JP2000236160A - レジスト被膜の製造方法及び水洗用液 - Google Patents
レジスト被膜の製造方法及び水洗用液Info
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Abstract
いレジスト被膜の製造方法及び水洗用液を提供する。 【解決手段】 導体パターン3の表面の未硬化の樹脂4
を露光し、アルカリ現像・水洗することによりレジスト
被膜を製造する方法において、アルカリ現像後の水洗用
液を硬水を主体としたことを特徴とする。
Description
製作する過程において、導体パターンの表面にレジスト
被膜を形成するためのレジスト被膜の製造方法及び水洗
用液に関する。
おいては、導体パターンの表面に液体レジストを塗布
し、露光した後、Na2CO3によるアルカリ現像を行
い、数回の水洗を行った後、熱硬化してレジスト被膜を
形成している。
汲み上げて使用している。
下水が不足して成分も不安定となっている。地下水の成
分例えば硬度によってはプリント配線板の絶縁抵抗が低
下するという問題が発生した。
カリ現像におけるNaが完全に排除されていないという
ことが判明した。Naイオンは極めて微量でも絶縁不良
を起こす。
ので、その目的は、プリント配線板の絶縁抵抗が低下す
る虞のないレジスト被膜の製造方法及び水洗用液を提供
するにある。
に本発明が採った手段は、実施例で使用する符号を付し
て説明すると、請求項1の発明は、導体パターン3の表
面の未硬化の樹脂4を露光し、アルカリ現像・水洗する
ことによりレジスト被膜を製造する方法において、アル
カリ現像後の水洗用液を硬水を主体としたところに特徴
を有し、現像液に含まれるNaを排除することができ
る。
の未硬化の樹脂4を露光し、アルカリ現像し、その後、
水洗することによりレジスト被膜を製造する際に用いる
水洗用液であって、硬水を主体としたところに特徴を有
し、現像液に含まれるNaを排除することができる。
の未硬化の樹脂4を露光し、アルカリ現像し、その後、
水洗することによりレジスト被膜を製造する際に用いる
水洗用液であって、Ca硬度が20〜95mg/Lであ
るところに特徴を有し、現像液に含まれるNaを排除す
ることができる。
の未硬化の樹脂4を露光し、アルカリ現像し、その後、
水洗することによりレジスト被膜を製造する際に用いる
水洗用液であって、Ca硬度が20〜95mg/Lで、
Mg硬度が5〜70mg/Lであるところに特徴を有
し、現像液に含まれるNaを排除することができ、水洗
用液の耐久性を向上させることができる。
シュウム分が酸化カルシュウムとして20mg以上溶け
ているものをいう。
カルシュウムイオンの量を、これに対応する炭酸カルシ
ュウムの量に換算した値をいう。
るマグネシュウムイオンの量を、これに対応する炭酸マ
グネシュウムの量に換算した値をいう。
面を参照して説明する。
膜4が形成されたプリント配線板1の断面図を表すもの
で、基板2の表面に導体パターン3が形成されており、
これの表面にレジスト被膜4が後述の工程を経て形成さ
れている。このレジスト被膜4には所定の位置に開口部
5が形成されている。この開口部5にはピンや半田ボー
ル等のバンプが形成され、外部と電気的に接続できるよ
うにされる。
す形状であってもて良い。
法に関して説明する。図4に示すように、導体パターン
3を前処理した後、その表面に液体レジストを印刷す
る。そして、これを紫外線で300〜900mJ露光す
る。
行い、この溶液をリンスした後、それぞれ5〜30秒間
の水洗を数回行う。この水洗用液は、硬水を使用する。
そのCa硬度は20〜95mg/Lである。
合には、CaCl2 等を添加すれば所定の範囲のCa硬
度を得ることができる。
硬化、熱硬化を行う。
aの残渣量との関係に関して説明する。
の残渣量が多く、水洗用液のCa硬度が増加するにつれ
てNaの残渣量は漸減する。そして、水洗用液のCa硬
度が20〜95mg/Lの範囲においては、水洗により
アルカリ現像によるNaの残渣量を0にすることができ
る。尚、Ca硬度が95mg/L以上の場合に関しては
確認していない。
あっても、水洗用液を繰り返し使用すると、一定回数使
用後、Na残渣量は漸次増加するので、水洗用液の使用
限度を設定して常時管理する必要がある。
限度を向上させるための方策について検討した結果、M
g硬度を管理すると良いことが判った。これは、Ca硬
度が20〜95mg/Lの水洗用液に塩化マクネシュウ
ム等を添加すると、Mg硬度を5〜70mg/Lにする
ことができる。これにより、水洗用液の使用限度を約
1.3倍に向上させることができた。
の未硬化の樹脂を露光し、アルカリ現像・水洗すること
によりレジスト被膜を製造する方法において、アルカリ
現像後の水洗用液を硬水を主体としたので、現像液に含
