JP2000233557A - 孔版印刷装置 - Google Patents

孔版印刷装置

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JP2000233557A
JP2000233557A JP11038079A JP3807999A JP2000233557A JP 2000233557 A JP2000233557 A JP 2000233557A JP 11038079 A JP11038079 A JP 11038079A JP 3807999 A JP3807999 A JP 3807999A JP 2000233557 A JP2000233557 A JP 2000233557A
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JP11038079A
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Tomoya Otomo
知也 大友
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Tohoku Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Tohoku Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同期して回転駆動される一対の版胴を有し、
印刷用紙をそれらの版胴の間に通紙することにより印刷
用紙の両面への印刷を同時に行えるようにした孔版印刷
装置において、印刷用紙の両面に印刷される画像の天地
方向の位置調節、又は、左右方向の位置調節を任意に行
えるようにする。 【解決手段】 第1画像天地位置調節機構23を作動さ
せると一方の版胴1のみがその軸線廻りに回転し、第2
画像天地方向位置調節機構23aを作動させると他方の
版胴1aのみがその軸線廻りに回転し、印刷用紙2の両
面に印刷される画像の天地方向の位置調節を任意に行え
る。また、第1画像左右位置調節機構を作動させると一
方の版胴1aのみがその軸線に沿った方向へスライド
し、第2画像左右位置調節機構を作動させると他方の版
胴1aのみがその軸線に沿った方向へスライドし、印刷
用紙2の両面に印刷される画像の左右方向の位置調節を
任意に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同期して回転駆動
される一対の版胴を有し、印刷用紙をそれらの版胴の間
に通紙することにより印刷用紙の両面への印刷を同時に
行えるようにした孔版印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多孔性円筒状の版胴の外周面にマ
スタを巻着し、版胴の内部に設けられたインキ供給機構
から供給されたインキを用いて印刷用紙に印刷を行う孔
版印刷装置が広く知られている。
【0003】さらに、軸線が平行となる向きに一対の版
胴を配置し、これらの版胴のそれぞれにマスタを巻着
し、これらの版胴の間に印刷用紙を通紙させてこの印刷
用紙の両面に版胴を押圧することにより印刷用紙の両面
への印刷を同時に行えるようにした孔版印刷装置も知ら
れており、例えば、特開平8−25779号公報、特開
平8−25780号公報などに記載されている。
【0004】ここで、上述した孔版印刷装置(版胴が1
個のもの、及び、一対の版胴を有するものを含む)に
は、印刷用紙に印刷される画像の天地方向の位置を調節
するための画像天地位置調節機構と、印刷用紙に印刷さ
れる画像の左右方向の位置を調節するための画像左右位
置調節機構とが設けられていることが一般的である。
【0005】一対の版胴を有する孔版印刷装置における
画像天地位置調節機構は、一方の版胴を固定して他方の
版胴のみを軸線廻りに回転させ、一対の版胴の位相を変
えることにより印刷用紙の両面に印刷される画像を天地
方向で位置合わせするものである。
【0006】また、一対の版胴を有する孔版印刷装置に
おける画像左右位置調節機構は、印刷用紙が載置された
給紙台を左右方向へスライドさせることにより、印刷用
紙の両面に印刷される画像をともに左右方向へ移動させ
るものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、一対の版胴を
有する従来の孔版印刷装置の画像天地位置調節機構で
は、印刷用紙の表面に印刷される画像の位置と裏面に印
刷される画像の位置とを、天地方向の任意位置へ独立し
て調節するということができない。このため、印刷用紙
の表面に印刷される画像の位置と裏面に印刷される画像
の位置とを天地方向の任意位置へ調節するためには、片
面ずつ2回に分けて印刷しなければならず、煩雑であ
る。
【0008】また、一対の版胴を備えた従来の孔版印刷
装置における画像左右位置調節機構では、印刷用紙の表
面に印刷される画像の位置と裏面に印刷される画像の位
