JP2000238110A - 油圧式射出成形機の制御装置 - Google Patents
油圧式射出成形機の制御装置Info
- Publication number
- JP2000238110A JP2000238110A JP11043359A JP4335999A JP2000238110A JP 2000238110 A JP2000238110 A JP 2000238110A JP 11043359 A JP11043359 A JP 11043359A JP 4335999 A JP4335999 A JP 4335999A JP 2000238110 A JP2000238110 A JP 2000238110A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- hydraulic
- molding machine
- switching valve
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1777—Nozzle touch mechanism
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧力トランスミッタを用いて、連続して変化
するノズルタッチ圧力を計測することにより、圧力確認
の信頼性の向上、簡単化、そして、成形機の故障防止を
計る油圧式射出成形機の制御装置を提供すること。 【解決手段】 射出ノズル２を進退させるための移動シ
リンダ６と、移動シリンダへの油圧の切り換えを行う電
磁切換弁７と、移動シリンダの内圧または該移動シリン
ダへの油圧回路の内圧を検出して検出した圧力を示す検
出信号を出力する圧力トランスミッタ２０と、前記検出
信号を受けて電磁切換弁の切換え制御を行うことにより
射出ノズルの進退制御を行う制御部１１とを含み、制御
部は、前記検出信号より移動シリンダ内圧を計測するこ
とで計測した値よりノズルタッチ圧を確認して電磁切換
弁の切換え制御を行うと共に、前記油圧回路の故障によ
る圧力異常の検出も行う。
するノズルタッチ圧力を計測することにより、圧力確認
の信頼性の向上、簡単化、そして、成形機の故障防止を
計る油圧式射出成形機の制御装置を提供すること。 【解決手段】 射出ノズル２を進退させるための移動シ
リンダ６と、移動シリンダへの油圧の切り換えを行う電
磁切換弁７と、移動シリンダの内圧または該移動シリン
ダへの油圧回路の内圧を検出して検出した圧力を示す検
出信号を出力する圧力トランスミッタ２０と、前記検出
信号を受けて電磁切換弁の切換え制御を行うことにより
射出ノズルの進退制御を行う制御部１１とを含み、制御
部は、前記検出信号より移動シリンダ内圧を計測するこ
とで計測した値よりノズルタッチ圧を確認して電磁切換
弁の切換え制御を行うと共に、前記油圧回路の故障によ
る圧力異常の検出も行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧式射出成形機に
関し、特に射出開始を金型と射出ノズルとのタッチを検
出して行う機能を持つ制御装置に関する。
関し、特に射出開始を金型と射出ノズルとのタッチを検
出して行う機能を持つ制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の油圧式射出成形機について、図
２を参照して説明する。図２において、１は射出装置
で、この射出装置１の先端部には射出ノズル２が装着さ
れている。３は固定プラテンで、この固定プラテン３に
連結されたタイバー４、４を介して図示しない型締機構
に装着されている。５は固定プラテン３に装着された金
型（固定側）である。６は射出装置１と固定プラテン３
との間に配設された移動シリンダである。移動シリンダ
６は電磁切換弁７を介して、油圧源８とタンク９とに接
続されており、電磁切換弁７を切り換えることにより、
射出ノズル２を前進又は後退させることができる。その
ため、移動シリンダ６は、図示のようにシリンダ室の内
壁に沿って移動する一つのピストンを有している。
２を参照して説明する。図２において、１は射出装置
で、この射出装置１の先端部には射出ノズル２が装着さ
れている。３は固定プラテンで、この固定プラテン３に
連結されたタイバー４、４を介して図示しない型締機構
に装着されている。５は固定プラテン３に装着された金
型（固定側）である。６は射出装置１と固定プラテン３
との間に配設された移動シリンダである。移動シリンダ
