JP2000236438A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents
画像処理装置および画像処理方法Info
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- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
Abstract
憶しておき、この低解像度の画像データを表示用画像デ
ータとして用いる画像処理装置において、上記表示用画
像データを符号化する際の圧縮率を高めてファイリング
時の記憶効率を向上させる。 【解決手段】 画像入力手段10からの多値画像データ
を本画像とは別に解像度変換手段13により変換して、
低解像度の多値画像データとなし、この低解像度の多値
画像データを2値化手段14で2値化し、さらに符号化
手段16で符号化して記憶手段17に記憶するととも
に、この記憶手段17の符号データを復号化手段19で
2値画像データとして復号し、ディスプレイ21等に入
力する画像処理装置において、上記解像度変換手段13
の前段に、上記多値画像データの中間濃度領域を所要高
濃度または所要低濃度に変換する第1の階調変換手段1
2を設ける。
Description
得られた画像データを解像度の異なる複数の画像データ
として記憶手段に記憶しておき、印刷やディスプレイ表
示等で上記複数の画像データを使い分けて使用する画像
処理装置に関するものである。
力手段より入力した画像データを、磁気ディスク・光デ
ィスク・光磁気ディスク等の記憶手段へ記憶し、この記
憶手段より必要に応じて上記画像データを取り出してプ
リンタ等の画像出力手段より出力する画像処理装置が提
案されている。
は、画像入力手段より得られた画像データを解像度の異
なる複数の画像データとして記憶手段に記憶しておき、
印刷やディスプレイ表示等で上記複数の画像データを使
い分けて使用する画像処理装置が開示されている。
を示す概略構成図であり、この画像処理装置は、イメー
ジスキャナ等の画像入力手段10より得られた多値画像
データを、例えば印刷用の高解像度の本画像データとし
て2値化回路11で2値化し、ハードディスク等の記憶
手段17に登録する。
像データは例えば400DPIの解像度となっている
が、この多値画像データは、上記のように解像度を変換
しないで記憶手段17に記憶される一方、解像度変換回
路13により例えば200DPI等の低解像度に変換し
て表示用画像データとされ、第2の2値化回路14で2
値化されたのち、一旦画像メモリ15に記憶される。そ
して、この表示用画像データは、上記本画像データが符
号化回路16で圧縮符号化(以下、単に「符号化」とい
う)された後に上記画像メモリ15より出力され、更
に、上記符号化回路16で符号化され、上記本画像デー
タと関連付けて記憶手段17に記憶される。
解像度の本画像データは、復号化回路19で復号化され
てプリンタ20に入力され印刷される。
色8ビットで256階調の表示能力を持つが、200D
PI程度の比較的小さな解像度しか持たないことから、
上記低解像度の表示用画像データは、主として、画像を
検索する際にディスプレイ21へ表示するためのデータ
として用いるようにしている。
ータを選択的に利用できるようにすれば、ユーザは、デ
ータの伸長や表示において先ず大まかな画像の概観(解
像度の低い画像)を素早く得ることができ、その後、解
像度の高い画像を得ることができる。このため、ディス
プレイ21により画像を見ながら検索する場合に、高精
細な画像データを不必要に伸長する処理をはぶけ、操作
性の良い画像処理装置を構成することができる。
の解像度の差が著しい場合、プリンタ20の解像度の画
像データをディスプレイ21に表示させても画像の一部
しか表示されないため、上記した表示用画像データを利
用できるようにした構成は非常に有用となる。
な中間調画像の原稿をファイリングするときには、所定
の閾値で1か0かを切り分ける単純2値化を行うと著し
く画質の劣化が起こるため、単位面積中の白と黒の割合
で中間調を再現する誤差拡散法のような疑似中間調処理
で2値化を行うようにしている。
方式によれば、濃度変化の大きい中間濃度域において白
と黒との変化が頻繁に起こることになり、その結果、符