置とを、左右方向の任意位置へ独立して調節するという
ことができない。このため、印刷用紙の表面に印刷され
る画像の位置と裏面に印刷される画像の位置とを左右方
向の任意位置へ調節するためには、片面ずつ2回に分け
て印刷しなければならず、煩雑である。
【0009】そこで、本発明は、一対の版胴を有する孔
版印刷装置で印刷用紙の両面への印刷を同時に行う場
合、印刷用紙の表面に印刷される画像と裏面に印刷され
る画像との天地方向の位置調節をそれぞれ独立して任意
に行うことができる孔版印刷装置を提供することを目的
とする。
【0010】また、本発明は、一対の版胴を有する孔版
印刷装置で印刷用紙の両面への印刷を同時に行う場合、
印刷用紙の表面に印刷される画像と裏面に印刷される画
像との左右方向の位置調節をそれぞれ独立して任意に行
うことができる孔版印刷装置を提供することを目的とす
る。
【0011】さらに、本発明は、一対の版胴を有する孔
版印刷装置で印刷用紙の両面への印刷を同時に行う場
合、印刷用紙の表面に印刷される画像と裏面に印刷され
る画像との天地方向の位置調節、及び、左右方向の位置
調節をそれぞれ独立して任意に行うことができる孔版印
刷装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
互いに平行な軸線を中心として回転自在に設けられそれ
ぞれ外周面にマスタが巻着される多孔性円筒状の一対の
版胴を有し、前記版胴の間に給紙された印刷用紙の両面
に前記版胴を押圧することにより前記印刷用紙の両面へ
の印刷を同時に行う孔版印刷装置において、一方の前記
版胴をその軸線廻りに回転させて前記印刷用紙の一方の
片面に印刷される画像の天地方向の位置を調節する第1
画像天地位置調節機構と、他方の前記版胴をその軸線廻
りに回転させて前記印刷用紙の他方の片面に印刷される
画像の天地方向の位置を調節する第2画像天地位置調節
機構と、を有する。
【0013】従って、第1画像天地位置調節機構を作動
させることにより、一方の版胴がその軸線廻りに回転
し、一方の版胴に巻着されたマスタにより印刷用紙の一
方の片面に印刷される画像が天地方向へ位置調節され
る。また、第2画像天地位置調節機構を作動させること
により、他方の版胴がその軸線廻りに回転し、他方の版
胴に巻着されたマスタにより印刷用紙の他方の片面に印
刷される画像が天地方向へ位置調節される。このように
して、印刷用紙の両面に印刷される画像が、それぞれ独
立して天地方向の任意の位置に調節される。
【0014】請求項2記載の発明は、互いに平行な軸線
を中心として回転自在に設けられそれぞれ外周面にマス
タが巻着される多孔性円筒状の一対の版胴を有し、前記
版胴の間に給紙された印刷用紙の両面に同期して回転駆
動される前記版胴を押圧することにより前記印刷用紙の
両面への印刷を同時に行う孔版印刷装置において、一方
の前記版胴をその軸線に沿わせてスライドさせて前記印
刷用紙の一方の片面に印刷される画像の左右方向の位置
を調節する第1画像左右位置調節機構と、他方の前記版
胴をその軸線に沿わせてスライドさせて前記印刷用紙の
他方の片面に印刷される画像の左右方向の位置を調節す
る第2画像左右位置調節機構と、を有する。
【0015】従って、第1画像左右位置調節機構を作動
させることにより、一方の版胴がその軸線に沿ってスラ
イドし、一方の版胴に巻着されたマスタにより印刷用紙
の一方の片面に印刷される画像が左右方向へ位置調節さ
れる。また、第2画像左右位置調節機構を作動させるこ
とにより、他方の版胴がその軸線に沿ってスライドし、
他方の版胴に巻着されたマスタにより印刷用紙の他方の
片面に印刷される画像が左右方向へ位置調節される。こ
のようにして、印刷用紙の両面に印刷される画像が、そ
れぞれ独立して左右方向の任意の位置に調節される。
【0016】請求項3記載の発明は、互いに平行な軸線
を中心として回転自在に設けられそれぞれ外周面にマス
タが巻着される多孔性円筒状の一対の版胴を有し、前記
版胴の間に給紙された印刷用紙の両面に前記版胴を押圧
することにより前記印刷用紙の両面への印刷を同時に行
う孔版印刷装置において、一方の前記版胴をその軸線廻
りに回転させて前記印刷用紙の一方の片面に印刷される
画像の天地方向の位置を調節する第1画像天地位置調節
機構と、他方の前記版胴をその軸線廻りに回転させて前
記印刷用紙の他方の片面に印刷される画像の天地方向の
位置を調節する第2画像天地位置調節機構と、一方の前
記版胴をその軸線に沿わせてスライドさせて前記印刷用
紙の一方の片面に印刷される画像の左右方向の位置を調
節する第1画像左右位置調節機構と、他方の前記版胴を
その軸線に沿わせてスライドさせて前記印刷用紙の他方
の片面に印刷される画像の左右方向の位置を調節する第
2画像左右位置調節機構と、を有する。
【0017】従って、第1画像天地位置調節機構を作動
させることにより、一方の版胴がその軸線廻りに回転
し、一方の版胴に巻着されたマスタにより印刷用紙の一
方の片面に印刷される画像が天地方向へ位置調節され
