JP2000233833A - 物品取り出し装置 - Google Patents

物品取り出し装置

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JP2000233833A
JP2000233833A JP11035108A JP3510899A JP2000233833A JP 2000233833 A JP2000233833 A JP 2000233833A JP 11035108 A JP11035108 A JP 11035108A JP 3510899 A JP3510899 A JP 3510899A JP 2000233833 A JP2000233833 A JP 2000233833A
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JP11035108A
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English (en)
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Minoru Karashita
実 唐下
Nobuhiro Fujita
信宏 藤田
Koichi Matsumoto
浩一 松本
Masaya Mizuno
昌也 水野
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピッキングや管理を容易に正確に行える物品
取り出し装置を提供する。 【解決手段】 上面開放のケース体10と、上面側から
物品1を取り出すピッキング装置25からなり、ケース
体10にケースコード17を表示し、物品1の上下方向
の面に物品コード4を表示した。ケース体10の内部を
複数に区画し、各区画収納部13は、複数個の物品1を
上下方向で収納可能である。ピッキング装置25は物品
コード読み取り手段27を有する。物品コード読み取り
手段27を、目的とする区画収納部13の上方へ位置さ
せて物品コード4の読み取りを行う。「良」の判定に基
づいて一連の動作を行うことで物品1をオーダピッキン
グできる。各区画収納部13に対するオーダピッキング
は、同一種物品1に対し複数個を次々と行え、異種物品
1に対して単数個、複数個を行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば複数枚の
カード状物がパックして形成されている物品など、各種
の物品を取り扱う物品取り出し装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、物品群を収納しているケース体を
棚装置に多数入れておき、これらケース体から物品のオ
ーダピッキングを行うに、作業員が一個ずつピッキング
するのが主流であった。しかし、これでは能率的なピッ
キング作業が行えないことから、最近では機械的、自動
的にピッキング作業を行う装置が提供されている。
【0003】すなわち、たとえば特開平6−10012
0号公報に見られるピッキング装置が提供されている。
この従来構成は、物品搬出装置に沿って4台の物品保管
棚が一列に配置され、これら物品保管棚の前方にはそれ
ぞれピッキングロボットが配置されるとともに、後方に
は1台の物品供給設備が配置されている。前記ピッキン
グロボットは、物品搬出装置に沿って敷設された軌道の
上で走行と停止とを繰り返しながら物品保管棚の物品を
ピッキングし、物品搬出装置の上に並べられた物品搬出
ケースへ移載するように構成されている。
【0004】また前記物品搬出装置は間欠的に動作し
て、物品搬出ケースを物品保管棚に向って一方側から搬
入し、ピッキングロボットから物品を受け取ったのちに
他方側へ搬出し、さらに物品供給設備は、物品保管棚の
後方に敷設された軌道の上を走行し、フリーフローラッ
クに保管された物品を物品保管棚に供給するように構成
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のピッキング装置によると、物品は、物品供給設備によ
りフリーフローラックから物品保管棚に移され、そして
ピッキングロボットにより物品保管棚から物品搬出ケー
スに移されることから、物品が或る程度の大きさの場合
には好適に行えるが、小さな物品の場合には、ピッキン
グや管理が難しくなる恐れがある。
【0006】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、ピッキングや管理を容易に正確に行える物品取り出
し装置を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の物品取り出し装
置は、上面が開放されたケース体と、上面側から物品を
