JP3288071B2 - 情報変換処理装置および情報転送制御方法 - Google Patents

情報変換処理装置および情報転送制御方法

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JP3288071B2
JP3288071B2 JP15702792A JP15702792A JP3288071B2 JP 3288071 B2 JP3288071 B2 JP 3288071B2 JP 15702792 A JP15702792 A JP 15702792A JP 15702792 A JP15702792 A JP 15702792A JP 3288071 B2 JP3288071 B2 JP 3288071B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータの外部記
憶システムに関する。本発明は、特に、上位インタフェ
ースと下位インターフェースとを有するシステムにおけ
る、両インタフェース間での転送情報の情報変換処理装
置および変換情報変換制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータなどの上位装
置と磁気ディスク装置などの下位装置との間で情報転送
を行うシステムにおける情報転送制御方式は、上位イン
タフェース制御部が、入力された転送情報を転送される
装置に対応する情報に変換した後、さらに、下位インタ
フェース制御部を介して出力することにより実現されて
いる。
【0003】従来技術を図3、図4および図5を用いて
説明する。
【0004】図3は、特開昭62−131321号公報
に記載されている、下位装置に複数の磁気ディスク装置
を有する外部記憶システムのブロック図を示している。
この従来例は、上位装置からの転送情報である論理アド
レス情報を磁気ディスク装置に対応する物理アドレス情
報に変換することにより、上位装置から複数の磁気ディ
スク装置にアクセスすることを可能としている。
【0005】図3において、10は、インタフェース制
御部であり、上位装置と外部記憶システム間のインタフ
ェース制御を行う。5は、マイクロプログラム制御部で
あり、システム全体の制御を行う。31は、ディスク制
御部であり、下位装置である複数の磁気ディスク装置と
システム間のインタフェース制御を行う。3は、磁気デ
ィスク装置であり、複数有することができる。7は、記
憶部であり、転送情報を一次格納する。6は、記憶制御
部であり、記憶部7へのアクセスを制御する。マイクロ
プログラム制御部5には、外部装置から指示される論理
アドレスと、各磁気ディスク装置3の物理アドレスとの
対応が予め設定されている。
【0006】上位装置からの転送要求情報であるデータ
の書き込み/読みだし要求情報(以下、I/O要求情報
という)は、上位インタフェース制御部10を介しマイ
クロプログラム制御部5に入力される。上位I/O要求
情報は、マイクロプログラム制御部5において磁気ディ
スク装置に対応する上位I/O要求情報に変換される。
さらに、転送情報のうちデータは、マイクロプログラム
制御部5の制御のもとで、記憶制御部6を介し、記憶部
7に一時的に記憶され、磁気ディスク装置3に対応する
転送情報に変換される。このように、上位装置からの転
送情報は下位装置に対応する情報に変換された後、ディ
スク制御部31を介して転送される。
【0007】ここで、本従来技術の転送情報の変換動作
を説明する。まず、マイクロプログラム制御部5は、上
位装置1からインタフェース制御部10を介し、1つの
大容量の磁気ディスク装置とみなして磁気ディスク装置
3に対して送られた論理アドレス情報であるシークコマ
ンドを解読する。シークコマンドを物理アドレス情報の
デバイスアドレス、シリンダアドレスおよびトラックア
ドレスに変換し、指定したシーク指示をバスを介して各
ディスク制御部31に発令する。各ディスク制御部31
は、まず、デバイスアドレスによって該当する磁気ディ
スク装置3を選択する。つぎに、各ディスク制御部31
は、当該磁気ディスク装置3に対し、シリンダアドレス
によって指示されたシリンダにシーク動作の起動を指示
し、シーク動作完了後トラックアドレスによって指示さ
れたトラックを選択する指示を行う。
【0008】つぎに、マイクロプログラム制御部5は、
上位装置から送られてくるサーチコマンドを解読する。
上位装置からデータ転送が開始され、レコード番号を算
出し、記憶部制御部6に通知する。データの読み出しと
書き込みとは、記憶部7に各磁気ディスク装置3の1ト
ラック分のデータを一時的に蓄えて、各磁気ディスク装
置3からデータを読みだしたり書き込んだりする。この
時ディスク制御部が、1トラック分のデータの読み出し
と書き込みを検出して、マイクロプログラム制御部5に
通知し、つぎのトラックに切り換える。
【0009】上記方式により上位装置からの転送情報で
ある論理アドレス情報を磁気ディスク装置に対応する物
理アドレス情報に変換可能としている。
【0010】つぎに、他の従来例を説明する。図4に、
特開平01−151070号公報に記載されている、下
位装置に複数の磁気ディスク装置を有するシステムのブ
ロック図を示す。
【0011】図4において、8は、コントロールブロッ
クであり、システム全体の制御を行う。51は、データ
