JP3015312B2 - カラー画像伝送方法 - Google Patents
カラー画像伝送方法Info
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- JP3015312B2 JP3015312B2 JP8350204A JP35020496A JP3015312B2 JP 3015312 B2 JP3015312 B2 JP 3015312B2 JP 8350204 A JP8350204 A JP 8350204A JP 35020496 A JP35020496 A JP 35020496A JP 3015312 B2 JP3015312 B2 JP 3015312B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像データ
を例えば公衆回線等を利用して、伝送するカラー伝送方
法に関するものである。
を例えば公衆回線等を利用して、伝送するカラー伝送方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー原稿を公衆回線を用いて伝
送しようとした場合、1つはカラー原稿を全てカラー画
像データとして扱い、全画像データをそのまま伝送する
か、あるいは、各種のカラー画像圧縮して伝送するかの
方式がある。原稿A4サイズの全画像データを伝送する
場合例えばRGBカラー画像を伝送するときには線密度
400dpiの場合2値データ画像でも739.9秒
(12分19秒09)間もかかってしまう。多値データ
画像であると、5919.3秒(98分39秒03)間
ときわめて長時間を要する。
送しようとした場合、1つはカラー原稿を全てカラー画
像データとして扱い、全画像データをそのまま伝送する
か、あるいは、各種のカラー画像圧縮して伝送するかの
方式がある。原稿A4サイズの全画像データを伝送する
場合例えばRGBカラー画像を伝送するときには線密度
400dpiの場合2値データ画像でも739.9秒
(12分19秒09)間もかかってしまう。多値データ
画像であると、5919.3秒(98分39秒03)間
ときわめて長時間を要する。
【0003】そこで、近年いくつかのカラー画像の圧縮
方法が提案されてきている。かかるカラー画像圧縮方法
として、画像をあらかじめ決められたパターンの集合と
して、置き換えてしまうベクトル量子化方法や直交変換
符合化方法としてのADCT(Adaptive Di
screte Cosine Transform)な
どがある。
方法が提案されてきている。かかるカラー画像圧縮方法
として、画像をあらかじめ決められたパターンの集合と
して、置き換えてしまうベクトル量子化方法や直交変換
符合化方法としてのADCT(Adaptive Di
screte Cosine Transform)な
どがある。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
述した画像伝送方法として画像全体を原データのまま伝
送する方法は、正確な画像データとして受信側が受けと
り、記憶装置に記憶したい場合を除き、伝送時間が長す
ぎて実用的ではない。
述した画像伝送方法として画像全体を原データのまま伝
送する方法は、正確な画像データとして受信側が受けと
り、記憶装置に記憶したい場合を除き、伝送時間が長す
ぎて実用的ではない。
【0005】次に画像圧縮を行ない画像伝送を行なう方
法は、適切な圧縮アルゴリズムで画像圧縮を行なえば、
データ量も格段と少なくなり、伝送時間も少なくなる。
しかしながら、いくら適切な圧縮技術を用いても、圧縮
率を上げれば、やはり画像情報の一部を失なうことにな
る。さらに画像のなかで、変化の多い画像、滑らかな画
像、人の膚を含んだ画像、文字を含んだ画像とそれぞれ
特色のあるものをいずれも良好に効率良く圧縮すること
は難しいという問題があった。
法は、適切な圧縮アルゴリズムで画像圧縮を行なえば、
データ量も格段と少なくなり、伝送時間も少なくなる。
しかしながら、いくら適切な圧縮技術を用いても、圧縮
率を上げれば、やはり画像情報の一部を失なうことにな
る。さらに画像のなかで、変化の多い画像、滑らかな画
像、人の膚を含んだ画像、文字を含んだ画像とそれぞれ
特色のあるものをいずれも良好に効率良く圧縮すること
は難しいという問題があった。
【0006】本発明はかかる点に鑑み効率良くカラー画
像を伝送することが出来るカラー画像伝送方法を提供す
ることを目的とする。
像を伝送することが出来るカラー画像伝送方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のカラー画像伝送方法は、複数色画像部と2
