JP2000233873A - 原稿自動搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
原稿自動搬送装置及び画像形成装置Info
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- JP2000233873A JP2000233873A JP11034705A JP3470599A JP2000233873A JP 2000233873 A JP2000233873 A JP 2000233873A JP 11034705 A JP11034705 A JP 11034705A JP 3470599 A JP3470599 A JP 3470599A JP 2000233873 A JP2000233873 A JP 2000233873A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 揺動フラッパの切替時に原稿の先端にかかる
ストレスを軽減し、該原稿を破損する等の不具合を防止
すること。 【解決手段】 原稿Gを案内する原稿パスを形成する搬
送ガイド63,64と、前記搬送ガイド63,64により形成さ
れた原稿パス内において揺動切替可能な揺動フラッパ39
とを有し、前記揺動フラッパ39を分割して同一軸上に配
置すると共に、分割した一方の第1揺動フラッパ59を軸
61に固定し、他方の第2揺動フラッパ60を軸61に対して
回動自在に取り付け、前記一方の第1揺動フラッパ59の
回動により弾性部材62を介して前記他方の第2揺動フラ
ッパ60を回動させるように構成したことを特徴とする。
ストレスを軽減し、該原稿を破損する等の不具合を防止
すること。 【解決手段】 原稿Gを案内する原稿パスを形成する搬
送ガイド63,64と、前記搬送ガイド63,64により形成さ
れた原稿パス内において揺動切替可能な揺動フラッパ39
とを有し、前記揺動フラッパ39を分割して同一軸上に配
置すると共に、分割した一方の第1揺動フラッパ59を軸
61に固定し、他方の第2揺動フラッパ60を軸61に対して
回動自在に取り付け、前記一方の第1揺動フラッパ59の
回動により弾性部材62を介して前記他方の第2揺動フラ
ッパ60を回動させるように構成したことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セットした原稿を
所定位置に搬送して排出する原稿自動搬送装置、及びこ
れを備えた複写機,ファクシミリ等の画像形成装置に関
する。
所定位置に搬送して排出する原稿自動搬送装置、及びこ
れを備えた複写機,ファクシミリ等の画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の画像形成装置に用いら
れる原稿自動搬送装置は、原稿を給送パスを通してプラ
テンガラス上へ搬送し、これを光学的に読み取った後に
排出パスを通して排出部へ排出するようになっている。
また、両面読み取りの場合は、一方の面の画像が読み取
られた原稿を反転パスへ搬送することでその表裏を反転
させ、該反転原稿を再びプラテンガラス上へ搬送して他
方の面の画像を読み取るようになっている。
れる原稿自動搬送装置は、原稿を給送パスを通してプラ
テンガラス上へ搬送し、これを光学的に読み取った後に
排出パスを通して排出部へ排出するようになっている。
また、両面読み取りの場合は、一方の面の画像が読み取
られた原稿を反転パスへ搬送することでその表裏を反転
させ、該反転原稿を再びプラテンガラス上へ搬送して他
方の面の画像を読み取るようになっている。
【0003】前記原稿自動搬送装置は、搬送ガイドによ
って形成されるパス内において揺動可能な揺動フラッパ
を備えている。この揺動フラッパは、一体成型品となっ
ており、更に一方への回動時に前記パスを形成する一方
の搬送ガイド内に入り込む位置まで揺動可能に構成され
ている。
って形成されるパス内において揺動可能な揺動フラッパ
を備えている。この揺動フラッパは、一体成型品となっ
ており、更に一方への回動時に前記パスを形成する一方
の搬送ガイド内に入り込む位置まで揺動可能に構成され
ている。
【0004】更に前記原稿自動搬送装置は、生産性をあ
げるために、先の搬送原稿が反転パス内において反転搬
送されている間、次の搬送原稿の先端が前記揺動フラッ
パと搬送ガイドの間で待機するように構成されている。
即ち、この構成により、先の搬送原稿とその次の搬送原
稿との間隔を狭めることが可能となり、生産性をあげる
ことが可能となる。
げるために、先の搬送原稿が反転パス内において反転搬
送されている間、次の搬送原稿の先端が前記揺動フラッ
パと搬送ガイドの間で待機するように構成されている。
即ち、この構成により、先の搬送原稿とその次の搬送原
稿との間隔を狭めることが可能となり、生産性をあげる
ことが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように、次の搬送原稿の先端が前記揺動フラッパと搬
送ガイドの間で待機している時に、前記先の搬送原稿を
排出搬送するために前記揺動フラッパを切り替えると、
該揺動フラッパにより前記次の搬送原稿の先端にストレ
スがかかり、最悪の場合には折れてしまったり或いは破
れてしまうおそれがある。
たように、次の搬送原稿の先端が前記揺動フラッパと搬
送ガイドの間で待機している時に、前記先の搬送原稿を
排出搬送するために前記揺動フラッパを切り替えると、
該揺動フラッパにより前記次の搬送原稿の先端にストレ
スがかかり、最悪の場合には折れてしまったり或いは破
れてしまうおそれがある。
【0006】そこで、本発明の目的は、前記揺動フラッ
パの切替時に原稿の先端にかかるストレスを軽減し、該
原稿を破損する等の不具合を防止することである。
パの切替時に原稿の先端にかかるストレスを軽減し、該
原稿を破損する等の不具合を防止することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、原稿を案内する原稿パスを
形成する搬送ガイドと、前記搬送ガイドにより形成され
た原稿パス内において揺動切替可能な揺動フラッパとを
有し、前記揺動フラッパを分割して同一軸上に配置する
と共に、分割した一方の第1揺動フラッパを軸に固定
し、他方の第2揺動フラッパを軸に対して回動自在に取
り付け、前記一方の第1揺動フラッパの回動により弾性
部材を介して前記他方の第2揺動フラッパを回動させる
ように構成したことを特徴とする。
の本発明の代表的な構成は、原稿を案内する原稿パスを
形成する搬送ガイドと、前記搬送ガイドにより形成され
た原稿パス内において揺動切替可能な揺動フラッパとを
有し、前記揺動フラッパを分割して同一軸上に配置する
と共に、分割した一方の第1揺動フラッパを軸に固定
し、他方の第2揺動フラッパを軸に対して回動自在に取
り付け、前記一方の第1揺動フラッパの回動により弾性
部材を介して前記他方の第2揺動フラッパを回動させる
ように構成したことを特徴とする。
【0008】上記構成によれば、第1揺動フラッパによ
り回動される第2揺動フラッパと搬送ガイドとの間に原
稿が介在する場合であっても、該介在原稿の分の第2揺
動フラッパの回動量は前記弾性部材に吸収されることに
なるので、生産性をあげつつ、前記揺動フラッパの切替
時に原稿にかかるストレスを軽減することができ、該原
稿を破損する等の不具合を防止することができる。
り回動される第2揺動フラッパと搬送ガイドとの間に原
稿が介在する場合であっても、該介在原稿の分の第2揺
動フラッパの回動量は前記弾性部材に吸収されることに
なるので、生産性をあげつつ、前記揺動フラッパの切替
時に原稿にかかるストレスを軽減することができ、該原
稿を破損する等の不具合を防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施形態に係る原
稿自動搬送装置を備えた画像形成装置について、図面を
参照して具体的に説明する。
稿自動搬送装置を備えた画像形成装置について、図面を
参照して具体的に説明する。
【0010】図1は原稿自動搬送装置を装着した画像形
成装置の一例である複写機の内部構成説明図であり、こ
の複写機は画像形成装置本体Aの上部に原稿自動搬送装
置Bを結合して構成されている。
成装置の一例である複写機の内部構成説明図であり、こ
の複写機は画像形成装置本体Aの上部に原稿自動搬送装
置Bを結合して構成されている。
【0011】ここでは、まず画像形成装置の全体構成に
ついて概略説明し、次に原稿自動搬送装置について詳細
に説明する。
ついて概略説明し、次に原稿自動搬送装置について詳細
に説明する。
【0012】[画像形成装置の全体構成]画像形成装置
本体Aは、読取装置A1と記録装置A2とを一体的に有す
るものであり、原稿自動搬送装置Bにセットした複数枚
の原稿を順次給送して読取装置A1で読み取るととも
に、その読み取り情報に応じて記録装置A2で普通紙や
OHPシート等の記録媒体に記録するものである。
本体Aは、読取装置A1と記録装置A2とを一体的に有す
るものであり、原稿自動搬送装置Bにセットした複数枚
の原稿を順次給送して読取装置A1で読み取るととも
に、その読み取り情報に応じて記録装置A2で普通紙や
OHPシート等の記録媒体に記録するものである。
【0013】読取装置A1は後で詳細に説明する原稿自
動搬送装置Bでプラテンガラス1上の所定位置に搬送さ
れた原稿Gに対し、光源2で光照射してその反射光をミ
ラー3、レンズ4を介して感光体ドラムに画像露光する
ものである。
動搬送装置Bでプラテンガラス1上の所定位置に搬送さ
れた原稿Gに対し、光源2で光照射してその反射光をミ
ラー3、レンズ4を介して感光体ドラムに画像露光する
ものである。
【0014】記録装置A2は前記読取装置A1からの画像
露光に応じて電子写真方式によって記録媒体Sに画像記
録するものである。画像形成手段の具体的な構成は、駆
動回転する感光体ドラム5の表面を一次帯電器6で一様
に帯電するとともに、前記画像露光によって感光体ドラ
ム5に静電潜像を形成し、この潜像を現像手段7でトナ
ー現像してトナー像を形成する。
露光に応じて電子写真方式によって記録媒体Sに画像記
録するものである。画像形成手段の具体的な構成は、駆
動回転する感光体ドラム5の表面を一次帯電器6で一様
に帯電するとともに、前記画像露光によって感光体ドラ
ム5に静電潜像を形成し、この潜像を現像手段7でトナ
ー現像してトナー像を形成する。
【0015】前記トナー像の形成と同期するように、着
脱可能なシートカセット8又はシートデッキ9に収納さ
れた記録媒体Sが選択的に給送ベルト10で一枚ずつ分離
給送され、レジストローラ11で斜行が補正されつつ画像
形成タイミングに合わせて画像形成手段へ搬送される。
そして、感光体ドラム5と転写帯電器12の間に搬送され
た記録媒体Sに対し、転写帯電器12へのバイアス印加に
よって感光体ドラム5上に形成したトナー像を転写して
画像記録する。尚、トナー像転写後に感光体ドラム5に
残留したトナーはクリーニング手段13によって除去され
る。
脱可能なシートカセット8又はシートデッキ9に収納さ
れた記録媒体Sが選択的に給送ベルト10で一枚ずつ分離
給送され、レジストローラ11で斜行が補正されつつ画像
形成タイミングに合わせて画像形成手段へ搬送される。
そして、感光体ドラム5と転写帯電器12の間に搬送され
た記録媒体Sに対し、転写帯電器12へのバイアス印加に
よって感光体ドラム5上に形成したトナー像を転写して
画像記録する。尚、トナー像転写後に感光体ドラム5に
残留したトナーはクリーニング手段13によって除去され
る。
【0016】前記の如くしてトナー像が転写された記録
媒体Sは、搬送ベルト14によって定着手段15へ搬送さ
れ、ここで熱及び圧力が印加されてトナー像が定着さ
れ、排出ローラ16によってシート排出トレイ17へと排出
される。
媒体Sは、搬送ベルト14によって定着手段15へ搬送さ
れ、ここで熱及び圧力が印加されてトナー像が定着さ
れ、排出ローラ16によってシート排出トレイ17へと排出
される。
【0017】尚、本実施形態に係る記録装置A2は両面
記録機能を有しており、記録媒体Sの表裏両面に記録す
る場合には、前記の如くして一方面側に記録した記録媒
体Sを排出フラッパ18を切り替えることによって再送パ
ス19へ搬送し、該再送パス19でスイッチバックさせるこ
とで表裏反転した後、再送ローラ20によって再度画像形
成手段へ搬送して他方面側に記録してシート排出トレイ
17へ排出する。
記録機能を有しており、記録媒体Sの表裏両面に記録す
