JP2000238322A - Ledアレイ書込みヘッド - Google Patents

Ledアレイ書込みヘッド

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JP2000238322A
JP2000238322A JP4141999A JP4141999A JP2000238322A JP 2000238322 A JP2000238322 A JP 2000238322A JP 4141999 A JP4141999 A JP 4141999A JP 4141999 A JP4141999 A JP 4141999A JP 2000238322 A JP2000238322 A JP 2000238322A
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led array
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degree right
emitting
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Yasuhiro Osawa
康宏 大澤
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Ricoh Co Ltd
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/447Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources
    • B41J2/45Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources using light-emitting diode [LED] or laser arrays
    • B41J2/451Special optical means therefor, e.g. lenses, mirrors, focusing means

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  • Optics & Photonics (AREA)
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)
  • Led Devices (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】感光体に対する占有角を小さくしたLED書込
みヘッドを得る。 【解決手段】面発光LEDアレイ2のLED発光部21
からの光を45度直角プリズム3に直接入射し、45度
直角プリズム3の支持基板7の上面に対して45度傾い
た反射面で反射して結像レンズ5に入射する。結像レン
ズ5は入射した光を集光して感光体11に潜像を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機やプリン
タ装置等で画像の書き込みに使用するLEDアレイ書込
みヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】発光ダイオード(LED)を使用したL
EDアレイは、電子写真方式のプリンタ装置や複写機な
どで画像の書込み用に利用されている。このLEDアレ
イを利用したプリンタ装置は、図12に示すように、L
EDアレイ41から発した光を結像レンズ42により感
光体11の表面に集光して感光面を露光し潜像を形成す
る。このようにLEDアレイ素子を利用したプリンタ装
置は、レーザーラスタ方式のプリンタ装置と比較して振
動や熱による光学系の変形に強い利点を有する。
【0003】また、例えば特開平7−108709号公
報に示されたLEDアレイ書込みヘッドは、図13に示
すように、複数のロッドレンズアレイを配列してハウジ
ング43に取り付けられた結像レンズアレイ44の光軸
と面発光型のLEDアレイ41の各LEDの光軸を一致
するようにLEDアレイ41を配置し、結像レンズアレ
イ44の入射側に結像レンズアレイ44の各ロッドレン
ズの配列と同じ配列でロッドレンズの径より小さな径の
複数の穴を有する絞り部材45を配置し、LEDアレイ
41の各LEDからの直接光だけを感光体11に照射
し、感光体11に鮮明で正確な潜像を形成するようにし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年の電子写真プロセ
スを用いた複写機やプリンタ装置は、より高速で高精細
が要求されるとともにカラーに対応でき、小型化や低コ
ストであることが望まれている。高速性を確保するため
には、書き込み光量を下げないように結像レンズアレイ
の光伝達効率が高いことが望まれる。また、高精細であ
るためには結像レンズの分解能が確保されていることが
必要である。カラー化には複数の現像ドラムを用いるタ
