ける樋門に下部ヒンジ方式で設置さ
れ、河川水位の変動によって無動力、かつ自動的に樋門
の通水断面を開放、または閉塞するよう起立・倒伏作動
する浮体式起伏型扉体からなる河川水逆流防止用のゲー
ト設備において、側部戸当金物上部位置で水路側に張出
したピンを左右に1個ずつ設置し、扉体全閉時において
扉体頂部左右に設けた支圧金物を支持する構造とするこ
とで、全閉時に扉体にかかる全水圧を、扉体本体が、扉
体の起伏回転支承部を一支点、扉体頂部支圧金物部を支
持するピン部を他支点とした両端支持梁として支える構
造とする。
金物部を支持するピンの一つが、戸当金物内部に設置さ
れた回転アームに取付け支持される構造とし、戸当金物
内部に設置された油圧シリンダーで回転アームを回転作
動させることによりピンを円弧状に可動させる機構と
し、扉体が起立し全閉に近い状態にある時、ピンを可動
させ扉体頂部支圧金物部を開放側に押すことによって扉
体を強制的に開方向に作動させる。
部回転アームとを上・下に配置し、連結棒またはワイヤ
ーロープで連結されたリンク機構とし、上部回転アーム
には支持ピンを取付け水路側に張出し可動ピンとし、下
部アームには駆動軸を設けこれを水路側に張出し、ここ
に扉体を持上げるための押上げアームを設置し、かつ戸
当金物内部に上部回転アームを回転作動させる油圧シリ
ンダーを設置する。油圧シリンダーによって上部回転ア
ームを回転作動させることにより、上部の可動ピンを円
弧状に作動させると同時に下部の持上げアームを回転作
動させ、扉体が起立状態にある時は上部可動ピンで扉体
頂部に設置した支圧金物部を押し、ゲート開方向に押し
下げ作動させ、扉体が倒伏状態にある時は扉体の側部を
押上げアームで閉方向に持上げ作動させる。
り、通常時のゲート自動作動に支障を及ぼさない様、シ
リンダーロッドを元の位置に自動復元させるためのスプ
リング機能を設ける。
1について、図面に示す実施例を参照しながら説明す
る。
トの概略構成を示す樋門通水部の側断面図である。図1
はゲート全開状態、図2はゲート全閉状態を示す。各図
とも(a)は側断面図、(b)は下流側から見た正面図
である。図3、図4はゲート全開状態の詳細を示すもの
で、図3は側断面図、図4は下流側から見た正面図(作
動装置部については断面図)である。
は浮体式起伏型扉体、3は側部戸当金物、4は扉体起伏
回転支承部、5は上部張出ピン(可動ピン)、6は上部
張出ピン(固定ピン)、7は油圧操作装置、8は作動装
置室カバー、9は回転アーム、10は油圧シリンダー、
11は底部戸当金物、12は上部水密金物である。扉体
2と底部戸当金物11との間には底部水密ゴム13、扉
体2の両側部には側部水密ゴム14が、扉体2の頂部に
は上部水密ゴム15が連続性をもって取付けられてい
る。また、側部戸当金物の上部位置には上部張出ピン
(可動ピン)5が円弧状に回動可能なように円弧状孔1
6が設けられている。
び張出ピン支持部を示す。上部水密ゴム15は上部水密
金物12と圧着し約3mm程度つぶれている。浮体式起
伏型扉体2の左右端縦桁上部をゲート頂部より突出し支
圧部とし、ここを上部張出ピン5、6によって支持され
ている。(従って、上部水密ゴム15はこれ以上つぶれ
ないようになっている。)
合)の水圧荷重図である。外水位WL1によって浮体式
起伏型扉体2にかかる全水圧は台形荷重P1と浮力荷重
P2の合力として単純化検討できる。本構造は、この荷
重を扉体起伏回転支承部4と上部張出ピン5、6を両支
点とし、それぞれ支点反力R1、R2として扉体本体を
両端支持梁とみなしている。
ンダー部を示す。各図とも(a)は下流側から見た正面
図側断面図、(b)は側断面図である。
承金物、18は回転アームストッパー、19は油圧シリ
ンダー支持金物である。回転アーム支承金物17は回転
アーム9が回転自在に作動可能な構造とし、回転アーム
ストッパーは全閉位置で可動ピン5から回転アーム9を
通じて伝わる荷重を確実に土木構造物へ伝達するよう取
付けられている。また、油圧シリンダー支持金物19
は、油圧シリンダー10が伸縮時に揺動可能な構造とな
っている。
ーは縮状態で、回転アーム9は回転アームストッパー1
8により決められた位置に保持されている。
