JPH06291334A - 加速度センサ - Google Patents
加速度センサInfo
- Publication number
- JPH06291334A JPH06291334A JP7823793A JP7823793A JPH06291334A JP H06291334 A JPH06291334 A JP H06291334A JP 7823793 A JP7823793 A JP 7823793A JP 7823793 A JP7823793 A JP 7823793A JP H06291334 A JPH06291334 A JP H06291334A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- hinge
- stoppers
- shaped fixing
- acceleration sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Pressure Sensors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バイアスや感度の安定性及び温度特性の向上
を図る。 【構成】 枠部11内にヒンジ部12を介して板状質量
部13が保持され、枠部11と対向してその両側に第
1、第2ストッパ14、15が設けられた加速度センサ
において、枠部11を囲む枠状固定部21を設け、その
枠状固定部21に枠部11の一部を支持部22により剛
体結合し、枠状固定部21に接着層16を介して第1、
第2ストッパ14、15を固定する。枠部11は枠状固
定部21と大部分で切り離されているため、外部応力は
ヒンジ部12にほとんど作用しない。
を図る。 【構成】 枠部11内にヒンジ部12を介して板状質量
部13が保持され、枠部11と対向してその両側に第
1、第2ストッパ14、15が設けられた加速度センサ
において、枠部11を囲む枠状固定部21を設け、その
枠状固定部21に枠部11の一部を支持部22により剛
体結合し、枠状固定部21に接着層16を介して第1、
第2ストッパ14、15を固定する。枠部11は枠状固
定部21と大部分で切り離されているため、外部応力は
ヒンジ部12にほとんど作用しない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は質量部を支持するヒン
ジ部の変形を検出することにより、入力加速度を測定す
る構造とされた加速度センサに関する。
ジ部の変形を検出することにより、入力加速度を測定す
る構造とされた加速度センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の加速度センサの一例を図
6に示す。図において(A)は断面構造を模式的に示し
たものであり、(B)は一部を省略してその平面形状を
示したものである。枠部11内にヒンジ部12を介して
板状質量部13が保持されている。この例では対向する
2対のヒンジ部12が設けられ、4つのヒンジ部12に
よって板状質量部13が支持されたものとなっている。
枠部11、ヒンジ部12及び板状質量部13は例えばシ
リコン基板をエッチングすることによって一体に形成さ
れ、ヒンジ部12は幅狭かつ厚さが小とされて、加速度
入力による板状質量部13の変位に応じて弾性変形可能
とされている。
6に示す。図において(A)は断面構造を模式的に示し
たものであり、(B)は一部を省略してその平面形状を
示したものである。枠部11内にヒンジ部12を介して
板状質量部13が保持されている。この例では対向する
2対のヒンジ部12が設けられ、4つのヒンジ部12に
よって板状質量部13が支持されたものとなっている。
枠部11、ヒンジ部12及び板状質量部13は例えばシ
リコン基板をエッチングすることによって一体に形成さ
れ、ヒンジ部12は幅狭かつ厚さが小とされて、加速度
入力による板状質量部13の変位に応じて弾性変形可能
とされている。
【0003】枠部11と対向してその両側に設けられた
第1、第2ストッパ14、15は過大な加速度入力によ
り板状質量部13が過剰に変位してヒンジ部12が破損
することのないように、板状質量部13の過剰変位を防
止するものであり、接着によりそれぞれ枠部11に固定
されている。なお、この接着により枠部11と第1、第
2ストッパ14、15との間にそれぞれ形成される接着
層16を所定の厚さとすることによって、板状質量部1
3と第1、第2ストッパ14、15との間に所定の間隙
がそれぞれ形成され、この間隙により板状質量部13は
変位可能とされる。
第1、第2ストッパ14、15は過大な加速度入力によ
り板状質量部13が過剰に変位してヒンジ部12が破損
することのないように、板状質量部13の過剰変位を防
止するものであり、接着によりそれぞれ枠部11に固定
されている。なお、この接着により枠部11と第1、第
2ストッパ14、15との間にそれぞれ形成される接着
層16を所定の厚さとすることによって、板状質量部1
3と第1、第2ストッパ14、15との間に所定の間隙
がそれぞれ形成され、この間隙により板状質量部13は
変位可能とされる。
【0004】各ヒンジ部12にはその変形量を電気的に
検出する素子として、例えばピエゾ抵抗素子(図示せ
