JP2000236441A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2000236441A
JP2000236441A JP11034868A JP3486899A JP2000236441A JP 2000236441 A JP2000236441 A JP 2000236441A JP 11034868 A JP11034868 A JP 11034868A JP 3486899 A JP3486899 A JP 3486899A JP 2000236441 A JP2000236441 A JP 2000236441A
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    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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  • Color Electrophotography (AREA)
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  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画素ずれや雑音等が含まれていても、画像領
域の特性を精度よく判別可能にする。 【解決手段】 注目画素10を含むm*n画素のマスク
18C,18M,18Y内にu*v画素の小領域マスク
19C,19M,19Yを設定し、総和算出回路11で
画素濃度の総和を算出する。パラメータ算出回路12
は、総和に基づいて多値信号生成回路13が多値信号1
3Sを生成するためのパラメータを算出する。多値信号
13Sで表される領域判別用マスク20内でのデータ分
布から、多値データで表される特徴信号が特徴信号生成
回路14で生成され、領域判別信号生成回路15から領
域特性を判別した結果を示す領域判別信号15Sが出力
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やファクシ
ミリ装置などの画像処理装置、特にカラー画像の処理を
行う際に、種類の異なる画像領域に対して各画像領域の
特性に応じた最適処理を行うことができる画像処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーデジタル複写機やカラーファクシ
ミリ装置などでのカラー画像再生では、色判別処理を行
うことによって、無彩色領域では黒インクまたは黒トナ
ーのみを用いて画像を形成し、良好な画質での画像形成
が可能なようにしている。有彩色領域では、シアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)の3原色のイン
クまたはトナーを用いてカラー画像を形成する。3原色
のインクやトナーを全部用いれば黒色の画像も形成する
ことができるけれども、色を重ねる場合にずれが生じや
すく、黒の周囲の色にじみが生じるなどといった問題が
生じるので、文字としての品位が低下してしまう。この
ため色判別処理を行うことによって、無彩色領域と有彩
色領域とを判別する必要がある。また、無彩色領域に黒
インクまたは黒トナーのみを使用すれば、3原色のカラ
ーインクまたはトナーの使用量を減らすこともできる。
【0003】色判別処理は、スキャナなどのような画像
読取用の入力機器からの出力を用いて行う。入力機器に
は、CCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子
が含まれ、画像を複数の画素の集合として読取る。CC
Dなどの撮像素子には、画素に対応して複数の受光素子
が配置される。複数の受光素子間には感度などで特性の
バラツキがあり、バラツキに起因して各色に対応する入
力の画素ずれなどが生じる場合もある。画素ずれが生じ
る場合には、赤(R)の濃度と緑(G)の濃度と青
(B)の濃度とが等しくなる状態の入力が得られないの
で、実際に無彩色領域の画像が入力されるときであって
も、画素毎の色判別処理では有彩色領域として判定され
てしまうことが多々生じる。
【0004】特開平5−41796号公報には、色判別
処理の前にスムージング処理を行って画素ずれを補正す
る技術が開示されている。色判別処理は、各色の濃度の
最大値と最小値とを求め、両者を比較して無彩色か否か
の2値化処理を行うことによって実現している。文字領
域、写真領域、網点領域などの判別は、マスク領域を設
定し、マスク領域内の画像濃度を2値化し、マスク内に
含まれる画素についての2値化された画像濃度をアドレ
ス信号としてルックアップテーブルを参照し、予めルッ
クアップテーブルに設定されているデータを特徴値とし
て評価するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】色判別処理を行うに際
して、入力機器のばらつきに起因するRGB入力の画素
ずれなどを防ぐために、特開平5−41796号公報の
先行技術のようにスムージング処理を用いると、画素ず
れの補正処理としては適切な処理ではなく、誤った判別
を行うおそれが生じる。すなわち、精度よく色判別処理
を行うためには、最大値と最小値とに基づくだけではパ
ラメータが不足し、有彩色領域を無彩色領域と判別した
り、無彩色領域を有彩色領域と判別する誤判別を解消す
ることはできない。また、文字領域、写真領域、網点領
域などを、ルックアップテーブルを利用して判別するよ
うにしているけれども、良好な判別結果が得られるルッ
クアップテーブルの作成は非常に困難であり、判別結果
に誤りが多いときにルックアップテーブルをどのように
修正したらよいかについての情報も簡単には得られな
い。スムージング処理のみを行うときは、画素ずれでは
なく、原稿が元来もっている色の差異もすべて吸収され
てしまうこととなり、色判別処理に対して有効な処理と
はいえない。
【0006】本発明の目的は、画素ずれや雑音等が含ま
れる入力であっても、文字、写真、網点の判別処理や色
判別処理を含む画像領域の特性の判別を精度よく行うこ
とができる画像処理装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、文字、写真、
網点を含む複数種類の画像領域が混在し得る原稿に対し
て、各画像領域の特性に応じた最適処理を行うために、
注目画素が含まれる領域の特性の判別処理を行う画像処
理装置において、注目画素を含む予め定める形状のマス
クを、該領域内に設定するマスク設定回路と、マスク設
定回路によって設定されるマスク内に、当該マスクより