る場合には、前記の如くして一方面側に記録した記録媒
体Sを排出フラッパ18を切り替えることによって再送パ
ス19へ搬送し、該再送パス19でスイッチバックさせるこ
とで表裏反転した後、再送ローラ20によって再度画像形
成手段へ搬送して他方面側に記録してシート排出トレイ
17へ排出する。
【0018】[原稿自動搬送装置]次に原稿Gを読取装
置A1による読取位置へ搬送し、読取後に排出部へ排出
する原稿自動搬送装置Bの構成について説明する。
置A1による読取位置へ搬送し、読取後に排出部へ排出
する原稿自動搬送装置Bの構成について説明する。
【0019】図2は原稿自動搬送装置の主断面説明図で
ある。この原稿自動搬送装置Bは、原稿載置部B1と原
稿給送部B2、原稿搬送部B3及び原稿排出部B4とを有
する。尚、図3は原稿給送部B2の拡大断面説明図、図
4は原稿排出部B4の拡大断面説明図である。
ある。この原稿自動搬送装置Bは、原稿載置部B1と原
稿給送部B2、原稿搬送部B3及び原稿排出部B4とを有
する。尚、図3は原稿給送部B2の拡大断面説明図、図
4は原稿排出部B4の拡大断面説明図である。
【0020】{原稿自動搬送装置の全体構成} (原稿給送部)原稿載置部B1は原稿載置トレイ21の積
載面21aに原稿面を上にして原稿Gの束をセットするも
のであり、セットした原稿Gの両サイドをサイドガイド
21bを突き当ててガイドする。
載面21aに原稿面を上にして原稿Gの束をセットするも
のであり、セットした原稿Gの両サイドをサイドガイド
21bを突き当ててガイドする。
【0021】原稿給送部B2は、図2及び図3に示すよ
うに、原稿載置トレイ21にセットした複数枚の原稿Gを
摩擦分離方式によって最上原稿から1枚ずつ分離し、レ
ジストローラ対によって給送していくものである。
うに、原稿載置トレイ21にセットした複数枚の原稿Gを
摩擦分離方式によって最上原稿から1枚ずつ分離し、レ
ジストローラ対によって給送していくものである。
【0022】ピックアップローラ22は図示しない上下機
構によって上下に揺動可能に取り付けられており、原稿
給送に際しては前記ピックアップローラ22が原稿束の上
に下降し、中板23が上昇して原稿束を給送ローラ24に押
圧して給送予備動作に入る。
構によって上下に揺動可能に取り付けられており、原稿
給送に際しては前記ピックアップローラ22が原稿束の上
に下降し、中板23が上昇して原稿束を給送ローラ24に押
圧して給送予備動作に入る。
【0023】その後、駆動源としてのモータM1により
給送ローラ24とピックアップローラ22が回転して原稿G
を給送する。このとき、最上紙につれて送られようとす
る2枚目以降の原稿は、摩擦片25により制止されて原稿
載置トレイ21に留まる。その後、原稿はガイド部材26で
ガイドされ、給送パス27を構成する給送ガイド部材28及
び給送中ガイド部材29間を通り、レジストローラ対30
a,30bに導かれる。このレジストローラ対30a,30b
は原稿先端が到達した時点では停止しており、給送ロー
ラ24による搬送でループを形成して斜行補正した後、原
稿を原稿搬送部B3へ給送する。
給送ローラ24とピックアップローラ22が回転して原稿G
を給送する。このとき、最上紙につれて送られようとす
る2枚目以降の原稿は、摩擦片25により制止されて原稿
載置トレイ21に留まる。その後、原稿はガイド部材26で
ガイドされ、給送パス27を構成する給送ガイド部材28及
び給送中ガイド部材29間を通り、レジストローラ対30
a,30bに導かれる。このレジストローラ対30a,30b
は原稿先端が到達した時点では停止しており、給送ロー
ラ24による搬送でループを形成して斜行補正した後、原
稿を原稿搬送部B3へ給送する。
【0024】(原稿搬送部)原稿搬送部B3は搬送ベル
ト31が駆動ローラ32a及び従動ローラ32bで張架され、
ベルト押圧コロ32c,32d,32e,32fによってプラテ
ンガラス1に押圧されるように構成されている。そし
て、駆動源としてのモータM2で駆動ローラ32aが回転
駆動を受けることにより搬送ベルト31が回転駆動され
る。この回転によって給送された原稿Gが搬送ベルト31
とプラテンガラス1の間に進入し、搬送ベルト31の摩擦
力によってプラテンガラス1上を搬送される。搬送ベル
ト31によりプラテンガラス1上の所定位置まで搬送され
た原稿Gは、モータM2の停止に伴って停止し、前述し
た読取装置A1によって画像が読み取られる。
ト31が駆動ローラ32a及び従動ローラ32bで張架され、
ベルト押圧コロ32c,32d,32e,32fによってプラテ
ンガラス1に押圧されるように構成されている。そし
て、駆動源としてのモータM2で駆動ローラ32aが回転
駆動を受けることにより搬送ベルト31が回転駆動され
る。この回転によって給送された原稿Gが搬送ベルト31
とプラテンガラス1の間に進入し、搬送ベルト31の摩擦
力によってプラテンガラス1上を搬送される。搬送ベル
ト31によりプラテンガラス1上の所定位置まで搬送され
た原稿Gは、モータM2の停止に伴って停止し、前述し
た読取装置A1によって画像が読み取られる。
【0025】画像読み取り後の原稿はモータM2の再駆
動によって更に図2の右側へ搬送され、ジャンプ台33で
ガイドされて原稿排出部B4へ搬送される。
動によって更に図2の右側へ搬送され、ジャンプ台33で
ガイドされて原稿排出部B4へ搬送される。
【0026】スモールサイズの原稿を搬送した場合に
は、ここで後続原稿がある場合に、後続原稿が搬送ベル
ト31の回転によって先行原稿と同様にして所定位置まで
搬送された後、読取装置A1によって読み取られる。こ
の読み取り動作中に先行原稿は後述するように原稿排出
部B4で表裏反転され、原稿排出台34へ排出される。
は、ここで後続原稿がある場合に、後続原稿が搬送ベル
ト31の回転によって先行原稿と同様にして所定位置まで
搬送された後、読取装置A1によって読み取られる。こ
の読み取り動作中に先行原稿は後述するように原稿排出
部B4で表裏反転され、原稿排出台34へ排出される。
【0027】(原稿排出部)原稿排出部B4は読み取り
後の原稿Gを反転排出するものであり、図2及び図4に
示すように、反転ローラ35に従動ローラ36及び従動コロ
37が圧接されており、また反転パスP2には搬送ローラ
対38a,38bが設けられている。
後の原稿Gを反転排出するものであり、図2及び図4に
示すように、反転ローラ35に従動ローラ36及び従動コロ
37が圧接されており、また反転パスP2には搬送ローラ
対38a,38bが設けられている。
【0028】更に、排出時に原稿を導入パスP1又は排
出パスP3へ送り込むための揺動フラッパ39、係合フラ
ッパ40、追従フラッパ41の各フラッパ及び揺動ガイド42
が設けられている。
出パスP3へ送り込むための揺動フラッパ39、係合フラ
ッパ40、追従フラッパ41の各フラッパ及び揺動ガイド42
が設けられている。
【0029】本実施形態における原稿排出部B4は原稿
のサイズに応じてスモールサイズ原稿排出モード、ラー
ジサイズ原稿排出モードを有しており、また原稿の両面
を読み取る場合の両面読取排出モードを有しており、各
排出モードに応じて反転ローラ35及び前記各フラッパ39
〜41、揺動ガイド42が動作する。
のサイズに応じてスモールサイズ原稿排出モード、ラー
ジサイズ原稿排出モードを有しており、また原稿の両面
を読み取る場合の両面読取排出モードを有しており、各
排出モードに応じて反転ローラ35及び前記各フラッパ39
〜41、揺動ガイド42が動作する。
【0030】(原稿排出モード)ここで、各排出モード
による排出状態を簡単に説明する。尚、図5及び図6は
スモールサイズ原稿排出モードの説明図であり、図7は
ラージサイズ原稿排出モードの説明図、図8は両面読取
排出モードの説明図である。
による排出状態を簡単に説明する。尚、図5及び図6は
スモールサイズ原稿排出モードの説明図であり、図7は
ラージサイズ原稿排出モードの説明図、図8は両面読取
排出モードの説明図である。
【0031】まず、スモールサイズ原稿排出モードの場
合には、図5及び図6に示すように、原稿載置トレイ21
にセットしたスモールサイズ原稿Gを(図5(a))、原
稿給送部B2で給送するとともに(図5(b))、搬送ベル
ト31でプラテンガラス1上の所定位置へ搬送して読み取
る。その原稿Gを搬送ベルト31によって原稿排出部B4
の導入パスP1へ送り込むとともに、反転ローラ35を正
転駆動(図6の反時計回り方向)して反転パスP2へ送
り込み(図6(a))、更に排出パスP3の途中まで送り込
む(図6(b))。そして、原稿後端(搬送方向下流側)
が反転パスP2へ入り込んだ時点で反転ローラ35を逆転
駆動(図6の時計回り方向)させるとともに、フラッパ
39〜41及び揺動ガイド42を切り替え動作させ、原稿Gを
スイッチバックさせる。そして、搬出パスP4を通し、
反転ローラ35と従動ローラ36の間から原稿排出台34へ排
出する(図6(c)(d))。このとき、排出された原稿Gは
原稿面が下向きとなり、このように排出することによっ
て連続して排出される原稿Gがページ順に排出積載され
る。
合には、図5及び図6に示すように、原稿載置トレイ21
にセットしたスモールサイズ原稿Gを(図5(a))、原
稿給送部B2で給送するとともに(図5(b))、搬送ベル
ト31でプラテンガラス1上の所定位置へ搬送して読み取
る。その原稿Gを搬送ベルト31によって原稿排出部B4
の導入パスP1へ送り込むとともに、反転ローラ35を正
転駆動(図6の反時計回り方向)して反転パスP2へ送
り込み(図6(a))、更に排出パスP3の途中まで送り込
む(図6(b))。そして、原稿後端(搬送方向下流側)
が反転パスP2へ入り込んだ時点で反転ローラ35を逆転
駆動(図6の時計回り方向)させるとともに、フラッパ
39〜41及び揺動ガイド42を切り替え動作させ、原稿Gを
スイッチバックさせる。そして、搬出パスP4を通し、
反転ローラ35と従動ローラ36の間から原稿排出台34へ排
出する(図6(c)(d))。このとき、排出された原稿Gは
原稿面が下向きとなり、このように排出することによっ
て連続して排出される原稿Gがページ順に排出積載され
る。
【0032】次にラージサイズ原稿排出モードの場合
は、図7に示すように、プラテンガラス1の所定位置で
読み取られたラージサイズ原稿が原稿排出部B4へ搬送
されると、導入パスP1から反転パスP2を通して排出パ
スP3へ送り込まれる(図7(a))。そして、そのまま反
転ローラ35を正転駆動するとともに搬送ベルト31を逆転
駆動することによって原稿Gを再度プラテンガラス1上
に搬送する(図7(b))。このとき、原稿は原稿面が上
向きとなった状態となる。次にフラッパ39〜41、揺動ガ
イド42を切り替え動作させ、且つ搬送ベルト31を正転駆
動させるとともに、反転ローラ35を逆転駆動させて、原
稿Gをスイッチバックさせて排出パスP3を通して反転
ローラ35と従動ローラ36の間から原稿排出台34へ排出す
る(図7(c)(d))。このとき、排出された原稿Gは原稿
面が下向きとなり、スモールサイズ原稿の場合と同様に
連続して排出される原稿Gがページ順に排出積載され
る。
は、図7に示すように、プラテンガラス1の所定位置で
読み取られたラージサイズ原稿が原稿排出部B4へ搬送
されると、導入パスP1から反転パスP2を通して排出パ
スP3へ送り込まれる(図7(a))。そして、そのまま反
転ローラ35を正転駆動するとともに搬送ベルト31を逆転
駆動することによって原稿Gを再度プラテンガラス1上
に搬送する(図7(b))。このとき、原稿は原稿面が上
向きとなった状態となる。次にフラッパ39〜41、揺動ガ
イド42を切り替え動作させ、且つ搬送ベルト31を正転駆
動させるとともに、反転ローラ35を逆転駆動させて、原
稿Gをスイッチバックさせて排出パスP3を通して反転
ローラ35と従動ローラ36の間から原稿排出台34へ排出す
る(図7(c)(d))。このとき、排出された原稿Gは原稿
面が下向きとなり、スモールサイズ原稿の場合と同様に
連続して排出される原稿Gがページ順に排出積載され
る。
【0033】次に両面読取排出モードの場合には、スモ
ールサイズ原稿及びラージサイズ原稿にかかわらず、一
方面側が読み取られた原稿を前述したラージサイズ原稿
の場合と同様にして導入パスP1から反転パスP2、排出
パスP3の順で通してプラテンガラス1上に搬送する
(図7(a)(b)の状態)。このとき、原稿Gは未だ読み取
られていない他方面側が下向きになった状態となる。こ
の状態の原稿Gを搬送ベルト31を更に逆転駆動して、図
