JP2000239151A - 両親媒性脂質分散液 - Google Patents
両親媒性脂質分散液Info
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Abstract
ロキシ基及びアミド基を有する両親媒性脂質5〜40重量
%並びに(b)界面活性剤2〜55重量%を水性媒体中に含
有する分散液、並びにこれを配合してなる洗い流し型化
粧料、並びに(A)平均粒径が0.5〜150μmであり、分子
中に1以上のヒドロキシ基及びアミド基を有する融点30
℃以上の両親媒性脂質0.01〜10重量%並びに(B)界面活
性剤5〜95重量%を含有する洗い流し型化粧料。 【効果】 本分散液は、乳濁又はパール様の外観と皮膚
に対する温和性とを併せ持つ洗い流し型化粧料の配合成
分として有用である。また本洗い流し型化粧料は、乳濁
又はパール様の外観を有し、含有する界面活性剤の皮膚
への吸着が少なく、皮膚に対して温和である。
Description
散質とする分散液、及びそれを配合してなる乳濁又はパ
ール様外観を有し皮膚に対して温和な洗い流し型化粧
料、並びに一定の平均粒径の両親媒性脂質を含有する、
乳濁又はパール様外観を有し、皮膚に対して温和な洗い
流し型化粧料に関する。
ディーシャンプー、シャンプー、リンス等の洗い流し型
化粧料の美観を高める目的で、これらに乳濁又はパール
様の外観を付与するための乳濁剤又はパール剤の分散液
が用いられている。
活性剤が用いられ、皮膚の乾燥や炎症の原因となる場合
があり、皮膚に対して温和な界面活性剤の開発が行われ
てきている。しかし、新規な低刺激性界面活性剤の開発
は、膨大な時間とコストを必要とする。
洗い流し型化粧料に配合して皮膚や毛髪を保護しようと
する試みもいくつかなされている。すなわち、セラミド
類縁体であるアミド誘導体を含有する毛髪化粧料(特開
昭64−9913号)、グリコセラミド類とカチオン界
面活性剤を含有する毛髪化粧料(特開平6−50266
0号)、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤、カチオ
ンポリマー及びセラミド又はグリコセラミドを含有する
頭髪又は皮膚洗浄及び処理用組成物(特開平8−594
43号)が報告されている。しかしながら、これらの化
粧料においては、セラミド類は室温で固体であるため、
少量(上限で2重量%程度)しか安定に配合できなかっ
た。また、セラミド類を他の媒体に溶解して液状にして
エマルジョン状にした場合には、その効果が十分に得ら
れないという問題があった。
は、室温で固体の両親媒性脂質の性質を十分に発揮した
洗い流し型化粧料、及びこれに用いる分散液を提供する
ことにある。
及び(b) (a) 分散質として分子中に1以上のヒドロキシ基及び
アミド基を有する両親媒性脂質:5〜40重量% (b) 界面活性剤:2〜55重量% を水性媒体中に含有する分散液及びこれを配合してなる
洗い流し型化粧料を提供するものである。更に本発明
は、次の成分(A)及び(B) (A) 平均粒径が0.5〜150μmであり、分子中に1以上
のヒドロキシ基及びアミド基を有する両親媒性脂質:0.
