JP2000234305A - 排水性舗装構造 - Google Patents

排水性舗装構造

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JP2000234305A
JP2000234305A JP11036419A JP3641999A JP2000234305A JP 2000234305 A JP2000234305 A JP 2000234305A JP 11036419 A JP11036419 A JP 11036419A JP 3641999 A JP3641999 A JP 3641999A JP 2000234305 A JP2000234305 A JP 2000234305A
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JP
Japan
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drainage
drain
water
correction layer
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Pending
Application number
JP11036419A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Sano
正典 佐野
Eizaburo Hirotsu
栄三郎 広津
Atsushi Fuchizawa
淳 淵澤
Naotake Inaoka
尚毅 稲岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toa Doro Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Toa Doro Kogyo Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/60Planning or developing urban green infrastructure

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  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 舗装路面はいずれも中央部分が両側部分より
多少高く、両側が低くなって傾斜があるために、例えば
車椅子は道路を進行するときには外側方向に傾いた状態
で進むことになり、また、横断するときにはずるずる進
んだり後ずさりすることになり安定のよくない路面とな
っており、特に駅のホームにおいてはそのような状態は
事故防止のためからも好ましいものではない。 【解決手段】 透水性の表層の下部に排水層を設けた排
水性舗装構造において、表層の下部に傾斜を設けた排水
面となる排水層を形成したことを特徴とし、また、その
表層を水平面としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般道路、高速道
路、鉄道、駅のホーム等その他平面状の舗装が要求され
るすべての排水性舗装に適用可能な構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、駅のホームにおいて、ホームの
表面に水が溜まるのを防ぐために中央部分が両側部分よ
り高く、両側が低くなって水が溜まらないような構造と
してある。さらに、近時、舗装面に透水性の機能をもた
せてその下層に水を透過させ、その下層で水を排出する
舗装にして排水性と共に吸音効果を持たせて低騒音をか
ねる構造が用いられている。
【0003】このような舗装は、連続した空隙がアスフ
ァルト混合物の表層部に形成されているもので、その表
層部を透過した水が下層の表面に沿って側部に設けた排
水樋(排水パイプ)に流出する構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、いずれにせ
よ道路は雨水等が溜まらないように中央部分が両側部分
より多少高く、両側が低くなって傾斜があるために、例
えば車椅子は道路を進行するときには外側方向に傾いた
状態で進むことになり、また、横断するときにはずるず
る進んだり後ずさりすることになり安定のよくない路面
となっており、特に駅のホームにおいてはそのような状
態は事故を発生させないためにも好ましいものではな
い。
【0005】また、従来の排水構造では下層での水の流
れが遅く十分に排水することが難しいという問題があっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、透水性
の表層の下部に排水層を設けた排水性舗装構造におい
て、水平面とした表層の下部に傾斜を設けた排水面とな
る排水層を設けたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。 第1実施の形態例 本発明の特長は各実施の形態例において明らかにされる
が、いずれにおいても透水性の表層から透過された水を
排水する下層である排水層の排水面に傾斜を付けたとこ
ろにあり、さらに表層を水平面もしくはそれに近い状態
として傾斜を要求しないところに特徴があり、色々な構
造の排水性舗装に適用が可能なものである。
【0008】図1は道路に施工した状態の要部断面図、
図2は駅のホームに施工した状態の要部断面図、図3は
排水層の例を示す説明図、図4は概念図であり、排水層
の排水面を片流れに傾斜させた実施の形態例である。図
において、1は水平面もしくはそれに近い状態に形成さ
れた透水性の表層であり、一般的なアスファルトコンク
リートや透水ブロック等路面の使用目的に応じて従来か
らある透水性の表層材が使用される。
【0009】2は排水層であり、排水面が所望の方向に
片流れに傾斜するように形成されている。この排水層2
はコンクリート、合成樹脂、複合材料等による現場施工
でもよく、また、予め工場生産されたコンクリート、合
成樹脂、ゴム、木材、金属等によるパネル等でもよい。
その表面の排水面は平面状でもよいが、例えば図3に示
す如く、所望断面形状の排水溝3を形成しておくと一層
排水性にすぐれる。
【0010】4は道路の基盤や高速道路や橋等の床板
(以下基盤という。)である。5は上記排水層2の表層
1との勾配差を補正する中間補正層であり、透水性の材
料例えばアスファルトコンクリート、ブロック、タイル
等により形成されるものである。なお、この中間補正層
は図5に示す如く、表層1をこの中間補正層を含めたも
のとして一体に形成してもよく、また、図6に示す如
く、排水層2を中間補正層を含めた一体形状に形成して
もよい。その場合には排水溝3を含めた排水面を傾斜さ
せて形成させることになる。いずれにせよ排水面が傾斜
している構成であればよい。
【0011】6は上記基盤4に対する排水層2の勾配を
補正する下部補正層であり、コンクリート、ブロック、
タイル等によって形成されるものであるが、これも、上
記中間補正層と同様に、図7に示す如く、基盤4を予め
下部補正層を含めて一体に形成してもよく、また、図8
に示す如く、排水層2を下部補正層を含めた一体形状に
形成したものでもよい。
【0012】したがって、上記表層1と排水層2および
基盤4の各形態は上記した各形態を組み合わせることに
より多くの形態が可能となり、それによって各補正層の
形態も決定される。例えば図9に示す如く、表層1と排
水層2および基盤4とで構成することも可能である。以
上の構成によると、水平に構成した表層1上の水は排水
層2に透過し、その透過した水は排水層2の勾配によっ
て側端に排出され、排水樋7が有る場合には排水樋7に
排出されることになる。従って、表層1を水平面に構成
しても十分な排水が行われ、勾配を有する路面と同様の
排水作用を有し、しかも路面環境のよい舗装となる。
【0013】第2実施の形態例 図10は概念図であり、排水層の排水面を屋根形に形成
した実施の形態例である。図において、1は水平面もし
くはそれに近い状態に形成された透水性の表層であり、
一般的なアスファルトコンクリートや透水ブロック等路
面の使用目的に応じて従来からある透水性の表層材が使
用される。
【0014】2は排水層であり、排水面が両側に外側に
向けて傾斜して屋根形に形成されている。なお、図面で
は中央で分けているが必ずしも中央である必要はない。
この排水層2はコンクリート、合成樹脂、複合材料等に
よる現場施工でもよく、また予め工場生産されたコンク
リート、合成樹脂、ゴム、木材、金属等によるパネル等
でもよい。その表面の排水面には例えば図2に示す如
く、所望断面形状の排水溝3を形成しておくとよい。
【0015】4は道路の基盤や高速道路や橋等の床板
(以下基盤という。)である。5は上記排水層2の表層
1との勾配差を補正する中間補正層であり、透水性の材
料例えばアスファルトコンクリート、ブロック、タイル
等により形成されるものである。なお、この中間補正層
は図11に示す如く、表層1をこの中間補正層を含めた
ものとして一体に形成してもよく、また、図12に示す
如く、排水層2を中間補正層を含めた一体形状に形成し
てもよい。その場合には排水溝3を傾斜させて形成させ
ることになる。いずれにせよ排水面が傾斜している構成
であればよい。
【0016】6は上記基盤4に対する排水層2の勾配を
補正する下部補正層であり、コンクリート、ブロック、
タイル等によって形成されるものであるが、これも、上
記中間補正層と同様に、図13に示す如く、基盤4を予
め下部補正層を含めて一体に形成してもよく、また、図
14に示す如く、排水層2を下部補正層を含めた一体形
状に形成したものでもよい。
【0017】したがって、上記表層1と排水層2および
基盤4の各形態は上記した形態を組み合わせることによ
り多くの形態が可能となり、それによって各補正層の形
態も決定される。例えば図15に示す如く、表層1と排
水層2および基盤4とで構成することも可能である。以
上の構成によると、この形態例でも上記同様に水平に構
成した表層1上の水は排水層2に透過し、その透過した
水は排水層2の勾配によって両側端に排出され、排水樋
7を設けた場合には排水樋7に排出されることになる。
従って、表層1を水平面に構成しても十分な排水が行わ
れ、勾配を有する路面と同様の排水作用を有し、しかも
路面環境のよい舗装となる。
【0018】第3実施の形態例 図16は概念図であり、排水層の排水面を谷形に形成し
た実施の形態例である。図において、1は水平面もしく
はそれに近い状態に形成された透水性の表層であり、一
般的なアスファルトコンクリートや透水ブロック等路面
の使用目的に応じて従来からある透水性の表層材が使用
される。
【0019】2は排水層であり、排水面が内側に向けて
傾斜するように谷形に形成されている。なお、図面では
中央で分けているが必ずしも中央である必要はない。こ
の排水層2はコンクリート、合成樹脂、複合材料等によ
る現場施工でもよく、また予め工場生産されたコンクリ
ート、合成樹脂、ゴム、木材、金属等によるパネル等で
もよい。その表面の排水面には例えば図2に示す如く、
所望断面形状の排水溝3を形成しておくとよい。また、
谷の最下部には排水樋7が形成されている。
【0020】4は道路の基盤や高速道路や橋等の床板
(以下基盤という。)である。5は上記排水層2の表層
1との勾配差を補正する中間補正層であり、透水性の材
料例えばアスファルトコンクリート、ブロック、タイル
等により形成されるものである。なお、この中間補正層
は図17に示す如く、表層1をこの中間補正層を含めた
ものとして一体に形成してもよく、また、図18に示す
如く、排水層2を中間補正層を含めた一体形状に形成し
てもよい。その場合には排水溝3を傾斜させて形成させ
ることになる。いずれにせよ排水面が傾斜している構成
であればよい。
【0021】6は上記基盤4に対する排水層2の勾配を
補正する下部補正層であり、コンクリート、ブロック、
タイル等によって形成されるものであるが、これも、図
19に示す如く、基盤4を予め下部補正層を含めて一体
に形成してもよく、また、図20に示す如く、排水層2
を下部補正層を含めた一体形状に形成したものでもよ
い。
【0022】したがって、上記表層1と排水層2および
基盤4の各形態は上記した形態を組み合わせることによ
り多くの形態が可能となり、それによって各補正層の形
態も決定される。例えば図21に示す如く、表層1と排
水層2および基盤4とで構成することも可能である。以
上の構成によると、この形態例でも上記同様に水平に構
成した表層1上の水は排水層2に透過し、その透過した
水は排水層2の勾配によって排水樋7に排出されること
になる。従って、表層1を水平面に構成しても十分な排
水が行われ、勾配を有する路面と同様の排水作用を有
し、しかも路面環境のよい舗装となる。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明によると、透
水性の表層の下部に排水層を設けた排水性舗装におい
て、水平面とした表層の下部に傾斜を設けた排水面とな
る排水層を設けたことにより、透水性の表層を水平面も
しくはそれに近い状態に形成することが可能となる効果
を有する。
【0024】また、排水能力の高い排水層を設けたこと
により、排水が円滑に行われ、表層に水が溜まるような
ことがなく、しかも、排水層をの角度を選択することに
より排水能力を決めることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施の形態例を示す要部断面図
【図2】第1実施の形態例を示す他の要部断面図
【図3】排水層の例を示す説明図
【図4】概念図
【図5】中間補正層の例を示す概念図
【図6】中間補正層の例を示す概念図
【図7】下部補正層の例を示す概念図
【図8】下部補正層の例を示す概念図
【図9】他の構造例を示す概念図
【図10】第2実施の形態例を示す概念図
【図11】中間補正層の例を示す概念図
【図12】中間補正層の例を示す概念図
【図13】下部補正層の例を示す概念図
【図14】下部補正層の例を示す概念図
【図15】他の構造例を示す概念図
【図16】第3実施の形態例を示す概念図
【図17】中間補正層の例を示す概念図
【図18】中間補正層の例を示す概念図
【図19】下部補正層の例を示す概念図
【図20】下部補正層の例を示す概念図
【図21】他の構造例を示す概念図
【符号の説明】
1 表層 2 排水層 3 排水溝 4 基盤 5 中間補正層 6 下部補正層 7 排水樋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲岡 尚毅 大阪市八尾市東山本新町5−1−7 Fターム(参考) 2D051 AA02 AA08 AC06 AF03 AG01 AG11 AH01 EA01 EA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透水性の表層の下部に排水層を設けた排
    水性舗装構造において、表層の下部に、傾斜を設けた排
    水面となる排水層を設けたことを特徴とする排水性舗装
    構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、表層を水平面とした
    ことを特徴とする排水性舗装構造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、排水層の表面に排水
    溝を形成したことを特徴とする排水性舗装構造。
  4. 【請求項4】 請求項1において、排水層の表面を平面
    状としたことを特徴とする排水性舗装構造。
  5. 【請求項5】 請求項1において、排水層を道路の幅方
    向に片流れに傾斜させたことを特徴とする排水性舗装構
    造。
  6. 【請求項6】 請求項1において、排水層を道路の幅方
    向に屋根形に傾斜させたことを特徴とする排水性舗装構
    造。
  7. 【請求項7】 請求項1において、排水層を道路の幅方
    向に谷形に傾斜させたことを特徴とする排水性舗装構
    造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005207116A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Gifuken Shinrin Kumiai Rengokai ウッドチップ舗装
JP2007217885A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Kinji Takeuchi 排水構造

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JP2005207116A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Gifuken Shinrin Kumiai Rengokai ウッドチップ舗装
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