JP2000235206A - 支持状態検知装置、像振れ補正機能付きカメラ、像振れ補正機能付き交換レンズ、及び像振れ補正のための装置 - Google Patents

支持状態検知装置、像振れ補正機能付きカメラ、像振れ補正機能付き交換レンズ、及び像振れ補正のための装置

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JP2000235206A JP11036760A JP3676099A JP2000235206A JP 2000235206 A JP2000235206 A JP 2000235206A JP 11036760 A JP11036760 A JP 11036760A JP 3676099 A JP3676099 A JP 3676099A JP 2000235206 A JP2000235206 A JP 2000235206A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の動作中に振れ検出手段の出力を用いる
ことによって支持状態の検知を誤ってしてしまうことを
防止し、常に正確な支持状態検知を行えるようにする。 【解決手段】 振れ状態を検出する振れ検出手段の検出
結果に基づいてカメラの支持状態を検知する支持状態検
知手段(#16,#17、#20〜#22)と、カメラ
の所定の動作が開始されることを検知することにより、
前記支持状態の検知動作を一時中断させる支持状態検知
制御手段(#18)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラの支持状態
検知を行う支持状態検知装置、像振れ補正機能付きカメ
ラ、像振れ補正機能付き交換レンズ、及び振れ補正のた
めの装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在のカメラは露出決定やピント合わせ
等の撮影にとって重要な作業は全て自動化されているた
め、カメラ操作に未熟な人でも撮影失敗を起こす可能性
は非常に少なくなっている。
【0003】また、最近では、カメラに加わる手振れを
防ぐシステムも研究されており、撮影者の撮影ミスを誘
発する要因は殆ど無くなってきている。
【0004】ここで、手振れを防ぐ像振れ補正装置につ
いて簡単に説明する。
【0005】撮影時のカメラの手振れは、周波数として
通常1〜12Hzの振動であるが、シャッタのレリーズ
時点においてこのような手振れを起こしていても像振れ
の無い写真を撮影可能とするための基本的考えとして、
上記手振れによるカメラの振動を検出し、その検出値に
応じて補正レンズを変位させてやらなければならない。
従って、カメラの振れが生じても像振れを生じない写真
を撮影できることを達成するためには、第1に、カメラ
の振動を正確に検出し、第2に、手振れによる光軸変位
を補正することが必要となる。
【0006】この振動(カメラ振れ)の検出は、原理的
にいえば、角加速度,角速度,角変位等を検出する振れ
センサと該振れセンサの出力信号を電気的あるいは機械
的に積分して角変位を出力するカメラ振れ検出回路とよ
り成る振れ検出装置をカメラに搭載することによって行
うことができる。そして、この検出情報に基づき撮影光
軸を偏心させる補正光学装置を駆動させて像振れ抑制が
行われる。
【0007】ここで、振れセンサを有する防振システム
について、図8を用いてその概要を説明する。図8の例
は、図示矢印81方向のカメラ縦振れ81p及びカメラ
横振れ81yに起因する像振れを抑制する像振れ補正装
置の概略図であり、該装置を一眼レフカメラの交換レン
ズに設けた場合の図である、同図中、82はレンズ鏡
筒、83p,83yは各々カメラ縦振れ振動、カメラ横
振れ振動を検出する振れ検出装置であり、それぞれの振
動検出方向を84p,84yで示してある。85は補正
光学装置(86p,86yは各々補正光学系85に推力
を与えるコイル、87p,87yは補正光学装置85の
位置を検出する位置検出素子)であり、該補正光学装置
85には位置制御ループが形成されており、振れ検出装
置83p,83yからの出力を目標値として駆動され、
像面88での安定を確保する。
【0008】図9は前述の補正光学装置85の構造の一
例を示す分解斜視図であり、これについて説明をする。
【0009】地板71の背面突出耳71aは不図示の鏡
筒に嵌合し、公知の鏡筒コロ等が孔71bにネジ止めさ
れ鏡筒に固定される。磁性体である第2ヨーク72は、
その孔72aを貫通するネジで前記地板71の孔71c
にネジ止めされ、該第2ヨーク72にはネオジウムマグ
ネット等の永久磁石73(シフトマグネット)が磁気的
に吸着されている。補正レンズ74がCリング等で固定
された支持枠75には、コイル76p,76y(シフト
コイル)が嵌め込まれている。第1ヨーク712は位置
決め孔712aと地板71のピンによって嵌合され、受
け面にて該第1ヨーク712は永久磁石73の磁力によ
って地板71に対し磁気的に結合する。
【0010】支持枠75の軸受部75dにはL字形の軸
711が装入され、この軸711の他端は地板71に形
成された軸受部71dに装入されている。また、この軸
711は支持枠75が地板71に対し矢印713p,7
13y方向にのみ摺動可能に支持していることになり、
これにより支持枠75の地板71に対する光軸回りの相
対的回転(ローリング)を規制している。
【0011】コイル76p,76yは永久磁石73,第
1のヨーク712,第2のヨーク72で形成される閉磁
路内に位置し、コイル76pに電流を流すことで支持枠
75は矢印713p方向に駆動され、コイル76yに電
流を流すことで支持枠75は矢印713y方向に駆動さ
れる。
【0012】前記支持枠75が光軸と垂直な平面内で移
動すると、投光素子77p,77yから射出され、スリ
ット75ap,75ayを通過した光の、位置検出素子
78p,78y上での入射位置が変化する。一般に前記
位置検出素子78p,78yの出力をIC731p,7
31yで増幅し、その出力でコイル76p,76yを駆
動すると、支持枠75が駆動されて該位置検出素子78
p,78yの出力が変化する構成となる。ここで、コイ
ル76p,76yの駆動方向(極性)を位置検出素子7
8p,78yの出力が小さくなる方向に設定すると(負
帰還)、コイル76p,76yの駆動力により位置検出
素子78p,78yの出力がほぼゼロになる位置で支持
枠75は安定する。
【0013】このように位置検出出力を負帰還して駆動
を行う方法を位置制御手法といい、例えば外部から目標
値(例えば手振れ角度信号)をIC731p,731y
に混合させると、支持枠75は目標値に従って極めて忠
実に駆動される。
【0014】実際には差動アンプ731cp,731c
yの出力はフレキシブル基板716を経由して不図示の