る。また、第2画像天地位置調節機構を作動させること
により、他方の版胴がその軸線廻りに回転し、他方の版
胴に巻着されたマスタにより印刷用紙の他方の片面に印
刷される画像が天地方向へ位置調節される。第1画像左
右位置調節機構を作動させることにより、一方の版胴が
その軸線に沿ってスライドし、一方の版胴に巻着された
マスタにより印刷用紙の一方の片面に印刷される画像が
左右方向へ位置調節される。また、第2画像左右位置調
節機構を作動させることにより、他方の版胴がその軸線
に沿ってスライドし、他方の版胴に巻着されたマスタに
より印刷用紙の他方の片面に印刷される画像が左右方向
へ位置調節される。このようにして、印刷用紙の両面に
印刷される画像が、それぞれ独立して天地方向と左右方
向との任意の位置に調節される。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項2又は3記
載の孔版印刷装置において、前記第1画像左右位置調節
機構が一方の前記版胴内に設けられ、前記第2画像左右
位置調節機構が他方の前記版胴内に設けられている。
【0019】従って、第1画像左右位置調節機構と第2
画像左右位置調節機構とを設けるための新たな設置スペ
ースを確保する必要がなく、孔版印刷装置を大型化する
ことなく第1画像左右位置調節機構と第2画像左右位置
調節機構とを設けることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図3に基づいて説明する。図1は孔版印刷装置の
印刷部の概略構造を示す側面図、図2はその正面図、図
3は画像天地位置調節の原理を説明する説明図である。
【0021】この孔版印刷装置は、軸線を中心として回
転自在に設けられた多孔性円筒状の一対の版胴1,1a
が設けられ、これらの版胴1,1aはその軸線が平行と
なるように配置され、かつ、揺動機構(図示せず)に連
結されて外周面を接離する位置へ移動自在に設けられて
いる。これらの版胴1,1aの外周面には製版部(図示
せず)で製版されたマスタ(図示せず)が巻着され、マ
スタが巻着された版胴1,1aの間に印刷用紙2が給紙
され、この印刷用紙2の両面に版胴1,1aが押圧され
ることにより印刷用紙2の両面への印刷が同時に行われ
る。
【0022】版胴1,1aの近傍にはこれらの版胴1,
1aを回転駆動させる動力源となるモータ3が設けられ
ており、このモータ3と版胴1,1aとが駆動力伝達機
構4により連結されている。この駆動力伝達機構4は、
二個の支軸5,5aを有し、一方の支軸5には二個のプ
ーリ6,7と二個のギア8,9とが固定され、さらに、
レバー10の一端が回転自在に支持されている。プーリ
7と、モータ3の回転軸11に固定されたプーリ12と
の間にはタイミングベルト13が掛け渡されている。他
方の支軸5aには二個のギア8a,9aが固定され、さ
らに、レバー10aの一端が回転自在に支持されてい
る。ギア8とギア8aとは同じ歯数に形成されて噛合っ
ており、ギア9とギア9aとは同じ歯数に形成されてい
る。
【0023】レバー10の他端には支軸14が設けら
れ、この支軸14にはギア15とレバー16の一端とが
回転自在に支持され、ギア15とギア9とが噛合ってい
る。レバー10aの他端には支軸14aが設けられ、こ
の支軸14aにはギア15aとレバー16aの一端とが
回転自在に支持され、ギア15aとギア9aとが噛合っ
ている。なお、ギア15とギア15aとは同じ歯数に形
成されている。
【0024】レバー16の他端には支軸17が設けら
れ、この支軸17にはギア18と略三角形状のレバー1
9の1つ目の頂部とが回転自在に支持され、ギア18と
ギア15とが噛合っている。レバー16aの他端には支
軸17aが設けられ、この支軸17aにはギア18aと
略三角形状のレバー19aの1つ目の頂部とが回転自在
に支持され、ギア18aとギア15aとが噛合ってい
る。なお、ギア18とギア18aとは同じ歯数に形成さ
れている。
【0025】レバー19の2つ目の頂部は支軸20の廻
りに回転自在に取り付けられ、この支軸20にはギア2
1とこのギア21と一体に回転する版胴1とが支持さ
れ、ギア21とギア18とが噛合っている。レバー19
の3つ目の頂部には、画像の天地方向位置調節時に付勢
力を受けるピン22が固定されている。レバー19aの
2つ目の頂部は支軸20aの廻りに回転自在に取り付け
られ、この支軸20aにはギア21aとこのギア21a
と一体に回転する版胴1aとが支持され、ギア21aと
ギア18aとが噛合っている。レバー19aの3つ目の
頂部には、画像の天地方向位置調節時に付勢力を受ける
ピン22aが固定されている。なお、ギア21とギア2
1aとは同じ歯数に形成されている。
【0026】ここで、上述した駆動力伝達機構4を構成
する部品の一部であるレバー10,16,19、ギア
9,15,18,21、ピン22等により、版胴1に巻
着されたマスタにより印刷用紙2の一方の片面(表面)
に印刷される画像の天地方向の位置を調節する第1画像