01〜10重量% (B) 界面活性剤:5〜95重量% を含有する洗い流し型化粧料を提供するものである。
質が分散質として水性媒体中に分散しており、洗い流し
型化粧料に乳濁又はパール様の外観を付与することがで
き、皮膚に温和な洗い流し型化粧料の調製に有用であ
る。
る(a) 成分の分子中に1以上のヒドロキシ基及びアミド
基を有する両親媒性脂質とは、天然セラミド類、合成セ
ラミド類及び合成等により得られるそれらの類縁体(擬
セラミド)であって室温(25℃)で固体状のものをい
う。かかる両親媒性脂質としては、Ceramide H03(Seder
ma) 、CeramideII(Sederma)、Questamide H(Quest)、Ce
ramide TIC-001(高砂香料)、ソフケアセラミドSL-E
(花王)等が挙げられる。ここで、分散液等とした場合
の安定性から、融点30℃以上であるものが好ましく、融
点40℃以上であるものがより好ましい。合成により得ら
れるセラミド類縁体の特に好ましい例としては、上記ソ
フケアセラミドSL-Eを含む次の一般式(1)で表されるア
ミド誘導体が挙げられる。
1以上のヒドロキシ基が置換していてもよい炭素数7〜
39の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の炭化水素基を示
し、R 3及びR4は同一又は異なって、水素原子、リン酸
塩残基、硫酸塩残基又は糖残基を示す。ただし、1分子
中に1以上のヒドロキシ基を有する。〕
ては、炭素数9〜25の直鎖又は分岐鎖の飽和若しくは不
飽和の炭化水素基が好ましく、R2の炭化水素基として
は、炭素数10〜26の直鎖又は分岐鎖の飽和若しくは不飽
和の炭化水素基が好ましく、R3及びR4としては、水素
原子が好ましい。
特開昭62-228048号公報、特開昭63-216852号公報等に詳
述されている。
独で又は二種以上を組み合わせて使用することができ、
本発明分散液中に5〜40重量%、好ましくは10〜30重量
%配合される。
面活性剤としては、一般に化粧品用として用いられるも
の、例えば非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤及
び両性界面活性剤から選ばれる1種以上が挙げられる。
このうち、非イオン界面活性剤としては、アルキルポリ
グリコシド、ポリオキシアルキレンアルキル又はアルケ
ニルエーテル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸
エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアル
キレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシアルキ
レングリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸
エステル、脂肪酸モノグリセリド、ポリエチレングリコ
ール脂肪酸エステル及び脂肪酸アルカノールアミド等が
挙げられる。また、陰イオン界面活性剤としては、ポリ
オキシアルキレンアルキルエーテル酢酸又はその塩、N
−アシルアミノ酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエ
ーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル
リン酸塩、アルキルリン酸塩、N−アシルメチルタウリ
ン塩、アルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシアルキレ
ンアルキルスルホコハク酸塩、脂肪酸塩等が挙げられ
る。両性界面活性剤としては、アルキルアミノ酢酸ベタ
イン、アルキルアミンオキサイド、アルキルアミドプロ
ピルベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン及び
アミドアミノ酸(イミダゾリン系ベタイン)等が挙げら
れる。
活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸又は
その塩が挙げられる。非イオン界面活性剤としては、ア
ルキルポリグリコシド、ポリオキシアルキレンアルキル
又はアルケニルエーテル、ポリオキシアルキレンソルビ
タン脂肪酸エステル及びソルビタン脂肪酸エステルから
選ばれるものが好ましい。
は、アルキルポリグリコシド、例えばアルキル基の炭素
数8〜14で糖(グルコース)の縮合度1〜2のもの;ポ
リオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエーテル、
例えばアルキル基又はアルケニル基の炭素数8〜18でエ
チレンオキシドの平均付加モル数4〜25、好ましくは4
〜15のもの;ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エ
