JP2010043926A - 加速度検知ユニット、及び加速度センサ - Google Patents

加速度検知ユニット、及び加速度センサ Download PDF

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Abstract

【課題】小型で加速度検出精度のよい加速度検知ユニット及び加速度センサを得る。
【解決手段】加速度の印加によって変位しない固定部材6、及び固定部材に梁7にて支持
される可動部材8を備えた水晶製の素子支持部材5と、応力感応部及び該応力感応部の両
端部に夫々一体化された固定端を有した水晶製の応力感応素子11と、を備え、応力感応
素子は、固定部材と可動部材とによって両固定端を夫々支持された加速度検知ユニットで
あって、素子支持部材の適所に、水晶の結晶軸方向を示す切欠き部、或いはマーキングか
ら成るアライメント用の第1の指標部9を非対称に配置すると共に、応力感応素子の適所
に、水晶の結晶軸方向を示すと共にアライメント用の第2の指標部16を非対称に配置し
て構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、加速度検知ユニット、及び加速度センサに関し、特に応力感応素子と、その
支持部材とに同一材料を用いると共に、指標部を用いてアライメントの改善を図った小型
加速度検知ユニット、及び加速度センサに関するものである。
加速度センサは従来から自動車、航空機、ロッケットから各種プラントの異常振動監視
等まで、広く使用されている。特許文献1には、圧電振動型の加速度センサが開示されて
いる。図9(a)は加速度センサの平面図であり、同図(b)はQ−Q断面図である。加
速度センサ60は、一端のみをパッケージにより支持された片持ち梁62と、この片持ち
梁62に取り付けられた応力検出素子72と、これらを収容するパッケージ80(パッケ
ージ本体80a、蓋部材80b)と、を備えている。片持ち梁62は、金属(例えばアル
ミニウム、真鍮等)等の弾性変形可能な部材により構成され、固定端66、自由端64、
及び梁部68より構成されている。自由端64は、固定端66に加速度が印加されると、
慣性力の作用を受ける部位であり、梁部68に撓みを生じさせる錘の役割を担っている。
梁部68は、固定端66と自由端64とを接続する要素であり、加速度センサ本体60a
に加速度が印加されると撓みが生じる。
加速度の検出方向は、図9のZ軸方向であり、梁部68が平板状に形成されていること
より、加速度検出軸方向と直交するY軸方向への揺動を防止している。
梁部68の長手方向中央部には溝70が形成されており、梁部68に撓みが生じた場合
、固定端66の上面と自由端64の上面とは互いに反対向きの傾斜となる。溝70を梁部
68の中央に形成すれば、梁部68は中央で撓むこととなり、片持ち梁62の固定端66
と自由端64とにそれぞれ固定された応力検出素子の両端部にせん断応力が生じる。
応力検出素子72には、双音叉型圧電振動片を用いている。双音叉型圧電振動片72は
、両端部に形成された2つの基部74、76の間に、2本のビームの振動部78を平行に
差し渡した振動片である。
加速度センサ60の動作原理は、図9に示す加速度センサ60に加速度検出軸方向(Z
軸方向)の加速度が印加されると、片持ち梁62の自由端64には慣性力が作用し、梁部
68は、溝70を基点として撓む。梁部68が撓むことにより双音叉型振動片72には引
張り応力、又は圧縮応力が作用し、この応力により双音叉型振動片72の共振周波数が増
加、又は減少する。この周波数変化より印加された加速度の大きさを検出する。
片持ち梁と、双音叉型圧電振動片とを共に水晶材料で構成し、温度特性を改良した加速
度センサの梁構造が特許文献2に開示されている。図10は特許文献2に係る加速度セン
サの梁構造を示しており、同図において符号90は、2つの振動ビーム91を有する水晶
双音叉振動素子であり、符号92は水晶双音叉振動素子90の接着部(固定端)である。
符号100は、水晶双音叉振動素子90と同一カットの水晶基板により構成した梁である
。そして、水晶双音叉振動素子90の接着部92と当接する梁100の部分の板厚のみを
、他の部分の板厚よりも厚くした突起部110を梁100と一体的に形成し、突起部11
0と双音叉振動素子90の接着部92とは、接着剤等により接着、固定される。更に、梁
100の自由端には重り120を設け、重り120と対向する一端はベース130に固定
する。
図10に示すように構成した加速度センサのベース130を被測定物に固定し、矢印方
向に加速度を印加すると重り120は梁100を撓ませ、梁100に固定した水晶双音叉