天地位置調節機構23が構成されている。また、上述し
た駆動力伝達機構4を構成する部品の一部であるレバー
10a,16a,19a、ギア9a,15a,18a,
21a、ピン22a等により、版胴1aに巻着されたマ
スタにより印刷用紙2の他方の片面(裏面)に印刷され
る画像の天地方向の位置を調節する第2画像天地位置調
節機構23aが構成されている。
【0027】モータ3の下方には、多数の印刷用紙2が
収容される給紙トレイ24が設けられている。この給紙
トレイ24の給紙側端部には、外周面を当接させて連れ
廻り回転する上下一対のフィードローラ25,26とピ
ックアップローラ27とが設けられている。フィードロ
ーラ26の側部に取り付けられたプーリ28とプーリ6
との間にはタイミングベルト29が掛け渡され、フィー
ドローラ25の側部に固定されたプーリ30とピックア
ップローラ27の側部に固定されたプーリ31との間に
はタイミングベルト32が掛け渡されている。なお、フ
ィードローラ26とプーリ28との間には、必要に応じ
て動力伝達を断続する電磁クラッチ(図示せず)等が設
けられている。
【0028】版胴1,1aはそれぞれ支軸20,20a
の廻りに回転自在に支持されており、かつ、版胴1,1
aと支軸20,20aとは版胴1,1aの軸線に沿って
一体にスライドするように設けられている。支軸20の
一端にはラック33が形成され(図2参照)、モータ3
4の回転軸35に固定されたギア36がこのラック33
と噛合っている。そして、モータ34の駆動により支軸
20と版胴1とが版胴1の軸線に沿って一体にスライド
する構造となっており、これらのモータ34、ギア3
6、ラック33等により、版胴1をその軸線に沿ってス
ライドさせる第1画像左右位置調節機構37が構成され
ている。支軸20の端部には突起38が形成され、この
突起38の位置をセンサ39で検知することにより版胴
1のスライド量を把握することができる。なお、版胴1
とギア21との連結は、版胴1とギア21とが一体に回
転するが、支軸20と版胴1とをスライドさせたときに
ギア21はスライドせずに位置固定に維持されるように
連結されている。
【0029】版胴1a側においても、モータ34a、モ
ータ34aの回転軸35aに固定されたギア36a、支
軸20の一端に形成されてギア36aと噛合ったラック
33a等により、版胴1aをその軸線に沿ってスライド
させる第2画像左右位置調節機構37aが構成されてい
る。支軸20aの端部には突起38aが形成され、この
突起38aの位置をセンサ39aで検知することにより
版胴1aのスライド量を把握することができる。
【0030】このような構成において、まず、印刷用紙
2の両面への印刷を同時に行う印刷動作について説明す
る。版胴1,1aの外周面にそれぞれマスタが巻着され
た後に印刷スタート釦が押されてモータ3が駆動される
と、モータ3の駆動力がタイミングベルト13を介して
プーリ7へ伝達され、プーリ6,7とギア8,9とが支
軸5と共に一体に回転する。ギア9の回転はギア15,
18を介してギア21へ伝達され、ギア21と一体に版
胴1が矢印で示す時計廻り方向へ回転する。さらに、ギ
ア8とギア8aとの噛合いによりギア8a,9aが支軸
5aと一体に回転し、ギア9aの回転はギア15a,1
8aを介してギア21aへ伝達され、ギア21aと一体
に版胴1aが矢印で示す反時計廻り方向へ回転する。ま
た、プーリ6の回転がタイミングベルト29を介してフ
ィードローラ26へ伝達され、このフィードローラ26
に外周面を当接させたフィードローラ25が連れ廻りさ
れ、フィードローラ25の回転がタイミングベルト32
を介してピックアップローラ27に伝達される。
【0031】従って、モータ3が駆動されることによ
り、給紙トレイ24内の印刷用紙2がピックアップロー
ラ27やフィードローラ25,26により給紙され、版
胴1,1aの間に送り込まれる。そして、この印刷用紙
2の両面へマスタが巻着された版胴1,1aが押圧され
ることにより、印刷用紙2の両面への印刷が同時に行わ
れる。
【0032】つぎに、印刷用紙2に印刷される画像の天
地方向の位置調節について説明する。図3は、第1画像
天地位置調節機構23の概略を示したもので、(a)は
天地方向の位置調節を行う前、(b)は位置調節を行っ
た後の状態である。なお、この天地方向の位置調節時に
は、ギア9は回転しない状態にロックされている。ピン
22を押圧機構(図示せず)で押圧し、レバー19を支
軸20の廻りに矢印a方向へ回転させる。すると、レバ
ー16で連結されているギア15がギア9と噛合いなが
らギア9の廻りを時計廻り方向へ公転し、ギア15自身
も矢印b方向(時計廻り方向)へ回転する。ギア15の
回転は、ギア18を介してギア21へ伝達され、ギア1
8が矢印c方向へ回転するとともにギア21が矢印d方
向(時計廻り方向)へ回転する。そして、ギア21と一
体に版胴1が時計廻り方向へ回転することにより、版胴
1に巻着されたマスタにより印刷用紙2の表面に印刷さ