も小さい形状の小領域マスクを順次位置を変えながら生
成して、各小領域マスク内で画素濃度の和を求める小領
域マスク生成回路と、マスク内で小領域マスク生成回路
によって求められる画素濃度の総和を用いてパラメータ
を算出するパラメータ算出回路と、パラメータ算出回路
によって算出されるパラメータを用いて多値化処理を行
う多値化手段と、多値化手段によるマスク内における多
値化処理データの分布から多値化処理データで表される
特徴信号を生成する特徴信号生成手段と、特徴信号生成
手段からの特徴信号に基づいて、領域の特性の判別を行
う領域判別手段とを備えることを特徴とする画像処理装
置である。
【0008】本発明に従えば、文字、写真、網点などが
混在した原稿に対して、各画像領域の特性に応じた最適
処理を行うために、文字領域、写真領域、網点領域の判
別処理を行う。マスク設定回路は、注目画素を含むマス
クを設定する。マスクは、たとえばm×n画素の予め定
める形状を有する。小領域マスク生成回路は、マスク設
定回路によって設定されるマスク内に、m≧u、n≧v
であるu×v画素であって、マスクよりも小さい形状の
小領域マスクを順次位置を変えながら生成し、各小領域
マスク内で画素濃度の和を求める。パラメータ算出手段
は、マスク内で小領域マスク生成回路によって求められ
る画素濃度の総和を用いてパラメータを算出する。多値
化手段は、パラメータ算出回路によって算出されるパラ
メータを用いて多値化処理を行う。特徴信号生成手段
は、多値化手段によるマスク内における多値化処理デー
タの分布から、多値化処理データで表される特徴量を表
す特徴信号を生成する。領域判別手段は、特徴信号生成
手段からの特徴信号に基づいて、領域の特性の判別を行
う。画素ずれや雑音等が生じている入力がなされても、
マスク設定回路によって設定されるマスク内での画素濃
度の和を求めることなどによって画素ずれや雑音等の影
響を少なくし、画像領域の特性の判別を精度よく行うこ
とができる。
【0009】また本発明で前記多値化手段は、前記小領
域マスク内で前記小領域マスク生成回路によって求めら
れる画素濃度の総和に基づき、複数の特徴量を組合わせ
て多値化処理を行うことを特徴とする。
【0010】本発明に従えば、多値化手段は、小領域マ
スク内で画素濃度の総和から得られる複数の特徴量の組
合わせによって多値化処理を行うので、入力機器の特性
に応じた多値化処理を行うことなども可能となり、入力
機器に合わせて画像領域の特性の判別を行うことができ
る。
【0011】また本発明で前記特徴信号生成手段は、前
記多値化手段による前記小領域マスクごとの多値化処理
によって得られる多値化処理データ分布に基づき、複数
の特徴量を組合わせ多値化処理データで表される特徴信
号を生成することを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、特徴信号生成手段は、小
領域マスク毎の多値化処理によって得られる多値化処理
データの分布から複数の特徴量の組合わせによって特徴
信号を生成するので、後処理に合わせて特徴信号を生成
することもでき、多様かつ適切な後処理を行わせること
ができる。
【0013】さらに本発明は、文字、写真、網点を含む
複数種類の画像領域が混在し得る原稿に対して、各画像
領域の特性に応じた最適処理を行うために、注目画素が
含まれる領域の特性の判別処理を行う画像処理装置にお
いて、注目画素を含む予め定める形状のマスクを、該領
域内に設定するマスク設定回路と、マスク設定回路によ
って設定されるマスク内に、該マスクよりも小さい小領
域マスクを順次位置を変えながら生成して、各小領域マ
スク内で画素濃度の最大値を求める小領域マスク生成回
路と、マスク内で小領域マスク生成回路によって求めら
れる画素濃度の最大値を用いて特徴量を算出する特徴量
算出手段と、小領域マスク生成回路によって生成される
小領域マスク中で、濃度ばらつきの最も小さい小領域マ
スクでの画素の平均濃度値を求める平均濃度算出手段
と、特徴量算出手段からの特徴量と平均濃度算出手段か
らの平均濃度値とを用いて平均濃度値と関連して特徴信
号を生成する特徴信号生成手段と、小領域マスク生成回
路によって生成される各小領域マスクを平均濃度値に基
づいて二値化する二値化回路と、二値化された濃度の濃
い領域について、特徴信号生成手段から生成される特徴
信号によって表される特徴量を、注目画素の判別結果と
するように領域の特性の判別を行う領域判別手段とを備
えることを特徴とする画像処理装置である。
【0014】本発明に従えば、文字、写真、網点などが
混在した原稿に対して、各画像領域の特性に応じた最適
処理を行うために、文字領域、写真領域、網点領域の判
別処理を行う。マスク設定回路は、注目画素を含む予め
定める形状のマスクを、たとえばm×n画素として設定
する。小領域マスク生成回路は、マスク内にm≧u、n
≧vとなってマスクよりも小さい小領域マスクを順次位
置を変えながら生成し、各小領域マスクの画素濃度の最
大値を求める。特徴量算出手段は、マスク内で小領域マ
スク生成回路によって求められる画素濃度の最大値を用
いて特徴量を算出する。平均濃度算出手段は、小領域マ
スク生成回路によって生成される小領域マスク中で、濃
度ばらつきの最も少ない小領域マスクでの画素の平均濃
度値を求める。特徴信号生成手段は、平均濃度算出手段
からの平均濃度値を用いて特微量算出手段からの特徴量
に関連付け、平均濃度値に関連付けられた特徴量を表す
特徴信号を生成する。領域判別回路は、二値化回路によ
って二値化された濃度の濃い領域について、特徴信号生
成手段から生成される特徴信号によって表される特徴量
を注目画素の判定結果とするように、領域の特性の判別
を行う。画素ずれや雑音等が生じた入力がなされても、
小領域マスク中での濃度ばらつきの最も少ない小領域マ
スクでの平均濃度値に基づいて領域の特性の判別を行う
ことになるので、画素ずれや雑音等の影響を軽減し、精
度のよい領域の特性の判別を行うことができる。
【0015】また本発明で前記特徴信号生成手段によっ
て生成される特徴信号は、領域の色を識別することがで
きる信号であることを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、特徴信号生成手段によっ
て生成される特徴信号は領域の色を識別することができ
るので、後処理での下色除去率などを色によって変化さ
せたりすることも可能となり、多様かつ適切な後処理を
行わせることができる。
【0017】また本発明で前記特徴信号生成手段によっ
て生成される特徴信号は、文字領域か否かを識別するこ
とができる信号であることを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、特徴信号によって文字領
