JP5355346B2 - 密閉形圧縮機 - Google Patents

密閉形圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP5355346B2
JP5355346B2 JP2009242535A JP2009242535A JP5355346B2 JP 5355346 B2 JP5355346 B2 JP 5355346B2 JP 2009242535 A JP2009242535 A JP 2009242535A JP 2009242535 A JP2009242535 A JP 2009242535A JP 5355346 B2 JP5355346 B2 JP 5355346B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accumulator
compressor
fixing
fixed
fixing bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009242535A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011089448A5 (ja
JP2011089448A (ja
Inventor
聡経 新井
谷  真男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2009242535A priority Critical patent/JP5355346B2/ja
Publication of JP2011089448A publication Critical patent/JP2011089448A/ja
Publication of JP2011089448A5 publication Critical patent/JP2011089448A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5355346B2 publication Critical patent/JP5355346B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Compressor (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Description

本発明は、空気調和機や冷蔵庫などの冷凍空調装置の冷凍サイクルに用いられる、冷媒ガスの圧縮を行うロータリ圧縮機、スクロール圧縮機、ピストン式圧縮機等の密閉形圧縮機に関するものである。
従来、圧縮機本体にアキュムレータを固定する際、固定金具及び固定バンドがアキュムレータの軸方向に広範囲に接触するため、アキュムレータの動きが制限されて圧縮機本体の振動がアキュムレータに伝わり易くなり、騒音が発生するという問題があった。
このような問題を解決するために、固定バンドのアキュムレータと接触する側に複数の突起を設けて、アキュムレータとの接触面積を減らして運転中のビビリ音の発生を抑制するようにしたアキュムレータの取付装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭62−79975号公報(第4−5頁、図1)
特許文献1のアキュムレータの取付装置は、アキュムレータと固定バンドとの軸方向の接触幅を減らすことはできるが、アキュムレータと固定金具との軸方向の接触幅は変らないため、圧縮機本体からアキュムレータへ伝達される振動を十分抑制することができず、騒音の抑制も不十分であった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、アキュムレータと、固定金具及び固定バンドとの軸方向の接触幅を最小とすることにより、圧縮機本体からアキュムレータへ伝達される振動を抑制して、低騒音の密閉形圧縮機を提供することを目的としたものである。
本発明に係る密閉形圧縮機は、密閉容器内に圧縮機構部、該圧縮機構部を駆動する電動機部が設けられた圧縮機本体と、該圧縮機本体に連結管を介して連結されたアキュムレータと、前記密閉容器に固定された固定金具及び該固定金具を介して前記アキュムレータを前記圧縮機本体に固定する固定バンドとを有し、
前記アキュムレータは、前記圧縮機本体の振動に対し、共振による騒音を抑制できる固定位置を有し、該固定位置の外周にリング状の突条設けられており、前記固定金具及び固定バンドにより、前記突条を介して前記アキュムレータを前記圧縮機本体に固定したものである。
本発明によれば、アキュムレータの共振による騒音を抑制できる固定位置に設けたリング状の突条を介して、固定金具及び固定バンドにより、突条を介してアキュムレータを圧縮機本体に固定するようにしているので、アキュムレータを特定の位置に支持することができ、しかも軸方向接触幅の小さい突条で固定することができる。このため、アキュムレータの固定位置が変化せず、共振周波数変化による騒音発生を防止することができるとともに、圧縮機本体からアキュムレータへ伝達される振動が抑制され、低騒音の密閉形圧縮機を得ることができる。
一部を断面で示した本発明の実施の形態1に係る密閉形容器の説明図及びそのA部の拡大図である。 図1の上面図である。 圧縮機本体からアキュムレータへの振動伝達特性を示すグラフである。 一部を断面で示した本発明の実施の形態2に係る密閉形圧縮機の説明図及びそのB部の拡大図である。 図4のアキュムレータの断面説明図及びそのC部の拡大図である。
[実施の形態1]