取り出すピッキング装置とからなる物品取り出し装置で
あって、ケース体にはケースコードが表示されるととも
に、物品には上下方向の少なくとも一面に物品コードが
表示され、前記ケース体の内部は複数に区画され、各区
画収納部は、複数個の物品を上下方向で収納可能であ
り、ピッキング装置は物品コード読み取り手段を有する
ことを特徴としたものである。
【0008】したがって請求項1の発明によると、ピッ
キング装置は、そのロボット腕の作動により物品コード
読み取り手段を、目的とする実のケース体の目的とする
区画収納部の上方へ位置させて物品コードを読み取るこ
とで、ピッキングすべき物品の確認を行え、そして
「良」の判定に基づいて一連の動作を行うことで、物品
をオーダピッキングし得る。このとき、実のケース体の
内部を複数に区画し、各区画収納部は、複数個の物品を
上下方向で収納可能であることから、オーダピッキング
は、同一種類の物品に対して複数個を次々と行え、また
異なる種類の物品に対して単数個あるいは複数個を行え
る。
【0009】また本発明の請求項2記載の物品取り出し
装置は、上記した請求項1記載の構成において、区画収
納部の収納物品が無くなったときに、ピッキング装置側
で空検出が行われることを特徴としたものである。した
がって請求項2の発明によると、目的とする区画収納部
の上方へ位置させた物品コード読み取り手段などが空検
出を行うことで、この区画収納部内の物品の全てが取り
出されたことを確認し得、そして、全ての区画収納部に
対して空検出を行うことで、このケース体内が空になっ
たことを確認し得る。
【0010】そして本発明の請求項3記載の物品取り出
し装置は、上記した請求項1または2記載の構成におい
て、収納される物品が、複数枚のカード状物をパックし
て形成されていることを特徴としたものである。したが
って請求項3の発明によると、カード状物を効率よくか
つ容易に取り扱える。
【0011】さらに本発明の請求項4記載の物品取り出
し装置は、上記した請求項2または3記載の構成におい
て、物品コードがQRコードであることを特徴としたも
のである。したがって請求項4の発明によると、高度化
した表示を可能にし得、そしてピッキング位置がその都
度異なっても(変化しても)、物品コード読み取り手段
による読み取りが任意な方向から可能であることから、
この物品コード読み取り手段の移動や向きは自由になる
とともに、最短移動距離で行え、さらに区画収納部内で
物品がずれ動いた状態でも検出可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図に基づいて説明する。物品1を収納可能なケース体1
0は、四角筒状のケース本体11と、このケース本体1
1の下面側に一体化された網板状の底板12と、ケース
本体11内に複数の区画収納部13を形成する区画仕切
り体14などにより、上面が開放されるとともに内部が
複数に区画されて構成される。各区画収納部13は、複
数個の物品1を上面開放部を介して上下方向で収納可能
に構成され、そして各区画収納部13の底で底板12上
には空コード15が表示されている。前記ケース本体1
1の側面には、取手16が形成されるとともに、ケース
コード17が表示されている。
【0013】前記ケース体10の上面開放部を閉塞自在
な蓋18が、ケース本体11の上部に対して着脱自在に
設けられている。この蓋18には、ケース体10から蓋
18に亘って封印テープ(図示せず。)を貼り付ける際
に、この封印テープがズレるのを防止するためのズレ止
め用切り欠き19が形成されている。前記物品1は、複
数枚のカード状物2をパッケージ材3によりパックする
ことで形成され、その際にカード状物2は、テレホンカ
ードやクレジットカードや商品券などからなる。そして
物品1は、上下方向の少なくとも一面、すなわち、パッ
ケージ材3の上面側に物品コード4が表示されている。
なお、この物品コード4や、前記空コード15やケース
コード17としては、ラベル貼り付け式のQRコードが
採用されている。
【0014】前記ケース体10を載置自在な棚装置20
が設けられ、この棚装置20の近くには、ピッキングケ
ース体5を支持する支持装置21と、前記ケース体10
内から物品1を取り出してピッキングケース体5に移す
ピッキング装置25とが設けられている。前記支持装置
21は、コンベヤ形式や架台形式からなり、ピッキング
ケース体5を定位置で支持するように構成されている。
そして、支持装置21上の定位置にあるピッキングケー
ス体5に表示されたケース固有コード(バーコード)6
の読み取りを行うケース固有コード読み取り手段22が
配設されている。
【0015】前記ピッキング装置25はロボット形式で
あって、棚装置20上のケース体10内の物品1を上面
側から取り出して、支持装置21上のピッキングケース
体5に対して移すように構成されている。そのためにピ