フロー制御部であり、上位装置1とシステム内のバッフ
ァ間のインタフェース制御を行う。52は、データフロ
ー制御部であり、下位装置である複数の磁気ディスク装
置3とシステム内のバッファ間のインタフェース制御を
行う。53および54は、転送情報を一次格納するバッ
ファ部である。
【0012】本従来例を用い、データの読みだし/書き
込み動作を説明する。上位装置1は、データの読みだし
命令を、データの開始アドレスおよびデータ長とともに
バスを通じてコントロールブロック8に送る。コントロ
ールブロック8では、この開始アドレスとデータ長とを
もとに各磁気ディスク装置(一部の場合も或る)の実際
にアクセスされるべき物理的なアドレス(位置)を割り
だし、各装置の制御バスに制御信号(情報)を発生させ
る。また、これと同時にデータフロー制御ブロック51
に対し制御線を通じて最初に使用するバッファブロック
を指示する。コントロールブロック8でディスク装置に
対応する物理的なアドレスによりデータの読みだし指示
を受けたディスク装置3は、ただちにアクセスを開始
し、データの読みだし動作が実現される。
【0013】つぎにデータの書き込み動作時、上位装置
1は、データの書き込み命令を、格納先の開始アドレス
およびデータ長とともに制御線を通じてコントロールブ
ロック8に送る。コントロールブロック8は、各ディス
ク装置に読みだし時と同様の処理により制御信号を発
し、同時にデータフロー制御ブロック51および52に
対して、該当セッションの指示、使用ブロックの指示を
行うことにより、データの書き込み動作を実現するもの
である。
【0014】図5は、上記従来技術における転送情報変
換方式を示すブロック図である。転送情報が上位装置か
らI/O要求情報であるときに転送情報の変換を行う。
図5において、24は、メイン制御部であり、上位I/
O要求情報のうちコマンド(読みだし/書き込み要求
等)に従った制御を行うべく、コマンドの解釈および実
行指示を行うコマンド解釈&実行部25と、該上位I/
O要求情報から転送先のディスク装置に対応する下位I
/O要求情報を生成する物理情報生成部26−1とを有
する。さらに、メイン制御部24はシステム全体の制御
も行う。
【0015】上記物理情報生成部26−1は、上位装置
からのLUN(Logical Unit Number),LBA(Logic
al Block Address),length(データ長),等の
上位I/O要求情報からより、ディスク装置に対応する
下位I/O要求情報である物理アドレス情報を生成す
る。これにより、上位装置と下位装置間での情報転送を
可能としている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の技術は、
いずれも上位装置からの転送情報を下位装置に対応する
転送情報に変換することにより、上位装置と下位装置間
での情報転送を可能としている。
【0017】しかし、上記従来技術では、情報変換部に
ついて情報変換結果を検証する手段を持っておらず、情
報変換処理における誤動作を検出できないという問題が
ある。 つまり、従来技術での転送情報変換方式では、
変換情報に付加される冗長データ等を用い、変換結果で
ある出力情報の伝送路上での誤りを検出することは可能
であったが、それが情報変換部の誤動作なのか、他の部
位の障害なのかを検出することは不可能である。また、
上記冗長データを情報変換結果より生成する場合、情報
変換部もしくは情報変換部以前で誤動作が起きたときに
は、その誤りを検出することすら不可能である。
【0018】例えば、冗長データにパリティデータを付
加する場合、パリティ生成回路は、この誤生成された物
理情報に対して、パリティデータを生成する。そして、
パリティ付加回路は、このパリティデータを物理情報に
付加して伝送路に送る。これを受けたパリティチェック
回路は、この物理情報およびパリティデータについて検
査し、パリティエラーがなければ、該物理情報が誤りな
く送られたと判断することになる。その結果、物理情報
の誤り、および、これを生成した前記物理情報生成部の
誤動作を検出することができないという問題点を生ず
る。
【0019】本発明の目的は、上記従来の問題点を解決
し、変換処理が正しく変換されたか否かを検証する情報
変換処理装置を提供することにある。
【0020】また、本発明の他の目的は、誤りの検出結
果により情報転送の制御を可能とする情報転送制御方法
を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、情報処理装置と1または2以上の記憶
装置との間に設けられ、情報処理装置と記憶装置との転
送制御を行う情報変換処理装置において、前記情報処理
装置からの前記記憶装置に対するデータの書き込み/読
み出し要求情報である論理的な転送情報を物理的な転送
情報に変換して出力する物理情報生成部と、前記物理情
報生成部で行われた変換が正しく変換されたか否かを検
証し、検証結果を出力するチェック部とを有する。
【0022】前記物理情報生成部から出力された物理的
な転送情報を論理的な転送情報に変換する論理情報生成
部をさらに有し、前記チェック部は、前記情報処理装置
からの前記記憶装置に対する論理的な転送情報と、前記
論理情報生成部からの論理的な転送情報とを比較するこ
とにより、前記物理情報生成部で行われた変換が正しく