8に示すように、原稿給送部B2の所定位置まで搬送す
る。そして、再度搬送ベルト31を正転駆動し、原稿Gを
所定の読み取り位置まで搬送して他方面側を読み取り、
その原稿を原稿排出部B4の排出パスP3を通して反転ロ
ーラ35と従動ローラ36の間から原稿排出台34へ排出する
ものである(図7(c)(d)の状態)。
ールサイズ原稿及びラージサイズ原稿にかかわらず、一
方面側が読み取られた原稿を前述したラージサイズ原稿
の場合と同様にして導入パスP1から反転パスP2、排出
パスP3の順で通してプラテンガラス1上に搬送する
(図7(a)(b)の状態)。このとき、原稿Gは未だ読み取
られていない他方面側が下向きになった状態となる。こ
の状態の原稿Gを搬送ベルト31を更に逆転駆動して、図
8に示すように、原稿給送部B2の所定位置まで搬送す
る。そして、再度搬送ベルト31を正転駆動し、原稿Gを
所定の読み取り位置まで搬送して他方面側を読み取り、
その原稿を原稿排出部B4の排出パスP3を通して反転ロ
ーラ35と従動ローラ36の間から原稿排出台34へ排出する
ものである(図7(c)(d)の状態)。
【0034】前記原稿自動搬送装置Bは画像形成装置本
体Aの頂部に設けられたプラテンガラス1の上面を覆う
ように取り付けられており、図9(原稿自動搬送装置の
側断面説明図)に示すように、奥側(図9の左側)がヒ
ンジユニット43で画像形成装置本体に枢着され、手前側
(図9の右側)は例えばマグネットキャッチ44で画像形
成装置本体に着脱可能に取り付けられている。次に原稿
自動搬送装置Bの各部の特徴的構成について順次説明す
る。
体Aの頂部に設けられたプラテンガラス1の上面を覆う
ように取り付けられており、図9(原稿自動搬送装置の
側断面説明図)に示すように、奥側(図9の左側)がヒ
ンジユニット43で画像形成装置本体に枢着され、手前側
(図9の右側)は例えばマグネットキャッチ44で画像形
成装置本体に着脱可能に取り付けられている。次に原稿
自動搬送装置Bの各部の特徴的構成について順次説明す
る。
【0035】{各ユニットの支持構成}本実施形態に係
る原稿自動搬送装置Bは前述したように原稿載置部B
1、原稿給送部B2、原稿搬送部B3、原稿排出部B4等が
各ユニットになって構成されている。そして、図10に示
すように、前記各ユニットを結合してヒンジユニット43
を介して画像形成装置本体Aに組み付けるように構成さ
れている。
る原稿自動搬送装置Bは前述したように原稿載置部B
1、原稿給送部B2、原稿搬送部B3、原稿排出部B4等が
各ユニットになって構成されている。そして、図10に示
すように、前記各ユニットを結合してヒンジユニット43
を介して画像形成装置本体Aに組み付けるように構成さ
れている。
【0036】ここで、従来の原稿自動搬送装置は、複写
機本体の上部にヒンジユニットを介して起倒自在に支持
された金属製の骨格を設け、この骨格に原稿搬送用の構
成部材を取り付け、これを合成樹脂製の外装体で覆うよ
うに構成されていた。このため、起倒時の重量がかさむ
ことから、ヒンジユニットにフリーストップ機構を内蔵
させる場合には、その重量に耐え得るだけの強さのバネ
が必要となり、これによりヒンジユニットが大型化して
装置全体が不可避的に大きく、且つ重くなってしまって
いた。
機本体の上部にヒンジユニットを介して起倒自在に支持
された金属製の骨格を設け、この骨格に原稿搬送用の構
成部材を取り付け、これを合成樹脂製の外装体で覆うよ
うに構成されていた。このため、起倒時の重量がかさむ
ことから、ヒンジユニットにフリーストップ機構を内蔵
させる場合には、その重量に耐え得るだけの強さのバネ
が必要となり、これによりヒンジユニットが大型化して
装置全体が不可避的に大きく、且つ重くなってしまって
いた。
【0037】そこで、本実施形態にあっては図10及び図
11に示すように、板金で構成した支持プレート45を用
い、この支持プレート45にユニットとしての原稿給送部
B2、原稿排出部B4、ヒンジユニット43をネジ46等によ
って結合し、この支持プレート45を原稿載置部B1と一
体化した合成樹脂製のモノコックフレーム47に取り付け
ている。
11に示すように、板金で構成した支持プレート45を用
い、この支持プレート45にユニットとしての原稿給送部
B2、原稿排出部B4、ヒンジユニット43をネジ46等によ
って結合し、この支持プレート45を原稿載置部B1と一
体化した合成樹脂製のモノコックフレーム47に取り付け
ている。
【0038】このように、強度の高い支持プレート45に
よって各ユニットを連結固定することにより、モノコッ
クフレーム47の強度が従来ほど高く求められないため
に、これを薄くすることができ、小型軽量化することが
可能となるために、取り扱いや組立性が向上し、コスト
ダウンを図ることが可能となる。
よって各ユニットを連結固定することにより、モノコッ
クフレーム47の強度が従来ほど高く求められないため
に、これを薄くすることができ、小型軽量化することが
可能となるために、取り扱いや組立性が向上し、コスト
ダウンを図ることが可能となる。
【0039】また、板金で構成した支持プレート45を介
して各ユニットを連結固定するために、各ユニットのア
ースを、板金からヒンジユニット43を介して画像形成装
置本体Aへ容易にとることができる。そのため、本実施
形態では前記支持プレート45に導電性のブラシ状部材で
構成した除電部材としての除電針48を設け、搬送ベルト
31を組み付けたときに前記除電針48が搬送ベルト31に接
触するように構成している。これにより、搬送ベルト31
の除電も確実に行われることになる。
して各ユニットを連結固定するために、各ユニットのア
ースを、板金からヒンジユニット43を介して画像形成装
置本体Aへ容易にとることができる。そのため、本実施
形態では前記支持プレート45に導電性のブラシ状部材で
構成した除電部材としての除電針48を設け、搬送ベルト
31を組み付けたときに前記除電針48が搬送ベルト31に接
触するように構成している。これにより、搬送ベルト31
の除電も確実に行われることになる。
【0040】{原稿検出構成}前記の如くして組み付け
られた原稿自動搬送装置Bで原稿を給送する場合、原稿
位置を検出するためにシートセンサを設ける必要がある
が、本実施形態にあっては複数のパスを通過する原稿を
検出するセンサを共用することによってセンサ個数を減
少するように構成している。
られた原稿自動搬送装置Bで原稿を給送する場合、原稿
位置を検出するためにシートセンサを設ける必要がある
が、本実施形態にあっては複数のパスを通過する原稿を
検出するセンサを共用することによってセンサ個数を減
少するように構成している。
【0041】例えば、図12に示すように、原稿給送部B
2において原稿載置トレイ21から給送される原稿Gは、
前述したように、ガイド部材28,29によって構成された
給送パス27を通ってレジストローラ対30a,30bによっ
てプラテンガラス1上へ給送されるが、この原稿Gを検
出するためのシートセンサ49が設けられている。本実施
形態では前記シートセンサ49として発光素子49aと受光
素子49bからなるフォトセンサを用いており、両素子49
a,49b間を通る原稿がセンサの光路を遮ることによっ
て原稿Gの有無を検出するようにしている。
2において原稿載置トレイ21から給送される原稿Gは、
前述したように、ガイド部材28,29によって構成された
給送パス27を通ってレジストローラ対30a,30bによっ
てプラテンガラス1上へ給送されるが、この原稿Gを検
出するためのシートセンサ49が設けられている。本実施
形態では前記シートセンサ49として発光素子49aと受光
素子49bからなるフォトセンサを用いており、両素子49
a,49b間を通る原稿がセンサの光路を遮ることによっ
て原稿Gの有無を検出するようにしている。
【0042】そして、前記発光素子49a及び受光素子49
bは給送パス27を構成するガイド部材28,29を挟んで対
向するように取り付けられ、それぞれのガイド部材28,
29にはセンサの光路を形成するためのスリット28a,29
aが設けられている。これにより、原稿載置トレイ21か
ら給送パス27を通ってプラテンガラス1上に給送される
原稿先端が前記シートセンサ49の光路を遮ると該センサ
がこれを検出する。そしてレジストローラ対30a,30b
が回転を開始し、給送される原稿後端がシートセンサ49
を抜けるときまでのレジストローラ対30a,30bの回転
量によって原稿長さを検出することができる。
bは給送パス27を構成するガイド部材28,29を挟んで対
向するように取り付けられ、それぞれのガイド部材28,
29にはセンサの光路を形成するためのスリット28a,29
aが設けられている。これにより、原稿載置トレイ21か
ら給送パス27を通ってプラテンガラス1上に給送される
原稿先端が前記シートセンサ49の光路を遮ると該センサ
がこれを検出する。そしてレジストローラ対30a,30b
が回転を開始し、給送される原稿後端がシートセンサ49
を抜けるときまでのレジストローラ対30a,30bの回転
量によって原稿長さを検出することができる。
【0043】一方、前記原稿給送部B2は、前述したよ
うに両面読取モードのときに片面を読み取った原稿を、
搬送ベルト31の逆回転によって再度原稿給送部B2の所
定位置まで戻すようにしている(図8参照)。このと
き、図12に示すように、原稿Gは給送中ガイド部材29と
モノコックフレーム47のガイド部47aとで構成される両
面反転パス50へ入り込み、原稿先端が前記シートセンサ
49の光路を遮ることで該センサ49によって検出され、そ
の時点から所定量搬送されて停止するように構成されて
いる。
うに両面読取モードのときに片面を読み取った原稿を、
搬送ベルト31の逆回転によって再度原稿給送部B2の所
定位置まで戻すようにしている(図8参照)。このと
き、図12に示すように、原稿Gは給送中ガイド部材29と
モノコックフレーム47のガイド部47aとで構成される両
面反転パス50へ入り込み、原稿先端が前記シートセンサ
49の光路を遮ることで該センサ49によって検出され、そ
の時点から所定量搬送されて停止するように構成されて
いる。
【0044】即ち、シートセンサ49は原稿載置トレイ21
からプラテンガラス1上へ給送される原稿と、両面読取
モードの場合に原稿が両面反転パス50へ送り込まれる原
稿の双方の検出を行うものである。
からプラテンガラス1上へ給送される原稿と、両面読取
モードの場合に原稿が両面反転パス50へ送り込まれる原
稿の双方の検出を行うものである。
【0045】尚、給送パス27を通る原稿及び両面反転パ
ス50を通る原稿のいずれの場合も、シートセンサ49の光
路を遮ることによって原稿検出が行われるが、原稿が給
送パス27を通る場合にはレジストローラ対30a,30bや
搬送ベルト31が正転駆動し、両面反転パス50を通る場合
には搬送ベルト31が逆転駆動するために、駆動モータの
駆動方向を検出することにより、原稿が給送パス27にあ
るか両面反転パス50にあるかを検出するものである。
ス50を通る原稿のいずれの場合も、シートセンサ49の光
路を遮ることによって原稿検出が行われるが、原稿が給
送パス27を通る場合にはレジストローラ対30a,30bや
搬送ベルト31が正転駆動し、両面反転パス50を通る場合
には搬送ベルト31が逆転駆動するために、駆動モータの
駆動方向を検出することにより、原稿が給送パス27にあ
るか両面反転パス50にあるかを検出するものである。
【0046】ここで、原稿給送に際しては原稿載置トレ
イ21から連続して給送するために、先行原稿がプラテン
ガラス1上に給送された時点で、後続原稿の先端をレジ
ストローラ対30a,30bまで送り込んで待機させてお
く、所謂「先出し処理」を行うが、両面読取モードにお
いては給送パス27に原稿があると該原稿によってセンサ
光路が遮られてしまい、両面反転パス50にある原稿を検
出することができなくなる。そこで、本実施形態にあっ
ては両面読取モードの場合は、前記先出し処理を行わな
いようにするか、あるいは先出し処理を行っても後続原
稿の先端が前記センサ光路を塞がない位置で待機させる
ように構成している。
イ21から連続して給送するために、先行原稿がプラテン
ガラス1上に給送された時点で、後続原稿の先端をレジ
ストローラ対30a,30bまで送り込んで待機させてお
く、所謂「先出し処理」を行うが、両面読取モードにお
いては給送パス27に原稿があると該原稿によってセンサ
光路が遮られてしまい、両面反転パス50にある原稿を検