メイン基板に送られ、そこでA/D変換が行われ、不図
示のマイコンに取り込まれる。
【0015】マイコン内では適宜目標値(手振れ角度信
号)と比較増幅され、公知のデジタルフィルタ手法によ
る位相進み補償(位置制御をより安定させるため)が行
われた後、再びフレキシブル基板716を通り、IC7
32(コイル76p,76y駆動用)に入力する。IC
732は入力される信号を基にコイル76p,76yを
公知のPWM(パルス幅変調)駆動を行い、支持枠75
を駆動する。
【0016】また、補正光学装置を動作させないとき
は、支持枠75を固定(ロック)しておく必要がある。
支持枠75の背面には3ケ所の突起部(不図示)が設け
てあり、その先端がロックリング719の内周面に嵌合
することで支持枠75が固定される。具体的には、コイ
ル720とロックマグネット718との磁気回路によっ
てコイル720に通電すると、ロックリング719がロ
ックバネ728に逆らって回転し、吸着ヨーク729に
アマーチャ724が当接し、吸着コイル730に通電す
ることでアマーチャ724は吸着ヨーク729に吸着さ
れる。ここで、コイル720への通電を止めると、ロッ
クリング719はロックバネ728の力で元に戻ろうと
するが、アマーチャ724が吸着コイル729に吸着さ
れているために回転は規制され、ロック解除状態とな
る。ロック状態に戻す場合は、吸着コイル730への通
電を止めることでロックバネ728の力でロックリング
719が回転し、支持枠75の突起部とロックリング7
19の内周面に嵌合しロック状態となる。
【0017】図10は、上記の像振れ補正装置の電気的
な概略構成を示すブロック図である。
【0018】像振れ検出装置2の出力は、増幅,ハイパ
スフィルタ,ローパスフィルタ等を行う信号処理回路3
で処理され、マイコン1内のA/D変換部4でデジタル
信号に変換され、オフセット除去,ハイパスフィルタ,
積分などのデータ処理がデータ処理部5にて行われる。
また、補正レンズの位置検出を行う位置検出装置6の出
力は、ローパスフィルタ等を行う信号処理回路7で処理
され、マイコン1内のA/D変換部8によってデジタル
信号に変換され、増幅等のデータ処理がデータ処理部9
にて行われる。そして、これら二つの信号をフィードバ
ック演算部10にて演算し、増幅及び公知の位相進み補
償を位相進み補償部11にて行い、補正レンズの駆動信
号をマイコン1のポートに出力し、補正レンズ駆動装置
12によって補正レンズを駆動して像振れ補正を行う。
【0019】また、像振れ補正を行わないときには補正
レンズをロック(係止)状態に、像振れ補正を行うとき
はアンロック状態にするが、ロック・アンロック駆動装
置13はその駆動を行うためのものである。
【0020】そして、像振れ補正は、撮影者が手持ちで
撮影する場合、三脚に取り付て撮影する場合など様々な
状況に応じた最適な特性がある。例えば、一眼レフカメ
ラの場合、撮影者が手持ちで撮影をする際には、手振れ
による低周波の振れまで補正するように特性を設定すれ
ば良いが、カメラを三脚に取り付けて撮影をする場合
は、低周波の手振れが無いのでカメラのクイックリター
ンミラーやシャッタによる高周波の振動のみを補正する
ように像振れ補正特性を設定する方が良い。これは、低
周波を効かせてしまうと振れセンサのドリフトにより撮
影結果が悪化してしまうからである。この点に鑑み、カ
メラの支持状態を検知し、その支持状態に応じた像振れ
補正特性を設定することが提案されている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】カメラの支持状態を検
知する方法の一つに振れセンサの信号レベルによって検
知を行う方法があり、これは、ある所定時間内の振れセ
ンサの信号レベルが所定値より小さければ、三脚取り付
け状態と判定するものである。またこの時、三脚検知開
始のタイミングは、撮影者の撮影意志に同期するようレ
リーズボタンの半押し動作に設定したりしている。
【0022】ここで、撮影者がカメラのレリーズ釦を半
押しから全押しにし、レリーズ動作に移行した場合、ミ
ラー駆動やシャッタ駆動が行われるが、もし三脚支持状
態でこのような動作を行うと、ミラー及びシャッタ駆動
の衝撃により振れセンサ信号レベルが三脚検知レベルを
超えてしまい、三脚に支持されているのに手持ちである
と検知してしまう可能性がある。
【0023】また、交換レンズ方式のカメラシステムに
おいては、上記像振れ補正機能を具備した交換レンズに
装着されるカメラの種類によっては、ミラー駆動やシャ
ッタ駆動を行わずに撮影できるものもあるので、装着さ
れたカメラに応じて撮影中の三脚検知の制御を最適に変
更する必要がある。
【0024】(発明の目的)本発明の第1の目的は、所
定の動作中に振れ検出手段の出力を用いることによって
支持状態の検知を誤ってしてしまうことを防止し、常に
正確な支持状態検知を行うことのできる支持状態検知装
置及び像振れ補正機能付きカメラを提供しようとするも
のである。
【0025】本発明の第2の目的は、種類の異なるカメ
ラが装着されても、常に正確な支持状態検知を行うこと
のできる像振れ補正機能付き交換レンズを提供しようと
するものである。
【0026】本発明の第3の目的は、所定の動作中に振
れ検出手段の出力を用いることによって支持状態の検知
を誤ったとしても、不適正な像振れ補正が行われてしま
うのを防止することのできる像振れ補正機能付きカメラ
及び像振れ補正のための装置を提供しようとするもので
ある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1記載の本発明は、振れ状態を検出す
る振れ検出手段の検出結果に基づいてカメラの支持状態
を検知する支持状態検知手段と、カメラの所定の動作が
開始されることを検知することにより、前記支持状態の
検知動作を一時中断させる支持状態検知制御手段とを有
する支持状態検知装置とするものである。
【0028】同じく上記第1の目的を達成するために、
請求項3記載の本発明は、振れ状態を検出する振れ検出
手段の検出レベルと複数のうちの選択される支持状態判
定レベルとの比較によりカメラの支持状態を検知する支
持状態検知手段と、カメラの所定の動作が開始されるこ
とを検知することにより、前記支持状態検知判定レベル
を変更する支持状態検知制御手段とを有する支持状態検
知装置とするものである。
【0029】同じく上記第1の目的を達成するために、
請求項8記載の本発明は、振れ状態を検出する振れ検出
手段と、該振れ検出手段の検出結果に基づいてカメラの
支持状態を検知する支持状態検知手段と、前記振れ検出
手段の検出結果に基づいて前記振れに起因する像振れを
補正する像振れ補正手段と有する像振れ補正機能付きカ
メラにおいて、カメラの所定の動作が開始されることを
検知することにより、前記支持状態の検知動作を一時中