域か否かを識別することができるので、後処理でフィル
タ係数を変化させることなども可能となり、多様でかつ
適切な後処理を行うことができる。
【0019】また本発明で前記領域判別手段は、前記判
別の結果を、前記注目画素のみの判別結果とすることを
特徴とする。
【0020】本発明に従えば、領域判別手段から得られ
る判別結果を注目画素の判別結果とするので、各画素毎
の特性の判別を行うことができ、詳細な領域判別結果を
得て特性に合わせた適切な画像処理を画素毎に行うこと
ができる。
【0021】また本発明で前記領域判別手段は、前記判
別の結果を、前記マスク内すべての画素の判別結果とす
ることを特徴とする。
【0022】本発明に従えば、判別結果をマスク内すべ
ての画素の判別結果とするので、入力画素のすべてに対
して領域判別処理を行う必要がなくなり、処理速度を速
め、かつコスト低減も図ることができる。
【0023】また本発明で前記領域判別手段は、前記判
別の結果を、前記マスク外の近傍の画素も含めた領域に
対する特性の判別結果とすることを特徴とする。
【0024】本発明に従えば、注目画素についての判別
結果を、マスクよりも広い範囲も含めた領域の画素につ
いての判別結果とするので、領域の特性の判別を迅速に
行い、かつ低コスト化も図ることできる。
【0025】また本発明は、前記領域判別手段の判別結
果を用いて無彩色エッジ領域を検出するエッジ検出装置
をさらに備えることを特徴とする。
【0026】本発明に従えば、エッジ検出装置は、領域
判別手段の判別結果を用いて無彩色エッジ領域を検出す
るので、無彩色の文字などのエッジに対して鮮明な画像
処理を施すことも可能となる。
【0027】また本発明は、前記領域判別手段によって
得られる判別結果を用いて黒生成量を変更する黒生成装
置をさらに備えることを特徴とする。
【0028】本発明に従えば、黒生成装置が領域判別手
段から得られる判別結果を用いて黒生成量を変更するの
で、たとえば無彩色と判別される領域で他の領域よりも
黒生成量を増加させたり、黒インクまたは黒トナーのみ
で出力させたりするような後処理を行わせることができ
る。このような黒生成回路によって、カラー画像形成用
の他の色のインクの消費量を減らし、インクまたはトナ
ー総量の削減を目指すことができる。
【0029】また本発明は、前記領域判別手段によって
得られる判別結果を用いてフィルタ係数を変更するフィ
ルタ装置をさらに備えることを特徴とする。
【0030】また本発明に従えば、フィルタ装置は、領
域判別手段から得られる判別結果を用いてフィルタ係数
を変更するので、たとえば無彩色エッジの判別結果に対
してはエッジ強調フィルタとなるフィルタ係数を用い、
他の領域に対しては平滑化フィルタとなるフィルタ係数
を用いることなどによって、鮮明な黒文字出力を得るよ
うな後処理を行うことができる。
【0031】また本発明で前記領域判別手段によって得
られる判別結果を用いて中間調の濃度を変更する中間調
生成装置をさらに備えることを特徴とする。
【0032】本発明に従えば、領域判別手段から得られ
る判別結果を用いて中間調処理状態を変更するので、た
とえば無彩色領域に対しては解像度優先処理、他領域に
対しては階調性優先処理などのように切換えることがで
きる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像処理装置
の実施形態について、図1〜図13を参照しながら説明
する。各図では、先行して説明されている部分と対応す
る部分に同一の参照符を付し、重複する説明は省略す
る。画像処理装置としては、フルカラー複写機を構成す
る場合を例に挙げて説明するけれども、本発明は、この
ような複数の機器を組み合わせて構成するシステムばか
りではなく、単一の機器からなる装置に適用することも
できる。また、本発明の画像処理装置は、汎用的なコン
ピュータ装置あるいはシステムに、プログラムを供給し
て構成することもできる。
【0034】図1に、本発明の実施の一形態としての画
像処理装置を備えるフルカラー複写機の概略的なシステ
ム構成を示す。フルカラー複写機は、画像処理装置1と
ともに、画像入力装置2、画像出力装置3、黒生成装置
4、フィルタ装置5、中間調生成装置6およびエッジ検
出装置7を備える。画像入力装置2には、原稿を走査し
て読みとられるフルカラーの画像を表す画像信号が入力
される。画像信号は、シアン(C)、マゼンタ(M)お
よびイエロ(Y)の各色成分に分けて、画像を構成する
各画素の濃度を順次的に表す。紙などの複写媒体への出
力は、画像出力装置3によって行われる。なお、黒生成
装置4、フィルタ装置5および中間調生成装置は、いず
れか1つを備えていれば、画像処理装置1の領域判別処
理結果を利用することができる。また、エッジ検出装置
7を併用すれば、領域判別結果を鮮明に出力することが
できるけれども、エッジ検出装置7は備えなくても、領
域判別処理自体には影響しない。
【0035】図2は、図1の画像処理装置1の概略的な
電気的構成を示す。本実施形態の領域判別処理は、入力
画像中の注目画素10を含む領域が無彩色領域であるか
否かについて、総和算出回路11、パラメータ算出回路
12、多値化手段である多値信号生成回路13、特徴信
号生成手段である特徴信号生成回路14および領域判別
手段である領域判別信号生成回路15を用いて行われ
る。積和算出回路11、パラメータ算出回路12および
多値信号生成回路13は、多値処理回路16を構成し、
特徴信号生成回路14および領域判別信号生成回路15
は、判別処理回路17を構成する。領域判別信号生成回
路15から発生される領域判別信号15Sは、図1の黒
生成装置4、フィルタ装置5、および中間調生成装置6
に与えられる。
【0036】判別処理回路17が注目画素10を含む領
域についての判別処理を行う前提として、注目画素10
を含む主走査線方向にm個、副走査線方向にn個の画素
で構成する画像領域(以下、このような画像領域を「m
*n画素」のように略称する)を、マスク設定回路18
が各色毎にマスク18C,18M,18Yとして設定す
る。マスク18C,18M,18Y内には、小領域マス
ク生成回路19によって、u*v画素の小領域マスク1
9C,19M,19Yが設定される。m≧u,n≧vで
あり、マスク18C,18M,18Y内には、小領域マ
スク19C,19M,19Yを、(m−(u−1))×
(n−(v−1))通りの位置に設定することができ
る。
【0037】多値処理回路16の総和算出回路11は、
各位置の小領域マスク19C,19M,19Yについ
て、画素濃度の和を求める。総和算出回路11の算出結