図1は一部を断面で示した本発明の実施の形態1に係る密閉形圧縮機の説明図及びそのA部の拡大図、図2は図1の上面図である。なお、図には、高圧シェルのツインロータリ圧縮機を示してある。
この密閉形圧縮機は、密閉容器2内に圧縮機構部3とこれを駆動する電動機部4とが設けられた圧縮機本体1と、固定金具10と固定バンド11とによって圧縮機本体1に取付けられたアキュムレータ5とからなっている。
アキュムレータ5は、アキュムレータ容器6と、圧縮機本体1の圧縮機構部3とアキュムレータ容器6とを連結する連結管7とを備え、アキュムレータ容器6の上下方向のほぼ中央部の外周には、リング状の突条8が設けられている。なお、この突条8は、例えばアキュムレータ容器6の内側から治具等により拡径成形して形成される。
固定金具10は、図2に示すように、密閉容器2の外形に対応して円弧状に形成された固定部10aと、固定部10aの両側に設けられてアキュムレータ容器6側に折曲げられて圧縮機本体1側に開口するほぼU字状の取付腕10b,10cとからなり、固定部10aは溶接等により密閉容器2に固定される。
上記のように構成した密閉形圧縮機において、圧縮機本体1にアキュムレータ5を取付けるには、例えば、アキュムレータ容器6を、その突条8を固定金具10の幅方向(上下方向)の中央部近傍に位置させて固定金具10に当接し、一端が固定金具10の一方の腕部10bにねじ止めされた固定バンド11を、アキュムレータ容器6の突条8に沿って当接し、他端を固定金具10の他方の腕部10cに係止させる。ついで、連結管7を圧縮機本体1の圧縮機構部3に連結する。
これにより、アキュムレータ5の圧縮機本体1への取付けが終了する。このとき、アキュムレータ容器6の突条8は、固定バンド11の幅方向(アキュムレータ容器6の上下方向、以下同じ)のほぼ中央部に位置する。
一般に、アキュムレータを固定バンドで締付けて圧縮機本体に取付ける際、固定バンドの締付け方により、固定金具又は固定バンドの幅方向のどの位置でアキュムレータ容器と接触しているのかを知ることが困難であった。このため、アキュムレータを所望の位置に支持することができないため、アキュムレータの共振周波数が変化し、アキュムレータの共振による騒音が発生するという問題があった。
図3は、圧縮機本体1からアキュムレータ5への振動伝達特性を示すグラフである。図中、W1は固定部品(固定金具10と固定バンド11)をアキュムレータ5の軸方向に広範囲に接触させた場合の振動伝達特性、W2は固定部品のアキュムレータ5の軸方向への接触幅が少ない場合の振動伝達特性を示す。
固定部品がアキュムレータ5の軸方向に広範囲に接触する(軸方向の接触幅が多い)と、アキュムレータ5の動きが制限されて、圧縮機本体1の振動がアキュムレータ5へ伝わり易くなり、振動伝達特性のレベルが上昇する。一方、軸方向の接触幅が少ない場合は、振動伝達特性が低下するため、アキュムレータ5に伝達される振動が小さく、アキュムレータ5の騒音が抑制される。
本実施の形態によれば、固定金具10及び固定バンド11は、アキュムレータ5と突条8の位置で接触しており、これにより、アキュムレータ5を所望の位置に確実に支持することができ、また、軸方向の接触幅が最小となるように構成したので、アキュムレータ5の共振による騒音を防止することができ、低騒音の密閉形圧縮機を得ることができる。
[実施の形態2]
図4は一部を断面で示した本発明の実施の形態2に係る密閉形圧縮機の説明図及びそのB部の拡大図、図5は図4のアキュムレータの断面説明図及びそのC部の拡大図である。なお、実施の形態1と同じ部分には、これと同じ符号が付してある。
一般に、アキュムレータ容器は、上下2つの容器を溶接接合して形成されている。すなわち、図5に示すように、下部容器6bの上部外周に上部容器6aの下部内周を圧入して接合し、接合部6cを溶接して形成しており、接合部6cは外周側に膨出する。なお、図には、上下の容器6a,6bの内径を合わせるため、上部容器6aの接合部6cに段部6eを設けているが、これは省略してもよい。
上記のように構成した本実施の形態において、アキュムレータ5を圧縮機本体1に取付ける場合は、密閉容器2に固定した固定金具10の幅方向の中央部近傍に、アキュムレータ容器6の接合部6cの最外周部6dを位置させ、前述の要領で固定バンド11で締付けて固定する。
本実施の形態によれば、固定金具10及び固定バンド11がアキュムレータ容器6の接合部6cの最外周部6dと接触しており、軸方向の接触幅が最小となるように構成したので、実施の形態1の場合とほぼ同様の効果を得ることができる。また、アキュムレータ容器6に突条8を設ける必要がないので、より安価で低騒音の密閉形圧縮機を得ることができる。
また、アキュムレータ容器6を構成する上下の容器6a,6bのうち、一方の容器(例えば6a)の開口部を絞り加工等によって拡径し、圧入することなく嵌合して接合するような場合においても、拡径部をあらかじめテーパ状に形成してその最外周端部に固定金具10及び固定バンド11を当接することで、アキュムレータ容器6と固定金具及び固定バンドとの軸方向の接触幅を最小とすることができるので、上記と同様の効果を得ることができる。
上記の説明では、ロータリ圧縮機からなる密閉形圧縮機に本発明を実施した場合を示したが、これに限定するものではなく、スクロール圧縮機、ピストン式圧縮機等、他の構造の密閉形圧縮機にも本発明を実施することができる。
1 圧縮機本体、2 密閉容器、3 圧縮機構部、4 電動機部、5 アキュムレータ、6 アキュムレータ容器、6c 接合部、7 連結管、8 突条、10 固定金具、11 固定バンド。