値画像部とを画面上に含むカラー画像を伝送するカラー
画像伝送方法であって、前記カラー画像を読み取り画像
信号に変換し、前記カラー画像のうちの前記複数色画像
部を単一色にて置き換えた画像信号を2値画像に適した
符号化方法によって符号化し、前記複数色画像部を所定
位置から抽出し、得られた複数色画像部の画像信号を、
該複数色画像に適したカラー画像符号化方法によって符
号化し、それぞれ符号化された画像信号を伝送すると共
に、前記複数色画像部の位置情報を伝送することを特徴
とする。
に、本発明のカラー画像伝送方法は、複数色画像部と2
値画像部とを画面上に含むカラー画像を伝送するカラー
画像伝送方法であって、前記カラー画像を読み取り画像
信号に変換し、前記カラー画像のうちの前記複数色画像
部を単一色にて置き換えた画像信号を2値画像に適した
符号化方法によって符号化し、前記複数色画像部を所定
位置から抽出し、得られた複数色画像部の画像信号を、
該複数色画像に適したカラー画像符号化方法によって符
号化し、それぞれ符号化された画像信号を伝送すると共
に、前記複数色画像部の位置情報を伝送することを特徴
とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施例におけるカラーフ
ァクシミリの伝送手順を説明するにあたり、絵と文字の
関係を説明する。
ァクシミリの伝送手順を説明するにあたり、絵と文字の
関係を説明する。
【0009】図3−1は文字とカラー画像の入った画像
原稿の一例を示す図である。本実施例においては図3−
2に示す様にカラー画像部の範囲指定を行なう。図では
四角形の枠により、絵の領域を指定している。
原稿の一例を示す図である。本実施例においては図3−
2に示す様にカラー画像部の範囲指定を行なう。図では
四角形の枠により、絵の領域を指定している。
【0010】図3−3は、カラー画像部のみを抽出した
画像を示している。図3−3に示すように、絵と判別す
る部分を指定して絵と文字を分離する方法がある。かか
る指定は手動による方法でもよいし、装置がカラー画像
部と文字とを自動的に認識して判別する様にしてもよ
い。
画像を示している。図3−3に示すように、絵と判別す
る部分を指定して絵と文字を分離する方法がある。かか
る指定は手動による方法でもよいし、装置がカラー画像
部と文字とを自動的に認識して判別する様にしてもよ
い。
【0011】図3−2、図3−3には四角形の枠を示し
たが、本実施例はかかる枠に限定されるものではない。
図4に各種の枠を示した。これらの枠は、位置指定と、
その枠の種別を指定することで、作る。パソコンの描絵
ソフトにあるように、任意の場所に任意の形で枠を描く
ことは、ポイント指定により簡単に行なうことができ
る。
たが、本実施例はかかる枠に限定されるものではない。
図4に各種の枠を示した。これらの枠は、位置指定と、
その枠の種別を指定することで、作る。パソコンの描絵
ソフトにあるように、任意の場所に任意の形で枠を描く
ことは、ポイント指定により簡単に行なうことができ
る。
【0012】次に図8を用いて本実施例のカラーファク
シミリ装置の外観を説明する。かかる装置では、カラー
データ読み取り口Aと、カラー印刷出力部Bと領域指定
部Cから構成される。カラー原稿は白黒ファクシミリと
同様読み取り口Aより与える。一旦、原稿は領域指定部
Cとしての読み取り部に移送される。本実施例において
読み取り部では使用者によって枠を指定できるように図
8に示す様に、領域指定部Cを構成するタッチパネルの
下にカラー原稿がおさまり、上よりペン等で枠を指定す
る。本実施例ではタッチパネルを介して観察している原
稿に対して枠指定を行うが指定の方法としてはこれに限
らず、カラーファクシミリ装置にメモリーとディスプレ
イを備え、ディスプレイ上で枠を指定する方法を用いて
もよい。又、あるいは、絵の部分や文字の部分が、はっ
きりと分かれている原稿は、像域分離という手法によ
り、自動的にカラー画像の部分と文字の部分とに分離す
ることができる。一例では、文字の部分は、画像データ
の変化が大きく、絵の部分は変化が少ないことを利用し
て、自動判別する方法がある。このようにして、画像域
と文字域を分離する方法がある。
シミリ装置の外観を説明する。かかる装置では、カラー
データ読み取り口Aと、カラー印刷出力部Bと領域指定
部Cから構成される。カラー原稿は白黒ファクシミリと
同様読み取り口Aより与える。一旦、原稿は領域指定部
Cとしての読み取り部に移送される。本実施例において