振動素子90は、圧縮あるいは伸張応力を受け周波数が変化する。つまり、周波数の変化
量から加速度の大きさを測定する加速度センサである。梁100上に突起部110を形成
することにより、突起部110が無い場合に比べて水晶双音叉振動子90に加わる応力の
大きさが増加するため、梁100の板厚を薄くすることなく、且つ重り120の質量を増
加することなく、高感度の加速度センサを構成することができると開示されている。
また、特許文献3には、加速度を受けて揺動する重錘体、当該重錘体を支持しその揺動
によって歪められる起歪体、当該起歪体に貼り付けられ同様に歪められる圧電素子基板、
前記起歪体を支持する脚体、前記圧電素子基板等から電気信号を取り出す為のリード線及
び合成樹脂製の保護容器で構成される加速度センサが開示されている。前記圧電素子基板
は、四隅のうちの一方の隅部を切欠したマーカーが設けられ、加速度センサを組み立てる
ときの指標としている。
特開2008−39662公報 特開平2−248866号公報 特開2001−337102公報
しかしながら、片持ち梁及び水晶双音叉振動素子の形状寸法が小さく、例えば、長さが
数mm、厚さが1mm以下になると、特許文献1及び2で開示されているような手法を用
いて加速度検知ユニットを構成すると、加速度検出感度、加速度検出精度のバラツキが大
きくなるという問題があった。
また、特許文献3に開示の圧電素子基板のマーカーは、加速度検知ユニットの検出軸の
判別には役に立つが、加速度検知ユニットを組み立てる際のアライメントには不十分であ
るという問題があった。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、加速度検出精度の良い小型の加速
度検出ユニット、及び加速度センサを提供することにある。
本発明は、上記の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の
形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本発明に係る加速度検知ユニットは、加速度の印加によって変位しない固
定部材、及び前記固定部材に梁にて支持される可動部材を備えた水晶製の素子支持部材と
、応力感応部及び該応力感応部の両端部に夫々一体化された固定端を有した水晶製の応力
感応素子と、を備え、前記梁は、前記可動部材に加速度が印加されると前記可動部材を加
速度検出軸方向へ変位させるよう変形可能な可撓性を有する構成であり、前記応力感応素
子は、前記固定部材と前記可動部材とによって両固定端を夫々支持された加速度検知ユニ
ットであって、前記素子支持部材上の非対称位置に、水晶の結晶軸方向を示す切欠き部、
或いはマーキングから成るアライメント用の第1の指標部を配置すると共に、前記応力感
応素子上の非対称位置に、水晶の結晶軸方向を示すと共にアライメント用の第2の指標部
を配置したことを特徴とする加速度検知ユニットである。
以上のように素子支持部材及び応力感応素子の結晶軸方向を合わせ、且つアライメント
用の第1及び第2の指標部を用いて、双方の上下位置を正確に合わせて加速度検知ユニッ
トを構成すると、加速度検出精度、感度が改善されると共に、製造された加速度検知ユニ
ットの検出精度のバラツキが少なくなり、温度特性も改善されるという効果がある。
[適用例2]また、加速度検知ユニットは、前記素子支持部材と前記応力感応素子との
外形輪郭を一致させると共に、前記第1及び第2の指標部を手掛かりとして両者の位置ず
れを判定可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載の加速度検知ユニットである。
以上のように素子支持部材及と応力感応素子との外形輪郭と、第1及び第2の指標部と
を使って加速度検知ユニットを構成すると、素子支持部材及と応力感応素子との上下位置
を正確に貼り合わせすることが可能となり、加速度検知ユニットの加速度検出精度、感度
のバラツキが極めて少なくなるという効果がある。
[適用例3]また、加速度検知ユニットは、前記素子支持部材と前記応力感応素子との
対応する特定部位に夫々異なった形状、或いは異なった着色のマーキングを形成し、前記
応力感応素子側のマーキングと前記素子支持部材側のマーキングとの整合の有無を該応力
感応素子を透過して確認可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載の加速度検知ユ
ニットである。
以上のように素子支持部材と応力感応素子との対応する位置にハーフエッチング・パタ
ーンや蒸着パターンによるマーキングを設け、該マーキングを透過する光で整合の確認を