号化したときの圧縮率が低下する(ちなみに“1111
000011110000・・・”のように白と黒とが
周期的に変化する符号化データは、“白4黒4繰返”と
いう情報で表すことができるため、その圧縮率は高
い)。
符号化したときの圧縮率が低いため、膨大な容量のメモ
リを備えておかなければならないという問題があった。
れたものであって、中間濃度域の画像データの階調性を
所要劣化させることにより、この領域の画像データを減
じ、これにより上記符号化時の圧縮率を高めてファイリ
ング時の記憶効率を向上させることを目的とするもので
ある。
するため、図1に示すように、画像入力手段10より得
られた多値画像データを本画像データとし、かつ上記多
値画像データを解像度変換手段13で本画像データより
低解像度の表示用画像データとして、両者を符号化して
記憶手段17に記憶し、この記憶手段17に記憶された
上記表示用画像データを復号化してディスプレイ等の閲
覧手段21に供給する画像処理装置を前提としている。
に、上記多値画像データの中間濃度域を所要高濃度また
は所要低濃度に変換する第1の階調変換手段12を設け
たことを特徴とするものである。
て、図5に示すように、上記画像入力手段10より得ら
れる多値画像データの中間濃度域を所要高濃度または所
要低濃度に変換する第2の階調変換手段23を設けるこ
とも可能である。
度域の画像データの階調性を画質に影響のない範囲で所
要劣化させることにより、この領域の画像データを減
じ、これにより上記符号化時の圧縮率を高めてファイリ
ング時の記憶効率を向上させることが可能である。
図7に示すように上記復号化された表示用画像データを
オンラインで転送する画像転送手段30,31と、この
画像転送手段30,31から転送された上記表示用画像
データを表示する閲覧手段33とを設けることも可能で
あり、あるいは上記記憶手段17が記憶する表示用画像
データに対応する符号化データをオンラインで転送する
画像転送手段30,31と、この画像転送手段30,3
1から転送された上記符号化データを復号する復号化手
段(図示せず)と、復号した画像データを表示する閲覧
手段32とを設けることも可能である。
として、上記復号化された表示用画像データを可搬記憶
媒体に記録する画像記録手段40と、この画像記録手段
40で記録された可搬記憶媒体より得られる表示用画像
データを読み出す読み出し手段41と、この読み出した
表示用画像データを表示する閲覧手段43とを設け、あ
るいは上記記憶手段17が記憶する表示用画像データに
対応する符号化データを可搬記憶媒体に記録する画像記
録手段40と、この可搬記憶媒体から上記符号化データ
を読み出す読み出し手段41と、この読みだした符号化
データを復号する復号化手段(図示せず)と、復号した
画像データを表示する閲覧手段43とを設けることも可
能である。
示すように、原稿画像を光学的に読み取るイメージスキ
ャナ10、専用線または公衆回線を通して画像データを
受け取るファックスモデム50、および専用線またはネ
ットワークを通して画像データを受け取るプリンタイン
ターフェース51のうちの少なくとも1つを採用するこ
とが可能である。
て、図面に従って詳細に説明する。
成図であり、以下に本実施の形態の構成とその動作を説
明する。
像度、例えば400DPIで原稿画像を読み取って多値
画像データを得、第1の2値化回路11は、このイメー
ジスキャナ10より入力された400DPIの解像度の
多値画像データを本画像データとして2値化する。その
際の2値化方式は、所定の閾値による単純2値化と、疑
似中間調方式(例えば誤差拡散法やディザ法)のいずれ
かを適時選択するようにしている。すなわち、文字の場
合は単純2値化で足りるが、写真のような中間調画像に
おいては疑似中間調方式を用いて2値化することで画質
の劣化が少なくなる。
値画像データは、第1の階調変換手段(例えば、ルック
アップテーブルから構成されたガンマテーブル)12に
も入力され、この第1の階調変換手段12は、予めルッ
クアップテーブルに設定されている内容に基づいて、上
記多値画像データの中間濃度域(0〜256階調の中、
64〜192階調)を所要高解像度あるいは所要低解像
度に変換する。すなわち、第1の階調変換手段12は、
上記中間濃度域(0〜256階調の中、64〜192階
調)に属する画素の出力濃度が図3に示す高濃度域(1