読み取り部では使用者によって枠を指定できるように図
8に示す様に、領域指定部Cを構成するタッチパネルの
下にカラー原稿がおさまり、上よりペン等で枠を指定す
る。本実施例ではタッチパネルを介して観察している原
稿に対して枠指定を行うが指定の方法としてはこれに限
らず、カラーファクシミリ装置にメモリーとディスプレ
イを備え、ディスプレイ上で枠を指定する方法を用いて
もよい。又、あるいは、絵の部分や文字の部分が、はっ
きりと分かれている原稿は、像域分離という手法によ
り、自動的にカラー画像の部分と文字の部分とに分離す
ることができる。一例では、文字の部分は、画像データ
の変化が大きく、絵の部分は変化が少ないことを利用し
て、自動判別する方法がある。このようにして、画像域
と文字域を分離する方法がある。
【0013】次に、送信したいカラー画像の中に削除し
たいものや小枠内のみ必要とした場合2重に枠指定をす
る必要がある。
たいものや小枠内のみ必要とした場合2重に枠指定をす
る必要がある。
【0014】図5において、図5−1は、文字とカラー
画像の入った原稿である。又、図5−1に示す原稿にお
いて、カラー画像の一部のみを必要とする場合には図5
−2に示す様に、カラー画像の外枠と内枠を指定する方
法を採る。
画像の入った原稿である。又、図5−1に示す原稿にお
いて、カラー画像の一部のみを必要とする場合には図5
−2に示す様に、カラー画像の外枠と内枠を指定する方
法を採る。
【0015】図5−2に示す方法では内枠の中のラップ
トップパソコンの絵のみを必要とし、プリンター絵は必
要としない場合を例として示す。
トップパソコンの絵のみを必要とし、プリンター絵は必
要としない場合を例として示す。
【0016】図5−3に示す図は図5−2に示した画像
の中で必要以外のカラー画像を消去して伝送する例を示
した。実際にファクシミリデータとしては図に示した画
像データが伝送される。したがって受信側では図5−4
に示す様な最終的な印字画像が得られる。このように、
本実施例ではカラー画像データの全域を送信せず必要な
領域のみを指定して伝送する事を行なう。図5では削除
したい絵がある場合を示したが、絵の縁部分がかなり余
計にある場合、不要の部分をカットしたい場合、不要の
絵部分が文字データとして読み取られるのを防ぐ目的
で、2重の枠指定を行なっている。
の中で必要以外のカラー画像を消去して伝送する例を示
した。実際にファクシミリデータとしては図に示した画
像データが伝送される。したがって受信側では図5−4
に示す様な最終的な印字画像が得られる。このように、
本実施例ではカラー画像データの全域を送信せず必要な
領域のみを指定して伝送する事を行なう。図5では削除
したい絵がある場合を示したが、絵の縁部分がかなり余
計にある場合、不要の部分をカットしたい場合、不要の
絵部分が文字データとして読み取られるのを防ぐ目的
で、2重の枠指定を行なっている。
【0017】次に図6を用いて伝送の際の動作について
説明する。
説明する。
【0018】図6−1に文字部のデータ処理を示した。
本実施例では原稿部のカラー画像データを切り抜いてマ
スキングし、その部分に“白”データ、実際には“0”
を挿入する。次いでカラー画像の代わりに白データを挿
入した画像の画像データに対しては符合化、例えばM
H,MRあるいはMMR符合化により圧縮を行なう。
本実施例では原稿部のカラー画像データを切り抜いてマ
スキングし、その部分に“白”データ、実際には“0”
を挿入する。次いでカラー画像の代わりに白データを挿
入した画像の画像データに対しては符合化、例えばM
H,MRあるいはMMR符合化により圧縮を行なう。
【0019】ここで、MH,MR,MMR符合化の場
合、白データが多いと圧縮効率が上がり、更にカラー画
像の代わりに白データを挿入することで、ファクシミリ
受信側で自動的にカラー画像領域を空けることになる。
合、白データが多いと圧縮効率が上がり、更にカラー画
像の代わりに白データを挿入することで、ファクシミリ
受信側で自動的にカラー画像領域を空けることになる。
【0020】図6−2にカラー画像部のデータ処理を示
した。カラー画像は内枠で囲まれた部分のデータのみと
なり、枠はベクトル情報として、別途CPUに記憶され
るため図6−2図示のように変形した画像であろうと、
カラー画像圧縮を行うことが可能である。かかるカラー
画像データの圧縮としては例えば直交変換や或はベクト
ル量子化、もしくは直交変換、ベクトル量子化の両方を
備えた圧縮方式であってもよい。
した。カラー画像は内枠で囲まれた部分のデータのみと
なり、枠はベクトル情報として、別途CPUに記憶され