行えば、加速度検知ユニットの良否の判定が容易となり、加速度検出精度、感度のバラツ
キの極めて少ない加速度検知ユニットが得られるという効果がある。
[適用例4]また、加速度検知ユニットは、前記切欠き部が、前記素子支持部材、及び
前記応力感応素子の端縁に夫々形成される折り取り残渣を収容するための凹所であること
を特徴とする請求項1に記載の加速度検知ユニットである。
以上のように折り取り残渣を切欠き部とし、結晶軸方向の指標として用いれば、温度特
性の安定した加速度検知ユニットが得られるという効果がある。
[適用例5]また、加速度検知ユニットは、前記応力感応素子が、2つの前記固定端、
及び各固定端間を連設する2つの振動ビームを備えた圧電基板からなる応力感応部と、該
圧電基板の振動領域上に形成した励振電極と、を備えた双音叉型水晶振動素子であること
を特徴とする請求項1に記載の加速度検知ユニットである。
以上のように応力感応素子として双音叉型水晶振動素子を用いて加速度検知ユニットを
構成すると、加速度検知ユニットの加速度検出精度、感度が大幅に向上すると共に、温度
特性、再現性が改善されるという効果がある。
[適用例6]本発明に係る加速度センサは、請求項1に記載された加速度検知ユニット
と、該加速度検知ユニットを収容するパッケージと、を備えた加速度センサであって、前
記パッケージはパッケージ本体と蓋を有し、前記パッケージ本体の内底部に形成する電極
パターンの一部を、前記パッケージ本体の内底部の正規位置に前記加速度検知ユニットが
搭載された際における該加速度検知ユニットの外形輪郭線と合致する形状とし、位置ずれ
を判定可能に設定したことを特徴とする加速度センサである。
以上のように素子支持部材と応力感応素子とが所定の位置で正確に張り合わされた加速
度検知ユニットを用い、且つ加速度検知ユニットをパッケージ本体の内底部に形成する電
極パターンに位置合わせをして加速度センサを構成すると、加速度検出精度、感度及び温
度特性が向上し、加速度センサの検出精度、感度バラツキが減少するという効果がある。
[適用例7]加速度センサは、前記パッケージ本体の内底部と、前記素子支持部材と、
前記応力感応素子と、の対応する特定部位に夫々異なった形状、或いは異なった着色のマ
ーキングを形成し前記分割パッケージ側のマーキングと前記応力感応素子側のマーキング
と前記素子支持部材側のマーキングとの整合の有無を該応力感応素子を透過して確認可能
に構成したことを特徴とする請求項6に記載の加速度センサである。
以上のように素子支持部材と応力感応素子とが正確に張り合わされた速度検知ユニット
を用いて、パッケージ本体の内底部に形成するマーキングに前記速度検知ユニットに設け
た指標部を合わせ、その整合の有無を光の透過で確認すれば加速度センサの良否を容易に
判別することができるといい効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施
形態に係る加速度センサの構成を示す分解斜視図である。加速度センサは、加速度の印加
によって変位しない固定部材6、及び固定部材6に対して梁7を介して連結された可動部
材8を備えた水晶製の素子支持部材5と、応力感応部12及び該応力感応部12の両端部
に夫々一体化された固定端13、14を有した水晶製の応力感応素子11と、素子支持部
材5及び応力感応素子11を収容するパッケージ20(パッケージ本体20a、蓋体20
b)と、を備えている。
素子支持部材5は、同一厚さの矩形平板状の固定部材6と可動部材8の各対向端縁間を
梁7で連結した構造であり、固定部材6及び可動部材8の夫々の上面は、共に同一平面上
にある。梁7の厚さは、固定部材6(又は可動部材8)の厚さよりも薄く、固定部材6及
び可動部材8の側端面中央部に一体的に連結され、加速度が素子支持部材5の主面と直交
する方向(加速度検出軸方向)に印加されると、可動部材8を加速度検出軸方向へ変位さ
せるように梁7が撓むように構成されている。
素子支持部材5の一方の面(上面)の3つの角隅部には、図1に示すようにハーフエッ
チングパターンより成る例えば4つなどの複数の凹部を二行二列に並べた構成のアライメ
ント用の第1の指標部9が配置され、結果として各第1の指標部9は非対称な位置関係と
なっている。第1の指標部9を非対称に配置するのは水晶の結晶軸(+X軸)を特定する
ためである。なお、第1の指標部9は穴(切欠きを含む)、マーキング(印刷等)等で形
成してもよい。
素子支持部材5は、例えばフォトリソグラフィ技術とエッチング手法を用いて、矩形平
板状の水晶基板の主平面の一部を両面から対向するようにエッチング加工し、この部分を