出することができなくなる。そこで、本実施形態にあっ
ては両面読取モードの場合は、前記先出し処理を行わな
いようにするか、あるいは先出し処理を行っても後続原
稿の先端が前記センサ光路を塞がない位置で待機させる
ように構成している。
【0047】上記のように1個のセンサによって複数パ
スを通過する原稿を検出する構成は、図13に示すよう
に、原稿排出部B4においても用いられている。図13に
おいて、導入パスP1の途中に第1センサフラグ51が回
動可能に設けられており、この第1センサフラグ51は原
稿Gが導入パスP1を通ると、図14に示すように、該原
稿Gによって押し上げられ、軸51aを中心に回転する。
すると、回転した第1センサフラグ51によってフォトセ
ンサで構成したシートセンサ52の光路が遮られるために
導入パスを通過する原稿Gを検出することができるよう
になっている。
スを通過する原稿を検出する構成は、図13に示すよう
に、原稿排出部B4においても用いられている。図13に
おいて、導入パスP1の途中に第1センサフラグ51が回
動可能に設けられており、この第1センサフラグ51は原
稿Gが導入パスP1を通ると、図14に示すように、該原
稿Gによって押し上げられ、軸51aを中心に回転する。
すると、回転した第1センサフラグ51によってフォトセ
ンサで構成したシートセンサ52の光路が遮られるために
導入パスを通過する原稿Gを検出することができるよう
になっている。
【0048】そして、該シートセンサ52を原稿先端が通
過してからのモータの駆動量を検出することによって原
稿の有無検出のみならず、原稿の搬送量を制御すること
ができる。
過してからのモータの駆動量を検出することによって原
稿の有無検出のみならず、原稿の搬送量を制御すること
ができる。
【0049】前記第1センサフラグ51の近傍には第2セ
ンサフラグ53が軸53aを中心に回動可能に取り付けられ
ている。この第2センサフラグ53の一方端は第1センサ
フラグ51を押し出し可能であり、他方端部は反転ローラ
35によって搬送される原稿の搬送領域に突出している。
このため、図15に示すように、原稿Gが反転ローラ35に
よって搬出パスP4から反転ローラ35と従動ローラ36の
ニップ部へ送られるときに、該原稿先端によって第2セ
ンサフラグ53が押し回されて反時計回り方向へ回転す
る。この回転によって第1センサフラグ51が時計回り方
向へ回転してシートセンサ52の光路を遮るために、反転
ローラ35によって搬送される原稿Gを検出することがで
きる。この場合も前述した給送側の原稿検出と同様に、
原稿が導入パスP1を通過するときは反転ローラ35が正
転駆動(図14の反時計回り方向)し、原稿が反転ローラ
35によって搬出パスP4から原稿排出台34へと搬送され
るときは反転ローラ35が逆転駆動(図15の時計回り方
向)するために、反転ローラ35を駆動するモータM3の
駆動方向を検出することによって原稿Gがいずれのパス
を通過しているかを検出することができる。
ンサフラグ53が軸53aを中心に回動可能に取り付けられ
ている。この第2センサフラグ53の一方端は第1センサ
フラグ51を押し出し可能であり、他方端部は反転ローラ
35によって搬送される原稿の搬送領域に突出している。
このため、図15に示すように、原稿Gが反転ローラ35に
よって搬出パスP4から反転ローラ35と従動ローラ36の
ニップ部へ送られるときに、該原稿先端によって第2セ
ンサフラグ53が押し回されて反時計回り方向へ回転す
る。この回転によって第1センサフラグ51が時計回り方
向へ回転してシートセンサ52の光路を遮るために、反転
ローラ35によって搬送される原稿Gを検出することがで
きる。この場合も前述した給送側の原稿検出と同様に、
原稿が導入パスP1を通過するときは反転ローラ35が正
転駆動(図14の反時計回り方向)し、原稿が反転ローラ
35によって搬出パスP4から原稿排出台34へと搬送され
るときは反転ローラ35が逆転駆動(図15の時計回り方
向)するために、反転ローラ35を駆動するモータM3の
駆動方向を検出することによって原稿Gがいずれのパス
を通過しているかを検出することができる。
【0050】上記のように、1個のシートセンサによっ
て複数パスを通過する原稿を検出するようにしたことに
より、従来各搬送パス毎に設けていたシートセンサの個
数を減らすことができ、組立行程を減少させてコストダ
ウンを図ることが可能となる。
て複数パスを通過する原稿を検出するようにしたことに
より、従来各搬送パス毎に設けていたシートセンサの個
数を減らすことができ、組立行程を減少させてコストダ
ウンを図ることが可能となる。
【0051】{給送中ガイド部材の位置決め構成}前述
の如く、原稿載置トレイ21からプラテンガラス1上へ給
送される原稿及び両面読取の際に両面反転パス50へ送ら
れる原稿は給送中ガイド部材29によってガイドされる
が、次にこの給送中ガイド部材29と搬送ベルト31との間
隙を一定に保つための構成について説明する。尚、図16
(a)は給送中ガイド部材29と搬送ベルト31を原稿搬送方
向と直交する方向からみた断面模式説明図であり、(b)
は両端を回動可能に取り付けた給送中ガイド部材29′と
搬送ベルト31を原稿搬送方向から見た断面模式説明図で
ある。
の如く、原稿載置トレイ21からプラテンガラス1上へ給
送される原稿及び両面読取の際に両面反転パス50へ送ら
れる原稿は給送中ガイド部材29によってガイドされる
が、次にこの給送中ガイド部材29と搬送ベルト31との間
隙を一定に保つための構成について説明する。尚、図16
(a)は給送中ガイド部材29と搬送ベルト31を原稿搬送方
向と直交する方向からみた断面模式説明図であり、(b)
は両端を回動可能に取り付けた給送中ガイド部材29′と
搬送ベルト31を原稿搬送方向から見た断面模式説明図で
ある。
【0052】図16(a)に示すように、給送中ガイド部材2
9の先端と搬送ベルト31との間には給送パス27から原稿
Gを給送するだけの間隙dが形成されている。この間隙
が大きくなると、両面読取の際に原稿を両面反転パス50
へ送り込むときに、搬送ベルト31で戻される原稿が両面
反転パス50へ導かれずに、給送パス27へ入り込んでしま
う。そのために、給送中ガイド部材29の先端にマイラー
シート54を取り付け、このマイラーシート54の先端と搬
送ベルト31との間隙が極力小さく0.5mm程度になるよう
に設定されている。
9の先端と搬送ベルト31との間には給送パス27から原稿
Gを給送するだけの間隙dが形成されている。この間隙
が大きくなると、両面読取の際に原稿を両面反転パス50
へ送り込むときに、搬送ベルト31で戻される原稿が両面
反転パス50へ導かれずに、給送パス27へ入り込んでしま
う。そのために、給送中ガイド部材29の先端にマイラー
シート54を取り付け、このマイラーシート54の先端と搬
送ベルト31との間隙が極力小さく0.5mm程度になるよう
に設定されている。
【0053】前記間隙を一定に保つために、従来は給送
中ガイド部材の両端(原稿搬送方向と直交する方向の両
端)を軸部材で回動可能に取り付け、ガイド部材の回動
側先端両端部を搬送ベルトを支持する支持部材としての
ベルトフレームに突き当てることによって位置決めする
ように構成していた。
中ガイド部材の両端(原稿搬送方向と直交する方向の両
端)を軸部材で回動可能に取り付け、ガイド部材の回動
側先端両端部を搬送ベルトを支持する支持部材としての
ベルトフレームに突き当てることによって位置決めする
ように構成していた。
【0054】しかし、図16(b)に示すように、搬送ベル
ト31はスモールサイズの原稿であっても確実に密着でき
るようにするために、回動軸方向一方側を一定範囲で上
下に揺動可能に構成している。従って、搬送ベルト31の
一方側が揺動してプラテンガラス1に対して傾いた場
合、ベルトフレーム55に突き当て位置決めされている給
送中ガイド部材29′の先端は一方側のベルトフレーム55
には突き当たっているが、他方側のベルトフレーム55か
らは浮き上がった状態となる。このため、その部分では
搬送ベルト31と給送中ガイド部材29′の間隙d′が大き
くなってしまい、搬送ベルト31で戻された原稿が給送パ
ス27へ入り込み易くなってしまう。 これは装置を小型
化するために搬送ベルト31を張架する駆動ローラ32aの
ローラ径を小さくし、プラテンガラス面と給送中ガイド
部材の先端との高さが小さくなり、先端が上カールした
原稿を搬送する場合により発生し易くなる。
ト31はスモールサイズの原稿であっても確実に密着でき
るようにするために、回動軸方向一方側を一定範囲で上
下に揺動可能に構成している。従って、搬送ベルト31の
一方側が揺動してプラテンガラス1に対して傾いた場
合、ベルトフレーム55に突き当て位置決めされている給
送中ガイド部材29′の先端は一方側のベルトフレーム55
には突き当たっているが、他方側のベルトフレーム55か
らは浮き上がった状態となる。このため、その部分では
搬送ベルト31と給送中ガイド部材29′の間隙d′が大き
くなってしまい、搬送ベルト31で戻された原稿が給送パ
ス27へ入り込み易くなってしまう。 これは装置を小型
化するために搬送ベルト31を張架する駆動ローラ32aの
ローラ径を小さくし、プラテンガラス面と給送中ガイド
部材の先端との高さが小さくなり、先端が上カールした
原稿を搬送する場合により発生し易くなる。
【0055】そこで、本実施形態にあっては、図17に示
すように、搬送ベルト31の揺動に給送中ガイド部材29が
追従するように構成している。尚、図17(a)は搬送ベル
ト31と給送中ガイド部材29との装置手前側を示す模式説
明図であり、(b)は装置奥側の模式説明図である。尚、
搬送ベルト31は装置手前側の回動軸は上下方向に固定さ
れているが、装置奥側の回動軸は上下方向に揺動可能に
構成されている。
すように、搬送ベルト31の揺動に給送中ガイド部材29が
追従するように構成している。尚、図17(a)は搬送ベル
ト31と給送中ガイド部材29との装置手前側を示す模式説
明図であり、(b)は装置奥側の模式説明図である。尚、
搬送ベルト31は装置手前側の回動軸は上下方向に固定さ
れているが、装置奥側の回動軸は上下方向に揺動可能に
構成されている。
【0056】図17(a)(b)に示すように、給送中ガイド部
材29の両端は軸56によって回動可能に取り付けられてお
り、回動先端側には引張スプリング57が取り付けられ、
回動先端両側部が搬送ベルト31のベルトフレーム55に突
き当たって位置決めされるように構成されている。そし
て、給送中ガイド部材29の装置奥側は軸56に対して長孔
29bによって回動可能に取り付けられている。
材29の両端は軸56によって回動可能に取り付けられてお
り、回動先端側には引張スプリング57が取り付けられ、
回動先端両側部が搬送ベルト31のベルトフレーム55に突
き当たって位置決めされるように構成されている。そし
て、給送中ガイド部材29の装置奥側は軸56に対して長孔
29bによって回動可能に取り付けられている。
【0057】このように、給送中ガイド部材29の一方側
(搬送ベルト31の揺動側)を長孔29bによって回動可能
に構成したことにより、搬送ベルト31が上下方向に揺動
すると、給送中ガイド部材29もこれに応じて上下に揺動
可能であり、該ガイド部材29は搬送ベルト31に対して装
置手前側及び奥側のいずれもベルトフレーム55に対して
当接した状態を維持するようになる。このため、搬送ベ
ルト31と給送中ガイド部材先端との間隙は常に一定に維
持され、両面読取モードの際に両面反転パス50へ送られ
る原稿が誤って給送パス27へ進入することがなくなるも
のである。
(搬送ベルト31の揺動側)を長孔29bによって回動可能
に構成したことにより、搬送ベルト31が上下方向に揺動
すると、給送中ガイド部材29もこれに応じて上下に揺動
可能であり、該ガイド部材29は搬送ベルト31に対して装
置手前側及び奥側のいずれもベルトフレーム55に対して
当接した状態を維持するようになる。このため、搬送ベ
ルト31と給送中ガイド部材先端との間隙は常に一定に維
持され、両面読取モードの際に両面反転パス50へ送られ
る原稿が誤って給送パス27へ進入することがなくなるも
のである。
【0058】{揺動フラッパ}前述した原稿排出部B4
は、図4に示すように、片面の画像が読み取られた原稿
Gを反転させて原稿排出台34上に排出し、或いは片面の
画像が読み取られた原稿Gを反転させて再びプラテンガ
ラス1上に送り込み、或いは両面の画像が読み取られた
原稿Gを原稿排出台34上に排出するように動作する。こ