変換されたか否かを検証し、比較した結果を検証結果と
して出力する。前記論理情報生成部は、前記記憶装置か
らの物理的な転送情報を論理的な転送情報に変換し、前
記情報処理装置に対して出力するようにしてもよい。前
記物理情報生成部および前記論理情報生成部は、物理的
な転送情報と論理的な転送情報との対応関係を予め定め
たマッピングテーブルに基づいてそれぞれ変換すること
ができる。
【0023】また、前記物理情報生成部を複数有し、前
記チェック部は、前記物理情報生成部でそれぞれ変換さ
れた物理情報を比較することにより、前記物理情報生成
部で行われた変換が正しく変換されたか否かを検証し、
比較した結果を検証結果として出力するようにしてもよ
い。前記複数の物理情報生成部は、論理的な転送情報の
物理的な転送情報への変換を、それぞれ異なるアルゴリ
ズムにより変換するようにしてもよいし、同一のアルゴ
リズムにより変換するようにしてもよい。
【0024】さらに、前記複数の物理情報生成部からの
物理的な転送情報のうち、1の物理的な転送情報を選択
して前記記憶装置に対して出力する物理転送情報選択部
を有し、前記チェック部は、比較した結果から、より多
く一致した物理的な転送情報を正しく変換されている物
理的な転送情報として、該物理的な転送情報を出力する
物理情報生成部を選択するように前記物理転送情報選択
部に指示することができる。
【0025】情報の処理をする情報処理装置と、該情報
処理装置からの情報を記憶する1または2以上の記憶装
置と、情報処理装置と記憶装置との転送制御を行う情報
変換処理装置とを有する情報処理システムにおいて、上
記した情報変換処理装置を備えるようにしてもよい。
【0026】また、アレイ状に配置する複数のディスク
装置と、情報の転送制御をするシステム制御部とを有
し、ホストコンピュータに接続して用いられるディスク
アレイシステムにおいて、ホストコンピュータからのデ
ィスク装置に対する論理アドレス情報を物理アドレス情
報に変換する物理情報生成部と、複数のディスク装置か
らのホストコンピュータに対する物理アドレス情報を論
理アドレス情報に変換する論理情報生成部と、前記物理
情報生成部で行われた変換が正しく変換されたか否かを
検証し、検証結果を出力するチェック部とを有し、前記
論理情報生成部は、前記物理情報生成部から出力された
物理アドレス情報を論理アドレス情報に逆変換し、前記
チェック部は、ホストコンピュータからのディスク装置
に対する論理アドレス情報と、前記論理情報生成部から
の論理アドレス情報とを比較することにより、前記物理
情報生成部で行われた変換が正しく変換されたか否かを
検証し、比較した結果を検証結果として出力することが
できる。
【0027】上記情報変換処理装置における情報転送制
御方法として、前記情報処理装置からの前記記憶装置に
対するデータの書き込み/読み出し要求情報である論理
的な転送情報を物理的な転送情報に変換して前記記憶装
置に対して出力し、該物理的な転送情報を論理的な転送
情報に逆変換し、前記情報処理装置からの前記記憶装置
に対する論理的な転送情報と、逆変換した論理的な転送
情報とを比較し、不一致の場合には、誤動作が起きたと
して前記情報処理装置に通知するように転送制御するこ
とができる。
【0028】
【作用】物理情報生成部は、前記情報処理装置からの前
記記憶装置に対するデータの書き込み/読み出し要求情
報である論理的な転送情報を物理的な転送情報に変換し
て出力する。また、論理情報生成部は、前記物理情報生
成部から出力された物理的な転送情報を論理的な転送情
報に変換する。
【0029】前記チェック部は、前記情報処理装置から
の前記記憶装置に対する論理的な転送情報と、前記論理
情報生成部からの論理的な転送情報とを比較することに
より、前記物理情報生成部で行われた変換が正しく変換
されたか否かを検証し、比較した結果である一致不一致
を検証結果として出力する。
【0030】また、前記物理情報生成部を複数有する場
合には、前記チェック部は、前記物理情報生成部でそれ
ぞれ変換された物理情報を比較することにより、前記物
理情報生成部で行われた変換が正しく変換されたか否か
を検証し、比較した結果を検証結果として出力する。さ
らに、物理転送情報選択部を有する場合には、前記チェ
ック部は、比較した結果から、より多く一致した物理的
な転送情報を正しく変換されている物理的な転送情報と
して、該物理的な転送情報を出力する物理情報生成部を
選択するように前記物理転送情報選択部に指示する。物
理転送情報選択部は、指示があると、複数の物理情報生
成部からの物理的な転送情報のうち、1の物理的な転送
情報を選択して前記記憶装置に対して出力する。
【0031】また、情報処理装置から記憶装置へ情報転
送動作は、具体的には以下のようになる。
【0032】前記情報処理装置からの前記記憶装置に対
する論理的な転送情報(以下、上位I/O要求情報とい
う)は、情報変換処理装置にさらに有するコマンド解釈
&実行部において、要求情報の内容である読み出し要求
/書き込み要求等を解釈され、情報転送の制御が行われ
る。
【0033】上記上位I/O要求情報は、物理情報生成
部において、記憶装置数,単位格納サイズ等の変換制御
パラメータ情報を備えるマッピングテーブルをもとに、
転送先の記憶装置を検出すると同時に該記憶装置に対す
る物理的な転送情報(以下、下位I/O要求情報とい