るため図6−2図示のように変形した画像であろうと、
カラー画像圧縮を行うことが可能である。かかるカラー
画像データの圧縮としては例えば直交変換や或はベクト
ル量子化、もしくは直交変換、ベクトル量子化の両方を
備えた圧縮方式であってもよい。
【0021】図7に原稿の読み取り位置とデータの関係
を示した。図中読み取り位置に絵と文字部が混在してい
る場合には、読み取られる画像データは、白黒文字デー
タとカラー画像データの2種類のデータが混在してい
る。本実施例では前述の様にかかる混在したデータから
カラー画像データのみを抜き出し代わりに白データを挿
入する。
を示した。図中読み取り位置に絵と文字部が混在してい
る場合には、読み取られる画像データは、白黒文字デー
タとカラー画像データの2種類のデータが混在してい
る。本実施例では前述の様にかかる混在したデータから
カラー画像データのみを抜き出し代わりに白データを挿
入する。
【0022】以上のような方法によりカラー原稿をカラ
ーファクシミリで伝送する場合、絵と文字に分離するこ
とが出来る。
ーファクシミリで伝送する場合、絵と文字に分離するこ
とが出来る。
【0023】要約すると、絵の部分は、中間調を表現で
きるカラー多値画像データとして扱い、文字の部分は、
2値あるいは、4値程度の少ないデータとして扱い、画
像伝送データ量を軽減する。
きるカラー多値画像データとして扱い、文字の部分は、
2値あるいは、4値程度の少ないデータとして扱い、画
像伝送データ量を軽減する。
【0024】次に、絵と文字に分離した画像データの扱
いについて説明する。
いについて説明する。
【0025】一つのカラー原稿内の絵の部分を枠で指定
することは、先に述べたが、その指定した枠の情報は、
画像中のカラー画像データと文字とを分離する上で必要
であり更に、カラーファクシミリの伝送される受信側に
おいて、復合化しなければならない。そのため枠の情報
も相手先に伝送しなければならない。
することは、先に述べたが、その指定した枠の情報は、
画像中のカラー画像データと文字とを分離する上で必要
であり更に、カラーファクシミリの伝送される受信側に
おいて、復合化しなければならない。そのため枠の情報
も相手先に伝送しなければならない。
【0026】図9−1、図9−2に前述の枠の情報とし
てのWindow情報を表わす形態の例として、Pos
t Scriptのプログラム情報を示した。
てのWindow情報を表わす形態の例として、Pos
t Scriptのプログラム情報を示した。
【0027】例えば図9−1のようにBOX型Wind
owの枠の大きさを示すには、M1に示す様にモニタに
図示された指定プログラムデータによって表わ
される、ベクトル情報を用いることが出来る。更にBO
X型のWindowの位置を示すには図中によって表
わされるデータを変えれば位置を自由に指定することが
できる。
owの枠の大きさを示すには、M1に示す様にモニタに
図示された指定プログラムデータによって表わ
される、ベクトル情報を用いることが出来る。更にBO
X型のWindowの位置を示すには図中によって表
わされるデータを変えれば位置を自由に指定することが
できる。
【0028】図9−2では、円型Windowの枠を示
す。Post Scriptの場合、M2に示す様にモ
ニタに図示された指定プログラムデータ、即ち一行の分
で、円型Window表わすことが出来る。
す。Post Scriptの場合、M2に示す様にモ
ニタに図示された指定プログラムデータ、即ち一行の分
で、円型Window表わすことが出来る。
【0029】もちろん、送信側では、発信者がこのよう
なプログラムを直接書くのではなく、前述の様にペン等
で指定した情報から自動的に図9に示したようなプログ
ラム情報に変換することが出来る。そして、受信側カラ
ーファクシミリ装置内ではこの情報より絵と文字を配置
して印字を行なう。
なプログラムを直接書くのではなく、前述の様にペン等
で指定した情報から自動的に図9に示したようなプログ
ラム情報に変換することが出来る。そして、受信側カラ
ーファクシミリ装置内ではこの情報より絵と文字を配置
して印字を行なう。
【0030】本実施例では枠情報としてプリンタ等でよ
く用いられるPost Scriptについて例として
述べたが、ベクトル情報を生成するものに限らず他の方
法であろうと可能である。
く用いられるPost Scriptについて例として
述べたが、ベクトル情報を生成するものに限らず他の方
法であろうと可能である。
【0031】図10に、カラー画像データと文字データ
に分離した形として、伝送する形態を示した。転送する