ステル、例えば脂肪酸の炭素数8〜20でエチレンオキシ
ドの平均付加モル数5〜25のもの;ソルビタン脂肪酸エ
ステル、例えば炭素数8〜20の脂肪酸のモノエステル等
が特に好ましい。また、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル酢酸又はその塩としては、炭素数8〜20でエチレ
ンオキシド平均付加モル数3〜15の酸そのもの又はその
アルカリ金属等の塩が挙げられる。すなわち、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル酢酸は、中和せず、そのま
ま用いてもよいし、適宜中和して用いてもよい。またカ
チオン界面活性剤を更に添加することにより、皮膚、毛
髪への両親媒性脂質の吸着性を上げることができる。
で又は二種以上を組み合わせて使用することができ、本
発明分散液中に2〜55重量%、好ましくは5〜40重量%
配合される。
の界面活性剤の配合比率は、重量比(a)/(b)が90/10〜2
5/75、更に80/20〜30/70、特に70/30〜40/60が好まし
い。
親媒性脂質、(b)成分の界面活性剤及び水の混合物を両
親媒性脂質の融点以上(融点〜融点+10℃程度)まで攪
拌しながら加熱・融解し、均一状態になった後、攪拌し
ながら冷却し、(a)成分を晶析させることにより製造す
ることができる。
度、攪拌速度等を調整することにより、(a)成分の粒径
を制御することができる。(a)成分の平均粒径は、後述
の方法による測定値で、0.5〜150μm、更に1〜150μ
m、特に1〜80μmにするのが好ましい。また、本発明
の分散液には、上記加熱・融解・冷却の前又は後におい
て、エチレングリコールジステアレート、エチレングリ
コールモノステアレート等、他のパール化剤、乳濁剤、
pH調整剤、防腐剤等を添加することもできる。
は、乳濁又はパール様の外観を有するものであり、これ
を洗い流し型化粧料に配合することにより、各化粧料を
乳濁又はパール様の外観にすることができ、しかも洗い
流し型化粧料中の界面活性剤の皮膚への吸着量を低減さ
せ、界面活性剤の刺激性を低減させることができる。こ
こで、本発明の洗い流し型化粧料としては、シャンプ
ー、リンス等の毛髪用のもの、洗顔料、洗顔パック等の
顔用のもの、あるいはマッサージ剤、ボディーシャンプ
ー等の全身用のものが挙げられる。本発明の分散液は、
特に、全身洗浄料、手指洗浄料、洗顔料等の界面活性剤
を洗浄基剤とする洗浄剤の配合成分として有用である。
配合量は、化粧料の種類や分散液の濃度によって適宜調
整すればよく、両親媒性脂質濃度として、一般に0.01〜
10重量%、特に0.1〜5重量%が好ましい。
料を調製する際は、前記分散液以外の化粧料成分を混合
しておき、当該混合物と前記分散液とを50℃以下で混合
して製造するのが好ましい。かくすることにより前記分
散液中の両親媒性脂質が、化粧料中に安定に配合され
る。
使用する界面活性剤としては後述の(B)成分の界面活性
剤と同様のものが挙げられる。分散液を用いた洗い流し
型化粧料に使用する界面活性剤の配合量は分散液の調製
に用いる界面活性剤及び洗い流し型化粧料の調製に用い
る界面活性剤の総量で、本発明洗い流し型化粧料の5〜
95重量%、好ましくは10〜50重量%、より好ましくは10
〜35重量%である。
成分の両親媒性脂質としては、前記分散液における(a)
成分と同様、アミド誘導体(1)が特に好ましく、またい
ずれかを単独で又は2種以上を組み合わせて使用できる
が、その平均粒径は、刺激低減効果及び洗い流し型化粧
料中での安定性の点から、0.5〜150μmであるのが好ま
しく、より好ましくは1〜150μmであるのが、さらに
好ましくは1〜80μm、特に好ましくは1〜50μmであ
る。なお、ここでいう平均粒径は、光学顕微鏡で透過光
下で写真撮影した後、写真上で任意に粒子を30個選び、
各粒子について、直線距離で最長の部分を計測した際の
算術平均値である。(A)成分の両親媒性脂質は、本発明
の洗い流し型化粧料中に0.01〜10重量%、好ましくは0.
1〜5重量%配合される。
分散液における(b)成分の界面活性剤、及び一般に洗い
流し型化粧料に洗浄や毛髪柔軟化の目的で使用される界
面活性剤が挙げられる。用いられる界面活性剤として
は、アルキルポリグリコシド、脂肪酸アルカノールアミ
ド、アミドアミノ酸系界面活性剤(イミダゾリン系ベタ
イン)、アルキルアミノ酢酸ベタイン、アルキルアミン
オキサイド、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキ
ルヒドロキシスルホベタイン、陰イオン界面活性剤が好
ましく、アルキルポリグリコシド、アミドアミノ酸系界
面活性剤(イミダゾリン系ベタイン)、陰イオン界面活
性剤がより好ましい。陰イオン界面活性剤としては、ポ
リオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、例えばア