６は電磁切換弁７を介して、油圧源８とタンク９とに接
続されており、電磁切換弁７を切り換えることにより、
射出ノズル２を前進又は後退させることができる。その
ため、移動シリンダ６は、図示のようにシリンダ室の内
壁に沿って移動する一つのピストンを有している。
【０００３】１０は移動シリンダ６のシリンダ室のう
ち、射出ノズル２を金型５に接触させる際に油圧が供給
される側、または油圧供給管路に配設された圧力スイッ
チである。１１は図示しない制御盤内に装着され、射出
装置１を前後進させるための制御部、１２は射出ノズル
２の後退量を制御するタイマである。
ち、射出ノズル２を金型５に接触させる際に油圧が供給
される側、または油圧供給管路に配設された圧力スイッ
チである。１１は図示しない制御盤内に装着され、射出
装置１を前後進させるための制御部、１２は射出ノズル
２の後退量を制御するタイマである。
【０００４】この射出成形機は、型締が完了すると、直
圧式においては型締シリンダの型締圧力が完全に上昇し
たことを示す信号が、またトグル式においてはトグルリ
ンクがほぼ完全に伸びきったことを示す信号が型締機構
から制御部１１に送られる。制御部１１は、形締機構側
から出される上記形締完了信号を受けて、電磁切換弁７
に前進指令信号を出す。この前進指令信号により電磁切
換弁７は切り換えられ、移動シリンダ６に油圧を供給し
て固定プラテン側に移動させ射出ノズル２と金型５とを
接触させる。そして、射出ノズル２と金型５とが互いに
接触すると、シリンダ室及び油圧供給管路の内圧が上昇
するが、この内圧があらかじめ設定した圧力スイッチ１
０の設定圧に達すると、圧力スイッチ１０が作動し、射
出ノズル２と金型５との接触を検出するとともに、この
検出信号を制御部１１に入力する。これによって制御部
１１はノズルタッチの確認を行う。
圧式においては型締シリンダの型締圧力が完全に上昇し
たことを示す信号が、またトグル式においてはトグルリ
ンクがほぼ完全に伸びきったことを示す信号が型締機構
から制御部１１に送られる。制御部１１は、形締機構側
から出される上記形締完了信号を受けて、電磁切換弁７
に前進指令信号を出す。この前進指令信号により電磁切
換弁７は切り換えられ、移動シリンダ６に油圧を供給し
て固定プラテン側に移動させ射出ノズル２と金型５とを
接触させる。そして、射出ノズル２と金型５とが互いに
接触すると、シリンダ室及び油圧供給管路の内圧が上昇
するが、この内圧があらかじめ設定した圧力スイッチ１
０の設定圧に達すると、圧力スイッチ１０が作動し、射
出ノズル２と金型５との接触を検出するとともに、この
検出信号を制御部１１に入力する。これによって制御部
１１はノズルタッチの確認を行う。
【０００５】制御部１１は、上記検出信号により射出装
置１に指令信号を出し、以下周知の手段により順次、射
出、計量、冷却、型開、離型等の各工程を遂行する。ま
た、制御部１１は、前記諸工程遂行中において計量完了
又は冷却開始信号を受けると、タイマ１２によりあらか
じめ設定された時間だけ、電磁切換弁７に後退指令信号
を出力し、この後退指令信号により電磁切換弁７を励磁
し、移動シリンダ６に油圧を供給して射出ノズル２を金
型５から後退させる。
置１に指令信号を出し、以下周知の手段により順次、射
出、計量、冷却、型開、離型等の各工程を遂行する。ま
た、制御部１１は、前記諸工程遂行中において計量完了
又は冷却開始信号を受けると、タイマ１２によりあらか
じめ設定された時間だけ、電磁切換弁７に後退指令信号
を出力し、この後退指令信号により電磁切換弁７を励磁
し、移動シリンダ６に油圧を供給して射出ノズル２を金
型５から後退させる。
【０００６】そして、タイマ１２の時間切れにより電磁
切換弁７を消磁し、移動シリンダ６を停止する。すなわ
ち、タイマ１２の設定時間によって、射出ノズル２の後
退量を制御することができる。
切換弁７を消磁し、移動シリンダ６を停止する。すなわ
ち、タイマ１２の設定時間によって、射出ノズル２の後
退量を制御することができる。
【０００７】このような射出成形機は、例えば特公平１
−３６４１４号公報に開示されている。
−３６４１４号公報に開示されている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】この種の射出成形機に
おいて、成形時に起こるノズルからの樹脂漏れは、生産
効率向上の妨げとなる問題である。また、油圧式射出成
形機において油圧回路に起因する圧力異常は金型や成形
機そのものを傷つける危険性がある。このため、射出ノ