92〜256階調)に集中するように、あるいは図4に
示す低濃度域(0〜64階調)に集中するように濃度変
換する。
うに濃度変換された高解像度の多値画像データをそれよ
り低い解像度、例えば200DPIの解像度の多値画像
データに変換して表示用画像データを得、この表示用画
像データを第2の2値化回路14に入力する。なお、こ
の解像度変換では、上記した濃度変換が高濃度域への変
換であるか或いは低濃度域への変換であるかを考慮し、
それに応じた処理を行うようにしている(後述する)。
示用画像データは、この第2の2値化回路14によって
2値化され、画像メモリ15に一時記憶される。ここで
使用する2値化方式は、第1の2値化回路11と同様、
単純2値化と疑似中間調による2値化とを適時切り替え
るようになっており、また、画像メモリ15の容量は、
上記200DPIの表示用画像データを一時記憶するに
足る容量、すなわちA3原稿全体を記憶する場合でも1
Mバイト程度となっている。
られた本画像データあるいは上記画像メモリ15に一時
記憶された表示用画像データの何れかが符号化回路16
に入力されることになる。すなわち、符号化回路16
は、イメージスキャナ10が原稿画像を読み取っている
間は、JBIG法等の特定の符号化方式を用いて上記本
画像データをリアルタイムに符号化し、この本画像デー
タの符号化が終了すると、上記表示用画像データを画像
メモリ15から読み出しながら上記符号化方式で符号化
する。
の符号化データと低解像度の表示用画像の符号化データ
とは、相互に関連付けられてハードディスク17に記憶
される。このときユーザは、画像データを特定するID
番号あるいはキーワードを操作パネル18から設定する
ようにしており、このID番号あるいはキーワードも上
記2種の符号化データに関連付けて記憶しておく。
0で読み取った原稿画像が、もとの高解像度の本画像デ
ータと、その半分の低解像度の表示用画像データとして
記憶されたことになる。
憶された画像を取り出したいときには、上記のように設
定したID番号あるいはキーワードを操作パネル18か
ら入力する。復号化回路19は、このID番号あるいは
キーワードに基づいて画像データを特定し、本画像の符
号化データと表示用画像の符号化データのうちのいずれ
か一方を読み出して復号化する。そして、この復号化さ
れた画像データは、その解像度に応じてプリンタ20ま
たはディスプレイ21のいずれかに出力されることにな
る。すなわち、操作パネル18から印刷が指示されたと
きには、本画像データをプリンタ20に入力してプリン
トアウトさせ、表示が指示されたときには、表示用画像
データをディスプレイ21に入力して画面に表示させ
る。
の画像データの階調性を所要劣化させることにより、こ
の領域の画像データを減じ、これにより上記符号化時の
圧縮率を高めてファイリング時の記憶効率を向上させる
ことができる。
用画像データのみとしたのは、本画像データは印刷用の
画像データであるため、階調性を所要劣化させることは
画質補償の観点から好ましくないからである。これに対
し、表示用画像データはユーザの目安としてディスプレ
イ21に表示するものであるため、画質にそれほど注目
する必要はない。
ることによって、符号化時の圧縮率がどの程度変化する
か検討する。
する前の画像データの階調性を示す図2において、濃度
変化が小さい低濃度域および高濃度域の圧縮率を平均1
0%、濃度変化が大きい中間濃度域の圧縮率を平均50
%とすると、入力画像データの濃度変化に対して、出力
画像データがリニアに変化する画像を符号化するときの
全体の平均圧縮率は、64/256×10(%)+12
8/256×50(%)+64/256×10(%)=
30(%)となる。
変換手段12で入力画像データの中間濃度域を高濃度域
に変換したときの平均圧縮率を計算すると以下のように
なる。
よって3つの領域に分けたときのそれぞれの割合は、こ
の図3の場合、出力濃度の階調が0〜63となる低濃度
域が12/256、出力濃度が64〜191となる中間
濃度域が52/256、出力濃度が192〜256とな
る高濃度域が192/256となる。従って、この特性
における全体の平均圧縮率を計算すると、12/256
×10(%)+52/256×50(%)+192/2
56×10(%)=18.125(%)となり、同じ画