順番は問題ではないが、3種類のデータを夫々まとめて
区別して伝送されればよい。
に分離した形として、伝送する形態を示した。転送する
順番は問題ではないが、3種類のデータを夫々まとめて
区別して伝送されればよい。
【0032】次に図2に本実施例の装置の構成図を示
し、図12にそのタイミングチャートを示した。
し、図12にそのタイミングチャートを示した。
【0033】本装置においては、RGBスキャナー部1
01で多値画像データを読み取り、ベクトル情報に従っ
てColor Enable発生回路103より発生す
る。Color Enable信号により、カラーデー
タと単色データに振り分けられる。即ちカラーデータ
は、ラッチ109、111、113によってRGB各色
ごとにラッチし、カラー画像メモリー117に一時保存
され、カラー画像圧縮が施される。
01で多値画像データを読み取り、ベクトル情報に従っ
てColor Enable発生回路103より発生す
る。Color Enable信号により、カラーデー
タと単色データに振り分けられる。即ちカラーデータ
は、ラッチ109、111、113によってRGB各色
ごとにラッチし、カラー画像メモリー117に一時保存
され、カラー画像圧縮が施される。
【0034】尚125はカラー画像圧縮回路であり、カ
ラー多値圧縮が行われ、127は白黒符合化回路であ
り、MH、MR、MMR等の符合化が行われる。130
は前述のデジタイザやポイントペン等の領域指定回路で
あり、CPU107は該回路107の指定領域を例えば
前述のPost Scriptの様なベクトルデータに
変換する。
ラー多値圧縮が行われ、127は白黒符合化回路であ
り、MH、MR、MMR等の符合化が行われる。130
は前述のデジタイザやポイントペン等の領域指定回路で
あり、CPU107は該回路107の指定領域を例えば
前述のPost Scriptの様なベクトルデータに
変換する。
【0035】一方、単色データは、ラッチ115にラッ
チされた後、白データ挿入回路117とColor E
nable信号に応じて動作するセレクタ119によっ
てカラーデータ処理の領域の時は、白データ挿入回路に
より“0”を挿入される。次いで2値化回路118によ
って2値化され、文字データとして白黒画像メモリー1
23に格納される。
チされた後、白データ挿入回路117とColor E
nable信号に応じて動作するセレクタ119によっ
てカラーデータ処理の領域の時は、白データ挿入回路に
より“0”を挿入される。次いで2値化回路118によ
って2値化され、文字データとして白黒画像メモリー1
23に格納される。
【0036】次に、上述の様にメモリ117、123に
よって保存された白黒画像メモリーの値をMH、MR、
MMR等の符合化方式により、符号化し両者のデータを
通信制御回路129により伝送する。図12に、図11
図示の装置の動作を説明するためのタイミングチャート
を示す。
よって保存された白黒画像メモリーの値をMH、MR、
MMR等の符合化方式により、符号化し両者のデータを
通信制御回路129により伝送する。図12に、図11
図示の装置の動作を説明するためのタイミングチャート
を示す。
【0037】次に本発明の実施例の動作について説明す
る。
る。
【0038】図10は、カラー原稿の読み取り中のタイ
ミングチャートを示す図である。図10中では、枠指定
において平行四辺形のような斜めの部分がある場合につ
いて説明する。
ミングチャートを示す図である。図10中では、枠指定
において平行四辺形のような斜めの部分がある場合につ
いて説明する。
【0039】Line1に示した位置の原稿を読み取っ
た際のタイミングをタイミング1として示す。読み取り
Clockのタイミングにより画像データが読み取られ
るが、枠指定ベクトル情報より生成されるColor
Enable信号によって白黒2値データ部かカラーデ
ータ部かに振り分けている。Color Enable
によりカラーデータが選択されている間は、白黒データ
は白のデータ“0”を挿入している。
た際のタイミングをタイミング1として示す。読み取り
Clockのタイミングにより画像データが読み取られ
るが、枠指定ベクトル情報より生成されるColor
Enable信号によって白黒2値データ部かカラーデ
ータ部かに振り分けている。Color Enable
によりカラーデータが選択されている間は、白黒データ
は白のデータ“0”を挿入している。
【0040】Line2では、Line1の次のライン
に当たり本実施例では枠指定を平行四辺形にして行って
いるのでColor EnableがLine1よりも