う)を生成する。
【0034】以上の作用により、情報処理装置から1件
の上位I/O要求情報を入力した本システムは、記憶装
置である複数のディスク装置に対して同時に下位I/O
要求を生成し発行することが可能となる。
【0035】さらに、本発明では、変換における誤動作
を防ぐために以下のように動作する。
【0036】論理情報生成部において、上記物理情報生
成部で生成された記憶装置に対応する下位I/O要求情
報と、前記変換制御パラメータ情報と同様の逆変換制御
パラメータ情報とをもとに、情報処理装置から入力した
再生上位I/O要求情報を再生成する。
【0037】さらに、チェック部において、該再生成さ
れた再生上位I/O要求情報と、ホストから入力した上
位I/O要求情報とを比較することにより、物理情報生
成部および論理情報生成部における誤動作を検出するこ
とが可能となる。
【0038】上記チェック部における比較結果は、情報
変換処理装置内の上位制御部に情報転送制御情報として
報告されることで、物理情報生成部および論理情報生成
部における誤動作検出時の情報転送を上位制御部により
制御することが可能となる。
【0039】情報変換処理装置において、異なるアルゴ
リズムにより実現する複数の物理情報生成部で生成され
た下位I/O要求情報を上記チェック部の入力情報とす
ることにより、物理情報アドレス生成部の誤動作を検出
すると共に誤動作検出時の情報転送を制御することが可
能となる。また、情報変換処理装置において、同一のア
ルゴリズムにより実現する複数の物理情報生成部で生成
された下位I/O要求情報を上記チェック部の入力情報
とすることにより、物理情報生成部の誤動作を検出する
と共に誤動作検出時の情報転送を制御することが可能と
なる。
【0040】また、上記複数の物理情報生成部で生成さ
れた下位I/O要求情報を前記チェック部の入力情報と
し、該チェック部において物理情報生成部の誤動作を検
出すると同時に、最適な下位I/O要求情報を選択する
選択情報を生成する。さらに、物理情報生成部におい
て、該選択情報をもとに最適な下位I/O要求情報を選
択することにより、情報転送を一時停止することなく制
御することが可能となる。
【0041】また、前記逆変換制御パラメータ情報を、
変換制御パラメータ情報と共通化することにより情報変
換処理部の小規模化が図れる。
【0042】
【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0043】図2は、ディスクアレイサブシステムの概
略を示したものである。ディスクアレイサブシステムと
は、複数のディスク装置をアレイ状に配置したシステム
である。また、上位装置からは、大容量な1台あるいは
複数台のディスク装置としてアクセス可能な装置でもあ
る。
【0044】図2において、1は、ホストコンピュータ
(情報処理装置)などの上位装置である。2は、システ
ム制御部であり、ディスクアレイサブシステム全体の制
御を行う。また、システム制御部2は、情報変換処理装
置として、ホストコンピュータと記憶装置との情報転送
の制御をすることができる。3は、下位装置の記憶装置
である磁気ディスクや光ディスクなどのディスク装置で
ある。システム制御部2は、上位装置とシステムとの間
の情報転送を制御するホストI/F制御部10と、シス
テム内での情報転送および情報の変換処理を制御するア
レイ制御部20と、下位装置である複数のディスク装置
−システム間の情報転送を制御するディスクI/F制御
部30とを有している。
【0045】さらに、アレイ制御部20は、転送情報を
一次格納するバッファ部22と、上記両I/F制御部1
0および30とバッファ22との間の情報転送を制御す
るDMAC部21と、ディスク装置の障害に対応し障害
ディスクデータを回復するための冗長データを生成する
冗長データ生成部23と、メイン制御部24とを有して
いる。
【0046】メイン制御部24の詳細なブロック図を図
1に示す。図1は、上記システム制御部2を構成するア
レイ制御部20のメイン制御部24における転送情報の
変換処理を示したものである。図1において、25は、
コマンド解釈&実行部であり、論理的な転送情報である
上位I/O要求情報などのコマンドを解釈して情報転送
制御が実行される。26−1は、物理情報生成部であ
り、コマンド解釈&実行部25からの指示で上位装置の
論理的な転送情報から下位装置に対応する物理的な転送
情報の下位I/O要求情報などの転送情報を生成する。
物理情報生成部26−1は、下位装置である複数のディ
スク装置3の構成情報およびディスク装置へのアクセス
を管理するアクセス制御情報等からなる変換制御パラメ
ータ情報があらかじめ設定されている。27は、チェッ
ク部であり、上位I/O要求情報と再生成した再生上位
I/O要求とを比較する。28は論理情報生成部であ
り、下位装置の物理的な転送情報から上位装置に対応す
る論理的な転送情報を生成する。
【0047】本実施例は、上位装置であるホストからホ
ストI/F制御回路部10を介して転送された上位I/
O要求情報を、下位装置であるディスク装置に対応する
下位I/O要求情報に変換する。さらに、ディスクI/
F制御部30を介してディスク装置に転送する前記ディ
スクアレイサブシステムにおいて、上記下位I/O要求
情報から上位I/O要求情報を再生成する論理情報生成
部28と、上記上位I/O要求情報と再生成した再生上