断させる支持状態検知制御手段を有する像振れ補正機能
付きカメラとするものである。
【0030】同じく上記第1の目的を達成するために、
請求項10記載の本発明は、振れ状態を検出する振れ検
出手段と、該振れ検出手段の検出結果に基づいてカメラ
の支持状態を検知する支持状態検知手段と、前記振れ検
出手段の検出結果に基づいて前記振れに起因する像振れ
を補正する像振れ補正手段と有する像振れ補正機能付き
カメラにおいて、カメラの所定の動作が開始されること
を検知することにより、前記支持状態検知判定レベルを
変更する支持状態検知制御手段を有する像振れ補正機能
付きカメラとするものである。
【0031】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項15記載の本発明は、振れ状態を検出する振れ検
出手段と、該振れ検出手段の検出結果に基づいてカメラ
の支持状態を検知する支持状態検知手段と、前記振れ検
出手段の検出結果に基づいて前記振れに起因する像振れ
を補正する像振れ補正手段とを有する像振れ補正機能付
き交換レンズにおいて、該交換レンズが第1のカメラに
装着されている場合には、撮影動作中は、前記支持状態
の検知動作を中断させ、第2のカメラに装着されている
場合には、撮影動作中でも前記支持状態検知の動作は継
続させる支持状態検知制御手段を有した像振れ補正機能
付き交換レンズとするものである。
【0032】同じく上記第2の目的を達成するために、
請求項16記載の本発明は、振れ状態を検出する振れ検
出手段と、該振れ検出手段の検出レベルと複数のうちの
選択される支持状態判定レベルとの比較によりカメラの
支持状態を検知する支持状態検知手段と、前記振れ検出
手段の検出結果に基づいて前記振れに起因する像振れを
補正する像振れ補正手段とを有する像振れ補正機能付き
交換レンズにおいて、該交換レンズが第1のカメラに装
着されている場合と第2のカメラに装着されている場合
とで、前記支持状態判定レベルを変更する支持状態検知
制御手段を有した像振れ補正機能付き交換レンズとする
ものである。
【0033】また、上記第3の目的を達成するために、
請求項23記載の本発明は、振れ状態を検出する振れ検
出手段と、該振れ検出手段の検出結果に基づいてカメラ
の支持状態を検知する支持状態検知手段と、前記振れ検
出手段の検出結果に基づいて前記振れに起因する像振れ
を補正する像振れ補正手段と有する像振れ補正機能付き
カメラであって、前記支持状態検知手段の検知結果に応
じて前記像振れ補正手段の動作特性を変更する特性変更
手段と、カメラの所定の動作が開始されることを検知す
ることにより、前記特性変更手段による特性変更を規制
する規制手段とを有する像振れ補正機能付きカメラとす
るものである。
【0034】同じく上記第3の目的を達成するために、
請求項29記載の本発明は、振れ検出手段の出力に応じ
て像振れを補正する像振れ補正手段を動作させてカメラ
の像振れを補正する像振れ補正のための装置であって、
前記振れ検出手段の出力に応じてカメラの支持状態を検
知する支持状態検知手段と、該支持状態検知手段の検知
結果に応じて前記像振れ補正手段の動作特性を変更する
特性変更手段と、カメラの所定の動作が開始されること
に応じて、前記特性変更手段による特性変更を規制する
規制手段とを有する像振れ補正のための装置とするもの
である。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施例に基
づいて詳細に説明する。
【0036】図1は本発明の実施の第1の形態に係る光
学機器の概略構成を示すブロック図であり、この実施の
形態では、光学機器の一例として、一眼レフカメラの交
換レンズに適用した場合を想定している。
【0037】図1において、31はレンズMPUであ
り、カメラとの通信によって、レンズ側の制御を行って
いる。32は振れを検出する振れセンサ(以下の実施の
形態では、角速度センサを用いた例を示している)であ
り、ここからの出力信号はハイパスフィルタによりDC
成分をカットし、増幅・ノイズ除去のローパスフィルタ
(HPF・増幅・LPF回路)33を行ってMPU31
のA/D変換端子に入力される。また、補正レンズの位
置検出を行うレンズ位置検出装置34の出力は、信号処
理回路35でフィルタなどの処理が行われ、MPU31
のA/D変換入力端子に入力される。これら二つの振れ
信号と位置検出信号がMPU31でフィードバック演算
され、コイルドライバー36を介して補正レンズを駆動
し、像振れは補正される。
【0038】また、像振れ補正を行わない時は補正レン
ズをロックし、像振れ補正を行う時はアンロック(ロッ
ク解除)するが、その構成は従来例で示した構成と同様
とし、モータドライバー37を介して、ロック・アンロ
ック動作が行われる。
【0039】また、MPU31は上記のような像振れ補
正制御の他に、ズーム・フォーカス位置検出装置38
や、モータドライバー39,40を介してフォーカスレ
ンズの駆動,絞り駆動を行っている。
【0040】41は像振れ補正(Image Stabilizer)を行
うかどうかの動作選択スイッチ(ISSW)、42はオ
ートフォーカスかマニュアルフォーカスかを選択するス
イッチ(A/MSW)である。
【0041】上記レンズMPU31は、カメラMPU4
3とカメラレンズ通信を行い、カメラ・レンズそれぞれ
のステータス(焦点距離,スイッチの状態等)の確認や
フォーカス,絞り等の駆動命令を送信したりする。
【0042】44はレリーズ釦であり、一般的には2段
ストロークスイッチとなっており、該レリーズ釦44の
第1ストローク(半押し)でスイッチSW1がONし、
第2ストローク(全押し)でレリーズスイッチSW2が
ONになるように構成されている。
【0043】次に、上記レンズMPU31の具体的動作
について、図2のフローチャートを用いて説明する。な
お、この実施の第1の形態では、上記スイッチSW1の
ONによって、三脚検知を開始する例を想定している。
【0044】レンズをカメラに装着すると、カメラMP
U43からレンズMPU31へシリアル通信がなされ、
レンズMPU31はステップ#1から動作を開始する。
【0045】まず、ステップ#1において、レンズ制
御,像振れ補正制御のための初期設定を行い、次のステ
ップ#2においては、ISSW41,A/MSW42の
状態検出やズーム・フォーカス位置検出装置38よりレ
ンズのズーム,フォーカスの状態を検出する。そして、
次のステップ#3において、カメラMPU43からフォ
ーカス駆動要求通信があったかどうかを判定する。もし
フォーカス駆動要求があればステップ#4へ進み、カメ
ラMPU43からフォーカスレンズの駆動量が指令され
るので、それに応じてモータドライバー39を駆動して
フォーカス駆動制御を行う。
