JPH06178122A - カラー画像の適応符号化装置 - Google Patents

カラー画像の適応符号化装置

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JPH06178122A
JPH06178122A JP4331693A JP33169392A JPH06178122A JP H06178122 A JPH06178122 A JP H06178122A JP 4331693 A JP4331693 A JP 4331693A JP 33169392 A JP33169392 A JP 33169392A JP H06178122 A JPH06178122 A JP H06178122A
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JP
Japan
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image
area
binary
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JP4331693A
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Toshio Shirasawa
寿夫 白沢
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 絵柄領域のみを多値符号化し、全ての領域を
2値符号化し、カラー画像を効率よく符号化する。 【構成】 像域分離部3は、ブロック単位で2値領域
か、多値領域かを識別する。2値画像生成部6では、像
域分離の結果、2値領域を所定の閾値で2値化し、多値
領域を0または1に設定し、全領域を2値化する。2値
画像符号化部8は、2値データを2値符号化する。自然
画像抽出部7は、多値領域を抽出し、自然画像符号化部
10は、多値領域のみを多値符号化する。2値画像、多
値画像、領域情報の符号化データが送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー文書画像の適応
符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラーOA機器の普及に伴って、
オフィス文書の中にもカラー画像を含む文書が増加する
傾向にある。このようなカラー画像をスキャナなどによ
って入力し、ディジタルデータとして処理する場合、白
黒画像に比べてそのデータ量は膨大なものとなる。そこ
で、このような画像を高能率に符号化する方式が活発に
研究されている。
【0003】例えば、カラー自然画の符号化方式として
は、RGB信号を輝度、色差に変換した後に離散コサイ
ン変換(DCT変換)を施し、その係数値を線形量子化
し、この量子化値を可変長符号化するという、ADCT
方式が標準方式として採用されている。
【0004】一方、2値画像の符号化方式としては、従
来からランレングスを求めた後にエントロピー符号化を
行う、MHやMMRなどの符号化方式がファクシミリな
どに用いられている。また、最近では算術符号化の一種
であるQM−Coderが新たな2値画像符号化方式と
して標準化されている。
【0005】前述したように、一般に利用されるカラー
文書には文字と自然画の両方が混在していることが多
く、上記した標準符号化方式によって高能率に符号化を
行うことは難しい。
【0006】すなわち、例えば、(1)文字画像は高周
波成分を多く含むのでADCT符号化のように、高周波
成分をカットするような符号化方式では、自然画像ほど
符号化効率が向上しない、(2)2値画像符号化方式
は、階調をもつ自然画像に適用できない、という問題が
ある。
【0007】そこで、上記したような文字と自然画が混
在するようなカラー画像を効率よく符号化する適応符号
化方式が種々提案されている。従来、この種の符号化方
式としては、原画像に対して像域分離を施して、文字領
域と自然画領域に分離し、領域毎に適した符号化を行う
像域分離方式と、画像から文字成分を抽出し2値化して
可逆符号化し、原画像から文字成分を除去した残りの成
分に対してADCT符号化を行うハイブリッド方式が提
案されている。
【0008】前者の例としては、本出願人が提案した
「文字・絵柄混在画像の適応符号化方式」(第20回
画像電子学会,pp179−182,1992を参照)
がある。この符号化方式においては、カラー文書画像を
黒文字・白地領域と絵柄領域に分離し、黒文字・白地領
域は2値化してQM−Coderを施し、絵柄領域はA
DCT符号化を施す方式である。
【0009】また、後者の例としては、例えば、特開平