ズルの金型へのタッチ確認は安定した成形を行う上で、
重要な要素である。しかしながら、上記のように圧力ス
イッチを用いるノズルタッチ確認は、圧力の上限、下限
の２点を設定することで、圧力を測定するものであり、
制御部１１への信号は、圧力が設定値を越えることによ
るＯＮ、ＯＦＦ信号のみであるので、実際の圧力値を計
測することはできない。
おいて、成形時に起こるノズルからの樹脂漏れは、生産
効率向上の妨げとなる問題である。また、油圧式射出成
形機において油圧回路に起因する圧力異常は金型や成形
機そのものを傷つける危険性がある。このため、射出ノ
ズルの金型へのタッチ確認は安定した成形を行う上で、
重要な要素である。しかしながら、上記のように圧力ス
イッチを用いるノズルタッチ確認は、圧力の上限、下限
の２点を設定することで、圧力を測定するものであり、
制御部１１への信号は、圧力が設定値を越えることによ
るＯＮ、ＯＦＦ信号のみであるので、実際の圧力値を計
測することはできない。
【０００９】上記の圧力スイッチを用いる方法とは別
に、近接スイッチを用いる方法が提案されている。この
近接スイッチでは、位置のみの検出でノズルタッチ確認
を行っている。このため、最終的なノズルタッチ確認、
ノズルタッチ圧力、及び調整が難しい。また、金型方向
から射出ノズルに加わる圧力が考慮されないので樹脂漏
れも起こりやすい。
に、近接スイッチを用いる方法が提案されている。この
近接スイッチでは、位置のみの検出でノズルタッチ確認
を行っている。このため、最終的なノズルタッチ確認、
ノズルタッチ圧力、及び調整が難しい。また、金型方向
から射出ノズルに加わる圧力が考慮されないので樹脂漏
れも起こりやすい。
【００１０】そして、上記のどちらの方法も、油圧回路
の異常などにより、機械にとって過負荷な圧力を生じた
時に異常を検出する手段が無いので、成形機や金型を傷
つける危険性がある。
の異常などにより、機械にとって過負荷な圧力を生じた
時に異常を検出する手段が無いので、成形機や金型を傷
つける危険性がある。
【００１１】本発明の課題は、圧力トランスミッタを用
いて、連続して変化するノズルタッチ圧力を計測するこ
とにより、圧力確認の信頼性の向上、簡単化、そして、
成形機の故障防止を計る油圧式射出成形機の制御装置を
提供することにある。
いて、連続して変化するノズルタッチ圧力を計測するこ
とにより、圧力確認の信頼性の向上、簡単化、そして、
成形機の故障防止を計る油圧式射出成形機の制御装置を
提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明による油圧式射出
成形機の制御装置は、油圧回路を切り換えて、金型に対
して射出ノズルを進退させるようにした油圧式射出成形
機において、前記射出ノズルを進退させるための油圧式
移動シリンダと、前記油圧式移動シリンダへの油圧の切
り換えを行う切換弁と、前記油圧式移動シリンダの内圧
または該移動シリンダへの油圧回路の内圧を検出して検
出した圧力を示す検出信号を出力する圧力トランスミッ
タと、前記検出信号を受けて前記切換弁の切換え制御を
行うことにより前記射出ノズルの進退制御を行う制御部
とを含み、前記制御部は、前記検出信号より前記油圧式
移動シリンダ内圧を計測することで計測した値よりノズ
ルタッチ圧を確認して前記切換弁の切換え制御を行うと
共に、前記油圧回路の故障による圧力異常の検出も行う
ことを特徴とする。
成形機の制御装置は、油圧回路を切り換えて、金型に対
して射出ノズルを進退させるようにした油圧式射出成形
機において、前記射出ノズルを進退させるための油圧式
移動シリンダと、前記油圧式移動シリンダへの油圧の切
り換えを行う切換弁と、前記油圧式移動シリンダの内圧
または該移動シリンダへの油圧回路の内圧を検出して検
出した圧力を示す検出信号を出力する圧力トランスミッ
タと、前記検出信号を受けて前記切換弁の切換え制御を
行うことにより前記射出ノズルの進退制御を行う制御部
とを含み、前記制御部は、前記検出信号より前記油圧式
移動シリンダ内圧を計測することで計測した値よりノズ
ルタッチ圧を確認して前記切換弁の切換え制御を行うと
共に、前記油圧回路の故障による圧力異常の検出も行う
ことを特徴とする。
【００１３】なお、前記切換弁の切換えを行う時の前記
ノズルタッチ圧は前記制御部において設定される。
ノズルタッチ圧は前記制御部において設定される。
【００１４】
【発明の実施の形態】図１を参照して、本発明の実施の
形態について説明する。本形態においては、図２で説明
した制御装置における圧力スイッチを、圧力トランスミ