ッキング装置25のロボット腕26には、物品コード読
み取り手段27やエア式吸着手段28などが装備され、
その際に物品コード読み取り手段27は空コード15も
読み取り可能とされている。
【0016】前記ピッキングケース体5は、寸法などが
異なるが前記ケース体10と同様な形状であって、四角
筒状のケース本体7と、このケース本体7の下面側に一
体化された底板と、ケース本体7内に複数の区画収納部
8を形成する区画仕切り体9などにより、上面が開放さ
れるとともに内部が複数に区画されて構成される。各区
画収納部8は、複数個の物品1を上面開放部を介して上
下方向で収納可能に構成され、そして前記ケース本体7
の側面に前記ケース固有コード6が表示されている。
【0017】なお、上記構成の集配倉庫設備において、
各作動部の作動や読み取りなどは、各所に設けられたコ
ンピュータやホストコンピュータなどにより制御される
ように構成されている。以下に、上記した実施の形態に
おける作用を説明する。外部の物品製作工場において製
作され、カード状物2の製造番号や種類や枚数などのデ
ータが物品コード4により表示されている物品1は、ケ
ース体10の各区画収納部13に対して、所定個数が上
面開放部を介して収納される。そして蓋18によりケー
ス体10の上面開放部が閉鎖されたのち、封印テープに
より封印されることで、実のケース体10とされてい
る。その際に実のケース体10は、収納した物品1の製
造番号、収納した物品1の種類のデータ、収納した物品
1の個数のデータ、ケース体固有データ(ケース体自体
のデータ)などが、ケースコード17により表示されて
いる。
【0018】この実のケース体10は、棚装置20に載
置される前に、封印テープが剥がされたのち、蓋18が
取り外されて上面開放部が開放される。その際に蓋18
の取り外しは、人為的にまたは機械的に行われる。この
ようにして、棚装置20に載置された実のケース体10
に対して、ピッキング装置25によりオーダピッキング
が行われる。その際に、オーダピッキングを受ける物品
1が収納されている実のケース体10は、棚装置20上
に複数(または単数)が載置され、その載置前、あるい
は載置状態において、ケースコード17をケースコード
読み取り手段により読み取ることで、品種や載置順など
が管理されている。
【0019】またピッキングケース体5は、その固有番
号がバーコード式のケース固有コード6により表示され
た状態で、支持装置21の定位置に支持されている。な
お、ケース固有コード6に対応して、たとえば発送先の
店名、物品1の種類、物品1の個数などが制御部に入力
されている。そして、ピッキングケース体5のケース固
有コード6をケース固有コード読み取り手段22が読み
取って確認することで、制御部からの指示によりピッキ
ング装置25が動作され、このピッキング装置25によ
るオーダピッキングが行われる。
【0020】すなわちピッキング装置25は、そのロボ
ット腕26の作動によりエア式吸着手段28を、目的と
する実のケース体10の目的とする区画収納部13の上
方へ位置させる。そして、物品コード読み取り手段27
により物品コード4の読み取ることで、ピッキングすべ
き物品の確認を行え、「良」の判定に基づいてエア式吸
着手段28を下降させ、以て物品1の吸着を行う。
【0021】次いで、エア式吸着手段28の上昇、エア
式吸着手段28のピッキングケース体5の目的とする位
置の上方への移動、エア式吸着手段28の下降、吸着の
解除、エア式吸着手段28の上昇、という一連の動作を
行って、物品1をピッキングケース体5の目的とする区
画収納部8に移すことで、所期のオーダピッキングを行
える。
【0022】このとき、実のケース体10の内部は複数
に区画され、各区画収納部13が、複数個の物品1を上
下方向で収納可能であることから、前述したようなオー
ダピッキングは、同一種類の物品1に対して複数個を次
々と行うこともでき、また異なる種類の物品1に対して
単数個あるいは複数個を行うこともできる。このように
して、所期のオーダピッキングを終えたピッキングケー
ス体5は、たとえば出荷作業部に移され、この出荷作業
部において出荷の作業を受けることになる。その際にピ
ッキングケース体5には、適宜に蓋体が被せられる。
【0023】前述したように、ピッキング装置25によ
りオーダピッキングを行うときで、ロボット腕26を作
動させながら物品コード読み取り手段27により物品コ
ード4の読み取りを行う際に、この物品コード4がQR
コードであることから、物品コード読み取り手段27に
よる読み取りは、任意な方向から迅速にかつ正確に行え
る。
【0024】すなわち、ピッキング装置25におけるロ
ボット腕26の作動方向や作動距離など、すなわちピッ
キング位置は、目的とするケース体10の位置によっ