の原稿搬送部B4は、前述の如く動作するために、原稿
Gを案内するシートパスを切り替えるための揺動可能な
揺動フラッパ39、該揺動フラッパ39に追従して揺動する
追従フラッパ41、前記揺動フラッパ39に係合することで
該揺動フラッパ39の揺動に連動して揺動する係合フラッ
パ40、原稿搬送部B4を構成するローラ等の各部を駆動
する排出駆動機構58(図26参照)等により構成されてい
る。以下、原稿搬送部B4を構成する各部の概略につい
て順次詳しく説明する。
は、図4に示すように、片面の画像が読み取られた原稿
Gを反転させて原稿排出台34上に排出し、或いは片面の
画像が読み取られた原稿Gを反転させて再びプラテンガ
ラス1上に送り込み、或いは両面の画像が読み取られた
原稿Gを原稿排出台34上に排出するように動作する。こ
の原稿搬送部B4は、前述の如く動作するために、原稿
Gを案内するシートパスを切り替えるための揺動可能な
揺動フラッパ39、該揺動フラッパ39に追従して揺動する
追従フラッパ41、前記揺動フラッパ39に係合することで
該揺動フラッパ39の揺動に連動して揺動する係合フラッ
パ40、原稿搬送部B4を構成するローラ等の各部を駆動
する排出駆動機構58(図26参照)等により構成されてい
る。以下、原稿搬送部B4を構成する各部の概略につい
て順次詳しく説明する。
【0059】まず、原稿を案内するシートパスを切り替
えるための揺動可能な揺動フラッパ39について詳しく説
明する。
えるための揺動可能な揺動フラッパ39について詳しく説
明する。
【0060】揺動フラッパ39は、図4に示すように、片
面の画像が読み取られた原稿Gを反転させるために導入
パスP1を介して反転パスP2に導き、或いは片面の画像
が読み取られた原稿Gを反転パスP2を介して再びプラ
テンガラス1上に送り込むために排出パスP3に導き、
或いは両面の画像が読み取られた原稿Gを原稿排出台34
上に排出するために排出パスP3に導くように切り替え
られる。
面の画像が読み取られた原稿Gを反転させるために導入
パスP1を介して反転パスP2に導き、或いは片面の画像
が読み取られた原稿Gを反転パスP2を介して再びプラ
テンガラス1上に送り込むために排出パスP3に導き、
或いは両面の画像が読み取られた原稿Gを原稿排出台34
上に排出するために排出パスP3に導くように切り替え
られる。
【0061】この揺動フラッパ39は、図19、図20、図21
に示すように、2つのフラッパに分割され同一軸上に配
置されている。この分割された揺動フラッパ39は、分割
された一方の第1揺動フラッパ59が軸61に固定され、他
方の第2揺動フラッパ60が軸61に対して回動自在に取り
付けられ、前記一方の第1揺動フラッパ59の回動によっ
てコイルバネ等の弾性部材62を介して前記他方の第2揺
動フラッパ60が回動されるように構成されている。
に示すように、2つのフラッパに分割され同一軸上に配
置されている。この分割された揺動フラッパ39は、分割
された一方の第1揺動フラッパ59が軸61に固定され、他
方の第2揺動フラッパ60が軸61に対して回動自在に取り
付けられ、前記一方の第1揺動フラッパ59の回動によっ
てコイルバネ等の弾性部材62を介して前記他方の第2揺
動フラッパ60が回動されるように構成されている。
【0062】更に具体的には、前記第1揺動フラッパ59
が図19中時計回り方向へ回動することにより、該第1揺
動フラッパ59の突当部59aが第2揺動フラッパ60の突当
部60aに突き当たってこれを押し、該第2揺動フラッパ
60が前記第1揺動フラッパ59の回動方向と同方向(時計
回り方向)へ回動し、図19に示す如き位置まで揺動す
る。尚、この揺動フラッパ39は、図19に示す如き位置ま
で揺動して止まるが、これは後で詳しく説明する排出駆
動機構58(図24及び図25参照)の駆動伝達経路中に設け
たトルクリミッタが切れることで行われる。
が図19中時計回り方向へ回動することにより、該第1揺
動フラッパ59の突当部59aが第2揺動フラッパ60の突当
部60aに突き当たってこれを押し、該第2揺動フラッパ
60が前記第1揺動フラッパ59の回動方向と同方向(時計
回り方向)へ回動し、図19に示す如き位置まで揺動す
る。尚、この揺動フラッパ39は、図19に示す如き位置ま
で揺動して止まるが、これは後で詳しく説明する排出駆
動機構58(図24及び図25参照)の駆動伝達経路中に設け
たトルクリミッタが切れることで行われる。
【0063】一方、前記第1揺動フラッパ59が図20中反
時計回り方向へ回動することにより、該第1揺動フラッ
パ59の突当部59bがコイルバネ等の弾性部材62を介して
第2揺動フラッパ60の突当部60bを弾性的に押し、該第
2揺動フラッパ60が前記第1揺動フラッパ59の回動方向
と同方向へ回動する。
時計回り方向へ回動することにより、該第1揺動フラッ
パ59の突当部59bがコイルバネ等の弾性部材62を介して
第2揺動フラッパ60の突当部60bを弾性的に押し、該第
2揺動フラッパ60が前記第1揺動フラッパ59の回動方向
と同方向へ回動する。
【0064】この時、前記揺動フラッパ39の揺動領域内
に原稿先端が介在しない場合には、前記第2揺動フラッ
パ60は図20に示すように搬送外ガイド63に入り込んだ位
置まで揺動するが、前記揺動フラッパ39の揺動領域内に
原稿先端が介在する場合には、前記第2揺動フラッパ60
は前記突当部59b,60b間に介在する弾性部材62の弾性
力が前記介在原稿の腰に負けて図21に示すように搬送外
ガイド63から原稿の厚さ分逃げた位置で止まり、図20に
示す如き位置まで揺動することはない。
に原稿先端が介在しない場合には、前記第2揺動フラッ
パ60は図20に示すように搬送外ガイド63に入り込んだ位
置まで揺動するが、前記揺動フラッパ39の揺動領域内に
原稿先端が介在する場合には、前記第2揺動フラッパ60
は前記突当部59b,60b間に介在する弾性部材62の弾性
力が前記介在原稿の腰に負けて図21に示すように搬送外
ガイド63から原稿の厚さ分逃げた位置で止まり、図20に
示す如き位置まで揺動することはない。
【0065】尚、本実施形態では、前記揺動フラッパ39
と搬送外ガイド63との間に原稿先端が介在する場合に、
前記第1揺動フラッパ59は反時計回り方向へ23°回転す
るが、前記第2揺動フラッパ60は反時計回り方向へ10°
回転したところで搬送外ガイド63との間に前記原稿Gの
先端を挟み込んで停止し、前記第1揺動フラッパ59によ
る残りの13°分の回転は前記突当部59b,60b間に介在
する弾性部材62によって吸収されることとなる。
と搬送外ガイド63との間に原稿先端が介在する場合に、
前記第1揺動フラッパ59は反時計回り方向へ23°回転す
るが、前記第2揺動フラッパ60は反時計回り方向へ10°
回転したところで搬送外ガイド63との間に前記原稿Gの
先端を挟み込んで停止し、前記第1揺動フラッパ59によ
る残りの13°分の回転は前記突当部59b,60b間に介在
する弾性部材62によって吸収されることとなる。
【0066】前述したように、シートパスを切り替える
ための揺動可能な揺動フラッパ39は、図20に示すように
反時計回り方向への回動時には搬送外ガイド63に入り込
む位置まで揺動可能に構成されている。しかしながら、
例えば図18に示すように、揺動フラッパ39′を一体成型
品にすると、生産性をあげるために、先の搬送原稿とそ
の次の搬送原稿との間を狭くした場合に、以下のような
問題が発生するおそれがある。
ための揺動可能な揺動フラッパ39は、図20に示すように
反時計回り方向への回動時には搬送外ガイド63に入り込
む位置まで揺動可能に構成されている。しかしながら、
例えば図18に示すように、揺動フラッパ39′を一体成型
品にすると、生産性をあげるために、先の搬送原稿とそ
の次の搬送原稿との間を狭くした場合に、以下のような
問題が発生するおそれがある。
【0067】即ち、前記次の搬送原稿の先端は、先の搬
送原稿が反転パスP2内において反転搬送されている
間、前記揺動フラッパ39′と搬送外ガイド63の間で待機
している。しかし、ここで、前記先の搬送原稿を排出搬
送するために前記一体成型品である揺動フラッパ39′を
反時計回り方向に回動させると、該一体成型品である揺
動フラッパ39′により前記次の搬送原稿の先端にストレ
スがかかり、最悪の場合には折れてしまったり或いは破
れてしまうおそれがある。
送原稿が反転パスP2内において反転搬送されている
間、前記揺動フラッパ39′と搬送外ガイド63の間で待機
している。しかし、ここで、前記先の搬送原稿を排出搬
送するために前記一体成型品である揺動フラッパ39′を
反時計回り方向に回動させると、該一体成型品である揺
動フラッパ39′により前記次の搬送原稿の先端にストレ
スがかかり、最悪の場合には折れてしまったり或いは破
れてしまうおそれがある。
【0068】これを防止するために、本実施形態では、
上述したように揺動フラッパ39を2つのフラッパに分割
して同一軸上に配置すると共に、一方の第1揺動フラッ
パ59を軸61に固定し、他方の第2揺動フラッパ60を軸61
に対して回動自在に取り付けて、前記一方の第1揺動フ
ラッパ59の回動によって前記他方の第2揺動フラッパ60
が回動するように構成している。
上述したように揺動フラッパ39を2つのフラッパに分割
して同一軸上に配置すると共に、一方の第1揺動フラッ
パ59を軸61に固定し、他方の第2揺動フラッパ60を軸61
に対して回動自在に取り付けて、前記一方の第1揺動フ
ラッパ59の回動によって前記他方の第2揺動フラッパ60
が回動するように構成している。
【0069】更には、前記第1揺動フラッパ59の図20中
反時計回り方向への回動により前記第2揺動フラッパ60
をこれと同方向へ回動させた時に、前記揺動フラッパ39
の揺動領域内に原稿先端が介在する場合には、前記第2
揺動フラッパ60が前記突当部59b,60b間に介在する弾
性部材62の作用により前記領域内に介在する原稿の腰に
負けて図21に示す如き位置に止まり、図20に示す如き位
置までは揺動しない構成になっている。
反時計回り方向への回動により前記第2揺動フラッパ60
をこれと同方向へ回動させた時に、前記揺動フラッパ39
の揺動領域内に原稿先端が介在する場合には、前記第2
揺動フラッパ60が前記突当部59b,60b間に介在する弾
性部材62の作用により前記領域内に介在する原稿の腰に
負けて図21に示す如き位置に止まり、図20に示す如き位
置までは揺動しない構成になっている。
【0070】この構成により、生産性をあげつつ、前記
揺動フラッパ39の切替時に原稿Gの先端にかかるストレ
スを軽減することができ、該原稿を破損する等の不具合
を防止することができる。
揺動フラッパ39の切替時に原稿Gの先端にかかるストレ
スを軽減することができ、該原稿を破損する等の不具合
を防止することができる。
【0071】{追従フラッパ}次に、前記揺動フラッパ
39の揺動に追従して揺動する追従フラッパ41について詳
しく説明する。
39の揺動に追従して揺動する追従フラッパ41について詳
しく説明する。
【0072】前記揺動フラッパ39は、図19に示す如き位
置から図20に示す如き位置の範囲で揺動可能に構成され
ている。しかしながら、例えば図18(a)に示す如き位置
から図18(b)に示す如き位置へ揺動フラッパ39′を切り
替えることで、該揺動フラッパ39′と搬送内ガイド64と
によって形成される排出パスP3の間隔L(ギャップ)
が広くなり過ぎると、該排出パスP3に進入してくる原
稿Gはその先端の自由度が増し、急な角度で進入してく
ることになる。これにより、前記原稿Gはその先端が座
屈してしまったり、或いは先端が引っ掛かったまま搬送
し続けられてジャムしてしまうおそれがある。
置から図20に示す如き位置の範囲で揺動可能に構成され
ている。しかしながら、例えば図18(a)に示す如き位置
から図18(b)に示す如き位置へ揺動フラッパ39′を切り
替えることで、該揺動フラッパ39′と搬送内ガイド64と
によって形成される排出パスP3の間隔L(ギャップ)
が広くなり過ぎると、該排出パスP3に進入してくる原
稿Gはその先端の自由度が増し、急な角度で進入してく
ることになる。これにより、前記原稿Gはその先端が座
屈してしまったり、或いは先端が引っ掛かったまま搬送
し続けられてジャムしてしまうおそれがある。
【0073】そこで、前述したように、前記揺動フラッ
パ39の揺動に追従して揺動する追従フラッパ41を設けて
いる。この追従フラッパ41は、図19及び図20に示すよう
に、搬送内ガイド64の幅方向(搬送方向と交わる方向)
