JPH10249901A - 成形機の型締め制御方法 - Google Patents

成形機の型締め制御方法

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JPH10249901A
JPH10249901A JP6484497A JP6484497A JPH10249901A JP H10249901 A JPH10249901 A JP H10249901A JP 6484497 A JP6484497 A JP 6484497A JP 6484497 A JP6484497 A JP 6484497A JP H10249901 A JPH10249901 A JP H10249901A
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JP
Japan
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mold
electric servomotor
mold clamping
die plate
movable die
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Application number
JP6484497A
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English (en)
Inventor
Akikimi Kuroda
章公 黒田
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Toyo Machinery and Metal Co Ltd
Original Assignee
Toyo Machinery and Metal Co Ltd
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Publication date
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1ショットサイクルの間に、型締め用の電動
サーボモータに電流を供給しない期間、すなわち、型締
め用の電動サーボモータに休止期間を設けることによっ
て、電動サーボモータの放熱を図り、以って、モータ寿
命の延命化や動作信頼性を向上させること。 【解決手段】 型締め行程時に、センサからの情報によ
って、トグルリンク機構のAリンクとBリンクとが、一
直線状になったデッドポイントに至ったことを検知する
と、制御手段は、電動サーボモータへの電流供給を、型
開き開始時点まで遮断させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機やダイ
カストマシンなどの成形機の型締め制御方法に係り、特
に、型締め用(型開閉用)の駆動源として電動サーボモ
ータを用いると共に、型締めメカニズムとしてトグルリ
ンク機構を用いた、成形機における型締め制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】型締め用の駆動源として電動サーボモー
タを用いると共に、型締めメカニズムとしてトグルリン
ク機構を用いた型締め装置は、電動サーボモータの回転
をボールネジ/ナット機構等の回転−直線運動変換機構
によって直線運動に変換し、この直線運動をトグルリン
ク機構の入力端であるクロスヘッドに伝達して、トグル
リンク機構を伸展もしくは折り畳むように駆動すること
により、型閉じ,型締めと、型開きとを行なうようにな
っている。
【0003】斯様な構成をとる型締め装置は、特公平1
−22135号公報に開示されており、この先願公報に
開示された従来技術においては、型締め完了時にも型締
め力の保持を行なうために、型締め用の電動サーボモー
タに駆動用の微小電流を流すようにしている。
【0004】また、上記の先願公報においては、型開き
完了状態にある際の上記電動サーボモータの制御に関し
ては触れられていないが、従来は一般的に、電動サーボ
モータをフィードバック制御するにあたっては、例え停
止位置にあるときでも、停止位置保持のためのフィード
バック制御を行なっているのが通例であり、このため、
電動サーボモータのドライバ回路(サーボアンプ)は常
に電源オンの状態にあって、型開き完了状態においても
極めて微弱ではあるも、電動サーボモータには保持電流
が流れるようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
技術においては、型締め完了後から型開き開始までの間
も、換言するなら、射出行程およびこれに引き続く冷却