図示する様に画素ずれて振り分けられる。
に当たり本実施例では枠指定を平行四辺形にして行って
いるのでColor EnableがLine1よりも
図示する様に画素ずれて振り分けられる。
【0041】以上の手順を図1に示したカラーファクシ
ミリデータ作成手順のフローチャートを用いて説明す
る。
ミリデータ作成手順のフローチャートを用いて説明す
る。
【0042】本実施例ではまず、紙サイズを指定し(S
01)、その後、カラー原稿中の絵と指定する部分の枠
を指定する(S02)。枠指定により先に述べたPos
tScript等のウインドベクトル情報を生成する
(S03)。
01)、その後、カラー原稿中の絵と指定する部分の枠
を指定する(S02)。枠指定により先に述べたPos
tScript等のウインドベクトル情報を生成する
(S03)。
【0043】次に与えられたデータがベクトル情報だけ
であるか否かを判別する(S04)。かかる判別におい
てベクトル情報だけであると判別されない場合には画像
情報を伝送する場合であるのでフローはS04からS0
5へ分岐する。
であるか否かを判別する(S04)。かかる判別におい
てベクトル情報だけであると判別されない場合には画像
情報を伝送する場合であるのでフローはS04からS0
5へ分岐する。
【0044】S05においては原稿上のスキャンすべき
位置にセンサを移動させ、スキャンしている位置がカラ
ー画像領域か白黒画像領域かを判別し(S07)、カラ
ーの場合にはカラーデータをラッチし(S09)、カラ
ー画像メモリにセーブする(S11)。S13において
はセーブしているデータが1ライン中の最終データを判
別し、最終データであれば、カラーデータを圧縮する
(S15)。
位置にセンサを移動させ、スキャンしている位置がカラ
ー画像領域か白黒画像領域かを判別し(S07)、カラ
ーの場合にはカラーデータをラッチし(S09)、カラ
ー画像メモリにセーブする(S11)。S13において
はセーブしているデータが1ライン中の最終データを判
別し、最終データであれば、カラーデータを圧縮する
(S15)。
【0045】又、S07においてスキャンしている位置
が白黒画像領域と判別された場合、単色カラーデータを
ラッチし、カラー画像領域に相当する場合には“00”
データを挿入する(S21)。次いで2値化を行い(S
23)、白黒画像メモリにセーブする(S25)。S2
7においてはセーブしているデータが1ライン中の最終
データを判別し、最終データであれば白黒圧縮符号化を
行う(S29)。
が白黒画像領域と判別された場合、単色カラーデータを
ラッチし、カラー画像領域に相当する場合には“00”
データを挿入する(S21)。次いで2値化を行い(S
23)、白黒画像メモリにセーブする(S25)。S2
7においてはセーブしているデータが1ライン中の最終
データを判別し、最終データであれば白黒圧縮符号化を
行う(S29)。
【0046】S31においては原稿1ページ分の全ライ
ン終了したかを判別し、全ライン終了していなければS
05へフローが分岐し、かかるステップにおいて次のス
キャン位置へセンサを移動させ、前述と同様の動作を行
う。全ライン分のデータの処理が終了したならば(S3
1)、ベクトル情報、カラー画像情報、白黒データを例
えば前述した図10に示す形態で伝送する(S33、3
5、37)。
ン終了したかを判別し、全ライン終了していなければS
05へフローが分岐し、かかるステップにおいて次のス
キャン位置へセンサを移動させ、前述と同様の動作を行
う。全ライン分のデータの処理が終了したならば(S3
1)、ベクトル情報、カラー画像情報、白黒データを例
えば前述した図10に示す形態で伝送する(S33、3
5、37)。
【0047】以上説明したように、本実施例ではRGB
スキャナーより一旦カラー原稿が読み込まれ、前述の様
に2値画像部とカラー画像部とが分離されて夫々別個に
送信することによってカラー画像のデータ、文字データ
をそれぞれ効率よく圧縮し、伝送時間を短縮することが
出来る。
スキャナーより一旦カラー原稿が読み込まれ、前述の様
に2値画像部とカラー画像部とが分離されて夫々別個に
送信することによってカラー画像のデータ、文字データ
をそれぞれ効率よく圧縮し、伝送時間を短縮することが
出来る。
【0048】本実施例においては、白黒文字データもR
GBカラーデータを読み取るスキャナーより読み込ま
れ、領域判断により白黒とカラーデータの区別を行なっ
ている。しかしながら、当然白黒専用に読み取る光学系
を設けたスキャナー部では、より正確な文字データとし
て、印字が可能である。