まれるNaを排除して、絶縁抵抗の低下を防止できると
いう優れた効果を奏するものである。
未硬化の樹脂を露光し、アルカリ現像し、その後、水洗
することによりレジスト被膜を製造する際に用いる水洗
用液であって、硬水を主体としたので、現像液に含まれ
るNaを排除して、絶縁抵抗の低下を防止できるという
優れた効果を奏するものである。
未硬化の樹脂を露光し、アルカリ現像し、その後、水洗
することによりレジスト被膜を製造する際に用いる水洗
用液であって、Ca硬度が20〜95mg/Lであるの
で、現像液に含まれるNaを排除して、絶縁抵抗の低下
を防止できるという優れた効果を奏するものである。
未硬化の樹脂を露光し、アルカリ現像し、その後、水洗
することによりレジスト被膜を製造する際に用いる水洗
用液であって、Ca硬度が20〜95mg/Lで、Mg
硬度が5〜70mg/Lであるので、現像液に含まれる
Naを排除して、絶縁抵抗の低下を防止でき、しかも、
水洗用液の耐久性を向上させるという優れた効果を奏す
るものである。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 導体パターンの表面の未硬化の樹脂を露
光し、アルカリ現像・水洗することによりレジスト被膜
を製造する方法において、 アルカリ現像後の水洗用液を硬水を主体としたことを特
徴とするレジスト被膜の製造方法。 - 【請求項2】 導体パターンの表面の未硬化の樹脂を露
光し、アルカリ現像し、その後、水洗することによりレ
ジスト被膜を製造する際に用いる水洗用液であって、硬
水を主体としたことを特徴とする水洗用液。 - 【請求項3】 導体パターンの表面の未硬化の樹脂を露
光し、アルカリ現像し、その後、水洗することによりレ
ジスト被膜を製造する際に用いる水洗用液であって、C
a硬度が20〜95mg/Lであることを特徴とする水
洗用液。 - 【請求項4】 導体パターンの表面の未硬化の樹脂を露
光し、アルカリ現像し、その後、水洗することによりレ
ジスト被膜を製造する際に用いる水洗用液であって、C
a硬度が20〜95mg/Lで、Mg硬度が5〜70m
g/Lであることを特徴とする水洗用液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11036797A JP2000236160A (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | レジスト被膜の製造方法及び水洗用液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11036797A JP2000236160A (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | レジスト被膜の製造方法及び水洗用液 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000236160A true JP2000236160A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12479789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11036797A Pending JP2000236160A (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | レジスト被膜の製造方法及び水洗用液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000236160A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004252485A (ja) * | 2004-05-12 | 2004-09-09 | Hitachi Chem Co Ltd | 永久マスクレジスト及び感光性樹脂組成物の使用 |
-
1999
- 1999-02-16 JP JP11036797A patent/JP2000236160A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004252485A (ja) * | 2004-05-12 | 2004-09-09 | Hitachi Chem Co Ltd | 永久マスクレジスト及び感光性樹脂組成物の使用 |
JP4706188B2 (ja) * | 2004-05-12 | 2011-06-22 | 日立化成工業株式会社 | 感光性樹脂組成物の使用 |
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