【0046】また、上記ステップ#3にてフォーカス駆
動要求がなければステップ#5へ進み、ここではカメラ
MPU43からの通信,ISSW41の状態に応じて、
モータドライバー37を駆動してロック・アンロックの
制御をすると共に像振れ補正開始フラグIS_STAR
Tの設定を行う。そして、次のステップ#6において、
カメラMPU43から全駆動停止(レンズ内のアクチュ
エータの全駆動を停止する)命令を受信したかどうかの
判定を行う。カメラ側で何も操作がなされないと、暫く
してからカメラMPU43からこの全駆動停止命令が送
信される。するとステップ#7へ進み、全駆動停止制御
を行う。ここでは全アクチュエータ駆動を停止し、レン
ズMPU31をスリープ(停止)状態にする。そして、
像振れ補正装置への給電も停止する。その後、カメラ側
で何か操作が行われると、カメラMPU43はレンズM
PU31に通信を送り、スリープ状態を解除する。
【0047】これらの動作の間に、カメラからの通信に
よるシリアル通信割込み、像振れ補正制御割込みの要求
があれば、それらの割込み処理を行う。
【0048】シリアル通信割込み処理は、通信データの
デコードを行い、このデコード結果に応じて、例えば絞
り駆動などのレンズ処理を行う。そして、通信データの
デコードによって、スイッチSW1のON、レリーズス
イッチSW2のON、シャッタ秒時、カメラの機種等を
判別できる。これにより、カメラのスイッチSW1のO
Nで三脚検知を開始し、レリーズスイッチSW2のON
で三脚検知を中断することができる。この詳細な動作は
後述する。
【0049】また、像振れ補正割込みは,一定周期毎
(例えば500μsec )に発生するタイマー割り込みで
ある。そして、ピッチ方向(縦方向)制御とヨー方向
(横方向)制御を交互に行うので、この場合の片方向の
サンプリング周期は1msecとなる。また、制御方法は両
方向とも同様である部分が多いのでプログラムは一系統
のみ作成する。制御方法(演算係数等)は同じでも演算
などの結果は当然ピッチ方向とヨー方向で別々のデータ
となるので、ピッチとヨーでそれぞれ基準アドレスを設
定し、演算結果などのデータをRAMの間接アドレスで
指定し、基準アドレスをピッチ制御時とヨー制御時で切
り換えることによって演算を行っている。
【0050】カメラのメイン動作中に像振れ補正割り込
みが発生すると、レンズMPU31は、図3に示すフロ
ーチャートのステップ#11から像振れ補正の制御を開
始する。三脚検知動作もこの像振れ補正割り込みの中で
行う。
【0051】まず、ステップ#11において、振れセン
サ32である角速度センサの出力をA/D変換する。次
のステップ#12においては、像振れ補正開始フラグI
S_STARTの状態の判定を行い、像振れ補正開始フ
ラグがクリアされているならばステップ#13へ進み、
像振れ補正を行わないのでハイパス、積分演算の初期化
を行い、図4のステップ#25へ進む。
【0052】一方、像振れ補正開始フラグがセットされ
ているならばステップ#14へ進み、像振れ補正を動作
するためにハイパスフィルタ演算を行う。また、像振れ
補正の開始から2〜3秒は時定数切り換えを行い、立ち
上がりの像揺れを緩和することも行う。又三脚支持か手
持ちかによって時定数を変更している。
【0053】次のステップ#15においては、スイッチ
SW1がONされたかどうかの判定を行い、該スイッチ
SW1がONされていれば三脚検知を開始する為にステ
ップ#16へ進み、ハイパスフィルタ演算を行う。ここ
では上記ステップ#14のハイパスフィルタ演算よりも
カットオフ周波数が高いハイパスフィルタ演算を行う。
これは振れセンサ32のドリフトをなるべく除去するた
めである。そして、次のステップ#17において、ロー
パスフィルタ演算を行う。これは、ノイズ成分を除去す
るためである。
【0054】次のステップ#18においては、レリーズ
スイッイSW2がONされたかどうかの判定を行い、該
レリーズスイッチSW2がONされていなければステッ
プ#19以降へと進み、三脚検知を動作を開始し、一
方、レリーズスイッチSW2がONされていればステッ
プ#24へ進み、三脚検知動作を中断する。
【0055】ステップ#19においては、上記ステップ
#17での演算結果が前回サンプリングまでの最大値・
最小値を超えていないかを比較し、超えていれば最大値
もしくは最小値を更新する。そして、次のステップ#2
0において、最大値と最小値の差が所定値Dより小さい
かどうかの判定を行い、所定値より小さければステップ
#21へ進み、最大値と最小値の差が所定値Dより小さ
いので、三脚支持と判定する(S_KYAKUフラグ=
1)。また、最大値と最小値の差が所定値Dより大きけ
ればステップ#20からステップ22へ進み、ここでは
最大値と最小値の差が所定値Dより大きいので、手持ち
と判定する(S_KYAKUフラグ=0)。
【0056】また、上記ステップ#15にてスイッチS
W1がONしていなければステップ#23へ進み、ここ
では三脚検知用のハイパス・ローパス・最大値最小値の
初期化を行い、前述したステップ#22へ進む。
【0057】ステップ#24においては、設定された特
性(三脚支持か手持ちかで像振れ補正特性を変更する場
合も含む)の積分演算を行う。この結果は角変位データ
θになる。パンニングされた場合は、振れ角変位に応じ
て積分のカットオフ周波数を切り換えることも行ってい
る。次の図4のステップ#25においては、ズーム・フ
ォーカスの位置によって振れ角変位に対する補正レンズ
の偏心量(敏感度)が変化するので、その調整を行う。
具体的には、ズーム及びフォーカスの位置をそれぞれい
くつかのゾーンに分割し、各ゾーンにおける平均的な防
振敏感度(deg/mm)をテーブルデータから読み出し、補
正レンズ駆動データに変換する。その演算結果は、レン
ズMPU31内のSFTDRVで設定されるRAM領域
に格納する。
【0058】次のステップ#26においては、補正レン
ズの位置検出を行うレンズ位置検出装置34の出力をA
/D変換し、A/D結果をレンズMPU31内のSFT
PSTで設定されるRAM領域に格納する。そして、ス
テップ#27において、フィードバック演算(SFTD
RV−SFTPST)を行い、次のステップ#28にお
いて、ループゲインと上記ステップ#26の演算結果を
乗算し、続くステップ#29において、安定な制御系に
するために位相補償演算を行う。最後にステップ#30
において、上記ステップ#29の結果をPWMとしてレ
ンズMPU31のポートに出力し、割込みを終了する。
【0059】前記レンズMPU31のポート出力はコイ
ルドライバ36に入力し、ムービングマグネットによっ
て補正レンズが駆動され、像振れが補正が行われる。
【0060】以上のように、ステップ#15にてカメラ
のスイッチSW1のONに応じて三脚検知動作を開始