ず)が配設され、ボンディングパッド17からそれらピ
エゾ抵抗素子に所要の配線(図示せず)が施される。加
速度入力により板状質量部13が変位し、ヒンジ部12
が変形することによってピエゾ抵抗素子に応力が作用
し、それによるピエゾ抵抗素子の抵抗値変化を測定する
ことによって入力加速度が検出される。
検出する素子として、例えばピエゾ抵抗素子(図示せ
ず)が配設され、ボンディングパッド17からそれらピ
エゾ抵抗素子に所要の配線(図示せず)が施される。加
速度入力により板状質量部13が変位し、ヒンジ部12
が変形することによってピエゾ抵抗素子に応力が作用
し、それによるピエゾ抵抗素子の抵抗値変化を測定する
ことによって入力加速度が検出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の加速度センサは過大な加速度が入力しても破損する
ことのないように、板状質量部13の過剰変位を規制す
る一対の第1、第2ストッパ14、15を具備した構造
となっている。しかしながら、これら第1、第2ストッ
パ14、15はヒンジ部12を支持する枠部11にそれ
ぞれ接着固定されて取付けられているため、例えばこれ
ら第1、第2ストッパ14、15が外部より熱応力や取
付けによる応力を受けると、ヒンジ部12はその応力の
影響を直接受け、加速度とは無関係に変形してしまい、
バイアスや感度の安定性及び温度特性が悪化するという
欠点があった。
来の加速度センサは過大な加速度が入力しても破損する
ことのないように、板状質量部13の過剰変位を規制す
る一対の第1、第2ストッパ14、15を具備した構造
となっている。しかしながら、これら第1、第2ストッ
パ14、15はヒンジ部12を支持する枠部11にそれ
ぞれ接着固定されて取付けられているため、例えばこれ
ら第1、第2ストッパ14、15が外部より熱応力や取
付けによる応力を受けると、ヒンジ部12はその応力の
影響を直接受け、加速度とは無関係に変形してしまい、
バイアスや感度の安定性及び温度特性が悪化するという
欠点があった。
【0006】この発明の目的は従来の欠点を除去し、外
部応力がヒンジ部に及ぼす影響を低減することにより、
バイアスや感度の安定性及び温度特性を改善した加速度
センサを提供することにある。
部応力がヒンジ部に及ぼす影響を低減することにより、
バイアスや感度の安定性及び温度特性を改善した加速度
センサを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は枠部内にヒン
ジ部を介して板状質量部が保持され、枠部と対向してそ
の両側に第1、第2ストッパが設けられた加速度センサ
において、枠部をほぼ囲む枠状固定部を設け、その枠状
固定部に枠部の一部を支持部により互いに剛体結合し、
枠状固定部に接着層を介して第1、第2ストッパを固定
したものである。
ジ部を介して板状質量部が保持され、枠部と対向してそ
の両側に第1、第2ストッパが設けられた加速度センサ
において、枠部をほぼ囲む枠状固定部を設け、その枠状
固定部に枠部の一部を支持部により互いに剛体結合し、
枠状固定部に接着層を介して第1、第2ストッパを固定
したものである。
【0008】
【作用】上記のように構成されたこの発明では、第1、
第2ストッパが接着固定される枠状固定部とヒンジ部を
支持する枠部とは大部分で切り離され、枠部は支持部を
固定端とする片持支持状とされるため、第1、第2スト
ッパが受ける外部応力が枠状固定部に作用しても枠部全
体が微小変位するのみでヒンジ部の変形はほとんど発生
しない。
第2ストッパが接着固定される枠状固定部とヒンジ部を
支持する枠部とは大部分で切り離され、枠部は支持部を
固定端とする片持支持状とされるため、第1、第2スト
ッパが受ける外部応力が枠状固定部に作用しても枠部全
体が微小変位するのみでヒンジ部の変形はほとんど発生
しない。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例を図1に示す。図におい
て(A)は断面構造を模式的に示したものであり、
(B)はストッパを省略した平面形状を示したものであ
る。なお、図6に示した従来の加速度センサと対応する
部分は同一符号を付し、その説明を省略する。
て(A)は断面構造を模式的に示したものであり、
(B)はストッパを省略した平面形状を示したものであ
る。なお、図6に示した従来の加速度センサと対応する
部分は同一符号を付し、その説明を省略する。
【0010】この発明では矩形状の枠部11の外側にさ
らにその枠部11を囲むように枠状固定部21が設けら
れる。枠部11はその一辺の中央部が支持部22により
枠状固定部21に結合され、この結合部分以外の外周部
は溝23により枠状固定部21と離間される。枠状固定
部21、支持部22、枠部11、ヒンジ部12及び板状
質量部13は例えばシリコン基板をエッチングすること
により一体に形成される。支持部22はその厚さが例え
ば枠部11と同等とされて高剛性とされ、枠部11と枠
状固定部21とを剛体結合するものとされる。
らにその枠部11を囲むように枠状固定部21が設けら
れる。枠部11はその一辺の中央部が支持部22により
枠状固定部21に結合され、この結合部分以外の外周部
は溝23により枠状固定部21と離間される。枠状固定