GBカラーデータを読み取るスキャナーより読み込ま
れ、領域判断により白黒とカラーデータの区別を行なっ
ている。しかしながら、当然白黒専用に読み取る光学系
を設けたスキャナー部では、より正確な文字データとし
て、印字が可能である。
【0049】したがって、読み取り部にカラーフィルタ
ーをマウントしたCCDを用い、色データを読み取る
が、更にカラーフィルターなしのCCDを用いてモノク
ロデータをスキャナーを用いてもよい。
ーをマウントしたCCDを用い、色データを読み取る
が、更にカラーフィルターなしのCCDを用いてモノク
ロデータをスキャナーを用いてもよい。
【0050】かかる場合にはセンサー部として白黒用の
ものが必要であり、更に信号処理回路も、更に一系統増
えるが、RGBスキャナーより作り出す黒データよりは
正確な黒データとして、データを得ることができる。
ものが必要であり、更に信号処理回路も、更に一系統増
えるが、RGBスキャナーより作り出す黒データよりは
正確な黒データとして、データを得ることができる。
【0051】具体的には、前記実施例において、RGB
スキャナー部101に白黒用読み取り部を設ける様にす
ることが出来る。
スキャナー部101に白黒用読み取り部を設ける様にす
ることが出来る。
【0052】以上説明したように、本実施例によるカラ
ーファクシミリ手順によれば、カラー画像を伝送する際
に、絵の部分と文字の部分を別々に扱うことにより、そ
れぞれの特徴に合った圧縮をすることが可能となり、カ
ラーファクシミリを実現する上で、膨大な画像データを
伝送する必要がなく、文字部において絵と判断された所
には白データを挿入することにより、圧縮効率が上がる
上、わざわざその部分を開ける手続きをしなくてすむ。
ーファクシミリ手順によれば、カラー画像を伝送する際
に、絵の部分と文字の部分を別々に扱うことにより、そ
れぞれの特徴に合った圧縮をすることが可能となり、カ
ラーファクシミリを実現する上で、膨大な画像データを
伝送する必要がなく、文字部において絵と判断された所
には白データを挿入することにより、圧縮効率が上がる
上、わざわざその部分を開ける手続きをしなくてすむ。
【0053】文字部においては、従来の白黒ファクシミ
リと同じく、文字イメージデータとして扱い、文字をコ
ードに直すという手続きをしなくてすむ由、手軽に扱え
る。
リと同じく、文字イメージデータとして扱い、文字をコ
ードに直すという手続きをしなくてすむ由、手軽に扱え
る。
【0054】このように、カラーファクシミリを実現す
るに当たり、カラーデータと白黒データを混在させて伝
送することが出来る。
るに当たり、カラーデータと白黒データを混在させて伝
送することが出来る。
【0055】また、本実施例においてはカラー画像部と
2値画像部とを順次に伝送する場合、カラー画像部のみ
位置情報を図10のベクトル情報として伝送する様にし
たが、2値画像部の位置情報だけを送信してもよく、ま
た両方の位置情報を送信してもよい。かかる位置情報は
ベクトル情報に限らず、単に座標を伝送する等の方法に
よってもよい。
2値画像部とを順次に伝送する場合、カラー画像部のみ
位置情報を図10のベクトル情報として伝送する様にし
たが、2値画像部の位置情報だけを送信してもよく、ま
た両方の位置情報を送信してもよい。かかる位置情報は
ベクトル情報に限らず、単に座標を伝送する等の方法に
よってもよい。
【0056】
【発明の効果】本発明のカラー画像伝送方法によればカ
ラー画像を読み取って得られた複数色画像部と2値画像
部とのそれぞれの画像信号をそれぞれに適した符号化に
よって符号化して伝送しているので、特に複数色画像部
の画像信号を効率よく符号化することができる。更に複
数色画像部を単一色にて置き換えた画像信号を2値符号
化しているので2値画像部の領域情報を伝送する手間が
省ける。更にまた、マニュアル指定された複数色画像部
を所定位置から抽出し、符号化する際に複数色画像部の
位置情報を伝送しているので復号化時において復号した
複数色画像部を,復号した2値画像の適切な位置に確実
に合成することができる。
ラー画像を読み取って得られた複数色画像部と2値画像
部とのそれぞれの画像信号をそれぞれに適した符号化に
よって符号化して伝送しているので、特に複数色画像部
の画像信号を効率よく符号化することができる。更に複
数色画像部を単一色にて置き換えた画像信号を2値符号
化しているので2値画像部の領域情報を伝送する手間が
省ける。更にまた、マニュアル指定された複数色画像部
を所定位置から抽出し、符号化する際に複数色画像部の
位置情報を伝送しているので復号化時において復号した