像データを符号化する場合においても、上記第1の階調
変換手段12で変換したほうが平均圧縮率が向上するこ
とになる。
力されたリニアな特性を第1の階調変換手段12によっ
て図3に示す特性に変換することで、平均圧縮率があま
り低くならない中間濃度域の範囲が狭くなったためであ
る。
力画像データの濃度よりも高い濃度データが出力される
が、後段の解像度変換回路13によって半分の画像デー
タに間引かれるため、ディスプレイ21に表示させたと
きに画像全体の濃度が高くなるという影響は少ない。ま
た、検索した画像データを実際にプリントアウトすると
きには、符号化回路16で符号化した高解像度の本画像
の画像データをハードディスク17から読み出し、これ
を復号化回路19で復号してプリントアウトするため、
画質の劣化はない。
濃度域に変換する第1の階調変換手段12の第2の特性
を図4に示す。この図4に示す特性では、画像データの
出力濃度における3つの領域の割合は、それぞれ、低濃
度域が192/256、中間濃度域が52/256、高
濃度域が12/256となる。従って、この特性におけ
る全体の平均圧縮率を計算すると、192/256×1
0(%)+52/256×50(%)+12/256×
10(%)=18.125(%)となる。このときに
も、図3の場合と同様、図2に示すリニアな特性に比べ
て平均圧縮率が向上する。
ータの濃度は全体的に薄くなっているため、解像度変換
回路13で単純に間引く処理を行うと濃度の薄い画像
や、細線画像が消えてしまう。そのため、この場合には
単純に間引くのではなく、画像データを所要高濃度にす
るための補間処理が必要となる。この補間処理は、図1
0(a)に示す補間回路に図10(b)に示す3×3画
素(画素D0〜D8)を入力し、この3×3画素のうち
最も高い濃度の画素を注目画素D4として出力すること
によって実現可能である。すなわち、上記補間回路は、
2本のラインバッファ101・102と、6個のフリッ
プフロップ103〜108と、最大値回路109とで構
成するようにしている。これによって、上記3×3画素
は最大値回路109に入力され、この最大値回路109
によって最も濃い濃度の画素が選択されて出力されるこ
とになる(補間回路の構成や、この補間回路でどの程度
の補間をするかは特に限定されるものではない)。
段12としてはルックアップテーブルから構成されたガ
ンマテーブルを用いるとしたが、変換用の組み合わせ論
理回路(図示せず)を用いてもよい。また、その特性に
ついては、中間濃度域を所要高濃度または所要低濃度に
変換する単調増加関数であれば、図3または図4に示す
特性でなくてもかまわない。例えば、上記組み合わせ論
理回路を用いれば、図11において点線で示す変換特性
(所要高濃度に変換する場合)や、図11において実線
で示す変換特性(所要低濃度に変換する場合)を得るこ
とも可能である。
400DPIの高解像度の画像データを200DPIの
低解像度の画像データに変換するとしたが、例えば15
0DPIまたはそれ以外の解像度に変換してもよい。さ
らに、複数の解像度の画像データに変換して、これを記
憶しておき、必要に応じて使い分けることも可能であ
る。
いて説明する。
ージスキャナ10の出力側に第2の階調変換手段23が
備えられ、この第2の階調変換手段23が、イメージス
キャナ10が出力する多値画像データを階調変換し、第
1の2値化回路11および第1の階調変換手段12に入
力する点である。この第2の階調変換手段23も、上記
第1の階調変換手段12と同様にルックアップテーブル
から構成され、図示しないCPUからその変換特性があ
らかじめ設定されている。
定する変換特性を示す。ここでは、写真のような中間調
画像の入った原稿の場合(以下「写真モード」という)
には、同図のaに示すような階調性に優れたリニアな特
性にしている。また、文字原稿の場合(以下「文字モー
ド」という)には、白と黒とのエッジを強調させる意味
からも、同図cに示すように低濃度域では出力濃度の変
化を小さくし、高濃度域では出力濃度の変化を大きくす
るように設定している。更に、文字と写真の入り交じっ
た原稿の場合(以下「文字写真モード」という)には、
同図bに示すように上記2つのモードの中間の特性とし
ている。
写真モード、文字モードまたは文字写真モードの何れか
の指定が行われることによって第2の階調変換手段23