れる画像の天地方向の位置が“天”方向側(印刷用紙2
の給紙方向前方側)へ移動し、印刷用紙2の給紙方向先
端側の余白部分が狭くなる。ピン22を押す方向を逆向
きにすると、ギア15,18,21の回転方向がそれぞ
れ逆方向となり、版胴1が反時計廻り方向へ回転し、版
胴1に巻着されたマスタにより印刷用紙2の表面に印刷
される画像の天地方向の位置が“地”方向側(印刷用紙
2の給紙方向後方側)へ移動し、印刷用紙2の給紙方向
先端側の余白部分が広くなる。
【0033】同様にして、第2画像天地位置調節機構2
3aを作動させることにより版胴1aがその軸線廻りに
回転し、版胴1aに巻着されたマスタにより印刷用紙2
の裏面に印刷される画像の位置が天地方向へ位置調節さ
れる。
【0034】従って、第1画像天地位置調節機構23と
第2画像天地位置調節機構23aとを必要に応じて適宜
作動させることにより、印刷用紙2の表面と裏面とに印
刷される画像のそれぞれを独立して、天地方向の任意の
位置に調節することができる。
【0035】つぎに、印刷用紙2に印刷される画像の左
右方向の位置調節について説明する。第1画像左右位置
調節機構37のモータ34を駆動させることにより、ギ
ア36とラック33との噛合いによって支軸20が左右
方向(版胴1の軸線に沿う方向)へスライドし、支軸2
0と一体に版胴1がスライドする。これにより、版胴1
に巻着されたマスタにより印刷用紙2の表面へ印刷され
る画像の位置が左右方向へ位置調節される。
【0036】同様にして、第2画像左右位置調節機構3
7aを作動させることにより支軸20aと版胴1aとが
一体に左右方向(版胴1aの軸線に沿った方向)へスラ
イドし、版胴1aに巻着されたマスタにより印刷用紙2
の裏面へ印刷される画像の位置が左右方向へ位置調節さ
れる。
【0037】従って、第1画像左右位置調節機構37と
第2画像左右位置調節機構37aとを必要に応じて適宜
作動させることにより、印刷用紙2の表面と裏面とに印
刷される画像のそれぞれを、左右方向の任意の位置に調
節することができる。
【0038】つぎに、本発明の第二の実施の形態を図4
及び図5に基づいて説明する。なお、図1ないし図3に
おいて説明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、説明
も省略する。図4は孔版印刷装置の印刷部の概略構造を
示す側面図、図5はその一部を示す斜視図である。
【0039】この孔版印刷装置は、外周面にマスタが巻
着される一対の版胴1,1aが設けられ、その版胴1,
1aの間に印刷用紙2が給紙され、この印刷用紙2の両
面に版胴1,1aが押圧されることにより印刷用紙2の
両面への印刷が同時に行われるという基本的な構造は図
1ないし図3に示した孔版印刷装置と同じである。異な
る点は、モータ3からの駆動力を版胴1,1aに伝達す
る駆動力伝達機構40の構造、この駆動力伝達機構40
を構成する部品の一部により構成される第1画像天地位
置調節機構41、第2画像天地位置調節機構41aの構
造、版胴1,1aをその軸線に沿った方向へスライドさ
せる第1画像左右位置調節機構42、第2画像左右位置
調節機構(図示せず)の構造である。
【0040】まず、駆動力伝達機構40について説明す
る。支軸5には3個のプーリ6,7,43と一個のギア
8とが固定され、支軸5aにはプーリ43aとギア8a
とが固定されている。ギア8とギア8aとは同じ歯数に
形成されて噛合っている。
【0041】版胴1の側部にはプーリ44が連結され、
これらの版胴1とプーリ44とは支軸20の廻りに回転
自在に支持されている。プーリ44とプーリ43との間
には、多数のプーリ45,46,47,48,49,5
0に案内されたタイミングベルト51が掛け渡されてい
る。多数のプーリ45〜50のうち、プーリ45,4
7,48,50は孔版印刷装置の機枠(図示せず)に位
置固定に取り付けられており、残りのプーリ46,49
は長方形状のブラケット52に取り付けられている。ブ
ラケット52は、機枠に設けられた支持部材(図示せ
ず)によりその長手方向へスライド自在に支持されてい
る。
【0042】版胴1aの側部にはプーリ44aが連結さ
れ、これらの版胴1aとプーリ44aとは支軸20aの
廻りに回転自在に支持されている。プーリ44aとプー
リ43aとの間には、多数のプーリ45a,46a,4
7a,48a,49a,50aに案内されたタイミング
ベルト51aが掛け渡されている。多数のプーリ45a
〜50aのうち、プーリ45a,47a,48a,50a
は孔版印刷装置の機枠に位置固定に取り付けられてお
り、残りのプーリ46a,49aは長方形状のブラケット
52aに取り付けられている。ブラケット52aは、機枠
に設けられた支持部材(図示せず)によりその長手方向
へスライド自在に支持されている。
【0043】ここで、上述した駆動力伝達機構40を構
成する部品の一部であるプーリ45〜50、ブラケット
52、プーリ44、及び、ブラケット52のスライド方