果を表す総和信号23C,23M,23Yは、パラメー
タ算出回路12に与えられる。パラメータ算出回路12
は、総和信号23C,23M,23Yを用いて、領域判
定に有効ないくつかのパラメータを算出する。多値信号
生成回路13では、パラメータ算出回路12から得られ
るパラメータを用いて、必要なビット数の多値信号13
sを生成する。小領域マスク19C,19M,19Y
を、(m−(u−1))×(n−(v−1))通りの位
置に順次設定すると、各位置での多値信号13sから領
域判別用マスク20が得られる。判別処理回路17の特
徴信号生成回路14では、領域判別用マスク20を用い
て、領域判別に有効ないくつかの特徴信号を生成する。
領域判別信号生成回路15では、特徴信号生成回路14
によって得られる各特徴信号を用いて、領域判別信号1
5Sを生成する。
【0038】図3は、図2の多値処理回路16の回路構
成を示す。小領域マスク生成回路19は、各色の濃度を
画素毎に入力信号21C,21M,21Yとして蓄積す
る小領域マスク19C,19M,19Yをそれぞれ形成
するための小領域マスク回路22C,22M,22Yを
有する。各小領域マスク回路22C,22M,22Y
は、(u−1)×v個のフリップフロップ(以下、「F
F」と略称する)と、v−1個の先入れ先出しメモリ
(以下、「FIFO」と略称する)とを含む。図2に示
すように、u=v=3である3*3画素の小領域マスク
19C,19M,19Yに対しては、(3−1)×3=
6個のFFと、3−1=2個のFIFOとなる。小領域
マスク回路22C,22M,22Y内のFFおよびFI
FOに蓄積される濃度値は、総和算出回路11内の加算
器(以下、「ADD」と略称する)で加算され、各色の
総和信号23C,23M,23Yとして出力される。
【0039】パラメータ算出回路12では、領域判別に
有効なパラメータを算出する。算出されるパラメータは
一種のみでもよいけれども、ここでは次のような複数種
のパラメーPARAm(m:整数)を算出する。なお、
Max(),Min(),Ave()は、最大値、最小値、平均
値を算出する関数をそれぞれ表す。
【0040】 最大:PARA1= Max(総和信号23C,23M,23Y) 最小:PARA2= Min(総和信号23C,23M,23Y) (最大−最小):PARA3= Max(総和信号23C,23M,23Y) −Min(総和信号23C,23M,23Y) 最大濃度差:PARA4= Max(|総和信号23C−総和信号23M|, |総和信号23M−総和信号23Y|, |総和信号23Y−総和信号23C|) 最小濃度差:PARA5= Min(|総和信号23C−総和信号23M|, |総和信号23M−総和信号23Y|, |総和信号23Y−総和信号23C|) (最大濃度差−最小濃度差): PARA6= Max(|総和信号23C−総和信号23M|, |総和信号23M−総和信号23Y|, |総和信号23Y−総和信号23C|) −Min(|総和信号23C−総和信号23M|, |総和信号23M−総和信号23Y|, |総和信号23Y−総和信号23C|) 平均:PARA7= Ave(総和信号23C,23M,23Y)
【0041】図4は、多値信号生成回路13の回路構成
を示す。多値信号生成回路13は、複数の比較回路(以
下、「COMP」と略称する)31〜37を含む。各C
OMP31〜37は、パラメータ算出回路12で算出さ
れる各パラメータPARAmをパラメータ用閾値(以
下、「THP」と略称する)n(n:整数)と比較し、
次に示すように閾値処理することによって、多値信号1
3Sの各ビットSIGp(p:整数)を設定し、多値信
号13Sを生成する。
【0042】 COMP31:PARA1>THP1のとき SIG0=1 条件を満たさないとき SIG0=0 COMP32:PARA2>THP2のとき SIG1=1 条件を満たさないとき SIG1=0 COMP33:PARA3>THP3のとき (SIG2,SIG3)=(1,1) THP3≧PARA3>THP4のとき (SIG2,SIG3)=(1,0) THP4≧PARA3>THP5のとき (SIG2,SIG3)=(0,1) PARA3<THP5のとき (SIG2,SIG3)=(0,0) COMP34:PARA4>THP6のとき SIG4=1 条件を満たさないとき SIG4=0 COMP35:PARA5>THP7のとき SIG5=1 条件を満たさないとき SIG5=0 COMP36:PARA6>THP8のとき SIG6=1 条件を満たさないとき SIG6=0 COMP37:PARA7>THP8のとき SIG7=1 条件を満たさないとき SIG7=0
【0043】図5は、判別処理回路17の回路構成を示
す。多値信号生成回路13からの多値信号13Sは、領
域判別用マスク20を形成するために、領域判別用マス
ク回路40に入力される。領域判別用マスク回路40
は、(m−(v−1)−1)×(n−(v−1))個の
FFと(n−(v−1)−1)個(のFIFOを備え
る。前述のように、u=v=3であり、m=n=7とす
ると、FFは4×5=20個、FIFOは4個となる。
【0044】特徴信号生成回路14では、領域判定用マ
スク回路40に蓄積された多値信号を用いて、特徴信号
が生成される。生成される特徴信号は、一種のみでもよ
いし、複数種であってもよい。領域の色を識別し、色信
号にばらつきがあっても無彩色か否かを判別するために
は、次のように特徴信号STAq(q:整数)を生成す
る。
【0045】最大濃度差は無彩色の場合小さくなるの
で、SIG4=1のときのマスク内総画素数STA5:
Σ(SIG4(i,j)=1)を求める。 (最大濃度差−最小濃度差)は無彩色の場合小さくなる
ので、SIG6=1のときのマスク内総画素数STA
6:Σ(SIG6(i,j)=1)を求める。 (最大−最小)は無彩色の場合小さくなるので、(SI
G2,SIG3)=(1,1)のときのマスク内総画素
数STA41:Σ((SIG2(i,j),SIG3
(i,j))=(1,1)) (SIG2,SIG3)=(1,0)のときのマスク内
総画素数STA42:Σ((SIG2(i,j),SI
G3(i,j))=(1,0)) (SIG2,SIG3)=(0,1)のときのマスク内
総画素数STA43:Σ((SIG2(i,j),SI
G3(i,j))=(0,1)) (SIG2,SIG3)=(1,0)のときのマスク内
総画素数STA44:Σ((SIG2(i,j),SI
G3(i,j))=(0,0)) を求める。
【0046】領域判別信号生成回路15では、特徴信号
生成回路14で得られる各特徴信号を用いて、領域判別
信号15Sを生成して出力する。たとえば無彩色の場合
は、各特徴信号STA5,STA6,STA41,ST