に設定されることになる。ただし何も選択されない場合
には、例えば文字写真モードの特性が設定されるように
しておく。
ているので、後段の符号化回路16で符号化するときの
圧縮率は写真モードに比べて良くなる。また、写真モー
ドのときには、リニアな特性が第2の階調変換手段23
に設定されるので、上記第1の実施例と同様に後段の第
1の階調変換手段12でのみ画像データの変換が行われ
ることになる(第1の階調変換手段12に設定する変換
特性については先の第1実施形態と同様である)。
真モードで画像データの中間濃度域を所要低濃度に変換
しているが、この中間濃度域を所要高濃度に変換するこ
とも可能である。
置の構成を図7に従って説明する。
スプレイとが一体型になった画像処理装置を例にして説
明したが、以下、ハードディスク17に記憶された画像
データを閲覧および検索するための端末と画像処理装置
との間にネットワークを介在した状態について説明す
る。
稿画像を読み取って、もとの解像度の符号化データと低
解像度の符号化データとをハードディスク17に記憶す
るまでは上記第1の実施例と同じである。
いる端末より、画像データを検索するためのキーワード
または画像を特定するためのID番号をキーボード32
から入力する。入力されたキーワードまたはID番号
は、端末側ネットワークインターフェース31とオンラ
インで接続されているネットワークインターフェース3
0を介して復号化回路19に入力される。この復号化回
路19は、上記キーワードまたはID番号に基づいて画
像を特定し、ハードディスク17より低解像度の符号化
データを読み出して復号し、ネットワークインターフェ
ース30に出力する。ネットワークインターフェース3
0は、復号された低解像度の画像データを、オンライン
で端末側ネットワークインターフェース31に転送し、
この端末側ネットワークインターフェース31は、オン
ラインで転送された画像データをディスプレイ33に表
示する。
ク17に記憶された画像データを、離れたところからリ
アルタイムに検索および閲覧することができる。この場
合においても、図3または図4のような特性を第1の階
調変換手段12に持たせることで、低解像度の画像デー
タを符号化する際の圧縮率を向上させることができる。
オンラインで転送するとしたが、端末に復号化回路(図
示せず)を備えるようにすれば、符号化データをそのま
ま転送することも可能である。その場合には、転送する
データ量が少ないため転送時間が短くなり、端末側の操
作においてレスポンスが向上する。
装置の構成を図8に従って説明する。
された画像データを復号化回路19が復号した後、リム
ーバブルメディアドライブ40がリムーバブルメディア
に記録するようになっている。なお、ここでいうリムー
バブルメディアとは、例えばZIPやCD−Rのように
大容量の可搬記憶媒体を指す。
アドライブ41を備え、リムーバブルメディアドライブ
40で記録されたメディアから画像データを読み出すこ
とができる。端末は、リムーバブルメディアドライブ4
1と、メディアに記録されている複数の画像データから
1つを選択するためのキーボード42と、検索した画像
データを表示するディスプレイ43と、内部のソフトウ
ェアに従ってこれらの制御を行うCPUおよび作業用メ
モリ(ともに図示しない)から構成される。
で原稿画像を読み取って、もとの解像度の符号化データ
と低解像度の符号化データとをハードディスク17に記
憶するまでは上記第1および第3の実施の形態と同じで
ある。
スク17に記憶された画像データを検索するためのキー
ワードまたはID番号を復号化回路19に入力すると、
この復号化回路19は、入力されるキーワードまたはI
D番号に基づいて、ハードディスク17に記憶されてい
る画像データを特定して復号化し、リムーバブルメディ
アドライブ40に入力する。このリムーバブルメディア
ドライブ40は、復号化された画像データを、挿入され
ているメディアに記録する。
たメディアを端末のリムーバブルメディアドライブ41
に挿入し、メディアに記録されている画像データのうち
の1つをキーボード42を用いて選択する。リムーバブ
ルメディアドライブ41は、選択された画像データをメ
ディアから読み出して、ディスプレイ43に表示する。
ーバブルメディアを介在させることにより、ハードディ
