JP2000235043A - 衝撃センサ - Google Patents

衝撃センサ

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JP2000235043A
JP2000235043A JP3835599A JP3835599A JP2000235043A JP 2000235043 A JP2000235043 A JP 2000235043A JP 3835599 A JP3835599 A JP 3835599A JP 3835599 A JP3835599 A JP 3835599A JP 2000235043 A JP2000235043 A JP 2000235043A
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JP
Japan
Prior art keywords
case
sensor element
inner peripheral
sensor
impact
Prior art date
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Pending
Application number
JP3835599A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiko Taniguchi
文彦 谷口
Motoyuki Taji
基幸 田路
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、主として電子機器に用いられる衝
撃センサに関するものであって、衝撃センサの生産性を
向上させることを目的とする。 【解決手段】 センサ素子3の一端面7bをケース2の
内周側面2bに当接した状態で、その底面7aをケース
2の内周底面2aに接着し固定するものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として電子機器
に用いられる衝撃センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に衝撃センサは、ケース内部に板状
のセンサ素子が設けられたものであり、ケース外部から
の衝撃によってセンサ素子が振動し、これによって発生
した信号を出力するものとなっている。
【0003】従来、センサ素子はケースに取り付けるに
あたり、センサ素子の一部底面をケースの内周底面に接
着し固定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、衝撃セ
ンサは、センサ素子の振動によって衝撃を感知するもの
であるため、センサ素子の取付精度によってその性能が
大きく変化してしまうので、この取付作業が非常に緻密
な作業となり生産性に大きく影響を及ぼすものとなって
いた。
【0005】そこで本発明は、このような問題を解決
し、衝撃センサの生産性を向上させることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そして、この目的を達成
するために本発明は、センサ素子の一端面をケースの内
周側面に当接した状態で、その底面をケースの内周底面
に接着し固定するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ケースと、このケースの内周底面に実装されたセン
サ素子とを備え、前記センサ素子は板状の感知部と、こ
の感知部の一端に設けられた支持部とからなり、前記支
持部の一端面を前記ケースの内周側面と当接するととも
に、この支持部の底面を前記ケースの内周底面に固定し
たことを特徴とする衝撃センサであって、センサ素子に
設けられた支持部の底面がケース内周底面に接続された
状態で、さらに支持部の一端面がケース内周側面に当接
するので、センサ素子の方向性が規定されるので、衝撃
センサの生産性が向上できる。
【0008】本発明の請求項2に記載の発明は、支持部
が当接したケースの内周側面と、前記ケースの内周底面
とで形成される角部を窪ませたことを特徴とする請求項
1に記載の衝撃センサであって、支持部が接するケース
内の連続する二面間で形成される角部を窪ませること
で、センサ素子の方向性をより高精度のものと出来るの
である。
【0009】本発明の請求項3に記載の発明は、ケース
を、ケースの内周底面と、支持部が当接する内周側面と
を積層成形によって構成したことを特徴とする請求項1
または請求項2に記載の衝撃センサであって、センサ素
子に設けられた支持部が接するケース内の連続する二面
間で形成される角部を容易に窪ませることが出来るので
ある。
【0010】以下本発明の一実施形態を図を参照しなが
ら説明する。
【0011】図1は、コンピュータのハードディスク等
に取り付けられる衝撃センサ1の斜視図である。
【0012】この衝撃センサ1は、矩形状のケース2内
にセンサ素子3を実装した構成となっており、ケース2
に対して外部から衝撃が加わることで内部に設けられた
センサ素子3が湾曲し、衝撃を電気信号に変換し出力す
るようになっている。
【0013】ケース2は、上面が開口した矩形形状であ
り、センサ素子3を実装するケース2の内周底面の一部
は上方に突出した台地状となっている。
【0014】また、センサ素子3は、板状の圧電単結晶
からなるバイモルフ素体4の両主面にそれぞれ表面電極
5を設けたものであり、外部から衝撃を受けることによ
り湾曲し電気信号を発生する感知部6と、この感知部6
の一端側において設けられ、センサ素子3をケース2に
固定する板幅が大きくなった支持部7とを一体化したL
字状の構造となっている。
【0015】このような衝撃センサ1では、外部からの
衝撃がケース2を介してセンサ素子3に伝えられるため
センサ素子3とケース2との一体性が非常に重要なもの
となるとともに、感知部6の湾曲する度合いによって出
力する電気信号の大きさが決まるので、ケース2に対す
るセンサ素子3の取り付け方向も非常に重要なものとな
るのである。
【0016】この衝撃センサ1は、ケース2に対するセ
ンサ素子3の取付構造が、支持部7の底面7aをケース
2の内周底面2aに接着しただけのものでなく、支持部
7の後端面7bをケース2の内周側面2bに当接したも
のとしている。このことにより、支持部7がケース二の
異なる二つの面で支持されるので、ケース2とセンサ素
子3の一体性が高いものとなる。さらにケース2にセン
サ素子3を取り付ける際に於いても、支持部7の一端面
7bをケース2の内周側面2bに当接させながら支持部
7の底面7aをケース2の内周底面2aに接着できるの
で、緻密な位置合わせをする必要がなく必要性が向上す
るとともに、ケース2に対するセンサ素子3の取り付け
方向が安定し、量産過程に於ける製品間の特性バラツキ
を抑制することが出来ることになる。
【0017】また、センサ素子3は、先ず図2に示され
る複数のバイモルフ素体4が一体となったウエハ8を形
成し、次いで図3に示されるように、ウエハ8の外周面
全体に電極9を成形して、このウエハ8の破線で示す位
置をダイシングマシン等を用いて切断し個々のセンサ素
子3を成形するので、図4に示されるように切断によっ
て形成されたセンサ素子3の各端面10がそれぞれ十分
な精度をもったものとなるのである。
【0018】そして、このようなセンサ素子3を実装す
るケース2を作製する場合、一般には図5に示す如く金
型11を用いたプレス成形が用いられるのであるが、プ
レス成形に用いられる金型11は、その抜けを考慮し金
型11の稜線部にテーパー12を設けるため、この金型
11によって成形されたケース2の角部には傾斜13が
形成されるので、破線で示す如くセンサ素子3を実装し
た場合、支持部7の一端面7bと底面7aとで形成され
る稜線部分がその傾斜13にあたってしまい、支持部7
の一端面7bがケース2の内周側面2bと十分に当接で
きないものとなるのである。
【0019】そこで、本実施形態では、このケース2を
成形するにあたって、ケース2を図6に示す如く底面を
形成する底部14と、センサ素子3の支持部7の底面7
aが当接する台地部15と、外周側面を形成する側壁部
16の三つの層に分けて、各層14,15,16をそれ
ぞれセラミックグリーンシートで形成し、これらを積層
した後に一体焼成するといった積層成形方法によって成
形したのである。
【0020】このようにしてケース2を成形した場合、
各層14,15,16を積層し押圧した時点で、図7に
示すように各層14,15,16の継ぎ目部分が窪んだ
状態となるのである。よって、支持部7の一端面7bを
ケース2の内周側面2bに対して十分に当接させること
が出来るとともに、容易な工法によってセンサ素子3が
接するケース2の内周底面2a及び内周側面2bとで形
成される角部にも窪みを形成することが出来るのであ
る。
【0021】なお、本一実施形態において説明した衝撃
センサ1は、センサ素子3に設けられた感知部6が湾曲
することで衝撃を検出するものとしたが、感知部6が湾
曲するような外部応力、例えば振動、加速度、及び角加
速度などを検知することも可能なものである。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、センサ素
子の一端面をケースの内周側面に当接した状態で、その
底面をケースの内周底面に接着し固定するものとしたの
で、センサ素子に設けられた支持部の底面がケース内周
底面に接続された状態で、さらに支持部の一端面がケー
ス内周側面に当接し、これによりセンサ素子の方向性が
規定され、衝撃センサの生産性が向上できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の衝撃センサを示す斜視図
【図2】同衝撃センサに用いられるセンサ素子の基とな
るウエハを示す斜視図
【図3】同ウエハに電極を成形した状態を示す斜視図
【図4】同ウエハから形成されたセンサ素子の断面図
【図5】同衝撃センサに用いられるケースの組立方法を
示す断面図
【図6】同衝撃センサに用いられるケースの他の組立方
法を示す斜視図
【図7】同組立方法を用いて作製した衝撃センサを示す
断面図
【符号の説明】
2 ケース 2a 内周底面 2b 内周側面 3 センサ素子 6 感知部 7 支持部 7a 底面 7b 一端面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、このケースの内周底面に実装
    されたセンサ素子とを備え、前記センサ素子は板状の感
    知部と、この感知部の一端に設けられた支持部とからな
    り、前記支持部の一端面を前記ケースの内周側面と当接
    するとともに、この支持部の底面を前記ケースの内周底
    面に固定したことを特徴とする衝撃センサ。
  2. 【請求項2】 支持部が当接したケースの内周側面と、
    前記ケースの内周底面とで形成される角部を窪ませたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の衝撃センサ。
  3. 【請求項3】 ケースは、ケースの内周底面と、支持部
    が当接する内周側面とを積層成形によって構成したこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の衝撃セン
    サ。
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