4−37368号公報に記載された符号化方式がある。
この符号化方式においては、所定サイズのブロック毎
に、カラー画像がエッジ部か非エッジ部かを判定し、エ
ッジ部と判定されたブロックを2値化して得た2値画像
に対して可逆符号化を行い、さらに、エッジ部の2値画
像と元の多値カラー画像との差分および非エッジ部の多
値カラー画像に対して例えばADCT方式などの符号化
効率を重視した符号化を行うものである。この方式によ
ると、文字と自然画が混在するカラー画像を効率的に符
号化することができ、また文字部を高解像度に再現する
ことができるので、高画質な復号画像を得ることができ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たハイブリッド方式のように、画像をエッジ成分と非エ
ッジ成分に分離してそれぞれに適した符号化を行う方式
は、カラー画像の白地領域を非エッジ部として判定する
ため、本来2値画像である白地領域を多値画像として符
号化することになり、この結果、充分な圧縮性能を得る
ことができないという問題がある。
【0011】例えば、全ての画素が画素値0であるよう
な8×8画素のブロックに対してADCT符号化を行う
場合、最低でも1ブロック当たり3ビットの符号量が必
要であり、これをビットレートに換算すると、約0.0
5ビット/pelとなる。また、ブロック内に0以外の
画素が含まれる場合には、更に符号量が増加する。従っ
て、特に白地の部分が多いカラー画像においては適応符
号化の効果が充分に得られないという、問題があった。
【0012】また、本出願人が提案した像域分離方式
は、白地領域を2値画像として符号化するので、ハイブ
リッド方式よりも高圧縮が可能となる。しかし、16×
16画素の小ブロック毎に領域の属性を判定し、符号化
方式を切り替えているので、符号化の対象領域が必ずし
も矩形領域にならず、符号化装置の制御が複雑になると
いう問題が生じてしまう。すなわち、絵柄領域の符号化
方式であるADCT方式は、もともとブロック単位の符
号化のため符号化装置の制御は容易であるが、黒文字・
白地領域の符号化方式であるQM−Coderは、周辺
画素を参照画素としてコンテキストを求める必要があ
り、ブロック単位の符号化には不向きであった。
【0013】本発明の目的は、文字と自然画の混在した
文書を所定サイズのブロック単位で、黒文字および白地
領域であるか自然画の領域であるかを識別し、この識別
結果に基づいて絵柄領域のみに多値符号化を施し、全て
の領域に対して2値符号化を施すことによって、2値符
号化方式の符号化対象領域を矩形領域とし、文字と自然
画が混在したカラー画像を簡単な制御で効率よく符号化
するカラー画像の適応符号化装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、カラー文書画像を符号化
する装置において、所定の大きさのブロック毎に画像デ
ータを2値領域と多値領域に分離する手段と、該分離さ
れた各ブロックの領域属性を2値符号化する手段と、前
記分離結果に基づいてカラー画像の全ての領域に対して
2値化を行って2値画像を生成し、2値符号化する手段
と、前記分離結果に基づいて多値領域に対して多値符号
化する手段と、該符号化されたデータを所定の手順で復
号装置に伝送する手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0015】請求項2記載の発明では、前記2値画像を
生成し、2値符号化する手段は、前記分離手段によって
2値領域と判定されたブロックを2値化処理し、多値領
域と判定されたブロックを0または1の固定値に設定処
理し、カラー画像の全ての領域を2値符号化することを
特徴としている。
【0016】請求項3記載の発明では、前記伝送手段
は、画面全体の領域属性を符号化したデータを送信した
後に、2値領域の符号化データを送信し、最後に多値領
域の符号化データを送信し、各符号化データの先頭に、
符号化データの属性を表すコードを付加して送信するこ
とを特徴としている。
【0017】請求項4記載の発明では、前記伝送手段
は、所定のライン数の画像領域に対応する領域属性を符
号化したデータを送信した後に、2値領域の符号化デー
タを送信し、次に多値領域の符号化データを送信し、各
符号化データの先頭に、符号化データの属性を表すコー
ドを付加して送信することを特徴としている。
【0018】
【作用】本発明においては、文字や自然画の混在したカ
ラー文書画像が入力されると、多値領域のみを階調性を
重視した手法によって符号化し、カラー画像の2値化を
行う際に、多値領域の画素値を固定値に置き換え、2値
領域を鮮鋭化して2値化してカラー文書画像の2値画像
を生成し、該2値画像に対して解像度を重視した符号化
を行い、文字や自然画の混在した画像を適応的に符号化
する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体
的に説明する。図1は、本発明の実施例のブロック構成
図である。図1の符号化装置は、カラー文書を読み取る
スキャナ1、読み込まれた入力画像データが書き込まれ
る画像メモリ2、2値領域と多値領域を識別する像域分
離部3、地肌の汚れなどを除去する地肌除去部4、網点
領域に対して画質向上のための平滑化処理を行う適応平
滑化部5、2値符号化を行うために2値画像を生成する
2値画像生成部6、多値領域を抽出する自然画像抽出部
7、2値データを2値符号化する2値画像符号化部8、
2値符号化データをバッファリングする2値画像符号化
データ格納部9、多値の符号化を行う自然画像符号化部
10、多値符号化データをバッファリングする自然画像
符号化データ格納部11、ブロック単位の属性を符号化
する領域情報符号化部12、領域符号化データをバッフ
ァリングする領域情報符号化データ格納部13、符号化
データを他の装置に伝送する送信部14から構成されて
いる。
【0020】図2は、復号化装置の構成を示す図であ
り、符号化データを受け取り、その属性を判定する受信
部20、領域符号化データを格納する領域情報符号化デ
ータ格納部21、2値画像の符号化データを格納する2
値画像符号化データ格納部22、多値画像の符号化デー
タを格納する自然画像符号化データ格納部23、領域情
報復号化部24、2値画像復号化部25、自然画像復号
化部26、2値画像と多値画像を合成する合成処理部2
7、合成処理された復号画像を格納する画像メモリ2
8、プリンタなどの出力装置29から構成されている。
【0021】以下、本発明の動作を説明する。カラース
キャナ1によって読み込まれた入力画像は、画像メモリ
2に転送される。像域分離部3は、読み込まれた画像デ
ータをブロック単位で、黒文字および白地の領域である
か、自然画の領域であるかを識別する。ここで、ブロッ
クのサイズは、ADCT符号化に適合するように16画
素×16画素であるが、本実施例はこれに限定されるも
のではなく、他のブロックサイズであってもよい。
【0022】また、像域分離の具体的な手法としては、
本出願人が先に、特願平3−327136号として提案
した方法を用いる。図5は、前記した出願の像域分離部
の構成を示す図である。この像域分離方式の概要を説明
すると、 入力画像データを基にエッジ検出、黒領域検出、網
点検出、白画素検出を局所処理によって行う。 上記の結果を用いて、注目ブロックのほとんどの
画素が黒エッジか白画素で網点領域を含まないブロック
を、2値領域と判定し、それ以外の領域を多値領域とす
る。 多値領域は、複数ブロックで構成されるものとし、
孤立した多値ブロックを2値ブロックに変更する。 自然画の輪郭部を2値領域として誤分離しないよう
に、多値ブロックを1ブロック膨張する。 この像域分離方式によれば、局所処理によって高精度に
2値領域と多値領域に分離することが可能となる。
【0023】本実施例に戻って、地肌除去部4と適応平
滑化部5は、符号化の前に入力画像に対して画質向上処
理を施す。すなわち、まず、地肌除去部4において入力
画像の地汚れや裏写りを取り除く。この地肌除去の手法
としては、本出願人が先に出願した特願平4−1008
98号に開示された方法を用いる。次いで、像域分離の
際、網点として検出された領域に対して平滑化処理を行
う。これによって、網点画像のモアレ除去とADCT符
号化時の圧縮率の向上が可能となる。
【0024】2値画像生成部6では、適応平滑化後の画
像データと像域分離の結果を用いて、2値符号化を行う
ための2値画像を生成する。2値画像は以下にようにし
て生成される。すなわち、像域分離の結果、2値と判定
された領域に対しては、MTF補正(エッジ強調)後、
所定の閾値で2値化し、多値と判定された領域に対して
は、0または1を設定する。これによって、画像の全て
の領域が2値化される。
【0025】2値画像符号化部8は、2値画像生成部6
で生成された2値データを2値符号化する。2値画像符
号化方式としては、例えば、JBIGで標準化されたQ
M−CODERなどを用いることができる。その他、M
H,MMRなどの可逆符号化方式を用いることもでき
る。2値画像の符号化データは、送信部14によって出
力されるまで一時的にバッファ9に格納される。
【0026】自然画像抽出部7は、像域分離の結果に基
づいて、適応平滑化後の多値領域と識別されたブロック
の画像データを抽出する。自然画像符号化部10は、多
値領域の画像データのみに対して多値の符号化を施す。
多値画像の符号化方式としては、例えば、JPEGで標