行程時にも、型締め力の保持を行なうために型締め用の
電動サーボモータに駆動用の微小電流を流すようにして
おり、このため電動サーボモータに駆動電流が流れる期
間が多く、電動サーボモータが加熱されて、モータの寿
命や動作信頼性を劣化させ易いという問題があった。さ
らにまた、型開き完了状態にある際にも、電動サーボモ
ータには保持用の微弱電流が流れるので、連続成形運転
中には、電動サーボモータには絶えず電流が流されてい
ることになり、より一層電動サーボモータが加熱され
て、モータの寿命や動作信頼性を劣化させ易いという問
題があった。加えて、消費電力の点でも(省エネの観点
からも)、問題があるものであった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、1ショットサイクルの間に、
型締め用の電動サーボモータに電流を供給しない期間、
すなわち、型締め用の電動サーボモータに休止期間を設
けることによって、電動サーボモータの放熱を図り、以
って、モータ寿命の延命化や動作信頼性を向上させるこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、型締め用の駆動源としての電動サーボモータ
と、この電動サーボモータを搭載した支持プレートと、
固定側金型を取り付けた固定ダイプレートと、支持プレ
ートと固定ダイプレートとの間に掛け渡された複数本の
タイバーと、この各タイバーに挿通されて前後進である
と共に、可動側金型を取り付けた可動ダイプレートと、
電動サーボモータの回転を直線運動に変換する回転−直
線運動変換機構と、この回転−直線運動変換機構によっ
て駆動されて可動ダイプレートを前後進させるトグルリ
ンク機構と、電動サーボモータの回転量を検出するセン
サと、このセンサの情報を取り込んで電動サーボモータ
のドライバ回路を制御する制御手段とを、具備した成形
機の型締め制御方法において、型締め行程時に、センサ
からの情報によって、その一端側を可動ダイプレートに
回転可能に連結されたトグルリンク機構のAリンクと、
このAリンクの他端側にその一端側を回転可能に連結さ
れると共に、その他端側を支持プレートに回転可能に連
結されたトグルリンク機構のBリンクとが、一直線状に
なったデッドポイントに至ったことを検知すると、制御
手段は、電動サーボモータへの電流供給を、型開き開始
時点まで遮断させる。さらに、制御手段は、電動サーボ
モータへの電流供給を、型開き完了時点から型閉じ開始
時点までの間も、遮断させる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。図1および図2は、本発明の1実
施形態に係る射出成形機の型締め系(型開閉系)メカニ
ズムの構成を示す図で、図1は型開き完了状態を表し、
図2は型締め完了状態を表している。
【0009】図1,図2において、1は固定側金型2を
取り付けた固定ダイプレート、3は可動側金型4を取り
付けた可動ダイプレート、5は型締め用電動サーボモー
タ6(以下、単にサーボモータ6と称す)などを搭載し
た支持プレート(テールストック)である。固定ダイプ
レート1は所定位置に固設されており、また、支持プレ
ート5も成形運転時には固定位置を保持するようになっ
ており、この固定ダイプレート1と支持プレート5との
間には、複数本(ここでは4本)のタイバー7が掛け渡
されている。そして、可動ダイプレート3が各タイバー
7に挿通されて、可動ダイプレート3は、タイバー7に
沿って前後進可能であるように設置されている。
【0010】8は支持プレート5に回転可能に保持され
たプーリ付きナット体で、このプーリ付きナット体8
と、支持プレート5に取り付けられたサーボモータ6の
出力軸に固着された出力プーリ9との間には、タイミン
グベルト10が巻き渡されていて、サーボモータ6の回
転をプーリ付きナット体8に伝達するようになってい
る。11はプーリ付きナット体8に螺合されたボールネ
ジ軸で、ボールネジ軸11はプーリ付きナット体8の回
転で前後動し、プーリ付きナット体8とボールネジ軸1
1とによって、回転運動を直線運動に変換する回転−直
線運動変換機構が構成されている。
【0011】12はボールネジ軸11の前後進で駆動さ
れるトグルリンク機構(ここでは、ダブルトグルリンク
機構)で、このトグルリンク機構12の入力端たるクロ
スヘッド13に、ボールネジ軸11の一端部が固着され
ている。また、14はAリンク、15はBリンク、16
はCリンクで、Aリンク14は、その一端側を可動ダイ
プレート3に回転可能に連結されると共に、その他端側
をBリンク15の一端側に回転可能に連結されており、
Aリンク14に結合されたBリンク15は、その他端側
を支持プレート5に回転可能に連結されており、Cリン
ク16は、その一端側をクロスヘッド13に回転可能に
連結されると共に、その他端側をBリンク15の中間部
に回転可能に連結されている。なお、Cリンク16の他
端側は、Aリンク14とBリンク15との軸支結合部
に、同軸に結合する構成としても差し支えない。
【0012】上記したトグルリンク機構12は、図1に
示した型開き完了状態では折り畳まれており、この状態
からボールネジ軸11が前進(図示右行方向に移動)す
ることによってトグルリンク機構12は伸展させられ
て、これによって可動ダイプレート3を前進させて型閉
じ,型締めを行ない、また、図2に示した型締め完了状
態から、ボールネジ軸11が後退(図示左行方向に移
動)することによって、トグルリンク機構12は伸展状
態から折り畳まれて、これによって可動ダイプレート3
を後退させて型開きを行なうようになっている。
【0013】ここで、本発明においては、金型交換時に
行なう型厚(ダイハイト)調整/増締力調整の工程で、
トグルリンク機構12が所定の型締め力を発生させる
(公知のように、タイバー7を微小量引き伸ばすことに
よって所定の型締め力を発生させる)型締め完了状態を
とった際には、必ず、上記したAリンク14とBリンク
15とが一直線状になったデッドポイントとなるように
設定する。そして、これによって、型締め完了状態にお
いては、Aリンク14とBリンク15が一直線状に突っ
張って、トグルリンク機構12が力学的に安定状態をと
り、クロスヘッド13に与える駆動力を零(0)として
も、所定の型締め力が維持できるようにしてある。
【0014】なお、図1において、17はサーボモータ
6の回転量を検出する回転量検出センサ(エンコーダ)
で、基準位置からのサーボモータ6の回転量を検出し
て、この回転量検出センサ17の出力によって、後記す
るシステムコントローラ20がクロスヘッド13の位
置、およびこれと相関関係にある可動ダイプレート3の
位置を認知するようになっている。
【0015】図3は、本実施形態に係る射出成形機の制
御系統の簡略化したブロック図である。同図において、
20はマシン(射出成形機)全体の動作制御や表示制御
などを司るシステムコントローラ、21はマシンの各部
に備えられた多数のセンサで構成されるセンサ群、22
はマシンの各部に配設された多数の駆動源を駆動制御す
るための多数のドライバ回路で構成されたドライバ群、
23はマシンの前面部に配設されたキー入力装置、24
はキー入力装置23に隣接して配設された例えばカラー
CRTディスプレイ,カラーLCD等よりなる表示装置
である。なお、センサ群21中には、前記した回転量検
出センサ17が含まれ、ドライバ群22中には、サーボ
モータ6を駆動制御する型締め用モータドライバ回路2
5(型締め用モータのサーボアンプ;以下、単にモータ
ドライバ回路25と称す)が含まれている。
【0016】上記のシステムコントローラ20は、計量
動作(混練・可塑化・計量動作),射出動作(1次射出
動作と保圧動作),型閉じ・型締め動作,型開き動作,
エジェクト動作等の成形行程全体の制御や、実測データ
の演算・格納処理,良品/不良品の判定処理,異常判定
処理等の演算・判定処理、あるいは表示装置24の出力
画像の表示制御処理等々の各種処理を実行する。このシ
ステムコントローラ20は、実際には各種I/Oインタ
ーフェイス,ROM,RAM,MPU等を具備したマイ
コンを主体としたもので構成され、予め作成された各種
プログラムにより各種処理を実行するも、本実施形態に
おいては、成形条件設定記憶部26と、成形プロセス制
御部27と、実測値記憶部28と、表示処理部29等と
を備えたものとして、以下の説明を行う。なお、上記成
形条件設定記憶部26中において、26aは、型閉じ・
型締め行程および型開き行程の制御条件を格納する型開
閉制御条件設定格納部である。
【0017】成形条件設定記憶部26には、キー入力装
置23等によって入力された各種運転条件値が、書き替
え可能な形で記憶されている。この運転条件値(運転条
件設定データ)としては、例えば、計量制御条件,射出
(1次射出および保圧)制御条件,型閉じ・型締め制御
条件,型開き制御条件,エジェクト制御条件,製品自動
取り出し機の制御条件,各部のバンドヒータ温度,各部
の冷却温度等々が挙げられる。
【0018】また、成形条件設定記憶部26の型開閉制
御条件設定格納部26aには、型閉じ行程の開始タイミ
ング条件,型閉じ行程の可動ダイプレート3の位置に応
じた速度制御条件,金型タッチ後の型締め行程のクロス
ヘッド13の駆動条件と型締め力,型締め行程の終了タ
イミング条件,型開き行程の開始タイミング条件,型開
き行程の可動ダイプレート3の位置に応じた速度制御条
件,型開き行程の終了タイミング条件等が格納されてい
る。
【0019】成形プロセス制御部27は、予め作成され
た成形プロセス制御プログラムと、成形条件設定記憶部
26に格納された運転条件値(運転条件設定データ)と
に基づき、マシンの各部に配設された前記センサ群21
(位置センサ,圧力センサ,回転数(回転量)検出セン
サ,温度センサ等々)からの計測情報および自身に内蔵
されたクロックからの計時情報を参照しつつ、前記ドラ
イバ群12(モータドライバ,ヒータドライバ等々)を
介して対応する駆動源を駆動制御し、一連の成形行程を
実行させる。
【0020】実測値記憶部28には、連続自動運転時に
おける予め設定されたモニタ項目の総べての実測データ
が、連続する所定回数のショットにわたって取り込まれ
る。取り込まれるモニタ項目としては、時間監視項
目,位置監視項目,回転数監視項目,速度監視項
目,圧力監視項目,温度監視項目,電力監視項目
等が挙げられ、前記した成形運転条件設定項目の重要項
目がほぼ含まれるようになっている。
【0021】表示処理部29は、キー入力装置23によ
るオペレータが所望するモードの表示画面の呼び出し指
令によって、予め作成された表示画像作成・制御プログ
ラムに基づき、指定された表示モードの表示画面データ
を作成する。
【0022】次に、本実施形態の型開閉動作について説
明する。本実施形態においては、型開き動作の完了タイ
ミングから型閉じ動作の開始タイミングまでの間、成形
プロセス制御部27は、前記モータドライバ回路25を
電源オフ状態において、前記サーボモータ6への電流供
給をシャットオフさせている。そして、成形条件設定記
憶部26中の型開閉制御条件設定格納部26aの設定デ
ータを参照している成形プロセス制御部27が、適宜の
信号の到来あるいはタイマ手段からの計時情報等に基づ
いて、型閉じ行程の開始タイミングに至ったことを認知
すると、モータドライバ回路25を電源オン状態に切り
替えると共に、型閉じ行程の制御設定条件に応じて、モ
ータドライバ回路25によってサーボモータ6を駆動制
御させて、前記したようにボールネジ軸11の前進によ
ってトグルリンク機構12を駆動して、可動ダイプレー
ト3を前進させる。
【0023】可動ダイプレート3の可動側金型4が固定
ダイプレート1の固定側金型2にタッチした金型タッチ
を、前記した回転量検出センサ17からの計測情報によ
って認知すると、成形プロセス制御部27は、型締め行
程の制御設定条件に応じて、モータドライバ回路25に
よってサーボモータ6を駆動制御させて、ボールネジ軸
11をさらに所定量だけ前進させることによって、トグ
ルリンク機構12の前記したAリンク14とBリンク1
5が一直線状になったデッドポイントに至るまで、さら
にトグルリンク機構12を駆動して、これにより所定の
型締め力を発生させる。
【0024】上記の型締め行程が完了したことを、回転
量検出センサ17からの計測情報によって認知すると、
成形プロセス制御部27は、直ちにモータドライバ回路
25を電源オフ状態に切り替えて、サーボモータ6への
電流供給をシャットオフさせる。
【0025】そしてこの後、型開閉制御条件設定格納部
26aの設定データを参照している成形プロセス制御部
27が、適宜の信号の到来あるいはタイマ手段からの計
時情報等に基づいて、型開き行程の開始タイミングに至
ったことを認知すると、モータドライバ回路25を電源
オン状態に切り替えると共に、型開き行程の制御設定条
件に応じて、モータドライバ回路25によってサーボモ
ータ6を駆動制御させて、前記したようにボールネジ軸
11の後退によってトグルリンク機構12を駆動して、
可動ダイプレート3を後退させる。
【0026】そして、可動ダイプレート3(クロスヘッ
ド13)が所定位置まで後退して、型開き完了位置に至
ったことを、回転量検出センサ17からの計測情報によ
って認知すると、成形プロセス制御部27は、直ちにモ
ータドライバ回路25を電源オフ状態に切り替えて、サ
ーボモータ6への電流供給をシャットオフさせ、次の型
閉じ行程の開始タイミングに至るまで、先に述べたよう
に、この状態を維持するようになっている。
【0027】斯様に、本実施形態においては、サーボモ
ータ6へ電流を流さなくても型開閉メカニズムが不動状
態で安定している期間、すなわち、型締め完了状態を維
持している期間と型開き完了状態を維持している期間に
は、モータドライバ回路25を電源オフ状態においてサ
ーボ制御を断つようにしているので、この期間にはサー
ボモータ6に電流が全く流れず、サーボモータ6にとっ
ては休止期間となって、放熱が図れることになる。した
がって、サーボモータ6の温度上昇を抑えることがで
き、モータ寿命の延命化や動作信頼性を向上させること
ができる。また、サーボモータ6の温度上昇を抑えるこ
とができるで、サーボモータ6の定格パワー(定格トル
ク)を大きく超えるパワーを安心して出力させることも
可能となるので、場合によっては、従来のように成形運
転中は絶えずサーボモータに電流が流れるものと比較す
ると、定格パワー(定格トルク)が1ランク下のサーボ
モータを用いることも可能となり、コストダウンを図る
こともできる。さらに、サーボモータ6に電流が全く流
れない期間があるので、消費電力の低減も図ることがで
きる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、1ショッ
トサイクルの間に、型締め用の電動サーボモータに電流
を供給しない期間、すなわち、型締め用の電動サーボモ
ータに休止期間を設けているので、電動サーボモータの
放熱が図れて温度上昇を抑えることができ、以って、モ
ータ寿命の延命化や動作信頼性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係る射出成形機の型締め
系(型開閉系)メカニズムの、型開き完了状態における
構成図である。
【図2】本発明の1実施形態に係る射出成形機の型締め
系(型開閉系)メカニズムの、型締め完了状態における
構成図である。
【図3】本発明の1実施形態に係る射出成形機の制御系
統の簡略化したブロック図である。
【符号の説明】
1 固定ダイプレート 2 固定側金型 3 可動ダイプレート 4 可動側金型 5 支持プレート 6 型締め用電動サーボモータ(サーボモータ) 7 タイバー 8 プーリ付きナット体 9 出力プーリ 10 タイミングベルト 11 ボールネジ軸 12 トグルリンク機構 13 クロスヘッド 14 Aリンク 15 Bリンク 16 Cリンク 17 回転量検出センサ 20 システムコントローラ 21 センサ群 22 ドライバ群 23 キー入力装置 24 表示装置 25 型締め用モータドライバ回路(モータドライバ回
路) 26 成形条件設定記憶部 26a 型開閉制御条件設定格納部 27 成形プロセス制御部 28 実測値記憶部 29 表示処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B30B 1/10 B30B 1/10 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型締め用の駆動源としての電動サーボモ
    ータと、この電動サーボモータを搭載した支持プレート
    と、固定側金型を取り付けた固定ダイプレートと、上記
    支持プレートと上記固定ダイプレートとの間に掛け渡さ
    れた複数本のタイバーと、この各タイバーに挿通されて
    前後進であると共に、可動側金型を取り付けた可動ダイ
    プレートと、上記電動サーボモータの回転を直線運動に
    変換する回転−直線運動変換機構と、この回転−直線運
    動変換機構によって駆動されて上記可動ダイプレートを
    前後進させるトグルリンク機構と、上記電動サーボモー
    タの回転量を検出するセンサと、このセンサの情報を取
    り込んで上記電動サーボモータのドライバ回路を制御す
    る制御手段とを、具備した成形機において、 型締め行程時に、上記センサからの情報によって、その
    一端側を上記可動ダイプレートに回転可能に連結された
    上記トグルリンク機構のAリンクと、このAリンクの他
    端側にその一端側を回転可能に連結されると共に、その
    他端側を上記支持プレートに回転可能に連結された上記
    トグルリンク機構のBリンクとが、一直線状になったデ
    ッドポイントに至ったことを検知すると、上記制御手段
    は、上記電動サーボモータへの電流供給を、型開き開始
    時点まで遮断させることを特徴とする成形機の型締め制
    御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 前記制御手段は、前記電動サーボモータへの電流供給
    を、型開き完了時点から型閉じ開始時点までの間も、遮
    断させることを特徴とする成形機の型締め制御方法。
JP6484497A 1997-03-18 1997-03-18 成形機の型締め制御方法 Pending JPH10249901A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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