ルキル基の炭素数が12〜18で、エチレンオキサイド平均
付加モル数2〜4のもの;脂肪酸塩、例えば脂肪酸の炭
素数が12〜18のもの;アルキルリン酸塩、例えばアルキ
ル基の炭素数が12〜18のもの;ポリオキシアルキレンア
ルキルエーテルリン酸塩、例えばアルキル基の炭素数が
12〜18で、エチレンオキサイド平均付加モル数1〜5の
もの;ポリオキシアルキレンアルキルエーテル酢酸塩、
例えばアルキル基の炭素数が12〜18で、エチレンオキサ
イド平均付加モル数3〜12のもの;アシル化アミノ酸
塩、例えばアシル基の炭素数が12〜18で、アラニン、サ
ルコシン、グリシン、グルタミン酸の誘導体であるも
の;アルキル基の炭素数12〜18のアルキル硫酸塩、アル
キルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルス
ルホコハク酸塩;アシル基の炭素数が12〜18のアシル化
イセチオン酸塩、N−アシルメチルタウリン塩が更に好
ましい。塩としては、水溶液となる塩、すなわちアルカ
リ金属塩やアルカノールアミン塩が好ましい。(B)成分
の界面活性剤の配合量は、本発明洗い流し型化粧料の5
〜95重量%、好ましくは10〜50重量%、より好ましくは
10〜35重量%である。
コール、ラノリン、スクワラン、炭化水素、シリコーン
類等の油剤;カチオン化セルロース、カチオン化グアガ
ム、マーコート550(メルク)等のカチオン化ポリマー;
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カル
ボキシビニルポリマー、多糖類(キサンタンガム等)等
の水溶性高分子;ポリオキシアルキレンソルビタンエス
テル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、エタノー
ル、グリセリン、ソルビトール等の粘度調整剤や溶解助
剤;エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ホスホン酸塩類
等のキレート剤;メチルパラベン、ブチルパラベン等の
防腐剤;ビタミン類又はその前駆体等の栄養成分;レシ
チン、ゼラチン等の動植物抽出物又はその誘導体;ナイ
ロン、ポリエチレン等のポリマー微粉体;グリチルリチ
ン酸ジカリウム、アラントイン等の消炎剤;塩化ベンザ
ルコニウム、セチルリン酸ベンザルコニウム(花王,サ
ニゾールP)、トリクロサン、トリクロロカルバン、オ
クトピロックス、ジンクピリチオン等の殺菌剤や抗フケ
剤;ジブチルヒドロキシトルエン等の酸化防止剤;その
他紫外線吸収剤、pH調整剤、色素、香料等を、適宜配合
することができる。
両親媒性脂質は、あらかじめ分散液として用いても、あ
るいはそのまま用いてもよいが、あらかじめ分散液とし
て用いるのが好ましい。両親媒性脂質をそのまま用いる
場合には、他の化粧料成分と共に加温して溶解させ、又
は均一に分散させ、その後配合系全体を冷却して両親媒
性脂質を晶析させるのが好ましい。
形、ペースト状、液状等いずれの剤形にすることもでき
る。
16H33,R3=H,R4=Hで融点74〜76℃のもの〕15重
量部、マイドール10〔有効分40重量%,デシルポリグル
コシド(縮合度1〜1.35);花王〕25重量部及び水60重
量部を80〜85℃に昇温した後、攪拌しながら冷却して両
親媒性脂質を晶析させ、更に攪拌しながら室温まで冷却
し、両親媒性脂質分散液を調製した。得られた分散液は
パール様外観を有しており、この分散液中の両親媒性脂
質の粒子は、平均粒径15.1μmの針状結晶であった。
を調製し、目的とするパール状の分散液を得た。
造した。ただし、両親媒性脂質は、あらかじめパール状
に晶析させた分散液(実施例1)を、40℃にて後添加し
た。
下同様)
造した。ただし、両親媒性脂質は、あらかじめパール状
に晶析させた分散液(実施例2)を、40℃にて後添加し
た。
間使用させた後、上腕部よりテープストリッピング法に
より、角質層の採取を行った。採取したテープを細断
し、メタノールにて抽出し、液体クロマトグラフィーに
付すことにより、全身洗浄料の主界面活性剤であるラウ
リルリン酸の皮膚への吸着量を、定量した。また、比較
のため、実施例9の全身洗浄料1から両親媒性脂質を除
き、水でバランスさせた比較全身洗浄料1を用いて、同
様の試験を行った。この結果を表2に示す。
有意に界面活性剤の皮膚への吸着を低減できることがわ
かった。 試験例2 かゆみ・かさつき改善効果試験
自覚している被験者男女各5名を一群として抽出し、1
ヶ月間実施例9又は10の全身洗浄剤を使用した後のか
ゆみ・かさつきについて、以下に示す基準にて評価を行
った。なお、評価は自己申告形式である。また、比較の
ため、実施例9及び10の全身洗浄料から両親媒性脂質
を除き、水でバランスさせた比較全身洗浄料1及び2に
ついても、それぞれ同様の試験を行った。
て、有意にかゆみ、かさつきが改善されることがわかっ
た。