アーム9を回転作動させた状態を示す。上部張出ピン5
が回転アーム9の作動により下流側へ円弧作動を行い、
扉体端縦桁上部を開方向に押し下げ、扉体を開作動させ
る。
す。各図とも(a)は扉体2並びに回転アーム9・油圧
シリンダー10部の側断面図、(b)は扉体2並びに回
転アーム9・油圧シリンダー10部の正面図である。
起伏型扉体2が全閉状態にある。この時、回転アーム
9、上部張出ピン(可動ピン)5は図7に示す状態で浮
体式起伏型扉体2からの荷重を確実に支持している。
体式起伏型扉体2を強制的に開作動させた状態を示す。
この時、回転アーム9、上部張出ピン(可動ピン)5は
図8に示す状態で浮体式起伏型扉体2からの水圧荷重を
支持しながら開方向に押し下げ作用している。
芥等が上部水密金物12との間に挟まり、全閉状態が妨
げられた時、図10に示す浮体式起伏型扉体2を強制的
に開作動させることで塵芥等を挟み込む力を一時的に開
放し、同時に発生する外水位WL1から内水位WL2ヘ
の水流により塵芥等を内水位側へ洗流させ、その後油圧
シリンダーを縮み作動させ、図7に示す通常状態に戻す
ことで図9に示す浮体式起伏型扉体2の全閉状態にし、
障害を排除する。
図面に示す実施例を参照しながら説明する。
置概要図を示す。各図とも(a)は水路中央位置での側
面図、(b)は下流側から見て作動装置部での正面断面
図、(c)は作動装置リンク機構部を示す側断面図であ
る。
ム、21は上部回転アーム、22は下部回転アーム、2
3は下部駆動軸、24はワイヤーロープ、25は上部回
転アーム支承金物、26は下部回転アーム支承金物、2
7は水路壁内貫通孔である。跳上げアーム20は下部回
転アーム21によって回転する駆動軸23の水路側張出
端に強固に取付けられ、下部回転アーム21によって回
転作動する。上部回転アーム21には可動ピン5が取付
けられており、また、上部回転アーム21と下部回転ア
ーム22が連動して反対回転が可能なように24のワイ
ヤーロープによって連結されている。
作動する上部回転アーム21が、ワイヤーロープ24に
よって下部回転アーム22を作動させ、下部駆動軸23
を介して押上げアーム20を回転作動させる機構となっ
ている。上部回転アーム支承金物25、下部回転アーム
支承金物26は各回転アームが回転自在に作動できる構
造となっている。また、水路壁内貫通孔27はワイヤー
ロープ24が上部回転アーム21の回転作動を下部回転
アーム22に確実に伝達可能なように十分な広さをもっ
て設置されている。
起伏型扉体2の作動状況を示す。各図とも(a)は側面
図、(b)は下流側から見て正面図(作動装置部分は断
面図)である。
扉体2の側板に取付けられたピンである。
ている状態を示す。可動ピン5、押上げアーム20は通
常状態にある。
げアーム20を回転作動させ、扉体取付けピン28を押
上げ、これにより浮体式起伏型扉体2を持上げ作動させ
ている状態を示す。
時、扉体上部に泥土等が堆積し、その重量によって河川
水増水時に浮体式起伏型扉体2の初期作動が妨害された
場合、図14に示す操作によって浮体式起伏型扉体2を
強制的に閉作動させ、堆積泥土を浮体式起伏型扉体2の
下部に移動させ重量影響を緩和し、その後の自動閉作動
を円滑に行わせる。
油圧シリンダーの自動復元機構について、図面に示す実
施例を参照しながら説明する。
概要図を示す。(a)は通常の状態、(b)は伸操作時
の状態を示す。
1はシリンダーチューブ、32は油圧シリンダーに内蔵
された圧縮コイルバネ(スプリング)、33は油圧ポン
プ、34は操作レバーによって操作される3位置4接続
方向制御弁、35はリリーフ弁、36は油タンクであ
る。油圧シリンダーは両ロッドシリンダーとし、シリン
ダーロッド30の動きによってシリンダーチューブ31
のa,bポートを流れる油量は常に同量としている。
制御弁34によってa、bポートが連通しているため圧
縮コイルバネ32によってシリンダーロッド30は縮め
られている状態を示す。
制御弁34を切替え、油圧ポンプ33を操作し油タンク
からbポートへ作動油を移動し、シリンダーロッド30
を伸作動させている状態を示す。この時、圧縮コイルバ
ネはシリンダーロッドが作動した分圧縮される。
4接続方向制御弁34を図15(a)の状態に戻すこと