て、さらにはケース体10の区画収納部13群のうち目
的とする区画収納部13の位置によって、その都度異な
る(変化する)。しかし、このとき物品コード4がQR
コードであり、物品コード読み取り手段27による読み
取りが任意な方向から可能であることから、この物品コ
ード読み取り手段27の移動や向きは自由になるととも
に、最短移動距離で行え、さらに区画収納部13内で物
品1がずれ動いた状態でも検出可能となる。
【0025】その結果、たとえばバーコードのように検
出方向(ロボットの移動方向)が一定方向である構成に
比べて、その検出作業は迅速にかつ正確に行え、さらに
ピッキング位置が多数の場合により好適となる。前述し
たオーダピッキングを行うときで、目的とする区画収納
部13の上方へ位置させた物品コード読み取り手段27
により物品コード4の読み取りを行うに際して、ケース
コード17の申告データと物品コード4のデータとが異
なるとき、また区画収納部13内に物品1が逆向きに収
納されて上面側に物品コード4がないとき、そして物品
1上に紙などの他物が存在して物品コード4が露出して
いないとき、さらには物品コード4がないとき、などに
おいては、その読み取りは「否」の判定になる。
【0026】このように「否」の判定が下されたとき、
ケース体10を別の場所に移し、このケース体10内か
ら物品1を一個づつ取り出して検査を行う。この検査の
結果、ケースコード17に表示された申告データと物品
コード4のデータとが異なることが判明したとき、ケー
スコード17のデータが物品コード4のデータに合うよ
うに修正される。また物品1が逆向きの場合、正向きと
して収納され、そして他物が存在していた場合、他物が
除去される。さらに物品コード4がないとき、新たに物
品コード4が表示される。その後にケース体10は、元
の場所、あるいは修正したデータに基づいて他の場所に
戻される。
【0027】前述したオーダピッキングを行うときで、
目的とする区画収納部13の上方へ位置させた物品コー
ド読み取り手段27が空コード15の読み取りを行った
とき、この区画収納部13内の物品1の全てが取り出さ
れたことを確認することになって、物品コード読み取り
手段27は他の区画収納部13の上方へ位置され、再
度、物品コード4の読み取りからのオーダピッキング作
業が行われる。
【0028】そして、全ての区画収納部13に対して空
コード15の読み取りを行ったときは、このケース体1
0内が空になったことを確認することになり、以て空の
ケース受け体10を棚装置20から降ろすとともに、新
たな実のケース受け体10を棚装置20に載置させる。
上記した実施の形態において、前記ピッキングケース体
5は、四角筒状のケース本体7内に複数の区画収納部8
を形成する区画仕切り体9が設けられているが、その際
に図4に示されるように、たとえば長尺側仕切り板部分
にスリット9aを形成したときには、このスリット9a
に指を位置させて物品1の出し入れを容易に行うことが
できる。なお、図2に示されるように、ケース体10の
区画仕切り体14におけるスリット14aも同様であ
る。
【0029】上記した実施の形態では、複数枚のカード
状物2をパッケージ材3によりパックすることで形成さ
れた物品1が示されており、これによるとカード状物2
を効率よくかつ容易に取り扱える。しかし物品1として
は、フロッピーディスクやCDをパッケージ材3により
パックしたもの、種々な品物を規定の箱に収めて形成し
たものなどでもよい。
【0030】上記した実施の形態では、目的とする区画
収納部13の上方へ位置させた物品コード読み取り手段
27が空コード15の読み取りを行うことで、区画収納
部13の収納物品が無くなったときにピッキング装置2
5側で空検出を行う構成としているが、これは、たとえ
ば下方から投光しておき、区画収納部13の収納物品が
無くなったときに網板状の底板12を通して上方へ流れ
る光をピッキング装置25側で検知する構成などであっ
てもよい。
【0031】上記した実施の形態では、物品コード4、
空コード15、ケースコード17として、ラベル貼り付
け式のQRコードが採用されており、これによると、高
度化した表示が可能になるが、これらの一部または全部
をバーコードや筆記した数字などとしてもよい。またケ
ース固有コード6としてバーコードが採用されている
が、これはQRコードや筆記した数字などとしてもよ
い。
【0032】上記した実施の形態で示されるケース体1
0やピッキングケース体5は、その寸法(深さ、幅、長
さなど)や形状を任意に変更し得るものである。上記し
た実施の形態では、ケース本体11の側面にケースコー
ド17が表示されているが、このケースコード17は、
ケース本体11の上面側や底面側に表示してもよい。ま
たケース固有コード6も同様である。
【0033】上記した実施の形態では、ピッキング装置