ンデム方式を採用することで対応する場合が多く、小型
化や低コスト化には感光体として小径ドラムを採用する
必要がある。そのためLED書込みヘッドも小型にし、
かつ感光体に対する占有角を減らすことが必要である。
【0005】面発光型のLEDアレイ41からの光を集
光する場合は、LEDアレイ41の基板面を支持基板4
6に貼り合わせることが一般的である。そこで結像レン
ズアレイ44は支持基板46に対して垂直方向に配置さ
れ、LEDアレイ41からの光を支持基板41と垂直方
向に取り出す。支持基板46にはLEDアレイ41の他
にドライバLSIや周辺回路を搭載することが必要なこ
とから、支持基板46の幅を小さくするには限界が生
じ、結果として感光体11に対する占有角αが支持基板
46の大きさで制限されて狭くできないという問題があ
る。
【0006】これに対して特開平8−32110号公報
には感光体に対する占有角を小さくしたLED書込みヘ
ッドが示されている。このLED書込みヘッドは、図1
4に示すように、端面発光型のLEDアレイ47を使用
し、端面発光型のLEDアレイ47のpn接合面48と
結像レンズ42の光軸を一致させて円筒状の支持体49
に取り付けて感光体11に接近させるようにしている。
このLED書込みヘッドは円筒状の支持体49の内径が
結像レンズ42の外径と等しく形成され、円筒状の支持
体49の軸心に沿って光を出射するから、感光体11に
対するLED書込みヘッドの占有角αを小さくすること
ができる。
【0007】しかしながら端面発光型のLEDアレイ
は、面発光型LEDアレイに比べて製造と実装に手間が
かかるため、LED書込みヘッドのコスト上昇の原因に
なる。このため面発光型LEDアレイを用いてLED書
込みヘッドを構成することが望ましい。
【0008】この発明はかかる要望を満たすとともに感
光体に対する占有角を小さくしたLED書込みヘッドを
提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るLED書
込みヘッドは、面発光LEDアレイと45度直角プリズ
ムと結像レンズ及び支持基板を有し、面発光LEDアレ
イは、複数のLEDを有するLED発光部の発光面を4
5度直角プリズムの直交する1面に張り合わされ、45
度直角プリズムは直交する2面に対して45度で形成さ
れた反射面が支持基板の上面に対して45度の傾きを有
するように支持基板に取り付けられ、結像レンズは光軸
を支持基板の上面と平行にして、45度直角プリズムの
面発光LEDアレイを取り付けた面と直交する出射面側
の支持基板の先端部に取り付けられていることを特徴と
する。
【0010】上記面発光LEDアレイを45度直角プリ
ズムに対して位置決め部材で位置決めして張り合わせる
ことが望ましい。
【0011】また、45度直角プリズムに面発光LED
アレイとともに面発光LEDアレイの各ドライバLSI
を張り合わせ
【0012】さらに、45度直角プリズムと結像レンズ
の間に、屈折率が45度直角プリズムの屈折率と結像レ
ンズの屈折率の間にある透明材料を設け、45度直角プ
リズムと結像レンズを透明材料を介して接続すると良
い。
【0013】また、45度直角プリズムの面発光LED
アレイを張り合わせる面に、LED発光部に対応した部
分を除いた吸収膜を設けても良い。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明のLED書込みヘッドは
面発光LEDアレイと45度直角プリズムとプリズム台
と結像レンズとプリント基板と支持基板及びカバーを有
する。面発光LEDアレイは複数のLEDを有するLE
D発光部の発光面が45度直角プリズムの直交する1面
に貼り合わされている。45度直角プリズムは直交する
2面に45度で形成された反射面が直角3角柱状に形成
されたプリズム台の傾斜面に貼り合わされ、45度直角
プリズムを張り合わせたプリズム台が支持基板に取り付
けられ、45度直角プリズムの反射面が支持基板の上面
に対して45度の傾きを有する。結像レンズは光軸を支
持基板の上面と平行にして、45度直角プリズムの面発
光LEDアレイを取り付けた面と直交する出射面側の支
持基板の先端部に取り付けられている。プリント基板は
支持基板の45度直角プリズムに対して結像レンズとは
反対側に取り付けられている。45度直角プリズムの面
発光LEDアレイを取り付けた面には各LEDを駆動す
るドライバLSが取り付けられ、プリント基板とボンデ
ィングワイヤで接続されている。
【0015】このLED書込みヘッドの面発光LEDア
レイのLED発光部からの光は45度直角プリズムに直
接入射し、45度直角プリズムの支持基板の上面に対し
て45度傾いた反射面で反射して結像レンズに入射し、
結像レンズにより集光され感光体に潜像を形成する。
【0016】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の構成を示す断面
図である。図に示すように、LED書込みヘッド1は面
発光LEDアレイ2と45度直角プリズム3とプリズム
台4と結像レンズ5とプリント基板6と支持基板7及び
カバー8を有する。面発光LEDアレイ2は複数のLE
Dを有するLED発光部21の発光面が45度直角プリ
ズム3の直交する1面に貼り合わされている。45度直
角プリズム3は直交する2面に45度で形成された反射
面31が直角3角柱状に形成されたプリズム台4の傾斜
面に貼り合わされ、45度直角プリズム3を張り合わせ
たプリズム台4が支持基板7に取り付けられ、45度直
角プリズム3の反射面31が支持基板7の上面に対して
45度の傾きを有する。結像レンズ5は光軸を支持基板
7の上面と平行にして、45度直角プリズム3の面発光
LEDアレイ2を取り付けた面と直交する出射面側の支
持基板7の先端部に取り付けられている。プリント基板
6は支持基板の45度直角プリズム3に対して結像レン
ズ5とは反対側に取り付けられている。45度直角プリ
ズム3の面発光LEDアレイ2を取り付けた面には各L
EDを駆動するドライバLSI9が取り付けられ、プリ
ント基板6とボンディングワイヤ10で接続されてい
る。カバー8は面発光LEDアレイ2等を覆い防塵をす
る。
【0017】上記のように構成されたLED書込みヘッ
ド1の面発光LEDアレイ2のLED発光部21から出
射した光は45度直角プリズム3に直接入射し、45度
直角プリズム3の支持基板7の上面に対して45度傾い
た反射面31で反射して結像レンズ5に入射する。結像
レンズ5に入射した光は、結像レンズ5により集光され
感光体11に潜像を形成する。このように面発光型LE
Dアレイ2から出射した光を、45度直角プリズム3の
LED発光部21の光軸及び結像レンズ5の光軸と平行
な支持基板7の上面に対して45度傾いた反射面31で
反射して結像レンズ5に入射するようにしたから、面発
光型LEDアレイ2と支持基板7との距離を結像レンズ
5の厚さと同じ程度にすることができ、感光体11に対
する占有角αを支持基板7の厚さと結像レンズ5の厚さ
及びカバー8の厚さの合計で決定することができ、感光
体11に対する占有角αを小さくすることができる。
【0018】このLED書込みヘッド1の面発光LED
アレイ2と45度直角プリズム3とプリズム台4及びド
ライバLSI9を有するLEDアレイ光源を製作すると
きの製作工程を説明する。
【0019】まず、図2の斜視図に示すように、一定厚
さ例えば3mmのガラス基板12に面発光LEDアレイ
2とドライバLSI9の配線に合わせた、フリップチッ
プ用配線13を形成する。このフリップチップ用配線1
3は面発光LEDアレイ2のチップとドライバLSI9
をフリップチップ実装技術で実装するために用いられ
る。次に、ガラス基板12を、図3(a)に示すよう
に、ダイシング加工と研磨により直角と45度に切り出
して45度直角プリズム3を形成し、反射面31に反射
膜としてアルミニウムを蒸着する。また45度の傾斜面
を有するを持つプリズム台4も同様に製作する。その
後、図3(b)に示すように、フリップチップ用配線1
3を有する45度直角プリズム3の反射面とプリズム台
4の傾斜面を貼り合わせる。そして図3に示すように、
45度直角プリズム3のフリップチップ用配線13に合
わせて、面発光LEDアレイ2とドライバLSI9をL
ED書込みヘッド1の書き込み幅に合わせてフリップチ
ップ技術により実装して光源部を作製する。この面発光
LEDアレイ2を45度直角プリズム3に実装すると
き、LED発光部21を45度直角プリズム3の張り合
わせ面に向けて実装する。したがってLED発光部21
で発する光は、LED発光部21から直接45度直角プ
リズム3に入射する。
【0020】この45度直角プリズム3に実装される面
発光LEDアレイ2の発光面を拡大すると、図4に示す
ように、LED発光部21の並びにボンディングパッド
14が引き出されており、このボンディングパッド14
とフリップチップ用配線13が各々1対1に接続され、
フリップチップ用配線13でドライバLSI9に接続さ
れる。したがってドライバLSI9の配線としては、図
5に示すように、信号線と制御線と電源の配線15だけ
を設ければ良く、LED発光部21の数に比べて少なく
てすみ、プリント基板6との接続のための配線数を低減
することができる。したがって信号線と制御線と電源の
配線15の配線精度が低くて良く、配線15を容易に実
装することができる。
【0021】このようにして製作された一定厚さ例えば
3mmの45度直角プリズム3を貼り付た厚さが例えば
3mmとプリズム台4と、一定厚さ例えば3mmの結像
レンズ5及びプリント基板6を一定厚さ例えば2mmの
アルミニウム製の支持基板7に取り付け、ドライバLS
I9から外部に引き出される配線15を、図6に示すよ
うに、ボンディングワイヤ10を介してプリント基板6
に接続する。このプリント基板6は外部と接続される。
このボンディングワイヤ10の配線数はLED発光部2
1の数に比べて十分少ないので、ボンディングワイヤ1
0の実装を容易に行うことができる。また、45度直角
プリズム3を貼り付たプリズム台4と結像レンズ5の厚
さを例えば3mmとし、支持基板7とカバー8の厚さを
例えば2mmとすると、LED書込ヘッド1の厚さは7
mmとなり、従来の面発光LED書込ヘッドと比べて1
/3以下の厚さにすることができ、感光対11に対する
占有角αを非常に小さくすることができる。
【0022】また、45度直角プリズム3に面発光LE
Dアレイ2を貼付るときに、図7に示すように、面発光
LEDアレイ2の発光面に位置決め突起16を設け、4
5度直角プリズム3の面発光LEDアレイ2の貼り合わ
せ面に、図8に示すように、面発光LEDアレイ2の位
置決め突起16に嵌合する位置決め座ぐり17を設けて
おくことにより、面発光LEDアレイ2を45度直角プ
リズム3に正確に位置合わせして取付ることができる。
したがって感光体11に結像される光点を正確に整列さ
せることができ、良質な画像を書き込むことができる。
また、この位置決め突起16と位置決め座ぐり17をフ
ォトリソグラフィーとエッチングにより形成することに
より、面発光LEDアレイ2と45度直角プリズム3の
位置合わせ精度を数ミクロン程度で実現することができ
る。
【0023】上記実施例のLED書込みヘッド1は45
度直角プリズム3で反射した光を一定距離隔てた結像レ
ンズ5に入射して集光する場合について説明したが、図
9のに示すように、45度直角プリズム3と結像レンズ
5の間に、45度直角プリズム3の屈折率と結像レンズ
5の屈折率の中間の屈折率の光学プラスチックやガラス
からなる透明ブロック18を設け、透明ブロック18と
45度直角プリズム3及び透明ブロック18とを光学接
着剤を用いて貼り合わせると良い。例えば45度直角プ
リズム3の屈折率が約1.51で、結像レンズ5は軸上
屈折率が1.63の場合、透明ブロック18の屈折率と
して1.55を選択する。このように透明ブロック18
の屈折率を45度直角プリズム3の屈折率と結像レンズ
5の屈折率の中間の屈折率にして透明ブロック18の屈
折率を45度直角プリズム3の屈折率と結像レンズ5の
屈折率に近付けているから、45度直角プリズム3と透
明ブロック18の接合面及び透明ブロック18と結像レ
ンズ5の接合面における屈折率差に起因した反射を抑制
することができ、反射によるLED発光部21のゴース
ト光が感光体11に入射することを抑制して、良質な画
像を書き込むことができる。また、45度直角プリズム
3と結像レンズ5が透明ブロック18に貼り合わされて
1体化しているから、機械強度を向上することができ、
振動や曲げに対して強くすることができる。
【0024】また、図10に示すように、45度直角プ
リズム3の面発光LEDアレイ2を取付けた面に、LE
D発光部21の部分を除いて吸収膜32を設けると良
い。このように面発光LEDアレイ2を取付けた45度
直角プリズム3の面にLED発光部21の部分を除いて
吸収膜32を設けることにより、LED発光部21から
45度直角プリズム3に入射して反射面31で反射した
光の一部が45度直角プリズム3の射出面で反射して面
発光LEDアレイ2を取付けた45度直角プリズム3の
面に拡散して戻ってきても吸収膜32で吸収されて反射
しないから、面発光LEDアレイ2を取付けた45度直
角プリズム3の面に拡散して戻ってきた光は再び反射し
て感光体11に入射して不要なフレア光となることを防
ぐことができる。
【0025】この吸収膜32を有する45度直角プリズ
ム3を作製する製作工程は、図11(a)に示すよう
に、45度直角プリズムを製作するガラス基板12にあ
らかじめクロムと酸化クロムの多層構造による吸収膜3
2を一定厚さ例えば300nmの厚さで蒸着しておく。
次に、図11(b)に示すように、LED発光部21の
大きさ例えば10μmより1回り大きい例えばW=20
μmの幅Wのストライプで吸収膜32を選択エッチング
し、その表面をを一定厚さ例えば300nmの厚さのS
i02 の絶縁膜33で被覆する。その後、図11(c)
に示すように、フリッチチップ用配線13を形成してか
らダイシング加工と研磨によりガラス基板12を切り出
して45度直角プリズム3とする。このようにして吸収
膜32を有する45度直角プリズム3を精度良く作製す
ることができる。
【0026】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、面発光
LEDアレイのLED発光部からの光は45度直角プリ
ズムに直接入射し、45度直角プリズムの支持基板の上
面に対して45度傾いた反射面で反射して結像レンズに
入射し、結像レンズにより集光され感光体に潜像を形成
するようにしたから、面発光型LEDアレイを使用した
LEDアレイ書込みヘッドを薄くすることができ、感光
体に対する占有角を小さくすることができる。
【0027】また、面発光LEDアレイを45度直角プ
リズムに対して位置決め部材で位置決めして張り合わせ
ることにより、面発光LEDアレイを45度直角プリズ
ムに正確に位置合わせして取付ることができ、感光体に
結像される光点を正確に整列させて良質な画像を書き込
むことができる。