し、ステップ#18にてレリーズスイッチSW2のON
の判定結果によって三脚検知動作を中断するようにして
いるので、撮影時のミラー駆動衝撃やシャッタ駆動衝撃
が角速度センサ信号に影響を与え、三脚支持にもかかわ
らず手持ち状態となる等の誤検知を、特別な手段を設け
ることなく、確実に防ぐことができる。
【0061】また、この実施の第1の形態では、レリー
ズスイッチSW2のONによって三脚検知を中断する例
を示したが、ステップ#18でのレリーズスイッチSW
2のONの判定を、フィルム給送中であるかどうかの判
定に変更することによって、フィルム給送による振動が
角速度センサ信号に影響を与え、三脚支持にもかかわら
ず手持ち状態となる等の誤検知を確実に防ぐことができ
る。
【0062】また、カメラ内蔵ストロボのポップアップ
動作による判定でも、同様の効果を得ることができる。
【0063】(実施の第2の形態)本発明の実施の第2
の形態についても、上記実施の第1の形態と同様に一眼
レフカメラの交換レンズに適用した例を示すものであ
り、カメラのスイッチSW1のONによって三脚検知動
作を開始し、レリーズスイッチSW2のONによって三
脚検知判定レベルを変更するものである。また、三脚検
知の方法は、角速度センサの最大値が所定値D1又はD
2より小さければ三脚支持と判定するものとする。
【0064】図5は本発明の実施の第2の形態における
一眼レフカメラの交換レンズ側の主要部分の動作を示す
フローチャートであり、上記実施の第1の形態における
図3と同様の部分は同一のステップ番号を付し、その部
分の説明は省略する。また、図5以降の動作は、上記実
施の第1の形態における図4と全て同様であるのでその
説明も省略する。なお、該一眼レフカメラの回路構成は
図1と同様であるものとする。
【0065】上記実施の第1の形態における図3のフロ
ーチャートと異なる部分は、ステップ#31〜#36で
あり、この部分について詳述する。
【0066】ステップ#31においては、上記ステップ
#17での演算結果が前回サンプリングまでの最大値を
超えていないかを比較し、超えていれば最大値を更新す
る。次のステップ#32においては、レリーズスイッチ
SW2がONされたかどうかの判定を行い、該レリーズ
スイッチSW2がONされていなければステップ#33
へ進み、ここでは最大値が所定値D1より小さいかどう
かの判定を行う。この結果、所定値より小さければステ
ップ#35へ進み、大きければステップ#36へ進む。
【0067】また、上記ステップ#32にてレリーズス
イッチSW2がONされていればステップ#34へ進
み、ここでは最大値が所定値D2より小さいかどうかの
判定を行い、所定値D2より小さければステップ#35
へ進み、大きければステップ#36へ進む。ここで、所
定値D2の値をカメラの撮影中に発生する振動量より大
きく設定することで、撮影中に発生する振動による三脚
支持検知の誤検知を防ぐことができる。
【0068】ステップ#35へ進むと、ここでは最大値
が所定値D1もしくはD2より小さいので、三脚支持と
判定する(S_KYAKU=1)。また、ステップ#3
6へ進むと、ここでは最大値が所定値D1もしくはD2
より大きいので、手持ちと判定する(S_KYAKU=
0)。その後は、何れの前述したステップ#24以降の
動作を実行する。
【0069】以上の実施の第2の形態によれば、ステッ
プ#15にてスイッチSW1のONに応じて三脚検知動
作を開始し、ステップ#32にてレリーズスイッチSW
2がONか否かの判定結果によって三脚検知判定レベル
を変更している(ステップ#33,34)ので、撮影時
のミラー駆動衝撃やシャッタ駆動衝撃が角速度センサ信
号に影響を与え、三脚支持にもかかわらず手持ち状態と
なる等の誤検知を、特別な手段を設けることなく、確実
に防ぐことができる。
【0070】また、レリーズスイッチSW2がONによ
って三脚検知を中断する例を示したが、ステップ#18
でのレリーズスイッチSW2がON判定を、フィルム給
送中であるかどうかの判定に変更することによって、フ
ィルム給送による振動が角速度センサ信号に影響を与
え、三脚支持にもかかわらず手持ち状態となる等の誤検
知を防ぐことができる。
【0071】また、カメラ内蔵ストロボのポップアップ
動作による判定でも、同様の効果を得ることができる。
【0072】本実施例において、請求項5の支持状態検
知手段はレンズMPU31であり、その動作は図4のス
テップ#16,17及びステップ#33〜ステップ#3
6であり、支持状態検知制御手段はレンズMPU31で
あり、その動作は図4のステップ#32〜ステップ#3
4である。
【0073】(実施の第3の形態)本発明の実施の第3
の形態についても、上記実施の第1及び第2の形態と同
様に一眼レフカメラの交換レンズに適用したものであ
り、カメラのスイッチSW1のONによって三脚検知動
作を開始し、レリーズスイッチSW2がONとなると装
着されたカメラに応じて三脚検知動作を中断したり、そ
のまま継続したりする例を示すものである。
【0074】図6は本発明の実施の第2の形態における
一眼レフカメラの交換レンズ側の主要部分の動作を示す
フローチャートであり、上記実施の第1の形態における
図3と同様の部分は同一のステップ番号を付し、その部
分の説明は省略する。また、図6以降の動作は、上記実
施の第1の形態における図4と全て同様であるのでその
説明も省略する。なお、該一眼レフカメラの回路構成は
図1と同様であるものとする。
【0075】上記実施の第2の形態における図3のフロ
ーチャートと異なる部分は、ステップ#41〜#46で
あり、この部分について詳述する。
【0076】ステップ#41においては、レリーズスイ
ッチSW2がONされたかどうかの判定を行い、該レリ
ーズスイッチSW2がONされていなければステップ#
43へ進み、上記ステップ#17での演算結果が前回サ
ンプリングまでの最大値もしくは最小値を超えていない
かを比較し、超えていれば最大値もしくは最小値を更新
する。そして、次のステップ#44において、最大値と
最小値の差が所定値Dより小さいかどうかの判定を行
う。この結果、最大値と最小値の差が所定値Dより小さ
ければステップ#45へ進み、三脚支持と判定し(S_
KYAKU=1)、一方、最大値と最小値の差が所定値
Dより大きければステップ#46へ進み、手持ちと判定
する(S_KYAKU=0)。その後はステップ#24
以降の動作を実行する。
【0077】また、上記ステップ#41にてレリーズス
イッチSW2がONされていればステップ#42へ進
み、ここでは装着されているカメラの機種がカメラAで
あるかどうかの判定を行い、カメラAであれば前述した
ステップ#43以降の動作を実行する。また、カメラA
でなければステップ#24へ進み、三脚検知動作を中断
する。
【0078】ここで、カメラAとして具体的な例を挙げ
ると、ミラー駆動を行わないカメラ、ミラー駆動もしく
はシャッタ駆動の振動の少ないカメラ、デジタルカメラ
などであり、撮影中の振動が少ないカメラである。
【0079】以上の実施の第3の形態によれば、ステッ
プ#15にてスイッチSW1のONに応じて三脚検知動
作を開始し、ステップ#41にてレリーズスイッチSW
2がONか否かの判定結果と、ステップ#42にて装着
されているカメラ機種判別結果によって、三脚検知動作
を中断したり、そのまま継続したりしているので、撮影
時でもカメラに応じた最適な三脚検知を行うことができ
る。
【0080】(実施の第4の形態)本発明の実施の第4
の形態は、上記実施の第1〜第3の形態と同様に一眼レ
フカメラの交換レンズに適用した例を示すものであり、
スイッチSW1のONによって三脚検知動作を開始し、
レリーズスイッチSW2がONとなると装着されたカメ
ラに応じて三脚検知判定レベルを変更するものである。
【0081】図7は本発明の実施の第3の形態における
一眼レフカメラの交換レンズ側の主要部分の動作を示す
フローチャートであり、上記実施の第1の形態における
図3と同様の部分は同一のステップ番号を付し、その部
分の説明は省略する。また、図7以降の動作は、上記実
施の第1の形態における図4と全て同様であるのでその
説明も省略する。なお、該一眼レフカメラの回路構成は
図1と同様であるものとする。
【0082】上記実施の第1の形態における図3のフロ
ーチャートと異なる部分は、ステップ#51〜#58で
あり、この部分について詳述する。
【0083】ステップ#51においては、上記ステップ
#17での演算結果が前回サンプリングまでの最大値を
超えていないかを比較し、超えていれば最大値を更新す
る。次のステップ#52においては、レリーズスイッチ
SW2がONされたかどうかの判定を行い、該レリーズ
スイッチSW2がONされていなければステップ#54
へ進み、ここでは最大値が所定値D1より小さいかどう
かの判定を行い、所定値D1より小さければ後述するス
テップ#57へ、大きければステップ#58へ、それぞ
れ進む。
【0084】また、上記ステップ#52にてレリーズス
イッチSW2がONされていればステップ#53へ進
み、ここでは装着されているカメラの機種がカメラAで
あるかどうかの判定を行い、カメラAであればステップ
#56へ進み、カメラAでなければステップ#55へ進
み、装着されているカメラに応じた三脚検知判定レベル
で三脚検知動作を行う。
【0085】ここで、カメラAとして具体的な例をあげ
ると、ミラー駆動を行わないカメラ、ミラー駆動もしく
はシャッタ駆動の振動の少ないカメラ、デジタルカメラ
などであり、撮影中の振動が少ないカメラである。
【0086】ステップ#55においては、最大値が所定
値D2より小さいかどうかの判定を行い、所定値D2よ
り小さければ後述するステップ#57へ、大きければス
テップ#58へ、それぞれ進む。また、ステップ#56
においては、最大値が所定値D3より小さいかどうかの
判定を行い、所定値D3より小さければ後述するステッ
プ#57へ、大きければステップ#58へ、それぞれ進
む。
【0087】ここで、所定値D2及びD3の値を、それ
ぞれのカメラの撮影中に発生する振動量より大きく設定
することで、撮影中に発生する振動による誤検知を防ぐ
ことができる。
【0088】ステップ#57においては、最大値が所定
値D1,D2もしくはD3より小さいので、三脚支持と
判定し(S_KYAKU=1)、ステップ#58におい
ては、最大値が所定値D1,D2もしくはD3より大き
いので、手持ちと判定する(S_KYAKU=0)。そ
の後は、何れもステップ#24以降の動作を実行する。
【0089】以上の実施の第4の形態によれば、ステッ
プ#15にてスイッチSW1のONに応じて三脚検知動
作を開始し、ステップ#52にてカメラのレリーズスイ
ッチSW2がONの判定結果と、ステップ#55,#5
6での装着されているカメラ機種判別結果によって、三
脚検知判定レベルを変更しているので、撮影時でもカメ
ラに応じた最適な三脚検知を行うことができる。
【0090】以上の実施の各形態によれば、レリーズス
イッチSW2がONすると、支持状態検出動作を中断し
たり、検出判定レベルを変更したりするので、ミラー駆
動やシャッター駆動などの手振れ以外の振動による誤検
知を防止することができる。
【0091】また、交換レンズ方式のカメラシステムの
場合、装着されているカメラによって撮影中の支持状態
検出動作を中断したり、検出レベルを変更したりするの
で、撮影中もカメラに応じた最適な支持状態検出を行う
ことができる。
【0092】(発明と実施の形態の対応)上記実施の第
1の形態において、レンズMPU31内の図3のステッ
プ#16,17及びステップ#19〜#22の動作を実
行する部分、レンズMPU31内の図5のステップ#1
6,17及びステップ#33〜#36の動作を実行する
部分、レンズMPU31内の図6のステップ#16,1
7及びステップ#43〜#46の動作を実行する部分、
又は、レンズMPU31内の図7のステップ#16,1
7及びステップ#54〜#58の動作を実行する部分
が、本発明の支持状態検知手段に相当する。
【0093】また、レンズMPU31内の図3のステッ
プ#18の動作を実行する部分、レンズMPU31内の
図5のステップ#32〜#34の動作を実行する部分、
レンズMPU31内の図6のステップ#41,#42の
動作を実行する部分、又は、レンズMPU31内の図7
のステップ#52〜#56の動作を実行する部分が本発
明の支持状態検知制御手段に、それぞれ相当する。
【0094】(変形例)上記の実施の各形態では、デジ
タル制御で行う例を示したが、アナログ制御で行っても
良い。
【0095】また、像振れ補正装置は交換レンズに組み
込んだ例を示したが、像振れ補正装置が交換レンズ内に
なく、交換レンズの前方に取り付けるコンバージョン・
レンズのどの中に入る付属品としての形態をとっても良
い。
【0096】また、レンズシャッタカメラ,ビデオカメ
ラなどのカメラに適用しても良く、更には、その他の光
学機器や他の装置、構成ユニットとしても適用すること
ができる。
【0097】また、上記実施の形態では、振れセンサと
して角速度センサを例にしているが、角加速度センサ,
加速度センサ,速度センサ,角変位センサ,変位セン
サ、更には画像振れ自体を検出する方法など、振れが検
出できるものであればどのようなものであってもよい。
【0098】また、支持状態検出方法として、振れ角速
度の最大値・最小値の差を求める方法を示したが、振れ
加速度・変位でも良く、最大値・最小値の差ではなく最
大値の大きさだけでも良く、支持状態が検出できればど
のような方法でも良い。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,3,5
又は6記載の本発明によれば、所定の動作中に振れ検出
手段の出力を用いることによって支持状態の検知を誤っ
てしてしまうことを防止し、常に正確な支持状態検知を
行うことができる支持状態検知装置又は像振れ補正機能
付きカメラを提供できるものである。
【0100】また、請求項8,10,15又は16記載
の本発明によれば、種類の異なるカメラが装着されて
も、常に正確な支持状態検知を行うことができる像振れ
補正機能付き交換レンズを提供できるものである。
【0101】また、請求項23又は29記載の本発明
は、所定の動作中に振れ検出手段の出力を用いることに
よって支持状態の検知を誤ったとしても、不適正な像振
れ補正が行われてしまうのを防止することができる像振
れ補正機能付きカメラ又は像振れ補正のための装置を提
供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に係る一眼レフカメ
ラ用の交換レンズの構成を示すブロック図である。
【図2】図1のレンズMPUでのメイン動作を示すフロ
ーチャートである。
【図3】本発明の実施の第1の形態に係る像振れ補正制
御動作の一部を示すフローチャートである。
【図4】図3の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明の実施の第2の形態に係る像振れ補正制
御動作の一部を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の第3の形態に係る像振れ補正制
御動作の一部を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の第4の形態に係る像振れ補正制
御動作の一部を示すフローチャートである。
【図8】従来の像振れ補正装置の構成を説明する為の斜
視図である。
【図9】従来の像振れ補正装置の構成の一例を示す分解
斜視図である。
【図10】従来の像振れ補正装置の電気的構成の一例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
31 レンズMPU 32 振れセンサ 34 レンズ位置検出装置 36 振れ補正駆動用ドライバー 37 ロック用モータドライバー 41 像振れ補正選択スイッチ(ISSW) 44 レリーズ釦 SW1 スイッチ

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振れ状態を検出する振れ検出手段の検出
    結果に基づいてカメラの支持状態を検知する支持状態検
    知手段と、カメラの所定の動作が開始されることを検知
    することにより、前記支持状態の検知動作を一時中断さ
    せる支持状態検知制御手段とを有することを特徴とする
    支持状態検知装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の動作は、前記振れ検出手段に
    誤検出させる程の振動を与える動作であり、前記支持状
    態検知制御手段は、前記所定の動作中は、前記支持状態
    検知手段による支持状態の検知動作を中断させることを
    特徴とする請求項1記載の支持状態検知装置。
  3. 【請求項3】 振れ状態を検出する振れ検出手段の検出
    レベルと複数のうちの選択される支持状態判定レベルと
    の比較によりカメラの支持状態を検知する支持状態検知
    手段と、カメラの所定の動作が開始されることを検知す
    ることにより、前記支持状態検知判定レベルを変更する
    支持状態検知制御手段とを有することを特徴とする支持
    状態検知装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の動作は、前記振れ検出手段に
    誤検出させる程の振動を与える動作であり、前記支持状
    態検知制御手段は、前記所定の動作が開始される場合
    は、その他の動作が行われる際の支持状態判定レベルよ
    りも高い支持状態判定レベルを選択することを特徴とす
    る請求項3記載の支持状態検知装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の動作は、カメラのレリーズ動
    作であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載
    の支持状態検知装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の動作は、カメラのフィルム給
    送動作であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに
    記載の支持状態検知装置。
  7. 【請求項7】 前記支持状態検知手段は、カメラが三脚
    に固定されているか否かを検知するものであることを特
    徴とする請求項1〜6の何れかに記載の支持状態検知装
    置。
  8. 【請求項8】 振れ状態を検出する振れ検出手段と、該
    振れ検出手段の検出結果に基づいてカメラの支持状態を
    検知する支持状態検知手段と、前記振れ検出手段の検出
    結果に基づいて前記振れに起因する像振れを補正する像
    振れ補正手段と有する像振れ補正機能付きカメラであっ
    て、 カメラの所定の動作が開始されることを検知することに
    より、前記支持状態の検知動作を一時中断させる支持状
    態検知制御手段を有することを特徴とする像振れ補正機
    能付きカメラ。
  9. 【請求項9】 前記所定の動作は、前記振れ検出手段に
    誤検出させる程の振動を与える動作であり、前記支持状
    態検知制御手段は、前記所定の動作中は、前記支持状態
    検知手段による支持状態の検知動作を中断させることを
    特徴とする請求項8記載の像振れ補正機能付きカメラ。
  10. 【請求項10】 振れ状態を検出する振れ検出手段と、
    該振れ検出手段の検出結果に基づいてカメラの支持状態
    を検知する支持状態検知手段と、前記振れ検出手段の検
    出結果に基づいて前記振れに起因する像振れを補正する
    像振れ補正手段と有する像振れ補正機能付きカメラであ
    って、 カメラの所定の動作が開始されることを検知することに
    より、前記支持状態検知判定レベルを変更する支持状態
    検知制御手段を有することを特徴とする像振れ補正機能
    付きカメラ。
  11. 【請求項11】 前記所定の動作は、前記振れ検出手段
    に誤検出させる程の振動を与える動作であり、前記支持
    状態検知制御手段は、前記所定の動作が開始される場合
    は、その他の動作が行われる際の支持状態判定レベルよ
    りも高い支持状態判定レベルを選択することを特徴とす
    る請求項10記載の像振れ補正機能付きカメラ。
  12. 【請求項12】 前記所定の動作は、カメラのレリーズ
    動作であることを特徴とする請求項8〜11の何れかに
    記載の像振れ補正機能付きカメラ。
  13. 【請求項13】 前記所定の動作は、カメラのフィルム
    給送動作であることを特徴とする請求項8〜11の何れ
    かに記載の像振れ補正機能付きカメラ。
  14. 【請求項14】 前記支持状態検知手段は、カメラが三
    脚に固定されているか否かを検知するものであることを
    特徴とする請求項8〜13の何れかに記載の像振れ補正
    機能付きカメラ。
  15. 【請求項15】 前記支持状態検知手段により検知され
    る支持状態によって、前記像振れ補正手段による像振れ
    補正特性を変更する像振れ補正特性変更手段を有するこ
    とを特徴とする請求項8又は9記載の像振れ補正機能付
    きカメラ。
  16. 【請求項16】 振れ状態を検出する振れ検出手段と、
    該振れ検出手段の検出結果に基づいてカメラの支持状態
    を検知する支持状態検知手段と、前記振れ検出手段の検
    出結果に基づいて前記振れに起因する像振れを補正する
    像振れ補正手段とを有する像振れ補正機能付き交換レン
    ズであって、 該交換レンズが第1のカメラに装着されている場合に
    は、撮影動作中は、前記支持状態の検知動作を中断さ
    せ、第2のカメラに装着されている場合には、撮影動作
    中でも前記支持状態検知の動作は継続させる支持状態検
    知制御手段を有したことを特徴とする像振れ補正機能付
    き交換レンズ。
  17. 【請求項17】 振れ状態を検出する振れ検出手段と、
    該振れ検出手段の検出レベルと複数のうちの選択される
    支持状態判定レベルとの比較によりカメラの支持状態を
    検知する支持状態検知手段と、前記振れ検出手段の検出
    結果に基づいて前記振れに起因する像振れを補正する像
    振れ補正手段とを有する像振れ補正機能付き交換レンズ
    において、 該交換レンズが第1のカメラに装着されている場合と第
    2のカメラに装着されている場合とで、前記支持状態判
    定レベルを変更する支持状態検知制御手段を有したこと
    を特徴とする像振れ補正機能付き交換レンズ。
  18. 【請求項18】 前記支持状態検知手段は、該交換レン
    ズと該交換レンズが装着されるカメラより成るカメラシ
    ステムが三脚に固定されているか否かを検知するもので
    あることを特徴とする請求項16又は17記載の像振れ
    補正機能付き交換レンズ。
  19. 【請求項19】 前記第1のカメラは、撮影動作の過程
    において、前記振れ検出手段に誤検出させる程の振動を
    与える動作を含むものであり、前記第2のカメラは、撮
    影動作の過程において、前記振れ検出手段に誤検出させ
    る程の振動を与える動作を含まないものであることを特
    徴とする請求項16又は17記載の像振れ補正機能付き
    交換レンズ。
  20. 【請求項20】 前記振れ検出手段に誤検出させる程の
    振動を与える動作とは、撮影光束を変更する為のミラー
    駆動とシャッタ駆動の少なくとも一方であることを特徴
    とする請求項19記載の像振れ補正機能付き交換レン
    ズ。
  21. 【請求項21】 前記支持状態検知制御手段は、前記第
    1のカメラに装着されている場合には、前記第2のカメ
    ラに装着されている場合よりも前記支持状態判定レベル
    よりも高い支持状態判定レベルを選択することを特徴と
    する請求項17〜20の何れかに記載の像振れ補正機能
    付き交換レンズ。
  22. 【請求項22】 前記支持状態検知手段により検知され
    る支持状態によって、前記像振れ補正手段による像振れ
    補正特性を変更する像振れ補正特性変更手段を有するこ
    とを特徴とする請求項16又は17記載の像振れ補正機
    能付きカメラ。
  23. 【請求項23】 振れ状態を検出する振れ検出手段と、
    該振れ検出手段の検出結果に基づいてカメラの支持状態
    を検知する支持状態検知手段と、前記振れ検出手段の検
    出結果に基づいて前記振れに起因する像振れを補正する
    像振れ補正手段と有する像振れ補正機能付きカメラであ
    って、 前記支持状態検知手段の検知結果に応じて前記像振れ補
    正手段の動作特性を変更する特性変更手段と、カメラの
    所定の動作が開始されることを検知することにより、前
    記特性変更手段による特性変更を規制する規制手段とを
    有することを特徴とする像振れ補正機能付きカメラ。
  24. 【請求項24】 前記所定の動作は、前記振れ検出手段
    に誤検出させる程の振動を与える動作であり、前記規制
    手段は、前記所定の動作中は、前記特性変更手段による
    特性変更を行わないようにすることを特徴とする請求項
    8記載の像振れ補正機能付きカメラ。
  25. 【請求項25】 前記所定の動作は、カメラのレリーズ
    動作であることを特徴とする請求項23又は24に記載
    の像振れ補正機能付きカメラ。
  26. 【請求項26】 前記所定の動作は、カメラのフィルム
    給送動作であることを特徴とする請求項23又は24に
    記載の像振れ補正機能付きカメラ。
  27. 【請求項27】 前記支持状態検知手段は、カメラが三
    脚に固定されているか否かを検知するものであることを
    特徴とする請求項23又は24に記載の像振れ補正機能
    付きカメラ。
  28. 【請求項28】 前記規制手段は、前記カメラの所定の
    動作の開始が検知されることにより、前記特性変更手段
    による特性変更を禁止することを特徴とする請求項23
    〜27の何れかに記載の像振れ補正機能付きカメラ。
  29. 【請求項29】 振れ検出手段の出力に応じて像振れを
    補正する像振れ補正手段を動作させてカメラの像振れを
    補正する像振れ補正のための装置であって、 前記振れ検出手段の出力に応じてカメラの支持状態を検
    知する支持状態検知手段と、該支持状態検知手段の検知
    結果に応じて前記像振れ補正手段の動作特性を変更する
    特性変更手段と、カメラの所定の動作が開始されること
    に応じて、前記特性変更手段による特性変更を規制する
    規制手段とを有することを特徴とする像振れ補正のため
    の装置。
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