A42,STA43,STA44は小さくなる。それぞ
れに対する閾値THSTA5,THSTA6,THST
A41,THSTA42,THSTA43,THSTA
44と比較処理し、次に示すように領域判別信号15S
を生成する。
【0047】(STA5>THSTA5)or(STA
6>THSTA6)or(STA41>THSTA4
1)or(STA42>THSTA42)or(STA
43>THSTA43)or(STA44>THSTA
44)を満たすとき、領域判別信号15Sとして有彩色
信号1を出力し、満たさないとき、領域判別信号15S
として無彩色信号0を出力する。
【0048】また文字領域か否かを判別することもでき
る。文字領域の特徴として、領域判定用マスク20内に
下地領域が存在することや、文字の濃度が閾値以上であ
ること等が挙げられ、たとえば次のようにして特徴信号
生成回路14で特徴信号が生成される。
【0049】最大値は文字領域の場合大きくなるので、
SIG0=1のときのマスク内総画素数STA0:Σ
(SIG0(i,j)=1)を求める。 文字領域の周囲には下地領域が存在するので、SIG1
=1のときのマスク内総画素数STA1:Σ(SIG1
(i,j)=2)を求める。
【0050】文字領域の場合、各特徴信号STA0,S
TA1は大きくなるので、それぞれ閾値THSTA0,
THSTA1と比較処理し、領域判別信号15Sを次の
ように出力する。
【0051】(STA0>THSTA0)and(ST
A1>THSTA1)を満たすとき領域判別信号15S
として文字領域信号1を出力し、満たさないとき領域判
別信号15Sとして文字領域信号0を出力する。
【0052】図6は、領域判別信号生成回路15から出
力される領域判別信号15Sを用いて領域判別結果に反
映させる考え方の概要を示す。第1の考え方では、領域
判別信号15Sは、注目画素10に対する信号として、
注目画素10のみに判別結果を反映させる。第2の考え
方では、注目画素10を含むマスク18C,18M,1
8Yに対して領域判別信号15Sで代表させ、判別結果
をm*n画素のマスク18C,18M,18Y全体に反
映させる。第3の考え方では、注目画素10を含むマス
ク18C,18M,18Y外の近傍の画素も含めたi*
j画素(i>m,j>n)の領域全体に反映させること
ができる。
【0053】図7は、本発明の実施の他の形態としての
画像処理装置51の概略的な電気的構成を示す。本実施
形態では、図1の画像入力装置2のような入力装置から
得られる入力画像中の注目画素10を含む領域の色につ
いて、前処理回路61および色判定処理回路62の処理
結果である色判定処理結果マスク70を生成し、色判定
処理結果マスク70に基づいて色判別信号62sを得る
ことができる。なお、本実施形態についての説明では、
m=n=5,u=v=3とする。
【0054】前処理回路61は、注目画素10を含むm
*n画素のマスク18C,18M,18Yの一部である
u*v画素の小領域マスク19C,19M,19Yの画
素濃度について、各色C,M,Yについてそれぞれ所定
のフィルタ演算処理を行うフィルタ回路71C,71
M,71Yと、フィルタ回路72C,72M,72Yと
を備える。色判定処理回路62は、前処理回路61から
出力される信号から得られる(m−u+1)*(n−v
+1)画素の色判定前処理結果マスク70F1,70F
2についてそれぞれ所定の演算処理を行う二値化回路7
3F1,73F2、色判定回路74F1,74F2およ
びAND回路75F1,75F2と、OR回路76とを
備える。OR回路76は、AND回路75F1,75F
2の出力の論理和演算を行い色判定処理結果マスク70
を生成する。
【0055】図8は、前処理回路61の回路構成を示
す。各マスク18C,18M,18Yがそれぞれm×n
=5×5すなわち5*5画素のマスクサイズを有するの
で、マスク回路78C,78M,78Yを、(m−1)
×n=4×5個のFFと、m−1=4個のFIFOで形
成することができる。注目画素10を含む領域について
の入力信号21C,21M,21Yによって表される画
素の濃度は、画素の位置に従って、いずれかのFFまた
はFIFOに記憶される。小領域マスク19C,19
M,19Yは、それぞれu×v=3×3すなわち3*3
画素のマスクサイズを有するので、各マスク18C,1
8M,18Y中に(m−u+1)×(n−v+1)=3
×3とおりの位置で設定することができる。
【0056】各小領域マスク19C,19M,19Y内
の画素の濃度を蓄積して得られる濃度信号は、フィルタ
回路71C,71M,71Yからなるフィルタ回路71
と、フィルタ回路72C,72M,72Yからなるフィ
ルタ回路72とをそれぞれ通って、それぞれ8ビットの
特徴量を表すフィルタ1C信号、フィルタ1M信号およ
びフィルタ1Y信号と、フィルタ2C信号、フィルタ2
M信号およびフィルタ2Y信号として出力される。フィ
ルタ1C信号、フィルタ1M信号およびフィルタ1Y信
号と、フィルタ2C信号、フィルタ2M信号およびフィ
ルタ2Y信号とは、小領域マスク19C,19M,19
Yのマスク18C,18M,18Y内での位置の違いに
応じて、それぞれ(m−u+1)×(n−v+1)=3
×3個生成され、色判定前処理結果マスク70F1と7
0F2とを形成する。
【0057】図9は、フィルタ回路71の回路構成を示
す。フィルタ回路71を構成する各色用のフィルタ回路
71C,71M,71Yは、最大値検出回路(以下、図
に「MAX」と略称)であり、小領域マスク19C,1
9M,19Y内の画素の濃度の最大値を出力値とする。
(m−u+1)×(n−v+1)=3×3個の小領域マ
スク19C,19M,19Yに対して、次のようにし
て、それぞれ フィルタ1C信号←入力信号21C(1〜u,1〜v)
の最大値 フィルタ1M信号←入力信号21M(1〜u,1〜v)
の最大値 フィルタ1Y信号←入力信号21Y(1〜u,1〜v)
の最大値 を求め、(m−u+1)*(n−v+1)=3*3画素
のマスクサイズを有する色判定前処理結果マスク70F
1を生成する。このようなフィルタ回路71は、マスク
18C,18M,18Y内で小領域マスク19C,19
M,19Yについての画素濃度の最大値を用いて特徴量
を算出する特徴量算出手段として機能している。
【0058】図10は、フィルタ回路72の回路構成を
示す。フィルタ回路72を構成する各色毎のフィルタ回
路72C,72M,72Yは、平均・分散演算回路80
を備える。3*3画素の各小領域マスク19C,19
M,19Yに対しては、4種類の位置に隣接2*2画素
のパターン81,82,83,84が設定可能である。
平均・分散演算回路80は、各パターン81,82,8
3,84内の画素の濃度値の分散を計算し、分散が最小
となる領域の平均値を出力値とする。平均・分散演算回
路80には、各パターン81,82,83,84毎に、
1個の平均値算出回路(以下、図に「AVE」と略
称)、4個の差分回路(以下、図に「DIFF」と略
称)および1個の加算回路(以下、図に「ADD」と略
称)が備えられ、さらに1個の比較回路および1個の選
択回路(以下、図に「SEL」と略称)を含む。
【0059】各パターン81〜84に含まれる4個の画
素に対し、平均値算出回路は、濃度値の平均値を算出す
る。4個の差分回路は、各画素の濃度値と平均値との差
である分散値を算出する。加算回路は、4個の分散値の
総和を算出する。比較回路は、各パターン81〜84に
ついての総和を比較し、総和がもっとも小さい、すなわ
ち濃度ばらつきの最も小さいパターンを決定する。選択
回路は、比較回路によって決定されたパターンに相当す
る平均値算出回路からの平均値を出力する。したがっ
て、フィルタ回路72としては、 フィルタ2C信号←入力信号21C(1〜u,1〜v)
中で、濃度ばらつきが最小となる隣接2*2画素パター
ンでの平均値 フィルタ2M信号←入力信号21M(1〜u,1〜v)
中で、濃度ばらつきが最小となる隣接2*2画素パター
ンでの平均値 フィルタ2Y信号←入力信号21Y(1〜u,1〜v)
中で、濃度ばらつきが最小となる隣接2*2画素パター
ンでの平均値 を求めて、(m−u+1)*(n−v+1)=3*3画
素のマスクサイズを有する色判定前処理結果マスク70
F2を生成することができる。このようなフィルタ回路
72は、マスク18C,18M,18Y内で濃度ばらつ
きの最も小さい小領域マスク19C,19M,19Yで
の画素の平均濃度値を求める平均濃度算出手段として機
能している。
【0060】図11は、色判定処理回路62の回路構成
を示す。二値化回路73F1では、各色C,M,Yそれ
ぞれに、色判定前処理結果マスク70F1におけるマス
ク内画素濃度値の平均値aveC,aveM,aveY
を平均値算出回路で求める。各色の平均値は、加算回路
で加算する。また、各画素(i,j)[i=1〜(m−
u+1),j=1〜(n−v+1)]についての各色の
濃度値C(i,j),M(i,j),Y(i,j)を加
算回路で加算する。上記各色の平均値および各色の濃度
値の加算値同士を、比較回路で比較し、 C(i,j)+M(i,j)+Y(i,j)>aveC
+aveM+aveY のとき、その画素(i,j)についての二値化フラグを
1に設定する。二値化回路73F2は、色判定前処理結
果マスク70F2に対して同様な処理を行う。
【0061】色判定回路74F1は、最大値検出回路、
最小値検出回路(以下、図に「MIN」と略称)、差分
回路および比較回路を有する。比較回路は、色判定前処
理結果マスク70F1に対して、 Max(C(i,j),M(i,j),Y(i,j)) −Min(C(i,j),M(i,j),Y(i,j)) <THf1(i,j) の条件が成立していれば、その画素(i,j)[i=1
〜(m−u+1),j=1〜(n−v+1)]の色判定
フラグを1に設定する。なお、Max()、Min()は最大
値、最小値を算出する関数をそれぞれ表しており、TH
f1(i,j)は、予め設定される閾値である。色判定
回路74F2は、色判定前処理結果マスク70F2に対
して同様な処理を行う。このような色判定回路74F
1,74F2は、色判定前処理結果マスク70F1,7
0F2を用いて、色判定フラグ(特徴信号)を生成する
特徴信号生成手段として機能している。
【0062】AND回路75F1,75F2およびOR
回路76は、二値化回路73F1,73F2および色判
定回路74F1,74F2からの出力値を用いて、色判
定処理結果マスク70を生成する。色判定処理結果マス
ク70の各画素(i,j)に対応する成分70S(i,
j)は、いずれかの色判定前処理結果マスク70F1,
70F2について、 二値化フラグ=1 and 色判定フラグ=1 の条件が成立するとき、70S(i,j)=1に設定さ
れ、この条件が成立しないときは、70S(i,j)=
0に設定される。
【0063】色判定処理回路62は、予め設定される閾
値THsよりも色判定処理結果マスク70の各画素につ
いての成分値の合計が大きい、すなわち Σ70S(i,j)>THs の条件を満たすとき、色判別信号62Sとして無彩色を
示す1を出力し、条件を満たさないとき、色判別信号6
2Sとして有彩色を示す0を出力する。
【0064】図12は、色判別信号62Sを用いて領域
判別結果に反映させる考え方の概要を示す。図6に示す
領域判別信号15Sの場合と同様に、第1の考え方で
は、色判別信号62Sは、注目画素10に対する信号と
して、注目画素10のみに判別結果を反映させる。第2
の考え方では、注目画素10を含むマスク18C,18
M,18Yに対して色判別信号62Sで代表させ、判別
結果をm*n画素のマスク18C,18M,18Y全体
に反映させる。第3の考え方では、注目画素10を含む
マスク18C,18M,18Y外の近傍の画素も含めた
x*y画素(x>m,y>n)の領域全体に反映させる
ことができる。このように、色判別信号62Sを出力す
る色判定処理回路62は、領域判定手段として機能す
る。
【0065】図13は、図1に示すエッジ検出装置7と
本実施形態の画像処理装置51とを組み合わせて、無彩
色エッジを検出する構成を示す。エッジ検出装置7は、
ゾーベルフィルタなどで構成され、画像のエッジ検出と
しては一般的な構成を有する。画像処理装置51から得
られる色判別信号62Sが無彩色であることを示す1の
値であり、エッジ検出装置7から得られるエッジ検出信
号がエッジ有りを示す1の値であるとき、AND回路8
5は、無彩色エッジ信号85Sが真となって1の値をと
るように出力する。
【0066】図1の画像処理装置1を本実施形態の画像
処理装置51に替えると、黒生成装置4では、色判別信
号62Sに応じて、黒生成量を調整、あるいは変更す
る。色判別信号62Sが無彩色を示す1となるとき、黒
生成装置4は、図12に示すような判別結果を反映させ
る領域に対して、他領域よりも黒生成量を増加させた
り、あるいは、黒トナーのみで出力させるような後処理
を行う。これによって、カラートナーの使用量を減ら
し、トナー総量の削減を図ることができる。
【0067】フィルタ装置5では、色判別信号62Sに
応じて、フィルタ係数を調整、あるいは変更する。色判
別信号62Sが無彩色を示す1となり、エッジ検出装置
7がエッジを検出して、図13に示すような無彩色エッ
ジ信号85Sが1となるとき、フィルタ装置5は、図1
2に示すような判別結果を反映させる領域に対してエッ
ジ強調フィルタを用い、他領域に対しては平滑化フィル