位I/O要求とを比較するチェック部27とを具備し、
転送情報であるI/O要求情報の変換処理動作の検証お
よび検証結果に基づき情報転送を制御する方式である。
【0048】まず、変換処理について図12を用いて説
明する。
【0049】ホスト1からのI/O要求情報が、読みだ
し要求(Read)であるとき、上位I/O要求情報
は、読みだし要求と、対象データが格納されている論理
的なアドレス情報と、対象データの転送データ長情報等
とを有している。コマンド解釈&実行部25は、ホスト
1からのI/O要求情報を受信し(S121)、読みだ
し要求の内容からアクセス要求領域(アドレス情報)お
よびサイズ(転送データ長)を解釈し(S122)、要
求内容に従った情報転送制御を実行する。また、コマン
ド解釈&実行部25は、論理的なアドレス情報および転
送データ長を物理情報生成部26−1に転送する。物理
情報生成部26−1では、下位装置である複数のディス
ク装置3の構成情報およびディスク装置へのアクセスを
管理するアクセス制御情報等からなる変換制御パラメー
タ情報に基づいて、上記論理的なアドレス情報および転
送データ長情報とからアクセス要求領域の対象のディス
ク装置を選択(マッピング)する(S123)。また、
物理情報生成部26−1では、選択した各ディスク装置
に対する物理情報のアドレスおよび転送長などの情報を
含む下位I/O要求情報を生成する(S124)。ここ
で、該下位I/O要求情報は、シリンダアドレス,トラ
ックアドレス等のローレベルなものでも、上位I/O要
求情報と同様の論理的なアドレス情報および転送データ
長情報等であってもよい。
【0050】ディスク装置のマッピングは、図13に示
す変換制御パラメータ情報(マッピングテーブル)を用
いて行う。図13は、RAID.Level.4(ホス
トコンピュータ間での転送データをストライプサイズと
よぶ任意のサイズに分割してデータを統合することによ
り高トランザクション処理を実現する方法)における各
ディスク装置のデータ配置例を示している。図13にお
いて、斜線で示したものがアクセス管理サイズのストラ
イプサイズである。ディスク装置No.0〜4は、領域
をそれぞれストライプサイズで分割管理されている。ま
た、0〜nの番号は、上記分割されたストライプサイズ
ごとにホストコンピュータの認識するアクセス領域にマ
ッピングするために付加された連続する数字であり、以
下ストライプ番号という。この例においては、ディスク
装置No.4をパリティデータ格納用ディスク装置とし
ており、ストライプに番号を付加していない。ここで、
ホストコンピュータからのI/O要求情報によりストラ
イプ番号26および27がアクセスされる場合を例にし
て説明する。物理情報生成部26−1では、図13に示
すようなマッピングテーブルを有しており、ストライプ
番号26および27から、ディスク装置No.2および
3を検出する。さらに、アドレス情報としてグループN
o.6と、転送データ長との物理情報を検出する。この
ように、複数のディスク装置から構成される全領域をス
トライプに分割し、番号付けしたマッピングテーブルを
ゆうすることにより、論理情報を物理情報に変換するこ
とができる。
【0051】また、上位I/O要求情報が書き込み要求
(Write)の場合も物理情報生成部26−1では、
同様の処理により転送情報の変換処理が行われる。
【0052】以上の処理により、上位装置から下位装置
への転送情報の変換処理および情報転送制御が実現さ
れ、DMAC部21がI/F制御部10および30とバ
ッファ22との間の情報転送を制御し、バッファ部22
にデータが一時的に蓄積されて、上位装置と下位装置と
のデータが転送される。
【0053】つぎに、誤動作しているか正常動作かの検
証処理について説明する。本発明では、論理情報生成部
28において、上記下位I/O要求情報と前記転送情報
変換時に使用した変換制御パラメータ情報と同様の逆変
換制御パラメータ情報とから、再生上位I/O要求情報
を再生成する。
【0054】さらに、チェック部27では、該再生上位
I/O要求情報と上位I/O要求情報との比較(コンペ
ア)を行う。その比較結果が不一致の場合には、物理情
報生成部26−1もしくは論理情報生成部28の誤動作
が起こった(エラー発生)として、メイン制御部に通知
する。比較結果が一致した場合には、正常として監視を
続ける。これにより誤動作を検出することが可能であ
る。また、メイン制御部が、該比較結果をホストコンピ
ュータに報告することにより、物理情報生成部および論
理情報生成部の動作をチェックしながらの情報転送制御
が可能となり、より信頼性の高い情報変換処理と情報転
送制御を実現することができる。
【0055】例えば、上位装置からの上位I/O要求情
報には、LUN(Logical Unit Number),LBA(Log
ical Block Address),length(データ長),等
の情報が含まれているので、チェック部27では、これ
らの上位I/O要求情報を保持しておく。論理情報生成
部28では、下位のディスク装置への上位I/O要求情
報に対応する下位I/O要求情報が物理情報生成部26
−1から出力されると、この下位I/O要求情報を逆変
換することにより、再生上位I/O要求情報を再生成
し、チェック部27に転送する。チェック部27では、