両端に設けた突起65に揺動可能に取り付けられている。
パ39の揺動に追従して揺動する追従フラッパ41を設けて
いる。この追従フラッパ41は、図19及び図20に示すよう
に、搬送内ガイド64の幅方向(搬送方向と交わる方向)
両端に設けた突起65に揺動可能に取り付けられている。
【0074】そして、図19に示すように前記第1揺動フ
ラッパ59と一体のアーム部材66に取り付けられた弾性突
当部67により、該追従フラッパ41と一体の突当部68が弾
性的に押し付けられることで、図19に示す如き状態を保
持する構成になっている。尚、前記第1揺動フラッパ59
と一体のアーム部材66及び前記追従フラッパ41と一体の
突当部68は、原稿Gの搬送領域外となる軸方向端部に配
設されている。また、前記第1揺動フラッパ59と一体の
アーム部材66に取り付けられた弾性突当部67は、図19中
矢印方向に弾性的に移動可能に構成されている。
ラッパ59と一体のアーム部材66に取り付けられた弾性突
当部67により、該追従フラッパ41と一体の突当部68が弾
性的に押し付けられることで、図19に示す如き状態を保
持する構成になっている。尚、前記第1揺動フラッパ59
と一体のアーム部材66及び前記追従フラッパ41と一体の
突当部68は、原稿Gの搬送領域外となる軸方向端部に配
設されている。また、前記第1揺動フラッパ59と一体の
アーム部材66に取り付けられた弾性突当部67は、図19中
矢印方向に弾性的に移動可能に構成されている。
【0075】この図19に示す如き状態から、第1揺動フ
ラッパ59が反時計回り方向に回動すると、前記追従フラ
ッパ41に対する前記アーム部材66の弾性突当部67による
押し付けが解除される。同時に前記追従フラッパ41は自
重により突起65を中心に時計回り方向に揺動し始め、最
終的にはストッパ69(本実施形態では原稿搬送部B4の
フレームを構成する側板の一部に設けた突起)突き当た
って止まり、図20に示す如き所定の間隔(ギャップ)を
保持したシートパスを形成する。
ラッパ59が反時計回り方向に回動すると、前記追従フラ
ッパ41に対する前記アーム部材66の弾性突当部67による
押し付けが解除される。同時に前記追従フラッパ41は自
重により突起65を中心に時計回り方向に揺動し始め、最
終的にはストッパ69(本実施形態では原稿搬送部B4の
フレームを構成する側板の一部に設けた突起)突き当た
って止まり、図20に示す如き所定の間隔(ギャップ)を
保持したシートパスを形成する。
【0076】この構成により、前記揺動フラッパ39が図
20に示す如き位置まで揺動した時に搬送内ガイド64との
間に形成されるシートパスP31の間隔が、前記追従フラ
ッパ41との間に形成されるシートパスP32の間隔に保持
され、図中矢印方向から進入してくる原稿Gの先端の自
由度が規制されるので、該搬送原稿の座屈やジャム等を
防止することができる。
20に示す如き位置まで揺動した時に搬送内ガイド64との
間に形成されるシートパスP31の間隔が、前記追従フラ
ッパ41との間に形成されるシートパスP32の間隔に保持
され、図中矢印方向から進入してくる原稿Gの先端の自
由度が規制されるので、該搬送原稿の座屈やジャム等を
防止することができる。
【0077】また、前記導入パスP1(搬送外ガイド63
側)には、該導入パスP1及び排出パスP3のシートパス
P32を通過する原稿を検知するシートセンサ70を構成す
るセンサフラグ70bが設けられている。しかしながら、
前記揺動フラッパ39′が図18(b)に示す如き位置まで揺
動した時に、該揺動フラッパ39′と搬送内ガイド64との
間に形成される排出パスP3の間隔が広すぎると、該排
出パスP3を通過する原稿が前記センサフラグ70bの届
かない位置を通過してしまうおそれがある。
側)には、該導入パスP1及び排出パスP3のシートパス
P32を通過する原稿を検知するシートセンサ70を構成す
るセンサフラグ70bが設けられている。しかしながら、
前記揺動フラッパ39′が図18(b)に示す如き位置まで揺
動した時に、該揺動フラッパ39′と搬送内ガイド64との
間に形成される排出パスP3の間隔が広すぎると、該排
出パスP3を通過する原稿が前記センサフラグ70bの届
かない位置を通過してしまうおそれがある。
【0078】このような場合であっても、本発明では上
述の如く排出パスP3のパス間隔を所定の間隔に規制す
る追従フラッパ41を、揺動フラッパ39に追従して揺動す
るように設けているので、前記排出パスP3を通過する
原稿を検知するシートセンサを別に設けることなく、前
記センサフラグ70bとフォトセンサ70aからなるシート
センサ70により前記排出パスP3のシートパスP32を通
過する原稿を確実に検知することができる。
述の如く排出パスP3のパス間隔を所定の間隔に規制す
る追従フラッパ41を、揺動フラッパ39に追従して揺動す
るように設けているので、前記排出パスP3を通過する
原稿を検知するシートセンサを別に設けることなく、前
記センサフラグ70bとフォトセンサ70aからなるシート
センサ70により前記排出パスP3のシートパスP32を通
過する原稿を確実に検知することができる。
【0079】{係合フラッパ}次に、前記揺動フラッパ
39に係合し該揺動フラッパ39の揺動に連動して揺動する
係合フラッパ40について詳しく説明する。
39に係合し該揺動フラッパ39の揺動に連動して揺動する
係合フラッパ40について詳しく説明する。
【0080】原稿自動搬送装置Bは、前述した揺動フラ
ッパ39、追従フラッパ41の他に、更に図22及び図23に示
すように係合フラッパ40を有する構成となっている。し
かしながら、このようにシートパスを切り替えるための
揺動可能なフラッパを複数有する構成の装置において、
各フラッパをそれぞれソレノイドやモータ等の駆動手段
によって個々に切替駆動するように構成すると、コスト
がかかり、装置構成や制御シーケンスが複雑になるとい
う問題がある。
ッパ39、追従フラッパ41の他に、更に図22及び図23に示
すように係合フラッパ40を有する構成となっている。し
かしながら、このようにシートパスを切り替えるための
揺動可能なフラッパを複数有する構成の装置において、
各フラッパをそれぞれソレノイドやモータ等の駆動手段
によって個々に切替駆動するように構成すると、コスト
がかかり、装置構成や制御シーケンスが複雑になるとい
う問題がある。
【0081】そこで、前記係合フラッパ40を、後述する
排出駆動機構58(図24〜図26参照)によって揺動される
揺動フラッパ39に係合可能に配置構成し、該揺動フラッ
パ39の揺動に連動して前記係合フラッパ40を揺動させる
ように構成している。即ち、1つの駆動手段で複数のフ
ラッパを揺動させるように構成している。
排出駆動機構58(図24〜図26参照)によって揺動される
揺動フラッパ39に係合可能に配置構成し、該揺動フラッ
パ39の揺動に連動して前記係合フラッパ40を揺動させる
ように構成している。即ち、1つの駆動手段で複数のフ
ラッパを揺動させるように構成している。
【0082】通常、前記係合フラッパ40は、バネ等の付
勢部材71の付勢力により反転ローラ方向に付勢されてい
るが、該係合フラッパ40の突当部72が原稿搬送部B4の
フレームを構成する側板に設けたストッパ73に突き当た
って第1の位置である図22に示す如き位置に保持されて
いる。この状態では、図22にも示すように係合フラッパ
40に設けた係合部74と、前記揺動フラッパ39(の第1揺
動フラッパ59と一体のアーム部材66)に設けた係合部75
とは、離間している状態となっている。
勢部材71の付勢力により反転ローラ方向に付勢されてい
るが、該係合フラッパ40の突当部72が原稿搬送部B4の
フレームを構成する側板に設けたストッパ73に突き当た
って第1の位置である図22に示す如き位置に保持されて
いる。この状態では、図22にも示すように係合フラッパ
40に設けた係合部74と、前記揺動フラッパ39(の第1揺
動フラッパ59と一体のアーム部材66)に設けた係合部75
とは、離間している状態となっている。
【0083】この図22に示す如き状態から前記揺動フラ
ッパ39が軸61を中心に反時計回り方向に回動すると、図
23に示すように前記揺動フラッパ39の係合部75が前記係
合フラッパ40の係合部74に係合して前記付勢部材71の付
勢力に抗してこれを押し、該係合フラッパ40が前記揺動
フラッパ39の回動に応じて軸76を中心に時計回り方向に
回動し、第2の位置である図23に示す如き位置に保持さ
れる。
ッパ39が軸61を中心に反時計回り方向に回動すると、図
23に示すように前記揺動フラッパ39の係合部75が前記係
合フラッパ40の係合部74に係合して前記付勢部材71の付
勢力に抗してこれを押し、該係合フラッパ40が前記揺動
フラッパ39の回動に応じて軸76を中心に時計回り方向に
回動し、第2の位置である図23に示す如き位置に保持さ
れる。
【0084】尚、前記揺動フラッパ39の係合部75と前記
係合フラッパ40の係合部74との係合が解除されると、前
記係合フラッパ40は前記付勢部材71の付勢力により回動
し、元の位置である図22に示す如き位置に突き当て保持
される。
係合フラッパ40の係合部74との係合が解除されると、前
記係合フラッパ40は前記付勢部材71の付勢力により回動
し、元の位置である図22に示す如き位置に突き当て保持
される。
【0085】この構成により、前記揺動フラッパ39を切
替駆動する駆動機構58(後述)により前記係合フラッパ
40をも切替駆動でき、即ち複数のフラッパを1つの駆動
手段により切替駆動できるので、各フラッパ毎にソレノ
イドやモータ等の駆動手段を設ける必要がなくなり、コ
ストを下げることができる。更に装置構成や制御シーケ
ンスを簡略化することができる。更に狭いスペースに
て、種々のシートパスを形成することができる。
替駆動する駆動機構58(後述)により前記係合フラッパ
40をも切替駆動でき、即ち複数のフラッパを1つの駆動
手段により切替駆動できるので、各フラッパ毎にソレノ
イドやモータ等の駆動手段を設ける必要がなくなり、コ
ストを下げることができる。更に装置構成や制御シーケ
ンスを簡略化することができる。更に狭いスペースに
て、種々のシートパスを形成することができる。
【0086】{排出駆動機構}次に、原稿搬送部B4の
各部を駆動する排出駆動機構58について詳しく説明す
る。
各部を駆動する排出駆動機構58について詳しく説明す
る。
【0087】前述したように、シートパスを切り替える
ための揺動可能なフラッパを複数有する構成の装置にお
いて、各フラッパをそれぞれソレノイドやモータ等の駆
動手段によって個々に切替駆動するように構成すると、
コストがかかり、装置構成や制御シーケンスが複雑なる
という問題がある。
ための揺動可能なフラッパを複数有する構成の装置にお
いて、各フラッパをそれぞれソレノイドやモータ等の駆
動手段によって個々に切替駆動するように構成すると、
コストがかかり、装置構成や制御シーケンスが複雑なる
という問題がある。
【0088】そこで、原稿自動搬送装置Bにおける排出
駆動機構58は、図26に示すように、1つの駆動手段で、
ギア等で構成される駆動伝達手段を介して原稿搬送部B
4の各部を動作させるように構成している。尚、本実施
形態では、前記駆動手段として、正逆転駆動可能なモー
タM3を用いている。
駆動機構58は、図26に示すように、1つの駆動手段で、
ギア等で構成される駆動伝達手段を介して原稿搬送部B
4の各部を動作させるように構成している。尚、本実施
形態では、前記駆動手段として、正逆転駆動可能なモー
タM3を用いている。
【0089】前記モータM3は、図26に示すように、原
稿搬送部B4のフレーム77を構成する幅方向一方の側板7
8に取り付けられている。このモータM3の動力は、モー
タプーリ79からタイミングベルト80を介して伝達プーリ
81へ伝達され、該伝達プーリ81と一体の伝達ギア82と噛
合している反転ローラ軸83の一端側に設けられた反転ギ
ア84へ伝達される。これにより、反転ローラ35やこれに
従動して回転する従動ローラ36等が正逆回転駆動され
る。
稿搬送部B4のフレーム77を構成する幅方向一方の側板7
8に取り付けられている。このモータM3の動力は、モー
タプーリ79からタイミングベルト80を介して伝達プーリ
81へ伝達され、該伝達プーリ81と一体の伝達ギア82と噛
合している反転ローラ軸83の一端側に設けられた反転ギ
ア84へ伝達される。これにより、反転ローラ35やこれに
従動して回転する従動ローラ36等が正逆回転駆動され