部21、支持部22、枠部11、ヒンジ部12及び板状
質量部13は例えばシリコン基板をエッチングすること
により一体に形成される。支持部22はその厚さが例え
ば枠部11と同等とされて高剛性とされ、枠部11と枠
状固定部21とを剛体結合するものとされる。
【0011】第1ストッパ14及び第2ストッパ15は
それぞれその外縁部が接着層16を介して枠状固定部2
1に接着固定される。接着剤としては例えばエポキシ樹
脂系接着剤が使用される。なお、第1、第2ストッパ1
4、15は枠状固定部21と同一材料で形成するのが好
ましい。各ヒンジ部12には図示していないがピエゾ抵
抗素子がそれぞれ配設され、所要の配線が施される。
それぞれその外縁部が接着層16を介して枠状固定部2
1に接着固定される。接着剤としては例えばエポキシ樹
脂系接着剤が使用される。なお、第1、第2ストッパ1
4、15は枠状固定部21と同一材料で形成するのが好
ましい。各ヒンジ部12には図示していないがピエゾ抵
抗素子がそれぞれ配設され、所要の配線が施される。
【0012】図2は上記のように構成された加速度セン
サ24を分解して示したものであり、図中第1ストッパ
14の裏側及び第2ストッパ15にハッチングを施した
部分は枠状固定部21と第1、第2ストッパ14、15
との接着組立において接着剤が塗布される範囲を示す。
図3はこの加速度センサ24を内蔵するパッケージの一
構成を示したものであり、基板25を介してベース26
上に加速度センサ24を搭載し、ベース26に植立され
た端子27と加速度センサ24のボンディングパッド1
7とに所要の配線(図示せず)を施し、保護用のキャッ
プ28を被せたものである。
サ24を分解して示したものであり、図中第1ストッパ
14の裏側及び第2ストッパ15にハッチングを施した
部分は枠状固定部21と第1、第2ストッパ14、15
との接着組立において接着剤が塗布される範囲を示す。
図3はこの加速度センサ24を内蔵するパッケージの一
構成を示したものであり、基板25を介してベース26
上に加速度センサ24を搭載し、ベース26に植立され
た端子27と加速度センサ24のボンディングパッド1
7とに所要の配線(図示せず)を施し、保護用のキャッ
プ28を被せたものである。
【0013】次に、加速度センサ24の上下両面をそれ
ぞれ構成する第1ストッパ14、第2ストッパ15が熱
応力や取付けによる応力などの外部応力を受けた場合の
ヒンジ部12への影響について説明する。第1、第2ス
トッパ14、15と接着固定されている枠状固定部21
は外部応力の影響を直接受け、変形する。そこで、その
変形をX方向(図1(B)参照)の伸長あるいは収
縮、Y方向(図1(B)参照)の伸長あるいは収縮、
X方向の反り、Y方向の反り、の4種類に分類して
ヒンジ部12への影響を考える。
ぞれ構成する第1ストッパ14、第2ストッパ15が熱
応力や取付けによる応力などの外部応力を受けた場合の
ヒンジ部12への影響について説明する。第1、第2ス
トッパ14、15と接着固定されている枠状固定部21
は外部応力の影響を直接受け、変形する。そこで、その
変形をX方向(図1(B)参照)の伸長あるいは収
縮、Y方向(図1(B)参照)の伸長あるいは収縮、
X方向の反り、Y方向の反り、の4種類に分類して
ヒンジ部12への影響を考える。
【0014】枠部11は支持部22によりその一部のみ
が枠状固定部21に結合され、つまり枠部11は支持部
22を介して枠状固定部21に片持支持された構造とさ
れているため、枠状固定部21の変形によっては枠部
11が全体としてX方向に微小変位するのみで、ヒンジ
部12には応力は作用せず、では支持部22が枠状固
定部21と同様に変形するものの、その幅が小さいた
め、ヒンジ部12が受ける影響は微小であり、では湾
曲による支持部22の傾きに応じて枠部11が全体とし
てわずかに傾き、微小変位するものの、ヒンジ部12に
は応力はほとんど作用せず、そしてではの場合と同
じく、支持部22が枠状固定部21と同様に変形するも
のの、その幅が小さいため、ヒンジ部12が受ける影響
は微小である。従って、図6に示した従来の加速度セン
サに比べ、この加速度センサ24ではヒンジ部12に作
用する外部応力は大幅に低減され、外部応力の影響によ
るヒンジ部12の変形はほとんど発生しない。
が枠状固定部21に結合され、つまり枠部11は支持部
22を介して枠状固定部21に片持支持された構造とさ
れているため、枠状固定部21の変形によっては枠部
11が全体としてX方向に微小変位するのみで、ヒンジ
部12には応力は作用せず、では支持部22が枠状固
定部21と同様に変形するものの、その幅が小さいた
め、ヒンジ部12が受ける影響は微小であり、では湾
曲による支持部22の傾きに応じて枠部11が全体とし
てわずかに傾き、微小変位するものの、ヒンジ部12に
は応力はほとんど作用せず、そしてではの場合と同
じく、支持部22が枠状固定部21と同様に変形するも
のの、その幅が小さいため、ヒンジ部12が受ける影響
は微小である。従って、図6に示した従来の加速度セン
サに比べ、この加速度センサ24ではヒンジ部12に作
用する外部応力は大幅に低減され、外部応力の影響によ
るヒンジ部12の変形はほとんど発生しない。
【0015】なお、支持部22は高剛性とされているた
め、加速度入力による板状質量部13の変位によって変
形することはなく、ヒンジ部12のみが変形することに
より、入力加速度は正確に測定される。図4はこの発明
の他の実施例の要部を示したものであり、この例では枠
部11はそのY方向の一辺が支持部22により枠状固定
部21に剛体結合されている。この構成によれば前記し
た枠状固定部21の変形の〜の4態様がそれぞれヒ
ンジ部12へ及ぼす影響のうち、及びのX方向の変
形において、ヒンジ部12へ作用する応力を、図1に示
した加速度センサ24と同様に大幅に低減することがで
き、また及びのY方向の変形に対しては枠部11
の、支持部22が設けられた辺と対向する辺が枠状固定
部21と切り離されている分、影響は低減される。な
お、枠部11の一辺に複数の支持部22を設ける構成と
しても同様の効果を得ることができる。
め、加速度入力による板状質量部13の変位によって変
形することはなく、ヒンジ部12のみが変形することに
より、入力加速度は正確に測定される。図4はこの発明
の他の実施例の要部を示したものであり、この例では枠
部11はそのY方向の一辺が支持部22により枠状固定
部21に剛体結合されている。この構成によれば前記し
た枠状固定部21の変形の〜の4態様がそれぞれヒ
ンジ部12へ及ぼす影響のうち、及びのX方向の変
形において、ヒンジ部12へ作用する応力を、図1に示
した加速度センサ24と同様に大幅に低減することがで
き、また及びのY方向の変形に対しては枠部11
の、支持部22が設けられた辺と対向する辺が枠状固定
部21と切り離されている分、影響は低減される。な
お、枠部11の一辺に複数の支持部22を設ける構成と
しても同様の効果を得ることができる。
【0016】図5は支持部22を枠部11の対向する2
辺のそれぞれ中央部に設け、一対の支持部22により枠
部11を枠状固定部21に結合したものである。この例
では前記した枠状固定部21の〜の変形がヒンジ部
12へ及ぼす影響のうち、及びのY方向の変形にお
いてヒンジ部12へ作用する応力を大幅に低減すること
ができる。
辺のそれぞれ中央部に設け、一対の支持部22により枠
部11を枠状固定部21に結合したものである。この例
では前記した枠状固定部21の〜の変形がヒンジ部
12へ及ぼす影響のうち、及びのY方向の変形にお
いてヒンジ部12へ作用する応力を大幅に低減すること
ができる。
【0017】なお、上述した実施例ではいずれも対向す
る2対のヒンジ部12によって板状質量部13が支持さ
れる構成とされているが、ヒンジ部12の数はこれに限
定されるものではなく、例えば対向する1対あるいは3
対としてもよい。
る2対のヒンジ部12によって板状質量部13が支持さ
れる構成とされているが、ヒンジ部12の数はこれに限
定されるものではなく、例えば対向する1対あるいは3
対としてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
ヒンジ部を支持する枠部と、それを囲み、第1、第2ス
トッパが接着固定される枠状固定部とは一部が支持部に
より結合されるのみで、大部分は切り離され、枠部は支
持部を介して枠状固定部に片持支持状に結合された構成
とされるため、熱応力や取付による応力などの外部応力
が第1、第2ストッパに作用しても、この外部応力はヒ
ンジ部にほとんど作用せず、即ち加速度とは無関係な外
部応力によるヒンジ部の変形は大幅に低減される。よっ
て、バイアスや感度の安定性に優れ、かつ温度特性に優
れた加速度センサを得ることができる。
ヒンジ部を支持する枠部と、それを囲み、第1、第2ス
トッパが接着固定される枠状固定部とは一部が支持部に
より結合されるのみで、大部分は切り離され、枠部は支
持部を介して枠状固定部に片持支持状に結合された構成
とされるため、熱応力や取付による応力などの外部応力
が第1、第2ストッパに作用しても、この外部応力はヒ
ンジ部にほとんど作用せず、即ち加速度とは無関係な外
部応力によるヒンジ部の変形は大幅に低減される。よっ
て、バイアスや感度の安定性に優れ、かつ温度特性に優
れた加速度センサを得ることができる。
【図1】この発明による加速度センサの一実施例を示す
図、(A)は模式的に示した断面図、(B)は一部を省
略した平面図。
図、(A)は模式的に示した断面図、(B)は一部を省
略した平面図。
【図2】この発明による加速度センサの一実施例を分解
して示した斜視図。
して示した斜視図。
【図3】この発明による加速度センサの一実施例を内蔵
するパッケージの構成を示す斜視図。
するパッケージの構成を示す斜視図。
【図4】この発明による加速度センサの他の実施例を説
明するための平面図。
明するための平面図。
【図5】この発明による加速度センサの変形例を説明す
るための平面図。
るための平面図。
【図6】従来の加速度センサを示す図、(A)は模式的
に示した断面図、(B)は一部を省略した平面図。
に示した断面図、(B)は一部を省略した平面図。
11 枠部 12 ヒンジ部 13 板状質量部 14 第1ストッパ 15 第2ストッパ 16 接着層 21 枠状固定部 22 支持部
Claims (1)
- 【請求項1】 枠部内にヒンジ部を介して板状質量部が
保持され、上記枠部と対向してその両側に第1、第2ス
トッパが設けられた加速度センサにおいて、 上記枠部をほぼ囲む枠状固定部が設けられ、 その枠状固定部に上記枠部の一部が支持部により互いに
剛体結合され、 上記枠状固定部に接着層を介して上記第1、第2ストッ
パが固定されている加速度センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7823793A JPH06291334A (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 加速度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7823793A JPH06291334A (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 加速度センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06291334A true JPH06291334A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=13656434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7823793A Withdrawn JPH06291334A (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 加速度センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06291334A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006300904A (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Matsushita Electric Works Ltd | 物理量センサ |
JP2007524854A (ja) * | 2004-02-27 | 2007-08-30 | ビ−エイイ− システムズ パブリック リミテッド カンパニ− | 加速度計 |
JP2007218902A (ja) * | 2006-01-06 | 2007-08-30 | Honeywell Internatl Inc | 分離応力アイソレータ |
JP2009288247A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Northrop Grumman Guidance & Electronics Co Inc | 自己較正レーザ半導体加速度計 |
JP2010276508A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Torex Semiconductor Ltd | 加速度センサー素子およびこれを有する加速度センサー |
WO2011161958A1 (ja) * | 2010-06-25 | 2011-12-29 | パナソニック株式会社 | 慣性力検出素子とそれを用いた慣性力センサ |
WO2011162239A1 (ja) * | 2010-06-21 | 2011-12-29 | 大日本印刷株式会社 | 力学量センサ |
JP2012051102A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Freescale Semiconductor Inc | Memsデバイスアセンブリ及びそのパッケージング方法 |
-
1993
- 1993-04-05 JP JP7823793A patent/JPH06291334A/ja not_active Withdrawn
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007524854A (ja) * | 2004-02-27 | 2007-08-30 | ビ−エイイ− システムズ パブリック リミテッド カンパニ− | 加速度計 |
JP2006300904A (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Matsushita Electric Works Ltd | 物理量センサ |
JP2007218902A (ja) * | 2006-01-06 | 2007-08-30 | Honeywell Internatl Inc | 分離応力アイソレータ |
JP2009288247A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Northrop Grumman Guidance & Electronics Co Inc | 自己較正レーザ半導体加速度計 |
JP2010276508A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Torex Semiconductor Ltd | 加速度センサー素子およびこれを有する加速度センサー |
WO2011162239A1 (ja) * | 2010-06-21 | 2011-12-29 | 大日本印刷株式会社 | 力学量センサ |
CN102959403A (zh) * | 2010-06-21 | 2013-03-06 | 大日本印刷株式会社 | 力学量传感器 |
US20130113056A1 (en) * | 2010-06-21 | 2013-05-09 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Dynamic quantity sensor |
JP5825258B2 (ja) * | 2010-06-21 | 2015-12-02 | 大日本印刷株式会社 | 力学量センサ |
US9276136B2 (en) | 2010-06-21 | 2016-03-01 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Dynamic quantity sensor |
WO2011161958A1 (ja) * | 2010-06-25 | 2011-12-29 | パナソニック株式会社 | 慣性力検出素子とそれを用いた慣性力センサ |
US9164119B2 (en) | 2010-06-25 | 2015-10-20 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Angular velocity detection device and angular velocity sensor including the same |
JP5906394B2 (ja) * | 2010-06-25 | 2016-04-20 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 慣性力検出素子とそれを用いた慣性力センサ |
US9835641B2 (en) | 2010-06-25 | 2017-12-05 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Angular velocity detection device and angular velocity sensor including the same |
JP2012051102A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Freescale Semiconductor Inc | Memsデバイスアセンブリ及びそのパッケージング方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI390205B (zh) | 加速度感測器 | |
US5633461A (en) | Mounting arrangement for acceleration detector element | |
US5755978A (en) | Accelerometer and method of manufacture | |
US8042392B2 (en) | Acceleration sensor | |
US10329141B2 (en) | Encapsulated device of semiconductor material with reduced sensitivity to thermo-mechanical stresses | |
JP2004170390A (ja) | 力学量センサ | |
US4980598A (en) | Monolithic resonator for a vibrating beam accelerometer | |
JPH08193897A (ja) | 半導体圧力センサ | |
JP2007127607A (ja) | センサブロック | |
JPH07113647B2 (ja) | 半導体加速度センサ | |
US5109175A (en) | Monolithic resonator for vibrating beam force sensors | |
JPH06194379A (ja) | 半導体加速度検出装置 | |
JPH06291334A (ja) | 加速度センサ | |
US20030057447A1 (en) | Acceleration sensor | |
JP2002350260A (ja) | 半導体圧力センサ | |
US6823735B2 (en) | Acceleration sensor | |
JP2000338124A (ja) | 半導体加速度センサ | |
JP2006250702A (ja) | 加速度センサ | |
JPH09264800A (ja) | 半導体式力学量センサ | |
JP2006153519A (ja) | 加速度センサ | |
JPH10185946A (ja) | 静電容量型センサ | |
JP2002267684A (ja) | 半導体式力学量センサ | |
JPH08160071A (ja) | シリコン加速度計 | |
US20090095076A1 (en) | Acceleration Sensor Device and Sensor Apparatus | |
JPH0666831A (ja) | 半導体歪ゲージユニット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000704 |