【0028】さらに、45度直角プリズムに面発光LE
Dアレイとともに面発光LEDアレイの各ドライバLS
Iを張り合わせることにより、面発光LEDアレイと各
ドライバLSIの接続を容易にすることができるととも
に外部配線の本数を低減して容易に配線を行うことがで
きる。
【0029】また、45度直角プリズムと結像レンズの
間に、屈折率が45度直角プリズムの屈折率と結像レン
ズの屈折率の間にある透明材料を設け、45度直角プリ
ズムと結像レンズを透明材料を介して接続することによ
り、45度直角プリズムの出射面のおける反射等を抑制
し、反射によるLED発光部のゴースト光が感光体に入
射することを防ぎ、良質な画像を書き込むことができ
る。また、45度直角プリズムと結像レンズが透明ブロ
ックを介して1体化されているから、LEDアレイ書込
みヘッドの機械強度を向上することができる。
【0030】また、45度直角プリズムの面発光LED
アレイを張り合わせる面に、LED発光部に対応した部
分を除いた吸収膜を設け、吸収膜で45度直角プリズム
の出射面における反射光を吸収することにより、反射に
よるLED発光部のゴースト光が感光体に入射すること
を防ぎ、良質な画像を書き込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成を示す断面図である。
【図2】45度直角プリズムを作製するガラス基板の斜
視図である。
【図3】面発光LEDアレイと45度直角プリズムを有
する光源の作製工程図である。
【図4】面発光LEDアレイの発光面を拡大した斜視図
である。
【図5】ドライバLSIの配線を示す斜視図である。
【図6】プリント基板との接続を示す上面図である。
【図7】面発光LEDアレイの位置決め突起を有する発
光面を示す斜視図である。
【図8】位置決め座ぐりを有する45度直角プリズムを
示す斜視図である。
【図9】45度直角プリズムと結像レンズの間に透明ブ
ロックを設けた実施例の構成図である。
【図10】45度直角プリズムに吸収膜を設けた実施例
の構成図である。
【図11】吸収膜を有する45度直角プリズムの作製工
程図である。
【図12】LEDアレイを使用した書込みヘッドの説明
図である。
【図13】従来例の構成図である。
【図14】他の従来例の構成図である。
【符号の説明】
1 LED書込みヘッド 2 面発光LEDアレイ 3 45度直角プリズム 4 プリズム台 5 結像レンズ 6 プリント基板 7 支持基板 8 カバー 9 ドライバLSI 10 ボンディングワイヤ
フロントページの続き Fターム(参考) 2C162 FA17 FA23 FA44 FA49 5C051 AA02 CA08 DA03 DB02 DB04 DB06 DB22 DB24 DB29 DC02 DC03 DC04 DC07 DD02 5F041 AA47 CA12 CB22 DA09 DA20 DA83 DB07 EE11 EE23 EE25 FF13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 面発光LEDアレイと45度直角プリズ
    ムと結像レンズ及び支持基板を有し、 面発光LEDアレイは複数のLEDを有するLED発光
    部の発光面を45度直角プリズムの直交する1面に張り
    合わされ、45度直角プリズムは直交する2面に対して
    45度で形成された反射面が支持基板の上面に対して4
    5度の傾きを有するように支持基板に取り付けられ、結
    像レンズは光軸を支持基板の上面と平行にして、45度
    直角プリズムの面発光LEDアレイを取り付けた面と直
    交する出射面側の支持基板の先端部に取り付けられてい
    ることを特徴とするLEDアレイ書込みヘッド。
  2. 【請求項2】 上記面発光LEDアレイを、45度直角
    プリズムに対して位置決め部材で位置決めして張り合わ
    せる請求項1記載のLEDアレイ書込みヘッド。
  3. 【請求項3】 上記45度直角プリズムに面発光LED
    アレイとともに面発光LEDアレイの各ドライバLSI
    を張り合わせた請求項1又は2記載のLEDアレイ書込
    みヘッド。
  4. 【請求項4】 上記45度直角プリズムと結像レンズの
    間に、屈折率が45度直角プリズムの屈折率と結像レン
    ズの屈折率の間にある透明材料を設け、45度直角プリ
    ズムと結像レンズを透明材料を介して接続した請求項
    1、2又は3記載のLEDアレイ書込みヘッド。
  5. 【請求項5】 上記45度直角プリズムの面発光LED
    アレイを張り合わせる面に、LED発光部に対応した部
    分を除いた吸収膜を設けた請求項1,2又は3記載のL
    EDアレイ書込みヘッド。
JP4141999A 1999-02-19 1999-02-19 Ledアレイ書込みヘッド Pending JP2000238322A (ja)

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