向の一端に形成された雌ネジ部(図示せず)、この雌ネ
ジ部に螺合されたネジ棒53、ネジ棒53の一端に固定
されたギア54、モータ55に連結されてギア54と噛
合うギア56等により、版胴1に巻着されたマスタによ
り印刷用紙2の一方の片面(表面)に印刷される画像の
天地方向の位置を調節する第1画像天地位置調節機構4
1が構成されている。ブラケット52の端部には突起5
7が形成され、この突起57の位置をセンサ58で検知
することによりブラケット52のスライド量、即ち、版
胴1の回転角度を把握することができる。また、上述し
た駆動力伝達機構40を構成する部品の一部であるプー
リ45a〜50a、ブラケット52a、プーリ44a、
及び、ブラケット52aのスライド方向の一端に形成さ
れた雌ネジ部(図示せず)、この雌ネジ部に螺合された
ネジ棒53a、ネジ棒53aの一端に固定されたギア5
4a、モータ55aに連結されてギア54aと噛合うギ
ア56a等により、版胴1aに巻着されたマスタにより
印刷用紙2の他方の片面(裏面)に印刷される画像の天
地方向の位置を調節する第2画像天地位置調節機構41
aが構成されている。ブラケット52aの端部には突起
57aが形成され、この突起57aの位置をセンサ58
aで検知することによりブラケット52のスライド量、
即ち、版胴1aの回転角度を把握することができる。
【0044】多数の印刷用紙2が収容される給紙トレイ
24の給紙側端部には、外周面を当接させて連れ廻りさ
れる上下一対のフィードローラ25,26とピックアッ
プローラ27とが設けられている。フィードローラ25
の側部に取り付けられたプーリ30とプーリ6との間に
はタイミングベルト29が掛け渡されている。さらに、
プーリ30とピックアップローラ27の側部に固定され
たプーリ31との間にはタイミングベルト32が掛け渡
されている。なお、フィードローラ25とプーリ30と
の間には、必要に応じて動力伝達を断続する電磁クラッ
チ(図示せず)等が設けられている。
【0045】プーリ44と版胴1との連結は、プーリ4
4と版胴1とは一体に回転するが、支軸20の長手方向
(版胴1の軸線方向)に対しては版胴1のみがスライド
してプーリ44はスライドしないように連結されてい
る。このような版胴1の内部には、支軸20に取り付け
られたモータ59、モータ59の回転を減速して伝達す
るギア列60、ギア列60により駆動力を伝達されて版
胴1の軸線に沿った方向へスライド自在なラック61が
設けられている。ラック61には、版胴1の一端に固定
されている側板62のフランジ部63を挟持する挟持ロ
ーラ64が設けられている。そして、これらのモータ5
9、ギア列60、ラック61、挟持ローラ64等によ
り、版胴1をその軸線に沿った方向へスライドさせる第
1画像左右位置調節機構42が構成されている。第1画
像左右位置調節機構42による版胴1のスライド量は、
モータ59の回転量を検知するエンコーダ65、ラック
61のホームポジション位置を検知するセンサ66など
により把握されている。版胴1aの内部には、第1画像
左右位置調節機構42と同じ構造に形成されて版胴1a
をその軸線に沿った方向へスライドさせる第2画像左右
位置調節機構(図示せず)が設けられている。
【0046】このような構成において、まず、印刷用紙
2の両面への印刷を同時に行う印刷動作について説明す
る。版胴1,1aの外周面にそれぞれマスタが巻着され
た後に印刷スタート釦が押されてモータ3が駆動される
と、モータ3の駆動力がタイミングベルト13を介して
プーリ7へ伝達され、プーリ6,7,43とギア8とが
支軸5と共に一体に回転する。プーリ43の回転はタイ
ミングベルト51を介してプーリ44へ伝達され、プー
リ44と一体に版胴1が矢印で示す時計廻り方向へ回転
する。さらに、ギア8とギア8aとの噛合いによりギア
8aとプーリ43aと支軸5aとが一体に回転し、プー
リ43aの回転はタイミングベルト51aを介してプー
リ44aへ伝達され、プーリ44aと一体に版胴1aが
矢印で示す時計廻り方向へ回転する。また、プーリ6の
回転がタイミングベルト29を介してフィードローラ2
5へ伝達され、このフィードローラ25に外周面を当接
させたフィードローラ26が連れ廻りされ、フィードロ
ーラ25の回転がタイミングベルト32を介してピック
アップローラ27に伝達される。
【0047】従って、モータ3が駆動されることによ
り、給紙トレイ24内の印刷用紙2がピックアップロー
ラ27やフィードローラ25,26により給紙され、版
胴1,1aの間に送り込まれる。そして、この印刷用紙
2の両面へマスタが巻着された版胴1,1aが押圧され
ることにより、印刷用紙2の両面への印刷が同時に行わ
れる。
【0048】つぎに、印刷用紙2に印刷される画像の天
地方向の位置調節について説明する。モータ55を駆動
させることによりブラケット52を矢印a方向へスライ
ドさせると、タイミングベルト51はその移動量の2倍
の長さ分だけ矢印b方向へ引張られ、プーリ44を矢印