Claims (3)

  1. 密閉容器内に圧縮機構部、該圧縮機構部を駆動する電動機部が設けられた圧縮機本体と、該圧縮機本体に連結管を介して連結されたアキュムレータと、前記密閉容器に固定された固定金具及び該固定金具を介して前記アキュムレータを前記圧縮機本体に固定する固定バンドとを有し、
    前記アキュムレータは、前記圧縮機本体の振動に対し、共振による騒音を抑制できる固定位置を有し、該固定位置の外周にリング状の突条設けられており、前記固定金具及び固定バンドにより、前記突条を介して前記アキュムレータを前記圧縮機本体に固定したことを特徴とする密閉形圧縮機。
  2. 密閉容器内に圧縮機構部、該圧縮機構部を駆動する電動機部が設けられた圧縮機本体と、2つ以上の容器を圧入して溶接接合された外周側に膨出する接合部を有し、前記圧縮機本体に連結管を介して連結されたアキュムレータと、前記密閉容器に固定された固定金具及び該固定金具を介して前記アキュムレータを前記圧縮機本体に固定する固定バンドとを備え、
    前記固定金具及び固定バンドにより、前記接合部の最外周部を介して前記アキュムレータを前記圧縮機本体に固定したことを特徴とする密閉形圧縮機。
  3. 密閉容器内に圧縮機構部、該圧縮機構部を駆動する電動機部が設けられた圧縮機本体と、接合部がテーパ状に拡形されて2つ以上の容器が嵌合接合された接合部を有し、前記圧縮機本体に連結管を介して連結されたアキュムレータと、前記密閉容器に固定された固定金具及び該固定金具を介して前記アキュムレータを前記圧縮機本体に固定する固定バンドとを備え、
    前記固定金具及び固定バンドにより、前記接合部を介して前記アキュムレータを前記圧縮機本体に固定したことを特徴とする密閉形圧縮機。
JP2009242535A 2009-10-21 2009-10-21 密閉形圧縮機 Expired - Fee Related JP5355346B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009242535A JP5355346B2 (ja) 2009-10-21 2009-10-21 密閉形圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009242535A JP5355346B2 (ja) 2009-10-21 2009-10-21 密閉形圧縮機

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011089448A JP2011089448A (ja) 2011-05-06
JP2011089448A5 JP2011089448A5 (ja) 2011-08-25
JP5355346B2 true JP5355346B2 (ja) 2013-11-27

Family

ID=44107917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009242535A Expired - Fee Related JP5355346B2 (ja) 2009-10-21 2009-10-21 密閉形圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5355346B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6508807B2 (ja) * 2014-10-16 2019-05-08 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 圧縮機用ブラケット及びロータリ圧縮機

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0252981U (ja) * 1988-10-11 1990-04-17

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011089448A (ja) 2011-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8997794B2 (en) Vibration absorbing pipe for refrigeration compressor
JP5355346B2 (ja) 密閉形圧縮機
CN102422022B (zh) 压缩机
KR101700285B1 (ko) 핀셋 형상의 주름부를 구비한 벨로우즈 및 그 제조방법
JP2010038087A (ja) 密閉型圧縮機
JP2009281482A (ja) 配管制振構造及び配管制振方法
KR101042599B1 (ko) 스테인레스 강관의 관이음 부재
JP2008101788A (ja) 冷凍サイクルの配管用継手
JP2010038086A (ja) 密閉型圧縮機
JP4356568B2 (ja) 密閉型圧縮機
JP2018035711A (ja) 圧縮機ユニット
JP2009149234A (ja) 車両用ホイール
JP3938931B1 (ja) 配管用継手
JP2009197919A (ja) 配管継手の製造方法
JP2007239921A (ja) 配管継手装置
KR101885831B1 (ko) 밀봉형 개스킷 장치
JP2006275161A (ja) プロペラシャフト用ブーツ、プロペラシャフト、プロペラシャフト用ブーツの取付方法及びプロペラシャフトのシール方法
JP2001073947A (ja) 密閉型圧縮機
CN214501696U (zh) 消音器及具有其的空调器
KR20140051625A (ko) 압축기의 배관 연결구조 및 연결방법
KR101604675B1 (ko) 파이프 접속 조인트
JP4345887B2 (ja) ガラス管ヒータ用キャップとガラス管ヒータと冷蔵庫
KR20120088967A (ko) 파이프 조립체
WO2021106932A1 (ja) パワーエレメント及びこれを用いた膨張弁
KR200460236Y1 (ko) 가스배관 연결장치

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110708

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110708

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130730

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130827

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5355346

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees