JP2000235458A - 補助記憶装置およびこの補助記憶装置を搭載した情報処理装置 - Google Patents

補助記憶装置およびこの補助記憶装置を搭載した情報処理装置

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JP2000235458A
JP2000235458A JP11035800A JP3580099A JP2000235458A JP 2000235458 A JP2000235458 A JP 2000235458A JP 11035800 A JP11035800 A JP 11035800A JP 3580099 A JP3580099 A JP 3580099A JP 2000235458 A JP2000235458 A JP 2000235458A
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Hiroaki Naohara
弘晃 猶原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で低コスト、かつ信頼性の高い補助記憶
装置を提供する。 【解決手段】 データの書き込みおよび読み出しが行な
われる補助記憶装置において、書き込み要求があったデ
ータとそのデータの複製データとを記録する手段と、書
き込みが発生した領域の物理的な記録先および複製先情
報との依存関係を示すデータ更新履歴を記録する手段と
を備えているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読み出されたデー
タが破壊されていた場合に、このデータを復元すること
ができるバックアップ機能を有する補助記憶装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置等を用いてデータ処理を行
う際には、しばしばデータの破壊が生じる。そのため、
情報処理装置に組み込まれた補助記憶装置にデータを書
き込むときに、同時に、バックアップ用のデータも書き
込む、いわゆる多重化記録方法が採用されている。
【0003】現在の補助記憶装置における代表的な多重
化記録方法としてはディスクアレイを用いた方法があ
る。この方法は、高性能、高信頼性が要求される、例え
ばワークステーションやパソコンサーバ等の大規模シス
テムにおいて採用されている。
【0004】しかし、このディスクアレイを用いた方法
では、複数の補助記憶装置をアレイコントローラにより
制御し、論理的に1台の補助記憶装置のように振る舞う
ことができるような構造となっているので、装置自体が
非常に大きく、かつ、高価である。
【0005】また、特開平9−91855号公報に記載
の二重化自動修復装置は、1台の補助記憶装置で二重化
を実現しているため、補助記憶装置自体の大きさおよび
コストの問題は解決できる。しかし、この二重化自動修
復装置では、通常の書き込みデータおよびバックアップ
用データとして、同じ2つのデータを同時に書き込むの
で、補助記憶装置内の通常の書き込み領域とバックアッ
プ領域との容量が同じである必要があり、補助記憶装置
の使用可能容量が物理容量の半分になってしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、モバイル情報
端末や小型ノートバソコン等の移動型コンピュータにお
いてもハードディスク等の補助記憶装置を搭載している
システムが多々ある。このような移動型コンピュータで
は、持ち運ぶという特異な使用形態から、コンピュータ
の動作中に衝撃を受ける等して、不慮の事故で補助記憶
装置の記録面にキズが入り、補助記憶装置のデータの入
出力において障害が発生する可能性がある。そのため、
バックアップ用のデータも記録しておくことが望まし
い。しかし、このようなシステムにおいて補助記憶装置
を用いた多重化記録を行う場合には、従来のディスクア
レイのような構造では小型化が難しく、コストもかかっ
てしまう。また、同じデータを2箇所の領域に書き込ん
でおく等、単純に二重化を行った場合は補助記憶領域の
使用可能容量が半減してしまう。
【0007】本発明はこのような問題を解決すべく創案
されたもので、小型で低コスト、かつ信頼性の高い補助
記憶装置を提供することを目的とする。さらに、実際の
物理容量に対する使用可能容量比を充分に確保できる補
助記憶装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
補助記憶装置は、データの書き込みおよび読み出しが行
なわれる補助記憶装置において、書き込み要求があった
データとそのデータの複製データとを記録する手段と、
書き込みが発生した領域の物理的な記録先および複製先
情報との依存関係を示すデータ更新履歴を記録する手段
とを備えているものである。
【0009】また、本発明の請求項2記載の補助記憶装
置は、前記データ更新履歴を参照する手段と、前記書き
込みが発生した領域から読み出したデータが不良である
と判断された場合に、複製データを代用する手段とをさ
らに備えているものである。
【0010】また、本発明の請求項3記載の補助記憶装
置は、補助記憶装置の揺れを検出する衝撃センサをさら
に有し、補助記憶装置に一定値以上の揺れが発生してい
るときのみ、データ更新履歴の記録と書き込み要求があ
ったデータの複製データの記録とを行うものである。
【0011】また、本発明の請求項4記載の補助記憶装
置は、複製データの記録の指示を行う複製指示手段を有
し、複製指示が有効になっているときのみ、データ更新
履歴の記録と書き込み要求があったデータの複製データ
の記録とを行うものである。
【0012】本発明の請求項5記載の情報処理装置は、
データの書き込みおよび読み出しが行なわれ、書き込み
要求があったデータとそのデータの複製データとを記録
する手段と、書き込みが発生した領域の物理的な記録先
および複製先情報との依存関係を示すデータ更新履歴を
記録する手段とを備えている補助記憶装置を搭載してい
るものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の補助記憶装置の一
実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0014】図1は、本実施の形態の補助記憶装置を搭
載した情報処理装置の一例を示すブロック図である。
【0015】この情報処理装置は、CPU(centr
al processing unit)1と、命令等
の入力を行うキーボード2と、プログラムの演算結果等
を表示する表示装置3と、システムソフトウエア等が記
憶されているROM4と、応用プログラムやデータを記
憶するRAM5と、補助記憶装置6とを有し、これらは
内部バス7を介して接続されている。
【0016】図2は、図1に示す補助記憶装置の一実施
の形態を示すブロック図である。本実施の形態では、こ
の補助記憶装置は、内部バス7を介して情報処理装置本
体との間でデータ入出力を行う入出力インターフェース
回路(以下、「入出力I/F回路」ともいう)9と、記
録媒体の回転駆動を行う記録媒体駆動装置10と、ヘッ
ド位置の移動を行うヘッド駆動装置11と、前記ヘッド
からの読み出し/書き込みを行う読み出し/書き込み回
路12と、補助記憶装置の揺れを検出する衝撃センサ1
3と、複製指示を行う指示手段であるスイッチ14と、
読み出し/書き込みを行う時に一時的にデータを蓄える
ことができるバッファRAM15と、前記記録媒体駆動
装置10、ヘッド駆動装置11、読み出し/書き込み回
路12、衝撃センサ13、スイッチ14およびバッファ
RAM15を監視しかつ制御する制御回路8とから構成
される。また、制御回路8は、その内部に制御回路8が
実行すべきプログラムが格納されているROM16と、
制御に関わるデータを記憶するためのRAM17とを有
している。
【0017】図3は、本発明の補助記憶装置において使
用される記録媒体の記録領域の構成の一例を示す概略図
である。
【0018】補助記憶装置の記録媒体18は2つの論理
ブロックに分割されており(図3中では、これらブロッ
クの境界を一点鎖線を用いて示した。)、片方の論理ブ
ロックが記録領域19として利用され、残るもう一方の
論理ブロックが記録領域19の更新データ複写用の補助
記録領域20として利用される。つまり、通常の読み出
し、書き込み処理は記録領域19に対して行われ、記録
領域19に対して新たに書き込まれたデータのみが逐次
補助記録領域20に書き込まれていく。
【0019】次に、図4は、記録領域19の書き込み履
歴情報となるアドレス管理リストのデータ構造の一例を
示す説明図である。アドレス管理リスト21は記録位置
情報(アドレス)から成る配列で、補助記録領域20の
最小記録単位に対して1つ割り当てられ、補助記録領域
20の最小記録単位毎に複写元の記録領域19のアドレ
スが格納されている。例えば補助記録領域20の最小記
録単位がセクタで、補助記録領域20にnセクタの記録
が可能であるとき、アドレス管理リスト21の要素はn
個存在し、補助記録領域20の先頭(0番目)のセクタ
はアドレス管理リスト21の0番目の要素、連続する次
のセクタはアドレス管理リスト21の1番目の要素、補
助記録領域20のn−1番目のセクタはアドレス管理リ
スト21の(n−1)の要素というように関連付けられ
る。
【0020】なお、アドレス管理リスト21は制御回路
8がもつRAM17内に作成される。アドレス管理リス
ト21は制御回路8がRAM17内にもつ現在のアドレ
ス管理リスト21を指すインデックスCAI(Curr
ent Address management li
st’s Index)を用いて管理する。開始時はC
AIには0が設定されており、補助記録領域20にデー
タが書き込まれる毎にアドレス管理リスト21のCAI
が指す領域に補助記録領域20に書き込まれたデータの
複写元のアドレスを格納し、CAIを+1する。この操
作により、アドレス管理リスト21の先頭からCAIが
指す領域の一つ前の領域までは補助記録領域20の複写
元アドレスの更新順序に整列された配列、つまり記録領
域19の更新履歴情報が作成される。
【0021】次に、本発明の補助記憶装置に関する動作
の一例について、図5〜図8のフローチャートを参照し
つつ説明する。なお、図5は制御回路8による補助記憶
装置全体の制御の流れの一例を示すフローチャートであ
り、図6は書き込み要求があった場合の処理の流れの一
例を示すフローチャートであり、図7は読み出し要求が
あった場合の処理の流れの一例を示すフローチャートで
あり、図8は記録領域のリカバリ処理の流れの一例を示
すフローチャートである。 [1]制御回路8による補助記憶装置全体の制御の流れ
について説明する。
【0022】まず、装置の電源が投入されると、制御回
路8はROM16内のプログラムの実行を開始し、補助
記憶装置の初期化処理(初期設定)を行う(ステップA
01)。初期化処理では各駆動装置、周辺回路の初期化
等の他、 補助記録領域20の先頭のアドレスを補助記録
領域書き込みポインタJP(Journal Poin
ter)に設定し、現在のアドレス管理リスト21を指
すインデックスCAIも0に設定する。そして、初期化
処理が終了すると、接続されている情報処理装置からコ
マンドが発行されているか(コマンド入力があるか)否
か調べる(ステップA02)。
【0023】このとき、コマンドが発行されていれば、
コマンドを実行し、各コマンドに応じた書き込み/読み
出し処理を行い(ステップA03)、再びコマンドが発
行されているか否かを調べる処理(ステップA02)に
戻る。なお、この書き込み/読み出し処理についての詳
しい説明は後述する。
【0024】一方、コマンドが発行されていない場合
は、まず、制御回路8は複製指示を行う指示手段である
スイッチ14の状態(複製(二重化)スイッチはONし
ているか)をチェックする(ステップA05)。ここ
で、スイッチ14がONの状態であるときには、二重化
フラグをONに設定(ステップA04)することによ
り、装置が二重化記録を行う状態に移行させる。そし
て、再びコマンドが発行されているか否か調べる処理
(ステップA02)に戻る。また、二重化スイッチがO
FFの状態のときは、制御回路8は衝撃センサ13より
情報を取得し(ステップA06)、その情報から補助記
憶装置の揺れの度合(揺れは規定値よりも大きいか否
か)を判定する(ステップA07)。なお、前記二重化
フラグとは、二重化記録を行っているか否かをON・O
FFで示すフラグである。
【0025】ここで、揺れが規定値より大きい場合に
は、二重化フラグをONに設定し(ステップA04)、
再びコマンドが発行されているか否か調べる処理(ステ
ップA02)に戻る。また、揺れが規定値より小さい場
合には二重化記録を行う状態を解除するため、リカバリ
処理(これについては後述する)を行い(ステップA0
8)、そして、二重化フラグをOFFに設定する(ステ
ップA09)。なお、これらのステップは、補助記憶装
置への電源供給が停止状態になるまで繰り返し実施され
る。
【0026】このように、本発明の補助記憶装置では、
スイッチ14の状態および衝撃センサ13の情報を基に
装置の揺れの度合を判定し、二重化記録を行う状態と、
そうでない状態とを移行する。 [2]次に、接続されている情報処理装置から書き込み
コマンドを受取った場合の書き込み処理(図5中のステ
ップA03)について、より詳細に説明する。
【0027】制御回路8は受取ったコマンドを解析し、
記録媒体駆動装置10により記録媒体18を回転させ、
ヘッド駆動装置11を制御して記録領域19の書き込み
を行う目的位置までヘッドを移動させ、記録領域に通常
の書き込みを行う(ステップB01)。この書き込みが
終了すると、制御回路8は二重化フラグの状態(二重化
フラグがONになっているか否か)をチェックする(ス
テップB02)。ここで、二重化フラグがOFF状態の
ときはそのまま書き込み処理を終了する。
【0028】一方、二重化フラグがON状態のときは、
以下の手順で二重化書き込みを行う。まず、制御回路8
は書き込み要求のあった記録領域19のアドレスをWP
(Write request Pointer)に待
避させる。次に、補助記録領域20が満杯であるかチェ
ックする(ステップB03)。なお、このチェックはC
AIがアドレス管理リスト21の要素数と等しいか判断
することによって判定される。
【0029】ここで、補助記録領域20が満杯であると
判断された場合は補助記録領域20を開放するためにリ
カバリ処理(詳細は後述)を実行する(ステップB0
5)。そして、リカバリ処理を実行すると補助記録領域
20に記録されているデータを開放することができるよ
うになるため、補助記録領域20の先頭のアドレスをJ