再生上位I/O要求情報のLUN、LBAおよびlen
gthと、先程保持した上位I/O要求情報のLUN、
LBAおよびlengthとをそれぞれ比較する。比較
結果から一致しない場合には、エラーが発生したとし
て、メイン制御部内の上位制御部に通知する。
【0056】これにより、物理情報生成部および論理情
報生成部における変換の誤動作を検出することができ
る。
【0057】つぎに、第2の実施例について説明する。
【0058】図6は、上記第1の実施例における論理情
報生成部28を、ディスク装置の物理的な転送情報か
ら、ホストに対応する論理的な転送情報を生成するよう
にした場合の実施例のブロック図を示すものである。
【0059】上位装置と下位装置との間の情報転送を実
現するシステムにおいて、下位装置からの転送情報は、
論理情報生成部28で上位装置に対応する転送情報に変
換されることによって、下位装置から上位装置への情報
転送が実現される。本実施例では、上記論理情報生成部
28において、物理情報生成部の出力情報からも論理情
報を生成可能にし、さらに、第1の実施例と同様に、物
理情報生成部26−1から出力される下位I/O要求情
報の逆変換するもので、本発明において最も実現容易な
実施例である。
【0060】下位装置から上位装置への情報転送として
は、例えば、メッセージ情報などがあり、メッセージ情
報には、ディスク装置におけるエラー通知、ディスクI
DおよびブロックIDなどの通知がある。本実施例にお
いては、下位装置から上位装置への情報転送があった場
合に、論理情報生成部28が、これらのメッセージ情報
を論理情報に変換することも行う。
【0061】つぎに、第3の実施例について説明する。
【0062】図7は、本発明の一実施例を示すものであ
り、異なる複数のアルゴリズムにより実現される物理情
報生成部を具備するシステムを示すものである。
【0063】図7において、26−1〜nは、物理情報
生成部であり、それぞれホストからの転送情報をディス
ク装置に対応した転送情報に変換する。物理情報生成部
のそれぞれは物理情報の生成アルゴリズムは異なるもの
を利用する。
【0064】物理情報の生成アルゴリズムとしては、例
えば、第1の実施例に示したように、マッピングテーブ
ルを用いて物理情報を生成するアルゴリズムの他に、規
則的にストライプ番号を割り振り、演算により物理情報
を生成するアルゴリズムがある。これは、データ領域を
共有するグループ(図13に示す例では、ストライプ番
号0、1、2および3)毎に連続的な番号を付加し、ス
トライプ番号をデータ領域を共有するディスク数で割っ
た余りをディスク番号として演算する。例えば、図13
に示す例では、ストライプ番号26は、4で割った余り
の2がディスク番号となり、ストライプ番号27は、4
で割った余りの3がディスク番号となる。また、グルー
プ番号の6を4で割った商から求めることができる。ま
た、物理情報(アドレス情報および転送データ長)も算
出する。
【0065】このように、物理情報生成部には、それぞ
れ異なる生成アルゴリズムを予め設定しておく。
【0066】つぎに、変換処理と誤動作検証処理につい
て説明する。ホストからの転送情報は、物理情報生成部
26−1によってディスク装置に対応する転送情報に変
換される。同時に、他の物理情報生成部26−2〜n
は、それぞれの生成アルゴリズムによって変換処理を行
う。チェック部27は、物理情報生成部26−1〜nの
それぞれの出力情報を比較することにより、物理情報生
成部26−1〜nの処理動作の検証を行う。全ての物理
情報生成部26−1〜nの処理動作が正常ならば、その
出力情報は一致する。この場合、ディスク装置への下位
I/O要求情報は、いずれかの物理情報生成部の出力情
報を転送するようにすればよい。図7においては、物理
情報生成部26−1からの出力情報をディスク装置に転
送している。また、チェック部27の比較の結果、より
多く一致した物理情報生成部の出力情報を正常として、
それ以外の異なる物理情報生成部の出力情報をエラーが
発生したと上位制御部に通知する。また、エラーが発生
した物理情報生成部があった場合に、その物理情報生成
部が出力情報をディスク装置に転送している物理情報生
成部ならば、他の正常な物理情報生成部に切り換えるよ
うにしてもよい。切り換える場合の構成については、第
5の実施例において説明する。また、図には示していな
いが、論理情報生成部を有して、下位装置から上位装置
への情報転送があった場合に、論理情報生成部28が、
これらのメッセージ情報を論理情報に変換することも行
うことができる。
【0067】つぎに、第4の実施例について図8を用い
て説明する。
【0068】図8は、図7における複数の物理情報生成
部26−1〜nを、同一のアルゴリズムを有する物理情
報生成部26−1で実現した場合の、本発明の一実施例
のブロック図を示すものである。
【0069】本実施例においては、物理情報生成部を複
数有し、それぞれに同じ物理情報生成アルゴリズムを設
定しておく。チェック部27は、複数の物理情報生成部
26−1の出力情報を比較することにより、物理情報生
成部26−1の処理動作の検証を行うことが可能であ
る。この場合、ディスク装置への下位I/O要求情報
は、いずれかの物理情報生成部の出力情報を転送するよ
うにすればよい。図8においては、図の左側に位置する
物理情報生成部26−1からの出力情報をディスク装置