る。
【0090】更に、前記モータM3の動力は、図26及び
図24に示すように、前記反転ローラ軸83を介して他端側
の反転ギア85へ伝達され、該反転ギア85と噛合している
トルクリミッタ86を備えた段ギア87の外ギア87aへ伝達
される。前記トルクリミッタ86を備えた段ギア87の外ギ
ア87aへ伝達された動力は、該段ギア87の内ギア87bと
噛合しているセクタギア88aへ伝達され、該セクタギア
88aを備えたアーム部材88が揺動する。
図24に示すように、前記反転ローラ軸83を介して他端側
の反転ギア85へ伝達され、該反転ギア85と噛合している
トルクリミッタ86を備えた段ギア87の外ギア87aへ伝達
される。前記トルクリミッタ86を備えた段ギア87の外ギ
ア87aへ伝達された動力は、該段ギア87の内ギア87bと
噛合しているセクタギア88aへ伝達され、該セクタギア
88aを備えたアーム部材88が揺動する。
【0091】これにより、図25に示すように、前記アー
ム部材88の自由端に設けた突起88bが、前記揺動フラッ
パ39の軸61に固定されたアーム部材89に設けた長穴状溝
89a及び原稿搬送部B4のフレーム77を構成する幅方向
他方の側板90に設けた円弧穴91に規制されつつ揺動し、
前述した揺動フラッパ39が揺動する。そして、前記突起
88bが前記円弧穴91の一方の端部91aに突き当たって止
まることで前記段ギア87のトルクリミッタ86が切れて前
記揺動フラッパ39が一方の位置(図19に示す位置)で止
まり、前記突起88bが前記円弧穴91の他方の端部91bに
突き当たって止まることで、同様に前記段ギア87のトル
クリミッタ86が切れて前記揺動フラッパ39が他方の位置
(図20又は図21に示す位置)で止まる。
ム部材88の自由端に設けた突起88bが、前記揺動フラッ
パ39の軸61に固定されたアーム部材89に設けた長穴状溝
89a及び原稿搬送部B4のフレーム77を構成する幅方向
他方の側板90に設けた円弧穴91に規制されつつ揺動し、
前述した揺動フラッパ39が揺動する。そして、前記突起
88bが前記円弧穴91の一方の端部91aに突き当たって止
まることで前記段ギア87のトルクリミッタ86が切れて前
記揺動フラッパ39が一方の位置(図19に示す位置)で止
まり、前記突起88bが前記円弧穴91の他方の端部91bに
突き当たって止まることで、同様に前記段ギア87のトル
クリミッタ86が切れて前記揺動フラッパ39が他方の位置
(図20又は図21に示す位置)で止まる。
【0092】上述の如く構成することにより、各フラッ
パ毎にソレノイドやモータ等の駆動手段を設ける必要が
なくなるため、コストを下げることができ、装置構成や
制御シーケンスを簡略化することができ、更にはソレノ
イド等の電気部品やこれらのハーネス処理も不要にな
る。
パ毎にソレノイドやモータ等の駆動手段を設ける必要が
なくなるため、コストを下げることができ、装置構成や
制御シーケンスを簡略化することができ、更にはソレノ
イド等の電気部品やこれらのハーネス処理も不要にな
る。
【0093】尚、前記トルクリミッタ86を備えた段ギア
87へ伝達された動力は、該段ギア87の内ギア87bと噛合
している他のセクタギア92aへも伝達され、該セクタギ
ア92aを備えたレバー92が揺動する。そして、このレバ
ー92の自由端と係合するねじりコイルバネ93及び該ねじ
りコイルバネ93と係合しているV字アーム94を介してこ
れらが取り付けられた軸95に固定された揺動ガイド42が
揺動する。そして、この揺動ガイド42も前記揺動フラッ
パ39と同様に段ギア87のトルクリミッタ86が切れること
で、所定の位置まで揺動して止まる構成となっている。
87へ伝達された動力は、該段ギア87の内ギア87bと噛合
している他のセクタギア92aへも伝達され、該セクタギ
ア92aを備えたレバー92が揺動する。そして、このレバ
ー92の自由端と係合するねじりコイルバネ93及び該ねじ
りコイルバネ93と係合しているV字アーム94を介してこ
れらが取り付けられた軸95に固定された揺動ガイド42が
揺動する。そして、この揺動ガイド42も前記揺動フラッ
パ39と同様に段ギア87のトルクリミッタ86が切れること
で、所定の位置まで揺動して止まる構成となっている。
【0094】また、前記アーム部材88の突起88bの揺動
領域、即ち揺動フラッパ39の揺動領域を規制する側板90
に設けた円弧穴91は、その穴の範囲である規制範囲を任
意の範囲に調整可能に構成されている。本実施形態で
は、図25に示すように、原稿搬送部B4のフレーム77を
構成する幅方向他方の側板90にスライド移動可能に調整
板96を取り付け、該調整板96を図中矢印方向に上下動さ
せることで、前記円弧穴91の一方の突当部となる端部91
aの位置を前記調整板96の突当部96aにより変更し、前
記アーム部材88の突起88bを規制する円弧穴91の規制範
囲を任意の範囲に調整するように構成している。
領域、即ち揺動フラッパ39の揺動領域を規制する側板90
に設けた円弧穴91は、その穴の範囲である規制範囲を任
意の範囲に調整可能に構成されている。本実施形態で
は、図25に示すように、原稿搬送部B4のフレーム77を
構成する幅方向他方の側板90にスライド移動可能に調整
板96を取り付け、該調整板96を図中矢印方向に上下動さ
せることで、前記円弧穴91の一方の突当部となる端部91
aの位置を前記調整板96の突当部96aにより変更し、前
記アーム部材88の突起88bを規制する円弧穴91の規制範
囲を任意の範囲に調整するように構成している。
【0095】このように構成することにより、揺動フラ
ッパ39の先端と搬送ベルト14とのギャップを所定のギャ
ップに調整することが簡易にできる。この揺動フラッパ
39の先端と搬送ベルト14とのギャップは、該搬送ベルト
14の周長や揺動フラッパ39の部品精度のばらつきにより
所定のギャップに保証することが困難であり、このギャ
ップにぱらつきがあると、上記揺動フラッパ39の先端と
搬送ベルト14との間に原稿が引っ掛かってしまう等の不
具合を招くおそれがある。このため、上述の如く調整式
にすることにより、上記揺動フラッパ39の先端と搬送ベ
ルト14とのギャップを所定のギャップに保証することが
でき、搬送性の向上を図っている。
ッパ39の先端と搬送ベルト14とのギャップを所定のギャ
ップに調整することが簡易にできる。この揺動フラッパ
39の先端と搬送ベルト14とのギャップは、該搬送ベルト
14の周長や揺動フラッパ39の部品精度のばらつきにより
所定のギャップに保証することが困難であり、このギャ
ップにぱらつきがあると、上記揺動フラッパ39の先端と
搬送ベルト14との間に原稿が引っ掛かってしまう等の不
具合を招くおそれがある。このため、上述の如く調整式
にすることにより、上記揺動フラッパ39の先端と搬送ベ
ルト14とのギャップを所定のギャップに保証することが
でき、搬送性の向上を図っている。
【0096】また、本装置のスモールサイズ原稿排出モ
ード時の制御シーケンスにおいて、前記モータM3の正
転駆動時に正方向に搬送される原稿Gを揺動フラッパ39
及び係合フラッパ40によって導入パスP1を介して反転
パスP2へ導いた後(図6参照)、前記モータM3を逆転
駆動させて前記原稿Gを逆方向へ搬送すると共に前記係
合フラッパ40を切り替えて搬出パスP4へ導く際に、前
記係合フラッパ40を切り替えるのに必要な分だけ、前記
原稿Gを正方向に搬送するように構成している。
ード時の制御シーケンスにおいて、前記モータM3の正
転駆動時に正方向に搬送される原稿Gを揺動フラッパ39
及び係合フラッパ40によって導入パスP1を介して反転
パスP2へ導いた後(図6参照)、前記モータM3を逆転
駆動させて前記原稿Gを逆方向へ搬送すると共に前記係
合フラッパ40を切り替えて搬出パスP4へ導く際に、前
記係合フラッパ40を切り替えるのに必要な分だけ、前記
原稿Gを正方向に搬送するように構成している。
【0097】本実施形態では、図13〜図15に示すよう
に、前記係合フラッパ近傍に配置されたシートセンサ52
(レジセンサを兼用)に原稿後端が検知されてから所定
時間(係合フラッパ40を切り替えるのに必要な分)経過
後に前記モータM3を逆転駆動して、前記揺動フラッパ3
9及び前記係合フラッパ40を図23に示す如き位置に切り
替えつつ、反転ローラ35を逆転させて前記原稿Gを逆方
向に搬送するように構成している。
に、前記係合フラッパ近傍に配置されたシートセンサ52
(レジセンサを兼用)に原稿後端が検知されてから所定
時間(係合フラッパ40を切り替えるのに必要な分)経過
後に前記モータM3を逆転駆動して、前記揺動フラッパ3
9及び前記係合フラッパ40を図23に示す如き位置に切り
替えつつ、反転ローラ35を逆転させて前記原稿Gを逆方
向に搬送するように構成している。
【0098】尚、前記シートセンサ52は、前述の如く原
稿Gを逆転搬送する際の該原稿Gの後端検知を行うだけ
でなく、原稿Gのレジスト調整(斜行補正)を行う際の
原稿Gの先端検知を行う役目も兼ねている。即ち、原稿
Gが導入パスP1を介して反転パスP2に送り込まれる際
に、前記シートセンサ52で原稿先端を検知した後、回転
停止している反転ローラ35と従動コロ37とのニップ部に
該原稿先端を突き当てて斜行補正を行った後、前記反転
ローラ35を回転駆動して前記原稿Gを搬送するようにな
っており、この時の原稿の端部の検知を前記シートセン
サ52で行う構成となっている。
稿Gを逆転搬送する際の該原稿Gの後端検知を行うだけ
でなく、原稿Gのレジスト調整(斜行補正)を行う際の
原稿Gの先端検知を行う役目も兼ねている。即ち、原稿
Gが導入パスP1を介して反転パスP2に送り込まれる際
に、前記シートセンサ52で原稿先端を検知した後、回転
停止している反転ローラ35と従動コロ37とのニップ部に
該原稿先端を突き当てて斜行補正を行った後、前記反転
ローラ35を回転駆動して前記原稿Gを搬送するようにな
っており、この時の原稿の端部の検知を前記シートセン
サ52で行う構成となっている。
【0099】上述の如く構成することにより、係合フラ
ッパ40が切り替えられる前に、該係合フラッパ部に反転
した原稿Gが到達してしまうことを原因とする不具合を
防止することができる。更に、前記原稿後端を検知する
シートセンサ52は、原稿Gのレジスト調整を行う際の原
稿先端を検知する役目も兼ねているシートセンサを用い
ているので、コストを下げることができ、装置構成や制
御シーケンスを簡略化することができる。
ッパ40が切り替えられる前に、該係合フラッパ部に反転
した原稿Gが到達してしまうことを原因とする不具合を
防止することができる。更に、前記原稿後端を検知する
シートセンサ52は、原稿Gのレジスト調整を行う際の原
稿先端を検知する役目も兼ねているシートセンサを用い
ているので、コストを下げることができ、装置構成や制
御シーケンスを簡略化することができる。
【0100】[他の実施形態]前述した実施形態では、
画像形成装置として複写機を例示したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えばスキャナ、プリン
タ、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置であっても
良く、該画像形成装置に用いられるシート材給送装置に
本発明を適用することにより同様の効果を得ることがで
きる。
画像形成装置として複写機を例示したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えばスキャナ、プリン
タ、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置であっても
良く、該画像形成装置に用いられるシート材給送装置に
本発明を適用することにより同様の効果を得ることがで
きる。
【0101】また前述した実施形態では、記録対象とし
ての記録紙等のシート材を記録手段に給送するシート材
給送装置を例示したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、例えば、読取対象としての原稿等のシート材
を読取手段に給送するシート材給送装置に適用しても同
様の効果を得ることができる。
ての記録紙等のシート材を記録手段に給送するシート材
給送装置を例示したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、例えば、読取対象としての原稿等のシート材
を読取手段に給送するシート材給送装置に適用しても同