タを用いる等の後処理を行う。これによって、たとえば
黒文字の周囲をくっきりと表現することができ、鮮明な
黒文字を得ることができる。
【0068】中間調生成装置6では、色判別信号62S
に応じて生成する中間調を調整、あるいは変更する。色
判別信号62Sが無彩色を示す1となるとき、図12に
示すような判別結果を反映させる領域に対しては2×2
マスクのディザ法を用い、他領域に対しては3×3マス
クのディザ法を用いる等の処理を行う。これによって、
無彩色領域に対しては解像力優先処理、他領域に対して
は階調性優先処理を行うなどの切り換えを実現すること
ができる。さらに、図12に示すように、エッジ検出装
置7の検出結果を同時に反映させることもできる。
【0069】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、注目画素
を含む画像領域の特性の判別を、マスクを設定して、マ
スク内に小領域マスクをさらに設定し、小領域マスクを
マスク内で順次移動させながら、小領域マスク内で画素
濃度の和を求めてパラメータを算出し、多値化処理を行
って多値化処理データの分布から特徴を求め、求められ
る特徴に従って領域の特性の判別を行うので、入力信号
に画素ずれや雑音等が混入しても、精度のよい領域特性
の判別を行うことができる。
【0070】また本発明によれば、小領域マスク内の画
素濃度の総和から得られるいくつかの特徴量の組合わせ
で多値化処理を行うので、画像の入力機器の特性に合わ
せて多値化処理を行うこともでき、入力機器に応じた最
適な画像領域の特性の判別処理が可能となる。
【0071】また本発明によれば、小領域マスク毎の多
値化処理によって得られる多値化処理データ分布から得
られる複数の特徴量の組合わせに従って画像領域の特性
の判別を行うことができるので、後処理に最適な条件で
の領域の特性の判別を行うことも可能となる。
【0072】さらに本発明によれば、文字、写真、網点
などが混在した原稿の各画像領域の特性を、注目画素を
含むように設定するマスク内で順次移動する小領域マス
クの画素濃度のばらつきの最も少ない領域での濃度平均
に基づいて判別するので、入力信号に画素ずれや雑音な
どが混入していても、良好な判別処理を行うことができ
る。
【0073】また本発明によれば、領域の色を識別して
画像領域の特性を判別することができるので、色に応じ
た適切な後処理を行うことができる。
【0074】また本発明によれば、文字領域か否かを識
別して画像領域の特性を判別することができるので、文
字領域などについての適切な後処理を行うことができ
る。
【0075】また本発明によれば、画素毎の詳細な領域
判別を行うことができる。また本発明によれば、注目画
素についての領域判別結果を注目画素を含むマスク内の
全ての画素に適用するので、入力される画素の全てにつ
いて領域判別を行う必要はなく、処理速度を速め、コス
ト低減も図ることができる。
【0076】また本発明によれば、注目画素についての
領域判別結果を注目画素を含むマスク外の画素にも適用
するので、入力される画素の全てについて領域判別を行
う必要はなく、処理速度をさらに速め、コストもさらに
低減することができる。
【0077】また本発明によれば、無彩色エッジ領域な
どを精度よく検出して、黒文字などのエッジを鮮明に処
理することができる。
【0078】また本発明によれば、無彩色領域などを精
度よく判別して、黒生成装置の機能を有効に利用するこ
とができる。
【0079】また本発明によれば、フィルタ装置のフィ
ルタ係数などを領域判別結果に従って変更し、領域の特
性に適合した画像処理を行うことができる。
【0080】また本発明によれば、中間調生成装置によ
る中間調処理状態に領域判別結果を反映させ、適切な中
間調を伴う画像処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態としての画像処理装置を
備えるフルカラー複写機の概略的なシステム構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1の画像処理装置の概略的な電気的構成を示
すブロック図である。
【図3】図2の多値処理回路の概略的な電気的構成を示
すブロック図である。
【図4】図2の多値信号生成回路の概略的な電気的構成
を示すブロック図である。
【図5】図2の判別処理回路の概略的な電気的構成を示
すブロック図である。
【図6】図2の領域判別信号生成回路から出力される領
域判別信号を用いて領域判別結果に反映させる考え方の
概要を示す図である。
【図7】本発明の実施の他の形態としての画像処理装置
の概略的な電気的構成を示すブロック図である。
【図8】図7の前処理回路の概略的な電気的構成を示す
ブロック図である。
【図9】図7のフィルタ回路の概略的な電気的構成を示
すブロック図である。
【図10】図7のフィルタ回路の概略的な電気的構成を
示すブロック図である。
【図11】図7の色判定処理回路の概略的な電気的構成
を示すブロック図である。
【図12】図7の色判定処理回路から出力される色判別
信号を用いて領域判別結果に反映させる考え方の概要を
示す図である。
【図13】図1に示すエッジ検出装置と図7に示す画像
処理装置とを組み合わせて、無彩色エッジを検出する構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,51 画像処理装置 2 画像入力装置 3 画像出力装置 4 黒生成装置 5 フィルタ装置 6 中間調生成装置 7 エッジ検出装置 10 注目画素 11 総和算出回路 12 パラメータ算出回路 13 多値信号生成回路 13S 多値信号 14 特徴信号生成回路 15 領域判別信号生成回路 15S 領域判別信号 16 多値処理回路 17 判別処理回路 18 マスク設定回路 18C,18M,18Y マスク 19 小領域マスク設定回路 19C,19M,19Y 小領域マスク 20 領域判別用マスク 40 領域判定用マスク回路 61 前処理回路 62 色判定処理回路 62S 色判別信号 70 色判定処理結果マスク 70F1,70F2 色判定前処理結果マスク 71,71C,71M,71Y;72,72C,72
M,72Y フィルタ回路 73F1,73F2 二値化回路 74F1,74F2 色判定回路 80 平均・分散演算回路
フロントページの続き Fターム(参考) 2H030 AA02 AA03 AD12 BB02 5B057 CA01 CA08 CA12 CB01 CB08 CB12 CB16 CC03 CE11 CE17 CH08 CH09 5C077 LL19 MP02 MP07 MP08 PP15 PP21 PP27 PP33 PP38 PP41 PP45 PP46 PP47 PP48 PP68 RR05 TT02 TT06

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字、写真、網点を含む複数種類の画像
    領域が混在し得る原稿に対して、各画像領域の特性に応
    じた最適処理を行うために、注目画素が含まれる領域の
    特性の判別処理を行う画像処理装置において、 注目画素を含む予め定める形状のマスクを、該領域内に
    設定するマスク設定回路と、 マスク設定回路によって設定されるマスク内に、当該マ
    スクよりも小さい形状の小領域マスクを順次位置を変え
    ながら生成して、各小領域マスク内で画素濃度の和を求
    める小領域マスク生成回路と、 マスク内で小領域マスク生成回路によって求められる画
    素濃度の総和を用いてパラメータを算出するパラメータ
    算出回路と、 パラメータ算出回路によって算出されるパラメータを用
    いて多値化処理を行う多値化手段と、 多値化手段によるマスク内における多値化処理データの
    分布から、多値化処理データで表される特徴信号を生成
    する特徴信号生成手段と、 特徴信号生成手段からの特徴信号に基づいて、領域の特
    性の判別を行う領域判別手段とを備えることを特徴とす
    る画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記多値化手段は、前記小領域マスク内
    で前記小領域マスク生成回路によって求められる画素濃
    度の総和に基づき、複数の特徴量を組合わせて多値化処
    理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記特徴信号生成手段は、前記多値化手
    段による前記小領域マスクごとの多値化処理によって得
    られる多値化処理データ分布に基づき、複数の特徴量を
    組合わせ多値化処理データで表される特徴信号を生成す
    ることを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 文字、写真、網点を含む複数種類の画像
    領域が混在し得る原稿に対して、各画像領域の特性に応
    じた最適処理を行うために、注目画素が含まれる領域の
    特性の判別処理を行う画像処理装置において、 注目画素を含む予め定める形状のマスクを、該領域内に
    設定するマスク設定回路と、 マスク設定回路によって設定されるマスク内に、該マス
    クよりも小さい小領域マスクを順次位置を変えながら生
    成して、各小領域マスク内で画素濃度の最大値を求める
    小領域マスク生成回路と、 マスク内で小領域マスク生成回路によって求められる画
    素濃度の最大値を用いて特徴量を算出する特徴量算出手
    段と、 小領域マスク生成回路によって生成される小領域マスク
    中で、濃度ばらつきの最も小さい小領域マスクでの画素
    の平均濃度値を求める平均濃度算出手段と、 特徴量算出手段からの特徴量と平均濃度算出手段からの
    平均濃度値とを用いて平均濃度値と関連して、特徴信号
    を生成する特徴信号生成手段と、 小領域マスク生成回路によって生成される各小領域マス
    クを平均濃度値に基づいて二値化する二値化回路と、 二値化された濃度の濃い領域について、特徴信号生成手
    段から生成される特徴信号によって表される特徴量を、
    注目画素の判別結果とするように領域の特性の判別を行
    う領域判別手段とを備えることを特徴とする画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記特徴信号生成手段によって生成され
    る特徴信号は、領域の色を識別することができる信号で
    あることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
    画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記特徴信号生成手段によって生成され
    る特徴信号は、文字領域か否かを識別することができる
    信号であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記領域判別手段は、前記判別の結果
    を、前記注目画素のみの判別結果とすることを特徴とす
    る請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記領域判別手段は、前記判別の結果
    を、前記マスク内すべての画素の判別結果とすることを
    特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理装
    置。
  9. 【請求項9】 前記領域判別手段は、前記判別の結果
    を、前記マスク外の近傍の画素も含めた領域に対する特
    性の判別結果とすることを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれかに記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記領域判別手段の判別結果を用いて
    無彩色エッジ領域を検出するエッジ検出装置をさらに備
    えることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の
    画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記領域判別手段によって得られる判
    別結果を用いて黒生成量を変更する黒生成装置をさらに
    備えることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記
    載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記領域判別手段によって得られる判
    別結果を用いてフィルタ係数を変更するフィルタ装置を
    さらに備えることを特徴とする請求項1〜11のいずれ
    かに記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記領域判別手段によって得られる判
    別結果を用いて中間調の濃度を変更する中間調生成装置
    をさらに備えることを特徴とする画像処理装置。
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