c方向(時計廻り方向)へ回転させる。そして、プーリ
44と一体に版胴1が時計廻り方向へ回転することによ
り、版胴1に巻着されたマスタにより印刷用紙2の表面
に印刷される画像の天地方向の位置が“天”方向側(印
刷用紙2の給紙方向前方側)へ移動し、印刷用紙2の給
紙方向先端側の余白部分が狭くなる。印刷用紙2の給紙
方向先端側の余白部分が狭くなる。ブラケット52をス
ライドさせる方向を逆向きにすると、タイミングベルト
51が引張られる方向が逆方向となり、版胴1が反時計
廻り方向へ回転し、版胴1に巻着されたマスタにより印
刷用紙2の表面に印刷される画像の天地方向の位置が
“地”方向側(印刷用紙2の給紙方向後方側)へ移動
し、印刷用紙2の給紙方向先端側の余白部分が広くな
る。
【0049】同様にして、第2画像天地位置調節機構4
1aを作動させることにより版胴1aがその軸線廻りに
回転し、版胴1aに巻着されたマスタにより印刷用紙2
の裏面に印刷される画像の位置が天地方向へ位置調節さ
れる。
【0050】従って、第1画像天地位置調節機構41と
第2画像天地位置調節機構41aとを必要に応じて適宜
作動させることにより、印刷用紙2の表面と裏面とに印
刷される画像のそれぞれを、天地方向の任意の位置に調
節することができる。
【0051】つぎに、印刷用紙2に印刷される画像の左
右方向の位置調節について説明する。第1画像左右位置
調節機構42のモータ59を駆動させることにより、ギ
ア列60を介して伝達された駆動力によりラック61が
スライドし、ラック61と一体に版胴1がその軸線に沿
った方向へスライドする。これにより、版胴1に巻着さ
れたマスタにより印刷用紙2の表面へ印刷される画像の
位置が左右方向へ位置調節される。図示しないが、版胴
1a内に設けられた第2画像左右位置調節機構を作動さ
せることにより、版胴1aに巻着されたマスタにより印
刷用紙2の裏面へ印刷される画像の位置が左右方向へ位
置調節される。
【0052】従って、第1画像左右位置調節機構42と
第2画像左右位置調節機構とを必要に応じて適宜作動さ
せることにより、印刷用紙2の表面と裏面とに印刷され
る画像のそれぞれを、左右方向の任意の位置に調節する
ことができる。
【0053】また、本実施の形態の第1画像左右位置調
節機構42及び第2画像左右位置調節機構は、それぞれ
版胴1,1a内に設けられているため、第1画像左右位
置調節機構42と第2画像左右位置調節機構とを設ける
ことに伴なって新たな設置スペースを確保する必要がな
く、孔版印刷装置を大型化することなく第1画像左右位
置調節機構42と第2画像左右位置調節機構とを設ける
ことができる。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の発明の孔版印刷装置によ
れば、第1画像天地位置調節機構を作動させることによ
り、一方の版胴のみをその軸線廻りに回転させることが
でき、一方の版胴に巻着されたマスタにより印刷用紙の
一方の片面に印刷される画像を天地方向に位置調節する
ことができ、また、第2画像天地位置調節機構を作動さ
せることにより、他方の版胴のみをその軸線廻りに回転
させることができ、他方の版胴に巻着されたマスタによ
り印刷用紙の他方の片面に印刷される画像を天地方向に
位置調節することができ、従って、一対の版胴を用いて
印刷用紙の両面に同時に印刷を行う場合、印刷される画
像のそれぞれを天地方向の任意の位置に調節することが
できる。
【0055】請求項2記載の発明の孔版印刷装置によれ
ば、第1画像左右位置調節機構を作動させることによ
り、一方の版胴のみをその軸線に沿った方向へスライド
させることができ、一方の版胴に巻着されたマスタによ
り印刷用紙の一方の片面に印刷される画像を左右方向へ
位置調節することができ、また、第2画像左右位置調節
機構を作動させることにより、他方の版胴のみをその軸
線に沿った方向へスライドさせることができ、他方の版
胴に巻着されたマスタにより印刷用紙の他方の片面に印
刷される画像を左右方向へ位置調節することができ、従
って、一対の版胴を用いて印刷用紙の両面に同時に印刷
を行う場合、印刷される画像のそれぞれを左右方向の任
意の位置に調節することができる。
【0056】請求項3記載の発明の孔版印刷装置によれ
ば、第1画像天地位置調節機構を作動させることによ
り、一方の版胴のみをその軸線廻りに回転させることが
でき、一方の版胴に巻着されたマスタにより印刷用紙の
一方の片面に印刷される画像を天地方向に位置調節する
ことができ、また、第2画像天地位置調節機構を作動さ
せることにより、他方の版胴のみをその軸線廻りに回転
させることができ、他方の版胴に巻着されたマスタによ
り印刷用紙の他方の片面に印刷される画像を天地方向に
位置調節することができる。さらに、第1画像左右位置
調節機構を作動させることにより、一方の版胴のみをそ
の軸線に沿った方向へスライドさせることができ、一方
の版胴に巻着されたマスタにより印刷用紙の一方の片面
に印刷される画像を左右方向へ位置調節することがで