準方式として定められているADCT方式を用いること
ができるが、他の符号化方式であってもよい。多値画像
の符号化データは、送信部14によって出力されるまで
一時的にバッファ11に格納される。
【0027】像域分離の結果は、各ブロックの領域属性
を表しているので、これを領域情報符号化部12で符号
化する。領域情報は、1ブロックについて1ビットで表
現されるので、2値データとして符号化する。この符号
化方式としては、例えばMMRなどの可逆符号化を施
す。領域情報の符号化データも、他の符号化データと同
様に、一時的にバッファ13に格納される。この領域情
報は、隣接するブロックとの相関が非常に高いので高圧
縮が可能であり、領域情報の付加による符号量の増加は
ほとんど無視することができる。
【0028】送信部14では、3種類のバッファ9、1
1、13に格納された符号化データを順に呼び出してフ
ォーマット化して外部に伝送する。
【0029】復号時には、領域情報、2値画像、多値画
像の符号化データをそれぞれ復号し、2値画像と多値画
像とを合成することによって最終的な出力画像が得られ
る。
【0030】すなわち、図2において、受信部20で
は、受信したデータ系列を受け取り、後述するコントロ
ール・コードを解釈して符号化データの属性を判定し、
領域情報の符号化データを領域情報符号化データ用バッ
ファ21に格納し、2値画像の符号化データを2値画像
符号化データ用バッファ22に格納し、多値画像の符号
化データを自然画像符号化データ用バッファ23に格納
する。
【0031】次いで、領域情報復号化部24、2値画像
復号化部25、自然画像復号化部26では、それぞれの
バッファ24、25、26に格納された符号化データを
復号する。合成処理部27では、領域情報に基づいて2
値画像と多値画像を合成する。すなわち、多値画像領域
は、多値画像の復号データを画素値とし、2値画像デー
タは、2値画像の復号データをもとに画素値を決定する
(例えば、2値データが0ならばRGB=0であり、2
値データが1ならばRGB=255)。
【0032】合成処理部27で得られた復号画像は、一
旦画像メモリ28に格納され、その後、プリンタやディ
スプレイなどの出力装置29に出力される。
【0033】本実施例における送受信の際の符号化デー
タの構造について説明する。送受信の際の符号化データ
の伝送方法としては、(1)全画面の領域情報、2値画
像データ、多値画像データを順番に送る、(2)所定の
領域毎に、領域情報、2値画像データ、多値画像データ
を送る、という2つの方法が考えられる。
【0034】図3は、第1の方法、つまり1画面毎に3
種類の符号化データを送る場合のデータ構造を示す図で
ある。送信部14において、最初に画像全体の符号化デ
ータに関するパラメータを送る。例えば、画像のサイ
ズ、2値画像符号化方式、多値画像符号化方式に関する
パラメータなどである。次いで、バッファに格納されて
いる領域情報、2値画像、多値画像の符号化データをそ
れぞれ読み出して送信する。
【0035】このとき、各符号化データの先頭には、以
下に示す符号化データの属性を表すコントロール・コー
ドを付加する。すなわち、SORD(Start Of
Region Data)+領域情報の符号化デー
タ、SOBD(Start Of Binary Da
ta)+2値画像の符号化データ、SOPD(Star
t Of Picture Data)+多値画像の符
号化データ、となる。
【0036】このコントロール・コードは、例えば、S
ORD=“FF01”、SOBD=“FF02”、SO
PD=“FF03”のように、“FF”の後に“00”
以外のコードを付加して生成する。従って、符号化デー
タに“FF”が現われた場合には、“FF”の後に“0
0”を挿入する。これによって、符号化データとコント
ロール・コードの識別が可能となる。
【0037】図4は、第2の方法、つまり所定のライン
数の画像領域(これをSTRIPEと呼ぶ)毎に、符号
化データを送信する場合のデータ構造を示した図であ
る。この例では、送信部は、まず、画像全体に関するヘ
ッダ情報を送出した後、各ストライプ毎の符号化データ
を送り、その後、符号化データの終了を示すEOI信号
を送出する。
【0038】各STRIPEは、STRIPEのパラメ
ータを記述したヘッダ情報(STRIPE HEADE
R)と符号化データの属性を表すコントロール・コード
(SORD,SOBD,SOPD)および各符号化デー
タからなる。各コントロール・コード(SORD,SO
BD,SOPD)の内容は、前述した画面全体を符号化
する場合のコードと全く同様である。
【0039】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