スク17に記憶されている画像データを画像処理装置本
体から離れた端末において閲覧することができる。
は図4のような特性を第1の階調変換手段12に設定す
ることで、低解像度の画像データを符号化する際の圧縮
率を向上させることができる。
メディアに記録するとしたが、端末に復号化回路(図示
せず)を備えるようにすれば、符号化データをそのまま
メディアに記録することも可能である。その場合には、
1枚のリムーバブルメディアに記録できる画像データの
数が増えることはいうまでもない。
は全てイメージスキャナ10で読み取るとしたが、図9
に示すように、公衆回線を介して画像データを受信する
ファックスモデム50や、専用線またはネットワークを
介して画像データを受信するプリンタコントローラ51
が出力する画像データであってもよい。
度の本画像とは別に低解像度の画像データを記憶し、こ
の低解像度の画像データをディスプレイ等で検索する画
像処理装置において、上記検索用の低解像度画像データ
の中間濃度域の階調性を画質に影響のない範囲で所要劣
化させることにより、この領域の画像データ量をすくな
くしている。これにより2値画像データを符号化する際
の階調変化の度合いを減じて符号化量を減らし、上記符
号化時の圧縮率を高めてファイリング時の記憶効率を向
上させることが可能となる。
像は解像度が低いため、階調性を劣化させても画質に対
する影響は少なく、一方、印刷用としては上記解像度の
高い本画像の画像データを使用して画質を落とさず、さ
らに文字原稿においては階調性は必要ないので、印刷用
の画像データについても階調性を劣化させ、より記憶効
率を向上させることが可能である。
置の概略構成図である。
変換前の階調特性を示すグラフである。
性において、画像データの変換後の階調特性を示すグラ
フである。
性において、画像データの変換後の階調特性を示すグラ
フである。
置の概略構成図である。
グラフである。
置の概略構成図である。
置の概略構成図である。
置の概略構成図である。
性において、画像データの変換後の階調特性を示すグラ
フである。
Claims (14)
- 【請求項1】 画像入力手段より得られた多値画像デー
タを本画像データとし、かつ上記多値画像データを解像
度変換手段で本画像データより低解像度の表示用画像デ
ータとして、両者を符号化して記憶手段に記憶し、この
記憶手段に記憶された上記表示用画像データを復号化し
て閲覧手段に供給する画像処理装置において、 上記解像度変換手段の前段に、上記多値画像データの中
間濃度域を所要高濃度または所要低濃度に変換する第1
の階調変換手段を設けたことを特徴とする画像処理装
置。 - 【請求項2】 上記画像入力手段より得られる多値画像
データに対して、この多値画像データの中間濃度域を所
要高濃度または所要低濃度に変換する第2の階調変換手
段を設けた請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 上記復号化された表示用画像データをオ
ンラインで転送する画像転送手段と、この画像転送手段
から転送された上記表示用画像データを表示する閲覧手
段とを備える請求項1または2記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 上記記憶手段が記憶する表示用画像デー
タに対応する符号化データをオンラインで転送する画像
転送手段と、この画像転送手段から転送された上記符号
化データを復号する復号化手段と、復号した画像データ
を表示する閲覧手段とを備える請求項1または2記載の
画像処理装置。 - 【請求項5】 上記復号化された表示用画像データを可
搬記憶媒体に記録する画像記録手段と、上記可搬記憶媒
体より得られる表示用画像データを読み出す読み出し手
段と、この読み出した表示用画像データを表示する閲覧
手段とを備える請求項1または2記載の画像処理装置。 - 【請求項6】 上記記憶手段が記憶する表示用画像デー
タに対応する符号化データを可搬記憶媒体に記録する画
像記録手段と、この可搬記憶媒体から上記符号化データ
を読み出す読み出し手段と、この読みだした符号化デー
タを復号する復号化手段と、復号した画像データを表示
する閲覧手段とを備える請求項1または2記載の画像処
理装置。 - 【請求項7】 上記解像度変換手段は、上記多値画像デ
ータの中間濃度域が所要低濃度に変換された場合、該画