梁7とし、未加工の一方を固定部材6、他方を可動部材8とする手法で形成することがで
きる。
応力感応素子11としては、図1に示すように、2つの固定端13、14、及び該固定
端13、14間を連設する2つの振動ビーム12aを備えた圧電基板として例えば水晶基
板からなる応力感応部12と、水晶基板の振動領域上に形成した励振電極(図示せず)と
、を備えた双音叉型水晶振動素子を用いる。しかし、応力感応素子11は、双音叉型水晶
振動素子11に限定するものではなく、2つの固定端、及び各固定端間を連設する振動領
域を備えた水晶基板からなる応力感応部と、該水晶基板の振動領域上に形成した励振電極
と、を備えた水晶振動素子であってもよい。
応力感応素子11の一方の固定端13上には、端子電極15を形成する際に、第2の指
標部16(蒸着パターン)を設け、他方の固定端14上には結晶軸方向を識別する文字等
から成るマーキング17を形成する。第2の指標部16は、矩形の固定端13の2つの角
隅部に、夫々固定部材6側の2つの第1の指標部9と対応するように配置する。
素子支持部材5と、応力感応素子11との外形輪郭寸法を同一に構成すれば、素子支持
部材5と応力感応素子11とを接着剤を用いて貼り合わせ、加速度検出ユニット3を構成
するときに、外形輪郭を正確に合わせることができる。このとき、素子支持部材5及び応
力感応素子11の夫々の+X軸方向を合わせるために、素子支持部材5上の第1の指標部
9(例えばハーフエッチングパターン)と、応力感応素子11上の第2の指標部16(蒸
着パターンによるマーキング)、及びマーキング17(蒸着パターン)を手掛かりとする

なお、本実施形態では、素子支持部材5と応力感応素子11の一面の3つの角隅部に夫
々指標部を設けることにより軸方向を確認するように構成したが、素子支持部材5と、応
力感応素子11との外形輪郭寸法が一致している場合には、何れか一つ、或いは2つの角
隅部に指標部を設けることで軸方向の確認は可能である。また、個々の指標部の形状、着
色を異ならせることにより指標部間の相違を識別できるように構成してもよい。
また、指標部を形成する位置は、素子支持部材5と応力感応素子11の一面の角隅部で
ある必要はなく、長辺、或いは短辺の中心部のような対称位置以外の非対称位置、例えば
長辺や短辺の中心部を外した非対称位置であれば、どのような位置であってもよい。この
ことは、本発明の他の実施形態においても同様に当てはまる。
加速度検出ユニット3を収容するパッケージは、2つの分割パッケージ片から成り、一
方の分割パッケージ片をパッケージ本体20a、他方の分割パッケージ片を蓋体20bと
する。パッケージ本体20aは、セラミックシートの積層体21で形成されており、その
形状は図1に示すように上面が開口した箱型をしている。パッケージ本体20aの内底部
の隅には台座部22が設けられ、台座部22上に電極パターン(パッド電極)23が形成
されている。このパッド電極23は、パッケージ本体20aの底面、或いは側面に形成さ
れる外部端子24と内部配線により導通している。パッケージ本体20aの開口部周縁に
はシールリング25が焼成されており、シールリング25にはニッケルメッキと、金メッ
キ等が施されている。
加速度センサは、パッケージ本体20aの台座部22上のパッド電極23に導電性接着
剤を塗布し、該導電性接着剤上に加速度検知ユニット3を載置し、導電性接着剤を硬化さ
せた後、シールリング25の上面に金属性の蓋体20bをシーム溶接等で気密溶接して構
成する。この際、パッケージ本体20a内部を真空に保つことにより、応力感応素子11
のQ値を高め、加速度センサの感度を高めることができる。図2(a)は、蓋体20bを
取り除いた加速度センサ1の斜視図であり、同図(b)はQ1−Q1における断面図であ
る。
加速度センサの動作を、図2(b)を用いて説明する。加速度センサ1に加速度検出軸
方向の加速度α(+Z軸方向)が印加されると、慣性力により加速度検知ユニット3には
−Z軸方向に力が作用する。そのため、素子支持部材5と応力感応素子11とから成る加
速度検知ユニット3は、梁7を起点として−Z軸方向に撓むことになる。応力感応素子1
1の固定端13、14は、夫々素子支持部材5の固定部材6と可動部材8とに接着・固定
されているので、応力感応部12には伸長応力が作用し、応力感応素子11の共振周波数
は増加する。逆に、加速度検知ユニット3に−Z軸方向の加速度(−α)が印加されると
、慣性力により+Z軸方向の力が作用し、加速度検知ユニットは、梁7を起点として+Z
軸方向に撓むことになる。この結果、応力感応部12には圧縮応力が作用し、応力感応素
子11の共振周波数は減少する。応力感応素子11の周波数変化はほぼ応力に比例し、応
力は加速度に比例するので、周波数の変化から印加された加速度の大きさを求めることが
できる。
ここで、双音叉型水晶振動素子について簡単に説明する。双音叉型水晶振動素子は伸張
・圧縮応力に対する感度が良好であり、高度計用、或いは深度計用の応力感応素子として
使用した場合には、分解能力が優れているために僅かな気圧差から高度差、深度差を知る
ことができる。また、双音叉型水晶振動素子が呈する周波数温度特性は、上に凸の二次曲
線となり、その頂点温度が常温(25℃)になるように各パラメータを設定する。
双音叉型水晶振動素子の2本の振動ビームに外力Fを加えたときの共振周波数fFは以
下の如くである。
F=f0(1−(KL2F)/(2EI))1/2 (1)
ここで、f0は外力がないときの双音叉型水晶振動素子の共振周波数、Kは基本波モード
による定数(=0.0458)、Lは振動ビームの長さ、Eは縦弾性定数、Iは断面2次
モーメントである。断面2次モーメントIはI=dw3/12より、式(1)は次式のよう
に変形することができる。ここで、dは振動ビームの厚さ、wは幅である。
F=f0(1−SFσ)1/2 (2)
但し、応力感度SFと、応力σとはそれぞれ次式で表される。
F=12(K/E)(L/w)2 (3)
σ=F/(2A) (4)
ここで、Aは振動ビームの断面積(=w・d)である。以上から双音叉型振動子に作用す
る力Fを圧縮方向のとき負、伸張方向(引張り方向)を正としたとき、力Fと共振周波数
Fの関係は、力Fが圧縮力で共振周波数fFが減少し、伸張(引張り)力では増加する。
また応力感度SFは振動ビームのL/wの2乗に比例する。
しかし、応力感応素子30としては、双音叉型水晶振動素子に限らず、伸張・圧縮応力に
よって周波数が変化する圧電振動素子であれば、どのようなものを用いても良い。また、
応力と頂点温度との関係は、双音叉型水晶振動素子に伸張応力を付加すると頂点温度は低
音側へシフトし、圧縮応力を加えると高温側へシフトする特性を有している。
図3は、加速度検知ユニット3の加速度検出精度、感度を上げるため、素子支持部材5
と応力感応素子11との貼り合わせ精度を改善するアライメント用の指標部を示した平面
図である。加速度検知ユニット3の加速度検出精度、感度及び温度特性を改善するため、
素子支持部材5及び応力感応素子11の夫々の結晶軸(+X軸方向)を合わせると共に、
素子支持部材5及び応力感応素子11の夫々の外形輪郭を一致させ、且つ素子支持部材5
及び応力感応素子11の主面を共に平行に保つことが重要である。
図3(a)は、素子支持部材5及び応力感応素子11の夫々の結晶軸(+X軸方向)を
合わせるために、素子支持部材5の固定部6の一方の角隅部(非対称位置)に切欠きk1
(第1の指標部)を設け、応力感応素子11の固定端14上の非対称位置にはマーキング
17(第2の指標部。例えば蒸着パターン)を形成している。マーキング17は、応力感
応素子11の励振電極、端子電極をフォトリソグラフィ技術とエッチング手法で形成する
ときに同時に形成すればよい。
また、図3(a)の素子支持部材5と応力感応素子11との外形輪郭(長手方向両端縁
の位置、輪郭線)は同じに形成されている。このため、指標部k1、17を素子支持部材
5、及び応力感応素子の外形輪郭の非対称位置(長辺や短辺の中心部を回避した位置)に
設けることにより、結晶軸の方向を確認することが可能となる。
図3(b)に示す素子支持部材5と応力感応素子11との外形輪郭(長手方向両端縁の
位置、輪郭線)は、同じに形成されている。素子支持部材5の固定部材6の両隅と、可動
部材8の一方の隅にハーフエッチング・パターンで第1の指標部9が非対称に形成され、
+X軸方向を容易に識別できるようにしている。また、応力感応素子11の固定端13の
両角隅部と、固定端14の一方の角隅部には蒸着パターンによる口字形の第2の指標部1
6が非対称に形成され、+X軸方向を容易に判別できるようにしている。第2の指標部1
6は、応力感応素子11の励振電極、端子電極をフォトリソグラフィ技術とエッチング手
法で形成するときに同時に形成すればよい。素子支持部材5の第1の指標部9と、応力感
応素子11の第2の指標部16とは、夫々の外形輪郭を一致させたときに、上下方向に正
確に重なる位置に形成する。
なお、第1及び第2の指標部9、16は穴、マーキング等で形成してもよい。各指標部
の外観を異ならせることにより、指標部間の識別を容易化してもよい。
図3(c)に示す素子支持部材5と応力感応素子11との外形輪郭(長手方向両端縁の
位置、輪郭線)は同じに形成されている。水晶ウエハをエッチング加工して複数の素子支
持部材5を形成する際には連結した複数の素子支持部5を用意する。この連結は、複数の
素子支持部材5が固定部材6の上端と、可動部材8の下端、あるいは側面の一部から突出
した連結部を介して一体化した状態である。連結部は凹所k2、k3、k4内から突出し
た構造であり、素子支持部材5を個片化する際に破断部分になる。これにより水晶ウエハ
を折り取りで個々に分割する際に生じる連結部の残渣は素子支持部材5の規定外周寸法か
らはみ出ることがなく凹所k2、k3、k4内に収容される。そして本実施形態は残渣を
収容する凹所k2、k3、k4を結晶軸(+X軸)を判別する第1の指標部とした例であ
る。同様に、エッチング加工した水晶ウエハから応力感応素子11を折り取りで形成する
際に、折り取り残渣k5、k6を結晶軸(+X軸)識別する第2の指標部16とした例で
ある。素子支持部材5と応力感応素子11とを貼り合せて、加速度検知ユニット3を構成
する際に、これらの指標部を、結晶軸方向を一致させるために用いる。
なお、素子支持部材5の形成は、水晶ウエハ上に格子状に複数の素子支持部材5パター
ンをフォトグラフィ技術で形成し、各素子支持部材5パターンの境界にはエッチングによ
り分割用の溝部と、凹所k2、k3、k4が形成される。溝部に沿って折り取ることで、
個別の素子支持部材5が形成され、その際に凹所k2、k3、k4が素子部材5に残渣と
して残ることになる。
図4はパッケージ本体20aの平面図であり、同図(a)は、パッケージ本体20aの
台座部22に形成する電極パターン(パッド電極)23の輪郭線の一部を、切欠きk1を
設けた素子支持部材5の形状と同じに構成することにより、パッケージ本体20aの台座
部22の所定の位置に、素子支持部材5を正確に載置し、接着、固定することが可能とな
る。
また、図4(b)は、パッケージ本体20aの台座部22に形成する2つの電極パター
ン(パッド電極)23の間隔を、素子支持部材5の幅と同一とすると共に、パッド電極2
3の間に第3の指標部27を形成している。第3の指標部27は、電極パターン(パッド
電極)23を形成するときに同時にスクリーン印刷等で形成する。
図5(a)、(b)、(c)は、加速度センサ1を構成するパッケージ本体20a、素
子支持部材5、及び応力感応素子11の夫々の主面に形成する第3、第1、及び第2の指
標部27、9、16の位置と、形状を示す平面図である。第3、第1、及び第2の指標部
27、9、16の拡大図を夫々の下部に示している。つまり、パッケージ本体20a、素
子支持部材5、及び応力感応素子11の夫々に形成する指標部27、9、16は、マーキ
ングによる十字形、ハーフエッチング・パターンによる4つ紋形、蒸着パターンによる口
字形をしている。素子支持部材5と、応力感応素子11とを接着剤を用いて貼り合せて、
加速度検知ユニット3を形成する際に、第1の指標部9の4つ紋形と、第2の指標部16
の口字形は、上下方向に正確に重なる。更に、加速度検知ユニット3をパッケージ本体2
0aに実装する際に、パッケージ本体20aの台座部22に形成した第3の指標部27の
十字形(マーキング)は、第1の指標部の4つ紋形の間に正確に重なるように、形状寸法
と位置を合わせる。
図6(a)は加速度センサの平面図、同図(b)はQ2−Q2における断面図、同図(
c)はQ3−Q3における断面図、同図(d)は第1、第2の指標部9、16が上下方向
に正確に重なった指標模様18の拡大図、同図(e)は第1、第2、及び第3の指標部9
、16、27が上下方向に正確に重なった指標模様19の拡大図である。
素子支持部材5の第1の指標部9(ハーフエッチング・パターン)に応力感応素子11
の指標部16(蒸着パターン)を正確に重ね、且つ素子支持部材5の主面と、応力感応素
子11の主面とが平行に保たれるように加速度検知ユニット3を構成する。応力感応素子
11及び素子支持部材5は、共に水晶で形成され、且つそれらの厚さが薄く、光を良く透
過するため、加速度検知ユニット3を上方から見ると、図6(d)に示す指標模様18が
見える。つまり、応力感応素子11の第2の指標部16(蒸着パターン)の口字形の4つ
の角隅部に、第1の指標部9(ハーフエッチング・パターン)の4つ紋形が重なることな
く配置されるように見える。この加速度検知ユニット3の外形輪郭をパッケージ本体20
aの電極パターン(パッド電極)23の間で挟むように合わせると共に、加速度検知ユニ
ット3の指標模様18をパッケージ本体20aのマーキングによる十字形の第3の指標部
27に正確に合わせ、且つ加速度検知ユニット3の主面がパッケージ本体20aの内部底
面に平行になるよう接着、固定して加速度センサ1を構成する。加速度センサ1を上方か
ら見ると、図6(e)に示す指標模様19が見える。逆に図6(e)のように指標模様1
9が見えれば、加速度検知ユニット3は、パッケージ本体20aの所定の位置に正確に、
且つパッケージ本体20aの底面に平行に接着されたことになる。
次に、素子支持部材5と応力感応素子11とが正確に貼り合わされ、且つ素子支持部材
5の主面と、応力感応素子11の主面とが平行に保たれた加速度検知ユニット3と、パッ
ケージ本体20aとの接着、固定について説明する。
図7は、加速度検知ユニット3がパッケージ本体20aの台座部22に塗布した接着剤
30により、図7(b)の断面図に示すように加速度検知ユニット3の短手方向に傾いて
接着、固定された場合である。この場合には、図7(c)の指標模様19に示すように、
第3指標部27の十字形(マーキング)が、加速度センサ3の指標模様18の一方(短手
方向)に偏在する。
また、図8は、加速度検知ユニット3がパッケージ本体20aの台座部22に塗布した
接着剤30により、図8(b)の断面図に示すように加速度検知ユニット3の長手方向に
傾いて接着、固定された場合である。この場合には、第3指標部の十字形(マーキング)
が、加速度検知ユニット3の指標模様18の一方(長手方向)に偏在する。このように、
指標模様19がずれたものは加速度検出の精度、感度が不良になるので不良品として除去
する必要がある。
また、素子支持部材5と応力感応素子11とを接着剤で接着、固定するときに、接着剤
により素子支持部材5の主面と、応力感応素子11との主面とが傾くと、蒸着パターンの
口字形(指標部16)の枠にハーフエッチング・パターンの4つ紋形(指標部9)が正確
に入らず、ずれるので、この製品は加速度検知ユニット3の段階で不良品として容易に除
去することができる。
以上説明したように、素子支持部材5及び応力感応素子11の結晶軸方向を合わせ、且
つアライメント用の第1及び第2の指標部を用いて、双方の上下位置を正確に合わせて加
速度検知ユニットを構成すると、加速度検出精度、感度が改善されると共に、製造された
加速度検知ユニットの検出精度のバラツキが少なくなり、温度特性も改善されるという効
果がある。
また、素子支持部材5及と応力感応素子11との外形輪郭と、第1及び第2の指標部と
を用いて加速度検知ユニットを構成すると、素子支持部材5及と応力感応素子11との上
下位置を正確に貼り合わせすることが可能となり、精度の優れた加速度検知ユニットが得
られる。
また、素子支持部材5と応力感応素子11との対応する位置にハーフエッチング・パタ
ーンや蒸着パターンによるマーキングを設け、該マーキングを透過する光で整合の確認を
行えば、加速度検知ユニットの良否の判定が容易となり、加速度検出精度、感度のバラツ
キの極めて少ない加速度検知ユニットが得られる。
また、折り取り残渣を切欠き部とし、結晶軸方向の指標として用いれば、温度特性の安
定した加速度検知ユニットが得られるという効果がある。
また、応力感応素子11として双音叉型水晶振動素子を用いて加速度検知ユニットを構
成すると、加速度検知ユニットの加速度検出精度、感度が大幅に向上すると共に、温度特
性、再現性が改善されるという効果がある。
また、素子支持部材5と応力感応素子11とが所定の位置で正確に張り合わされた加速
度検知ユニット3を用い、且つ加速度検知ユニットを分割パッケージ片の内底部に形成す
る電極パターンに位置合わせをして加速度センサを構成すると、加速度検出精度、感度及
び温度特性が向上し、加速度センサの検出精度、感度バラツキが減少するという効果があ
る。
また、素子支持部材5と応力感応素子11とが正確に張り合わされた速度検知ユニット
3を用いて、分割パッケージ片の内底部に形成するマーキングに前記速度検知ユニット3
に設けた指標模様を合わせ、その整合の有無を光の透過で確認すれば加速度センサの良否
を容易に判別することができるという効果がある。
本発明に係る加速度センサの分解斜視図。 (a)は本発明に係る加速度センサの斜視図、(b)は断面図。 (a)、(b)、(c)は素子支持部材及び圧力感応素子の平面図。 (a)、(b)は夫々パッケージ本体の平面図。 (a)、(b)、(c)は夫々パッケージ本体、素子支持部材、及び圧力感応素子の平面図と、夫々の指標部の拡大図。 (a)、(b)、(c)は夫々加速度センサの平面図、短手方向断面図、長手方向断面図、(d)は2つの指標部が重なった指標模様図、(e)は3つの指標部が重なった指標模様図。 加速度検知ユニットが短手方向に傾いてパッケージ本体に実装された加速度センサの、(a)は平面図、(b)は断面図、(c)は指標部の指標模様図。 加速度検知ユニットが長手方向に傾いてパッケージ本体に実装された加速度センサの、(a)は平面図、(b)は断面図、(c)は指標部の指標模様図。 従来の加速度センサの、(a)は平面図、(b)は断面図。 従来の加速度センサの梁構造の斜視図。
符号の説明
1…加速度センサ、3…加速度検知ユニット、5…素子支持部材、6…固定部材、7…
梁、8…可動部材、9…指標部、11…圧力感応素子、12…応力感応部、13、14…
固定端、15…端子電極、16…指標部、17、27…マーキング、18、19…指標模
様、20…パッケージ、20a…パッケージ本体、20b…蓋体、21…積層体 、22
…台座部、23…電極パターン(パッド電極)、24…外部端子、25…シールリング、
30…接着材、k1、k2、k3、k4、k5、k6…切欠き部

Claims (7)

  1. 加速度の印加によって変位しない固定部材、及び前記固定部材に梁にて支持される可動
    部材を備えた水晶製の素子支持部材と、応力感応部及び該応力感応部の両端部に夫々一体
    化された固定端を有した水晶製の応力感応素子と、を備え、
    前記梁は、前記可動部材に加速度が印加されると前記可動部材を加速度検出軸方向へ変
    位させるよう変形可能な可撓性を有する構成であり、
    前記応力感応素子は、前記固定部材と前記可動部材とによって両固定端を夫々支持され
    た加速度検知ユニットであって、
    前記素子支持部材上の非対称位置に、水晶の結晶軸方向を示す切欠き部、或いはマーキ
    ングから成るアライメント用の第1の指標部を配置すると共に、前記応力感応素子上の非
    対称位置に、水晶の結晶軸方向を示すと共にアライメント用の第2の指標部を配置したこ
    とを特徴とする加速度検知ユニット。
  2. 前記素子支持部材と前記応力感応素子との外形輪郭を一致させると共に、前記第1及び
    第2の指標部を手掛かりとして前記素子支持部材と前記応力感応素子との位置ずれを判定
    可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載の加速度検知ユニット。
  3. 前記素子支持部材と前記応力感応素子との対応する特定部位に夫々異なった形状、或い
    は異なった着色のマーキングを形成し、前記応力感応素子側のマーキングと前記素子支持
    部材側のマーキングとの整合の有無を該応力感応素子を透過して確認可能に構成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の加速度検知ユニット。
  4. 前記切欠き部は、前記素子支持部材、及び前記応力感応素子の端縁に夫々形成される折
    り取り残渣を収容するための凹所であることを特徴とする請求項1に記載の加速度検知ユ
    ニット。
  5. 前記応力感応素子は、2つの前記固定端、及び各固定端間を連設する2つの振動ビーム
    を備えた圧電基板からなる応力感応部と、該圧電基板の振動領域上に形成した励振電極と
    、を備えた双音叉型水晶振動素子であることを特徴とする請求項1に記載の加速度検知ユ
    ニット。
  6. 請求項1に記載された加速度検知ユニットと、該加速度検知ユニットを収容するパッケ
    ージと、を備えた加速度センサであって、
    前記パッケージはパッケージ本体と蓋体を有し、前記パッケージ本体の内底部に形成す
    る電極パターンの一部を、該パッケージ本体の内底部の正規位置に前記加速度検知ユニッ
    トが搭載された際における該加速度検知ユニットの外形輪郭線と合致する形状とし、位置
    ずれを判定可能に設定したことを特徴とする加速度センサ。
  7. 前記パッケージ本体の内底部と、前記素子支持部材と、前記応力感応素子との対応する
    特定部位に夫々異なった形状、或いは異なった着色のマーキングを形成し、前記パッケー
    ジ本体側のマーキングと前記応力感応素子側のマーキングと前記素子支持部材側のマーキ
    ングとの整合の有無を該応力感応素子を透過して確認可能に構成したことを特徴とする請
    求項6に記載の加速度センサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107686091A (zh) * 2017-07-25 2018-02-13 西安交通大学 一种曲线高过载谐振式微加速度计芯片
JP2019078591A (ja) * 2017-10-23 2019-05-23 株式会社デンソー 物理量センサ

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