発明によれば、自然画を含む多値領域のみを自然画像に
適した符号化を行っているので、多値領域の少ない文書
においては、大幅に圧縮率を向上させることができる。
また、2値領域は2値画像に変換されるので、文字が鮮
明に再生され、白地における濃度むらがなくなり高画質
な画像を得ることができる。
【0040】請求項2記載の発明によれば、カラー画像
の2値化を行う際に、2値領域として判定されたブロッ
クは所定の2値化を施し、多値領域として判定されたブ
ロックは所定の固定値で2値化を行っているので、黒文
字や白地などの2値領域を高画質に高圧縮することがで
きる。
【0041】請求項3記載の発明によれば、符号化デー
タを送信する際に、画面全体の領域データの符号化デー
タを送信した後、2値領域全体の符号化データを送信
し、最後に多値領域全体の符号化データを送信している
ので、プリスキャンを行って像域分離を施したり、フレ
ームメモリを用いた大局的な像域分離を行う場合にデー
タ構造の構築が容易になる。
【0042】請求項4記載の発明によれば、符号化デー
タを送信する際に、所定のライン数の画像領域毎に符号
化処理を施し、該画像領域に対応する領域情報の符号化
データを送信した後、2値領域の符号化データを送信
し、次に多値領域の符号化データを送信しているので、
フレームメモリを持たない符号化装置でも適応符号化を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の符号化装置のブロック構成図である。
【図2】本発明の復号化装置のブロック構成図である。
【図3】1画面毎に3種類の符号化データを送る場合の
データ構造を示す図である。
【図4】所定のライン数の画像領域毎に、符号化データ
を送信する場合のデータ構造を示した図である。
【図5】先に出願した像域分離部の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 画像メモリ 3 像域分離部 4 地肌除去部 5 適応平滑化部 6 2値画像生成部 7 自然画像抽出部 8 2値画像符号化部 9 2値画像符号化データ格納部 10 自然画像符号化部 11 自然画像符号化データ格納部 12 領域情報符号化部 13 領域情報符号化データ格納部 14 送信部 20 受信部 21 領域情報符号化データ格納部 22 2値画像符号化データ格納部 23 自然画像符号化データ格納部 24 領域情報復号化部 25 2値画像復号化部 26 自然画像復号化部 27 合成処理部 28 画像メモリ 29 出力装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー文書画像を符号化する装置におい
    て、所定の大きさのブロック毎に画像データを2値領域
    と多値領域に分離する手段と、該分離された各ブロック
    の領域属性を2値符号化する手段と、前記分離結果に基
    づいてカラー画像の全ての領域に対して2値化を行って
    2値画像を生成し、2値符号化する手段と、前記分離結
    果に基づいて多値領域に対して多値符号化する手段と、
    該符号化されたデータを所定の手順で復号装置に伝送す
    る手段とを備えたことを特徴とするカラー画像の適応符
    号化装置。
  2. 【請求項2】 前記2値画像を生成し、2値符号化する
    手段は、前記分離手段によって2値領域と判定されたブ
    ロックを2値化処理し、多値領域と判定されたブロック
    を0または1の固定値に設定処理し、カラー画像の全て
    の領域を2値符号化することを特徴とする請求項1記載
    のカラー画像の適応符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記伝送手段は、画面全体の領域属性を
    符号化したデータを送信した後に、2値領域の符号化デ
    ータを送信し、最後に多値領域の符号化データを送信
    し、各符号化データの先頭に、符号化データの属性を表
    すコードを付加して送信することを特徴とする請求項1
    記載のカラー画像の適応符号化装置。
  4. 【請求項4】 前記伝送手段は、所定のライン数の画像
    領域に対応する領域属性を符号化したデータを送信した
    後に、2値領域の符号化データを送信し、次に多値領域
    の符号化データを送信し、各符号化データの先頭に、符
    号化データの属性を表すコードを付加して送信すること
    を特徴とする請求項1記載のカラー画像の適応符号化装
    置。
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