Pに設定し、CAIも0に設定することによって、補助
記録領域20を開放する。このような処理を行うことに
よって、再び補助記録領域20の先頭から書き込みが行
えるようになる。
【0030】一方、補助記録領域20が満杯でない場
合、またはリカバリ処理を行った後には、補助記録領域
20のJPが指す領域に先程記録領域19に書き込みを
行ったデータと同じデータを書き込み(ステップB0
4)、JPを一つ進める。また、先程待避したWPをC
AIが指す場所へ格納し、CAIを一つ進める。そして
書き込み処理を終了する。 [3]次に、接続されている情報処理装置から読み出し
コマンドを受取った場合の読み出し処理(図5中のステ
ップA03)について、より詳細に説明する。
【0031】制御回路8は受取ったコマンドを解析し、
記憶媒体駆動装置10により記録媒体18を回転させ、
ヘッド駆動装置11を制御して記録領域19から読み出
しを行う目的位置までヘッドを移動させ、記録領域19
から通常の読み出しを行う(ステップC01)。そし
て、この読み出しが正常に行えたか否か(読み出しエラ
ーが有るか否か)を判定し(ステップC02)、正常に
行えた場合は読み出したデータを接続されている情報処
理装置に返し(ステップC07)、読み出し処理を終了
する。
【0032】一方、読み出し時にエラーが発生した場合
は、二重化フラグの状態(二重化フラグがONであるか
否か)を判定し(ステップC03)、二重化フラグがO
FFのときは読み出しエラーを接続されている情報処理
装置に通知し(ステップC08)、読み出し処理を終了
する。しかし、二重化フラグONのときは、読み出し要
求アドレスをRP(Read request Poi
nter)に待避させ、アドレス管理リスト21にRP
が指すアドレスが登録されているかチェックする(ステ
ップC04)ことで、エラーが発生した読み出し要求さ
れたデータが補助記録領域20に存在するか判定する。
RPがアドレス管理リスト21に登録されていない場合
は補助記録領域20に読み出し要求のデータは存在しな
いので、読み出しエラーを接続されている情報処理装置
に返し(ステップC08)、読み出し処理を終了する。
【0033】一方、RPがアドレス管理リスト21に登
録されている場合には補助記録領域20に読み出し要求
されているデータが存在するので、RPが格納されてい
るアドレス管理リスト21の要素番号より補助記録領域
20のアドレスを求め、補助記録領域20から、再度読
み出し要求されたデータを読み出す(ステップC0
5)。この読み出しに成功した場合(読み出しエラーが
発生せず、ステップC06での判断結果がNOであった
場合)、接続されている情報処理装置に読み出したデー
タを返し(ステップC07)、読み出し処理を終了す
る。
【0034】一方、読み出しエラーが発生した場合(ス
テップC06での判断結果がYESであった場合)は、
接続されている情報処理装置に読み出しエラーを通知し
(ステップC08)、読み出し処理を終了する。なお、
RPがアドレス管理リスト21に複数登録されている場
合、すなわち補助記録領域20に読み出し要求のデータ
が複数存在する場合は最後尾のRPを選択することによ
って最新のデータを読み出す。 [4]次に、リカバリ処理について説明する。まず、制
御回路8は補助記録領域読み出しポインタRJP(Re
ad Journal Pointer)に補助記録領
域20の先頭アドレスを0に設定するとともに、RCP
(Recovery Pointer)に対応するアド
レス情報記憶メモリを指すインデックスRCAI(Re
covery Current Address ma
nagement list’s Index)に0を
設定する(ステップD01)。
【0035】そして、次のループ処理を補助記録領域2
0に未処理のデータがなくなるまで(ステップD02で
の判断結果がNOとなるまで)繰り返す。なお、RCA
IがCAIと等しくなく、かつRCAIがアドレス情報
記憶メモリの要素数と等しくない場合は未処理データが
存在すると判断する。次に、前記ループ処理の内容であ
るが、まず、補助記録領域20のRJPが指す領域から
複写データを読み出し(ステップD03)、RJPを一
つ進める。そして、記録領域読み出し/書き込みポイン
タRWP(Read/Write Pointer)に
アドレス情報記憶メモリのRCAIが指す領域から取り
出した記録領域19のアドレスを設定する。そして、 記
録領域19のRWPが指す領域より読み出しを行う(ス
テップD04)。この記録領域19からの読み出しにお
いてエラーが発生した場合(ステップD05での判断結
果がYESであった場合)、または記録領域19から読
み出したデータと補助記録領域20から読み出したデー
タとを比較(ステップD06)した結果が不一致の場合
(ステップD07での判断結果がNOであった場合)に
は、補助記録領域20から読み出したデータを記録領域