25として物品1を一個ずつ取り扱う形式を示している
が、これは複数個(二個など)の物品1を同時に取り扱
うピッキング装置25や、物品1を列単位で同時に取り
扱うピッキング装置25などであってもよい。
【0034】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、ピ
ッキング装置は、そのロボット腕の作動により物品コー
ド読み取り手段を、目的とする実のケース体の目的とす
る区画収納部の上方へ位置させて物品コードを読み取る
ことで、ピッキングすべき物品の確認を行うことがで
き、そして「良」の判定に基づいて一連の動作を行うこ
とで、物品をオーダピッキングできる。このとき、実の
ケース体の内部を複数に区画し、各区画収納部は、複数
個の物品を上下方向で収納可能であることから、オーダ
ピッキングは、同一種類の物品に対して複数個を次々と
行うことができ、また異なる種類の物品に対して単数個
あるいは複数個を行うことができ、以てピッキングや管
理を容易に正確に行うことができる。
【0035】また上記した本発明の請求項2によると、
目的とする区画収納部の上方へ位置させた物品コード読
み取り手段などが空検出を行うことで、この区画収納部
内の物品の全てが取り出されたことを確認でき、以て物
品コード読み取り手段を他の区画収納部の上方へ位置さ
せて、再度、オーダピッキング作業を行うことができ
る。さらに、全ての区画収納部に対して空検出を行うこ
とで、このケース体内が空になったことを確認でき、以
て空のケース受け体を棚装置から降ろすとともに、新た
な実のケース受け体を棚装置に載置させることで、補充
を行うことができる。
【0036】そして上記した本発明の請求項3による
と、カード状物を効率よくかつ容易に取り扱うことがで
きる。さらに上記した本発明の請求項4によると、高度
化した表示を可能にでき、そして物品コード読み取り手
段による読み取りが任意な方向から可能となって、この
物品コード読み取り手段の移動や向きを自由にでき、ピ
ッキング位置がその都度異なっても(変化しても)最短
移動距離で行うことができ、また区画収納部内で物品が
ずれ動いた状態でも検出可能にでき、以て物品コード読
み取り手段による検出作業を迅速にかつ正確に行うこと
ができるとともに、ピッキング位置が多数の場合により
好適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、物品取り出
し装置の斜視図である。
【図2】同集配倉庫設備におけるケース体の一部切り欠
き斜視図である。
【図3】同集配倉庫設備における物品の一部切り欠き斜
視図である。
【図4】同集配倉庫設備におけるピッキングケース体の
一部切り欠き斜視図である。
【符号の説明】
1 物品 2 カード状物 3 パッケージ材 4 物品コード 5 ピッキングケース体 6 ケース固有コード 10 ケース体 13 区画収納部 14 区画仕切り体 15 空コード 17 ケースコード 18 蓋 20 棚装置 21 支持装置 22 ケース固有コード読み取り手段 25 ピッキング装置 26 ロボット腕 27 物品コード読み取り手段 28 エア式吸着手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 浩一 東京都港区芝2−3−3 芝東京海上ビル 株式会社ダイフク内 (72)発明者 水野 昌也 東京都港区芝2−3−3 芝東京海上ビル 株式会社ダイフク内 Fターム(参考) 3F022 CC02 EE05 FF01 KK20 MM11 MM36 PP04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開放されたケース体と、上面側か
    ら物品を取り出すピッキング装置とからなる物品取り出
    し装置であって、ケース体にはケースコードが表示され
    るとともに、物品には上下方向の少なくとも一面に物品
    コードが表示され、前記ケース体の内部は複数に区画さ
    れ、各区画収納部は、複数個の物品を上下方向で収納可
    能であり、ピッキング装置は物品コード読み取り手段を
    有することを特徴とする物品取り出し装置。
  2. 【請求項2】 区画収納部の収納物品が無くなったとき
    に、ピッキング装置側で空検出が行われることを特徴と
    する請求項1記載の物品取り出し装置。
  3. 【請求項3】 収納される物品が、複数枚のカード状物
    をパックして形成されていることを特徴とする請求項1
    または2記載の物品取り出し装置。
  4. 【請求項4】 物品コードがQRコードであることを特
    徴とする請求項2または3記載の物品取り出し装置。
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