像データを所要高濃度にするための補間処理を行う請求
項1または2記載の画像処理装置。 - 【請求項8】 上記第1の階調変換手段は、ルックアッ
プテーブルの内容に基づいて上記多値画像データを変換
する請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項9】 上記第1の階調変換手段は、上記多値画
像データを変換する組み合わせ論理回路である請求項1
記載の画像処理装置。 - 【請求項10】 上記第2の階調変換手段は、ルックア
ップテーブルの内容に基づいて上記多値画像データを変
換する請求項2記載の画像処理装置。 - 【請求項11】 上記第2の階調変換手段は、上記多値
画像データを変換する組み合わせ論理回路である請求項
2記載の画像処理装置。 - 【請求項12】 上記画像入力手段は、原稿画像を光学
的に読み取るイメージスキャナ、専用線または公衆回線
を通して画像データを受け取るファックスモデム、およ
び専用線またはネットワークを通して画像データを受け
取るプリンタインターフェースのうちの少なくとも1つ
である請求項1ないし11の何れか1項に記載の画像処
理装置。 - 【請求項13】 画像入力手段より得られた多値画像デ
ータを閲覧手段に表示する画像処理方法において、 上記画像入力手段より得られた多値画像データの中間濃
度域を所要高濃度または所要低濃度に変換する第1の階
調変換処理と、 上記第1の階調変換処理後の画像データを低解像度に変
換する解像度変換処理と、 上記画像入力手段より得た多値画像データを本画像デー
タとして符号化するとともに、上記解像度変換処理後の
画像データを表示用画像データとして符号化する符号化
処理と、 上記表示用画像データを復号化して表示する表示処理
と、 からなることを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項14】 上記取得処理の直後に、該取得処理に
よって得た多値画像データの中間濃度域を所要高濃度ま
たは所要低濃度に変換する第2の階調変換処理を行う請
求項13記載の画像処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34587099A JP4057754B2 (ja) | 1998-12-17 | 1999-12-06 | 画像処理装置および画像処理方法 |
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JP35945898 | 1998-12-17 | ||
JP10-359458 | 1998-12-17 | ||
JP34587099A JP4057754B2 (ja) | 1998-12-17 | 1999-12-06 | 画像処理装置および画像処理方法 |
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JP2000236438A true JP2000236438A (ja) | 2000-08-29 |
JP4057754B2 JP4057754B2 (ja) | 2008-03-05 |
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JP (1) | JP4057754B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011096095A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Ricoh Co Ltd | 画像処理システム、画像処理サーバ、画像形成装置及び画像認識処理方法 |
-
1999
- 1999-12-06 JP JP34587099A patent/JP4057754B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2011096095A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Ricoh Co Ltd | 画像処理システム、画像処理サーバ、画像形成装置及び画像認識処理方法 |
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