ッタ２０に代えた点に特徴を有する。圧力トランスミッ
タ２０は、周知のように、圧力の変化を連続的に検出し
検出した圧力を示す電気信号に変換して出力するもので
ある。なお、ここでは圧力トランスミッタ２０は、移動
シリンダ６への油圧供給管路に設けられているが、移動
シリンダ６に設けられても良い。
形態について説明する。本形態においては、図２で説明
した制御装置における圧力スイッチを、圧力トランスミ
ッタ２０に代えた点に特徴を有する。圧力トランスミッ
タ２０は、周知のように、圧力の変化を連続的に検出し
検出した圧力を示す電気信号に変換して出力するもので
ある。なお、ここでは圧力トランスミッタ２０は、移動
シリンダ６への油圧供給管路に設けられているが、移動
シリンダ６に設けられても良い。
【００１５】圧力トランスミッタ２０からの信号線は、
油圧式射出成形機の駆動全般を行う制御部１１に配線さ
れている。射出装置１の前後進は、電磁切換弁７の切換
えによって駆動を行う。電磁切換弁７の開閉は、制御部
１１からの前進、後退指令により行われる。
油圧式射出成形機の駆動全般を行う制御部１１に配線さ
れている。射出装置１の前後進は、電磁切換弁７の切換
えによって駆動を行う。電磁切換弁７の開閉は、制御部
１１からの前進、後退指令により行われる。
【００１６】本装置の動作を下記に示す。
【００１７】１．制御部１１の指令により電磁切換弁７
を前進側に切換え、移動シリンダ６を駆動することで射
出装置１を前進させる。
を前進側に切換え、移動シリンダ６を駆動することで射
出装置１を前進させる。
【００１８】２．移動シリンダ６内の油圧は、圧力トラ
ンスミッタ２０により変動する電圧信号となって制御部
１１へ入力される。
ンスミッタ２０により変動する電圧信号となって制御部
１１へ入力される。
【００１９】３．制御部１１では入力された電圧信号を
ノズルタッチ圧力検出値としてモニタし、制御部１１で
あらかじめ設定されているノズルタッチ圧力確認のため
の圧力設定値と、入力されたノズルタッチ圧力検出値と
を毎時比較する。
ノズルタッチ圧力検出値としてモニタし、制御部１１で
あらかじめ設定されているノズルタッチ圧力確認のため
の圧力設定値と、入力されたノズルタッチ圧力検出値と
を毎時比較する。
【００２０】４．前進している射出装置１は、前進限に
行き着いて停止する。この時、停止することで負荷がか
かり、移動シリンダ６内の油圧が上昇する。
行き着いて停止する。この時、停止することで負荷がか
かり、移動シリンダ６内の油圧が上昇する。
【００２１】５．上昇していくノズルタッチ圧力検出値
を制御部１１では毎時モニタし、圧力設定値を越える
と、ノズルタッチを確認する。
を制御部１１では毎時モニタし、圧力設定値を越える
と、ノズルタッチを確認する。
【００２２】６．制御部１１はまた、射出保圧中に何ら
かの異常（油圧回路の故障など）により移動シリンダ６
の油圧が上昇／下降した場合には、これをノズルタッチ
圧力異常として検出する。
かの異常（油圧回路の故障など）により移動シリンダ６
の油圧が上昇／下降した場合には、これをノズルタッチ
圧力異常として検出する。
【００２３】７．ノズルタッチ圧力確認解除の場合も、
制御部１１においてノズルタッチ圧力解除の圧力値を設
定し、毎時、移動シリンダ６の圧力検出値と比較するこ
とで決定される。
制御部１１においてノズルタッチ圧力解除の圧力値を設
定し、毎時、移動シリンダ６の圧力検出値と比較するこ
とで決定される。
【００２４】８．上記の圧力設定項目以外にも、制御部
１１側で圧力設定値を新たに増やすことで、複雑な油圧
式射出成形機の動作が可能であり、これらも本発明に含
まれるものである。
１１側で圧力設定値を新たに増やすことで、複雑な油圧
式射出成形機の動作が可能であり、これらも本発明に含
まれるものである。
【００２５】
【発明の効果】１．圧力トランスミッタからの入力に基
づいて圧力計測を行うことにより、線形の圧力変化をモ
ニタすることができる。これにより、射出成形機の圧力
調整や圧力異常の検出ができ、故障防止や、信頼性の向
上が可能となる。
づいて圧力計測を行うことにより、線形の圧力変化をモ
ニタすることができる。これにより、射出成形機の圧力
調整や圧力異常の検出ができ、故障防止や、信頼性の向
上が可能となる。
【００２６】２．ノズルタッチ圧力確認のための圧力値
の設定を、圧力センサ上ではなく制御部側で容易に設定
できるため、射出成形機の操作及び管理が容易になる。
の設定を、圧力センサ上ではなく制御部側で容易に設定
