JP2000234921A - 長尺体の長さの測定方法 - Google Patents

長尺体の長さの測定方法

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JP2000234921A
JP2000234921A JP11035907A JP3590799A JP2000234921A JP 2000234921 A JP2000234921 A JP 2000234921A JP 11035907 A JP11035907 A JP 11035907A JP 3590799 A JP3590799 A JP 3590799A JP 2000234921 A JP2000234921 A JP 2000234921A
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JP
Japan
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length
measuring
elongated body
pipe
detector
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Application number
JP11035907A
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English (en)
Inventor
Hideto Tanimura
秀人 谷村
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コスト、工数が大してかからず、しかも長尺
体の長さに係わらず製造現場で安定的に自動計測を可能
とする長尺体の長さの測定方法を提供する。 【解決手段】 移動する長尺体2の長さを測定する方法
であって、定位置に設置されている検出器3により長尺
体2の両端部の通過時間の検出を行い、その通過時間と
長尺体2の移動速度により長尺体2の長さを算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、長尺体の長さの測
定方法に関し、例えば、合成樹脂管の押出成形ラインで
合成樹脂管の長さを測定する際に使用して好適なもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平5−296730
号公報等に記載されているように、複数個の並設された
管端検出器に沿って長尺体を移動させ、何個の管端検出
器が長尺体の管端を検出したかを求め、検出した管端検
出器の個数と管端検出器間の距離とにより長尺体の長さ
を算出する方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平5−296730号公報記載の長尺体の長さの測定
方法においては、管端検出器の基準位置への位置決め精
度の高いことが要求され、例えば、合成樹脂管の押出成
形現場では、高い位置決め精度を維持することは困難で
あり、又、長尺体の全長に合わせて管端検出器の設置個
数を増設する必要があり、設備費が高額となり、設備の
維持管理にも多大の費用、工数がかかる問題があった。
【0004】本発明は、従来の長尺体の長さの測定方法
における、このような問題点に着目してなされたもので
あり、その目的とするところは、従来の長尺体の長さの
測定方法における問題点を解消し、コスト、工数が大し
てかからず、しかも長尺体の長さに係わらず製造現場で
安定的に自動計測を可能とする長尺体の長さの測定方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の長尺体の長さの測定方法は、移動する長
尺体の長さを測定する方法であって、定位置に設置され
ている検出器により長尺体の両端部の通過時間の検出を
行い、その通過時間と長尺体の移動速度により長尺体の
長さを算出することを特徴とするものである。
【0006】本発明において、長尺体としては、特に限
定されないが、例えば、パイプ、槓杆、樋等の各種断面
形状のものが挙げられ、その材質としても、特に限定さ
れないが、例えば、塩化ビニル系のポリアミド系樹脂、
ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂等の合成樹脂や
通常鋼、ステンレス鋼、アルミニウム等の金属等が挙げ
られる。
【0007】本発明において、長尺体を移動させる手段
としては、移動速度が検出できるものであれば、従来か
ら長尺体を移動させる手段が使用できるものであって、
特に限定されないが、例えば、ベルトコンベア、ローラ
コンベア等の各種コンベアが使用できる。
【0008】本発明において、検出器としては、特に限
定されないが、受光素子を備えたセンサー等が使用で
き、その光源としては、例えば、蛍光灯、レフランプ、
赤外線発光ダイオード、レーザー等が使用でき、その他
リミットスイッチ等が使用できる。
【0009】〔作用〕本発明の長尺体の長さの測定方法
においては、定位置に設置されている検出器により長尺
体の両端部の通過時間の検出を行い、その通過時間と長
尺体の移動速度により長尺体の長さを算出するものであ
るから、検出器、時間計測装置、移動速度計測装置、時
間と速度により長さを算出する装置があれば、長尺体の
長さを算出できるものであり、これらは比較的安価なも
のであって維持管理にも特別の費用や工数を必要としな
い。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の長尺体の長さ
の測定方法の一実施態様を示す正面説明図、図2は図1
に示す態様の平面説明図である。図1、2において、1
は搬送コンベアであり、搬送コンベア1により長尺体で
ある塩化ビニル樹脂パイプ2を矢印a方向に搬送できる
ようになっている。3は搬送コンベア1の一定位置に設
置された検出器であり、検出器3は具体的には反射型近
接スイッチであって、搬送コンベア1により搬送される
パイプ2の先端が検出器3の設置箇所に到達するとパイ
プ2の先端の到達時間を検出し、パイプ2の後端が通過
するまでの時間を検出するようになっている。
【0011】11は搬送コンベア1の長手方向に沿って
設けられた搬送ガイドであり、搬送ガイド11によりパ
イプ2が検出器2に対して斜めに進入しないように矯正
され、パイプ2が検出器2に対して直角に搬送されるよ
うになっている。4は搬送コンベア1に設けられた搬送
速度検出装置であり、搬送速度検出装置4は具体的には
パルス検出器である。
【0012】次に、図1、2に示す装置を使用して本発
明の測定方法によりパイプ2の長さを測定する態様を図
3により説明する。パイプ2が搬送コンベア1により矢
印a方向に搬送され、パイプ2の先端が検出器3の設置
箇所に到達すると、検出器3はパイプ2の始点検出を行
い、パイプ2が検出器3の側方を通過する間、検出器3
による検出を続行し、パイプ2の後端が検出器3の設置
箇所に到達すると、検出器3はパイプ2の終点検出を行
い、パイプ2の始点と終点との検出間の時間換算を行
い、パイプ2の検出器3の側方を通過する時間、即ち、
パイプ2の検出時間を算出しする。
【0013】他方、搬送コンベア1の搬送速度を搬送速
度検出装置4により検出し、その検出データをライン速
度情報として演算装置に送信し、パイプ2の検出時間と
ライン速度との積を求めることにより表示装置にパイプ
2の全長表示が行われる。
【0014】本発明の測定方法においては、叙上のよう
に、検出器3によりパイプ2の始点と終点との検出間の
時間換算を行い、パイプ2の検出器3の側方を通過する
時間、即ち、パイプ2の検出時間を算出し、パイプ2の
検出時間と、搬送速度検出装置4により検出した搬送コ
ンベア1の搬送速度をライン速度情報として積を求める
ことによりパイプ2の全長を測定することができるもの
であり、検出器3、搬送速度検出装置4、時間と速度に
より長さを算出する装置等があれば、パイプ2の長さを
測定できるものであり、これらは比較的安価なものであ
って維持管理にも特別の費用や工数を必要としない。
【0015】以上、本発明を図示の実施の形態により説
明したが、本発明の具体的な構成は、この実施の形態に
限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範
囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0016】
【発明の効果】本発明の長尺体の長さの測定方法におい
ては、検出器、時間計測装置、移動速度計測装置、時間
と速度により長さを算出する装置があれば、長尺体の長
さを算出できるものであり、これらは比較的安価なもの
であって維持管理にも特別の費用や工数を必要としな
い。
【0017】従って、例えば、パイプの成形ラインにお
いて、パイプの全長の測定を自動的に行うことにより、
省人化を図ることができ、パイプの全長、口径等の製品
サイズ変更等により特別の設備変更を行うことなく、あ
らゆるサイズの製品の全長測定を誤差なく測定すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の長尺体の長さの測定方法の一実施態様
を示す正面説明図。
【図2】図1に示す本発明の長尺体の長さの測定方法の
態様の平面説明図。
【図3】図1、2に示す本発明の長尺体の長さの測定方
法のフロー図。
【符号の説明】
1 搬送コンベア 11 搬送ガイド 2 長尺体(パイプ) 3 検出器 4 搬送速度検出装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動する長尺体の長さを測定する方法で
    あって、定位置に設置されている検出器により長尺体の
    両端部の通過時間の検出を行い、その通過時間と長尺体
    の移動速度により長尺体の長さを算出することを特徴と
    する長尺体の長さの測定方法。
JP11035907A 1999-02-15 1999-02-15 長尺体の長さの測定方法 Pending JP2000234921A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102538729A (zh) * 2011-05-25 2012-07-04 浙江三和机电科技有限公司 全自动销轴长度检测装置
JP2016048629A (ja) * 2014-08-27 2016-04-07 矢崎総業株式会社 コネクタハウジング位置検出装置及び位置検出方法
JP2018063106A (ja) * 2016-10-13 2018-04-19 ラインメタル エア ディフェンス アクチェンゲゼルシャフト 小速射砲及び小速射砲を駆動する方法

Cited By (4)

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CN102538729B (zh) * 2011-05-25 2014-12-03 浙江三和机电科技有限公司 全自动销轴长度检测装置
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