き、また、第2画像左右位置調節機構を作動させること
により、他方の版胴のみをその軸線に沿った方向へスラ
イドさせることができ、他方の版胴に巻着されたマスタ
により印刷用紙の他方の片面に印刷される画像を左右方
向へ位置調節することができる。従って、一対の版胴を
用いて印刷用紙の両面に同時に印刷を行う場合、印刷さ
れる画像のそれぞれを天地方向の任意の位置及び左右方
向の任意の位置に調節することができる。
【0057】請求項4記載の発明によれば、請求項2又
は3記載の孔版印刷装置において、第1画像左右位置調
節機構と第2画像左右位置調節機構とがそれぞれ版胴内
に設けられているので、第1画像左右位置調節機構と第
2画像左右位置調節機構とを設けるための新たな設置ス
ペースを確保する必要がなく、孔版印刷装置を大型化す
ることなく第1画像左右位置調節機構と第2画像左右位
置調節機構とを設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態における孔版印刷装
置の印刷部の概略構造を示す側面図である。
【図2】その正面図である。
【図3】画像天地位置調節の原理を説明する説明図であ
る。
【図4】本発明の第二の実施の形態における孔版印刷装
置の印刷部の概略構造を示す側面図である。
【図5】その一部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,1a 版胴 2 印刷用紙 23 第1画像天地位置調節機構 23a 第2画像天地位置調節機構 37 第1画像左右位置調節機構 37a 第2画像左右位置調節機構 41 第1画像天地位置調節機構 41a 第2画像天地位置調節機構 42 第1画像左右位置調節機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行な軸線を中心として回転自在
    に設けられそれぞれ外周面にマスタが巻着される多孔性
    円筒状の一対の版胴を有し、前記版胴の間に給紙された
    印刷用紙の両面に前記版胴を押圧することにより前記印
    刷用紙の両面への印刷を同時に行う孔版印刷装置におい
    て、 一方の前記版胴をその軸線廻りに回転させて前記印刷用
    紙の一方の片面に印刷される画像の天地方向の位置を調
    節する第1画像天地位置調節機構と、 他方の前記版胴をその軸線廻りに回転させて前記印刷用
    紙の他方の片面に印刷される画像の天地方向の位置を調
    節する第2画像天地位置調節機構と、を有することを特
    徴とする孔版印刷装置。
  2. 【請求項2】 互いに平行な軸線を中心として回転自在
    に設けられそれぞれ外周面にマスタが巻着される多孔性
    円筒状の一対の版胴を有し、前記版胴の間に給紙された
    印刷用紙の両面に同期して回転駆動される前記版胴を押
    圧することにより前記印刷用紙の両面への印刷を同時に
    行う孔版印刷装置において、 一方の前記版胴をその軸線に沿わせてスライドさせて前
    記印刷用紙の一方の片面に印刷される画像の左右方向の
    位置を調節する第1画像左右位置調節機構と、 他方の前記版胴をその軸線に沿わせてスライドさせて前
    記印刷用紙の他方の片面に印刷される画像の左右方向の
    位置を調節する第2画像左右位置調節機構と、を有する
    ことを特徴とする孔版印刷装置。
  3. 【請求項3】 互いに平行な軸線を中心として回転自在
    に設けられそれぞれ外周面にマスタが巻着される多孔性
    円筒状の一対の版胴を有し、前記版胴の間に給紙された
    印刷用紙の両面に前記版胴を押圧することにより前記印
    刷用紙の両面への印刷を同時に行う孔版印刷装置におい
    て、 一方の前記版胴をその軸線廻りに回転させて前記印刷用
    紙の一方の片面に印刷される画像の天地方向の位置を調
    節する第1画像天地位置調節機構と、 他方の前記版胴をその軸線廻りに回転させて前記印刷用
    紙の他方の片面に印刷される画像の天地方向の位置を調
    節する第2画像天地位置調節機構と、 一方の前記版胴をその軸線に沿わせてスライドさせて前
    記印刷用紙の一方の片面に印刷される画像の左右方向の
    位置を調節する第1画像左右位置調節機構と、 他方の前記版胴をその軸線に沿わせてスライドさせて前
    記印刷用紙の他方の片面に印刷される画像の左右方向の
    位置を調節する第2画像左右位置調節機構と、を有する
    ことを特徴とする孔版印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記第1画像左右位置調節機構が一方の
    前記版胴内に設けられ、前記第2画像左右位置調節機構
    が他方の前記版胴内に設けられていることを特徴とする
    請求項2又は3記載の孔版印刷装置。
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