に転送している。また、チェック部27の比較の結果、
より多く一致した物理情報生成部の出力情報を正常とし
て、それ以外の異なる物理情報生成部の出力情報をエラ
ーが発生したと上位制御部に通知する。また、エラーが
発生した物理情報生成部があった場合に、その物理情報
生成部が出力情報をディスク装置に転送している物理情
報生成部ならば、他の正常な物理情報生成部の出力情報
に切り換えるようにしてもよい。切り換える場合の構成
については、第5の実施例において説明する。この場
合、変換に必要なマッピングテーブルを利用するアルゴ
リズムの場合には、共通に1つのマッピングテーブルを
有するようにしてもよい。
【0070】つぎに、第5の実施例を図9を用いて説明
する。図9は、本発明の一実施例を示すものである。
【0071】本実施例においては、上記第3および第4
の実施例に示す、複数の物理情報生成部を有する場合
に、出力情報を入力したチェック部27が、その比較結
果より最適な転送情報を選択する選択情報を生成して切
り換える方法について説明するする。
【0072】チェック部27の比較の結果、より多く一
致した物理情報生成部の出力情報を正常として、それ以
外の異なる物理情報生成部の出力情報をエラーが発生し
たと上位制御部に通知する。また、エラーが発生した物
理情報生成部があった場合に、その物理情報生成部が出
力情報をディスク装置に転送している物理情報生成部な
らば、他の正常な物理情報生成部の出力情報に切り換え
るように、チェック部27が物理アドレス選択部32に
指示する。物理情報選択部32では、上記複数の物理情
報生成部において生成された物理情報と、チェック部2
7で生成された選択情報とから、一つの物理情報を選択
し、ディスク装置に対する転送情報として転送する。
【0073】もしくは、チェック部27において、物理
情報生成部での変換処理を行って、その出力情報を正し
い変換結果として、その結果と、各物理情報生成部の出
力情報とを比較するようにしてそれぞれの一致不一致を
検証し、エラーを検知するようにしてもよい。
【0074】本発明によれば、複数の物理情報生成部2
6−1〜nのうち二つ以上が正常に動作すれば、他が誤
動作しても正しい物理情報を選択することにより情報転
送を停止すること無く制御することが可能となる。
【0075】また、少なくとも一つ以上が正常に動作す
れば、ディスク装置に対する情報転送の誤動作を防ぐこ
とが可能となる。
【0076】本実施例では、複数の物理情報生成部を全
て異なるアルゴリズムにより実現する場合も、複数の物
理情報生成部を同一のアルゴリズムにより実現する場合
もチェック部27および物理アドレス選択部32は同様
に処理できる。
【0077】つぎに、第6の実施例について説明する。
【0078】図10は、本発明の一実施例のブロック図
を示すものである。前記本発明である、情報変換処理方
式および情報転送制御方式を示す実施例において、物理
情報生成部および論理情報生成部は、それぞれ独立に処
理を行うものであり、変換制御パラメータ情報および逆
変換制御パラメータ情報をそれぞれの処理で使用してい
る。
【0079】本実施例では、上記変換制御パラメータ情
報および逆変換パラメータ情報を共有化し、各処理部の
小規模化を実現するものである。例えば、図13に示す
ようなマッピングテーブルを有して物理情報と論理情報
との変換を行う場合には、物理情報から論理情報への変
換と、逆の論理情報から物理情報への変換には、同一の
マッピングテーブルを利用することができるので、この
マッピングテーブルを共有化することができる。
【0080】つぎに、第7の実施例について説明する。
【0081】図11は、入力情報に対し、予め定めた変
換処理を実行後、変換情報を出力情報とする情報処理シ
ステムにおける本発明の実施例である。
【0082】情報変換部に入力された入力情報を期待の
変換処理を実行後、変換情報として出力するシステムに
おいて、該情報変換部の出力情報から入力情報を再生成
する逆変換部を有し、チェック部で逆変換部の出力情報
である逆変換情報と入力情報とを比較する。該比較結果
より、情報変換部および逆変換部の誤動作のチェック
と、情報転送の制御とが可能となり、信頼性の高い情報
変換処理が実現される。
【0083】本発明によれば、上位装置と下位装置との
間で転送される転送情報の変換処理において、その変換
処理の検証を可能とすることにより変換処理の信頼性を
高めることができる。これは、大容量化の著しいディス
クサブシステムにおいて特に重要となってきた、転送情
報であるI/O要求情報の変換処理の信頼性向上を意味
するものであり、すなわち、信頼性の高い大容量記憶装
システムを実現することができる。
【0084】また、上記転送情報変換処理および逆変換
処理における変換/逆変換制御パラメータ情報を共有化
することにより処理の小規模化(約1/2)が可能であ
る。
【0085】また、本発明によれば、複数の変換処理結
果を比較することにより各々の変換処理動作の検証を行
うと同時に、複数の変換処理結果から最適な変換処理結
果を選択することが可能である。このことにより、転送
情報変換処理実行時誤動作を検出しても情報転送を停止
することなく実行することが可能となり、信頼性の高い
無停止型の記憶装置システムを構築することが可能とな