19のRWPが指す領域に書き込むことによって、記録
領域19の内容を復元する(ステップD08)。つま
り、記録領域19から読み出したデータと補助記録領域
20から読み出したデータとが完全に同じ場合は記録領
域19のデータが正しいと判断されるが、それ以外の場
合は記録領域19のデータが不良であると判断し、補助
記録領域20のデータを記録領域19に複写することで
記録領域19のデータを復元する。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るバ
ックアップ機能付き補助記憶装置においては、1台の補
助記憶装置で記録の多重化が実現できるため、小型で低
コスト、かつ信頼性の高い補助記憶装置が実現できる。
また、1台の補助記憶装置で単純に二重化を行った場合
と異なり、補助記憶装置の物理容量に対する使用可能容
量比を充分に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の補助記憶装置を搭載した情報処理装置
の一例を示すブロック図である。
【図2】図1に示す補助記憶装置の一実施の形態を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の補助記憶装置において使用される記録
媒体の記録領域の構成の一例を示す概略図である。
【図4】記録領域の書き込み履歴情報となるアドレス管
理リストのデータ構造の一例を示す説明図である。
【図5】制御回路による補助記憶装置全体の制御の流れ
の一例を示すフローチャートである。
【図6】書き込み要求があった場合の処理の流れの一例
を示すフローチャートである。
【図7】読み出し要求があった場合の処理の流れの一例
を示すフローチャートである。
【図8】記録領域のリカバリ処理の流れの一例を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 キーボード 3 表示装置 4 ROM 5 RAM 6 補助記憶装置 7 内部バス 8 制御回路 9 入出力I/F回路 10 記録媒体駆動装置 11 ヘッド駆動装置 12 読み出し/書き込み回路 13 衝撃センサ 14 スイッチ 15 バッファRAM 16 ROM 17 RAM 18 記録媒体 19 記録領域 20 補助記録領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの書き込みおよび読み出しが行な
    われる補助記憶装置において、書き込み要求があったデ
    ータとそのデータの複製データとを記録する手段と、書
    き込みが発生した領域の物理的な記録先および複製先情
    報との依存関係を示すデータ更新履歴を記録する手段と
    を備えていることを特徴とする補助記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記データ更新履歴を参照する手段と、
    前記書き込みが発生した領域から読み出したデータが不
    良であると判断された場合に、複製データを代用する手
    段とをさらに備えている請求項1記載の補助記憶装置。
  3. 【請求項3】 補助記憶装置の揺れを検出する衝撃セン
    サをさらに有し、補助記憶装置に一定値以上の揺れが発
    生しているときのみ、データ更新履歴の記録と書き込み
    要求があったデータの複製データの記録とを行う請求項
    1記載の補助記憶装置。
  4. 【請求項4】 複製データの記録の指示を行う複製指示
    手段を有し、複製指示が有効になっているときのみ、デ
    ータ更新履歴の記録と書き込み要求があったデータの複
    製データの記録とを行う請求項1の補助記憶装置。
  5. 【請求項5】 データの書き込みおよび読み出しが行な
    われ、書き込み要求があったデータとそのデータの複製
    データとを記録する手段と、書き込みが発生した領域の
    物理的な記録先および複製先情報との依存関係を示すデ
    ータ更新履歴を記録する手段とを備えている補助記憶装
    置を搭載していることを特徴とする情報処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008536193A (ja) * 2005-04-13 2008-09-04 ドルビー・ラボラトリーズ・ライセンシング・コーポレーション 音声メタデータ確認
JP2008209328A (ja) * 2007-02-28 2008-09-11 Hitachi High-Technologies Corp 自動分析装置
JP2009110162A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Buffalo Inc ディスクアレイ装置

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