できるため、射出成形機の操作及び管理が容易になる。
【００２７】３．従来のような圧力スイッチの使用にお
いては、上限、下限の２段の信号による制御指令である
のに対し、圧力トランスミッタの使用においては、常に
圧力値をモニタしているので、複数段の制御指令が可能
である。
いては、上限、下限の２段の信号による制御指令である
のに対し、圧力トランスミッタの使用においては、常に
圧力値をモニタしているので、複数段の制御指令が可能
である。
【図１】本発明が適用される油圧式射出成形機の一部及
び制御装置の構成を示した図である。
び制御装置の構成を示した図である。
【図２】従来の油圧式射出成形機の一部及び制御装置の
構成を示した図である。
構成を示した図である。
１ 射出装置 ２ 射出ノズル ３ 固定プラテン ４ タイバー ５ 金型 ６ 移動シリンダ ７ 電磁切換弁 ８ 油圧源 ９ タンク １０ 圧力スイッチ １１ 制御部 ２０ 圧力トランスミッタ
Claims (2)
- 【請求項１】 油圧回路を切り換えて、金型に対して射
出ノズルを進退させるようにした油圧式射出成形機にお
いて、 前記射出ノズルを進退させるための油圧式移動シリンダ
と、 前記油圧式移動シリンダへの油圧の切り換えを行う切換
弁と、 前記油圧式移動シリンダの内圧または該移動シリンダへ
の油圧回路の内圧を検出して検出した圧力を示す検出信
号を出力する圧力トランスミッタと、 前記検出信号を受けて前記切換弁の切換え制御を行うこ
とにより前記射出ノズルの進退制御を行う制御部とを含
み、 前記制御部は、前記検出信号より前記油圧式移動シリン
ダ内圧を計測することで計測した値よりノズルタッチ圧
を確認して前記切換弁の切換え制御を行うと共に、前記
油圧回路の故障による圧力異常の検出も行うことを特徴
とする油圧式射出成形機の制御装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の制御装置において、前記
切換弁の切換えを行う時の前記ノズルタッチ圧は前記制
御部において設定されることを特徴とする油圧式射出成
形機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11043359A JP2000238110A (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | 油圧式射出成形機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11043359A JP2000238110A (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | 油圧式射出成形機の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000238110A true JP2000238110A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12661670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11043359A Pending JP2000238110A (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | 油圧式射出成形機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000238110A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2633969A1 (en) * | 2012-03-02 | 2013-09-04 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Injection molding machine |
| JP2014091259A (ja) * | 2012-11-05 | 2014-05-19 | Japan Steel Works Ltd:The | 射出成形機のノズルタッチ方法およびタッチ装置 |
| EP3047956A1 (en) * | 2015-01-23 | 2016-07-27 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Injection molding machine |
-
1999