0mLを試料とする。希釈には、4度硬水を用い、ラノリ
ン0.5重量%を添加し、反転攪拌法(油化学,22(4), 21
1, 1973)により40℃にて泡量(mL)の測定を行った。
測定は30秒間攪拌して10秒後、及び5分間攪拌して30秒
後に行った。この結果を表4に示す。
液を添加しても、洗浄料の起泡力は低下しないことがわ
かった。
た。ただし、両親媒性脂質は、あらかじめパール状に晶
析させた分散液(実施例3)を、40℃にて後添加した。
パール状手指洗浄料1を常法により製造した。ただし、
両親媒性脂質は、あらかじめパール状に晶析させた分散
液(実施例1)を、40℃にて後添加した。
造した。ただし、両親媒性脂質は、あらかじめパール状
に晶析させた分散液(実施例4)を、40℃にて後添加し
た。
イプ) 以下に示す組成のデオドラントタイプのパール状全身洗
浄料4を常法により製造した。ただし、両親媒性脂質
は、あらかじめパール状に晶析させた分散液(実施例
1)を、40℃にて後添加した。
造した。ただし、両親媒性脂質は、あらかじめパール状
に晶析させた分散液(実施例8)を、40℃にて後添加し
た。
造した。ただし、両親媒性脂質は、あらかじめパール状
に晶析させた分散液(実施例2)を、エチレングリコー
ルジステアレートの晶析を確認したのち、35℃にて添加
した。
料は、パール様外観を有し、洗浄時の刺激感がなく、す
すぎ時、ドライ後の感触にも優れ、毎日の又は頻繁な使
用においても肌に温和なものであった。
良好な外観と皮膚に対する温和性とを併せ持った洗い流
し型化粧料の配合成分として有用である。また、本発明
の洗い流し型化粧料は、乳濁又はパール様の良好な外観
を有すると共に、含有する界面活性剤の皮膚への吸着が
少なく、皮膚に対して温和なものである。
Claims (5)
- 【請求項1】 次の成分(a)及び(b) (a) 分散質として分子中に1以上のヒドロキシ基及び
アミド基を有する両親媒性脂質:5〜40重量% (b) 界面活性剤:2〜55重量% を水性媒体中に含有する分散液。 - 【請求項2】 成分(a)、成分(b)及び水を、成分(a)の
融点以上に加熱し、融解させた後冷却し、成分(a)を晶
析させる請求項1記載の分散液の製造法。 - 【請求項3】 請求項1記載の分散液を配合してなる洗
い流し型化粧料。 - 【請求項4】 請求項1記載の分散液と、該分散液以外
の化粧料成分とを50℃以下で混合する請求項3記載の化
粧料の製造法。 - 【請求項5】 次の成分(A)及び(B) (A) 平均粒径が0.5〜150μmであり、分子中に1以上
のヒドロキシ基及びアミド基を有する両親媒性脂質:0.
01〜10重量% (B) 界面活性剤:5〜95重量% を含有する洗い流し型化粧料。
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---|---|---|---|
JP36390999A JP3913950B2 (ja) | 1998-12-25 | 1999-12-22 | 両親媒性脂質分散液 |
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JP37065898 | 1998-12-25 | ||
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JP2000239151A true JP2000239151A (ja) | 2000-09-05 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005082484A (ja) * | 2003-09-04 | 2005-03-31 | Kao Corp | 化粧料 |
JP2006248925A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Kose Corp | パール剤組成物及びそれを含有する化粧料 |
-
1999
- 1999-12-22 JP JP36390999A patent/JP3913950B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005082484A (ja) * | 2003-09-04 | 2005-03-31 | Kao Corp | 化粧料 |
JP2006248925A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Kose Corp | パール剤組成物及びそれを含有する化粧料 |
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---|---|---|---|
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|
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