る。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、上位装置と下位装置と
の間で転送されるデータの書き込み/読み出し要求情報
である転送情報の変換処理において、その変換処理が正
しく変換されたか否かを検証することができる。このこ
とにより、信頼性の高い無停止型の記憶装置システムを
構築することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示す一実施例である、転送情報変換処
理を示すブロック図。
【図2】ディスクアレイサブシステムの概略図。
【図3】下位装置に複数の磁気ディスク装置を有するシ
ステムのブロック図。
【図4】下位装置に複数の磁気ディスク装置を有するシ
ステムのブロック図。
【図5】従来技術における転送情報変換方式を示すブロ
ック図。
【図6】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図7】異なる複数のアルゴリズムにより実現される本
発明の一実施例を示すブロック図。
【図8】同一の複数のアルゴリズムにより実現される本
発明の一実施例を示すブロック図。
【図9】複数のアルゴリズムから最適な変換結果を選択
する本発明の一実施例を示すブロック図。
【図10】変換処理実行時の変換制御パラメータ情報を
共有する本発明の一実施例を示すブロック図。
【図11】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図12】メイン制御部における物理除法生成処理フロ
ー。
【図13】各ディスク装置のデータ配置例(マッピング
テーブル)。
【符号の説明】
1…ホストコンピュータ、2…システム制御部、3…磁
気ディスク装置、5…マイクロプログラム制御部、6…
記憶部制御部、7…記憶部、8…コントロールブロッ
ク、10…ホストインタフェース部、20…アレイ制御
部、21…DMAC部、22…バッファ部、23…冗長
データ生成部、24…メイン制御部、25…コマンド解
釈&制御部、26−1〜n…物理情報生成部、27…チ
ェック部、28…論理情報生成部、31…ディスクイン
タフェース部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮沢 章一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 マイクロエレク トロニクス機器開発研究所内 (72)発明者 大枝 高 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 マイクロエレク トロニクス機器開発研究所内 (56)参考文献 特開 平4−127224(JP,A) 特開 平2−192078(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/12 340 G06F 3/06 301 G06F 13/10 340 G11B 20/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理装置と1または2以上の記憶装置
    との間に設けられ、情報処理装置と記憶装置との転送制
    御を行う情報変換処理装置において、 前記情報処理装置からの前記記憶装置に対するデータの
    書き込み/読み出し要求情報である論理的な転送情報を
    物理的な転送情報に変換して出力する複数の物理情報生
    成部と、 前記物理情報生成部で行われた変換が正しく変換された
    か否かを検証し、検証結果を出力するチェック部とを有
    し、 前記チェック部は、前記物理情報生成部でそれぞれ変換
    された物理情報を比較することにより、前記物理情報生
    成部で行われた変換が正しく変換されたか否かを検証
    し、比較した結果を検証結果として出力することを特徴
    とする情報変換処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の情報変換処理装置におい
    て、前記複数の物理情報生成部は、論理的な転送情報の
    物理的な転送情報への変換を、それぞれ異なるアルゴリ
    ズムにより変換することを特徴とする情報変換処理装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の情報変換処理装置におい
    て、前記複数の物理情報生成部は、論理的な転送情報の
    物理的な転送情報への変換を、同一のアルゴリズムによ
    り変換することを特徴とする情報変換処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の情報変換処理装置におい
    て、前記複数の物理情報生成部からの物理的な転送情報
    のうち、1の物理的な転送情報を選択して前記記憶装置
    に対して出力する物理転送情報選択部をさらに有し、 前記チェック部は、比較した結果から、より多く一致し
    た物理的な転送情報を正しく変換されている物理的な転
    送情報として、該物理的な転送情報を出力する物理情報
    生成部を選択するように前記物理転送情報選択部に指示
    することを特徴とする情報変換処理装置。
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