複数色画像部を,復号した2値画像の適切な位置に確実
に合成することができる。
【図1】本発明の一実施例の装置の動作を示すフローチ
ャート。
ャート。
【図2】前記実施例の装置の構成を示すブロック図。
【図3】本実施例の動作を説明するための図。
【図4】図3−2に示されるウインドの他の例を示す
図。
図。
【図5】本実施例の動作を説明するための図。
【図6】白黒データ、カラー画像データの圧縮処理を示
す図。
す図。
【図7】原稿の読み取り位置とデータとの関係を示す
図。
図。
【図8】図2の実施例の装置の外観を示す斜視図。
【図9】BOX型、円型ウインドとその記述式を示す
図。
図。
【図10】図2に示す装置によって送信される画像デー
タの順序を示す図。
タの順序を示す図。
【図11】図2に示す装置によって読み取られるカラー
原稿の読み取りタイミングを示すタイミングチャート。
原稿の読み取りタイミングを示すタイミングチャート。
【図12】図2に示す装置の動作を説明するためのタイ
ミングチャート。
ミングチャート。
101 RGBスキャナー 104 スキャナー制御回路 117 カラー画像メモリ 123 白黒画像メモリ 125 カラー画像圧縮回路 127 白黒符号化回路 129 通信制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】 複数色画像部と2値画像部とを画面上に
含むカラー画像を伝送するカラー画像伝送方法であっ
て、前記カラー画像を読み取り画像信号に変換し、前記
カラー画像のうちの前記複数色画像部を単一色にて置き
換えた画像信号を2値画像に適した符号化方法によって
符号化し、前記複数色画像部を所定位置から抽出し,得
られた複数色画像部の画像信号を、該複数色画像に適し
たカラー画像符号化方法によって符号化し、それぞれ符
号化された画像信号を伝送すると共に、前記複数色画像
部の位置情報を伝送することを特徴とするカラー画像伝
送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8350204A JP3015312B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | カラー画像伝送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8350204A JP3015312B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | カラー画像伝送方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1343118A Division JP3048161B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | カラー画像伝送方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09191410A JPH09191410A (ja) | 1997-07-22 |
JP3015312B2 true JP3015312B2 (ja) | 2000-03-06 |
Family
ID=18408928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8350204A Expired - Fee Related JP3015312B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | カラー画像伝送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3015312B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005269270A (ja) * | 2004-03-18 | 2005-09-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理システム |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP8350204A patent/JP3015312B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09191410A (ja) | 1997-07-22 |
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