- 1999-02-22 JP JP11043359A patent/JP2000238110A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2633969A1 (en) * | 2012-03-02 | 2013-09-04 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Injection molding machine |
| CN103286923A (zh) * | 2012-03-02 | 2013-09-11 | 住友重机械工业株式会社 | 注射成型机 |
| JP2013180515A (ja) * | 2012-03-02 | 2013-09-12 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 射出成形機 |
| CN103286923B (zh) * | 2012-03-02 | 2016-04-27 | 住友重机械工业株式会社 | 注射成型机 |
| JP2014091259A (ja) * | 2012-11-05 | 2014-05-19 | Japan Steel Works Ltd:The | 射出成形機のノズルタッチ方法およびタッチ装置 |
| EP3047956A1 (en) * | 2015-01-23 | 2016-07-27 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Injection molding machine |
| JP2016135570A (ja) * | 2015-01-23 | 2016-07-28 | 住友重機械工業株式会社 | 射出成形機 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100806006B1 (ko) | 성형 기계, 클램핑 시스템, 버어 검출 방법 그리고 이상검출 방법 | |
| US7846358B2 (en) | Method of controlling injection molding machine | |
| US11673306B2 (en) | Injection molding machine and flash prevention method | |
| JP3247319B2 (ja) | 直圧式型締装置における型締圧力の制御方法および制御装置 | |
| JP2000238110A (ja) | 油圧式射出成形機の制御装置 | |
| JP2009208412A (ja) | 射出成形機の制御方法 | |
| JP2014046497A (ja) | 射出成形機のヒータの劣化推定方法および射出成形機 | |
| JPH10249901A (ja) | 成形機の型締め制御方法 | |
| JP2010269352A (ja) | 型締装置 | |
| JP3511417B2 (ja) | プレス成形機におけるプレス工程制御方法 | |
| JP2009269063A (ja) | 金型鋳造装置における金型動作の検知システム | |
| JP2003251670A (ja) | 射出成形機の型締制御方法 | |
| JPH0136414B2 (ja) | ||
| JPH05154888A (ja) | 射出開始時期制御方法 | |
| JPS63126659A (ja) | 型締装置の金型接触位置設定方法及び装置 | |
| JP3184472B2 (ja) | ノズル移動用シリンダの油圧制御方法 | |
| JP3453649B2 (ja) | 間接式樹脂圧センサを設けた射出成形機の制御方法及びその制御装置 | |
| JPS647849B2 (ja) | ||
| JPH077131Y2 (ja) | ノズル移動シリンダの制御装置 | |
| JP3797238B2 (ja) | 電動式射出成形機のノズルタッチ力制御方法 | |
| JPH0615190B2 (ja) | 射出制御装置 | |
| JP3261219B2 (ja) | 射出成形機の保圧切換方法および装置 | |
| JPH10305463A (ja) | 成形機 | |
| JPH05212769A (ja) | 金型保護装置およびその自動設定方法 | |
| JPS62198430A (ja) | 射出成形機の射出速度・圧力の制御回路 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030618 |