様の効果を得ることができる。
【0102】また前述した実施形態では、記録方式とし
て電子写真方式を例示したが、これに限定されるもので
はなく、例えばインクジェット方式等の他の記録方式で
あっても良い。
て電子写真方式を例示したが、これに限定されるもので
はなく、例えばインクジェット方式等の他の記録方式で
あっても良い。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1揺動フラッパにより回動される第2揺動フラッパと
搬送ガイドとの間に原稿が介在する場合であっても、該
介在原稿の分の第2揺動フラッパの回動量は前記弾性部
材に吸収されることになるので、生産性をあげつつ、前
記揺動フラッパの切替時に原稿にかかるストレスを軽減
することができ、該原稿を破損する等の不具合を防止す
ることができる。
第1揺動フラッパにより回動される第2揺動フラッパと
搬送ガイドとの間に原稿が介在する場合であっても、該
介在原稿の分の第2揺動フラッパの回動量は前記弾性部
材に吸収されることになるので、生産性をあげつつ、前
記揺動フラッパの切替時に原稿にかかるストレスを軽減
することができ、該原稿を破損する等の不具合を防止す
ることができる。
【図1】原稿自動搬送装置を装着した画像形成装置の一
例である複写機の内部構成説明図である。
例である複写機の内部構成説明図である。
【図2】原稿自動搬送装置の主断面説明図である。
【図3】原稿給送部の拡大断面説明図である。
【図4】原稿排出部の拡大断面説明図である。
【図5】スモールサイズ原稿排出モードの説明図であ
る。
る。
【図6】スモールサイズ原稿排出モードの説明図であ
る。
る。
【図7】ラージサイズ原稿排出モードの説明図である。
【図8】両面読取排出モードの説明図である。
【図9】原稿自動搬送装置の側断面説明図である。
【図10】原稿給送部、原稿排出部等の各ユニットの分
解斜視説明図である。
解斜視説明図である。
【図11】原稿給送部、原稿排出部等の各ユニットを支
持プレートによって連結固定した状態説明図である。
持プレートによって連結固定した状態説明図である。
【図12】原稿給送部において1個のシートセンサで複
数パスを通過する原稿を検出する構成説明図である。
数パスを通過する原稿を検出する構成説明図である。
【図13】原稿排出部において1個のシートセンサで複
数パスを通過する原稿を検出する構成説明図である。
数パスを通過する原稿を検出する構成説明図である。
【図14】原稿排出部において1個のシートセンサで複
数パスを通過する原稿を検出する構成説明図である。
数パスを通過する原稿を検出する構成説明図である。
【図15】原稿排出部において1個のシートセンサで複
数パスを通過する原稿を検出する構成説明図である。
数パスを通過する原稿を検出する構成説明図である。
【図16】(a)は給送中ガイド部材と搬送ベルトを原稿
搬送方向と直交する方向からみた断面模式説明図であ
り、(b)は両端を回動可能に取り付けた給送中ガイド部
材と搬送ベルトを原稿搬送方向から見た断面模式説明図
である。
搬送方向と直交する方向からみた断面模式説明図であ
り、(b)は両端を回動可能に取り付けた給送中ガイド部
材と搬送ベルトを原稿搬送方向から見た断面模式説明図
である。
【図17】(a)は搬送ベルトと給送中ガイド部材との装
置手前側を示す模式説明図であり、(b)は装置奥側の模
式説明図である。
置手前側を示す模式説明図であり、(b)は装置奥側の模
式説明図である。
【図18】一体成型品である揺動フラッパの切替状態を
示す模式断面図である。
示す模式断面図である。
【図19】分割された揺動フラッパの切替状態を示す要
部断面図である。
部断面図である。
【図20】分割された揺動フラッパの切替状態を示す要
部断面図である。
部断面図である。
【図21】分割された揺動フラッパの切替状態を示す要
部断面図である。
部断面図である。
【図22】揺動フラッパと係合フラッパの切替状態を示
す模式断面図である。
す模式断面図である。
【図23】揺動フラッパと係合フラッパの切替状態を示
す模式断面図である。
す模式断面図である。
【図24】排出駆動機構の駆動伝達経路の一部を示す説
明図である。
明図である。
【図25】排出駆動機構の駆動伝達経路の一部を示す説
明図である。
明図である。
【図26】排出駆動機構の駆動伝達経路を示す説明図で
ある。
ある。
A …画像形成装置本体 A1 …読取装置 A2 …記録装置 B …原稿自動搬送装置 B1 …原稿載置部 B2 …原稿給送部 B3 …原稿搬送部 B4 …原稿排出部 G …原稿 L …間隔 M1,M2,M3 …モータ P1 …導入パス P2 …反転パス P3 …排出パス P31 …シートパス P32 …シートパス P4 …搬出パス S …記録媒体 1 …プラテンガラス 2 …光源 3 …ミラー 4 …レンズ 5 …感光体ドラム 6 …一次帯電器 7 …現像手段 8 …シートカセット 9 …シートデッキ 10 …給送ベルト 11 …レジストローラ 12 …転写帯電器 13 …クリーニング手段 14 …搬送ベルト 15 …定着手段 16 …排出ローラ 17 …シート排出トレイ 18 …排出フラッパ 19 …再送パス 20 …再送ローラ 21 …原稿載置トレイ 21a …積載面 21b …サイドガイド 22 …ピックアップローラ 23 …中板 24 …給送ローラ 25 …摩擦片 26 …ガイド部材 27 …給送パス 28 …給送ガイド部材 28a,29a …スリット 29 …給送中ガイド部材 29b …長孔 30a,30b …レジストローラ対 31 …搬送ベルト 32a …駆動ローラ 32b …従動ローラ 32c,32d,32e,32f …ベルト押圧コロ 33 …ジャンプ台 34 …原稿排出台 35 …反転ローラ 36 …従動ローラ 37 …従動コロ 38a,38b …搬送ローラ対 39 …揺動フラッパ 39′ …揺動フラッパ 40 …係合フラッパ 41 …追従フラッパ 42 …揺動ガイド 43 …ヒンジユニット 44 …マグネットキャッチ 45 …支持プレート 46 …ネジ 47 …モノコックフレーム 47a …ガイド部 48 …除電針 49 …シートセンサ 49a …発光素子 49b …受光素子 50 …両面反転パス 51 …第1センサフラグ 51a …軸 52 …シートセンサ 53 …第2センサフラグ 53a …軸 54 …マイラーシート 55 …ベルトフレーム 56 …軸 57 …引張スプリング 58 …排出駆動機構 59 …第1揺動フラッパ 59a …突当部 59b …突当部 60 …第2揺動フラッパ 60a …突当部 60b …突当部 61 …軸 62 …弾性部材 63 …搬送外ガイド 64 …搬送内ガイド 65 …突起 66 …アーム部材 67 …弾性突当部 68 …突当部 69 …ストッパ 70 …シートセンサ 70a …フォトセンサ 70b …センサフラグ 71 …付勢部材 72 …突当部 73 …ストッパ 74 …係合部 75 …係合部 76 …軸 77 …フレーム 78 …側板 79 …モータプーリ 80 …タイミングベルト 81 …伝達プーリ 82 …伝達ギア 83 …反転ローラ軸 84 …反転ギア 85 …反転ギア 86 …トルクリミッタ 87 …段ギア 87a …外ギア 87b …内ギア 88 …アーム部材 88a …セクタギア 88b …突起 89 …アーム部材 89a …長穴状溝 90 …側板 91 …円弧穴 91a …端部 91b …端部 92 …レバー 92a …セクタギア 93 …ねじりコイルバネ 94 …V字アーム 95 …軸 96 …調整板 96a …突当部
Claims (5)
- 【請求項1】 原稿を案内する原稿パスを形成する搬送
ガイドと、 前記搬送ガイドにより形成された原稿パス内において揺
動切替可能な揺動フラッパと、 を有し、 前記揺動フラッパを分割して同一軸上に配置すると共
に、分割した一方の第1揺動フラッパを軸に固定し、他
方の第2揺動フラッパを軸に対して回動自在に取り付
け、前記一方の第1揺動フラッパの回動により弾性部材
を介して前記他方の第2揺動フラッパを回動させるよう
に構成したことを特徴とする原稿自動搬送装置。 - 【請求項2】 前記第1揺動フラッパの一方へ回動によ
り、該第1揺動フラッパの突当部が第2揺動フラッパの
突当部に突き当たってこれを押し、該第2揺動フラッパ
を前記第1揺動フラッパの回動方向と同方向へ回動さ
せ、 前記第1揺動フラッパの他方へ回動により、該第1揺動
フラッパの突当部が弾性部材を介して第2揺動フラッパ
の突当部を弾性的に押し、該第2揺動フラッパを前記第
1揺動フラッパの回動方向と同方向へ回動させることを
特徴とする請求項1に記載の原稿自動搬送装置。 - 【請求項3】 前記第2揺動フラッパは、前記弾性部材
を介して押された際に、 前記第2揺動フラッパと搬送ガイドとの間に形成される
原稿パス内に原稿が介在しない場合は、前記第1揺動フ
ラッパの回動量と同じ分だけ回動され、 前記第2揺動フラッパと搬送ガイドとの間に形成される
原稿パス内に原稿が介在する場合は、前記介在原稿の分
の回動量が前記弾性部材に吸収されることを特徴とする
請求項2に記載の原稿自動搬送装置。 - 【請求項4】 前記原稿自動搬送装置は、片面の画像が
読み取られた原稿を反転させて原稿排出台に排出し、或
いは片面の画像が読み取られた原稿を反転させて再び原
稿読取部に送り込み、或いは両面の画像が読み取られた
原稿を原稿排出台に排出するように動作する原稿排出部
である請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の原稿自
動搬送装置。 - 【請求項5】 原稿を読み取って画像を形成する画像形
成装置において、 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の原稿自動搬送
装置と、 前記原稿自動搬送装置で搬送した原稿を読み取る読取装
置と、 読取情報に応じて記録媒体に画像を形成する記録装置
と、 を有する画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11034705A JP2000233873A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 原稿自動搬送装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11034705A JP2000233873A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 原稿自動搬送装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000233873A true JP2000233873A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12421784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11034705A Pending JP2000233873A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 原稿自動搬送装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000233873A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10543999B2 (en) | 2017-09-07 | 2020-01-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet conveyance apparatus and image forming apparatus |
-
1999
- 1999-02-12 JP JP11034705A patent/JP2000233873A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10543999B2 (en) | 2017-09-07 | 2020-01-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet conveyance apparatus and image forming apparatus |
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