で、a、bポートが連通し作動油が移動可能となり、圧
縮コイルバネ32の反発力によりシリンダーロッド30
は縮方向へ押し戻され、自動的に伸操作前の状態に復元
される。
完了後、3位置4接続方向制御弁34の操作のみで通常
状態に復元されるため、実施例1並びに2の強制作動装
置操作完了後、可動ピン5・跳上げアーム20は自動的
に通常状態に戻り、浮体式起伏型扉体2の自動開閉作動
の障害となることがない。
ゲートにかかる水圧荷重が大きくなっても上部水密ゴム
が必要量以上に変形せず、ゲートが塵芥等を噛み込んだ
場合には遠隔にてゲートを開操作し、ゲートを少し開く
ことで噛み込んだ塵芥等を低水位側に洗流させることが
可能で、また、倒伏したゲート上部に泥土等が堆積した
場合には遠隔にてゲートを閉操作しゲートを一定角度起
立可能とし、かつ強制操作完了後はゲートが自動的に閉
じることが可能な状態としたので、塵芥の噛み込み、ま
たは堆積泥土の障害が生じても任意操作により障害を排
除でき、ゲートの不完全閉塞による河川水の逆流を有効
に防止することができる。
の開放時における概略を示すもので、(a)は側断面
図、(b)は下流側から見た正面図である。
の閉塞時における概略を示すもので、(a)は側断面
図、(b)は下流側から見た正面図である。
の開放時における詳細を示す側断面図である。
の開放時における詳細を示す下流側から見た正面図であ
る。(作動装置部については断面図である。)
ン(可動)支持部を示す拡大図である。
常状態を示すもので、(a)は正面図、(b)は側面図
である。
作動させた状態を示すもので、(a)は正面図、(b)
は側面図である。
を示すもので、(a)は側面図、(b)は正面図であ
る。
に作動装置部分を示すもので、(a)は側面図、(b)
は正面図である
すもので、(a)は側面図、(b)は正面断面図、
(c)は作動装置リンク機構部を示す側断面図である。
すもので、(a)は側面図、(b)は正面断面図、
(c)は作動装置リンク機構部を示す側断面図である。
ートが完全倒伏している状態を示すもので、(a)は概
要側面図、(b)は正面図(作動装置部は断面図)であ
る。
動させている状態を示すもので、(a)は概要側面図、
(b)は正面図(作動装置部は断面図)である。
すもので、(a)は通常の状態、(b)は伸操作時の状
態を示す。
ィングゲート)の概要を示す側面図で、(a)中間起立
状態、(b)は全閉状態を示す。
金物、4 扉体起伏回転支承部、5 可動ピン、6 固
定ピン、7 油圧操作装置、8 作動装置室カバー、9
回転アーム、10 油圧シリンダー、11 底部戸当
金物、12 上部水密金物、13 底部水密ゴム、14
側部水密ゴム、15 上部水密ゴム、16 側部戸当
金物円弧状孔、17 可動アーム支承金物、18 回転
アームストッパー、19 油圧シリンダー支持金物、2
0 跳上げアーム、21 上部回転アーム、22 下部
回転アーム、23 下部駆動軸、24 ワイヤーロー
プ、25 上部回転アーム支承金物、26 下部回転ア
ーム支承金物、27 側壁内部貫通孔、28 扉体側部
ピン、30 シリンダーロッド、31 シリンダーチュ
ーブ、32 圧縮コイルバネ(スプリング)、33 油
圧ポンプ、34 3位置4接続方向制御弁、35 リリ
ーフ弁、36 油タンク、40 (従来技術の)浮体式
起伏型扉体、41 回転支承金物、42 側部戸当金
物、43 下部水密ゴム、44 側部水密ゴム、45
上部水密ゴム、WL1 本川側水位、WL2樋門上流側
水位、P1 上下流水位差による水圧、P2 扉体に作
用する浮力、R1 扉体起伏回転支承部に発生する反
力、R2 上部支点(可動ピン・固定ピン部)に発生す
る反力
Claims (4)
- 【請求項1】 河川堤防に設ける樋門に下部ヒンジ方式
で設置され、河川水位の変動によって無動力、かつ自動
的に樋門の通水断面を開放、または閉塞するよう起立・
倒伏作動する浮体式起伏型扉体からなる河川水逆流防止
用のゲート設備において、 側部戸当金物上部位置で水路側に張出したピンを左右に
1個ずつ設置し、扉体全閉時において扉体頂部左右に設
けた支圧金物を支持する構造とすることで、全閉時に扉
体にかかる全水圧を、扉体本体が、扉体の起伏回転支承
部を一支点、扉体頂部支圧金物部を支持するピン部を他
支点とした両端支持梁として支える構造とした強制作動
装置付浮体式自動起伏ゲート。 - 【請求項2】 側部戸当金物上部位置で扉体頂部支圧金
物部を支持するピンの一つが、戸当金物内部に設置され
た回転アームに取付け支持される構造とし、かつ前記戸
当金物内部に設置された油圧シリンダーで前記回転アー
ムを回転作動させることにより前記ピンを円弧状に可動
させる機構とし、扉体が起立し全閉に近い状態にある
時、前記ピンを可動させ扉体頂部支圧金物部を開放側に
押すことによって扉体を強制的に開方向に作動させる構
造としたことを特徴とする請求項1記載の強制作動装置
付浮体式自動起伏ゲート。 - 【請求項3】 側部戸当金物内部に、上部回転アームと
下部回転アームとを上・下に配置し、連結棒またはワイ
ヤーロープで連結されたリンク機構とし、かつ前記上部
回転アームには支持ピンを取付け水路側に張出し可動ピ
ンとし、前記下部アームには駆動軸を設けこれを水路側
に張出し、ここに扉体を持上げるための押上げアームを
設置し、かつ前記戸当金物内部に前記上部回転アームを
回転作動させる油圧シリンダーを設置し、この油圧シリ
ンダーによって上部回転アームを回転作動させることに
より、上部の可動ピンを円弧状に作動させると同時に下
部の持上げアームを回転作動させ、扉体が起立状態にあ
る時は上部可動ピンで扉体頂部に設置した支圧金物部を
押し、ゲート開方向に押し下げ作動させ、扉体が倒伏状
態にある時は扉体の側部を押上げアームで閉方向に持上
げ作動させる構造としたことを特徴とする請求項1また
は2記載の強制作動装置付浮体式自動起伏ゲート。 - 【請求項4】 油圧シリンダーには、油圧回路開放時に
シリンダーロッドを元の位置に自動復元させるためのス
プリング機能を設けたことを特徴とする請求項2または
3に記載の強制作動装置付浮体式自動起伏ゲート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03920699A JP3488653B2 (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | 強制作動装置付浮体式自動起伏ゲート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03920699A JP3488653B2 (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | 強制作動装置付浮体式自動起伏ゲート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000240044A true JP2000240044A (ja) | 2000-09-05 |
JP3488653B2 JP3488653B2 (ja) | 2004-01-19 |
Family
ID=12546672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03920699A Expired - Lifetime JP3488653B2 (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | 強制作動装置付浮体式自動起伏ゲート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3488653B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013076294A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Kyowa Seisakusho:Kk | 浮体式起伏型ゲート設備 |
JP2017160593A (ja) * | 2016-03-07 | 2017-09-14 | 日立造船株式会社 | 陸上型フラップゲート設備 |
JP2020029713A (ja) * | 2018-08-23 | 2020-02-27 | 日立造船株式会社 | 起伏ゲート |
-
1999
- 1999-02-17 JP JP03920699A patent/JP3488653B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013076294A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Kyowa Seisakusho:Kk | 浮体式起伏型ゲート設備 |
JP2017160593A (ja) * | 2016-03-07 | 2017-09-14 | 日立造船株式会社 | 陸上型フラップゲート設備 |
JP2020029713A (ja) * | 2018-08-23 | 2020-02-27 | 日立造船株式会社 | 起伏ゲート |
WO2020039698A1 (ja) * | 2018-08-23 | 2020-02-27 | 日立造船株式会社 | 起伏ゲート |
JP7038025B2 (ja) | 2018-08-23 | 2022-03-17 | 日立造船株式会社 | 起伏ゲート |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3488653B2 (ja) | 2004-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5702276B2 (ja) | 自動閉鎖式洪水防壁およびそれを用いて後背地を保護する方法 | |
JP4388494B2 (ja) | 陸閘の自動防潮扉設備 | |
JP5361096B1 (ja) | 水門 | |
KR101557744B1 (ko) | 저층수 배출이 가능한 가동보 수문 | |
JP2014136885A (ja) | 引上げ式フラップインゲート | |
KR100838201B1 (ko) | 장애물에 의한 파손을 방지하는 수문 | |
JP2000240044A (ja) | 強制作動装置付浮体式自動起伏ゲート | |
JP3544503B2 (ja) | 作動装置付浮体式起伏型ゲート設備 | |
JP7008327B2 (ja) | 油圧制御装置 | |
JP3413598B2 (ja) | オーバーリンクゲート | |
KR101681141B1 (ko) | 좌우회동개폐 펌프일체형수문 | |
JP3544523B2 (ja) | 補助作動装置付浮体式起伏型ゲート設備 | |
JP2000027165A (ja) | 緊急作動装置付フローティングゲート | |
KR100514954B1 (ko) | 하향식 가동보 | |
KR200392599Y1 (ko) | 전도식 어도 수문 | |
CN211007011U (zh) | 一种拦蓄门及冲洗系统 | |
JP3463980B2 (ja) | 自動作動起伏式ゲート | |
JP3248069B2 (ja) | 水門の開閉装置 | |
KR20100099837A (ko) | 수문 | |
JP6490473B2 (ja) | 引上げ式フラップインゲート設置工法 | |
JP2005200973A (ja) | フラップゲートの開閉管理装置 | |
JP5672559B2 (ja) | 起伏型自動ゲート設備の油圧制御回路 | |
KR100836620B1 (ko) | 중력식 자동 수문장치 | |
CN214784639U (zh) | 一种双向开启的下开式堰门 | |
KR102683446B1 (ko) | 저층수 배출이 가능한 가동보 수문 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030926 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091031 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101031 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031 Year of fee payment: 10 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |