JP2000234588A - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents
密閉型電動圧縮機Info
- Publication number
- JP2000234588A JP2000234588A JP11036673A JP3667399A JP2000234588A JP 2000234588 A JP2000234588 A JP 2000234588A JP 11036673 A JP11036673 A JP 11036673A JP 3667399 A JP3667399 A JP 3667399A JP 2000234588 A JP2000234588 A JP 2000234588A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction muffler
- insert tube
- damper collar
- suction
- joint spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Compressor (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 密閉型電動圧縮機において、圧縮要素の振動
によるジョイントスプリングの撓みを防止することによ
り、騒音低減を図ることを目的とする。 【解決手段】 サクションマフラー吸入孔6に取り付け
られたサクションマフラー吸入孔外部に延びる延出部2
2を有するダンパカラー18とインサートチューブ19
を連通する構造とした。これによりジョイントスプリン
グ7の撓みを低減したものである。
によるジョイントスプリングの撓みを防止することによ
り、騒音低減を図ることを目的とする。 【解決手段】 サクションマフラー吸入孔6に取り付け
られたサクションマフラー吸入孔外部に延びる延出部2
2を有するダンパカラー18とインサートチューブ19
を連通する構造とした。これによりジョイントスプリン
グ7の撓みを低減したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気冷蔵庫等の冷凍
サイクルに接続される密閉型電動圧縮機の騒音低減化の
技術に関する。
サイクルに接続される密閉型電動圧縮機の騒音低減化の
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、密閉型電動圧縮機は特開平1−2
00076号に記載されたものが知られる。
00076号に記載されたものが知られる。
【0003】図3は従来例の密閉型電動圧縮機の縦断面
図であり、図4は図3のA部の拡大断面図である。1は
電動要素、2は圧縮要素、3は密閉容器、4はサクショ
ンチューブ、5はサクションマフラー、6はサクション
マフラー吸入孔、7はジョイントスプリング、8はダン
パカラー、9はインサートチューブである。
図であり、図4は図3のA部の拡大断面図である。1は
電動要素、2は圧縮要素、3は密閉容器、4はサクショ
ンチューブ、5はサクションマフラー、6はサクション
マフラー吸入孔、7はジョイントスプリング、8はダン
パカラー、9はインサートチューブである。
【0004】以上のように構成された圧縮機において、
戻り冷媒ガスはサクションチューブ4,ジョイントスプ
リング7,インサートチューブ9,ダンパカラー8を介
して、サクションマフラー5に送り込まれる。
戻り冷媒ガスはサクションチューブ4,ジョイントスプ
リング7,インサートチューブ9,ダンパカラー8を介
して、サクションマフラー5に送り込まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のダンパカラー8とインサートチューブ9の組み合わ
せの構造は、サクションマフラー吸入孔6にダンパカラ
ー8が取り付けられ、その側面鉛直線上にインサートチ
ューブ8が挿通される。インサートチューブ8に連通す
るジョイントスプリング7にて圧縮要素の振動を吸収
し、密閉容器への伝達を低減する本構造では、ジョイン
トスプリング7が撓むことになり、撓みによりジョイン
トスプリング7が変形することで、擦れにより耳障りな
音が発生するという課題を有していた。
来のダンパカラー8とインサートチューブ9の組み合わ
せの構造は、サクションマフラー吸入孔6にダンパカラ
ー8が取り付けられ、その側面鉛直線上にインサートチ
ューブ8が挿通される。インサートチューブ8に連通す
るジョイントスプリング7にて圧縮要素の振動を吸収
し、密閉容器への伝達を低減する本構造では、ジョイン
トスプリング7が撓むことになり、撓みによりジョイン
トスプリング7が変形することで、擦れにより耳障りな
音が発生するという課題を有していた。
【0006】本発明は、上記従来の課題を解決しようと
するもので、圧縮要素の振動によるジョイントスプリン
グの撓みを防止することにより、騒音低減を図ることを
目的とする。
するもので、圧縮要素の振動によるジョイントスプリン
グの撓みを防止することにより、騒音低減を図ることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、サクションマフラー吸入孔に取り付けら
れたサクションマフラー吸入孔外部に延びる延出部を有
するダンパカラーとインサートチューブを連通する構造
とした。これによりジョイントスプリングの撓みを低減
することができる。
に本発明では、サクションマフラー吸入孔に取り付けら
れたサクションマフラー吸入孔外部に延びる延出部を有
するダンパカラーとインサートチューブを連通する構造
とした。これによりジョイントスプリングの撓みを低減
することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、サクションマフラー吸入孔に取り付けられたサクシ
ョンマフラー吸入孔外部に延びる延出部を有するダンパ
カラーとインサートチューブを連通させるようにしたも
のであり、さらにダンパカラーの構造をより可撓性の大
きな構造とした。これにより圧縮要素よりの振動がダン
パカラー延出部において吸収されるという作用を有す
る。
は、サクションマフラー吸入孔に取り付けられたサクシ
ョンマフラー吸入孔外部に延びる延出部を有するダンパ
カラーとインサートチューブを連通させるようにしたも
のであり、さらにダンパカラーの構造をより可撓性の大
きな構造とした。これにより圧縮要素よりの振動がダン
パカラー延出部において吸収されるという作用を有す
る。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、ダンパカ
ラーをゴムで形成したものであり、可撓性弾性体である
ため形状が自在に変形するので、振動を吸収する作用を
有する。
ラーをゴムで形成したものであり、可撓性弾性体である
ため形状が自在に変形するので、振動を吸収する作用を
有する。
【0010】さらに、請求項3に記載の発明は、ダンパ
カラー膨出部にてインサートチューブ紐出し部を確実に
嵌合するという作用を有する。
カラー膨出部にてインサートチューブ紐出し部を確実に
嵌合するという作用を有する。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例について図1〜図2を用
いて説明する。なお従来例と同一部分は同一符号を付
し、詳細な説明を省略する。
いて説明する。なお従来例と同一部分は同一符号を付
し、詳細な説明を省略する。
【0012】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける密閉型電動圧縮機の縦断面図であり、図2は図1の
B部の拡大断面図である。18はインサートチューブ1
9とサクションマフラー5とを連通するダンパカラーで
ゴム等の材質で形成されている。前記ダンパカラー18
は、具体的にはN.B.R.の射出成形によって、チュ
ーブ状に成型したものである。19はインサートチュー
ブ、ジョイントスプリング7に連接する。
ける密閉型電動圧縮機の縦断面図であり、図2は図1の
B部の拡大断面図である。18はインサートチューブ1
9とサクションマフラー5とを連通するダンパカラーで
ゴム等の材質で形成されている。前記ダンパカラー18
は、具体的にはN.B.R.の射出成形によって、チュ
ーブ状に成型したものである。19はインサートチュー
ブ、ジョイントスプリング7に連接する。
【0013】以上のような構成によって、サクションマ
フラー吸入孔6に取り付けられたサクションマフラー吸
入孔外部に延びる延出部22を有するダンパカラー18
とインサートチューブ19を連通させ、さらにダンパカ
ラー18の構造をより可撓性の大きな構造とした。これ
により圧縮要素よりの振動がダンパカラー延出部22に
おいて吸収される。
フラー吸入孔6に取り付けられたサクションマフラー吸
入孔外部に延びる延出部22を有するダンパカラー18
とインサートチューブ19を連通させ、さらにダンパカ
ラー18の構造をより可撓性の大きな構造とした。これ
により圧縮要素よりの振動がダンパカラー延出部22に
おいて吸収される。
【0014】なお、本実施例に於いては図2に示すよう
にダンパカラー18の延出部22を円筒チューブ形状と
したが、より可撓性を高めるために蛇腹形状としても同
様の効果が得られることは言うまでもない。
にダンパカラー18の延出部22を円筒チューブ形状と
したが、より可撓性を高めるために蛇腹形状としても同
様の効果が得られることは言うまでもない。
【0015】さらに、本実施例に於いては図2に示すよ
うにダンパカラー18一端に延出部22を形成し、延出
部先端に膨出部23を形成し、膨出部23にインサート
チューブ紐出し部20が嵌合されており、インサートチ
ューブ19が把持される。
うにダンパカラー18一端に延出部22を形成し、延出
部先端に膨出部23を形成し、膨出部23にインサート
チューブ紐出し部20が嵌合されており、インサートチ
ューブ19が把持される。
【0016】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、圧縮要素の振動によるジョイン
トスプリングの撓みによるジョイントスプリングのきし
み音が低減されるという有利な効果が得られる。
1記載の発明によれば、圧縮要素の振動によるジョイン
トスプリングの撓みによるジョイントスプリングのきし
み音が低減されるという有利な効果が得られる。
【0017】また、請求項2記載の発明によれば、ダン
パカラー部にて圧縮要素の振動の吸収できるという有利
な効果が得られる。
パカラー部にて圧縮要素の振動の吸収できるという有利
な効果が得られる。
【0018】さらに、請求項3記載の発明によれば、密
閉型電動圧縮機運転時および、起動時に際しても圧縮要
素からの振動によりインサートチューブとダンパカラー
の連結が外れることなく、インサートチューブが確実に
把持されるという有利な効果が得られる。
閉型電動圧縮機運転時および、起動時に際しても圧縮要
素からの振動によりインサートチューブとダンパカラー
の連結が外れることなく、インサートチューブが確実に
把持されるという有利な効果が得られる。
【図1】本発明の実施例1における密閉型電動圧縮機の
縦断面図
縦断面図
【図2】図1のB部の拡大断面図
【図3】従来例の密閉型電動圧縮機の縦断面図
【図4】図3のA部の拡大断面図
1 電動要素 2 圧縮要素 3 密閉容器 4 サクションチューブ 5 サクションマフラー 6 サクションマフラー吸入孔 7 ジョイントスプリング 8,18 ダンパカラー 9,19 インサートチューブ 20 紐出し部 22 延出部 23 膨出部
Claims (3)
- 【請求項1】電動要素並びに圧縮要素が収納される密閉
容器と、前記密閉容器に固着されるサクションチューブ
と、前記サクションチューブが一端に連通されたジョイ
ントスプリングと、前記ジョイントスプリング他端に一
端が連通されたインサートチューブと、インサートチュ
ーブ他端がサクションマフラー吸入孔にサクションマフ
ラー吸入孔外部に延出部を有するダンパカラーを介して
連通された密閉型電動圧縮機。 - 【請求項2】インサートチューブとサクションマフラー
を連通するダンパカラーはゴムによって構成された請求
項1記載の密閉型電動圧縮機。 - 【請求項3】ダンパカラー一端に延出部を形成し、延出
部先端に膨出部を形成し、膨出部にインサートチューブ
紐出し部が嵌合されている請求項1または請求項2記載
の密閉型電動圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11036673A JP2000234588A (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | 密閉型電動圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11036673A JP2000234588A (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | 密閉型電動圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000234588A true JP2000234588A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12476387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11036673A Withdrawn JP2000234588A (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | 密閉型電動圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000234588A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006518017A (ja) * | 2003-02-18 | 2006-08-03 | エンプレサ・ブラジレイラ・デイ・コンプレソレス・エシ・ア−エンブラク | 密封式圧縮機の吐き出し管 |
WO2007015222A1 (en) * | 2005-08-04 | 2007-02-08 | Arcelik Anonim Sirketi | A compressor |
KR100693155B1 (ko) * | 2000-11-17 | 2007-03-13 | 주식회사 엘지이아이 | 밀폐형 압축기의 냉매흡입구조 |
WO2007083905A1 (en) * | 2006-01-18 | 2007-07-26 | Samsung Gwangju Electronics Co., Ltd. | Hermetic type compressor |
KR100816829B1 (ko) * | 2001-11-26 | 2008-03-27 | 주식회사 엘지이아이 | 밀폐형 압축기의 작동유체 흡입장치 |
-
1999
- 1999-02-16 JP JP11036673A patent/JP2000234588A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100693155B1 (ko) * | 2000-11-17 | 2007-03-13 | 주식회사 엘지이아이 | 밀폐형 압축기의 냉매흡입구조 |
KR100816829B1 (ko) * | 2001-11-26 | 2008-03-27 | 주식회사 엘지이아이 | 밀폐형 압축기의 작동유체 흡입장치 |
JP2006518017A (ja) * | 2003-02-18 | 2006-08-03 | エンプレサ・ブラジレイラ・デイ・コンプレソレス・エシ・ア−エンブラク | 密封式圧縮機の吐き出し管 |
WO2007015222A1 (en) * | 2005-08-04 | 2007-02-08 | Arcelik Anonim Sirketi | A compressor |
KR100932254B1 (ko) | 2005-08-04 | 2009-12-16 | 아세릭 에이. 에스 | 압축기 |
CN101238293B (zh) * | 2005-08-04 | 2013-06-19 | 阿塞里克股份有限公司 | 压缩机 |
WO2007083905A1 (en) * | 2006-01-18 | 2007-07-26 | Samsung Gwangju Electronics Co., Ltd. | Hermetic type compressor |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
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|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20060314 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070614 |